JPH0760723B2 - Icソケット - Google Patents
IcソケットInfo
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- JPH0760723B2 JPH0760723B2 JP5057903A JP5790393A JPH0760723B2 JP H0760723 B2 JPH0760723 B2 JP H0760723B2 JP 5057903 A JP5057903 A JP 5057903A JP 5790393 A JP5790393 A JP 5790393A JP H0760723 B2 JPH0760723 B2 JP H0760723B2
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- JP
- Japan
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- contact
- socket
- lifter
- push
- socket body
- Prior art date
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/10—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
- H05K7/1007—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets with means for increasing contact pressure at the end of engagement of coupling parts
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K7/00—Constructional details common to different types of electric apparatus
- H05K7/02—Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
- H05K7/10—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
- H05K7/1053—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads
- H05K7/1061—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads co-operating by abutting
- H05K7/1069—Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having interior leads co-operating by abutting with spring contact pieces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はICをソケット本体の
IC収容部に収容し、該IC収容部の周域に配したコン
タクトにICの接片を押付けて両者の加圧接触を得るよ
うにしたICソケットに関する。
IC収容部に収容し、該IC収容部の周域に配したコン
タクトにICの接片を押付けて両者の加圧接触を得るよ
うにしたICソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上記形式のICソケットにおいて
は一般にソケット本体の上面で開口するIC収容部を設
け、このIC収容部に上方からICを落し込み、更にソ
ケット本体の上面に被さる押えカバー等の押え手段にて
ICを押下げIC接片をソケット本体に保有させたコン
タクトに押付け加圧接触を得ている。
は一般にソケット本体の上面で開口するIC収容部を設
け、このIC収容部に上方からICを落し込み、更にソ
ケット本体の上面に被さる押えカバー等の押え手段にて
ICを押下げIC接片をソケット本体に保有させたコン
タクトに押付け加圧接触を得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】然しながら、上記形
式のICソケットにおいては、IC接片とコンタクトの
接触部がICや押えカバー等の加圧接触手段にて隠蔽さ
れているために、両者の接触が適正になされているかの
確認が困難である。
式のICソケットにおいては、IC接片とコンタクトの
接触部がICや押えカバー等の加圧接触手段にて隠蔽さ
れているために、両者の接触が適正になされているかの
確認が困難である。
【0004】殊に背景として最近ICの接片群が益々微
少ピッチとなるのに伴ない、ソケットのコンタクトとI
Cの接片との対応にずれを生じ易くなっており、従来は
このずれを確認するため多数のICソケットの中からサ
ンプルを抜き取り、テスターを用いてコンタクトとリー
ドの一本一本を導通チェックするか、又はICを搭載し
たソケット全体を合成樹脂中に埋め込んで固め、これを
接触線上において切断し切断面を観察する等して製品
(ソケット)の良否を判別しており、信頼性に欠けるも
のであった。
少ピッチとなるのに伴ない、ソケットのコンタクトとI
Cの接片との対応にずれを生じ易くなっており、従来は
このずれを確認するため多数のICソケットの中からサ
ンプルを抜き取り、テスターを用いてコンタクトとリー
ドの一本一本を導通チェックするか、又はICを搭載し
たソケット全体を合成樹脂中に埋め込んで固め、これを
接触線上において切断し切断面を観察する等して製品
(ソケット)の良否を判別しており、信頼性に欠けるも
のであった。
【0005】又従来のICソケットはICをIC収容部
に上から落し込んでコンタクトとの接触を得る構造であ
るために、ICの取り出しが容易に行なえず、バキュー
ムやピンセットを用いて取り出しており、取り出し時に
ICを損傷する恐れを有していた。
に上から落し込んでコンタクトとの接触を得る構造であ
るために、ICの取り出しが容易に行なえず、バキュー
ムやピンセットを用いて取り出しており、取り出し時に
ICを損傷する恐れを有していた。
【0006】この発明はICをソケット本体の下から上
方へ押上げてコンタクトとの高信頼の接触が得られ、I
Cの接片とICソケットのコンタクトの接触状態を上方
から容易に確認できるようにし、更にはICを自重にて
ICソケットから容易に取り出すことができるようにし
たICソケットを提供する。
方へ押上げてコンタクトとの高信頼の接触が得られ、I
Cの接片とICソケットのコンタクトの接触状態を上方
から容易に確認できるようにし、更にはICを自重にて
ICソケットから容易に取り出すことができるようにし
たICソケットを提供する。
【0007】又本発明はコンタクトとIC接片のこすれ
により発生した金属粉が蓄積してコンタクト間の短絡を
生ずる問題を有効に防止するようにしたICソケットを
提供する。
により発生した金属粉が蓄積してコンタクト間の短絡を
生ずる問題を有効に防止するようにしたICソケットを
提供する。
【0008】
【問題点を解決するための手段】この発明に係るICソ
ケットはIC収容部がソケット本体の上面と下面で開口
し、この下部開口を通しICをIC収容部内に装填して
ICの接片をソケットのコンタクトへ加圧接触する、ア
ンダーチャージ形ICソケットであり、このICソケッ
トは上記ICを同収容部内方へ押上げるリフターを有
し、上記IC接片は上記リフターによるICの押上力に
てコンタクトへ押し付けられて加圧接触を得る構造であ
る。
ケットはIC収容部がソケット本体の上面と下面で開口
し、この下部開口を通しICをIC収容部内に装填して
ICの接片をソケットのコンタクトへ加圧接触する、ア
ンダーチャージ形ICソケットであり、このICソケッ
トは上記ICを同収容部内方へ押上げるリフターを有
し、上記IC接片は上記リフターによるICの押上力に
てコンタクトへ押し付けられて加圧接触を得る構造であ
る。
【0009】上記リフターはIC収容部の両側に相対回
動可に取付けられた一対のレバーにて形成する。この両
レバーは各レバーの一端に設けられた押上指にてICの
下面を両持ちしてICを押上げこの押上力にてICの接
片をコンタクトに押し付ける。
動可に取付けられた一対のレバーにて形成する。この両
レバーは各レバーの一端に設けられた押上指にてICの
下面を両持ちしてICを押上げこの押上力にてICの接
片をコンタクトに押し付ける。
【0010】上記ICソケットは上記回動レバーに代表
されるリフターに係脱可能な係止手段を有し、この係止
手段はリフターと係合してICの押上げ状態を保ち、こ
れによってICの接片とソケットのコンタクトとの加圧
接触状態を保持する。
されるリフターに係脱可能な係止手段を有し、この係止
手段はリフターと係合してICの押上げ状態を保ち、こ
れによってICの接片とソケットのコンタクトとの加圧
接触状態を保持する。
【0011】又この発明に係るICソケットはソケット
本体の下面側に一体に組付けられた配線基板を有し、該
配線基板は上記IC収容部の開口と対応して開口された
IC導入穴を有し、上記リフターはこのIC導入穴を通
して装填されたICを上記IC収容部内へ押上げるよう
に配置されている。
本体の下面側に一体に組付けられた配線基板を有し、該
配線基板は上記IC収容部の開口と対応して開口された
IC導入穴を有し、上記リフターはこのIC導入穴を通
して装填されたICを上記IC収容部内へ押上げるよう
に配置されている。
【0012】
【作用】上述の通り、ICを上記一対のレバーにて形成
されたリフターにより両持ち支持してIC収容部内方へ
押上げ、このリフターによる押上力によりICの接片を
コンタクトに押し付けて加圧接触を得ると共に、このリ
フターによるICの押上げ状態をリフターに係合する係
止手段によって保持して健全なる接触を確保する。
されたリフターにより両持ち支持してIC収容部内方へ
押上げ、このリフターによる押上力によりICの接片を
コンタクトに押し付けて加圧接触を得ると共に、このリ
フターによるICの押上げ状態をリフターに係合する係
止手段によって保持して健全なる接触を確保する。
【0013】又IC収容部の上部開口を通してコンタク
トに下から押付けられているIC接片の接触状態を目視
にて容易に確認し、接触不良のチェックが行なえる。
トに下から押付けられているIC接片の接触状態を目視
にて容易に確認し、接触不良のチェックが行なえる。
【0014】又配線基板に上記IC導入穴を設けること
により、このIC導入穴を通してICを装填し、上記と
同様リフターによる接触状態が得られる。
により、このIC導入穴を通してICを装填し、上記と
同様リフターによる接触状態が得られる。
【0015】又リフターに対する上記係止手段の係合を
解除しリフターをICの押上げ方向とは反対方向に移動
させることにより、ICは自重にて降下しIC収容部の
下部開口部又は配線基板のIC導入穴から容易に取出す
ことができる。
解除しリフターをICの押上げ方向とは反対方向に移動
させることにより、ICは自重にて降下しIC収容部の
下部開口部又は配線基板のIC導入穴から容易に取出す
ことができる。
【0016】又ICの接片とコンタクトとの摩擦によっ
て生じた微細な金属粉はIC収容部の下部開口又は配線
基板のIC導入穴より自然落下させることができ、金属
粉が蓄積してIC接片間、又はコンタクト間を短絡する
問題を有効に解消することができる。
て生じた微細な金属粉はIC収容部の下部開口又は配線
基板のIC導入穴より自然落下させることができ、金属
粉が蓄積してIC接片間、又はコンタクト間を短絡する
問題を有効に解消することができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の実施例を図1乃至図7に基
いて詳述する。
いて詳述する。
【0018】この発明は前記のようにICをソケット本
体の下面側から装填して接触を図る、アンダーチャージ
形のソケットに関する。
体の下面側から装填して接触を図る、アンダーチャージ
形のソケットに関する。
【0019】ソケット本体1は中央部に略方形のIC収
容部2を有し、このIC収容部2をソケット本体1の上
下面で開口させ、この下部開口にてIC装填口を、同上
部開口にて接触状態の確認窓を形成している。
容部2を有し、このIC収容部2をソケット本体1の上
下面で開口させ、この下部開口にてIC装填口を、同上
部開口にて接触状態の確認窓を形成している。
【0020】IC収容部2の外周域には同収容部2の二
辺又は四辺に沿い多数のコンタクト3を植装し、このコ
ンタクト3の接触端4を上記IC収容部2内における上
部開口付近に配置する。
辺又は四辺に沿い多数のコンタクト3を植装し、このコ
ンタクト3の接触端4を上記IC収容部2内における上
部開口付近に配置する。
【0021】詳述するとコンタクト3は横方向に延びる
細長の座片5を有し、この座片5の一端より側方へ延び
る接触アーム6を有し、この接触アーム6と座片5との
連設部に下向きに湾曲するバネ部7を設ける。
細長の座片5を有し、この座片5の一端より側方へ延び
る接触アーム6を有し、この接触アーム6と座片5との
連設部に下向きに湾曲するバネ部7を設ける。
【0022】再述すると座片5の一端部の前方に下向き
に湾曲するバネ部7を配し、この湾曲バネ部7の一端に
上記座片5を、他端に上記接触アーム6を夫々連設す
る。
に湾曲するバネ部7を配し、この湾曲バネ部7の一端に
上記座片5を、他端に上記接触アーム6を夫々連設す
る。
【0023】この接触アーム6の先端に下向きに突出す
る接触端4を設け、この接触端4を前記の如くIC収容
部2の内周域の上部開口付近に配置する。
る接触端4を設け、この接触端4を前記の如くIC収容
部2の内周域の上部開口付近に配置する。
【0024】上記IC収容部の外周域にはIC収容部2
の各辺から直角に延在し且つソケット本体1の上面で開
口する多数のコンタクト収容溝9を設け、この溝9内に
座片5を収容し溝内底面にて座片5の下縁を支持し各溝
間の隔壁にてコンタクト3間を絶縁する。
の各辺から直角に延在し且つソケット本体1の上面で開
口する多数のコンタクト収容溝9を設け、この溝9内に
座片5を収容し溝内底面にて座片5の下縁を支持し各溝
間の隔壁にてコンタクト3間を絶縁する。
【0025】上記接触アーム6はこの座片5の前端から
IC収容部2へ向け延び、接触端4をIC収容部2の下
部開口へ向け突出する。
IC収容部2へ向け延び、接触端4をIC収容部2の下
部開口へ向け突出する。
【0026】この接触端4は上記バネ部7の弾性に抗し
て上方へ変位し、同バネ部7の復原力で下方へ変位す
る。即ち、上記接触端4にIC10の押上力が加わって
上方へ変位し、その復原力でIC10の接片と加圧接触
する。
て上方へ変位し、同バネ部7の復原力で下方へ変位す
る。即ち、上記接触端4にIC10の押上力が加わって
上方へ変位し、その復原力でIC10の接片と加圧接触
する。
【0027】図7に示すように、IC10はその上面、
即ちIC10をIC収容部2へ装填する時に上面となる
側に多数の接片11を有する。この接片11は上記コン
タクト3の接触端4と対応するように、IC10の上面
の縁部に沿い配置され、IC10がIC収容部2内を押
上げられる時、この接片11を上記接触端4に押付け上
記加圧接触を得る。
即ちIC10をIC収容部2へ装填する時に上面となる
側に多数の接片11を有する。この接片11は上記コン
タクト3の接触端4と対応するように、IC10の上面
の縁部に沿い配置され、IC10がIC収容部2内を押
上げられる時、この接片11を上記接触端4に押付け上
記加圧接触を得る。
【0028】上記IC10の押上手段としてリフター1
2を設ける。このリフター12はIC収容部2の下部開
口へ供されるIC10の本体下面を支持してIC収容部
2の上部開口へ向け押上げ、このリフター12の押上力
にてICの接片11をコンタクト3の接触端4に押付け
る。
2を設ける。このリフター12はIC収容部2の下部開
口へ供されるIC10の本体下面を支持してIC収容部
2の上部開口へ向け押上げ、このリフター12の押上力
にてICの接片11をコンタクト3の接触端4に押付け
る。
【0029】即ち、リフター12によりIC10を押上
げ、このIC10にて接触端4を押上げ、この接触端4
の下方復原力にてIC接片11との加圧接触を得る。
げ、このIC10にて接触端4を押上げ、この接触端4
の下方復原力にてIC接片11との加圧接触を得る。
【0030】上記リフター12の一例としてIC収容部
2の両側に一対の押上レバー13を左右対称に配し、各
レバー13を軸17により相対回動可に設ける。このレ
バー13は一端に押上指14を有し、他端に操作アーム
15を有する。
2の両側に一対の押上レバー13を左右対称に配し、各
レバー13を軸17により相対回動可に設ける。このレ
バー13は一端に押上指14を有し、他端に操作アーム
15を有する。
【0031】上記押上指14はコンタクト3の接触端4
下方に向け延ばされ、同接触端4下方のIC収容部2内
において上下に回動可に配する。
下方に向け延ばされ、同接触端4下方のIC収容部2内
において上下に回動可に配する。
【0032】又上記操作アーム15はソケット本体1の
上面へ向け延ばし、ソケット本体1の上面側において上
下に回動操作可となし、伏倒時にはソケット本体1の上
面に設けた凹所16内に収容する。
上面へ向け延ばし、ソケット本体1の上面側において上
下に回動操作可となし、伏倒時にはソケット本体1の上
面に設けた凹所16内に収容する。
【0033】操作アーム15を軸17を中心にソケット
本体1の上面に対し下方へ伏倒するように回動した時に
は、上記押上指14はIC10を支持しつつIC収容部
2内において下方から上方へ回動しIC10を押上げ
る。
本体1の上面に対し下方へ伏倒するように回動した時に
は、上記押上指14はIC10を支持しつつIC収容部
2内において下方から上方へ回動しIC10を押上げ
る。
【0034】又操作アーム15を軸17を中心にソケッ
ト本体1の上方へ起立するように回動し凹所16から脱
出した時には、上記押上指14はIC10を支持しつつ
IC収容部2内において上方から下方へ回動しIC10
を自重にて下降せしめ下方への最大回動位置にてIC1
0の支持を解除する。この結果、IC10は自重にて落
下する。
ト本体1の上方へ起立するように回動し凹所16から脱
出した時には、上記押上指14はIC10を支持しつつ
IC収容部2内において上方から下方へ回動しIC10
を自重にて下降せしめ下方への最大回動位置にてIC1
0の支持を解除する。この結果、IC10は自重にて落
下する。
【0035】IC10はロボット又は手指にて上記IC
収容部2の下部開口内へ差し向け、左右のレバー13の
操作アーム15を下方へ回動し、押上指14を上方へ回
動すると、一対の押上指14がIC10の本体下面を両
持ち支持しつつ上方へ押上げる。
収容部2の下部開口内へ差し向け、左右のレバー13の
操作アーム15を下方へ回動し、押上指14を上方へ回
動すると、一対の押上指14がIC10の本体下面を両
持ち支持しつつ上方へ押上げる。
【0036】この押上げによりIC10の接片11をコ
ンタクト3の接触端4に押付け、この押付けにより接触
端4をバネ部7の弾性に抗し上方へ弾性変位させ、この
接触端4の復原力でIC接片11との加圧接触が図られ
る。
ンタクト3の接触端4に押付け、この押付けにより接触
端4をバネ部7の弾性に抗し上方へ弾性変位させ、この
接触端4の復原力でIC接片11との加圧接触が図られ
る。
【0037】この加圧接触状態、即ちIC10の押上げ
状態を保持する手段として係止手段18を設ける。
状態を保持する手段として係止手段18を設ける。
【0038】図1は係止手段18が伏倒状態にあるレバ
ー13の操作アーム15に係合した状態を、図2は係止
手段18が操作アーム15との係合を解除した状態を示
す。
ー13の操作アーム15に係合した状態を、図2は係止
手段18が操作アーム15との係合を解除した状態を示
す。
【0039】レバー13の操作アーム15はソケット本
体1の上面へ向け伏倒するように回動し、上記凹所16
内へ収容して凹所16の内底面に押付けた時、上記係止
手段18と係合する。
体1の上面へ向け伏倒するように回動し、上記凹所16
内へ収容して凹所16の内底面に押付けた時、上記係止
手段18と係合する。
【0040】この係止手段18の一例として上記凹所1
6の両側に弾性変位可能なラッチ19を設ける。このラ
ッチ19は上下に延ばされ、下端がソケット本体1に一
体に連設され、その上端にフック部20を設け、このフ
ック部20が上記操作アーム15の縁部に係脱するよう
に配する。
6の両側に弾性変位可能なラッチ19を設ける。このラ
ッチ19は上下に延ばされ、下端がソケット本体1に一
体に連設され、その上端にフック部20を設け、このフ
ック部20が上記操作アーム15の縁部に係脱するよう
に配する。
【0041】操作アーム15の端部両側には上記ラッチ
19のフック部20が係合する段部21を設ける。レバ
ー13は操作アーム15を押下げると上記ラッチ19を
外方へ押圧してこれを弾性に抗し変位しフック部20と
段部21と対向した時に内方へ復原し両者20、21の
係合を得る。
19のフック部20が係合する段部21を設ける。レバ
ー13は操作アーム15を押下げると上記ラッチ19を
外方へ押圧してこれを弾性に抗し変位しフック部20と
段部21と対向した時に内方へ復原し両者20、21の
係合を得る。
【0042】又操作アーム15の端部を上方へ強制的に
引張り上げると上記ラッチ19の係合が外れレバー13
の操作アーム15を上方へ回動することができる。
引張り上げると上記ラッチ19の係合が外れレバー13
の操作アーム15を上方へ回動することができる。
【0043】上記係止手段18が伏倒状態にあるレバー
13の操作アーム15に係合し、押上指14によるIC
10の最上位への押上状態を保つ。
13の操作アーム15に係合し、押上指14によるIC
10の最上位への押上状態を保つ。
【0044】この押上状態を保つことによってIC10
の接片11とコンタクト3の接触端4との前記加圧接触
状態を健全に維持する。
の接片11とコンタクト3の接触端4との前記加圧接触
状態を健全に維持する。
【0045】上記IC収容部2はIC10の挿入側、即
ち下部開口側において広い空間を有し、IC10の接片
11とコンタクト3の接触端4との接触側、即ち上部開
口側において狭い空間を有する。
ち下部開口側において広い空間を有し、IC10の接片
11とコンタクト3の接触端4との接触側、即ち上部開
口側において狭い空間を有する。
【0046】IC10はレバー13により下部の広い空
間から成る収容部から上部の狭い空間から成る収容部内
へ押上げられ、IC10の周面が狭い空間の上部IC収
容部の内壁面にて規制されて接片11と接触端4との対
応が図られる。
間から成る収容部から上部の狭い空間から成る収容部内
へ押上げられ、IC10の周面が狭い空間の上部IC収
容部の内壁面にて規制されて接片11と接触端4との対
応が図られる。
【0047】図3乃至図5、殊に図6に示すように、上
記一対のレバー13はIC収容部2の内壁、好ましくは
上記広い空間の下部IC収容部内壁の左右端部に夫々軸
支し、この軸17の略直径線R上に上記押上指14の上
面を配置し、上記軸17の直径線R上においてIC10
を押上げ、押上指14の上面が上記直径線R上において
略水平になった位置においてIC接片11をコンタクト
3の接触端4への接触を開始し、この水平線上から限定
された寸法Tだけ上方へ回動することによってIC接片
11による接触端4の押上げを行なう。この結果、接触
端4は寸法Tに相当する寸法だけ上方へ変位し、IC接
片11に加圧接触する。図6に示すように、上記レバー
13の軸17はコンタクト3の湾曲バネ部7の下方に配
置する。
記一対のレバー13はIC収容部2の内壁、好ましくは
上記広い空間の下部IC収容部内壁の左右端部に夫々軸
支し、この軸17の略直径線R上に上記押上指14の上
面を配置し、上記軸17の直径線R上においてIC10
を押上げ、押上指14の上面が上記直径線R上において
略水平になった位置においてIC接片11をコンタクト
3の接触端4への接触を開始し、この水平線上から限定
された寸法Tだけ上方へ回動することによってIC接片
11による接触端4の押上げを行なう。この結果、接触
端4は寸法Tに相当する寸法だけ上方へ変位し、IC接
片11に加圧接触する。図6に示すように、上記レバー
13の軸17はコンタクト3の湾曲バネ部7の下方に配
置する。
【0048】上記コンタクト3から下方へ向け雄端子2
2を設ける。この雄端子22はコンタクト収容溝9の内
底面からソケット本体1を貫いて同本体1下方へ突出さ
れ、ソケット本体1の下面に沿い配した配線基板23に
接続する。
2を設ける。この雄端子22はコンタクト収容溝9の内
底面からソケット本体1を貫いて同本体1下方へ突出さ
れ、ソケット本体1の下面に沿い配した配線基板23に
接続する。
【0049】即ち雄端子22は配線基板23のスルーホ
ールに挿通されハンダ付けされ、このハンダ付けにてソ
ケット本体1と配線基板23とを一体に組付ける。
ールに挿通されハンダ付けされ、このハンダ付けにてソ
ケット本体1と配線基板23とを一体に組付ける。
【0050】上記配線基板23に前記IC収容部2の下
部開口と対応するIC導入穴24を開設する。
部開口と対応するIC導入穴24を開設する。
【0051】IC10は上記IC導入穴24を通し開状
態にあるレバー13の押上指14の内側に挿入される。
次でレバー13を閉回動することにより押上指14がI
C10を押上げ、前記と同様、IC接片11をコンタク
ト3に押し付ける。
態にあるレバー13の押上指14の内側に挿入される。
次でレバー13を閉回動することにより押上指14がI
C10を押上げ、前記と同様、IC接片11をコンタク
ト3に押し付ける。
【0052】図4はレバー13を開回動してIC10の
支持を解除し、次のICの受入れに備え待機している状
態を示し、図5はレバー13を閉回動してIC10の下
面を支持しつつIC収容部2内を押上げコンタクト3に
加圧接触している状態を示す。
支持を解除し、次のICの受入れに備え待機している状
態を示し、図5はレバー13を閉回動してIC10の下
面を支持しつつIC収容部2内を押上げコンタクト3に
加圧接触している状態を示す。
【0053】レバー13を上記IC10の押上げ状態か
ら開回動すると、IC10はレバー13の押上指14に
て支持されつつ下降し、押上指14が完全に開いた時に
IC10を配線基板23のIC導入穴24から落下し取
出される。
ら開回動すると、IC10はレバー13の押上指14に
て支持されつつ下降し、押上指14が完全に開いた時に
IC10を配線基板23のIC導入穴24から落下し取
出される。
【0054】以上述べた説明中におけるIC10とはI
Cパッケージを単独でICソケットに接触させる場合の
ほか、ICパッケージをキャリアに保持させてICソケ
ットとの接触に供する場合を含む。
Cパッケージを単独でICソケットに接触させる場合の
ほか、ICパッケージをキャリアに保持させてICソケ
ットとの接触に供する場合を含む。
【0055】図面はICパッケージをICキャリアに保
持させる場合を省略している。
持させる場合を省略している。
【0056】
【発明の効果】以上の通り、IC収容部の下部開口に差
し向けられるICは一対のレバーにて形成されるリフタ
ーに安定に両持ち支持されつつIC収容部内方へ押上げ
られ、このレバーによる押上力にてIC接片をコンタク
トに押付けて健全なる加圧接触が得られる。
し向けられるICは一対のレバーにて形成されるリフタ
ーに安定に両持ち支持されつつIC収容部内方へ押上げ
られ、このレバーによる押上力にてIC接片をコンタク
トに押付けて健全なる加圧接触が得られる。
【0057】又この加圧接触状態は係止手段を上記リフ
ターに係合することによって確実に保持される。
ターに係合することによって確実に保持される。
【0058】又逆にリフターを下降することによってI
Cを自重で下降し極めて容易に取出すことができる。
Cを自重で下降し極めて容易に取出すことができる。
【0059】又この発明によればIC接片とコンタクト
の接触状態をIC収容部の上部開口から容易に目視で
き、接触状態の適否が容易にチェックできる。
の接触状態をIC収容部の上部開口から容易に目視で
き、接触状態の適否が容易にチェックできる。
【0060】又IC接片とコンタクトの摩擦によって生
じた金属粉は上記IC収容部の下部開口又は配線基板に
設けたIC導入穴を通して自然に落下させることがで
き、これによりコンタクト間やIC接片間の短絡を有効
に防止できる。
じた金属粉は上記IC収容部の下部開口又は配線基板に
設けたIC導入穴を通して自然に落下させることがで
き、これによりコンタクト間やIC接片間の短絡を有効
に防止できる。
【0061】この発明によれば、ICをソケット本体の
下方から上方へ押上げてコンタクトとの高信頼の接触を
図るアンダーチャージ形のICソケットが提供でき、同
ソケットを簡素に形成できる。
下方から上方へ押上げてコンタクトとの高信頼の接触を
図るアンダーチャージ形のICソケットが提供でき、同
ソケットを簡素に形成できる。
【図1】この発明の実施例を示すICソケットの外観を
表す斜視図であり、ICを押上げた状態を示す図であ
る。
表す斜視図であり、ICを押上げた状態を示す図であ
る。
【図2】上記ICソケットの斜視図であり、ICを開放
した状態を示す図である。
した状態を示す図である。
【図3】図1におけるICソケットの断面図であり、I
Cの未装填状態を示す図である。
Cの未装填状態を示す図である。
【図4】図2におけるICソケットの断面図であり、I
Cの未装填状態を示す図である。
Cの未装填状態を示す図である。
【図5】図1におけるICソケットの断面図であり、I
C装填状態を示す図である。
C装填状態を示す図である。
【図6】上記ICソケットにおける押上げレバーとコン
タクトとの加圧接触状態を拡大示する断面図である。
タクトとの加圧接触状態を拡大示する断面図である。
【図7】ICの平面図である。
【符号の説明】 1 ソケット本体 2 IC収容部 3 コンタクト 10 IC 11 IC接片 12 リフター 13 押上レバー 14 押上指 15 操作アーム 16 凹所 18 係止手段 19 ラッチ 22 雄端子 23 配線基板 24 IC導入穴
Claims (4)
- 【請求項1】ソケット本体の上面と下面で開口するIC
収容部を有し、該下部開口を通しICを上記収容部内へ
装填するICソケットであって、ICをIC収容部内方
へ押上げるリフターを有し、該リフターによるICの押
上力にてICの接片と加圧接触すべく配置されたコンタ
クトを有し、上記リフターに係合して上記ICの押上げ
状態を保持する係止手段を有し、上記リフターはIC収
容部の両側部に回動可に支持された一対のレバーにて形
成され、該両レバーはICの下面を両持ちしてICを収
容部内へ押上げる押上げ指を有することを特徴とするI
Cソケット。 - 【請求項2】ソケット本体の下面側において上記コンタ
クトと接続されソケット本体と一体にされた配線基板を
有し、該配線基板は上記IC収容部の開口と対応して開
口されたIC導入穴を有し、上記リフターはこのIC導
入穴を通して装填されたICを上記IC収容部内におい
て押上げるように配置されていることを特徴とする請求
項1記載のICソケット。 - 【請求項3】上記各レバーはソケット本体の上面側にお
いて該レバーの回動操作を行なう操作アームを有するこ
とを特徴とする請求項1又は2記載のICソケット。 - 【請求項4】上記操作アームはレバーがICを押上げて
いる時にソケット本体の上面に設けた凹所内に収容され
ることを特徴とする請求項1又は2記載のICソケッ
ト。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057903A JPH0760723B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | Icソケット |
US08/198,773 US5374197A (en) | 1993-02-22 | 1994-02-18 | IC socket |
GB9403286A GB2276045B (en) | 1993-02-22 | 1994-02-21 | IC socket |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5057903A JPH0760723B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | Icソケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06251845A JPH06251845A (ja) | 1994-09-09 |
JPH0760723B2 true JPH0760723B2 (ja) | 1995-06-28 |
Family
ID=13068954
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5057903A Expired - Fee Related JPH0760723B2 (ja) | 1993-02-22 | 1993-02-22 | Icソケット |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5374197A (ja) |
JP (1) | JPH0760723B2 (ja) |
GB (1) | GB2276045B (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US5662485A (en) * | 1996-01-19 | 1997-09-02 | Framatome Connectors Usa Inc. | Printed circuit board connector with locking ejector |
JP3425125B2 (ja) * | 2000-08-10 | 2003-07-07 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | Bgaパッケージ用ソケット |
JP4368132B2 (ja) * | 2003-04-25 | 2009-11-18 | 株式会社エンプラス | 電気部品用ソケット |
TWM411712U (en) * | 2011-01-27 | 2011-09-11 | Hon Hai Prec Ind Co Ltd | Electrical connector |
EP3299832B1 (de) * | 2016-09-23 | 2018-12-19 | Siemens Healthcare GmbH | Lokalspule mit einem ersten verbindungsteil einer steckverbindung, und magnetresonanzgerät oder patientenliege mit einem zugehörigen zweiten verbindungsteil |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4758927A (en) * | 1987-01-21 | 1988-07-19 | Tektronix, Inc. | Method of mounting a substrate structure to a circuit board |
JPS63291375A (ja) * | 1987-05-22 | 1988-11-29 | Yamaichi Electric Mfg Co Ltd | Icソケット |
US4750890A (en) * | 1987-06-18 | 1988-06-14 | The J. M. Ney Company | Test socket for an integrated circuit package |
JPH01119043A (ja) * | 1987-10-31 | 1989-05-11 | Yamaichi Electric Mfg Co Ltd | Icソケット |
JP2593218B2 (ja) * | 1989-03-23 | 1997-03-26 | 山一電機工業株式会社 | Icソケットにおけるic取り出し機構 |
JPH04162382A (ja) * | 1990-10-25 | 1992-06-05 | Canon Inc | Icソケット |
US5301416A (en) * | 1992-04-24 | 1994-04-12 | Altera Corporation | Surface mount chip carrier |
JPH05343142A (ja) * | 1992-06-02 | 1993-12-24 | Minnesota Mining & Mfg Co <3M> | Icソケット |
US5290192A (en) * | 1992-09-28 | 1994-03-01 | Wells Electronics, Inc. | Chip carrier socket |
-
1993
- 1993-02-22 JP JP5057903A patent/JPH0760723B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-02-18 US US08/198,773 patent/US5374197A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-02-21 GB GB9403286A patent/GB2276045B/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06251845A (ja) | 1994-09-09 |
GB2276045B (en) | 1996-08-28 |
GB9403286D0 (en) | 1994-04-13 |
GB2276045A (en) | 1994-09-14 |
US5374197A (en) | 1994-12-20 |
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