JP4358948B2 - 散水器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、一般家庭の園芸等に用いられる散水器に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】
散水器本体の前面側に回転自在に取付けられるノズルヘッドと、このノズルヘッドにねじ結合し、散水器本体に対し回転不能でノズルヘッドの回転により散水器本体のシリンダ内を軸方向に進退移動するスピンドルと、フレア(拡散水)、ジェット、シャワー、じょうろの4つの異なる散水パターンを任意に設定するための複数のガイド部材とを備えた散水器が提案されている(特開平9−103711号公報)けれども、ミストと整流の散水パターンを設定する機構はなかった。
【0003】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その目的は、必要最小限度の数のガイド部材を用いて、フレア(拡散水)、ジェット、シャワー、じょうろ以外に、ミストと整流の散水パターンも任意に設定できる散水器を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明は、内部に供給流路およびこの供給流路を開閉する弁体を設け、後端に前記供給流路に連通するホース接続部を設け、前端に前記供給流路の出口を設けたグリップを有する散水器本体と、この散水器本体の前面側に回転自在に取付けられるノズルヘッドと、このノズルヘッドにねじ結合し、散水器本体に対し回転不能でノズルヘッドの回転により軸方向に進退移動する内部が中空のスピンドルと、流量操作レバーの回動操作に連動して前記弁体を移動させる弁体レバーと、前記出口を開閉してスピンドル側への供給流量を調整する流量調整ハンドルとを備え、更に、前記スピンドルは、貫通穴の下流側開口の近傍に上流側に向かって第1の流水孔および第2の流水孔を順次有し、前記スピンドル内で前記下流側開口および第2の流水孔間にはコマ状の噴霧ガイド部材が嵌め込まれ、前記ノズルヘッドは、
(1)前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔、前記第1の流水孔を通り前記噴霧ガイド部材およびスピンドル間に形成された隙間を経て前記下流側開口の直上流側に位置する第1出口に至る流路と、前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔を経て第2出口に至る流路とを形成する第1のガイド部材と、
(2)この第1のガイド部材および前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔を経て第3出口に至る流路を形成する第2のガイド部材と、
(3)この第2のガイド部材、前記ノズルヘッドの筒部およびスピンドルの外周部とで前記供給流路からねじ結合部の隙間を経て第4出口に至る流路を形成する第3のガイド部材とを有する散水器であって、
さらに、前記スピンドルが最も前側に位置する状態で開操作すると、前記スピンドルがその都度後退しながら順次、ミストの状態、フレアの状態、ジェットの状態、シャワーの状態、じょうろの状態および整流の状態になるよう構成されているとともに、
シャワーの流路とじょうろの流路の最下流流路が同じで、前記第1のガイド部材および前記第2のガイド部材によって形成されており、
前記第3出口から吐水するシャワー状態では前記第2の流水孔が、前記最下流流路の入口と略整合するよう位置する一方、
前記第3出口から吐水するじょうろの状態では、シャワー状態からの前記スピンドルの後退によって前記第2の流水孔の下流側が覆われるよう構成されていることを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、この発明の一実施形態の全体を示し、図2は、ミスト、フレア(拡散水)、ジェットの散水パターンを示し、図3は、シャワー、じょうろの散水パターンを示し、図4は、整流の散水パターンを示す。
【0006】
図1〜図4において、散水器1は、散水器本体2と、この散水器本体2の前面側に回転自在に取付けられるノズルヘッド3と、このノズルヘッド3にねじ結合し、散水器本体2に対し回転不能でノズルヘッド3の回転により軸方向(両矢印Aで示す方向)に進退移動するスピンドル4とより主としてなる。
【0007】
この発明の第1の特徴は、前記スピンドル4を内部を中空に構成している点である。符号hは、その貫通穴、符号aは、その下流側開口、符号bは、その上流側開口である。
【0008】
このスピンドル4は、下流側が先細り形状で、下流側開口aの近傍に上流側に向かって第1の出口23、第1の流水孔77および第2の流水孔7を順次有し、小径部5と、これより上流側に連設された大径部6よりなる。すなわち、小径部5は、先細り部分5aと筒部分5bよりなり、前記開口aから極小長さSだけ上流側開口b側に離れた位置において、円周方向に設けた複数の前記第1の流水孔77を有する。この第1の流水孔77は先細り部分5aと筒部分5bの境目に位置する〔図2(A)参照〕。また、前記第2の流水孔7は、第1の流水孔77から極小長さFだけ開口b側に離れた位置において、円周方向に複数個設けられている。この第2の流水孔7は、筒部分5bに位置する。
【0009】
更に、前記小径部5の筒部分5bは、第2の流水孔7からPだけ開口b側に離れた位置から開口b側にQの長さの雄ねじ部8を有する〔図3(A)参照〕。この雄ねじ部8はノズルヘッド3の内周面に形成された雌ねじ部9と螺合する。
【0010】
前記大径部6の前記上流側開口bの端部外周面には複数の係合突起10が円周方向に適当間隔をおいて設けられている。この係合突起10は径方向に突出している。そして、各係合突起10は、散水器本体2の、雌ねじ部9よりも更に上流側の内周面に形成された複数の係止溝11それぞれにA方向に移動可能に嵌め込まれている。一方、ノズルヘッド3を散水器本体2に対し回転自在に止めるための止め輪100を散水器本体2の前部2aに設けてあり、ノズルヘッド3は、前記止め輪100でA方向の移動を阻止されながら散水器本体2に対し回転自在に取付けられている。これにより、スピンドル4は、散水器本体2に対し回転不能でノズルヘッド3のA方向を中心とする回転によりA方向に進退移動できる。
【0011】
また、スピンドル4内で、前記下流側開口aおよび第2の流水孔7間には噴霧ガイド部材12が嵌め込まれている。すなわち、この噴霧ガイド部材12は、先細り部分5aと筒部分5bに跨がり設置されており、横置きにしたコマの軸部分14を、下流側に向けた状態で、かつ、前記第1の流水孔77の位置よりも下流側で、更に、前記下流側開口aの直上流側に位置する第1出口(後述する)23よりも上流側に位置させながら噴霧ガイド部材12が固定されている。また、噴霧ガイド部材12の本体部分15〔図2(A)参照〕の上流側の平坦面13が流路を前記第2の流水孔7へと迂回させる〔図2(A)、図2(B)、図2(C)、図3(A)、図3(B)参照〕。この本体部分15の外周面はテーパ面18に形成されている。
また、前記先細り部分5aは、図2(A)に示すように、軸部分14の回りに位置しており、先細り部分5aは軸部分14とでミストの散水パターン時の流路の一つを構成する。すなわち、噴霧ガイド部材15およびスピンドル4間に形成された隙間流路Gを構成する。そして、図2(B)で示すフレアの散水パターン、図2(C)で示すジェットの散水パターンのいずれの場合でも、前記隙間流路Gと供給流路Bは連通している。
【0012】
なお、前記散水器本体2は、前面側にノズルヘッド3を有するが、後側にグリップ20を有する。このグリップ20は内部に供給流路Bを有し、その後端には、供給流路Bに連通するホース接続部21が設けられ、前端には供給流路Bの出口22が設けられている。78は、供給流路Bを構成する筒体で、スプリング101により下流方向に付勢されており、その先端には弁体80が固定されている。また、102は、後述する弁体レバー40に係止する作用とスプリング101の上端(下流端)に係止する作用とを司る係止突部である。
【0013】
以下、ノズルヘッド3について説明する。
【0014】
(1)ノズルヘッド3は、噴霧ガイド部材12とで供給流路Bから貫通穴hを経た後第2の流水孔7へと迂回して第1の流水孔77から隙間流路Gを通り第1出口23に至るミストの流路L1 〔図2(A)参照〕、または、噴霧ガイド部材12とで供給流路Bから貫通穴hを経た後第2の流水孔7へと迂回して第2出口24に至るフレアの流路L2 〔図2(B)参照〕、あるいは、ジェットの流路L3 〔図2(C)参照〕を形成する環状の第1のガイド部材25を有する。
【0015】
(2)また、ノズルヘッド3は、第1のガイド部材25および噴霧ガイド部材12とで供給流路Bから貫通穴hを経た後第2の流水孔7へと迂回して第3出口26に至るシャワーの流路L4 〔図3(A)参照〕、あるいは、じょうろの流路L5 〔図3(B)参照〕を形成する環状の第2のガイド部材27を有する。この第2のガイド部材27は、第1のガイド部材25の外側に位置する。
【0016】
(3)更に、ノズルヘッド3は、前記第2のガイド部材27、ノズルヘッド3の筒部28およびスピンドル4の外周部4aとで供給流路Bから前記ねじ部8,9の隙間Mを経て第4出口29に至る整流の流路L6 (図4参照)を形成する第3のガイド部材30を有する。このように、必要最小限度の数(3つの)のガイド部材25,27,30を用い、かつ、ノズルヘッド3の筒部28およびスピンドル4の外周部4aを有効に利用するだけで、フレア(拡散水)、ジェット、シャワー、じょうろの4つの異なる散水パターンに加えてミストと整流の散水パターンを任意に設定できる点がこの発明の2つ目の特徴である。しかも、前記ねじ部8,9の隙間Mを整流の流路L6 の一部とすることで、簡易な構成のガイド部材25,27,30を構成できる点がこの発明の3つ目の特徴である。
【0017】
前記第1のガイド部材25は、流路L1 ,L2 ,L3 と流路L4 ,L5 を仕切る仕切板として機能する。
【0018】
また、第2のガイド部材27は、流路L4 ,L5 と流路L6 を仕切る仕切板として機能する。
【0019】
32は、供給流路Bの出口22を開閉してスピンドル側への供給流量を調整する流量調整ハンドルで、流通穴33を有する筒状の流量調整コア34に連結されている。
【0020】
40は弁体レバーで、後述するストッパ50に設けた軸芯Cを中心に回動自在に取り付けられている。そして、流量操作レバー41を手指で押圧(開)操作すると、この操作に連動して弁体レバー40は前記係止突部102を介して筒体78をスプリング110に抗して上流側に押し下げ、ひいては前記弁体80を開方向に移動させるよう構成されている。
【0021】
42は、弁座として機能する環状パッキンで、弁体80が閉状態にあるとき(図1参照)は、弁体80の先端フランジ43がパッキン受け44に支持された前記パッキン42に当接する。一方、弁体80が開くときは、前記筒体78の周部に設けた複数の流出穴45が出口22に連通する。
【0022】
50は、前記軸芯Cを支持するストッパで、グリップ20の取付け部材20aでグリップ20に取付けられたストッパ本体60と、バネ61と、操作片62より構成されている。このストッパ50は、流量操作レバー41に係止して開操作を維持する機能を持つ。なお、70は散水板、72は散水板押さえである。
【0023】
而して、スピンドル4が最も前側に位置する状態で流量操作レバー41を開操作すると、最終的に隙間流路Gが第1の出口23に連通するミストの流路L1 〔図2(A)参照〕を形成できる。
【0024】
この状態から、ノズルヘッド3を例えば前方からみて反時計方向に回転させると、スピンドル4が少しだけA1 方向に移動してフレアの流路L2 〔図2(B)参照〕を形成できる。この場合、スピンドル4の先細り部分5aの外周に形成された外向きに拡がるテーパー面100と、第1のガイド部材25の小径環状部分25aの下流側内面に形成された外向きに拡がるテーパー面101との相乗効果により、第2出口24からは拡散して吐水する。また、この第2出口24からの吐水量は、第1の出口23からの吐水量に比して極めて大である。
【0025】
このフレアの状態から、ノズルヘッド3を同方向に回転させると、更に、スピンドル4が少しだけA1 方向に移動してジェットの流路L3 〔図2(C)参照〕を形成できる。この場合、先細り部分5aの前記テーパー面100より下流側に連設された平坦面103と、第1のガイド部材25の前記テーパー面101より上流側に連設された平坦面102との相乗効果により、第2出口24からは略真っ直ぐに勢いよく吐水する。また、この第2出口24からの吐水量は、第1の出口23からの吐水量に比して極めて大である。
【0026】
そして、このジェットの状態から、ノズルヘッド3を同方向に回転させると、スピンドル4がA1 方向に更に移動してシャワーの流路L4 〔図3(A)参照〕を形成できる。この場合、シャワーの流路L4 の最下流流路201は、第1のガイド部材25および第2のガイド部材27によって形成されるが、第2の流水孔7が、最下流流路201の入口201aと略整合するよう位置する。よって、第3出口26からは勢いよく吐水する。
【0027】
続いて、このシャワーの状態から、ノズルヘッド3を同方向に回転させると、スピンドル4がA1 方向に更に移動してじょうろの流路L5 〔図3(B)参照〕を形成できる。この場合、スピンドル4によって第2の流水孔7の下流側が覆われるので、第3出口26からは、シャワーの場合程勢いよく吐水しない。
【0028】
更に、このじょうろの状態から、ノズルヘッド3を同方向に回転させると、スピンドル4がA1 方向に更に移動して供給流路Bから前記ねじ部8,9の隙間Mを経て第4出口29に至る整流の流路L6 (図4参照)を形成できる。この場合、整流の流路L6 の最下流流路301は、第2のガイド部材27、第3のガイド部材30、ノズルヘッド3の筒部28によって形成される。
【0029】
なお、シャワーからじょうろへの切り換えを、図3(A)のシャワーの流路L4 において、ノズルヘッド3はそのままで、出口22から流通穴33への流量が小さくなるよう流量調整ハンドル32を操作するだけで行える。
【0030】
【発明の効果】
この発明では、供給流路の出口を開閉してスピンドル側への供給流量を調整する流量調整ハンドルを設け、スピンドルを内部が中空に形成し、このスピンドルの下流側開口の近傍に上流側に向かって第1の流水孔および第2の流水孔を順次設け、前記スピンドル内で前記下流側開口および第2の流水孔間にコマ状の噴霧ガイド部材を嵌め込み、ノズルヘッドに、噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔、前記第1の流水孔を通り前記噴霧ガイド部材およびスピンドル間に形成された隙間を経て前記下流側開口の直上流側に位置する第1出口に至る流路と、前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔を経て第2出口に至る流路とを形成する第1のガイド部材と、この第1のガイド部材および前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔を経て第3出口に至る流路を形成する第2のガイド部材と、この第2のガイド部材、前記ノズルヘッドの筒部およびスピンドルの外周部とで前記供給流路からねじ結合部の隙間を経て第4出口に至る流路を形成する第3のガイド部材とを設けたので、簡易な構成で、かつ、必要最小限度の数のガイド部材を用いて、フレア(拡散水)、ジェット、シャワー、じょうろの4つの異なる散水パターンに加えてミストと整流の散水パターンを任意に設定できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態を示す全体構成説明図である。
【図2】 (A)は、上記実施形態におけるミストの状態を示す構成説明図である。
(B)は、上記実施形態におけるフレアの状態を示す構成説明図である。
(C)は、上記実施形態におけるジェットの状態を示す構成説明図である。
【図3】 (A)は、上記実施形態におけるシャワーの状態を示す構成説明図である。
(B)は、上記実施形態におけるじょうろの状態を示す構成説明図である。
【図4】 上記実施形態における整流の状態を示す構成説明図である。
【符号の説明】
1…散水器、2…散水器本体、3…ノズルヘッド、4…スピンドル、4a…スピンドルの外周部、7…第2の流水孔、8…雄ねじ部、9…雌ねじ部、10…係合突起、11…係止溝、12…噴霧ガイド部材、20…グリップ、22…出口、23…第1出口、24…第2出口、25…第1のガイド部材、26…第3出口、27…第2のガイド部材、28…ノズルヘッドの筒部、29…第4出口、30…第3のガイド部材、32…流量調整ハンドル、40…弁体レバー、41…流量操作レバー、42…軸芯、50…ストッパ、77…第1の流水孔、80…弁体、h…貫通穴、B…供給流路、M…隙間、L 4 …シャワーの流路L 4 、L 5 …じょうろの流路、201…最下流流路、201a…最下流流路の入口。
Claims (1)
- 内部に供給流路およびこの供給流路を開閉する弁体を設け、後端に前記供給流路に連通するホース接続部を設け、前端に前記供給流路の出口を設けたグリップを有する散水器本体と、この散水器本体の前面側に回転自在に取付けられるノズルヘッドと、このノズルヘッドにねじ結合し、散水器本体に対し回転不能でノズルヘッドの回転により軸方向に進退移動する内部が中空のスピンドルと、流量操作レバーの回動操作に連動して前記弁体を移動させる弁体レバーと、前記出口を開閉してスピンドル側への供給流量を調整する流量調整ハンドルとを備え、更に、前記スピンドルは、貫通穴の下流側開口の近傍に上流側に向かって第1の流水孔および第2の流水孔を順次有し、前記スピンドル内で前記下流側開口および第2の流水孔間にはコマ状の噴霧ガイド部材が嵌め込まれ、前記ノズルヘッドは、
(1)前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔、前記第1の流水孔を通り前記噴霧ガイド部材およびスピンドル間に形成された隙間を経て前記下流側開口の直上流側に位置する第1出口に至る流路と、前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔を経て第2出口に至る流路とを形成する第1のガイド部材と、
(2)この第1のガイド部材および前記噴霧ガイド部材とで前記供給流路から前記貫通穴、前記第2の流水孔を経て第3出口に至る流路を形成する第2のガイド部材と、
(3)この第2のガイド部材、前記ノズルヘッドの筒部およびスピンドルの外周部とで前記供給流路からねじ結合部の隙間を経て第4出口に至る流路を形成する第3のガイド部材とを有する散水器であって、
さらに、前記スピンドルが最も前側に位置する状態で開操作すると、前記スピンドルがその都度後退しながら順次、ミストの状態、フレアの状態、ジェットの状態、シャワーの状態、じょうろの状態および整流の状態になるよう構成されているとともに、
シャワーの流路とじょうろの流路の最下流流路が同じで、前記第1のガイド部材および前記第2のガイド部材によって形成されており、
前記第3出口から吐水するシャワー状態では前記第2の流水孔が、前記最下流流路の入口と略整合するよう位置する一方、
前記第3出口から吐水するじょうろの状態では、シャワー状態からの前記スピンドルの後退によって前記第2の流水孔の下流側が覆われるよう構成されていることを特徴とする散水器。
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