JP3020030B2 - バーンインソケット - Google Patents

バーンインソケット

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JP3020030B2 JP10105894A JP10589498A JP3020030B2 JP 3020030 B2 JP3020030 B2 JP 3020030B2 JP 10105894 A JP10105894 A JP 10105894A JP 10589498 A JP10589498 A JP 10589498A JP 3020030 B2 JP3020030 B2 JP 3020030B2
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    • G01R1/0433Sockets for IC's or transistors
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  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバーンインソケットに関
し、コンタクトとして半田ボールを有するICパッケー
ジのバーンインテスト(加熱動作テスト)に好適なソケ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】周知の通りソケット本体と、上記ソケッ
ト本体の端子装着穴内に装着されていて、コンタクト部
とバネ部とテール部より成る端子の複数を備え、ICパ
ッケージを、そのコンタクトとしての半田ボールが上記
端子のコンタクト部に対応させるようにしてソケット本
体上に載置し、上記端子と半田ボールを互いに接触せし
めてICパッケージ24のバーンインテストをする為の
バーンインソケットが多々実施されている。
【0003】上記従来のバーンインソケットの端子に着
目してみると、上記端子のコンタクト部からテール部に
至るまでのバネ部は、弾性変形可能な直線状の形状をし
ていた。更に各端子のコンタクト部は、ICパッケージ
の半田ボールを二又状にはさむとか、半田ボールの球面
の半球面を包むようにして接触、即ち半田ボールの球面
に面状に接触する構造のものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術による
と、端子のバネ部が直線状なので、弾性変形し易くする
為や高密度装着の為に細くするのでICパッケージの半
田ボールと接触して所定の接触力を生起すべく弾性変形
した際、端子装着穴の壁面方向に向って変形し壁面に当
ってしまう恐れがあり、この為に端子装着穴の開口を大
きく、即ち壁面を端子バネ部から離すように端子装着穴
を形成しなければならない。するとソケット本体上に複
数形成された壁間の厚さが大となって、ソケット本体の
大きさが大きくなる。換言すればソケット本体の平面上
の単位面積当りに多くの端子装着穴を形成できず端子の
高密度実装に限界を与えていた。
【0005】加えて従来の端子のコンタクト部はICパ
ッケージの半田ボールの球面に対してはさみ込んだり、
包むような形状であって面接触方式なので、テスト時半
田ボールとコンタクト部が接触している間に空気層が介
在するおそれがありそれが大きな電気抵抗となってテス
トの為の電気接触性が不良となるおそれがあった。
【0006】従って本発明の目的とする所は、ソケット
本体に端子を高密度実装すべく端子を小寸法にした場合
でも、ICパッケージの半田ボールとコンタクト部を接
触せしめて、その端子のバネ部を弾性変形せしめた際、
安定して弾性変形し周りの壁面に接触したりするおそれ
がなく、従って端子装着穴も余計に大きくする必要がな
いような端子を有するバーンインソケットを提供し、も
って単位面積当り高密度に実装できる、而も安定した接
触力を出せる端子を有するバーンインソケットを提供す
るにある。
【0007】加えてバーンインテスト時、ICパッケー
ジの半田ボールとの電気接触性が良好なコンタクト部を
もつ端子を有するバーンインソケットを提供すること、
及びICパッケージのバーンインテスト時、ICパッケ
ージのしっかりとした保持を図り得ると共に、バーンイ
ンテスト終了後ICパッケージを開放する間又はバーン
インテストすべきICパッケージの装着後テストに移行
する間に於いては、上記開放又は装着の寸前までICパ
ッケージを保持し、上記移行動作時ICパッケージの不
測の脱落防止を有効に図り得ることのできるバーンイン
ソケットを提供することをも目的としている。
【0008】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成する為に本
発明は次の技術的手段を有する。即ち発明の実施の形態
に対応する添付図面中の符号を用いてこれを説明する
と、本発明はソケット本体2と、上記ソケット本体2の
端子装着穴7内に装着されていて、コンタクト部13と
バネ部14とテール部15より成る端子12の複数を備
え、ICパッケージ24を、そのコンタクトとしての半
田ボール25が上記端子12のコンタクト部13に対応
させるようにしてソケット本体2上に載置し、上記端子
12と半田ボール25を互いに接触せしめてICパッケ
ージ24のバーンインテストをする為のバーンインソケ
ット1に於いて,上記各端子装着穴7内に装着される各
端子12の上記バネ部14は、上記コンタクト部13か
らテール部15に向って、複数のアール状部14bを、
そのアール面を交互に反対方向に向けながら一連に連
ね、全体として蛇行形状に形成したことを特徴とするバ
ーンインソケットである。上記によるとテスト時ICパ
ッケージ24の半田ボール25とコンタクト部13が互
いに接触すると、バネ部14はその全長にわたってバネ
要素の各部が端子装着穴7の壁面に向って不測に接触し
てしまう方向に変形せず、アール状部14b間のピッチ
を狭くする方向で圧密される。従って周囲の端子装着穴
7の壁面との間に余計なクリアランスを必要とせずソケ
ットに端子を高密度実装できる。加えて安定した接触力
を出せる端子をもつバーンインソケットとすることがで
きる。
【0009】更に本発明の上記端子12のコンタクト部
13が、谷13dを中にして左右対称形状の一対のコン
タクト片13b,13cより成り、テスト時、ICパッ
ケージ24の半田ボール25が、一対のコンタクト片1
3b,13cの斜めのコンタクト端面16b,16cが
形成するほぼV字状のコンタクト端面に喰い込むように
して接触することをも特徴としている。これによりIC
パッケージ24の半田ボール25との電気接触性に勝れ
た端子をもつバーンインソケットとすることができる。
【0010】そして、本発明の上記ソケット本体2は、
外部ハウジング3と、その外部ハウジング3に対して上
下動可能に収納されると共に上記端子装着穴7が複数形
成されている内部ハウジング4より成り、上記ソケット
本体2上には、ICパッケージ24をオープントップ式
にて脱着する為の中央開口23が形成された周辺枠部2
2より成るカバー21を上下動可能に配設し、テスト時
上記カバー21と内部ハウジング4を上動限に位置決め
して内部ハウジング4上のICパッケージ24の半田ボ
ール25と端子12のコンタクト部13を所定の接触力
にて接触せしめると共に、開放時カバー21が押され
て、カバー21と内部ハウジング4を下動限に位置決め
し、ICパッケージ24の半田ボール25と端子12の
コンタクト部13を離す為のカム機構を備え、このカム
機構は外部ハウジング3に傾動可能に取着された一対の
カム27と、この一対のカム27各々を直立状態に付勢
する為の各カム復帰スプリング26と、上記各カム27
のカム面32を受ける為のカバー21の下面に形成され
た各カム受面33より成ることをも特徴とする。
【0011】加えて、上記テスト時、ICパッケージ2
4の上部を抑えてICパッケージ24を位置保持すると
共に、上記開放時ICパッケージ24に対する抑えを解
く為のラッチ機構を備え、このラッチ機構は、外部ハウ
ジング3に傾動可能に取着された一対のラッチアーム3
4と、テスト時この一対のラッチアーム34の各々のラ
ッチ面34aを内部ハウジング4上のICパッケージ2
4上に座すようにラッチアーム34を付勢するラッチ復
帰スプリング35と、開放時カバー21の押下によって
カバー21が下動限に位置した時、上記ラッチアーム3
4を押下して、ラッチアーム34をラッチ復帰スプリン
グ35に抗して開放方向に傾動する為のカバー21下面
に設けられたラッチ動作体38より成ることをも特徴と
する。
【0012】更に、上記カム27のカム面32を受ける
為のカバー21下面のカム受面33は、緩斜面部33a
と急斜面部33bより成り、テスト時カバー21と内部
ハウジング4が上動限に位置している時、カム27のカ
ム面32は上記緩斜面部33aの始点位置上に位置せし
められ、次いで上記テスト時からICパッケージ24の
開放時へ向かう移行時には、カム27のカム面32が緩
斜面部33a面上をガイドせしめられるようにカム27
を中間傾動せしめ、もってカバー21の下動を抑えてカ
バー21に連なるラッチ動作体38の下動を抑えること
によりラッチアーム34をラッチ位置に保持せしめ、且
つカバー21と内部ハウジング4が下動限に至る寸前で
カム27のカム面32が急斜面部33b上をガイドせし
められるようにカム27を最終限へ傾動せしめ、もって
完全開放時の寸前でラッチアーム34をICパッケージ
24の上方から開放方向へ傾動せしめるように、緩斜面
部33aと急斜面部33bによるカム27のカム面32
のガイドタイミング及びカバー21とラッチ動作体38
の下動タイミング並びにラッチアーム34の傾動タイミ
ングが設定されていることをも特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に添付図面図1乃至図19に従
い本発明の実施の形態を詳細に説明する。バーンインソ
ケット全体は、符号1として示されている。そしてこの
バーンインソケット1はソケット本体2を有し、ソケッ
ト本体2は底部に取付ペグ3aを有する外部ハウジング
3と、その外部ハウジング3内に納められた内部ハウジ
ング4より成る。上記内部ハウジング4の外部ハウジン
グ3内への収容態様は、外部ハウジング3の内壁に形成
された係合片5に対して上記内部ハウジング4の係合爪
6が係合した状態で、外部ハウジング3内に内部ハウジ
ング4が納められている。この場合、上記係合片5に対
する係合爪6の係合の態様は、外部ハウジング3内から
内部ハウジング4が上方へ突出しないように互いに係合
しているものの、外部ハウジング3内に於いて内部ハウ
ジング4が下方へ移動できるような態様で互いに係合し
ている。
【0014】上記内部ハウジング4の上面4aには周り
の周縁を残して凹部4bが形成され、この凹部4b内に
於ける上面4cと、下面4d間にかけて複数の端子装着
穴7が貫通形成されている。そして上記複数の端子装着
穴7の各々は図11,図12に示すように平面からみて
長方形に開口され、この長方形の開口をもつ複数の端子
装着穴7は相互に格子状に位置するよう配列されてい
る。而も1つの端子装着穴7に着目すると、平面からみ
て長方形の開口として区画されているので各端子装着穴
7は一対の長辺壁面8と一対の短辺壁面9より成り、あ
る1つの端子装着穴7と格子状配列状態で横隣りに位置
する別の端子装着穴7との配列関係は、1つの端子装着
穴7の長辺壁面8と、別の端子装着穴7の短辺壁面9と
が壁10を中にして互いに対置されるようにして全部の
端子12が配列せしめられている。この実施例の場合、
上記長辺壁面8の長さは短辺壁面9の長さの2倍に設定
されているので、ある1つの端子装着穴7の長辺壁面8
と、横隣りのある別の端子装着穴7の短辺壁面9間の壁
10の壁厚と、上記ある1つの端子装着穴7の短辺壁面
9と、もう1つの更に別の端子装着穴7の長辺壁面8間
の壁10の壁厚とを比較した場合、互いに略等しく設定
されている。つまり全部の壁10の厚さが等しい。この
ようにすることで内部ハウジング4に於ける凹部上面4
cの単位面積あたりに高密度に端子装着穴7を開口形成
した場合でも、従来の長方形の開口の端子装着穴の複数
を、その長辺壁面同志又は短辺壁面同志を一方向に向け
て一様に揃えて、全体を格子状に配列又は斜め配列した
ものに比し、1つの端子装着穴とその四方の横隣りに位
置する端子装着穴間の壁厚を全部等しくすることができ
る。従って全端子装着穴の周りの壁全部の厚さに関し、
設計上必要な強度を確保した上で、余計に厚くする必要
がないから内部ハウジング4の単位面積あたりに高密度
に端子装着穴を形成できる。而して、上記内部ハウジン
グ4の複数の端子装着穴7の形成態様に合わせて外部ハ
ウジング3には複数の端子のテール支持穴11が形成さ
れている。
【0015】続いて上記各端子装着穴7内に装着されて
いる端子12について、図13、図14、図15に従い
説明する。上記各端子12は、上方のコンタクト部13
と、中間のコンタクトビームを形成するバネ部14と、
下方のテール部15を一連に連ねたもので、上記コンタ
クト部13は、コンタクト基部13a上に於いて左右に
区分された一対のコンタクト片13b,13cより成
り、これら左右対称形状のコンタクト片13bと13c
間が谷13dとして形成され、その結果一方のコンタク
ト片13bの斜めのコンタクト端面16bと、他方のコ
ンタクト片13cの斜めのコンタクト端面16c並びに
谷13dの谷底16dによって形成されるコンタクト端
面の形状は略V字状を呈している。次いで上記バネ部1
2は、コンタクト基部13aからテール基部15aに至
るまで複数のアール状部14bを一連に連ねたもの、而
も1つのアール状部14bに対して、次に連ねるアール
状部14bが180度反対向になるようにして連ね、全
体としてコンタクト部13からテール部15に向って蛇
行形状に構成したものである。この実施例では複数のア
ール状部14bを順次直線部14aを介して一連に連ね
た例を示してあるが、複数のアール状部14bのみを一
連に連ねたものでもよい。そして上記テール部15は、
上記テール基部15a及びその先の図示せざるバーンイ
ンボード上導体に接続するテールコンタクト15bより
成り、上記テール基部15aの両側各々に係止爪15c
が形成されている。従って各端子12は、図13又は図
14に示す如くバネ部14がアール状部14bを直線部
14aによって順次連ねて全体として蛇行形状に構成さ
れているので、蛇行方向と直交する面が広幅面17とな
り、反対に蛇行方向の端面が細幅面18として形成され
ている。そしてこのような端子12は、好適には金属板
からプレス打抜き形成して加工することが望ましいが、
その他、先ず金属板をピン状又は線材状に打抜き、次い
で上記バネ部14を蛇行形状に曲げ加工してもよい。ま
た、バネ部14を線材からなるバネ材により製作し、そ
れをコンタクト部13及びテール部15に対して連ねて
もよい。
【0016】ところで、上記各端子を上記内部ハウジン
グ4の各端子装着穴7及び外部ハウジング3のテール支
持穴11内に装着するには、各端子の広幅面17を各端
子装着穴7の長辺壁面8に対向させて、従って各端子の
細幅面18を各端子装着穴7の短辺壁面9に対向させた
状態で装着する。上記装着に当っては、内部ハウジング
4を外部ハウジング3内に装着する前に、内部ハウジン
グ4の下方から、各端子12のコンタクト部13を頭に
して各端子装着穴7内に挿入し、各端子12のコンタク
ト部13の一対のコンタクト片13b,13cが内部ハ
ウジング4の凹部4bの上面4c上に臨ませる。この
時、図15に示すように、コンタクト部13の基部13
aの左右一対の肩部19が、内部ハウジング4の各端子
装着穴7の上部の一対のストッパー片20に対向する。
次いで各端子12が装着せしめられている内部ハウジン
グ4を外部ハウジング3に装着するものであるが、この
時各端子12のテール部15のテール基部15aが外部
ハウジング3のテール支持穴11内に挿入されるように
して装着する。すなわち、テール部15をソケット本体
2の底面側から引っ張ることによってテール基部15a
の係止爪15cがテール支持穴11の壁面に係合し、こ
れにより各端子12が支持される。この各端子12の内
外ハウジング4,3への装着状態をみてみると、上述し
たように複数の端子装着穴7は互いに格子状配列関係に
定められ、而もある1つの端子装着穴7と、四方方向の
各横隣りに位置する各々の端子装着穴7の配列関係は、
1つの端子装着穴7の長辺壁面8と、上記各々の端子装
着穴7の短辺壁面9とが壁10を中にして対置している
こと、及び各端子12は各端子装着穴7内に装着される
際、広幅面17を長辺壁面8に対向させて装着するの
で、ある端子装着穴7内の1つの端子12と、それに対
して四方向の各横隣りに位置する端子装着穴7内の各端
子12は、互いに90度異なった状態で装着されてい
る。つまり、図15に示すように1つの端子12は、そ
の広幅面17が図示され、その横隣りの端子12は細幅
面18が図示されてみえることになる。そこで、ここで
重要なことは、各端子12はバネ部14によって弾性変
形するので、各端子12は、内部ハウジング4の各端子
装着穴7内に於いては長辺壁面8及び短辺壁面9に接触
しないように、換言すれば弾性変形中バネ部14の直線
部14aは勿論アール状部14bの何れも長辺壁面8、
短辺壁面9に接触しないようにアール状部14b及び直
線部14aの寸法と、長辺壁面8及び短辺壁面9の寸法
との関係が定められているものである。このコンタクト
部13からテール部15に至るまでの全体として蛇行形
状にバネ部14が形成されていることにより、ICパッ
ケージのバーンインテスト時、この端子のコンタクト部
13がICパッケージのコンタクトとしての半田ボール
に接触せしめられる時、テストにとって十分必要な而も
毎回安定した接触力を生起せしめ得る為のバネ長さを確
保することができる。故に端子数を高密度に装着できる
ものである。
【0017】次いでバーンインソケット1はオープント
ップタイプのカバー21を有する。即ちカバー21は、
四角形の周辺枠部22と、その枠内に於ける中央の開口
23を有し、バーンインテストすべきICパッケージ2
4が上記の中央開口23を通して自動機によりバーンイ
ンソケットの内部ハウジング4上に装着又はそこから脱
着されるようになっている。即ちオープントップタイプ
となる。上記カバー21は外部ハウジング3の両サイド
に一対配されたカム復帰スプリング26により各々復帰
動作するカム27によって押下力を解除すると図5の状
態の上動限位置に復帰し、逆に図5の状態からカバー2
1を押し下げると、図7の中間動作を経て図9の下動限
位置に押し下げられる。
【0018】上記カム機構について詳述すると、先ず外
部ハウジング3の両サイド各々の上記カム復帰スプリン
グ26は外部ハウジング3の内底面と上記カム27のス
プリング受部29間に配設され、各カム27をカム支軸
28を中心として互いに相手カム27の方に向く方向に
回動するよう付勢している。上記両サイドに一対配設さ
れたカム27は各々上方にカム面32が形成され、この
カム面32はカバー21のカム受面33に接している。
上記カム受面33は緩斜面部33aと急斜面部33bよ
り成り、図5の状態では、カム27のカム面32は緩斜
面部33a上にあり、そこからカバー21を押し下げる
と、先ずカム27は、そのカム面32が緩斜面部33a
によってガイドされて図7のように傾き、なおもカバー
21を押し下げると、カム27は、そのカム面32が急
斜面部33bによってガイドされ図9のように傾くもの
であり、カバー21に対する押下力を解除するとカム復
帰スプリング26によってカム27が順次図9の状態か
ら、図7、図5の状態へ復帰し、カバー21が元位置の
上動限に復帰する。
【0019】ところで上記に於いてはカバー21の上下
動動作とカム27の傾動動作とを関係づけて述べたが、
カム27の傾動動作は、内部ハウジング4の上下動動作
に主として関係している。即ち、内部ハウジング4の両
サイドには、各翼片30が横方向に突出して形成され、
上記各翼片30が上記各カム27の翼片抱持溝31内に
納まっているものである。そして、図5の状態のよう
に、カム27が直立し、カバー21に対して押下力が加
わらずカバー21が上動限位置に在る時、内部ハウジン
グ4の翼片30は翼片抱持溝31内に完全に納まり、内
部ハウジング4が、その係合爪6を外部ハウジング3の
係合片に対して係合した状態の上動限位置になるように
(カバー上動限復帰状態)、そして図7の状態のよう
に、カバー21をやや押し下げ、カム27のカム面32
が緩斜面部33aをガイドし終り、急斜面部33bにさ
しかかってカム27がやや傾動し始めた時、内部ハウジ
ング4の翼片30が翼片抱持溝31内から移動し始め、
翼片抱持溝31の上面31aによって翼片30、即ち内
部ハウジング4がやや下動せしめられるように(カバー
押下中間状態)、更に図9の状態のように、カバー21
を完全に下限位置へ押し下げ、カム27のカム面32が
急斜面部33bによってガイドされ終りカム27が完全
に傾動した時、内部ハウジング4の翼片30が翼片抱持
溝31内から移動限まで移動し、翼片抱持溝31の上面
31aによって翼片30、即ち内部ハウジング4が完全
に下動限位置まで下動せしめられるように、(カバー下
動限状態)、カム27とカバー21と内部ハウジング4
の動作関係が定められているものである。上記に於いて
カバー上動限状態の図5及び図6の状態はICパッケー
ジ24のバーンインテスト時を示し(以下単にテスト時
と記載する。)、カバー押下中間状態の図7及び図8の
状態はバーンインテスト終了後のICパッケージ24を
解放する途中又は、これからバーンインテストを行うI
Cパッケージのテスト移行過程を示し(以下単に移行過
程時と記載する。)、更にカバー下動限状態の図9及び
図10の状態はバーンインテスト終了後のICパッケー
ジ24をオープントップタイプのカバー21から自動機
にて取出す寸前、又はこれからバーンインテストすべき
ICパッケージ24をオープントップタイプのカバー2
1の中央開口23を通して内部ハウジング4上に載せた
状態(以下単に開放状態時と記載する。)を示してい
る。
【0020】ところで、図5、図6状態のテスト時、I
Cパッケージ24をしっかりと保持しておく為に、ラッ
チアーム34とラッチ復帰スプリング35よりなるラッ
チ機構が設けられている。即ち、バーンインソケット1
の外部ハウジング3内には、上記一対のカム27が配設
されている両サイドに対し、90度異なった方向の両サ
イドに図16及び図17に示すようなL字状の一対のラ
ッチアーム34を伴うラッチ傾動片36がICパッケー
ジ24を介して両側に向かい合うように装備され、それ
らの各ラッチ傾動片36がラッチ支持軸37によって傾
動可能に支持されている。そして各ラッチアーム34は
常時ラッチ復帰スプリング35によりラッチ方向に付勢
されている。この為カバー21が押されていない図5、
図6状態のテスト時には、内部ハウジング4上のICパ
ッケージ24に対し、各ラッチアーム34がラッチ復帰
スプリング35により復帰し、そのラッチ面34aをI
Cパッケージ24の上面に着座し、ICパッケージ24
を保持している。そしてカバー21が押され始めた移行
過程時以降、開放状態時にはICパッケージ24をフリ
ーにする必要があるので、カバー21の下面には図18
及び図19に示すように4本のラッチ動作体38が一対
のラッチ傾動片36の両側計四カ所に係合するのに適し
た状態で下向きに配設されている。尚図中の22aはソ
ケット本体2との係合状態を保つための本体係合部であ
る。そして図7、図8状態の上記カバー21が押され始
めた移行過程時には、ラッチ動作体38の先がラッチ傾
動片36に対接しかかり、図9、図10状態のカバー2
1が完全に下動した開放状態時には、カバー21の下動
に伴うラッチ動作体38の下動によりラッチアーム34
が傾動し、そのラッチ面34aがICパッケージ24の
上面から離れて開かれるものである。従ってICパッケ
ージ24は自動機により取出し可能又は装着可能にな
る。
【0021】上記に於いて、カバー21が押され始めた
図7、図8状態の移行過程時、万が一ICパッケージ2
4がバーンインソケットの内部ハウジング4上から脱落
したり、不測に位置を動かしたりするとバーンインソケ
ットによるテストが円滑に実施されないこととなるの
で、この状態時ラッチアーム34は図8に示すように直
立状態を保ち、図9、図10状態の開放状態に至る寸前
で図9に示すようにラッチアーム34を開くようにして
いる。この為に、カバー21は、テスト時から移行過程
終了時まではゆっくりと下動するようにカム27のカム
面32が緩斜面部33aをガイドし、移行過程終了時か
ら開放時に至る過程でカバー21は急に下動するように
カム27のカム面32が急斜面部33bをガイドするよ
うにされているものである。これにより、ICパッケー
ジ24を自由に取出したり、装着できる開放時に至る寸
前までは、ICパッケージ24がラッチアーム34に実
質上保持されていることとなり、ICパッケージ24の
バーンインテストが円滑に実施される。
【0022】次にこのようなバーンインソケット1を用
いたICパッケージ24のバーンインテスト動作を説明
する。図5、図6状態のテスト時、カバー21に対し押
下力が加わっていないので各復帰スプリング26の付勢
により各カム27が直立状態にあって、そのカム面32
が緩斜面部33a上のガイドし始める始点位置にあり、
カバー21は上動限位置にある。そして内部ハウジング
4の各翼片30が各カム27の各翼片保持溝31内に納
まり、内部ハウジング4は、その各係合爪6が各係合片
5に係合した状態の上動限にあり、他方各ラッチアーム
34が直立状態となって各ラッチアーム34のラッチ面
34aがICパッケージ24の上部を抑え、それを保持
している。この時ICパッケージ24のコンタクトとし
ての各半田ボール25が内部ハウジング4の各端子12
の各コンタクト部13に接触し、テストが実施される。
図15に従い、これをより具体的に説明すると、内部ハ
ウジング4が上述したように上動限に位置保持されてい
ることと、ICパッケージ24が上述したように上方か
らラツチ保持されているので、ICパッケージ24の半
田ボール25が端子12のコンタクト部13に接触する
と、各端子12は、そのバネ部14によって弾性変形す
る。即ち、アール状部14bを順次直線部14aを介し
て連ね、全体として蛇行形状のバネ部14が全体として
アール状部14b間のピッチを狭くするように圧密され
て弾力を蓄える。この際、バネ部14のアール状部14
bの細幅面18が短辺壁面9に向うように変形したり、
広幅面17が長辺壁面8に向うように変形したりしない
ので各端子12のバネ部14は端子装着穴7の長、短辺
壁面8,9の何れにも接触せず上記弾性変形がバネ部1
4の全長にわたって各部で平均に行なわれる。従って、
各端子12につきテスト時毎回あるいは複数の端子12
の各々が平均して安定した弾力を生ずる。これは、端子
12を高密度に実装すべく各端子12の幅や長さ等の寸
法を小さくした場合でも、バネ部の強度不足を招くこと
もなく、又有効バネ長を十分とった上で安定した弾力を
生ずる端子とすることができる。逆に言えば、バネ部の
必要強度を確保し、有効バネ長を十分とり、而も安定し
た弾力を生ぜしめる高密度実装用の小寸法の端子の設計
がより容易となるものである。特に周囲の壁面との間に
余計なクリアランスをつくる必要がなくなる。
【0023】さて、ICパッケージ24の半田ボール2
5は一対のコンタクト片13b,13c間に接触してい
るが、バネ部14に蓄えられた弾力によりコンタクト部
13の一対のコンタクト片13b,13cがICパッケ
ージ24の半田ボール25に付勢され、必要な接触力を
確保する。より具体的に言うと、上記接触力によりIC
パッケージ24の半田ボール25は一対のコンタクト片
13b,13c各々のコンタクト端面16b,16cに
喰い込むようにして接触する。この為に、半田ボール2
5の接触面と、コンタクト端面16b,16c間に不測
の空気層が介在するおそれが少ないので、接触時の電気
抵抗が大となったり等を原因とする接触不良がほとんど
ない。又、万が一、ICパッケージ24の半田ボール2
5に若干の大小の差又は、規定位置からのズレがあった
としても、球状の半田ボール25に接触するのは、谷1
3dを中にした一対のコンタクト片13b,13cであ
って、斜めコンタクト端面16bと谷底16dと斜めコ
ンタクト端面16cによって、ほぼV字状のコンタクト
端面が形成されているから、半田ボール25とコンタク
ト部13の接触良好性はほとんど確保されるものであ
る。
【0024】上記に於いて、内部ハウジング4の端子装
着穴7群は、ある一つの端子装着穴7に対し、四方の各
位置の別の端子装着穴7との関係は、各端子装着穴7の
長辺壁面8と短辺壁面9とを壁10を介して対置される
ようにして全体として配列されていること、又各端子1
2は、その広幅面17を長辺壁面8に平行に、その細幅
面18を短辺壁面9に平行にして装着されているが、各
端子装着穴7及び各端子12は格子状に配列されている
と共にICパッケージ24の半田ボール25も上記格子
状配列に合致した格子状配列なので、上述したように全
端子12と全半田ボール25が正確に接触する。ところ
で、このような配列なので、ある1つの端子装着穴7と
四方の端子装着穴7間の各壁10の厚さを全て等しくす
ることができる。これは各壁10を余計に厚くすること
にならないから、端子の高密度実装に適う。
【0025】このようにしてICパッケージ24のバー
ンインテストが終了した後、図7、図8状態の移行時に
示すようにカバー21を押し下げると、上述したように
カム27がやや傾動し、内部ハウジング4がやや下動
し、各端子12のコンタクト部13の一対のコンタクト
片13b,13cが半田ボール25から離れ始める。こ
の時ラッチアーム34は未だラッチ位置に位置してい
る。そして、カバー21を更に押下し、図9、図10の
開放時に至ると、内部ハウジング4が下動限に至り、各
端子12のコンタクト部13の一対のコンタクト片13
b,13cが完全に半田ボール25から離れ、且つ上述
したようにラッチアーム34が完全に傾動し、そのラッ
チ面34aがICパッケージ24の上方外の位置に位置
する。このように、ICパッケージ24の開放直前でラ
ッチアーム34がラッチ保持位置外に位置するので、移
行時に於けるICパッケージ24の不測の脱落がほとん
どない。この後テスト終了後のICパッケージ24を自
動機でバーンインソケット1からとり出す。これからI
Cパッケージ24をバーンインテストする時は、図9状
態でICパッケージ24を内部ハウジング4上に置き、
図9、図7、図5の順序で逆に動作してバーンインテス
トするものである。
【0026】
【発明の効果】以上詳述した如く本願の請求項1記載の
発明によると、ICパッケージのバーンインテスト時端
子は、そのバネ部のアール状部間ピッチが狭くなるよう
に安定して弾性変形するのみで、端子装着穴の壁面に当
るおそれがほとんどないから、端子装着穴を余計に大き
いスペースとする必要がなく、結局ソケット本体上の単
位面積当りに多くの端子装着穴を形成できるから端子の
高密度実装を可能にする。加えてこの端子は、高密度実
装の為に小寸法にしても、蛇行形状のバネ部により有効
バネ長を十分とれると共に常時安定した接触力を出すこ
とができるバネ部を有する端子をもつバーンインソケッ
トを提供できる。
【0027】更に、請求項2記載の発明によると、より
端子を高密度実装できる。換言すれば端子の高密度実装
の為の設計がし易いバーンインソケットを提供できる。
【0028】更に請求項3記載の発明によると、上記効
果に加えてICパッケージの半田ボールと電気接触性が
良好となる。又、請求項4,5記載の発明によると上記
効果を出す為の製造し易い端子をもつバーンインソケッ
トを提供できる。更に請求項6記載の発明によると、上
記効果に加え端子を高密度に実装できる端子装着穴群を
もつバーンインソケットの設計、製造がし易いものであ
る。加えて、請求項7,8,9記載の発明によると上記
効果に加えてICパッケージをオープントップタイプで
バーンインソケットに装着又は取り出しでき、ICパッ
ケージのテスト動作、開放動作を円滑且つ確実に実施で
きるバーンインソケットを提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるバーンインソケッ
トの平面図である。
【図2】図1のバーンインソケットのP矢視図である。
【図3】図1のバーンインソケットのQ矢視図である。
【図4】図1のバーンインソケットの4−4線断面に沿
い、ICパッケージのバーンインテスト時を示した断面
図である。
【図5】図1のバーンインソケットの4−4線断面に沿
い、ICパッケージのバーンインテスト時を示した片側
断面図である。
【図6】図1のバーンインソケットの6−6線断面に沿
い、ICパッケージのバーンインテスト時を示した片側
断面図である。
【図7】図1のバーンインソケットの4−4線断面に沿
い、バーンインテスト後ICパッケージの開放途中又
は、これからバーンインテストするICパッケージのテ
スト移行時を示した片側断面図である。
【図8】図1のバーンインソケットの6−6線断面に沿
い、バーンインテスト後ICパッケージの開放途中又
は、これからバーンインテストするICパッケージのテ
スト移行時を示した片側断面図である。
【図9】図1のバーンインソケットの4−4線断面に沿
い、バーンインテストをしたICパッケージを完全に開
放した状態又はこれからバーンインテストをするICパ
ッケージを装着した状態を示す片側断面図である。
【図10】図1のバーンインソケットの6−6線断面に
沿い、バーンインテストをしたICパッケージを完全に
開放した状態又はこれからバーンインテストをするIC
パッケージを装着した状態を示す片側断面図である。
【図11】バーンインソケットの複数の端子装着穴の配
列状態を示す図である。
【図12】端子が装着された端子装着穴の配列状態を示
す図1の矢示A部分のカット図である。
【図13】端子の正面図である。
【図14】端子の側面図である。
【図15】端子のコンタクト部にICパッケージの半田
ボールが接触している状態を示す図4の矢示Bの所の部
分カット図である。
【図16】ラッチ傾動片の平面図である。
【図17】ラッチ傾動片の側面図である。
【図18】カバーの正面からの片側断面図である。
【図19】カバーの側面からの片側断面図である。
【符号の説明】
1 バーンインソケット 2 ソケット本体 3 外部ハウジング 3a 取付ペグ 4 内部ハウジング 4a 上面 4b 凹部 4c 凹部上面 4d 下面 5 係合片 6 係合爪 7 端子装着穴 8 端子装着穴の長辺壁面 9 端子装着穴の短辺壁面 10 端子装着穴間の壁 11 端子のテール支持穴 12 端子 13 コンタクト部 13a コンタクト基部 13b 一方のコンタクト片 13c 他方のコンタクト片 13d 谷 14 バネ部 14a 直線部 14b アール状部 15 テール部 15a テール基部 15b テールコンタクト 15c 係止爪 16b,16c コンタクト端面 16d 谷底 17 広幅面 18 細幅面 19 肩部 20 内部ハウジング4の各端子装着穴7の上部
に形成されたストッパー片 21 カバー 22 周辺枠部 22a 本体係合部 23 中央開口 24 ICパッケージ 25 半田ボール 26 カム復帰スプリング 27 カム 28 カム支軸 29 スプリング受部 30 内部ハウジングの翼片 31 翼片抱持溝 31a 翼片抱持溝の上面 32 カム面 33 カバーのカム受面 33a 緩斜面部 33b 急斜面部 34 ラッチアーム 34a ラッチ面 35 ラッチ復帰スプリング 36 ラッチ傾動片 37 ラッチ支持軸 38 ラッチ動作体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−88063(JP,A) 特開 平8−236233(JP,A) 特開 平9−162332(JP,A) 特開 平6−203926(JP,A) 特開 平10−50443(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 33/76 H01L 23/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソケット本体2と、上記ソケット本体2
    の端子装着穴7内に装着されていて、コンタクト部13
    とバネ部14とテール部15より成る端子12の複数を
    備え、ICパッケージ24を、そのコンタクトとしての
    半田ボール25が上記端子12のコンタクト部13に対
    応させるようにしてソケット本体2上に載置し、上記端
    子12と半田ボール25を互いに接触せしめてICパッ
    ケージ24のバーンインテストをする為のバーンインソ
    ケット1に於いて,上記各端子装着穴7内に装着される
    各端子12の上記バネ部14は、上記コンタクト部13
    からテール部15に向って、複数のアール状部14b
    を、そのアール面を交互に反対方向に向けながら一連に
    連ね、全体として蛇行形状に形成したことを特徴とする
    バーンインソケット。
  2. 【請求項2】 ソケット本体2と、上記ソケット本体2
    の端子装着穴7内に装着されていて、コンタクト部13
    とバネ部14とテール部15より成る端子12の複数を
    備え、ICパッケージ24を、そのコンタクトとしての
    半田ボール25が上記端子12のコンタクト部13に対
    応させるようにしてソケット本体2上に載置し、上記端
    子12と半田ボール25を互いに接触せしめてICパッ
    ケージ24のバーンインテストをする為のバーンインソ
    ケット1に於いて,上記の端子12を装着する複数の端
    子装着穴7群は、全体として相互に格子状に配列され、
    而も各端子装着穴7は平面からみて長方形に開口形成さ
    れていることにより一対の長辺壁面8と一対の短辺壁面
    9より成り、複数の端子装着穴7群内の任意の位置の端
    子装着穴7の長辺壁面8側の壁10を介してその横隣り
    に位置する別の端子装着穴7は、その短辺壁面9を対置
    させるように且つ任意の位置の端子装着穴7の短辺壁面
    9側の壁10を介してその横隣りに位置する別の端子装
    着穴7は、その長辺壁面8を対置するようにして、複数
    の端子装着穴7全体がソケット本体2のハウジングに配
    列形成され、上記各端子装着穴7内に装着される各端子
    12の上記バネ部14は、上記コンタクト部13からテ
    ール部15に向って、複数のアール状部14bを、その
    アール面を交互に反対方向に向けながら一連に連ね、全
    体として蛇行形状に形成したことを特徴とするバーンイ
    ンソケット。
  3. 【請求項3】 上記端子12のコンタクト部13は谷1
    3dを中にして左右対称形状の一対のコンタクト片13
    b,13cより成り、テスト時ICパッケージ24の半
    田ボール25が、一対のコンタクト片13b,13cの
    斜めのコンタクト端面16b,16cが形成するほぼV
    字状のコンタクト端面に喰い込むようにして接触するこ
    とを特徴とする請求項1,2何れか1項に記載のバーン
    インソケット。
  4. 【請求項4】 上記端子12は、そのバネ部14の蛇行
    方向と直交する面が広幅面17として、反対に蛇行方向
    の端面が細幅面18として形成されて成り、上記広幅面
    17に向かう方向から金属板を打抜くことで形成されて
    いることを特徴とする請求項1,2何れか1項記載のバ
    ーンインソケット。
  5. 【請求項5】 上記端子12は、いったん金属板から打
    抜かれた後、そのバネ部14を複数のアール状部14b
    を交互に反対に向けながら一連に連ねることにより全体
    として蛇行形状になるように曲げ加工したものであるこ
    とを特徴とする請求項1,2何れか1項記載のバーンイ
    ンソケット。
  6. 【請求項6】 上記長方形の開口をもつ端子装着穴7の
    長辺壁面8の長さは、短辺壁面9の長さよりも長く設定
    され、複数の端子装着穴7間の壁10の厚さが等しく設
    定されていることを特徴とする請求項2記載のバーンイ
    ンソケット。
  7. 【請求項7】 上記ソケット本体2は、外部ハウジング
    3と、その外部ハウジング3に対して上下動可能に収納
    されると共に上記端子装着穴7が複数形成されている内
    部ハウジング4より成り、上記ソケット本体2上には、
    ICパッケージ24をオープントップ式にて脱着する為
    の中央開口23が形成された周辺枠部22より成るカバ
    ー21を上下動可能に配設し、テスト時上記カバー21
    と内部ハウジング4を上動限に位置決めして内部ハウジ
    ング4上のICパッケージ24の半田ボール25と端子
    12のコンタクト部13を所定の接触力にて接触せしめ
    ると共に、開放時カバー21が押されて、カバー21と
    内部ハウジング4を下動限に位置決めし、ICパッケー
    ジ24の半田ボール25と端子12のコンタクト部13
    を離す為のカム機構を備え、このカム機構は外部ハウジ
    ング3に傾動可能に取着された一対のカム27と、この
    一対のカム27各々を直立状態に付勢する為の各カム復
    帰スプリング26と、上記各カム27のカム面32を受
    ける為のカバー21の下面に形成された各カム受面33
    より成ることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
    6項の何れか1項に記載のバーンインソケット。
  8. 【請求項8】 上記テスト時、ICパッケージ24の上
    部を抑えてICパッケージ24を位置保持すると共に、
    上記開放時ICパッケージ24に対する抑えを解く為の
    ラッチ機構を備え、このラッチ機構は、外部ハウジング
    3に傾動可能に取着された一対のラッチアーム34と、
    テスト時この一対のラッチアーム34の各々のラッチ面
    34aを内部ハウジング4上のICパッケージ24上に
    座すようにラッチアーム34を付勢するラッチ復帰スプ
    リング35と、開放時カバー21の押下によってカバー
    21が下動限に位置した時、上記ラッチアーム34を押
    下して、ラッチアーム34をラッチ復帰スプリング35
    に抗して開放方向に傾動する為のカバー21下面に設け
    られたラッチ動作体38より成ることを特徴とする請求
    項7記載のバーンインソケット。
  9. 【請求項9】 上記カム27のカム面32を受ける為の
    カバー21下面のカム受面33は、緩斜面部33aと急
    斜面部33bより成り、テスト時カバー21と内部ハウ
    ジング4が上動限に位置している時、カム27のカム面
    32は上記緩斜面部33aの始点位置上に位置せしめら
    れ、次いで上記テスト時からICパッケージ24の開放
    時へ向かう移行時には、カム27のカム面32が緩斜面
    部33a面上をガイドせしめられるようにカム27を中
    間傾動せしめ、もってカバー21の急激な下動を抑えて
    カバー21に連なるラッチ動作体38の下動を抑えるこ
    とによりラッチアーム34をラッチ位置に保持せしめ、
    且つカバー21と内部ハウジング4が下動限に至る寸前
    でカム27のカム面32が急斜面部33b上をガイドせ
    しめられるようにカム27を最終限へ傾動せしめ、もっ
    て完全開放時の寸前でラッチアーム34をICパッケー
    ジ24の上方から開放方向へ傾動せしめるように、緩斜
    面部33aと急斜面部33bによるカム27のカム面3
    2のガイドタイミング及びカバー21とラッチ動作体3
    8の下動タイミング並びにラッチアーム34の傾動タイ
    ミングが設定されていることを特徴とする請求項8のバ
    ーンインソケット。
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