JP4366547B2 - ラミネート装置 - Google Patents

ラミネート装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4366547B2
JP4366547B2 JP37406799A JP37406799A JP4366547B2 JP 4366547 B2 JP4366547 B2 JP 4366547B2 JP 37406799 A JP37406799 A JP 37406799A JP 37406799 A JP37406799 A JP 37406799A JP 4366547 B2 JP4366547 B2 JP 4366547B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
laminating
sheet
cutting device
stack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP37406799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001179829A (ja
Inventor
一輝 大橋
基人 村木
貴夫 関
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP37406799A priority Critical patent/JP4366547B2/ja
Priority to US09/748,191 priority patent/US6427744B2/en
Publication of JP2001179829A publication Critical patent/JP2001179829A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4366547B2 publication Critical patent/JP4366547B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65CLABELLING OR TAGGING MACHINES, APPARATUS, OR PROCESSES
    • B65C9/00Details of labelling machines or apparatus
    • B65C9/40Controls; Safety devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/12Surface bonding means and/or assembly means with cutting, punching, piercing, severing or tearing
    • Y10T156/1317Means feeding plural workpieces to be joined
    • Y10T156/1343Cutting indefinite length web after assembly with discrete article
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/17Surface bonding means and/or assemblymeans with work feeding or handling means
    • Y10T156/1702For plural parts or plural areas of single part
    • Y10T156/1712Indefinite or running length work
    • Y10T156/1734Means bringing articles into association with web
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T156/00Adhesive bonding and miscellaneous chemical manufacture
    • Y10T156/17Surface bonding means and/or assemblymeans with work feeding or handling means
    • Y10T156/1702For plural parts or plural areas of single part
    • Y10T156/1712Indefinite or running length work
    • Y10T156/1741Progressive continuous bonding press [e.g., roll couples]

Landscapes

  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、用紙等の被積層物の表裏両面を合成樹脂製のシートにて被覆接着するラミネート処理を実行するラミネート装置の構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、カード等を合成樹脂フィルム等のシートによってラミネートするラミネート装置が知られている。
【0003】
その一例として、特開平6−122153号公報では、加圧・加熱ローラ対の上流側にラミネート対象物(被積層物)を検知する第1検知センサと第2検知センサとを順次設け、下流側の第2検知センサが先行する被積層物を検知しているときに、上流側の第1検知センサが次の(後続する)被積層物を検知した場合、各被積層物の間の間隔が一定になるように、第2検知センサが先行する被積層物を検知してから一定時間経過後に後続する被積層物を加圧・加熱ローラ対方向に搬送して連続ラミネート処理するように制御する制御手段を設けた構成が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記先行技術では、後続する被積層物の搬送を規定するため、給紙トレイ部には、被積層物を一枚ずつ間欠的に搬送するためのピックアップローラを設け、第1検知センサと第2検知センサとの間には挿入される被積層物の先端を規制するシャッタを備えてこれらの動作を制御しなければならず、部品点数が多くなると共に制御態様も複雑化し、製造コストが高くなるという問題があった。また、一対のシート同士のみのラミネート部分がシートの搬送方向と直交する方向に形成される、いわゆる横長短冊状の無駄部分の長さ(搬送方向の長さ)を少なくするため、被積層物を一定間隔で搬送して連続ラミネートするとき、その前後に隣接する被積層物の間はラミネートすべきシートにより繋がったまま排出されるものであって、作業者が後に手作業で前記繋がった箇所を横方向に切断しなければならず、手間がかかった。
【0005】
本発明は、前記の従来の問題を解決すべくなされたものであって、簡単な制御及び構成により連続ラミネート処理することができるラミネート装置を提供することを第1の目的とし、また、連続ラミネート処理された被積層物の間を自動的に横方向に切断できるラミネート装置を提供することを第2の目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の発明のラミネート装置は、用紙からなる被積層物を搬送供給する給紙ローラからなる導入部搬送装置と、前記被積層物の表裏両面に積層接着される一対のシートを供給するシート供給部と、前記一対のシートにて前記搬送される被積層物の表裏両面に積層接着するラミネート処理部と、該ラミネート処理部より下流側に配置された横切断装置とを備えたラミネート装置において、前記導入部搬送装置とシート供給部との間に配置された第1検出手段と、前記ラミネート処理部と前記横切断装置との間に配置された縦切断装置とを備え、前記第1検出手段により先行する被積層物の先端が検知されると、該先行する被積層物を搬送してラミネート処理を実行し、所定時間経過後に後続する被積層物の先端部が前記第1検出手段により検知されると、この後続する被積層物をラミネート処理部に搬送して連続ラミネート処理し、前記縦切断装置が前記先行する被積層物の後端と前記後続する被積層物を搬送方向に同一幅で切断する場合には、前記先行する被積層物の後端と前記後続する被積層物の先端との中間位置を前記横切断装置にて搬送方向と直交する横方向にただ一度だけ切断するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【0008】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラミネート装置において、前記連続ラミネート処理を実行するときには、前記所定時間の前半時間と後半時間とに分けて時間経過を視認できる表示装置を備えたものである。
【0009】
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のラミネート装置において、前記横切断装置より下流側に排紙ローラ対を設け、この両者間の距離を横切断による積層体の切除ゴミの長さとなるように設定したものである。
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のラミネート装置において、被積層物を一枚ごとにラミネートする単品処理モードと、前記連続ラミネート処理モードと、積層体の搬送方向の上流側に広幅の余白部を形成するバインダモードとのモード設定スイッチを操作パネル部に備えたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の実施形態について説明する。図1はラミネート装置の概略平面図、図2は概略側断面図、図3はシートカセットを挟んで被積層物の搬送上流側及び下流側の部品の概略配置図、図4はロータリカッター装置(横切断装置)全体の正面図、図5はカッターキャリッジが着脱ガイド体の箇所に位置したときの平面図、図6は図4のV−V線矢視拡大断面図、図7は縦切断装置の概略配置平面図、図8は基準(右)側縦切断装置と電源スイッチ(ロータリ摘み)との拡大側面図、図14(a)〜(c)は連続ラミネートモードでの処理を示す説明図である。
【0012】
本発明の実施形態のラミネート装置1は、図1に示すように、合成樹脂製の本体ケース1aにて覆われ、内部は従来技術の構成と同様に、用紙供給部、シート供給部、ラミネート処理部、及び切断部によって構成されている。
【0013】
各構成の基本的な機能は、従来技術と同様であり、用紙供給部は、書類やカード等の用紙Pを供給する部分であり、シート供給部は、用紙PをラミネートするためのシートS1,S2を供給する部分である。また、ラミネート処理部は、前記用紙供給部から供給される用紙PをシートS1,S2の間に挟み込んでラミネートする部分である。
【0014】
さらに、切断部は、ラミネート処理部から送り出された積層体を切断する部分であり、カッター手段としての縦切断装置42は、積層体Rの左右側縁を当該積層体Rの搬送方向(図1、図3、図7、図11及び図14に示すY方向)に切断する機能を有し、基準側縦切断装置42a及び他側縦切断装置42bとにより構成されている。他方、ガイドレール44に沿ってX方向に往復移動可能な横切断装置41は、積層体R(図11参照)を図1、図5、図11及び図14に示すX方向に切断する機能を有する。
【0015】
そして、図1に示すように、本体ケース1aの左上部側に被積層物供給部としての用紙供給部に配置された給紙トレイ11は、積層しようとする被積層物としての用紙Pを載置するための平坦な用紙載置面を有するものであり、用紙Pを幅方向の位置決めをする用紙ガイド12a,12bが設けられている。用紙ガイド12a,12bは、少なくとも一方が可動であってX方向に移動自在に支持され、本体ケース1aの壁面との距離を任意に調節するものである。なお、本実施形態では、本体ケース1aの用紙出口側からみて用紙Pの右側を基準にしてラミネートされるように後述するシートカセット20が配置されるものとする。
【0016】
前記給紙トレイ11の基端側とシート供給部における上面開放状のカセット収納部に着脱自在装着されるシートカセット20の前側である被積層物導入側との間には、導入側搬送装置としての給紙ローラ8a,8bの対が左右両側のシャーシ10に回動可能に支持されている。そして、その一方の給紙ローラ8bの支軸の一側端に取付けられた伝動歯車に対して、図3に示すように、正逆回転可能なステッピングモータ等の搬送駆動モータ93から供給側伝動歯車機構94を介して動力伝達される。
【0017】
前記カセット収納部に対して着脱自在なシートカセット20は、図2に示すように、2本のシートロール21,22を前後一対のケースからなる筐体内に上下に内蔵したものである。用紙挿入口24は、支持されたシートロール21,22の間に用紙Pを送り込む機能を果たすように前記筐体の前面に横長に形成されている。他方、筐体の後側に形成された用紙送出口25は、前記用紙挿入口24から送り込まれた用紙Pを、シートロール21,22のそれぞれから繰り出されたシートS1,S2と共にラミネート処理部における上下一対の挟持ローラ26,27に送り出す機能を持つ。左右両側のシャーシ10に回動可能に支持された下部の挟持ローラ27は、図3に示し前述と同じ正逆回転可能な搬送駆動モータ93から送出し側伝動歯車機構95を介して回転する駆動ローラである。一方、上部の挟持ローラ26は下部ローラ27にギヤ連結された従動ローラであり、前記駆動する下部ローラ27と同期して回転する。
【0018】
そして、用紙送出口25の部分には、当該用紙送出口25を開閉するための上下一対のシャッター(図示せず)が設けられている。
【0019】
さらに、前記シートカセット20内には、上下一対のガイド板30a,30bが、用紙挿入口24から用紙送出口25に向かって延びるような位置関係に設けられている。ガイド板30a,30bは、用紙挿入口24から送り込まれる用紙Pを用紙送出口25に案内するための案内路を形成するものである。ここで、本実施形態では、ガイド板30a,30bの長さは同一ではなく、下位のガイド板39bが短く、上位のガイド板30aはより長い。下位のガイド板30bには、供給される用紙Pを上位のガイド板30a側に押さえつけることで位置決めする樹脂ばね板(図示せず)が取付けられている。
【0020】
シートロール21,22は、長尺状のシートをロール状に巻回したものである点で、従来技術と同一であるが、シートS1,S2の素材自体が従来技術のそれと大きく異なる。即ち、図2において、図の上方に配置されたシートロール21に巻回されたシートS1は、透明な樹脂フィルム層を基材とし、その一方の面に粘着層が積層されたものである。シートS1の基材たるフィルム層は、例えばPET(ポリエチレンテレフタレート)のフィルムが活用される。
【0021】
図2で示すように、下方に配置されたシートロール22に巻回されたシートS2は、離型シートであり、より具体的には離型紙である。即ち、シートS2は紙を基材とし、パラフィン等の離型性を有する物質が含浸あるいは積層され、前記したシートS1の粘着層が容易に剥がれる程度に接着する性質を持つ。この場合、上側のシートS1の厚さが下方のシートS2の厚さより薄いので、同じ長さのシートを巻回したとき、上シートロール21の巻回直径よりも、下シートロール22の巻回直径のほうが大きくなる。
【0022】
なお、シートS2は、紙を基材とする離型シートに限定されるものではなく、離型性を有する樹脂を基材とする透明なシートであっても良い。前記したシートロール21,22は、いずれも筐体内に回転可能に支持されている。そして、シートS1,S2は、粘着面と離型面とが互いに対向するように、シートカセット20の用紙送出口25から繰り出される。
【0023】
本実施形態のラミネート装置1では、シートS1は、前記したように、透明の樹脂フィルム層を基材とし、その一方の面に粘着層が積層されたものであり、シートS2を離型紙層とした場合には、用紙Pの表面側には、フィルム層と粘着層からなるシートS1が圧接され、粘着層によってフィルム層が用紙Pの表面に接着される。一方、用紙Pの裏にはシートS2が圧接されるが、シートS2は離型紙層だけであるので用紙Pとは接着しない。そして、シートS1,S2の幅を用紙Pの幅よりも大きくすると、用紙Pの幅方向において、シートS1,S2は用紙Pからはみ出す。そして、当該はみ出し部において、シートS1の粘着層と、シートS2の離型紙層とが接着し、実質的にシートS1,S2と用紙Pは一体の積層体Rとなって切断部に送り出される。
【0024】
縦切断装置42のうち、基準側縦切断装置42aは図示実施形態では、ラミネート装置1の排出側から見て、右側を用紙Pの配置の基準(ひいては、シートカセット20に対する用紙Pの挿入時の配置基準)としているので、この基準側(右側)に配置され、他側縦切断装置42bはラミネート装置1の排出側から見て、左側に配置される。
【0025】
本実施形態のラミネート装置1では、図7及び図11に示すごとく、所定幅寸法(W1)の用紙Pに対してシートS1,S2(従って積層体R)の幅寸法(W2)を大きく設定してあり、需要者の好みにより、このシート幅のまま排出する場合(以下、縦非切断という)には、基準側縦切断装置42a及び他側縦切断装置42bを積層体Rの幅より外側に退避させておく。
【0026】
積層体Rのシート幅(W2)のうち、用紙Pの幅(W1)に加えて所定の幅(WB)の余白を残すようにシートの左右両側縁を切除する場合(以下、余白有り、もしくは余白有り縦切断という)及び前記用紙Pの幅の左右両側縁を微小幅だけ切除し、積層体Rを平面視で観察したとき、シートによる積層状態を目立たぬようにする切除の場合(以下、余白無し、もしくは余白無し縦切断という)には後述するように、基準側縦切断装置42a及び他側縦切断装置42bを所定位置にセットするのである。
【0027】
また、積層体Rの送り出しが進み、用紙PのY方向(用紙等の搬送方向)の所定位置まで進んで、積層体Rの所定位置が横切断装置41による切断位置に到達した時点で、積層体Rが横切断装置41によってX方向に切断された後、排紙ローラ対31から排出口32に放出される。
【0028】
次に、横切断装置41としてのロータリカッター装置の構成について、図4〜図6を参照しながら説明する。横切断装置41は、左右一対のシャーシ10、10間に水平状に配置された金属製のガイドレール44と、その下面側に配置された金属板からなるガイド板兼用の固定刃45と、該固定刃45を支持する支持シャーシ46と、前記ガイドレール44の一端に設けられてガイドレール44における案内溝部に沿ってX方向に移動可能に嵌合されたカッターキャリッジ49と、カッターキャリッジ49を前記X方向に往復移動するように駆動する駆動手段48とからなる。
【0029】
前記固定刃45は図6に示すように、Y方向つまり積層体Rの搬送方向の上流側で支持シャーシ46の上面より下方に屈曲させて用紙案内部45aとなし、搬送方向の下流側端縁が、前記カッターキャリッジ49に装着された回転刃50の側面に当接する刃部となるように形成されている。ガイドレール44は、アルミ押出部材等の金属材からなり、カッターキャリッジ49の上端案内突出部51と下端案内突出部52とにそれぞれ被嵌摺接する断面コ字型等の上下レール部44a,44bを一体的に備えると共に、前記駆動手段49における正逆回転可能な直流モータ等からなるカッターモータ53に連結されてスパイラル運動をするスパイラルコイル軸54が嵌まる一端開放状のガイド溝部44cが前記上下レール部44a,44bの間(上下中途部)に形成されている。なお、支持シャーシ46の左右両端には、紙幅方向移動限界を検知するためのリミットスイッチ等の限界センサ55、56が配置されており(図4参照)、カッターキャリッジ49の左右移動端を検知する。本実施形態では、左限界センサ55でカッターキャリッジ49を検出するとホームポジションであることを認識する。右限界センサ56にてカッターキャリッジ49を検知したときには、カッターモータ53を逆回転させて図4及び図5の左端(ホームポジション)へ戻すように制御される。
【0030】
合成樹脂材からなるカッターキャリッジ49は、図6に示すように、回転刃50の支軸50aの両端を軸支するための前後側板49a、49bの上端間を前記上端案内突出部51にて連結したもので前後両側板49a、49bの下端及び左右両側が開放されており、回転刃50の少なくとも下端円周縁が外に露出しているように位置されている。図6に示すように、支軸50aに遊嵌した付勢コイルばね57を回転刃50の側面と前側板49aの内面との間に介挿し、ガイドレール44に装着されたカッターキャリッジ49における回転刃50が前記固定刃45の刃部に押圧摺接するように構成されている。
【0031】
また、カッターキャリッジ49における後側板49b(ガイドレール44のガイド溝部44cと対面する側)には、前記スパイラルコイル軸54のスパイラル部に外側から嵌まる係合突起部58が略水平方向に外向きに突出している。なお、ガイドレール44の長手方向の一側、実施形態では、図4及び図5の左端(ホームポジション)の箇所に、カッターキャリッジ49を交換ときに着脱するための合成樹脂製の着脱ガイド枠59が固形され、交換時に前記係合突起部58がガイド溝部44cを介して前記スパイラルコイル軸54に係脱するときに通過し得る切欠き凹所60が、上レール部44aからガイド溝部44cにわたって、当該ガイドレール44の長手方向に対して交叉するように形成されている。
【0032】
次に、図3、図7〜図10を参照しながら、縦切断装置42の構成について説明する。本実施形態では、基準側縦切断装置42aは、ラミネート装置1の排出側から見て、右側を用紙Pの配置の基準(ひいては、シートカセット20に対する用紙Pの挿入時の配置基準)に配置され、他側縦切断装置42bはラミネート装置1の排出側から見て、左側に配置される。
【0033】
前記両縦切断装置42a,42bは、合成樹脂製の支持本体61の下端に、尖端を有するナイフ状のカッター62を下向きに突出させてなり、X方向に伸びる主ガイド軸63と副ガイド軸64とに、前記支持本体61を摺動自在に被嵌させる。他側縦切断装置42bにおいては、前記主ガイド軸63と副ガイド軸64とに基端側を摺動自在に被嵌したアーム65の側面に支持本体61を固定してある。前記アーム65は、その中途が前記シートカセット20の上方をX方向に通過できるように下向き凹湾曲状に形成されており、該アーム65の先端部には、第2検出手段としてのフォトセンサ66の検出器筐66aが装着され、該検出器筐66aに対して揺動可能な検出レバー66bが下向きにして突出しており、用紙Pの左端縁に検出レバー66bが当接して動いたことをフォトセンサ66にて検知して、前記給紙トレイ11に載置して導入する用紙Pの有無と用紙P幅寸法を計測するように構成されている(図3参照)。そして、前記給紙ローラ対8a,8bのニップ中心よりも搬送上流側(給紙トレイ11における給紙ローラ対8a,8bに近い側)に設けられた前記フォトセンサ66は用紙有無検出手段と用紙幅検出手段とを兼用する機能を有する。
【0034】
処理部としてのシートカセット20の用紙挿入口24と前記給紙ローラ対8a,8bのニップ中心との間には、例えば給紙ローラ8a,8bに近い側には、第1検出手段としての導入部紙有無センサ73を設ける。本実施形態では、導入部紙センサ73は、図3に示すように、下側の給紙ローラ8bの支軸に回動自在に枢支されたアーム74の上端検知部74aを用紙Pの搬送経路に臨ませる一方、アーム74の下端を、フォトセンサもしくは近接センサ等の電気的感知手段75に臨ませ、用紙Pの始端がアーム74の上端検知部74aを押してアーム74を回動させ、アーム下端が電気的感知手段75から離れると紙有りと判断できるように構成されて、用紙Pの通過に応じて用紙Pの始端及び後端を検知し、当該用紙Pの長さを計測することができる。
【0035】
なお、導入部搬送装置としての前記給紙ローラ対8a,8bのニップ中心からラミネート処理部としての挟持ローラ対26,72のニップ中心までの距離をLoとするとき、第1検出手段としてのアーム74の上端検知部74aと、第2検出手段としての前記フォトセンサ66との間の距離L1(実施形態では略10mm程度)はLoよりも短くなるように設定されている。
【0036】
また、シートカセット20の用紙送出口25より搬送下流側であって、積層体Rの搬送経路よりも上方には、前記X方向に伸びるタイミングベルト67を配設し、該タイミングベルト67の両端を、シートカセット20の幅よりも両外側に配置したプーリ68、69に巻掛けし、一方のプーリ69を図示しない正逆回転可能なステッピングモータ72にて駆動するように構成し、タイミングベルト67の一カ所に前記アーム65の基端を連結する。
【0037】
前記主ガイド軸63と副ガイド軸64との両端を揺動アーム70、70にて連結し、主ガイド軸63を中心にして副ガイド軸64が上下回動するように構成する。そして、図8に示すように、右側の揺動アーム70の他端側を付勢ばね71に引張り、カッター62が積層体Rの上面より離れるように付勢してあり、電磁ソレノイド等の縦切断作動用アクチュエータ78が作動すると、揺動アーム70を回動してカッター62が搬送中の積層体Rの上から突き刺すように下降動するように構成されている。
【0038】
次に、図8及び図9を参照しながら、前記縦切断装置42の制御装置の構成について説明する。ラミネート装置1の本体ケース1aの上面には、電源をON・OFFするためのロータリ摘み80が回動中心縦軸81と一体的に回動可能に配置され、本体ケース1a内には、電源回路83をON・OFFするためのロータリ式の電源スイッチ82(図10参照)が前記回動中心縦軸81の下端に連結されて配置されている。本体ケース1aの上面には、ロータリ摘み80の回動位置による作動状態(モード)を示すためのマークが付されている。本実施形態では図9(a)〜図9(d)に示すごとく、左から順に、「非切断」、「電源OFF」、「余白有り」、「余白無し」の各モード選択位置が表示されている。
【0039】
前記ロータリ摘み80と基準側縦切断装置42aとは、図8及び図9(a)に示すような連動機構84にて連結し、当該ロータリ摘み80の回動操作に連動し、前記モード選択位置に応じて、前記基準側縦切断装置42aを前記退避位置もしくは縦切断位置に変位させるように構成するものである。この連動機構84の構成を詳述すると、ロータリ摘み80の下面側には、当該ロータリ摘み80と一体的に回動する回動カム枠87より外周側に作動軸85が下向きに突出されており、他方、前記基準側縦切断装置42aにおける支持本体61に連結した連動板86には、前記作動軸85が嵌合する案内溝88が穿設されている。そして、前記連動板86は、図示しないガイド部材により、X方向(積層体Rの幅方向)にのみ往復移動可能に案内支持されている。
【0040】
前記連動板86における案内溝88の平面視形状は、図9(a)等に示すように、モード選択位置が「非切断」から「電源OFF」の間は円弧状案内部88aであり、該円弧状案内部88aの円弧形状と作動軸85の移動軌跡は、ロータリ摘み80の回動中心軸81を中心とする同一円の円周上にあり、作動軸85は円弧状案内部88a内を移動するのみであるから、「非切断」から「電源OFF」の間において、ロータリ摘み80を回動しても連動板86は動かない。
【0041】
「電源OFF」から「余白有り」の間は、前記円弧状案内部88aの端部に連通し、且つロータリ摘み80の回動中心軸81からの距離が増大する方向に伸びる直線状案内部88bである。さらに、「余白有り」から「余白無し」の間は前記直線状案内部88bの端部に対して平面視で略直角に屈曲するような屈折直線案内部88cに形成され、前記円弧状案内部88aから屈折直線案内部88cまで連通している。
【0042】
従って、図9(a)及び図9(b)に示すように、ロータリ摘み80の回動位置が、「非切断」及び「電源OFF」のモード選択位置では、円弧状案内部88aの円弧形状と作動軸85の移動軌跡は、ロータリ摘み80の回動中心軸81を中心とする同一円の円周上にあり、作動軸85は円弧状案内部88a内を移動するのみであるから、「非切断」から「電源OFF」の間において、ロータリ摘み80を回動しても連動板86は動かない。従って、該連動板86に連結された前記基準側縦切断装置42aにおけるカッター62は、図11におけるY01の位置、即ち、積層体Rの右端より外側となる退避位置にセットされた状態で変動しない。
【0043】
図9(c)に示すように、ロータリ摘み80を「余白有り」のモード選択位置に回動すると、それによって回動する作動軸85が直線状案内部88b内を移動する際に、直線状案内部88bの内周面を押す。この作動軸85の回動に従って、連動板86は図9(b)から図9(c)のように大きく左方向に平行移動し、図11におけるY11の位置、即ち、用紙Pの右端からWBだけ右寄り位置にカッター62が位置し、シートS1,S2による所定幅寸法WBの余白ができるように切断可能となる。
【0044】
さらに、図9(d)に示すように、ロータリ摘み80を「余白無し」のモード選択位置に回動すると、それによって回動する作動軸85が屈曲直線案内部88c内を移動する際、屈曲直線案内部88cの内周面を押す。この作動軸85の回動に従って連動板86は図9(c)から図9(d)のように少しだけ左方向に平行移動し、図11におけるY21の位置、即ち、用紙Pの右端より少し左寄り位置にカッター62が位置し、シートS1,S2による余白のないように切断可能となる。
【0045】
また、図9(a)〜図9(d)に示すように、前記ロータリ摘み80の回動と一体的に回動する回動カム枠87に形成された凹凸部にクリックバネ89が嵌まることにより、前記各モード選択位置毎にクリック感をもってロータリ摘み80が一時停止できるように構成されており、さらに、ロータリ摘み80の回動時に前記回動カム枠87における大径円弧部87aに選択的に当接する第1選択スイッチ90と第2選択スイッチ91とが設けられており、後述するコントローラ92の制御により、他側縦切断装置42bの配置位置を所定の位置にセットできるようにしている。即ち、ロータリ摘み80が、「非切断」及び「電源OFF」のモード選択位置では、第1選択スイッチ90及び第2選択スイッチ91が共にOFFであり、この信号にて後述するコントローラ92の制御により、他側縦切断装置42bのカッター62は図11におけるY02の位置、即ち、積層体Rの左端より外側となる退避位置にセットされる。ロータリ摘み80を「余白有り」のモード選択位置に回動すると、図11におけるY12の位置、即ち、用紙Pの左端からWBだけ左寄り位置にカッター62が位置し、シートS1,S2による所定幅寸法WBの余白ができるように切断可能となる。さらに、図9(d)に示すように、ロータリ摘み80を「余白無し」のモード選択位置に回動すると、図11におけるY22の位置、即ち、用紙Pの左端より少し右寄り位置にカッター62が位置し、シートS1,S2による余白のないように切断可能となるように、それぞれステッピングモータ72が作動してタイミングベルト67を介して他側縦切断装置42bを左右移動させるのである。
【0046】
制御手段として、CPUと、後述する所定のラミネート処理の制御プログラムを記憶したROM(読み出し専用メモリ)と、各種データを記憶するRAM(随時読み書き可能メモリ)等からなるマイクロコンピュータ等の電子的なコントローラ92により、シートカセット20に導入される用紙Pの幅寸法を検出して、この幅に応じて他側縦切断装置42bの位置を自動制御したり、左右両縦切断装置42a,42bを切断作動状態に変更し、横切断装置41を作動する等の制御を実行する。即ち、図10に示すように、コントローラ92には、前記電源スイッチ82と、第1選択スイッチ90と第2選択スイッチ91と、用紙Pの導入部のフォトセンサ66と、用紙Pの導入部の紙有無センサ73と、横切断装置41のカッターキャリッジ49の左右移動の限界を検出する限界センサ55、56とを接続してこれらの機器から各々入力信号を受ける。また、コントローラ92には、電源回路82と、縦切断作動用アクチュエータ78と、縦切断用紙幅方向移動用ステッピングモータ72と、横切断用カッターモータ53と、搬送駆動モータ93とを接続して、所定のタイミングにてこれらを作動させる。
【0047】
なお、図12に示すように、ラミネート装置1の本体ケース1aの上面(蓋ケース部)における操作パネル部100には、後述する各種操作ボタンが配置され、これらの操作ボタンの押下(ON)により前記コントローラ92の指令で所定の操作を実行するように制御される。即ち、「スタート」ボタン101を押下するとラミネート処理が開始され、「ストップ」ボタン102を押下(ON)するとラミネート処理が一時的に中断され、用紙Pの搬送も止まる。 この状態から「スタート」ボタン101を押下すれば、用紙Pの搬送が再開されると共にラミネート処理も再開される。
【0048】
また、「カット」ボタン105の押下(ON)状態で、横切断装置41が作動し、積層体Rを任意の位置で切断することができる。「送り」ボタン103の押下状態の間は継続して給紙ローラ対8a,8b、挟持ローラ対26,27、排紙ローラ対31が駆動され、用紙Pの搬送やラミネート処理、積層体Rの排出等が行われる。「送り」ボタン103の押下を解除すると、搬送やラミネート処理が直ちに停止する。
【0049】
「連続処理」ボタン104の押下(ON)状態にて、給紙トレイ11上の用紙Pを一定時間内の間隔で次々と供給すると、排出口32では、前後に隣接する用紙Pに対する積層体Rの間に前記横長の短冊状の切除ゴミ107が発生しないように横切断される。「バインダ」ボタン106を押下しておくと、積層体Rの終端側(用紙Pの後端側)に形成される後余白部分の長さがやや大きく形成されてから横切断されるよう制御される。この場合には、図14(d)に示すように、前記後余白部分に対して、のちの工程で複数のパンチング孔110を穿設すれば、バインダによる綴じ込みが可能となるようにするものである。なお、「連続処理」ボタン104をOFFにすれば、一枚ずつ用紙Pを挿入する毎に、始端の切除ゴミ107が形成される単品ラミネート処理が実行される。
【0050】
次に、前記構成のラミネート装置1による積層体Rの作成動作について説明する。まず、給紙トレイ11に用紙Pを一枚だけ載置し、「スタート」ボタンを押下すると、当該用紙Pの先端を給紙ローラ対8a,8bの箇所に食い込ませる。次いで、搬送駆動モータ93が正回転し、第1検出手段としての導入部用紙有無センサであるアーム74の上端検知部74aにて搬送される用紙Pの先端を検知すると、電気的感知手段75で信号を出し、前記ステッピングモータ72が作動し、アーム65をX方向に動かし、第2検出手段としてのフォトセンサ66の検知レバー66bが用紙Pの左端縁に当接するように走査する。電気的感知手段75で、用紙Pの先端を検知した出力信号から搬送駆動モータ93に印加する駆動パルス数をカウントし、搬送駆動モータ(ステッピングモータ)93を所定量だけ駆動すると、当該搬送される用紙Pが長い場合には、その先端がシートカセット20を通過して挟持ローラ対26,27のニップ箇所に到達する。しかし、用紙Pの搬送方向の長さLxが図13に示す前記Loより短いときには、用紙Pの先端が挟持ローラ対26,27のニップ箇所に到達する前に、当該用紙Pの後端が給紙ローラ対8a,8bのニップ箇所から外れ、この用紙Pをそれ以上搬送することが不可能となり、ラミネート処理ができなくなる。
【0051】
上記の事態を防止するため、図13に示すように、導入部搬送装置としての前記給紙ローラ対8a,8bのニップ中心からラミネート処理部としての挟持ローラ対26,72のニップ中心までの距離をLoとするとき、第1検出手段としてのアーム74の上端検知部74aと、第2検出手段としての前記フォトセンサ66との間の距離L1(実施形態では略10mm程度)をLoよりも短くなるように設定し、電気的感知手段75で用紙Pの先端を検知してから前記搬送駆動モータ93により、(Lo−L1)に相当する距離だけ用紙Pを搬送するまでに、前記第2検出手段のフォトセンサ66で用紙Pを検知できなくなった、即ち、用紙Pの後端がフォトセンサ66の検知位置を通過したと判断すると、給紙ローラ対8a,8bの回転方向を逆転させるべく、搬送駆動モータ93を逆作動させるのである。これにより短い長さの用紙Pの後端が給紙ローラ対8a,8bのニップ箇所を通過する前に、当該給紙ローラ対8a,8bを逆回転させることができ、短い用紙Pを給紙トレイ11方向に自動的に戻すことができるのである。なお、前記第2検出手段としてのフォトセンサ66にて用紙Pの有無及び用紙Pの幅寸法の検知を実行するのに要する用紙Pの搬送量は、前記(Lo−L1)に相当する距離に等しいかそれより短いので、給紙ローラ対8a,8bに挟持(拘束)された用紙Pの側端縁に前記フォトセンサ66の検知レバー66bを当接させても、当該用紙Pの姿勢は変動しないのである。
【0052】
なお、ロータリ摘み80を「電源OFF」の位置にセットした状態では、当該ロータリ摘み80と連動機構である作動軸85と連動板86との機械的連動関係により、基準側縦切断装置42aのカッター62は積層体Rの幅より右外の退避位置(Y01)にセットされると共に、第1選択スイッチ90のみONで、他側縦切断装置42bのカッター62も積層体Rの幅より右外の退避位置に(Y02)セットされた状態で電源スイッチ82がOFFとなり、電力供給が遮断される。ロータリ摘み80が「電源OFF」以外のモード選択位置では電源スイッチ82がONで、電源回路83を介してラミネート装置1に電力供給される。
【0053】
ロータリ摘み80が「非切断」のモード選択位置では、前記両選択スイッチ90、91はOFF信号を出力する。供給されたシートS1,S2の幅のまま積層体Rが排出されるので、前記「電源OFF」と同様に、左右両縦切断装置42a,42bは前記退避位置のまま保持される。
【0054】
ロータリ摘み80を「余白有り」のモード選択位置に回動すると、前記両選択スイッチ90、91はON信号を出力する。この場合、基準側縦切断装置42aのカッター62は図11の(Y11)にセットされると共にステッピングモータ72が作動してアーム65がX方向に移動して紙幅センサ66にて前記導入部における用紙Pの左端を検知し、前記余白有りの制御プログラムに応じて、アーム65は再度用紙Pの左端から離れる方向に所定時間だけ移動し、用紙Pの左端からWBだけ隔てられた位置で停止するから、アーム65と共にX方向に移動する他側縦切断装置42bにおけるカッター62は図11の(Y12)にセットされる。そして、用紙Pがシートカセット20に送りこまれ、所定の距離排出されて、積層体Rの始端が前記両42a,42bを通過する時点で縦切断作動用アクチュエータ78が作動して、左右両カッター62,62が積層体Rに突き刺さるように下降動するので、当該積層体Rの通過につれて用紙Pの左右両側にWB幅の余白できるように縦切断できるのである。
【0055】
ロータリ摘み80を「余白無し」のモード選択位置に回動すれば、第2選択スイッチ91のみON信号を出力する。この場合、基準側縦切断装置42aのカッター62は図11の(Y21)にセットされると共にステッピングモータ72が作動してアーム65がX方向に移動して紙幅センサ66にて前記導入部における用紙Pの左端を検知し、前記余白無しの制御プログラムに応じて、アーム65は再度用紙Pの左端から若干右方向に所定時間だけ移動し、用紙Pの左端から若干寸法だけ、右側に食い込んだ位置(図11の(Y22)に他側縦切断装置42bにおけるカッター62がセットされる。そして、前記「余白有り」のモードと同様にして左右両カッター62、62が下降して積層体Rを突き刺し、用紙Pの左右両側に余白無しの状態で縦切断できるのである。
【0056】
前記導入側で通常の長さの用紙Pの始端を感知した時点から用紙Pを所定量搬送するまで給紙ローラ8a,8bの作動及びラミネート処理部としての挟持ローラ26、27を作動させると、用紙Pの後端が横切断装置41の箇所を通過するので、それから用紙Pを若干搬送した時点でカッターモータ53を作動させると、回転刃50の側面が固定刃45の刃部に当接しながら積層体RをX方向に沿って切断するようにカッターキャリッジ49は往復移動し、積層体Rの搬送方向の後端側に余白を残して横切断できるのである。
【0057】
次に、前述したように、図12に示す前記操作パネル部でのモード設定ボタンのうち、「連続処理」ボタン104を押下して、ラミネート処理を連続処理する場合の各部の動作等について説明する。図14(a)は、同じ幅寸法(W1)の用紙Pを連続ラミネート処理し、且つ用紙Pの左右両側に幅寸法WBの余白部が形成された状態の積層体Rを作成する形態であって、前記ロータリ摘み80の指針を「余白あり」の箇所に予めセットする。「連続処理」ボタン104を押下すると、LED等の表示灯108が連続点灯し「連続処理」モードに入る。まず、給紙トレイ11に最初の用紙Pを搭載し、「スタート」ボタン101を押下して、給紙ローラ対8a,8bが駆動されると、用紙Pが給紙ローラ対8a,8bにニップされると共に搬送されて(S1)、第1検出手段の上端検知部74aの箇所に用紙Pの先端が当接する。このことにより、用紙先端が検知されて給紙ローラ対8a,8bの駆動が一旦停止する(S2)。
【0058】
次いで、紙幅センサとしてのフォトセンサ66にて給紙された用紙Pの紙幅を検知(測定)すべく、上述のようにアーム65がX方向に移動し、用紙Pの左端縁に接触する(S3)。そして、上述のように用紙Pが規定長さ(Lo )より短いか否かを判別するまで、給紙ローラ対8a,8bを正回転させる。この間に上述のように、用紙Pの長さ(長短)の判定及び紙幅計測が行われる(S4)。用紙Pの長さが規定長さ(Lo )より短いときには、上述のように給紙ローラ対8a,8bを逆回転させるが、それより長いときには正回転を続行し、ラミネート加工開始位置まで用紙Pの前端がくるように搬送する(S5)。正回転する挟持ローラ対26、27の箇所を通過させてラミネート処理し、積層体Rの先端を縦切断装置42の近傍まで接近させる(S6)。次いで、前記「余白有り」の処理の制御に従って、左側の他側縦切断装置42bが左に移動し、所定の箇所で停止し、縦切断作動用アクチュエータ(電磁ソレノイド)73が駆動して(S7)、基準側縦切断装置42a及び他側縦切断装置42bにおけるカッター62、62が用紙搬送経路中に下降する(S8)。
【0059】
次いで、図14(a)に示すように、長さLkで横長短冊状にシートS1、S2の始端部のみが貼合されて間に用紙Pが存在しない部分(片)の後端が、横切断装置41の固定刃45と回転刃50とによる横切断位置X1の位置にくるまで挟持ローラ対26、27(及び給紙ローラ対8a,8b)を駆動(正回転)させる(S9)。ここで、積層体Rの搬送を停止し、上述のように横切断装置41を往復移動させて横切断を実行すると(S10)、前記長さLkで横長短冊状の切断ゴミ107ができる。図12に示すごとく、横切断装置41から排紙ローラ対31までの距離L2(実施形態では略18mm程度)1、前記切断ゴミ107の長さLkより短くなるように設定しておく。これにより、前記横切断が実行されるときには、積層体Rの前端、即ち前記切断ゴミ107の前端が排紙ローラ対31の箇所にニップ(挟持)されていることになり、排紙ローラ対31の駆動にて、切断ゴミ107は排出口32からラミネート装置1の外に排出できる。
【0060】
次いで、前記第1検出手段の上端検知部74aにて、搬送されている用紙Pの後端を検知してから所定位置までラミネート処理すべく、挟持ロータリ26、27(排紙ローラ対31)を駆動し、ラミネート処理をしながら、前記Y11,Y12の箇所を縦切断して余白ありの縦方向切断をする(S11)。
【0061】
次いで、前記両縦切断装置42a,42bの両カッター62、62を非切断の位置に上げる(S12)。それから他側縦切断装置42bをホームポジションに移動させて停止する(S13)。次いで、余白設定切換え防止のため両カッター62、62を下降させる(S14)。そして、給紙ローラ対8a,8b、挟持ローラ対26、27ならびに排紙ローラ対31の駆動を停止して一旦ラミネート加工停止する(S15)。
【0062】
後続する次の用紙Pの挿入のため所定時間(実施形態では7秒)待機する(S16)。この待機時の前半時間には前記表示灯108を通常間隔で点滅させる。後半時間は短い間隔で点滅させる。これにより、作業者は用紙Pの挿入までの時間経過を視覚的に認識できるようにする。前記所定時間内に後続の用紙Pの挿入が完了すれば、「スタート」ボタン101を押下して連続処理の再スタートを行うことができる。なお、「スタート」ボタン101を押下しなくても、所定時間経過すれば自動的に給紙ローラ対8a,8bの正回転が始まる。前記所定時間内に後続の用紙Pを挿入し、給紙ローラ対8a,8bの正回転が始まった直後から用紙Pの先端が挟持ローラ対26、27のニップ中心に達するまでに、用紙Pが搬送方向に対して傾いていることに気づいたときには、一旦「ストップ」ボタン102を押下することで、用紙Pを給紙トレイ11方向に戻し、前記待機状態に戻すことができる。
【0063】
前記待機時間経過すると、余白設定切換え防止解除のため、両カッター62、62を上昇させる(S17)。そして、前記後続する用紙Pの先端を、前記第1検出手段の上端検知部74aにて検知するまで給紙ローラ対8a,8bを正回転させる(S18)。後続する用紙Pの先端を検知した(S19)後、次いで用紙Pの左端縁を検知して用紙Pの幅寸法を計測(チェック)する(S20)。先行した用紙Pと後続する用紙Pの両幅寸法の差異が±1mm以上等の所定値であれば、異なる幅の用紙Pが後続されたと判断する。幅寸法が異なる場合の連続ラミネート処理については図14(c)に示し、後に説明する。
【0064】
次いで、後続する用紙Pを搬送させて先行する用紙Pの後端との間が所定距離(L3)となるようにする(S21)。その状態で、前記両カッター62、62を下降させる(S22)と、前記先行した用紙Pにおける左右両側の縦切断位置の終端位置に両カッター62、62が降りるので、前記Y11,Y12の箇所で連続状の縦切断が実行できる。
【0065】
次いで、給紙ローラ対8a,8b、挟持ローラ対26、27ならびに排紙ローラ対31を一斉駆動させ、ラミネート処理しながら、図14(a)の横切断位置X2の位置(先行する用紙Pの後端と後続の用紙Pの先端との間)が横切断装置41の箇所に来るまで進め(S23)、その位置で積層体Rの搬送を停止して横切断を実行する(S24)。これにより、連続ラミネート処理しながらも、前後に隣接する用紙Pの間で横切断が実行されるから、先行する用紙Pの四周に所定幅の余白部分のある積層体Rのみが排出口32から放出される。この後、さらに後続の用紙Pを挿入し連続ラミネート処理する場合は、前記(S11)〜(S24)の処理が繰り返されることになる。なお、所定時間内に後続する用紙Pが挿入されない場合には、前述のように所定時間経過するとラミネート加工のために用紙Pが搬送されながら、左右両側の縦切断作業が実行される(S25)。そして、ラミネートされた用紙Pの後端縁から所定の余白長部分の箇所が横切断箇所X3となる位置で搬送停止して横切断を実行し(S26)、排紙ローラ対31のみを駆動させると最終の積層体Rが排出されるのである。
【0066】
なお、「余白無し」モードで連続ラミネート処理するときには、予めローラ摘み80の指針を「余白無し」位置に回動しておく。そして、前述の(S1)〜(S6)を実行した後、前記「余白無し」の処理の制御に従って、左側の他側縦切断装置42bが用紙Pの左端縁より若干右に移動し、所定の箇所でその移動を停止し縦切断作動用アクチュエータ(電磁ソレノイド)73が駆動して(S7)、基準側縦切断装置42a及び他側縦切断装置42bにおけるカッター62、62が用紙搬送経路中に下降する(S8)。
【0067】
これにより、図14(b)に示すように左右両カッター62、26は切断ゴミ107内で下降し、Y21とY22の線に沿って縦切断される。従って、この場合は、用紙Pの左右両側縁を微小寸法W3だけ切除するように、積層体Rの左右両側の切除ゴミを出すことになる。また、積層体Rの先端が、横切断装置41の箇所を超え、所定の長さLk1の短冊状の切断ゴミ107が切除されるように、搬送して停止し、ここで横切断装置41を駆動してX4の線に沿って横切断する(S10′)。
【0068】
次いで、前記先行する用紙Pの終端を検知(S11)してから所定の処理ステップの後の後続する用紙Pの挿入のための所定時間経過後(S16)、さらに所定の処理ステップの後に、同じ幅寸法の用紙Pが後続するときには、ラミネート処理された用紙Pの先端縁が横切断装置41の箇所を若干超えた位置で搬送を停止し、横切断線X5にて余白無し状態で切断する。これにより、長さLk2の短冊状の切断ゴミ107が切除できる。つまり、ラミネート処理装置1の排出口32から放出された積層体Rの四周には、シートS1、S2のみからなるラミネート部分が存在しない、いわゆる余白無しの積層体Rが形成されるのである。この後は前記の同様の処理の繰り返しを実行すれば良い。
【0069】
図14(c)は、先行する用紙Pと後続する用紙Pとの両幅寸法が異なる場合についての「連続処理」に態様を示す。
【0070】
最初の用紙Pの幅寸法W1′とするとき、そのラミネート処理は前記(S1)から(S20)の処理まで同じである。後続する用紙Pの幅寸法を計測してから先行する用紙Pの後端との距離がL2となるまで後続する用紙Pを搬送する(S21′)。次いで、前後両用紙Pを搬送してラミネート処理しながら左端の縦切断を実行するに際して、後続する用紙Pの左端の位置が先行するものと異なっているから、その左端縁から所定寸法だけ左に余白ができる位置に左カッター62を下降させてY12′の位置にて縦切断を開始する(S22′)。前記先行する用紙Pの後端から所定の余白の部分残して横切断する位置X2にて横切断装置41を駆動する(S23′)と、先行する用紙Pに関する積層体Rは、後続のラミネート部分から分離されて、排紙ローラ対31によりラミネート装置1の外に排出できる。
【0071】
さらに、寸法Lk3のラミネート処理を実行し、長さLk3の横長短冊状の切除ゴミ107′を除去するように横切断する位置X6にて横切断装置41を駆動する(S24′)。その後は、ラミネートされた後続する用紙Pの左右両側に所定の余白が形成されるように基準側縦切断装置42aと他側縦切断装置42bとにより、図14(c)に示すような縦切断線Y11,Y12′に沿って切断できるのである。後続する用紙Pの後端に対する余白有りの横切断の動作は、前記処理(S26)を実行することになる。
【0072】
なお、前記各ラミネート処理において、搬送駆動モータ93からの動力伝達にて給紙ローラ対8a,8bのみを駆動させるには、送り出し側伝動歯車機構95の途中に設けた、カムと遊星歯車とによるクラッチ機構109の切換えにて挟持ローラ対26、27ならびに排紙ローラ対31への動力伝達を遮断すれば良く、さらに、クラッチ機構109の切換えにて給紙ローラ対8a,8b、挟持ローラ対26、27ならびに排紙ローラ対31を一斉駆動させるか、給紙ローラ対8a,8bと排紙ローラ対31とを同時に駆動させるように選択することができる。
【0073】
また、排紙ローラ対31の周速度>挟持ローラ対26、27の周速度>給紙ローラ対8a,8bの周速度となる大小関係に設定し、且つ、排紙ローラ対31の押圧力(ニップ圧力)>挟持ローラ対26、27の押圧力(ニップ圧力)>給紙ローラ対8a,8bの押圧力(ニップ圧力)となる大小関係に設定しておけば、給紙箇所からラミネート処理の間で搬送される用紙Pが弛まず、ラミネート時の用紙Pの向きが斜行したり、皺になる等の不都合が発生しないし、ラミネート処理後の縦切断及び横切断作業時に積層体Rが弛んで切断ミスが発生するのを確実に防止することができる。
【0074】
なお、本発明は、シートカセットを使用しないでラミネート装置に直接シートをセットするような構成のものにも適用できることはいうまでもない。
【0075】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1に記載の発明の請求項1に記載の発明のラミネート装置は、用紙からなる被積層物を搬送供給する給紙ローラからなる導入部搬送装置と、前記被積層物の表裏両面に積層接着される一対のシートを供給するシート供給部と、前記一対のシートにて前記搬送される被積層物の表裏両面に積層接着するラミネート処理部と、該ラミネート処理部より下流側に配置された横切断装置とを備えたラミネート装置において、前記導入部搬送装置とシート供給部との間に配置された第1検出手段と、前記ラミネート処理部と前記横切断装置との間に配置された縦切断装置とを備え、前記第1検出手段により先行する被積層物の先端が検知されると、該先行する被積層物を搬送してラミネート処理を実行し、所定時間経過後に後続する被積層物の先端部が前記第1検出手段により検知されると、この後続する被積層物をラミネート処理部に搬送して連続ラミネート処理し、前記縦切断装置が前記先行する被積層物の後端と前記後続する被積層物を搬送方向に同一幅で切断する場合には、前記先行する被積層物の後端と前記後続する被積層物の先端との中間位置を前記横切断装置にて搬送方向と直交する横方向にただ一度だけ切断するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするものである。
【0076】
このように構成すれば、第1検出手段により先行する被積層物の後端を検知してその搬送を停止させてから所定時間経過後に後続する被積層物の先端を検知するという時間制御だけで複数の被積層物を所定間隔あけながらラミネート処理するという連続処理を実行でき、検知手段がただ一つだけであるから、構成が至極簡単になると共に制御も簡単となり、製造コストを低減できるという効果を奏する。
そして、同じ幅寸法の用紙に対する連続ラミネート処理に際して、先行する被積層物の後端と後続する被積層物の先端との中間位置をただ一度だけ前記横切断装置にて搬送方向と直交する横方向に切断するのであるから、前後に隣接する積層体の間に切除ゴミが形成されず、使用するシートに無駄が発生しないし、ラミネート処理作業も迅速にできるという効果を奏する。
【0077】
【0079】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のラミネート装置において、前記連続ラミネート処理を実行するときには、前記所定時間の前半時間と後半時間とに分けて時間経過を視認できる表示装置を備えたものであるから、請求項1に記載の発明の効果に加えて、作業者は表示装置を観察しながら、後続する被積層物の挿入作業を実行でき、連続ラミネート処理の可能な状態を容易に認識できるという効果を奏する。
【0080】
さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載のラミネート装置において、前記横切断装置より下流側に排紙ローラ対を設け、この両者間の距離を横切断による積層体の切除ゴミの長さとなるように設定したものであるから、請求項1または2に記載の発明の効果に加えて、切除ゴミは排紙ローラ対により確実にラミネート装置から外に排出できるという効果を奏する。
【0081】
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のラミネート装置において、被積層物を一枚ごとにラミネートする単品処理モードと、前記連続ラミネート処理モードと、積層体の搬送方向の上流側に広幅の余白部を形成するバインダモードとのモード設定スイッチを操作パネル部に備えたものである。このように構成することにより、需要者の要望に応じて前記3つラミネート処理を随時切り換えて至極簡単に実行できるという顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用するラミネート装置の概略平面図である。
【図2】ラミネート装置の概略側断面図である。
【図3】ラミネート装置の概略配置図である。
【図4】ロータリカッター装置の正面図である。
【図5】ロータリカッター装置の平面図である。
【図6】図4のVI−VI線矢視拡大断面図である。
【図7】縦切断装置の概略平面図である。
【図8】基準側切断装置の側面図である。
【図9】(a)はモード選択位置が「非切断」の状態を示す説明図、(b)はモード選択位置が「電源OFF」の状態を示す説明図、(c)はモード選択位置が「余白有り」の状態を示す説明図、(d)はモード選択位置が「余白無し」の状態を示す説明図である。
【図10】制御手段の機能ブロック図である。
【図11】縦切断モードの説明図である。
【図12】ラミネート装置における操作パネル部の平面図である。
【図13】用紙の長短判別のための第1検出手段と第2検出手段等の配置を示す説明図である。
【図14】(a)は同じ幅の用紙Pを余白ありモードで連続ラミネート処理する場合の説明図、(b)は同じ幅の用紙Pを余白無しモードで連続ラミネート処理する場合の説明図、(c)は異なる幅の用紙Pを余白ありモードで連続ラミネート処理する場合の説明図、(d)はバインダモードでラミネート処理する場合の説明図である。
【符号の説明】
P 用紙
R 積層体
S1,S2 シート
1 ラミネート装置
8a,8b 導入部搬送装置としての給紙ローラ
20 シートカセット
24 用紙挿入口
25 用紙送出口
26、27 送出し側搬送装置としての挟持ローラ対
41 横切断装置
42a 基準側縦切断装置
42b 他側側縦切断装置
61 支持本体
62 カッター
66 第2検出手段としてのフォトセンサ
66b 検知レバー
67 タイミングベルト
70 揺動アーム
71 付勢ばね
72 ステッピングモータ
73 第1検出手段としての導入部紙有無センサ
74 上端検知部
78 縦切断作動用アクチュエータ
80 ロータリ摘み
82 電源スイッチ
84 連動機構
85 作動軸
86 連動板
87 回動カム枠
88 案内溝
90 第1選択スイッチ
91 第2選択スイッチ
92 コントローラ
93 搬送駆動モータ
100 操作パネル
101 スタートボタン
104 連続処理ボタン

Claims (4)

  1. 用紙からなる被積層物を搬送供給する給紙ローラからなる導入部搬送装置と、前記被積層物の表裏両面に積層接着される一対のシートを供給するシート供給部と、前記一対のシートにて前記搬送される被積層物の表裏両面に積層接着するラミネート処理部と、該ラミネート処理部より下流側に配置された横切断装置とを備えたラミネート装置において、
    前記導入部搬送装置とシート供給部との間に配置された第1検出手段と、
    前記ラミネート処理部と前記横切断装置との間に配置された縦切断装置とを備え、
    前記第1検出手段により先行する被積層物の先端が検知されると、該先行する被積層物を搬送してラミネート処理を実行し、所定時間経過後に後続する被積層物の先端部が前記第1検出手段により検知されると、この後続する被積層物をラミネート処理部に搬送して連続ラミネート処理し、
    前記縦切断装置が前記先行する被積層物の後端と前記後続する被積層物を搬送方向に同一幅で切断する場合には、前記先行する被積層物の後端と前記後続する被積層物の先端との中間位置を前記横切断装置にて搬送方向と直交する横方向にただ一度だけ切断するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするラミネート装置。
  2. 前記連続ラミネート処理を実行するときには、前記所定時間の前半時間と後半時間とに分けて時間経過を視認できる表示装置を備えたことを特徴とする請求項1に記載のラミネート装置。
  3. 前記横切断装置より下流側に排紙ローラ対を設け、この両者間の距離を横切断による積層体の切除ゴミの長さとなるように設定したことを特徴とする請求項1または2に記載のラミネート装置。
  4. 被積層物を一枚ごとにラミネートする単品処理モードと、前記連続ラミネート処理モードと、積層体の搬送方向の上流側に広幅の余白部を形成するバインダモードとのモード設定スイッチを操作パネル部に備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のラミネート装置。
JP37406799A 1999-12-28 1999-12-28 ラミネート装置 Expired - Fee Related JP4366547B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37406799A JP4366547B2 (ja) 1999-12-28 1999-12-28 ラミネート装置
US09/748,191 US6427744B2 (en) 1999-12-28 2000-12-27 Laminating device for consecutively laminating plural sheets

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP37406799A JP4366547B2 (ja) 1999-12-28 1999-12-28 ラミネート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001179829A JP2001179829A (ja) 2001-07-03
JP4366547B2 true JP4366547B2 (ja) 2009-11-18

Family

ID=18503208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP37406799A Expired - Fee Related JP4366547B2 (ja) 1999-12-28 1999-12-28 ラミネート装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6427744B2 (ja)
JP (1) JP4366547B2 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6698487B2 (en) * 2000-11-15 2004-03-02 Xyron, Inc. Master processing apparatus
DE60218836T2 (de) * 2001-05-16 2007-12-06 Xyron, Inc., Scottsdale Laminiervorrichtung mit einer verbesserten schneideinrichtung
US6672354B2 (en) 2001-07-13 2004-01-06 Xyron, Inc. Gauge assembly for a master processing apparatus
EP1406762B1 (en) 2001-07-13 2006-02-22 Xyron, Inc. Cutter assembly for a master processing apparatus
US6789727B2 (en) 2001-12-10 2004-09-14 Lockheed Martin Corporation Mail processing apparatus and collection box with a mail article sealer
AU2002364036A1 (en) 2001-12-24 2003-07-15 Digimarc Id Systems, Llc Laser etched security features for identification documents and methods of making same
US7694887B2 (en) 2001-12-24 2010-04-13 L-1 Secure Credentialing, Inc. Optically variable personalized indicia for identification documents
ATE552120T1 (de) 2001-12-24 2012-04-15 L 1 Secure Credentialing Inc Verdeckte variableninformationen auf id- dokumenten und verfahren zu ihrer herstellung
WO2003088144A2 (en) 2002-04-09 2003-10-23 Digimarc Id Systems, Llc Image processing techniques for printing identification cards and documents
US6675854B2 (en) 2002-05-08 2004-01-13 Xyron, Inc. Guide structure for a master processing apparatus
US7824029B2 (en) * 2002-05-10 2010-11-02 L-1 Secure Credentialing, Inc. Identification card printer-assembler for over the counter card issuing
US6779578B2 (en) * 2002-06-25 2004-08-24 Xyron, Inc. Master processing apparatus with ejector mechanism
TW576320U (en) * 2002-11-06 2004-02-11 Boma Technology Co Ltd Business card cutting machine
WO2004049242A2 (en) 2002-11-26 2004-06-10 Digimarc Id Systems Systems and methods for managing and detecting fraud in image databases used with identification documents
US7361249B2 (en) * 2002-12-05 2008-04-22 Multimedia Games, Inc. Apparatus for applying a removable cover to a ticket substrate
US7225991B2 (en) 2003-04-16 2007-06-05 Digimarc Corporation Three dimensional data storage
US7022203B2 (en) * 2003-11-07 2006-04-04 Henkel Consumer Adhesives, Inc. Electric laminator
JP4540328B2 (ja) * 2003-11-19 2010-09-08 カール事務器株式会社 多機能孔明け装置
DE112005000716T5 (de) 2004-03-30 2007-02-15 Noritsu Koki Co., Ltd. Laminiergerät und Laminierverfahren
US6874555B1 (en) * 2004-04-14 2005-04-05 Tex Year Industries Inc. Transmission device of laminating machine
US7338572B2 (en) 2004-11-01 2008-03-04 Esselte Corporation Processing apparatus
DE202005005020U1 (de) * 2005-03-24 2005-06-30 Monolith GmbH Bürosysteme Laminiergerät
CN2846297Y (zh) * 2005-09-20 2006-12-13 牛玉文 具有裁切机构的护贝机
JP4968212B2 (ja) * 2008-08-25 2012-07-04 ブラザー工業株式会社 印字装置
JP5758611B2 (ja) * 2010-10-27 2015-08-05 イトックスサプライ株式会社 カード裁断機
US8827580B2 (en) * 2012-04-04 2014-09-09 Xerox Corporation Media feeding system for cutting dimensional documents and methods of making and using same
US10059554B2 (en) * 2016-05-09 2018-08-28 Ricoh Company Ltd. Sheet conveyance device and image forming apparatus incorporating same
US10953646B2 (en) 2018-10-26 2021-03-23 ACCO Brands Corporation Laminating system with coded film cartridge

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3036866B2 (ja) 1991-02-08 2000-04-24 キヤノン株式会社 ラミネート装置
US5639339A (en) * 1992-12-03 1997-06-17 Seal Products Incorporated Laminating machine
US5571368A (en) * 1994-04-15 1996-11-05 Graphic Laminating, Inc. Laminating machine with improved heating and cooling
US5584962A (en) * 1994-05-20 1996-12-17 Bradshaw; Franklin C. Laminating and adhesive transfer apparatus
US5853531A (en) * 1997-09-24 1998-12-29 1 Figments 5, Llc Laminating machine

Also Published As

Publication number Publication date
US20010004922A1 (en) 2001-06-28
US6427744B2 (en) 2002-08-06
JP2001179829A (ja) 2001-07-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4366547B2 (ja) ラミネート装置
EP1075378B1 (en) Apparatus and method for applying heat boundable lamina to a substrate
US6550516B2 (en) Laminating apparatus and sheet cassette
JP4433108B2 (ja) ラミネート装置における縦切断装置の制御装置
EP1084825B1 (en) Laminating apparatus
JPH115646A (ja) 印刷機の印刷用紙供給搬送装置
JPH0924544A (ja) ラミネート装置
JP2000169020A (ja) 印刷装置の給紙トレイ
JP3478507B2 (ja) シュレッダの給紙装置
JP2005224924A (ja) ラベル切断装置、ラベル切断方法、及びラベルプリンタ
JP4238955B2 (ja) 搬送制御装置
KR102414271B1 (ko) 라미네이트 장치 및 그것에 사용하는 필름 카세트와 필름 샤프트
JP4134430B2 (ja) ラミネート装置
JPH0611980A (ja) シート材加圧装置及びラミネート装置
JP4250827B2 (ja) ラミネート装置
JPH03110129A (ja) ラミネート装置
JP2001096617A (ja) ラミネート装置
JPH079649A (ja) ラミネート装置
JP4193272B2 (ja) ラミネート装置
JP4849391B2 (ja) 印刷装置、及び自動券売機
JP2011162320A (ja) プリント装置の給紙ユニット
JP2001206617A (ja) 画像形成装置
JP3155527U (ja) 搬送制御装置
JP3500203B2 (ja) 製版印刷装置
JPH05229001A (ja) ラミネート装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20000113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20081210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090304

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090729

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090811

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120904

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130904

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees