JP4368132B2 - 電気部品用ソケット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ソケットカバーの上下動に連動して開閉可能とされたラッチ部材を閉じることでソケット本体の載置部に載置された電気部品を保持する電気部品用ソケットに関し、詳しくは、ラッチ部材を閉じると共に下降させる開閉押圧機構の部品点数を減らしてその省スペース化を図ると共に、小さな力でソケットカバーを操作することができる電気部品用ソケットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ICパッケージなどの電気部品をソケット本体に設けられた載置部に着脱可能に保持して外部の測定器に電気的に接続させる電気部品用ソケットのうち、いわゆるオープントップタイプのものは、電気部品を載置する載置部が設けられたソケット本体と、このソケット本体に対して上向きに付勢された状態で上下動可能に配設されたソケットカバーと、このソケットカバーの上下動に連動して開閉可能に配設され閉じた状態で載置部に載置された電気部品を保持するラッチ部材とを備えて成り、ソケットカバーが下降位置に押し込まれた状態でラッチ部材が開き、このソケットカバーが上向きに押し上げられるに従ってラッチ部材が閉じるようになっていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
このような電気部品用ソケットを使用して電気部品を保持するときには、まずソケット本体に対して上向きに付勢された状態で配設されたソケットカバーを下降位置まで押し込んでラッチ部材を開き、ソケット本体の載置部に電気部品を載置する。次に、ソケットカバーを押し込む力を解除していくと、ソケットカバーが上向きに押し上げられ、その動きに連動してラッチ部材が内側方向に閉じる。これにより、載置部に載置された電気部品は、ラッチ部材で保持されて固定されるようになり、電気部品の下面に配列された各接続端子が載置部の上面に配設された各コンタクトピンと電気的に接続するようになっていた。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−297443号公報 (第6〜8頁、第5〜10図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、特許文献1に記載された発明は、ソケットカバーの上下動に連動してラッチ部材を開閉させるために複雑なリンク機構が用いられていたので、そのリンク機構の部品点数が多いという問題点があった。また、ソケット本体にリンク機構を配設するためのスペースを必要としたため、ラッチ部材を配設できる位置が制限されていた。すなわち、従来の電気部品用ソケットにおいては、載置部の周りの対向する二辺にのみラッチ部が配設されており、載置部の全ての辺にラッチ部材を配設することができなかった。
【0006】
また、近年の電気部品(ICパッケージ)の高集積化により、電気部品の下面に配列される接続端子の数が増加する傾向にある。そのため、このような電気部品を着脱可能に保持する電気部品用ソケットは、コンタクトピンの本数が増加することとなり、その結果、ソケットカバーを操作することでコンタクトピンが弾性変形して生じる反発力が大きくなる傾向にある。したがって、このような電気部品用ソケットを使用して電気部品を保持するためには、多数本のコンタクトピンによって生じる反発力よりも大きな力でソケットカバーを操作しなければならず、ソケットカバーを上向きに付勢するためのカバーばねとして、弾性定数の大きな大型のコイルスプリングを用いなければならなかった。この場合には、ソケットカバーを押し込むときに大きな力が必要になるという問題点があった。
【0007】
そこで、本発明は、このような問題点に対処し、ラッチ部材を閉じると共に下降させる開閉押圧機構の部品点数を減らしてその省スペース化を図ると共に、小さな力でソケットカバーを操作することができる電気部品用ソケットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明による電気部品用ソケットは、電気部品を載置する載置部が設けられたソケット本体と、このソケット本体に対して上下動可能に配設されたソケットカバーと、このソケットカバーの上下動に連動して開閉可能に配設され閉じた状態で上記載置部に載置された電気部品を保持するラッチ部材と、を備えて成る電気部品用ソケットにおいて、上記ソケット本体にレバー部材がレバーシャフトを中心に回動可能に取り付けられ、該レバー部材の下部にて上記レバーシャフトより内側に形成された長孔に貫通するラッチシャフトにより上記ラッチ部材が軸支され、上記レバー部材が上記ソケットカバーからの力を受け、該ソケットカバーが下降位置に押し込まれた状態で上記ラッチ部材を開き、該ソケットカバーが上昇位置に復帰するに従って上記ラッチ部材が閉じると共に下降するようにしたラッチ部材の開閉押圧機構を備えたものである。
【0009】
このような構成により、電気部品を載置する載置部が設けられたソケット本体にレバー部材がレバーシャフトを中心に回動可能に取り付けられ、該レバー部材の下部にて上記レバーシャフトより内側に形成された長孔に貫通するラッチシャフトによりラッチ部材が軸支され、上記レバー部材がソケットカバーからの力を受け、該ソケットカバーが下降位置に押し込まれた状態で上記ラッチ部材を開き、該ソケットカバーが上昇位置に復帰するに従って上記ラッチ部材が閉じると共に下降するようにしたラッチ部材の開閉押圧機構を備えたことにより、上記ソケット本体にレバーシャフトを中心に回動可能に取り付けられたレバー部材の下部にて上記レバーシャフトより内側に形成された長孔に貫通するラッチシャフトにより軸支されたラッチ部材によって、複雑なリンク機構を用いなくても、上記ソケット本体の載置部に載置された電気部品を上記ラッチ部材で押圧して保持することができ、該ラッチ部材を閉じると共に下降させる開閉押圧機構の部品点数を減らしてその省スペース化を図ることができる。
【0011】
また、上記ラッチ部材を軸支するラッチシャフトの下面側には、該ラッチシャフトを上向きに付勢する付勢部材を備えている。これにより、上記付勢部材によって、上記ラッチ部材を軸支するラッチシャフトを上向きに付勢した状態とすることができる。
【0012】
また、上記レバー部材は、ラッチ部材よりもソケット本体の外側に配設されている。これにより、上記ラッチ部材の開閉押圧機構をソケット本体の周縁部に備えることができる。
【0013】
さらに、上記レバー部材がソケットカバーから作用を受ける力点は、該ソケットカバーが上昇位置に復帰するに従ってレバー部材の支点部から離れるようになっている。これにより、上記レバー部材によって、上記ラッチ部材に大きな力のモーメントを作用させることができる。
【0014】
そして、上記ラッチ部材及びその開閉押圧機構は、ソケット本体に設けられた載置部の周りの全ての辺に配設されている。これにより、ソケット本体の載置部に載置された電気部品の周縁部をラッチ部材で確実に押圧して保持することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明による電気部品用ソケット1の実施の形態を示す斜視図であり、ソケット本体1aに対して上下動可能に配設されたソケットカバー2が下降位置まで押し込まれてラッチ部材3が開いた状態を示す。また、図2は図1に示す電気部品用ソケット1のソケットカバー2が上昇位置に押し上げられてラッチ部材3が閉じた状態を示す斜視図である。この電気部品用ソケット1は、図1に示すICパッケージ4などの電気部品の性能検査を行う工程において、ICパッケージ4を着脱可能に保持して外部の測定器(図示省略)に電気的に接続するための治具であって、いわゆるオープントップタイプと呼ばれており、ソケット本体1aと、ソケットカバー2と、ラッチ部材3とを有し、さらにラッチ部材3の開閉押圧機構を備えて成る。
【0016】
図1に示すように、ソケット本体1aは、電気部品用ソケット1のベース部材となるものであって、強度が高く、かつ耐熱性に優れた樹脂でできており、ICパッケージ4の形状に合わせて例えば略正方形の平板状に成型されている。このソケット本体1aの平面中央部には、図3に示すように、載置部5が設けられている。この載置部5は、ICパッケージ4などの電気部品が載置される部位となるものであって、その周縁の四隅部には平面視で例えばL字型の案内部6が立設されている。この案内部6は、ICパッケージ4の外側面を規制してその位置決めをする部材となるものであって、図1に示すように、矢印Bの方向に落とし込まれたICパッケージ4を載置部5の所定位置に誘い込んで載置するようになっている。なお、図1〜図3において図示省略したが、載置部5の上面には複数本のコンタクトピンが格子状に配設されている。このコンタクトピンの形状や動き等については、図7及び図8を参照して後に説明する。
【0017】
このソケット本体1aの上方には、図1及び図2に示すように、ソケット本体1aの外形寸法と略同じ大きさのソケットカバー2が配設されている。このソケットカバー2は、後述するラッチ部材3を開閉させる操作部材となるものであって、中央部に開口部が空けられた枠形状を有し、ソケット本体1aに対して上向きに付勢された状態で上下動可能とされている。具体的には、図2に示すように、ソケット本体1aの四隅部にはそれぞれカバーばね7が配設されており、このカバーばね7によってソケットカバー2が上向きに付勢されている。また、これらのカバーばね7よりもソケット本体1aの内側の所定位置には、図3に示すように、止め部材8が配設されている。この止め部材8は、ソケットカバー2の上下動を規制する部材となるもので、図2に示すように、その基部がソケット本体1aに螺合して固定され、その頭部がソケットカバー2の上面内側の所定部位と係合してソケットカバー2を上昇位置で止めるようになっている。
【0018】
これにより、図1に示すように、ソケットカバー2の上面に対して矢印Aに示す下向きの力を加えると、ソケットカバー2を下降位置まで押し込むことができる。また、ソケットカバー2に加えられた力を解除すると、図2に示すように、カバーばね7によってソケットカバー2が上向きに付勢されて戻され、ソケットカバー2の上面内側の所定部位と、各止め部材8の頭部とが係合してソケットカバー2を上昇位置まで押し上げることができる。なお、このようにソケットカバー2が上昇位置まで押し上げられた状態のときに、各カバーばね7の長さは自然長に戻るようになっている。
【0019】
また、図1及び図2に示すように、ソケット本体1aに設けられた載置部5の周りの全ての辺の外側には、それぞれラッチ部材3が配設されている。このラッチ部材3は、ソケットカバー2の上下動に連動して載置部5の内外方向に開閉可能とされており、図1に示すように、外側方向に開いた状態で載置部5の上面にICパッケージ4を載置できるようになっており、図2に示すように、内側方向に閉じた状態で載置部5の上面に載置されるICパッケージ4(図示せず)を保持できるようになっている。
【0020】
このラッチ部材3は、強度が高く、かつ耐熱性に優れた樹脂でできており、電気部品用ソケット1の使用態様に合わせて任意の形状とすることができる。ここでは、図2に示すように、四つのラッチ部材3が閉じた状態のときに、各ラッチ部材3の内側面によって載置部5の上方に所定の形状の開口部が形成されるようになっている。この四つのラッチ部材3の内側面によって形成される開口部は、例えば上部が円形で下部が四角形とされており、後述する加熱手段17(図9参照)を嵌め込み可能とされている。
【0021】
ここで、本発明においては、電気部品用ソケット1にラッチ部材3の開閉押圧機構が備えられている。このラッチ部材3の開閉押圧機構は、ソケットカバー2が下降位置に押し込まれた状態で各ラッチ部材3を載置部5の外側方向に開き(図1参照)、該ソケットカバー2が上昇位置に復帰するに従って各ラッチ部材3を載置部5の内側方向に閉じると共に下降させる(図2参照)ようにしたものであって、図4及び図5に示すように、コイルスプリング10と、レバー部材11と、ラッチシャフト12と、レバーシャフト14とを備えて成る。
【0022】
図4は、図3に示す電気部品用ソケット1のC−C線断面図であり、ラッチ部材3が開いた状態を示す。また、図5は図3に示す電気部品用ソケット1のD−D線断面図であり、ラッチ部材3が閉じた状態を示す。図4及び図5に示すように、載置部5の外側に配設された各ラッチ部材3は、それぞれラッチシャフト12によって上下動可能に軸支されており、このラッチシャフト12を中心として回動するようになっている。これにより、図4に示すように、外側方向に開いた状態とされたラッチ部材3はラッチシャフト12を回転軸として矢印Fの方向に回動することができ、図5に示すように、各ラッチ部材3を内側方向に閉じることができる。
【0023】
また、図4に示すように、各ラッチシャフト12の下面側には、コイルスプリング10が配設されている。このコイルスプリング10は、各ラッチシャフト12を上向きに付勢した状態でソケット本体1aに取り付けられている。さらに、図5に示すように、ラッチ部材3を軸支する各ラッチシャフト12には、ラッチ部材3を外側方向に付勢するねじりばね13が取り付けられている。これにより、図4に示すように、コイルスプリング10によって上向きに付勢された状態のラッチ部材3は、ねじりばね13(図5参照)により付勢されて外側方向に開くようになっている。また、図5に示すように、ねじりばね13の付勢力に抗して閉じた状態のラッチ部材3は、コイルスプリング10(図4参照)によって上向きに付勢された状態でソケット本体1aに対して上下動するようになっている。
【0024】
さらにまた、図4及び図5に示すように、各ラッチ部材3よりもソケット本体1aの外側には、それぞれレバー部材11が配設されている。このレバー部材11は、ソケットカバー2が下降位置から上昇位置に復帰するときにラッチ部材3を作動させる作動部材となるものであって、例えば剛性の高い金属材料でできており、図3に示すように、平面視で例えば略コ字型に形成されており、その断面形状は図4〜図6に示すようになっている。
【0025】
図6は、図3に示す電気部品用ソケット1のE−E線断面図であり、ソケットカバー2が上昇位置に復帰する力を作用させてラッチ部材3を押し下げるレバー部材11を示す。ラッチ部材3を上下動可能に軸支するラッチシャフト12の外側にはレバーシャフト14がソケット本体1aに取り付けられ、このレバーシャフト14にレバー部材11が軸支されている。これにより、レバー部材11は、レバーシャフト14を中心として回動するようになっている。また、レバー部材11の背面側には被押圧部11aが設けられており、この被押圧部11aがソケットカバー2の内側上部に設けられた押圧部2aと接触して力を受けるようになっている。さらに、レバー部材11の下部にてレバーシャフト14より内側には長孔11bが形成されており、この長孔11bにラッチ部材3を軸支するラッチシャフト12が貫通されている。これにより、このレバー部材11は、ソケットカバー2がカバーばね7(図2参照)によって矢印Gの方向に付勢されて上向きに押し上げられるに従って、ソケットカバー2の押圧部2aからレバーシャフト14を中心にした矢印Hの方向の力を受け、以下に説明するようにラッチ部材3を下方向に押し下げることができる。
【0026】
すなわち、上向きに付勢されたソケットカバー2が上昇位置に復帰するに従って、ソケットカバー2の押圧部2aと接触している部位が作用を受けて力点P1となり、この力点P1がレバー部材11の背面側の被押圧部11aを擦り上がっていくため、レバー部材11がレバーシャフト14を回転軸として矢印Hに示す方向に回動し、長孔11bに貫通されたラッチシャフト12を下方向に押し下げるようになる。したがって、ソケットカバー2が上昇位置に復帰する力がレバー部材11からラッチシャフト12に作用し、ラッチ部材3を下方向に押し下げることができる。
【0027】
以上のような構成により、ラッチ部材3の開閉押圧機構を簡素化することができ、その部品点数を減少することができる。また、ラッチ部材3の開閉押圧機構の省スペース化を図ることができる。さらに、レバー部材11がラッチ部材3よりもソケット本体1aの外側に配設されたことにより、ラッチ部材3の開閉押圧機構をソケット本体1aの周縁部に備えることができる。したがって、従来の電気部品用ソケットとは異なり、複雑なリンク機構を用いなくてもよいので、レバー部材11を配設するスペースを小さくすることができる。そのため、ラッチ部材3を配設する位置が制限されることなく、図1〜図3に示すように、載置部5の全ての辺にラッチ部材3を配設することができる。
【0028】
ここで、図2に示すカバーばね7によって上向きに付勢されたソケットカバー2が、上昇位置に復帰する力の大きさについて説明する。図2に示すように、ソケットカバー2が上昇位置まで押し上げられ、各カバーばね7が自然長に戻された状態におけるソケットカバー2の位置を原点とし、カバーばね7が伸びる上方向をx軸にとる。また、カバーばね7の弾性定数をkとする。
【0029】
このとき、図1に示すように、ソケットカバー2に矢印Aに示す下向きの力を加えてソケットカバー2を下降位置まで押し込んだときに、各カバーばね7が元の形状に戻ろうとする復元力F0は、一般に、以下の(1)式で与えられる。
F0=−kx …(1)
この(1)式より、カバーばね7は、ソケットカバー2が下降位置に押し込まれた状態で原点から最も離れるので復元力F0が最大となる。また、ソケットカバー2に加えられた力を解除してソケットカバー2が下降位置から上昇位置に押し上げられるに従って、ソケットカバー2が原点に近付いてその復元力F0が徐々に小さくなっていく。したがって、カバーばね7によってソケットカバー2が上向きに付勢される力F0は、ソケットカバー2が下降位置のときに最大で、上昇位置に近付くほど小さくなっていくことになる。
【0030】
これに対し、図6に示すように、レバー部材11がソケットカバー2の押圧部2aから作動力を受ける力点P1は、ソケットカバー2が上昇位置に押し上げられるに従って、レバー部材11の支点となるレバーシャフト14から徐々に離れるようになっている。これにより、レバー部材11がソケットカバー2から作動力を受ける力点P1の位置がレバー部材11の支点部から徐々に離れて梃子比が大きくなり、作用点となるラッチシャフト12に対して大きなモーメントを作用できるようになる。したがって、レバー部材11の梃子比とカバーばね7(図2参照)の復元力F0とが反比例の関係になり、ソケットカバー2が下降位置に押し込まれてレバー部材11の梃子比が小さい状態ではカバーばね7の復元力F0は大きく、逆にソケットカバー2が押し上げられてカバーばね7の復元力F0が小さいときにはレバー部材11の梃子比が大きくなる。このことから、レバー部材11は、ラッチシャフト12に対して常に大きな作動力を与えてラッチ部材3を下方に押し下げることができる。
【0031】
図7は、図4に示す電気部品用ソケット1の要部拡大断面図であり、載置部5にはICパッケージ4が載置されていないときで、載置部5に配設されたコンタクトピン15に負荷がかかっていない状態を示す。また、図8は、図5に示す電気部品用ソケット1の要部拡大断面図であり、載置部5にICパッケージ4が載置されてコンタクトピン15が押し込まれてICパッケージ4と電気的に接続された状態を示す。このコンタクトピン15は、ICパッケージ4の下面に配列された接続端子(図示省略)と、外部の測定装置(図示省略)との電気的接続を図るものであって、導電性に優れた板材をプレス加工してばね性を有する形状に形成されている。
【0032】
具体的には、図7(a)に示すように、直線状とされた下半分がソケット本体1aに挿通して固定されており、図7(b)に示すように、円弧状とされた上半分の上端部が載置部5を構成するフローティングプレート16に形成されたピン用孔16aに嵌め込まれている。これにより、図7(a)に示すように、ラッチ部材3が載置部5の外側方向に開いてフローティングプレート16が図中上方向に上昇した状態では、各コンタクトピン15には負荷はかかっていない。そして、図8(a)に示すように、載置部5の上面にICパッケージ4を載置してからラッチ部材3を閉じて、ラッチ部材3がICパッケージ4の縁部上面を押し下げてフローティングプレート16が沈み込んだ状態では、図8(b)に示すように、各コンタクトピン15の先端部がICパッケージ4の接続端子と電気的に接続できるようになっている。
【0033】
ここで、ソケット本体1aに多数本のコンタクトピン15が配設されており、その弾性変形によって生じる反発力が大きくなった場合であっても、電気部品用ソケット1に上述したラッチ部材3の開閉押圧機構を備えたことにより、図6に示すレバー部材11は常に大きな作動力でラッチ部材3を下方に押し下げることができるため、ソケットカバー2を上向きに付勢するカバーばね7として、弾性定数の大きなものを用いなくてもよい。したがって、小さな力でソケットカバー2を押し込んでラッチ部材3を開くことができ、このソケットカバー2を下方向に押し込む力を解除してソケット本体1aの載置部5に載置されたICパッケージ4を押圧して固定することができる。なお、図7及び図6において図示省略したが、各コンタクトピン15の下端部には、ICパッケージ4の性能検査を行う測定装置が接続される。
【0034】
次に、このように構成された電気部品用ソケット1を使用してICパッケージ4を保持しその性能検査を行う動作について説明する。まず、図1に示すように、ソケットカバー2の上面に対して矢印Aに示す下向きの力を加えてソケットカバー2を下降位置まで押し込み、ラッチ部材3を開く。このとき、図4に示すように、ソケットカバー2の内側に設けられた突起部2bがラッチ部材3の背面下部に設けられた立設片3bを押さえ、ラッチ部材3の開状態を保持するようになっている。次に、図1に示すように、ICパッケージ4を矢印Bの方向に落とし込み、載置部5の上面に載置する。このとき、載置部5の周縁の四隅部に立設された案内部6によってICパッケージ4の外側面が規制され、ICパッケージ4が載置部5の所定位置に誘い込まれて位置決めされる。
【0035】
次に、図2に示すように、ソケットカバー2を押し込む力を解除してソケットカバー2を上昇位置に戻すと、上述したラッチ部材3の開閉押圧機構によって、ソケットカバー2が上昇位置に復帰するに従ってラッチ部材3を閉じると共に下方向に押し下げることができる。これにより、載置部5に載置されたICパッケージ4(図示せず)の周縁部を各ラッチ部材3で押圧し、ICパッケージ4を固定して動かないようにすることができる。このとき、図8に示すように、ICパッケージ4の下面に配列された各接続端子(図示省略)と、載置部5に配設された各コンタクトピン15とは電気的に接続され、ICパッケージ4を外部の測定器(図示省略)に電気的に接続することができる。
【0036】
そして、図9に示すように、閉じた状態のラッチ部材3の内側面によって形成された開口部に、加熱手段17を嵌め込む。この加熱手段17は、電気部品用ソケット1の載置部5に載置されたICパッケージ4に対してバーン・イン・テストを行うためにICパッケージ4を加熱する手段となるものであって、図示省略したが、その内部には高温の気体又は液体が通る配管が設けられている。また、加熱手段17の底面の形状は、閉じた状態のラッチ部材3によって形成された開口部と適合するようになっている。これにより、載置部5に載置されたICパッケージ4の上面に加熱手段17を接触させて、ICパッケージ4を加熱状態とすることができる。なお、例えば図5に示すように、ラッチ部材3の中央部には通気孔3aが形成されており、加熱手段17から発生する熱、及びICパッケージ4の性能検査を行う工程においてICパッケージ4から発生する熱を外部に逃がすようになっている。
【0037】
図10は、本発明による電気部品用ソケット1の他の例を示す斜視図である。この例による電気部品用ソケット1は、ソケットカバー2の上下動に連動して開閉可能とされたラッチ部材3及びアーム部材18が配設されており、図10中における左右のアーム部材18にはヒートシンク19が取り付けられている。このヒートシンク19は、図11に示すように、アーム部材18が閉じた状態のときに載置部5に載置されたICパッケージ4に当接し、ICパッケージ4から発生する熱を外気に放散する放熱体となるものであって、複数個の放熱フィン20,20,…が設けられている。このヒートシンク19は、例えばアルミニウムの削り出し、又はアルミダイキャストなどの製法によって成型され、全体としての軽量化が図られている。なお、図10中におけるラッチ部材3は、図1〜図9に示して説明したものと同様のもので、図11に示すように、ソケットカバー2が上昇位置に復帰するに従って閉じると共に下動するようになっている。
【0038】
以上の説明において、ラッチ部材3及びその開閉押圧機構は、ソケット本体1aに設けられた載置部5の周りの四辺に備えられたものとして説明したが、本発明はこれに限られず、電気部品用ソケットの載置部5に合わせて任意の位置に配設することができる。例えば、八角形の形状を有する電気部品に適合するように八角形の載置部が設けられた場合においては、その載置部の八辺の外側にラッチ部材3及びその開閉押圧機構を備えることができる。これにより、電気部品用ソケットの設計の自由度が向上し、載置部に載置された電気部品の周縁部をラッチ部材で確実に押圧して保持することができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明は以上のように構成されたので、請求項1に係る発明によれば、電気部品を載置する載置部が設けられたソケット本体にレバー部材がレバーシャフトを中心に回動可能に取り付けられ、該レバー部材の下部にて上記レバーシャフトより内側に形成された長孔に貫通するラッチシャフトによりラッチ部材が軸支され、上記レバー部材がソケットカバーからの力を受け、該ソケットカバーが下降位置に押し込まれた状態で上記ラッチ部材を開き、該ソケットカバーが上昇位置に復帰するに従って上記ラッチ部材が閉じると共に下降するようにしたラッチ部材の開閉押圧機構を備えたことにより、上記ソケット本体にレバーシャフトを中心に回動可能に取り付けられたレバー部材の下部にて上記レバーシャフトより内側に形成された長孔を貫通するラッチシャフトにより軸支されたラッチ部材によって、複雑なリンク機構を用いなくても、上記ソケット本体の載置部に載置された電気部品を上記ラッチ部材で押圧して保持することができ、該ラッチ部材を閉じると共に下降させる開閉押圧機構の部品点数を減らしてその省スペース化を図ることができる。
【0041】
また、請求項2に係る発明によれば、上記ラッチ部材を軸支するラッチシャフトの下面側に、該ラッチシャフトを上向きに付勢する付勢部材を備えたことにより、ラッチ部材を上向きに付勢した状態で上下動することができる。
【0042】
また、請求項3に係る発明によれば、上記レバー部材は、ラッチ部材よりもソケット本体の外側に配設されたことにより、ラッチ部材の開閉押圧機構をソケット本体の周縁部に備えることができる。したがって、レバー部材を配設するスペースを小さくすることができるため、ラッチ部材を配設する位置が制限されず、載置部の周りの全ての辺にラッチ部材を配設することができる。
【0043】
さらに、請求項4に係る発明によれば、上記レバー部材がソケットカバーから作用を受ける力点は、該ソケットカバーが上昇位置に復帰するに従ってレバー部材の支点部から離れるようになっていることにより、ラッチ部材に大きな力のモーメントを作用させることができる。これにより、レバー部材によって、ラッチ部材に対して常に大きな作動力を与えて下方に押し下げることができ、多数本のコンタクトピンが配設されて反発力の大きな電気部品用ソケットであっても、弾性定数の小さいコイルスプリングを用いることができる。したがって、小さな力でソケットカバーを操作することができる。
【0044】
そして、請求項5に係る発明によれば、上記ラッチ部材及びその開閉押圧機構は、ソケット本体に設けられた載置部の周りの全ての辺に配設されたことにより、ソケット本体の載置部に載置された電気部品の周縁部をラッチ部材で確実に押圧して保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電気部品用ソケットの実施の形態を示す斜視図であり、ソケット本体に対して上下動可能に配設されたソケットカバーが下降位置まで押し込まれてラッチ部材が開いた状態を示す。
【図2】 図1に示す電気部品用ソケットのソケットカバーが上昇位置に押し上げられてラッチ部材が閉じた状態を示す斜視図である。
【図3】 電気部品用ソケットのラッチ部材が開閉した状態を示す平面図であり、上半分はラッチ部材が開いた状態を示し、下半分はラッチ部材が閉じた状態を示す。
【図4】 図3に示す電気部品用ソケットのC−C線断面図であり、ラッチ部材が開いた状態を示す。
【図5】 図3に示す電気部品用ソケットのD−D線断面図であり、ラッチ部材が閉じた状態を示す。
【図6】 図3に示す電気部品用ソケットのE−E線断面図であり、ソケットカバーが押し上げられる力を作用させてラッチ部材を押し下げるレバー部材を示す。
【図7】 図4に示す電気部品用ソケットの要部拡大断面図であり、載置部に配設されたコンタクトピンが無負荷の状態を示す。
【図8】 図5に示す電気部品用ソケットの要部拡大断面図であり、載置部に電気部品が載置されてコンタクトピンが押し込まれた状態を示す。
【図9】 図1に示す電気部品用ソケットの使用状態を示す斜視図である。
【図10】 電気部品用ソケットの他の例を示す斜視図であり、ヒートシンクが取り付けられたラッチ部材が開いた状態を示す。
【図11】 図10に示す電気部品用ソケットのラッチ部材を閉じた状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1…電気部品用ソケット
1a…ソケット本体
2…ソケットカバー
2a…押圧部
3…ラッチ部材
4…ICパッケージ
5…載置部
6…案内部
7…カバーばね
8…止め部材
10…コイルスプリング
11…レバー部材(作動部材)
12…ラッチシャフト
13…ねじりばね
14…レバーシャフト
15…コンタクトピン
16…フローティングプレート
17…加熱手段
18…アーム部材
19…ヒートシンク
20…放熱フィン
Claims (5)
- 電気部品を載置する載置部に設けられたソケット本体と、
このソケット本体に対して上下動可能に配設されたソケットカバーと、
このソケットカバーの上下動に連動して開閉可能に配設され閉じた状態で上記載置部に載置された電気部品を保持するラッチ部材と、
を備えて成る電気部品用ソケットにおいて、
上記ソケット本体にレバー部材がレバーシャフトを中心に回動可能に取り付けられ、該レバー部材の下部にて上記レバーシャフトより内側に形成された長孔に貫通するラッチシャフトにより上記ラッチ部材が軸支され、上記レバー部材が上記ソケットカバーからの力を受け、該ソケットカバーが下降位置に押し込まれた状態で上記ラッチ部材を開き、該ソケットカバーが上昇位置に復帰するに従って上記ラッチ部材が閉じると共に下降するようにしたラッチ部材の開閉押圧機構を備えたことを特徴とする電気部品用ソケット。 - 上記ラッチ部材を軸支するラッチシャフトの下面側には、該ラッチシャフトを上向きに付勢する付勢部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。
- 上記レバー部材は、ラッチ部材よりもソケット本体の外側に配設されたことを特徴とする請求項1記載の電気部品用ソケット。
- 上記レバー部材はソケットカバーから作用を受ける力点は、該ソケットカバーが上昇位置に復帰するに従ってレバー部材の支点部から離れることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の電気部品用ソケット。
- 上記ラッチ部材及びその開閉押圧機構は、ソケット本体に設けられた載置部の周りの全ての辺に配設されたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の電気部品用ソケット。
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