JPH10106706A - 集積回路用テストソケット - Google Patents

集積回路用テストソケット

Info

Publication number
JPH10106706A
JPH10106706A JP9192609A JP19260997A JPH10106706A JP H10106706 A JPH10106706 A JP H10106706A JP 9192609 A JP9192609 A JP 9192609A JP 19260997 A JP19260997 A JP 19260997A JP H10106706 A JPH10106706 A JP H10106706A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
lid
platform
test socket
latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9192609A
Other languages
English (en)
Inventor
Dean Twig Richard
リチャード・ディーン・トウィッグ
Dale Mitchem Steven
スティーブン・デイル・ミッチェム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minnesota Mining and Manufacturing Co filed Critical Minnesota Mining and Manufacturing Co
Publication of JPH10106706A publication Critical patent/JPH10106706A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/02Arrangements of circuit components or wiring on supporting structure
    • H05K7/10Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets
    • H05K7/1015Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads
    • H05K7/1023Plug-in assemblages of components, e.g. IC sockets having exterior leads co-operating by abutting, e.g. flat pack
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R1/00Details of instruments or arrangements of the types included in groups G01R5/00 - G01R13/00 and G01R31/00
    • G01R1/02General constructional details
    • G01R1/04Housings; Supporting members; Arrangements of terminals
    • G01R1/0408Test fixtures or contact fields; Connectors or connecting adaptors; Test clips; Test sockets

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Connecting Device With Holders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 テストする集積回路の厚さを許容誤差内の最
大厚さまで対応できるテストソケットを提供する。 【解決手段】 テストソケット11は、ベース13と蓋
49とラッチ75とを含む。ベースは、相対的に直線移
動及び回転移動可能にして上方へばね付勢された支承部
材15を含む。外部回路基板と集積回路とを電気接続す
る接触ピン39がベース及び支承部材を貫通して延びて
いる。支承部材の下に支承部支持部材17を有し、支承
部材の下方移動が所定距離までに限定される。さらに支
承部材は、上方移動を所定距離までに限定すべくベース
に連結する脚部31を有す。蓋内には、上下に直線移動
できる押圧パッド53を含む。押圧パッドは、逆V字状
斜面に接する薄板ばね55によって付勢される。押圧パ
ッドは蓋内で垂直移動可。従って種々厚さの集積回路に
対応できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に集積回路を
テストする装置に係り、特に、繰り返し使用可能な基板
上で、集積回路のリードとテストソケットの接続ピンと
の間の信頼できる接続をなす、改良されたテストソケッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】これらの回路の大多数は、もし故障の傾
向があるならば非常に短いテスト時間中に切れてしまう
ことが解ったので、重要な集積回路は製品に取り付けら
れる前に高い温度でテストされる。これらの集積回路
は、接触パッドもしくはリードを有する長方形のセラミ
ックスかプラスチックのパッケージにおいて、たびたび
カプセルに入れられる。そしてそれらパッドまたはリー
ドは、電気的に集積回路に接続される。集積回路をテス
トするためには、集積回路のパッケージ上の接続パッド
またはリードに対して一時的な電気的接続をなすことが
必要である。この目的のために作られたテストソケット
は、特別な集積回路をテストするための適当な回路を有
するプリント回路基板にはんだで継がれる。
【0003】殆どの先行デザインは、テストソケットの
ベースの1つのエッジに沿ってヒンジ付けされた蓋を含
んでおり、その蓋が閉じられるようにテストソケットの
接続ピン上に集積回路を締め付けるようにされている。
残念ながら、そのヒンジ付けされた蓋は、閉じるときに
非垂直な方向に加わる力の動的な成分を生じることが見
出されている。ここでは、垂直な方向は、テストソケッ
トの平面に対して垂直なベクトルによって規定されてい
る。垂直な方向以外に加えられる力は、如何なる力も、
テストソケットの接続ピンに対して集積回路の移動を生
じるかも知れない。この移動は、集積回路の接触パッド
またはリードを傷つけるかも知れず、また集積回路をカ
プセルにいれているセラミックスまたはプラスチックの
をひび割れさせたり、あるいは損壊したりする恐れがあ
る。この問題の1つの解決策が、米国特許第5,247,
250号に図示されている。この特許は、本発明の譲受
人に譲渡されており、ここに参考として取り入れられて
いる。この先行の発明は、集積回路のプラットフォーム
の回転移動でも直線移動でも許容する。この先行発明は
プラットフォームが移動するのを許容するが、所定位置
での下方への移動を止めるために、プラットフォームの
下でいくつかの支持を有していることがさらに好まし
い。それに加えて、適応性を持ったテストソケットの蓋
は、集積回路が、仕様における許容範囲内の最大厚さを
持つことを可能にする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】集積回路装置において
リードの数が増加するとき、ソケットの接触によって生
じるばね力の合力は大きくなり、大きな力が蓋に加えら
れてそれを掛け止めする。集積回路をテストソケットの
接触ピンに接触させるように下方へ付勢するうえで機械
的な利点を得るための何らかの手段を与えることは有用
である。試験を行う周囲の状況によっては、2つの別の
機構を有することが好ましいであろう。その1つは、閉
じられた蓋を固定するための機構であり、他の1つは、
集積回路を接触ピンに向かって付勢するうえで機械的な
利点を与える機構である。一方では、閉じられた蓋を掛
け止めして、且つ機械的な利点も生じるような唯一の機
構を備えたテストソケットを有することも、ある状況に
おいてはさらに好ましいであろう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、米国特許第
5,247,250号のソケットを幾つかの方法で改善す
るものである。第1に、テストソケットのベースおよび
プラットフォームは、この先行技術において生じる回転
移動および直線移動に対して自由であるが、と同時に、
蓋の部分が集積回路に対して垂直に直線移動するのを許
容する。この特徴は、集積回路が仕様における許容範囲
内の最大厚さを持っても損傷されるのを防止すると同時
に、回路が信頼できる接続をなすに十分な力を与えるこ
ともできる。蓋のこの部分は、逆V字状の頂部がわから
延びる斜面を備えた押圧パッドを有しており、この押圧
パッドは、蓋のフレーム内に置かれて且つ該フレームの
範囲内で上下に移動できる。薄板ばねが、蓋フレームに
連結され且つ該薄板ばねと押圧パッドとを含んでいる蓋
カバーによって斜面を横切って固定される。蓋カバー
は、薄板ばねが押圧パッドを垂直に移動させられるよう
に十分に撓むのを許容する開口を有している。
【0006】第2に本発明は、機械的な利点を生じるラ
ッチ機構を利用することによって蓋を閉じると同時に、
加えられた力を増加させる手段を提供する。この機械的
な利点は、ラッチと蓋との間に少なくとも1つのリンク
を取り付けることによって与えられる。ここで、ラッチ
の長さとリンクの長さは大きく異なっている。
【0007】最後に、別発明における別体の支承部材お
よび支承部支持部材は、所定の距離で支承部材またはプ
ラットフォームの下方への移動を止める手段を提供す
る。さらに、支承部支持部材は、支承部材から下方へ下
がっている脚部がベースの下部面に接触するのを避ける
ことによって、その脚部に潜在的な損傷を与えるのを防
止する。
【0008】
【発明の実施形態】本発明は、添付の図面を参照してさ
らに詳細に説明される。これら図面の幾つかの図におい
て同じ参照番号は同様の部分を示している。
【0009】図1〜5は、本発明のテストソケット11
を示している。図1には、改良されたベース13が、支
承部材15および支承部支持部材17と共に分解して示
されている。ベース13は、ほぼ正方形で平坦な床面な
いし下部面25を有しており、この面から、内側の空間
を規定するように2つの側壁19、前部壁23および後
部壁27が上方へ延びている。
【0010】支承部支持部材17は、ベース13の壁に
よって形成された内側の空間の輪郭に概ね形成されてお
り、ベース13内に配置されている。支承部支持部材1
7は三つの支持壁21を有しており、支承部材15の垂
直方向下部ストッパとして作用する。支承部支持部材1
7は、ベース13の平坦な下部面25上に載置される。
支承部材15は、集積回路(図示せず)のための支承部
を規定するように、2つの位置合わせリッジ29を有し
ている。また、支承部材15の平坦部分から下方へ延び
る4本の脚部31も有しており、それらは終端部33で
外がわへ突出している。これらの脚部31は、支承部支
持部材17内の溝35内に嵌合し、そして脚部の端部3
3がベース側壁19内の凹部37に係合する。各凹部3
7は、その上端に肩部38(図5にも示す)を有してお
り、ベース13の下部面25の方向へある距離だけ延び
ている。溝35は、全ての脚部31が、あるいはどの脚
部31も、そして支承部材15が、ベース13の下部面
25に向かって移動するのを、且つ下部面25からある
距離だけ離れるように移動するのを許容する。その結
果、支承部材15はベース13に対して自由に「浮く」
ことができる。すなわち、支承部材15のどの部分も、
ベース13に対して、且つ支承部材15の他のどの部分
に対しても独立して僅かに押し下げることができる。こ
のように、支承部材15は、集積回路に対して不均等に
加えられる力に応答してどの方向にも僅かに傾くことが
できる。図5に示すように、支承部支持部材17の高さ
は脚部31の長さよりも大きく、したがって支承部材1
5がその最も低い位置へ押し下げられても、脚部の突出
部33は床面25に接触しない。
【0011】支承部材15は、図1に示すように、6本
のコイルばね42によってベース13の下部面25上に
支持されている。ベース13内には、6本のコイルばね
42が着座するための6つの円筒状穴41が、各側壁1
9上に3つずつ形成されている。コイルばね42は、ベ
ース13と支承部材15との間に配置され、支承部材1
5に対して上向きの力を与える。コイルばね42は、支
承部材15を、その載置位置で上方へ付勢する。
【0012】多数の接触ピン39(図4に1本示す)
が、集積回路を外部回路基板(図示せず)に電気接続す
る。これらの接触ピン39は、例えば銅のように弾性を
有する導電性の金属から作られており、中央部分が弓な
りに曲げられた形状にされて接触ピン39にばね動作を
与えている。接触ピン39は、支承部材15内の溝また
は穴45(図1にも示す)を通り、集積回路上に形成さ
れた接触はんだ球へ延びる。集積回路と反対側の接触ピ
ン39の端部は、電気接続のためにベース13の下部面
25を通り、テストソケット11が取り付けられる回路
基板の穴へ延びるブレード47として形成されている。
接触ピン39は、肩部が拡張された溝内にまたは対応穴
内に嵌合することによって支承部材15およびベース1
3に対して保持され、この拡張された溝または対応穴
は、ベース13および支承部材15の双方に形成されて
いる。
【0013】図2は、主に蓋フレーム51と、押圧パッ
ド53と、薄板ばね55および蓋カバー57とからなる
改良された蓋49を示している。蓋フレーム51は、2
つの側壁59と、前部壁61および後部壁63とでほぼ
正方形の形状を有しており、その内側を貫通する開口空
間を形成している。蓋フレーム51内には、押圧パッド
53が着座するための4つの座溝65が、各側壁59の
それぞれの両端に形成されている。
【0014】さらに図2においては、押圧パッド53
は、蓋フレーム51によって形成された内側空間の大き
さおよび形状にほぼ等しい剛性の金属片である。4つの
シートタブ67が押圧パッド53から延びており、その
うちの2つは、2つの側縁69のそれぞれから延びて、
蓋フレーム51内の座溝65の中へ嵌合するように配置
されている。斜面71は、押圧パッド53の頂部面上に
一体的に形成されている。斜面71は2つの面72を有
しており、それらは押圧パッド53の頂部面の上のリッ
ジまたはピーク74から、それぞれ押圧パッド53の反
対側の側縁69に向かって下方へ傾斜しており、押圧パ
ッド53の頂部面よりも少し下の深さまで下っている。
各面72は、押圧パッド53の中央から長さ方向に、押
圧パッド53の反対側の側縁69までの距離のほぼ半分
の長さ延びている。斜面71の幅は、斜面71の頂部上
に配置された薄板ばね55の幅よりも僅かに大きい。押
圧パッド53の頂部面の残りの部分は実質的に平坦であ
る。
【0015】押圧パッド53の頂部面上に配置された薄
板ばね55は、斜面71のリッジ74に対して接触する
だけである。薄板ばね55を正規の位置に保持するため
に、蓋カバー57が蓋フレーム51に連結されており、
このことによって、薄板ばね55の両端を揺動可能に保
持している。蓋カバー57は、内側に長方形の空間73
を有している。この空間は、少なくとも薄板ばね55と
同じ幅を有しており、押圧パッド53が蓋49の内側で
垂直方向上方へ移動するときに薄板ばね55の余裕部分
が上方へ撓むのを許容する。
【0016】ラッチ75およびリンク76は図2,3お
よび4にも示すように、蓋49を閉位置に固定し、蓋4
9を閉じるときに機械的利点を提供する。ラッチ75
は、2つのヒンジスロット77と、ヒンジスロット77
に直接隣接するラッチグリップまたはラッチハンドル7
8と、ヒンジスロット77から下方へ延びる脚部79と
を有している。ラッチ75は、ラッチリップ87に係合
するためのラッチフック80を、その自由端に有してい
る。リンク76は、大略T字状を呈しており、ラッチ7
5の2つのヒンジスロット77の間に嵌合する狭幅の端
部がラッチピンスロット81を備えている。この狭幅端
部は、リンク76を円柱状のラッチピン82によってラ
ッチ75に揺動可能に連結する。リンク76の広幅の端
部はヒンジピンスロット83を有しており、蓋フレーム
51の前部壁61から延びている2つのヒンジ延長部8
4の間に嵌合して、リンク76を円柱状のヒンジピン8
5によって蓋49に揺動可能に連結する。リンク76
は、ラッチハンドル78とヒンジスロット77との間の
距離が、リンク76上のラッチピンスロット81とヒン
ジピンスロット83との間の距離よりもかなり大きいの
で、閉じられた蓋49に力を与える際に大きな機械的利
点をもたらす。これらの距離の差を大きくすれば、機械
的利点はさらに大きなものとすることも可能である。
【0017】作用において、蓋49は、蓋フレーム51
の後部壁63からベース13の後部壁27まで揺動可能
に連結されており、ベース13は回路基板(図示せず)
に取り付けられる。図3および4は、テストソケット1
1の開き方および閉じ方を説明している。蓋49を閉じ
るためには、最初に、図4に示すように、ベース13の
前部壁23内のラッチリップ87の下に、ラッチフック
80が引掛けられる。そして、ラッチ75がほぼ垂直位
置になる向きまで蓋49が下方へ押し下げられる。その
時点で、ラッチハンドル78は上方へ向けて引き上げら
れ、そのことによってラッチピン82をヒンジピン85
を越えて回転させ、ラッチ75を本来の位置にロックす
る。蓋49を開くには、ラッチハンドル78が下方へ引
き下げられ、このことによってラッチピン82をヒンジ
ピン85を越えて戻す。そしてラッチフック80がラッ
チリップ87から取り外され蓋49がベース13から離
れるように回転させられる。
【0018】蓋49が開位置にあるとき、集積回路は支
承部材15上に配置され、接触ピン39がこの集積回路
と回路基板との間で電気的接続をなす。図5に示すよう
に、支承部材15は載置位置で上方にあり、6本のコイ
ルばね42によって上方へ付勢され、脚部端部33でベ
ース凹部37の上方肩部38に係合する。蓋49の内側
で、押圧パッド53は載置位置で下方にあり、薄板ばね
55によって下方へ付勢される。押圧パッド53のシー
トタブ67は、蓋フレーム51の座溝65上の肩部と接
触する。図4は、不完全な開位置にあるテストソケット
11を示しているが、この位置が完全に開いた位置と違
っているのは、ラッチフック80がベース13の前部壁
23におけるラッチリップ87の下に置かれている点だ
けである。完全に開いた位置にあるときのように、不完
全な開位置では蓋49または集積回路には下向きの力は
加わらない。
【0019】蓋49を閉じるとき、押圧パッド53は集
積回路に接触し、且つ支承部材15の底が支承部支持部
材17の壁21の頂部に達するまでコイルばね42およ
び接触ピン39に抗して支承部材15を下方へ押す。そ
の時点で、さらに集積回路の厚さを吸収する垂直方向の
空間が必要である場合には、押圧パッド53が上に押さ
れて薄板ばね55を撓ませる。押圧パッド53を移動さ
せて薄板ばね55を上方へ撓ませるに必要な力は、支承
部材15を下方へ撓ませるに必要な力よりも大きい。
【0020】本発明は、先行文献に記載された発明を凌
ぐ幾つかの利点を有している。第1に、「浮動」支承部
材を組み込むことで、集積回路に加わる動的な力をその
表面にわたって均一に分散させることができ、且つ非垂
直な力によって生じる損傷を最小限に止めるのに寄与
し、このことによって蓋を閉じるときに集積回路を保護
する。第2に、テストソケットが閉じられるとき、蓋内
でばね荷重が与えられている押圧パッドは、集積回路の
損傷に対するさらなる保護を与える。押圧パッドの蓋に
対する垂直方向の移動を許容することは、集積回路に加
わる力をさらに均等化するだけではなく、最大許容厚さ
の集積回路の適用も可能にする。最後に、単一のプラッ
トフォームを支承部材と支承部支持部材とに分離するこ
とで、所定の距離で支承部材の下方への移動を抑止する
ための積極的なストッパを提供できる。
【0021】本発明は、その形態の幾つかのみが示され
たが、それらが限定的なものではなく、且つ本発明の範
囲から逸脱することなく種々の変更をなすことが可能で
あることは、その分野における熟練技術者にとっては明
らかであろう。例えば、薄板ばねを押圧パッドに取り付
け、撓ませる部分のリッジを下向きにしてこの部分を蓋
に取り付けることによっても同じ結果をもたらすことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のベースと支承部支持部材と支承部材
の分解斜視図である。
【図2】 本発明の蓋の分解斜視図であり、蓋フレーム
と、押圧パッドと、薄板ばねと、蓋カバーと、リンクお
よびラッチとを含んでいる。
【図3】 閉位置における本発明の部分破断側面図であ
る。
【図4】 部分的に開位置における本発明の部分破断側
面図である。
【図5】 図4のV−V線に沿う本発明の断面図であ
る。
【符号の説明】
11 テストソケット 13 ベース 15 支承部材 17 支承部支持部材 19 ベースの側壁 21 支承部支持部材の支持壁 23 ベースの前部壁 25 ベースの下部面または床面 27 ベースの後部壁 29 位置合わせリッジ 31 脚部 33 脚部の終端部または突出部 35 溝 37 凹部 38 肩部 39 接触ピン 41 円筒状穴 42 コイルばね 45 穴 47 ブレード 49 蓋 51 蓋フレーム 53 押圧パッド 55 薄板ばね 57 蓋カバー 59 蓋フレームの側壁 61 蓋フレームの前部壁 63 蓋フレームの後部壁 65 座溝 67 シートタブ 69 押圧パッドの側縁 71 押圧パッドの斜面 72 斜面の2つの面 73 空間 74 斜面のリッジまたはピーク 75 ラッチ 76 リンク 77 ヒンジスロット 78 ラッチハンドル 79 ラッチの脚部 80 ラッチフック 81 ラッチピンスロット 82 ラッチピン 83 ヒンジピンスロット 84 ヒンジ延長部 85 ヒンジピン 87 ラッチリップ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集積回路のための改良されたテストソケ
    ットであって、 ベースと、 上記ベースに揺動可能に連結されていて閉位置と開位置
    との間で回転可能な蓋と、 上記蓋の下で集積回路を支持するために上記ベースによ
    って担持されたプラットフォームと、 上記集積回路に対する電気接続のために上記プラットフ
    ォームを貫通して延びる複数の電気接触子と、 上記蓋が閉じられるときに上記集積回路を上記プラット
    フォームと上記電気接触子に押し付けるために蓋の一部
    分を形成する押圧パッドと、 上記蓋に閉じる力が加えられるときに、上記押圧パッド
    に対して蓋が独立して移動するのを許容する蓋適応化手
    段と、 上記蓋を閉位置に固定するラッチ手段との組合わせから
    なり、 上記蓋適応化手段が、 薄板ばねと、 上記薄板ばねに接触している撓ませ部とを備え、 上記薄板ばねおよび撓ませ部のいずれか一方が上記押圧
    パッドによって保持され、且つ該薄板ばねおよび撓ませ
    部の他方が上記蓋によって保持されており、上記押圧パ
    ッドの静止時に上記蓋に加わっている十分に大きな力
    が、該押圧パッドに対する該蓋の独立した移動を許容し
    ながら、上記撓ませ部をして上記薄板ばねに曲げを生じ
    させる、テストソケット。
  2. 【請求項2】 上記プラットフォームを上記ベースに対
    して載置位置に保持するための手段であって、且つ上記
    蓋が閉位置へ動かされるときに該プラットフォームが該
    載置位置からベースに向かって移動するのを許容するた
    めのベース適応化手段を、さらに備えている、請求項1
    記載のテストソケット。
  3. 【請求項3】 上記ベース適応化手段が、 上記ベース内に、且つ上記プラットフォームの下に位置
    して形成された複数の垂直穴と、 複数のコイルばねとを備え、 上記コイルばねのそれぞれが上記垂直穴の1つの中に配
    置され、各コイルばねの一端が該穴の外へ延出して上記
    プラットフォームに接触しており、各コイルばねが該プ
    ラットフォーム上に、上記ベースから遠ざかる方向へ力
    を作用させる、請求項2記載のテストソケット。
  4. 【請求項4】 上記ベース適応化手段が、 上記プラットフォームから上記ベースに向かって下がっ
    ている複数の脚部を備え、該脚部の先端が、該脚部に実
    質的に直角な方向へ突出部を有しており、 上記脚部の突出部と相互に作用し、そして上記ベースに
    向かって且つ該ベースから所定の距離だけ離れて該脚部
    が移動するのを許容するように、該ベース内に形成され
    た複数の肩部を上記ベース適応化手段がさらに備えてい
    る、請求項2記載のテストソケット。
  5. 【請求項5】 上記プラットフォームが、 上記集積回路を支持するためにベース内に担持され、且
    つ該ベースの床面に向かう方向にも離れる方向にも移動
    可能な支承部材を備え、 上記支承部材は、実質的に平坦な上面と、該支承部材か
    らベースに向かって下がっている複数の脚部とを有して
    おり、該脚部の先端が、該脚部に実質的に直角な方向へ
    突出部を有しており、 上記支承部材を支持するために少なくとも2つの壁を有
    する支承部支持体を上記プラットフォームがさらに備
    え、該壁は、ベースに接触している下部エッジと、支承
    部材の上面に接触している上部エッジとを有しており、
    該支承部支持体は、上記脚部の突出部がベースの床面に
    接触する前に、支承部材の下方への移動を所定の距離で
    抑止する、請求項1記載のテストソケット。
  6. 【請求項6】 上記撓ませ部が上記押圧パッドの上面に
    取り付けられ、上記薄板ばねが上記蓋に取り付けられて
    いる、請求項1記載のテストソケット。
  7. 【請求項7】 上記撓ませ部は、上記押圧パッドの上面
    の傾斜部分を備え、上記薄板ばねは、上記蓋内に形成さ
    れて対向している肩部の上に位置する対向側縁を有し、 蓋カバーが、上記蓋の肩部の上の薄板ばねの上記側縁を
    該蓋に固定すると共に保持する、請求項1記載のテスト
    ソケット。
  8. 【請求項8】 上記プラットフォームを上記ベースに対
    して載置位置に保持するための手段であって、且つ上記
    蓋が閉位置へ動かされるときに該プラットフォームが該
    載置位置からベースに向かって移動するのを許容するた
    めのベース適応化手段をさらに備えており、上記蓋適応
    化手段が上記押圧パッドに対する蓋の移動を許容するの
    に必要とされる力が、該ベース適応化手段が上記ベース
    に対するプラットフォームの移動を許容するのに必要と
    される力よりも大きい、請求項1記載のテストソケッ
    ト。
  9. 【請求項9】 上記ラッチ手段が、 上記ベース上のリップと、 リンクと、 上記リンクに揺動可能に連結されて、且つ上記リップに
    係合するために下端部にフックを有するラッチと、 上記ラッチに閉じ力を与える該ラッチ上のハンドルとを
    備え、 上記リンクは上記蓋に揺動可能に連結され、該リンクと
    蓋との可揺動連結と、リンクとラッチとの可揺動連結と
    の間の距離が、リンクとラッチとの可揺動連結と、上記
    ラッチ上のハンドルとの間の距離よりも小さく、その結
    果、上記蓋を閉じて固定すべく該ハンドルに力を加える
    と同時に機械的利点が生じる、請求項1記載のテストソ
    ケット。
JP9192609A 1996-07-17 1997-07-17 集積回路用テストソケット Pending JPH10106706A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/683,752 US5788526A (en) 1996-07-17 1996-07-17 Integrated circuit test socket having compliant lid and mechanical advantage latch
US08/683752 1996-07-17

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10106706A true JPH10106706A (ja) 1998-04-24

Family

ID=24745305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9192609A Pending JPH10106706A (ja) 1996-07-17 1997-07-17 集積回路用テストソケット

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5788526A (ja)
JP (1) JPH10106706A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7042238B2 (en) * 2001-12-28 2006-05-09 Nhk Spring Co., Ltd. Socket for inspection
KR20190028048A (ko) * 2017-09-08 2019-03-18 주식회사 탑 엔지니어링 카메라 모듈용 소켓

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6259263B1 (en) * 1999-06-11 2001-07-10 Micron Technology, Inc. Compliant contactor for testing semiconductors
US6353329B1 (en) * 2000-03-14 2002-03-05 3M Innovative Properties Company Integrated circuit test socket lid assembly
US6690184B1 (en) * 2000-08-31 2004-02-10 Micron Technology, Inc. Air socket for testing integrated circuits
US6945798B2 (en) * 2003-04-30 2005-09-20 Tyco Electronics Corporation Electronic package with socket and reinforced cover assembly
FI121100B (fi) * 2006-11-10 2010-06-30 Yokowo Seisakusho Kk Releliitin
CN201075475Y (zh) * 2007-05-28 2008-06-18 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 电连接器
SG193040A1 (en) * 2012-02-21 2013-09-30 Test Max Mfg Pte Ltd Test socket with hook-like pin contact edge
CN108738355B (zh) * 2015-11-25 2020-11-06 佛姆法克特股份有限公司 用于测试插座的浮动嵌套
JP7281250B2 (ja) * 2018-05-11 2023-05-25 株式会社アドバンテスト 試験用キャリア
TW202121778A (zh) * 2019-11-21 2021-06-01 日商友華股份有限公司 插座及工具

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4378139A (en) * 1981-07-14 1983-03-29 Wells Electronics, Inc. Integrated circuit carrier connector
JPS59107544A (ja) * 1982-12-13 1984-06-21 Hitachi Ltd Icソケツト
JPS6143453A (ja) * 1984-08-08 1986-03-03 Hitachi Ltd 接続装置
JPS6276274A (ja) * 1985-09-30 1987-04-08 日本電気株式会社 Icソケツト
JPH0412284A (ja) * 1990-04-28 1992-01-16 Fujitsu Ltd Icソケット
JP2959827B2 (ja) * 1990-10-17 1999-10-06 東芝ケミカル株式会社 Icソケット
JP2983277B2 (ja) * 1990-10-18 1999-11-29 富士通株式会社 蓋付きicソケットの蓋閉じ機構
JP2983278B2 (ja) * 1990-10-18 1999-11-29 富士通株式会社 蓋付きicソケットの蓋開き機構
JPH04162755A (ja) * 1990-10-26 1992-06-08 Fujitsu Ltd Icソケット
JPH04194680A (ja) * 1990-11-27 1992-07-14 Mitsubishi Electric Corp Icソケット
JPH05275575A (ja) * 1992-03-27 1993-10-22 Nec Corp Icソケット
US5247250A (en) * 1992-03-27 1993-09-21 Minnesota Mining And Manufacturing Company Integrated circuit test socket
JPH05343142A (ja) * 1992-06-02 1993-12-24 Minnesota Mining & Mfg Co <3M> Icソケット
JP2758790B2 (ja) * 1992-09-18 1998-05-28 日本電気アイシーマイコンシステム株式会社 Icソケット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7042238B2 (en) * 2001-12-28 2006-05-09 Nhk Spring Co., Ltd. Socket for inspection
KR20190028048A (ko) * 2017-09-08 2019-03-18 주식회사 탑 엔지니어링 카메라 모듈용 소켓

Also Published As

Publication number Publication date
US5788526A (en) 1998-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0632950B1 (en) Integrated circuit test socket
US6782614B2 (en) Contact pin assembly, contact pin assembly manufacturing method, contact pin assembling structure, contact pin assembling structure manufacturing method, and socket for electrical parts
US4801273A (en) Socket
US5387120A (en) Latching IC connector
US20050250363A1 (en) Socket for semiconductor device
EP1113273A2 (en) System for testing bare IC chips and a socket for such chips
US6547580B1 (en) Socket apparatus particularly adapted for land grid array type semiconductor devices
JPS63305537A (ja) ソケットデバイス
JPH10106706A (ja) 集積回路用テストソケット
JPH0717024Y2 (ja) Tab集積回路のバーンイン及びテスト用ソケット
US4560217A (en) Chip carrier connector
JP3776331B2 (ja) 電気部品用ソケット
US6644981B2 (en) Socket for electrical parts having horizontal guide portion
US20030057980A1 (en) Socket apparatus particularly adapted for lga type semiconductor devices
US7862363B2 (en) IC socket with floatable pressing device for receiving testing IC packages of different sizes
JP3302046B2 (ja) Icソケット
JP3007179U (ja) 電子デバイス用テストソケット
US5547389A (en) Integrated circuit chip socket
US20020160641A1 (en) Socket for electrical parts
US6790069B2 (en) IC socket with resistant mechanism
KR100503683B1 (ko) 케이지디 캐리어 및 상기 캐리어를 탑재하는 집적 회로탑재 소켓
US20110318943A1 (en) Socket connector assembly having reinforcing member for supporting loading device
JP4014961B2 (ja) Icソケット
JP3842037B2 (ja) 電気部品用ソケット
WO1999014603A1 (en) Test contactor