JPH09162332A - Bgaのicテスト用ソケット - Google Patents
Bgaのicテスト用ソケットInfo
- Publication number
- JPH09162332A JPH09162332A JP34687595A JP34687595A JPH09162332A JP H09162332 A JPH09162332 A JP H09162332A JP 34687595 A JP34687595 A JP 34687595A JP 34687595 A JP34687595 A JP 34687595A JP H09162332 A JPH09162332 A JP H09162332A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- package
- pressing
- cover
- force
- bga
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R1/00—Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
- G01R1/02—General constructional details
- G01R1/04—Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
- G01R1/0408—Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets
- G01R1/0433—Sockets for IC's or transistors
- G01R1/0483—Sockets for un-leaded IC's having matrix type contact fields, e.g. BGA or PGA devices; Sockets for unpackaged, naked chips
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
- Connecting Device With Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 絶縁基盤凹部に装着したBGAのパッケ
ージを押し圧して、コンタクトピン(21)と半田ボールと
が弾性接触するようにしたICソケットであって、パッ
ケージ押圧のために、基盤両端部に軸棒(22)を介して回
動可能に設けられた2 枚の押さえ板(24)と、それを付勢
するコイルスプリング(27)とがあり、押さえ板回動のた
めに、基盤外周に沿って上下動可能に設けた押さえカバ
ー(29)と、押さえ板と押さえカバーの連動部(26)に設け
られて、コイルスプリングの力を軽減するレバー(28)と
があり、レバー(28)と押さえカバー(29)との作用部を調
整することにより、押さえカバー(29)押し下げ力の増減
を可能にしたBGAのICテスト用ソケット。 【効果】 BGAの蓋開閉タイプICテスト用ソケット
の欠点が解消できる。
ージを押し圧して、コンタクトピン(21)と半田ボールと
が弾性接触するようにしたICソケットであって、パッ
ケージ押圧のために、基盤両端部に軸棒(22)を介して回
動可能に設けられた2 枚の押さえ板(24)と、それを付勢
するコイルスプリング(27)とがあり、押さえ板回動のた
めに、基盤外周に沿って上下動可能に設けた押さえカバ
ー(29)と、押さえ板と押さえカバーの連動部(26)に設け
られて、コイルスプリングの力を軽減するレバー(28)と
があり、レバー(28)と押さえカバー(29)との作用部を調
整することにより、押さえカバー(29)押し下げ力の増減
を可能にしたBGAのICテスト用ソケット。 【効果】 BGAの蓋開閉タイプICテスト用ソケット
の欠点が解消できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、BGA(Ball G
rid Array)のICテスト用ソケットに関する。
rid Array)のICテスト用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のBGAのICテスト用ソケットの
構造を図6および図7に示した。これらの図において、
主面にICパッケージ1を装着する凹部4が形成された
絶縁基盤3と、この絶縁基盤3の凹部4には弾性的な機
能を有する先端部を備えたコンタクトピン6群が、それ
ぞれ先端部をある一方向に向けグリッド状に配設されて
いる。また、絶縁基盤3の主面の片側端部には軸棒7が
装着されており、この軸棒7には絶縁基盤3のコンタク
トピン6群を完全に閉合する機能を有する押さえ上蓋カ
バー8が、主面に対して垂直な遊間部を有する絶縁基盤
軸受け部5を介して、回動可能に軸着されている。さら
にまた、押さえ上蓋カバー8の開放を速やかに行い開放
状態を安定的に保持するために、軸棒7の周りには、コ
イルスプリング15が挿間されている。この押さえ上蓋
カバー8の軸棒7付近にはコイルスプリング15の弾性
力を受けるためのボス9が設けられている。この押さえ
上蓋カバー8の内側には、押さえ中蓋カバー12が配置
され、押さえ中蓋カバー12の内側主面の所定の位置に
は、BGAのICパッケージを押し圧するパット13が
形成され、軸受け部14は調動可能な長穴で、回動可能
に装着されている。また、軸棒7付近はコイルスプリン
グ15の弾性力を受けないために、前記押さえ上蓋カバ
ー8のボス9を貫通させる穴があけられている。さら
に、押さえ中蓋カバー12の外側には押さえ上蓋カバー
8の内側と点支する 2カ所の押し圧点が形成されてお
り、押さえ上蓋カバー8閉合時に自ら適正に調動し、B
GAのICパッケージ1に対する押さえ姿勢を補正し、
常に適正な押さえ状態が保たれるように構成され、BG
AのICパッケージの半田ボール2と前記絶縁基盤3の
コンタクトピン6群の先端部とが、弾性接触するように
構成されている。前記押さえ上蓋カバー8を絶縁基盤凹
部4に閉合したとき、この状態を保持する係り止め機能
を持ったロックレバー16が絶縁基盤軸受け部5とは反
対の端部に装着され、押さえ上蓋カバー8のフック11
に係り止めする構造になっている。
構造を図6および図7に示した。これらの図において、
主面にICパッケージ1を装着する凹部4が形成された
絶縁基盤3と、この絶縁基盤3の凹部4には弾性的な機
能を有する先端部を備えたコンタクトピン6群が、それ
ぞれ先端部をある一方向に向けグリッド状に配設されて
いる。また、絶縁基盤3の主面の片側端部には軸棒7が
装着されており、この軸棒7には絶縁基盤3のコンタク
トピン6群を完全に閉合する機能を有する押さえ上蓋カ
バー8が、主面に対して垂直な遊間部を有する絶縁基盤
軸受け部5を介して、回動可能に軸着されている。さら
にまた、押さえ上蓋カバー8の開放を速やかに行い開放
状態を安定的に保持するために、軸棒7の周りには、コ
イルスプリング15が挿間されている。この押さえ上蓋
カバー8の軸棒7付近にはコイルスプリング15の弾性
力を受けるためのボス9が設けられている。この押さえ
上蓋カバー8の内側には、押さえ中蓋カバー12が配置
され、押さえ中蓋カバー12の内側主面の所定の位置に
は、BGAのICパッケージを押し圧するパット13が
形成され、軸受け部14は調動可能な長穴で、回動可能
に装着されている。また、軸棒7付近はコイルスプリン
グ15の弾性力を受けないために、前記押さえ上蓋カバ
ー8のボス9を貫通させる穴があけられている。さら
に、押さえ中蓋カバー12の外側には押さえ上蓋カバー
8の内側と点支する 2カ所の押し圧点が形成されてお
り、押さえ上蓋カバー8閉合時に自ら適正に調動し、B
GAのICパッケージ1に対する押さえ姿勢を補正し、
常に適正な押さえ状態が保たれるように構成され、BG
AのICパッケージの半田ボール2と前記絶縁基盤3の
コンタクトピン6群の先端部とが、弾性接触するように
構成されている。前記押さえ上蓋カバー8を絶縁基盤凹
部4に閉合したとき、この状態を保持する係り止め機能
を持ったロックレバー16が絶縁基盤軸受け部5とは反
対の端部に装着され、押さえ上蓋カバー8のフック11
に係り止めする構造になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のBG
AのICテスト用ソケットにおいては、絶縁基盤凹部4
に、BGAのICパッケージ1を装着して押さえ上蓋カ
バー8を閉合した時、押さえ中蓋カバー12はICパッ
ケージの半田ボール2と垂直に接触するよう自由に調動
することができ、ICパッケージの半田ボール2と絶縁
基盤3のコンタクトピン6群の接触部には均一な押し圧
が加わり、接触不良等が発生しにくいなど、従来のQF
PタイプのICパッケージ等に多く使用されている蓋開
閉タイプのICテスト用ソケットとして、実用上多くの
利点を持っている反面、次のような問題があった。
AのICテスト用ソケットにおいては、絶縁基盤凹部4
に、BGAのICパッケージ1を装着して押さえ上蓋カ
バー8を閉合した時、押さえ中蓋カバー12はICパッ
ケージの半田ボール2と垂直に接触するよう自由に調動
することができ、ICパッケージの半田ボール2と絶縁
基盤3のコンタクトピン6群の接触部には均一な押し圧
が加わり、接触不良等が発生しにくいなど、従来のQF
PタイプのICパッケージ等に多く使用されている蓋開
閉タイプのICテスト用ソケットとして、実用上多くの
利点を持っている反面、次のような問題があった。
【0004】即ち、蓋開閉タイプのICテスト用ソケッ
トは、押さえ上蓋カバー8の開閉とICパッケージ1の
着脱を一緒に行うことができず、自動機の構造が複雑で
あった。また、このICテスト用ソケットをバーン・イ
ン・ボードに実装する場合、押さえ上蓋カバー開閉軌道
のスペースを空ける必要があり、実装数は制限されてい
た。
トは、押さえ上蓋カバー8の開閉とICパッケージ1の
着脱を一緒に行うことができず、自動機の構造が複雑で
あった。また、このICテスト用ソケットをバーン・イ
ン・ボードに実装する場合、押さえ上蓋カバー開閉軌道
のスペースを空ける必要があり、実装数は制限されてい
た。
【0005】BGAのICパッケージの半田ボール2と
絶縁基盤3に埋設されたコンタクトピン6とが安定した
電気接触をするためには、ある程度の接触力が必要であ
るため、BGAのICパッケージ1の半田ボール2数が
増加するほど、押さえ上蓋カバー8の閉合時、ICテス
ト用ソケットを実装している配線基盤3の配線を断線さ
せるおそれがあった。例えば絶縁基盤3に埋設されたコ
ンタクトピン1 本当たりの接触力を40 gとすると、300
ピンのソケットでは押さえ上蓋カバー8の閉合時には12
kgの力が配線基盤にかかることになる。
絶縁基盤3に埋設されたコンタクトピン6とが安定した
電気接触をするためには、ある程度の接触力が必要であ
るため、BGAのICパッケージ1の半田ボール2数が
増加するほど、押さえ上蓋カバー8の閉合時、ICテス
ト用ソケットを実装している配線基盤3の配線を断線さ
せるおそれがあった。例えば絶縁基盤3に埋設されたコ
ンタクトピン1 本当たりの接触力を40 gとすると、300
ピンのソケットでは押さえ上蓋カバー8の閉合時には12
kgの力が配線基盤にかかることになる。
【0006】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
ので、蓋開閉タイプのカバー機構を変えて、ICパッケ
ージの着脱をソケットの上方から行うことができ、また
カバーの押し下げ力を軽減できるとともに、ICパッケ
ージの半田ボール数が増減した場合にも対応しえる、信
頼性の高いBGAのICテスト用ソケットを提供しよう
とするものである。
ので、蓋開閉タイプのカバー機構を変えて、ICパッケ
ージの着脱をソケットの上方から行うことができ、また
カバーの押し下げ力を軽減できるとともに、ICパッケ
ージの半田ボール数が増減した場合にも対応しえる、信
頼性の高いBGAのICテスト用ソケットを提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の目的
を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、BGAのICパ
ッケージの半田ボールとコンタクトピンとの電気接触
を、ICパッケージを押さえる2 枚の押さえ板で行い、
押さえ板の開閉は中央部を抜いた押さえカバーで行う構
造によって、上記の目的を達成できることを見いだし、
本発明を完成したものである。
を達成しようと鋭意研究を重ねた結果、BGAのICパ
ッケージの半田ボールとコンタクトピンとの電気接触
を、ICパッケージを押さえる2 枚の押さえ板で行い、
押さえ板の開閉は中央部を抜いた押さえカバーで行う構
造によって、上記の目的を達成できることを見いだし、
本発明を完成したものである。
【0008】即ち、本発明は、絶縁基盤に、BGAのI
Cパッケージにおけるグリッド状の半田ボール群を載せ
るバネ状のコンタクトピンをそれぞれ間隔をおいて配置
埋設した凹部を設け、上記絶縁基盤凹部に装着したIC
パッケージを押し圧して、絶縁基盤に埋設されたバネ状
のコンタクトピンとICパッケージの半田ボールとが弾
性接触するように構成してなるICソケットであって、
ICパッケージを押し圧するために、絶縁基盤の両端部
に軸棒を介して回動可能に設けられた2 枚の押さえ板
と、前記押さえ板の軸棒付近には押さえ板を付勢する戻
り用のコイルスプリングとがあり、この押さえ板の回動
を行うために、前記絶縁基盤外周に沿って上下動可能に
設けた押さえカバーと、押さえ板と押さえカバーの連動
部に設けられて、戻り用コイルスプリングの力を軽減す
るレバーとがあり、レバーと押さえカバーとの作用部を
調整することにより、半田ボールとコンタクトピンとの
接触力を保持したまま、押さえカバー押し下げ力の増減
を可能にしたことを特徴とするBGAのICテスト用ソ
ケットである。
Cパッケージにおけるグリッド状の半田ボール群を載せ
るバネ状のコンタクトピンをそれぞれ間隔をおいて配置
埋設した凹部を設け、上記絶縁基盤凹部に装着したIC
パッケージを押し圧して、絶縁基盤に埋設されたバネ状
のコンタクトピンとICパッケージの半田ボールとが弾
性接触するように構成してなるICソケットであって、
ICパッケージを押し圧するために、絶縁基盤の両端部
に軸棒を介して回動可能に設けられた2 枚の押さえ板
と、前記押さえ板の軸棒付近には押さえ板を付勢する戻
り用のコイルスプリングとがあり、この押さえ板の回動
を行うために、前記絶縁基盤外周に沿って上下動可能に
設けた押さえカバーと、押さえ板と押さえカバーの連動
部に設けられて、戻り用コイルスプリングの力を軽減す
るレバーとがあり、レバーと押さえカバーとの作用部を
調整することにより、半田ボールとコンタクトピンとの
接触力を保持したまま、押さえカバー押し下げ力の増減
を可能にしたことを特徴とするBGAのICテスト用ソ
ケットである。
【0009】本発明のBGAのICテスト用ソケット
は、ICパッケージの押し圧を押さえ上蓋カバーではな
く押さえカバーと連動した2 枚の押さえ板で行うことに
よって、ICパッケージの着脱が押さえカバーの押し圧
時にICテスト用ソケットの中央部から可能となり、ま
たこの押さえカバーと押さえ板とに連動されたレバーの
長さを調整することで、押さえ上蓋カバーの押し下げ力
を軽減かつ調整をすることができる。
は、ICパッケージの押し圧を押さえ上蓋カバーではな
く押さえカバーと連動した2 枚の押さえ板で行うことに
よって、ICパッケージの着脱が押さえカバーの押し圧
時にICテスト用ソケットの中央部から可能となり、ま
たこの押さえカバーと押さえ板とに連動されたレバーの
長さを調整することで、押さえ上蓋カバーの押し下げ力
を軽減かつ調整をすることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面を用い
て説明するが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はない。
て説明するが、本発明はこの実施例に限定されるもので
はない。
【0011】図1および図2は、本発明のBGAのIC
テスト用ソケットの一実施例を示すそれぞれ断面図、正
面図であり、図1の断面は、図2のI−I線に沿う断面
図である。図3は、図1の正面図から上下動可能な押さ
えカバー29を取り外した正面であり、図3には特に、
装着測定されるICパッケージ1をも示してある。
テスト用ソケットの一実施例を示すそれぞれ断面図、正
面図であり、図1の断面は、図2のI−I線に沿う断面
図である。図3は、図1の正面図から上下動可能な押さ
えカバー29を取り外した正面であり、図3には特に、
装着測定されるICパッケージ1をも示してある。
【0012】絶縁基盤17の主面中央にはBGAのIC
パッケージ1の半田ボールと電気接触するコンタクトピ
ン21が所定の間隔でグリッド状に埋設された凹部18
がある。また、絶縁基盤17の両側には軸棒22が設け
られており、この軸棒22にはBGAのICパッケージ
1を押し圧するための押さえ板24が回動可能に2 枚対
称的に軸着されている。さらに押さえ板24のICパッ
ケージ押し下げ力を安定的に保持するために、軸棒22
の外側には、コイルスプリング27が押さえ板24を押
し圧する形で絶縁基盤17に設置されている。押さえ板
24の押し圧部25の開閉を行うために絶縁基盤17の
外周に沿い中央部を抜いた押さえカバー29が上下動可
能に装着されている。この押さえカバー29の上下動
時、前記コイルスプリング27の圧縮を行うためのレバ
ー28が連動されている。このレバー28は、絶縁基盤
17の押さえ板24の外側で軸棒23によって軸着さ
れ、レバー28の一方は押さえ板24のフック26と接
触し、もう一方は押さえカバー29の下方の作用点30
と接触している。
パッケージ1の半田ボールと電気接触するコンタクトピ
ン21が所定の間隔でグリッド状に埋設された凹部18
がある。また、絶縁基盤17の両側には軸棒22が設け
られており、この軸棒22にはBGAのICパッケージ
1を押し圧するための押さえ板24が回動可能に2 枚対
称的に軸着されている。さらに押さえ板24のICパッ
ケージ押し下げ力を安定的に保持するために、軸棒22
の外側には、コイルスプリング27が押さえ板24を押
し圧する形で絶縁基盤17に設置されている。押さえ板
24の押し圧部25の開閉を行うために絶縁基盤17の
外周に沿い中央部を抜いた押さえカバー29が上下動可
能に装着されている。この押さえカバー29の上下動
時、前記コイルスプリング27の圧縮を行うためのレバ
ー28が連動されている。このレバー28は、絶縁基盤
17の押さえ板24の外側で軸棒23によって軸着さ
れ、レバー28の一方は押さえ板24のフック26と接
触し、もう一方は押さえカバー29の下方の作用点30
と接触している。
【0013】次に図4および図5を用いてBGAのIC
パッケージ1の装着状態について説明する。図4におい
て、2 方向から伸びた押さえ板24は、コイルスプリン
グ27の力によりBGAのICパッケージ1を上方から
押し圧し、半田ボール2とコンタクトピン21が電気接
触している。押さえカバー29を装置による自動あるい
は手動で下方へ押し下げることにより、押さえカバー2
9と連動しているレバー28が下方へ回動し、押さえ板
24を押し圧しているコイルスプリング27を圧縮させ
る。このコイルスプリング27が圧縮することにより、
押さえ板24が外側に回動し、図5に示したように押さ
え板24の先端部25が開放状態となる。この状態でB
GAのICパッケージ1の着脱が行われる。押さえ板2
4を開放させる力は、コイルスプリング27の圧縮力に
よって決められるが、押さえカバー29と押さえ板24
の間にレバー28を設けることにより、コイルスプリン
グ27の圧縮力を軽減させた構造になっている。またレ
バー28と押さえカバーの作用点30の位置を調整する
ことなどによりICソケットの半田ボール数の増減に対
応して押さえカバー開閉力も自由に変えることができ
る。
パッケージ1の装着状態について説明する。図4におい
て、2 方向から伸びた押さえ板24は、コイルスプリン
グ27の力によりBGAのICパッケージ1を上方から
押し圧し、半田ボール2とコンタクトピン21が電気接
触している。押さえカバー29を装置による自動あるい
は手動で下方へ押し下げることにより、押さえカバー2
9と連動しているレバー28が下方へ回動し、押さえ板
24を押し圧しているコイルスプリング27を圧縮させ
る。このコイルスプリング27が圧縮することにより、
押さえ板24が外側に回動し、図5に示したように押さ
え板24の先端部25が開放状態となる。この状態でB
GAのICパッケージ1の着脱が行われる。押さえ板2
4を開放させる力は、コイルスプリング27の圧縮力に
よって決められるが、押さえカバー29と押さえ板24
の間にレバー28を設けることにより、コイルスプリン
グ27の圧縮力を軽減させた構造になっている。またレ
バー28と押さえカバーの作用点30の位置を調整する
ことなどによりICソケットの半田ボール数の増減に対
応して押さえカバー開閉力も自由に変えることができ
る。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のBGAの
ICテスト用ソケットは、パッケージの着脱時、蓋の開
閉がないため、バーン・イン・ボードへの実装数を増加
させることができる。また、パッケージの着脱時の押さ
えカバー開閉力を軽減させる構造になっているため、半
田ボール数が増加しても押さえ板と押さえカバーの連動
部のレバーの形状を変えることにより、ピン数が少ない
ソケットと同様の押さえカバー開閉力で対応することが
可能となる。
ICテスト用ソケットは、パッケージの着脱時、蓋の開
閉がないため、バーン・イン・ボードへの実装数を増加
させることができる。また、パッケージの着脱時の押さ
えカバー開閉力を軽減させる構造になっているため、半
田ボール数が増加しても押さえ板と押さえカバーの連動
部のレバーの形状を変えることにより、ピン数が少ない
ソケットと同様の押さえカバー開閉力で対応することが
可能となる。
【図1】本発明のBGAのICテスト用ソケットの断面
図である。
図である。
【図2】本発明のBGAのICテスト用ソケットの正面
図である。
図である。
【図3】本発明のBGAのICテスト用ソケットの押さ
えカバーを外した正面図である。
えカバーを外した正面図である。
【図4】本発明のBGAのICテスト用ソケットのIC
装着の状態図である。
装着の状態図である。
【図5】本発明のBGAのICテスト用ソケットのIC
着脱の状態図である。
着脱の状態図である。
【図6】従来のICソケットの正面図である。
【図7】従来のICソケットの断面図である
1 ICパッケージ 2 ICパッケージの半田ボール 3,17 絶縁基盤 4,18 絶縁基盤凹部 5 絶縁基盤軸受け部 6,21 コンタクトピン 7 軸棒 8 押さえ上蓋カバー 9 押さえ上蓋カバーのボス 10 押さえ上蓋カバー軸受け部 11 押さえ上蓋カバーのフック 12 押さえ中蓋カバー 13 押さえ中蓋カバーパット 14 押さえ中蓋カバー軸受け部 15 ねじりコイルスプリング 16 ロックレバー 19 絶縁基盤軸受け部(押さえ板) 20 絶縁基盤軸受け部(レバー) 22 軸棒(押さえ板用) 23 軸棒(レバー用) 24 押さえ板 25 押さえ板押し圧部 26 押さえ板フック 27 コイルスプリング 28 レバー 29 押さえカバー 30 押さえカバー作用点
Claims (1)
- 【請求項1】 絶縁基盤に、BGAのICパッケージに
おけるグリッド状の半田ボール群を載せるバネ状のコン
タクトピンをそれぞれ間隔をおいて配置埋設した凹部を
設け、上記絶縁基盤凹部に装着したICパッケージを押
し圧して、絶縁基盤に埋設されたバネ状のコンタクトピ
ンとICパッケージの半田ボールとが弾性接触するよう
に構成してなるICソケットであって、 ICパッケージを押し圧するために、絶縁基盤の両端部
に軸棒を介して回動可能に設けられた2 枚の押さえ板
と、前記押さえ板の軸棒付近には押さえ板を付勢する戻
り用のコイルスプリングとがあり、この押さえ板の回動
を行うために、前記絶縁基盤外周に沿って上下動可能に
設けた押さえカバーと、押さえ板と押さえカバーの連動
部に設けられて、戻り用コイルスプリングの力を軽減す
るレバーとがあり、レバーと押さえカバーとの作用部を
調整することにより、半田ボールとコンタクトピンとの
接触力を保持したまま、押さえカバー押し下げ力の増減
を可能にしたことを特徴とするBGAのICテスト用ソ
ケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34687595A JPH09162332A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | Bgaのicテスト用ソケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34687595A JPH09162332A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | Bgaのicテスト用ソケット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09162332A true JPH09162332A (ja) | 1997-06-20 |
Family
ID=18386413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34687595A Pending JPH09162332A (ja) | 1995-12-13 | 1995-12-13 | Bgaのicテスト用ソケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09162332A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999050677A1 (en) * | 1998-04-01 | 1999-10-07 | Molex Incorporated | Burn-in test socket |
EP1061786A2 (en) * | 1999-06-18 | 2000-12-20 | Molex Incorporated | Socket for IC package |
JP2003078078A (ja) * | 2001-09-04 | 2003-03-14 | Advanced Systems Japan Inc | 電子部品用接続端子、これを用いたパッケージ、コネクタ、およびその製造方法 |
KR100400830B1 (ko) * | 2000-12-27 | 2003-10-08 | 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 | 반도체패키지용 전단응력 시험기의 리피티션 지그 |
-
1995
- 1995-12-13 JP JP34687595A patent/JPH09162332A/ja active Pending
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