JP4367634B2 - 車輌空調用コントロール装置 - Google Patents
車輌空調用コントロール装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4367634B2 JP4367634B2 JP2004155504A JP2004155504A JP4367634B2 JP 4367634 B2 JP4367634 B2 JP 4367634B2 JP 2004155504 A JP2004155504 A JP 2004155504A JP 2004155504 A JP2004155504 A JP 2004155504A JP 4367634 B2 JP4367634 B2 JP 4367634B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- interlocking
- interlocking gear
- screw
- screw rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
図示するように、この空調用コントロ−ル装置には、風向調整用のダイヤルノブ11、風量調整用のダイヤルノブ12、温度調整用のダイヤルノブ13が操作パネル14に回転操作可能に設けられ、また、内外気の切換ノブ15とエアコンスイッチ16が設けられている。
そして、かさ歯車21をレバ−ギア22のラックギア22aに噛合させ、ダイヤルノブ11の回転をレバ−ギア22に伝達するようになっている。
すなわち、一端部にダイヤルノブ13を軸着した連動軸20の他発端部が軸受部17cによって軸受けされ、また、この連動軸20に設けられたかさ歯車24が支軸部17dに回転自在に軸支されたレバ−ギア25のラックギア25aに噛合し、さらに、レバ−ギア25の一部にコントロ−ルワイヤ26が連結されている。
このため、コントロ−ルワイヤ23、26の配設に自由度がないことから、ヒ−タ−ブロアユニットを操作パネル14に接近させて配置することができなかった。
しかしながら、自動車の乗り降り時などにドアを閉めると、そのドアによる風圧空気がヒ−タ−ブロアユニットの通気孔から入り、エアミックスドアがその風圧空気を受けて回転することがある。
そのために、ダイヤルノブの回転位置を保持するクリック機構の保持荷重を大きくし、ダイヤルノブの不用意な回転を防止する必要があるが、しかし、このように構成したのでは、ダイヤルノブの操作が重くなり操作性が低下してしまうと言う問題が生じていた。
ヒ−タ−ブロアユニットの制御部は、引き戻されるコントロ−ルワイヤによって制御される。
このことから、クリック機構の保持荷重を大きくしないでダイヤルノブの不用意な回転を防止することができる。
図1は、風向調整要のダイヤルノブ31の連動機構部を示す縦断面図である。
ダイヤルノブ31は、従来例として示したダイヤルノブ11と同様のもので、操作パネル32に回転自在に設けてある。
そして、このダイヤルノブ31は連動軸33の一端部に一体的に連結してある。
なお、ばね35によって押動勢力を与えた小球36は軸受部34aの内面に形成した凹部とでダイヤルノブ31のクリック機構を構成している。
この第1連動ギア38は、第1ねじ杆39の一端部に一体形成してあり、第1ねじ杆39をベ−ス34の箱状部底34cに設けた軸孔40を通して後方に突出させるようにして回転自在に保持してある。
第1スライダ−41は、細長形の筒状体で、内孔面には第1ねじ杆39のねじに螺合させるねじが形成してある。
なお、上記した第1連動ギア38、第1ねじ杆39、第1スライダ−41が第1駆動部となっている。
この第2連動ギア42は、第2ねじ杆43の一端部に一体形成してあり、第2ねじ杆43をベ−ス34の箱状部底34cに設けた軸孔44を通して後方に突出させるようにして回転自在に保持してある。
なお、第2連動ギア42は第1連動ギア38と同じ歯数の歯車としてある。
第2スライダ−45は、上記した第1スライダ−41と同構成とした筒状体で、第2ねじ杆43に螺合させるねじが内孔面に形成してある。
なお、第2連動ギア42、第2ねじ杆43、第2スライダ−45が第2駆動部となっている。
このコントロ−ルワイヤ46の他端部は、ヒ−タ−ブロアユニット47に備えられているリンクレバ−48の一側部に連結する。
そして、このコントロ−ルワイヤ49の他端部は、上記のリンクレバ−48の他側部に連結する。
なお、コントロ−ルワイヤ46、49は柔軟性のワイヤが使用してある。
なお、図2はギアロ−タ37を後方から見た状態を示す簡略断面図である。
これより、第1ねじ杆39が矢印53R方向に回転することから、第1スライダ−41が第1ねじ杆39によってねじ送りされて後進し、図3に示すように、矢印54L方向に移動し、コントロ−ルワイヤ46を引っ張りながら引き戻す。
これより、ヒ−タ−ブロアユニット47のリンクレバ−48がコントロ−ルワイヤ49の引っ張り力を受け上記とは反対に矢印55L方向に旋回し、モ−ド切換ドア51を回転させる。
なお、図5に示すダイヤルノブ53は従来例で示したダイヤルノブ13と同様のものであり、また、図示する今一つのダイヤルノブ52は風量を調整するものである。
そして、第1スライダ−58とヒ−タ−ブロアユニット47のリンクレバ−61の一側部とコントロ−ルワイヤ62によって連結し、第2スライダ−60と上記リンクレバ−61の他側部とをコントロ−ルワイヤ63によって連結してある。
ただ、このように構成すると、第1連動ギア38と第2連動ギア42とが同方向に回転するから、第1ねじ杆39及び第1スライダ−41のねじ螺旋方向に対し、第2ねじ杆43及び第2スライダ−45のねじ螺旋方向を反対に形成する。
このようにすれば、第1連動ギア38と第2連動ギア42とが同方向に回転しても、第1スライダ−41と第2スライダ−45とが相対する方向にねじ送りされるから、上記した実施形態と同様にヒ−タ−ブロアユニット47のリンクレバ−48を動作させることができる。
33 連動軸
37 ギアロ−タ
38 第1連動ギア
39 第1ねじ杆
41 第1スライダ−
42 第2連動ギア
43 第2ねじ杆
45 第2スライダ−
46 コントロ−ルワイヤ
47 ヒ−タ−ブロアユニット
48 リンクレバ−
49 コントロ−ルワイヤ
51 モ−ド切換ドア
Claims (4)
- 操作パネルに設けられたダイヤルノブを操作してヒ−タ−ブロアユニットを制御する車輌空調用コントロ−ル装置において、
前記ダイヤルノブに連結して一体的に回転させるギアロ−タと、
前記ギアロ−タに連動させた第1連動ギア、当該第1連動ギアの回転によって軸周り回転する第1ねじ杆、この第1ねじ杆によってねじ送りする第1スライダ−からなる第1駆動部と、
前記第1連動ギアに連動させた第2連動ギア、当該第2連動ギアの回転によって軸周り回転する第2ねじ杆、この第2ねじ杆によってねじ送りする第2スライダ−からなる第2連動部と、
前記第1、第2スライダ−各々とヒ−タ−ブロアユニットの制御部とを連結する2つのコントロ−ルワイヤとを設け、
ダイヤルノブの操作による第1、第2駆動部の動作により、前記2つのコントロ−ルワイヤを互いに逆方向に移動させヒ−タ−ブロアユニットを制御する構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。 - 請求項1に記載した車輌空調用コントロ−ル装置において、
内歯車として形成したギアロ−タと、一端部に第1連動ギアを設けた第1ねじ杆と、一端部に第2連動ギアを設けた第2ねじ杆とを備え、
ギアロ−タの内歯車に第1連動ギアを、第1連動ギアに第2連動ギアを各々噛合させ、これら第1、第2連動ギアを異方向に回転させる構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。 - 請求項1又は2に記載した車輌空調用コントロ−ル装置において
外周にねじを形成した第1、第2ねじ杆と、内孔面に形成したねじを前記第1、第2ねじ杆に螺合させた第1、第2スライダ−とを備え、
第1、第2連動ギアの異方向の回転による第1、第2ねじ杆の回転により、第1、第2スライダ−を互いに逆方向にねじ送りする構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。 - 操作パネルに設けられたダイヤルノブを操作してヒ−タ−ブロアユニットを制御する車輌空調用コントロ−ル装置において、
前記ダイヤルノブに連結して一体的に回転させるギアロ−タと、
前記ギアロ−タに連動させた第1連動ギア、当該第1連動ギアの回転によって軸周り回転する第1ねじ杆、この第1ねじ杆によってねじ送りする第1スライダ−からなる第1駆動部と、
前記ギアロ−タに連動させた第2連動ギア、当該第2連動ギアの回転によって軸周り回転させると共に、前記第1ねじ杆に対し逆ねじとした第2ねじ杆、この第2ねじ杆によってねじ送りする第2スライダ−からなる第2駆動部と、
前記第1、第2スライダ−各々とヒ−タ−ブロアユニットの制御部とを連結する2つのコントロ−ルワイヤとを設け、
ダイヤルノブの操作による第1、第2駆動部の動作により、前記2つのコントロ−ルワイヤを互いに逆方向に移動させヒ−タ−ブロアユニットを制御する構成としたことを特徴とする車輌空調用コントロ−ル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004155504A JP4367634B2 (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 車輌空調用コントロール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004155504A JP4367634B2 (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 車輌空調用コントロール装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005339083A JP2005339083A (ja) | 2005-12-08 |
JP4367634B2 true JP4367634B2 (ja) | 2009-11-18 |
Family
ID=35492601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004155504A Expired - Fee Related JP4367634B2 (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 車輌空調用コントロール装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4367634B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5199842B2 (ja) * | 2008-11-18 | 2013-05-15 | カルソニックカンセイ株式会社 | 空調風吹き出し機構 |
JP5981146B2 (ja) * | 2012-01-10 | 2016-08-31 | 株式会社東海理化電機製作所 | 操作装置 |
-
2004
- 2004-05-26 JP JP2004155504A patent/JP4367634B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005339083A (ja) | 2005-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7439460B1 (en) | Vehicle window opening/closing switch apparatus | |
US6378388B1 (en) | Control panel with double rotary control for a motor vehicle | |
WO2003070346A1 (fr) | Emetteur de commande sans fil | |
JP2005055061A (ja) | 風向き調整機構及び車両用ベンチレータ | |
JP6538638B2 (ja) | パーキングロック機構の手動解除装置 | |
JP4367634B2 (ja) | 車輌空調用コントロール装置 | |
JP2008174027A (ja) | コンソールボックス | |
JP4692724B2 (ja) | 車輌空調用コントロ−ル操作装置 | |
JPS60262B2 (ja) | ステアリングシヤフトのチルト機構 | |
JP2004042781A (ja) | 座席の方向転換機構 | |
JP5252398B2 (ja) | ダイヤル式コントロール操作装置 | |
JP2001082029A (ja) | ドア開閉装置 | |
JPH07334262A (ja) | 前後調節可能な操作ペダル装置 | |
JPH06262956A (ja) | 自動変速機の変速操作装置 | |
JP4472514B2 (ja) | スイッチ構造 | |
JP3729639B2 (ja) | 変速機付き駆動装置を備えたシャッター | |
JPH10198451A (ja) | リモートコントロール装置 | |
JPH0423058Y2 (ja) | ||
JP3207640B2 (ja) | エアアウトレットのフィン回動機構 | |
KR20040035167A (ko) | 에어벤트의 작동구조 | |
JP2004299439A (ja) | 車両用空調装置のコントローラ | |
JPH0642264Y2 (ja) | 調整摘みの回動構造 | |
JP3685443B2 (ja) | シフトレバー装置の衝撃吸収構造 | |
JP2008120208A (ja) | 空調用操作装置 | |
KR20060016344A (ko) | 차량용 에어벤트 구조 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060711 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090723 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090804 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090818 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150904 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |