JP4363144B2 - 棚板の壁面取付構造 - Google Patents

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JP4363144B2 JP2003335439A JP2003335439A JP4363144B2 JP 4363144 B2 JP4363144 B2 JP 4363144B2 JP 2003335439 A JP2003335439 A JP 2003335439A JP 2003335439 A JP2003335439 A JP 2003335439A JP 4363144 B2 JP4363144 B2 JP 4363144B2
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本発明は、壁面の化粧パネル表面に棚板を取り付ける構造に関する。
従来、壁面の化粧パネルの表面に棚板等を取り付けるためには、棚板用のブラケットを木ネジ等を利用して壁面の所定位置に取り付け、該ブラケットに木ネジ等で棚板を取り付けていた。しかし、棚板等をより迅速に、しかもより簡単に取り付け、又は取り外し、また、その取り付け位置を簡単に適宜変更したいと思っても、従来の方法では、取り付け取り外しに時間がかかるばかりでなく、素人の取り付けでは、取付強度、精度に問題が生じることが多々あった。すなわち、一旦取り付けた棚板等の取り付け位置を調整のため移動させようとしても、いちいちブラケットを固定している木ネジを取り外して、ブラケットを外し、所定の位置にブラケットを移動させ、再度その位置でブラケットを木ネジ等で固定する必要があり、そのために手間と費用がかかっていた。また、素人では、ブラケット取り付け強度に問題が生じることも多々あった。
そこで、前記棚板の取り付け取り外し、移動等の作業を迅速確実に行えるようにするために、壁面に設けたボ−ド材に自在に取り付けた取付具の挿入溝部に棚板を装着した家具用部品アダプタの円弧状の挿入係止部を挿入して棚板を壁面に取り付けた家具用部品装着構造がある。(例えば、特許文献1参照)
登録実用新案第3078692号公報(第1−6頁、第1図、第4図)
しかしながら、前記登録実用新案第3078692号公報に記載の方法では挿入溝部が狭く挿入係止部を差し込む際に位置決めが極めて困難である。特に目線よりはるかに上の方の場合は目視にて挿入溝部が良く確認できないので、差し込みに手間がかかる。また、目線よりも下の場合であっても、特に目の不自由な人や視力の衰えたお年寄りの場合は取り付けるのに時間がかかって極めて困難であった。また、隠蔽手段がないので、ブラケットや棚板を移動させると移動跡が残り目立つので、外観意匠的にも劣るものとなっていた。
また、従来の棚板は取り付け位置を変更するのに木ネジや釘等をいちいち取り除いてブラケットを所定の位置まで移動させ、そこで、再び木ネジ等でブラケットを固定するので、手間が大きくかかっていた。さらに、ブラケットを取り外した跡が残り、見た目の外観意匠的にも劣るものとなっていた。
本発明の目的は、壁面に棚板を着脱自在に極めて簡単に取り付けたり取り外したりでき、しかも、ブラケットに棚板を取り付けたままで、棚板取付位置が左右方向に極めて簡単に移動可能で、強度耐久性にも優れ、しかも、棚板移動後も跡が残らない外観意匠的にも優れた棚板取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の発明は、壁面の化粧パネルの間に設けられたフレ−ムと該フレ−ムの開口部に挿入して棚板を保持するブラケットからなる棚板の壁面取付構造であって、前記フレ−ムは、互いに略平行な上下一対の水平部と該水平部の後端部で前記上下水平部を略垂直に連結する垂直部からなり、断面形状略コの字型を有し、前記コの字型の内部で前記上部水平部の開口部端縁に係止部が形成されており、前記下部水平部の開口部端縁に保持部が形成されており、前記ブラケットは、棚板を挟み込むための断面略コの字型の挟持部と該挟持部に連設され前記フレ−ムに挿入される引っ掛け部からなり、該引っ掛け部の上端にはフックが形成されており、フックの下部は略垂直下方に延出されて垂下片を形成し、該垂下片の中程に水平方向の小突起が設けられ、前記保持部に隠蔽手段が設けられ、該隠蔽手段の上端部と前記係止部との間に隙間が形成されていることを特徴とする。
係る構成から、棚板をブラケットの挟持部を利用して木ネジ等で極めて簡単にブラケットに取付可能である。また、棚板をブラケットの挟持部に挟みこみ、ブラケットの引っ掛け部の垂下片を下側にして引っ掛け部上端のフックをフレ−ムの開口部に設けられた隠蔽手段の上端部に形成されている前記隙間から差し込み、フックをフレ−ムの上部水平部の開口部端縁に形成された係止部に当接させ係止させると、棚板の自重で垂下片が化粧材を押圧し、棚板を極めて簡単に壁面のフレ−ムに取り付けることができる。さらに、前記垂下片中程に設けられた小突起と保持部が当接することで、ブラケットがほぼ真下方向へ脱落し落下するのを防止することができる。また、逆に取り外す時は棚板先端部を少し持ち上げて前記係止部と前記フックを離しながら棚板を手前を引き抜くだけで極めて簡単にブラケットをフレ−ムから取り外すことができる。また、ブラケットの引っ掛け部を手で左右方向にずらせるようにするだけで、極めて簡単に棚板取り付けの左右位置を変更することができる。
本発明の請求項2の発明は、請求項1に記載の棚板の壁面取付構造において、前記フレ−ムの係止部が、上部水平部の開口部端縁に水平部に対して略垂直上向き方向に形成された上向き突起と略垂直下向き方向に形成された下向き突起と該下向き突起と連設して形成されている係止部の曲面とで構成されており、前記ブラケットの引っ掛け部上端に形成されたフックが上反り曲面を有しており、前記係止部の曲面と略重ね合う形状を有し、前記フレ−ムの保持部が、下部水平部の開口部端縁に下部水平部に対して略垂直上向き方向に形成された上向き突起と略垂直下向き方向に形成された下向き突起と下部水平部内面の先端部近傍に形成された一対の突設部から構成されており、前記隠蔽手段が、前記保持部の突設部を利用して設けられた化粧プレ−トであり、前記ブラケットの垂下片の下端部に折り返し部が形成されていることを特徴とする。
係る構成から、フレ−ムの上部水平部に形成された前記下向き突起とそれに連設する係止部の曲面とブラケットの前記フックとが重なり合うようにして当接するようにし、ブラケットを取り付けるので、棚板自重をフックが係止部の曲面を押圧する押圧力と、前記垂下片が化粧パネルを押圧する押圧力とに分散させることが可能で、取付強度耐久性能的にも、いっそう好適である。また、前記フックが上反り曲面を有し、該フック及び係止部の曲面が互いに重なり合う曲面を有しているので、フックを係止部の曲面に沿うようにして差し込むだけで極めてスム−ズに、ブラケットをフレ−ムに差し込み取り付けすることができる。
また、前記隠蔽手段が化粧プレ−トであり、前記下部フレ−ムの開口部端縁に設けられた保持部の一対の突設部に前記化粧プレ−トの下端部を差し込んだり、引き抜いたりするだけで極めて簡単に隠蔽手段としての化粧プレ−トを着脱することができる。
また、上部水平部に設けられた前記上向き突起及び下部水平部に設けられた下向き突起が化粧パネルの端部を押さえ込む働きをするので、化粧パネルの取付強度を向上させることができる。また、前記垂下片下端部に折り返し部が設けられているので、化粧パネルに傷等が付くことを防止することができる。また、フレ−ムに化粧プレ−トが設けられているので、棚板を壁面の左右方向へ移動させても、フレ−ム内が前記化粧プレ−トによって被覆されているので棚板の跡が残らず、見た目の外観意匠的にも優れたものとなる。
棚板をブラケットの挟持部を利用して挟みこみ、ブラケットの引っ掛け部の垂下片を下側にして引っ掛け部上端にあるフックをフレ−ムの化粧プレ−トの隙間から差し込み、フックをフレ−ムの上部水平部の内部上面の開口部端縁に形成された係止部に当接させ係止させると、棚板自重で垂下片が化粧パネルを押圧し、さらに前記フックが係止部を押圧し、棚板を極めて簡単に、しかも、しっかりと壁面のフレ−ムに取り付けることができる。また、逆に取り外す時は棚板先端部を少し持ち上げて前記係止部と前記フックを離しながら棚板を手前へ引き抜くだけで極めて簡単にブラケットをフレ−ムから取り外すことができる。
また、ブラケットの引っ掛け部を手で左右方向にずらせるようにするだけで、棚板を取り付けたままで、極めて簡単にブラケットをフレ−ムの長手方向に沿って移動させることが可能で、棚板取付の左右位置を自在に変更できる。
また、フレ−ムに化粧プレ−トが設けられており、しかも化粧プレ−トを取り付けたままで、ブラケットの移動ができるので、棚板を壁面の左右方向へ移動させても、フレ−ム内が前記化粧プレ−トによって被覆されて隠蔽されることとなり、棚板やブラケットの移動跡が残らず、見た目の外観意匠的にも優れたものとなる。
本発明の実施形態の一例を図面に従って詳細に説明する。図1は本発明の棚板の壁面取付構造の一実施形態を示す正面図である。図2は図1のA−A線断面図である。
図1図2において、本発明の棚板の壁面取付構造は、本例では、壁面の化粧パネル4間に、略水平方向にフレ−ム3が設けられている。該フレ−ム3は、上部水平部3a、下部水平部3b、垂直部3cで囲われて、断面形状で略コの字型形状を有している。該コの字型形状の開口部が壁面の表面に向く方向に、しかも開口部端面と壁面表面がほぼ一致する位置で、壁面内に埋め込まれている。多少深めにフレ−ム3を壁面に埋め込んでフレ−ム3の開口部端縁が壁面の表面よりも多少深めに埋め込まれても差しつかえない。また、逆にフレ−ム3を壁面表面に若干突出するように取り付けても差しつかえない。壁面全体の意匠を見てどちらが外観的に優れるか判断して決めればよい。
壁面を正面から見ると、隠蔽手段としての化粧プレ−トPを取り付ける前では、開口部Cが見えるように形成されている。化粧プレ−トPを取り付けた後では、フレ−ムの内部スペ−スmは隠蔽され、外観意匠が向上する。
前記開口部Cの上端縁において、フレ−ム3の上部水平部3aの開口部端縁に係止部Kが設けられている。前記係止部Kは、本例では、上部水平部3aの開口部端縁において、上部水平部3aに対して略垂直上向き方向に形成された上向き突起UTと略垂直下向き方向に形成された下向き突起STと、該下向き突起STと連設して形成されている係止部の曲面KEとで構成されている。前記化粧プレ−トPの上端部と係止部Kとの間には、隙間Eが形成されている。
また、前記開口部Cの下端縁において、フレ−ム3の下部水平部3bの開口部端縁に保持部Hが設けられている。前記保持部Hは、下部水平部3bの開口部端縁において、下部水平部3bに対して略垂直上向き方向に形成された上向き突起UTと略垂直下向き方向に形成された下向き突起STと、前記下部水平部3bの内面の先端部近傍に形成された一対の突設部TSから構成されている。
また、前記隠蔽手段が化粧プレ−トである。前記一対の突設部TSは化粧プレ−トPの厚みに相当する隙間が設けられており、前記隙間に化粧プレ−トPの下端部を差し込んだり引き抜いたりして化粧プレ−トPの着脱が自在に可能となる。
また、前記ブラケット2の垂下片Sの下端部に折り返し部Rが形成されていることで、棚板上にある程度の重量を有する小物を載置して、垂下片Sが化粧パネル4を強く押圧しても化粧パネルに傷が付く恐れがない。さらに小物を棚板に乗せたままで、すなわち、垂下片Sが化粧パネル4を強く押圧したままで、ブラケット2を左右方向に移動させても、化粧パネル4に擦り傷等の付く恐れがない。従って、棚板1上に小物を載置したままで、ブラケット2をフレ−ム3の長手方向に沿って移動させても、ブラケット跡が残るようなことがなく、外観意匠的にも優れたものになる。前記一対の突設部TSの隙間に化粧プレ−トPが挟持され、フレ−ム3の内部スペ−スmを被覆し隠蔽する構成となっている。化粧プレ−トPを取り付けたままで、ブラケット2は左右方向に手で簡単に移動できる。化粧プレ−トPによってフレ−ム内部が隠蔽されるので、棚板1のブラケット2を移動させても、ブラケット跡が残るようなことがなく、外観意匠的にも優れたものとなる。
他方、棚板1を取り付けるブラケット2は、断面形状で略コの字型を有する挟持部2aと前記フレ−ム3内に一部差し込まれてブラケット2をフレ−ム3内に引っ掛けて棚板1を支える働きを有する引っ掛け部2bとで構成されている。また、前記引っ掛け部2bの上端部は上反り曲面を有するフックFが形成されており、該フックFの曲面と前記係止部の曲面KEの曲面形状は互いに重ね合わせ可能になるような形状を有している。
前記フックFの下部は、略垂直下方へ延出され、垂下片Sが形成され、該垂下片Sの下端部は折り返し部Rが形成されている。前記垂下片Sの途中で、下部水平部3bの開口部端縁に設けられた上向き突起UTに当接する位置に小突起Tが設けられており、引っ掛け部2bが下方へ脱落するのを防止している。
次に、本発明の棚板の壁面取付構造の取り付け手順について説明する。
1.棚板1の後端部をブラケット2の挟持部2aの間に差し込み、木ネジM等でしっかりと固定する。
2.フレ−ム3の開口部Cに化粧プレ−トPを取り付ける。取り付け方法は、フレ−ム3に設けられた保持部Hの一対の突設部TSの隙間に前記化粧プレ−トPの下部を差し込んで取り付ける。この時、化粧プレ−トPの上端部とフレ−ム3の上部水平部3aに設けられた係止部の曲面KEとの間は、前記フックFが挿入できる程度の隙間Eを設けるように化粧プレ−トPの高さ寸法を予め調整しておく。
3.棚板1をフレ−ム3に向けて斜め下方へ傾斜させながら、ブラケット2の引っ掛け部2bの上端に形成されているフックFをフレ−ム3の係止部の曲面KEと化粧プレ−トPの上端部との隙間Eから差し込んで、フックFと係止部の曲面KEとを重なり合わせる様にして当接させる。この時、垂下片Sの途中にある小突起Tを下部水平部3bの開口部端縁に設けられた上向き突起UTに当接させる。
4.棚板1の自重で垂下片Sが化粧パネル4を押圧し、フレ−ム3の係止部の曲面KEと引っ掛け部上端のフックFとが当接し、フックFが係止部の曲面KEを押圧し、フックFが係止部の曲面KEに引っ掛かって、小突起Tが下部水平部3bの開口部端縁に設けられた上向き突起UTに当接し引っ掛かって、棚板1がフレ−ム3にしっかりと取り付けできる。
5.次に、壁面全体を見て、棚板1の配置やバランス、使い勝手等を考慮して、必要に応じて棚板1のブラケット2を左右に手でスライドさせて、棚板取付位置を確定させる。
以上で、棚板の壁面取り付けが完了となる。
6.後日、模様替えのために棚板1を取り外す場合は、取り付けた時の逆の手順で実施すれば極めて簡単に取り外しができる。
次に、本発明の棚板1の壁面取付構造に使用する各部材の材質について詳述する。ブラケット2、フレ−ム3は、例えば、アルミ製、ジュラルミン製、鋼板製等の金属製、塩ビ樹脂やオレフィン樹脂の押し出し成型体、ABS樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル樹脂等の合成樹脂成型体、ウレタン樹脂等の発泡によって成型された人工木材等の他、集成材、LVL等の木質材料等が好適なものとして例示できる。しかしこれらに限定されるものではない。
棚板1、化粧パネル4は、特に限定しないが、合板、MDF基材表面に天然突板や単板を貼着した化粧貼り合板や化粧貼りMDFの他、合板、MDF基材表面に木目印刷や抽象柄が印刷された、オレフィンシ−トや塩ビシ−トを貼着したオレフィン又は塩ビ化粧板、鋼板基材表面に例えば木目印刷されたオレフィンシ−トや塩ビシ−トを貼着した化粧鋼板等が好適なものとして例示できる。
本発明の棚板の壁面取付構造の実施形態の一例を示す正面図。 図1のA−A線断面図。
符号の説明
1 棚板
2 ブラケット
2a 挟持部
2b 引っ掛け部
F フック
S 垂下片
T 小突起
R 折り返し部
3 フレ−ム
3a 上部水平部
3b 下部水平部
3c 垂直部
C 開口部
K 係止部
UT 上向き突起
ST 下向き突起
KE 係止部の曲面
E 隙間
H 保持部
UT 上向き突起
ST 下向き突起
TS 突設部
P 化粧プレ−ト
m 内部スペ−ス
4 化粧パネル
M 木ネジ

Claims (2)

  1. 壁面の化粧パネルの間に設けられたフレ−ムと該フレ−ムの開口部に挿入して棚板を保持するブラケットからなる棚板の壁面取付構造であって、前記フレ−ムは、互いに略平行な上下一対の水平部と該水平部の後端部で前記上下水平部を略垂直に連結する垂直部からなり、断面形状略コの字型を有し、前記コの字型の内部で前記上部水平部の開口部端縁に係止部が形成されており、前記下部水平部の開口部端縁に保持部が形成されており、前記ブラケットは、棚板を挟み込むための断面略コの字型の挟持部と該挟持部に連設され前記フレ−ムに挿入される引っ掛け部からなり、該引っ掛け部の上端にはフックが形成されており、フックの下部は略垂直下方に延出されて垂下片を形成し、該垂下片の中程に水平方向の小突起が設けられ、前記保持部に隠蔽手段が設けられ、該隠蔽手段の上端部と前記係止部との間に隙間が形成されていることを特徴とする棚板の壁面取付構造。
  2. 前記フレ−ムの係止部が、上部水平部の開口部端縁に水平部に対して略垂直上向き方向に形成された上向き突起と略垂直下向き方向に形成された下向き突起と該下向き突起と連設して形成されている係止部の曲面とで構成されており、前記ブラケットの引っ掛け部上端に形成されたフックが上反り曲面を有しており、前記係止部の曲面と略重ね合う形状を有し、前記フレ−ムの保持部が、下部水平部の開口部端縁に下部水平部に対して略垂直上向き方向に形成された上向き突起と略垂直下向き方向に形成された下向き突起と下部水平部内面の先端部近傍に形成された一対の突設部から構成されており、前記隠蔽手段が、前記保持部の突設部を利用して設けられた化粧プレ−トであり、前記ブラケットの垂下片の下端部に折り返し部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の棚板の壁面取付構造。
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