JP4527421B2 - 噴霧状態切替型噴射管並びにそのマニホールド弁 - Google Patents

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Description

本発明は、薬液等の液体散布に使用する噴霧機の噴霧状態切替型噴射管に関する。
従来、農作物、その他へ薬液、水等の液体散布をするため、手動噴霧機又は動力噴霧機が使用されている。そして、噴霧機に備えられている液圧送ホースに、噴霧状態切替型噴射管を接続して用いると、その噴射管を操作することによって直射噴霧、広角噴霧の切り替えを適宜行なうことにより、液体散布を良好に行なえる。そこで、噴霧状態切替型噴射管には通常前端に備え付けるノズルのボディ内に、直射噴霧、広角噴霧の切り替えを行なうための主要部材として、渦流形成部材を収納して用いている。
このような渦流形成部材は筒状部材の前端に径を一段と拡大した円板部材を同軸にして設け、その円板部材の外周面の対称位置にノズルの噴口へ加圧液を後方から送る斜め溝流路を2箇所夫々軸方向に対し傾斜させて設けたものである。そして、この渦流形成部材を用いた噴霧状態切替型噴射管には、その渦流形成部材の後側にある筒状部材の後端に操作用ロットの前端を一体に結合して、ノズルボディ内に収納した渦流形成部材を外部からその操作用ロットを操作して前後動できるようにしたものがある。
図17は、このような渦流形成部材操作用ロットを用いた噴霧状態切替型噴射管の直射噴霧状態を示す部分断面図である。この噴霧状態切替型噴射管1はその主要部を、前端にノズル2を備え付けて後端を閉じ、内部をノズル2に導く加圧液の内部流路3にした外管4と、その外管4の内部流路3に嵌まり、前端にノズル2の内部に設置する渦流形成部材5を備え、後端部付近が外部に突出する渦流形成部材操作用ロット6と、その外管4の後端部付近に結合し、側方から内部流路3に加圧液を導入する加圧液導入口管7とから構成する。そして、ノズル2の筒状ボディ8をその中央部9に螺合箇所を設けて分離、結合可能にする。又、外管4の中央部と操作用ロット6の後端部に握り部10、11を夫々設ける。又、操作用ロット6の中央部後端外周面の一部12を外管4の後端部内周面との螺合箇所にする。又、加圧液導入口管7の自由端を噴霧機に備え付けた液圧送ホースとの着脱可能な接続部13にする。
すると、このような噴射管1を噴霧機の液圧送ホースに接続し、加圧液導入口管7から外管4の内部流路3へ加圧液を入れ、接続部13からノズル2の内部まで導くことができる。又、前側握り部10を持って外管4を固定し、後側握り部11を持って操作用ロット6を回動させると、その操作用ロット6と外管4との螺合状態を調節することにより、ノズル2の内部にある渦流形成部材5の位置を一定距離前後動できる。それ故、噴霧時に渦流形成部材5を後側に移動させて位置決めすると、その渦流形成部材5の前端にある円板部材の側方全体に加圧液を通過させ直流状にして、噴口14から直射噴霧を行なえる。又、図18に示すように渦流形成部材5を前側に移動させて位置決めすると、その円板部材の両斜め溝流路内のみ加圧液を通過させ渦流状にして、噴口14から広角噴霧を行なえる。
しかし、このような噴射管1では使用中に後側握り部11を回動させ、操作用ロット6を前後動しても噴霧を停止できない。しかも、使用により渦流形成部材5が摩耗し、破損したりすると、渦流形成部材5と操作用ロット6とが一体に結合しているため、操作用ロット6も一緒に取り替える必要があり、その操作用ロット6が外管4を挿通しているため、取り替え作業をする労力的負担等が大きい。
そこで、図19に示すような噴霧状態切替型噴射管15が提示されている。この噴霧状態切替型噴射管15はその主要部を、前端にノズル16を螺合により着脱可能に備え付けた外管17と、その外管17の内部に前端側部を挿入し、内部をノズル16に加圧液を送る流路18にし、その外管17から突出する後端部端を噴霧機に備え付けた液圧送ホースとの着脱可能な接続部19にした加圧液導管20とから構成する。そして、ノズル16の筒状ボディ21を中央部で軸方向を140度ほどに屈曲させ、その内部に中央と縁部に加圧液流路22、23を夫々開けた仕切壁24を設ける。
又、このノズルボディ21に対し、その仕切壁24より前側の内部空間内に渦流形成部材25を収納し、後側内部空間内に弁26を収納する。その際、渦流形成部材25として噴口へ加圧液を送る中央流路を部材の中央に設け、更にその中央流路に対し傾斜させて噴口へ加圧液を送る斜め溝流路を部材の前端部に設けた鍔部の外周面の対称位置に2箇所夫々設けたものを用いる。又、弁26として、部材周壁の片側に寄せ、軸方向に位置をずらし、更に周方向に位置をずらした2個の前後穴27、28を夫々設けた筒状部材を用い、その弁26を加圧液導管20の前端に一体に結合する。
又、ノズルボディ21の前側開口を噴口29を有する部材30で閉じ、そのノズルボディ21の前端部付近を径の大きな筒状のフードキャップ31で被い、その前端部にフードキャップ31の内部に設けた筒状の取付部32を螺合して、ノズルボディ21の前側開口縁部に噴口部材30を固着する。又、弁26を加圧液導管20の前端に結合する際に、Oリング33、Cリング34等のシール部材を用いる。又、外管17の中央部と加圧液導管20の後端部付近に握り部35、36を夫々設ける。
すると、このような噴射管15を噴霧機の液圧送ホースに接続し、加圧液導管20の内部流路18へ加圧液を入れ、ノズルボディ22の後端部内に収納した弁26の内部空間へ導くことができる。又、前側握り部35を持って外管17を固定し、後側握り部36を持って加圧液導管20を回動することにより、弁26を回動できる。それ故、噴霧時に弁26を回動して、その弁26に設けた前穴27をノズルボディ21の仕切壁24に開けた中央流路22と一致させると、弁26の内部空間に入る加圧液を渦流形成部材25の中央流路を通過させ、噴口29へと導いて直射噴霧を行なえる。
又、弁26を回動して、その弁26に設けた後穴28を仕切壁24の縁部流路23と一致させると、弁26の内部空間に入る加圧液を渦流形成部材25の両斜め溝流路を通過させ、噴口29へと導いて広角噴霧を行なえる。又、弁26を回動して、その弁26の外周面で仕切壁24に開けた両流路22、23を同時に閉じると、噴霧の停止を行なえる。
特開平6−254442
しかしながら、このような噴霧状態切替型噴射管15ではノズルボディ21の内部空間に弁26をかなりきつく嵌合させ、その内外周面を密着させて隙間がないようにしなければならない。何故なら、ノズルボディ21と弁26との内外周面に隙間があると、ノズルボディ21の仕切壁24に開けた中央、縁部流路22、23、弁26の前後穴27、28同士が互いにつながるため、直射噴霧が広がり、広角噴霧の角度が狭くなるばかりでなく、噴霧を良く停止できなくなるからである。それ故、加圧液導管20を回動して、その前端に結合されている弁26を回動すると、常に加圧液導管20に大きな捩じり応力が加わるので、その加圧液導管20が捩じれ、破損する恐れがある。又、加圧液導管20から弁26に回動力を伝達するため、弁26を加圧液導管20の前端に一体に結合するので、弁26が摩耗し、破損した時の取り替え作業に必要な労力的負担が大きくなる。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたものであり、直射噴霧、広角噴霧の切り替えを簡単に行なえて、噴霧を良く停止でき、加圧液導管が捩じれたり、破損し難く、渦流形成部材、弁の取り替えを簡単に行なえる噴霧状態切替型噴射管を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明による噴霧状態切替型噴射管はノズルを前端に着脱可能に備え付けた外管内に、そのノズルに加圧液を送る内部流路を有する加圧液導管の前端側部を挿入し、その外管から突出する加圧液導管の後端部端を噴霧機に備え付けた液圧送ホースとの着脱可能な接続部にし、その外管に対する加圧液導管の前後動操作により、その加圧液導管の前端付近の外周面に開けた液出口を前後方向に一定距離移動可能にする。
そして、上記ノズルのボディを筒状にし、そのノズルボディの前側開口を噴口を有する部材で閉じ、その後側開口をノズルボディの後端部内に嵌まり、その外周面にノズルボディの内周面に接触するシール部材を備え、更にその内周面の前後端付近に内部の中央空間に嵌まる加圧液導管の外周面に接触するシール部材を夫々備えた水密用筒状部材で閉じ、そのノズルボディの噴口部材側内部空間内に、その噴口へ加圧液を送る中央流路を部材の中央付近に設け、更にその中央流路に対し傾斜させて噴口へ加圧液を送る斜め溝流路を部材の外周面に少なくとも1箇所設けた渦流形成部材を収納にする。
又、そのノズルボディの水密用筒状部材側内部空間内に、前後両面の中央付近を夫々開口にした中央空間を内部に設けた筒状のマニホールド弁を収納し、そのマニホールド弁の周囲壁部内に渦流形成部材の中央流路に加圧液を送る出口を有する第1側流路と斜め溝流路に加圧液を送る出口を有する第2側流路を夫々少なくとも1箇所ずつ設け、その第1、第2側流路の液入口を中央空間内周面に夫々設けて、その第1、第2側流路の液入口を前後方向に離し、噴霧時に加圧液導管を移動して、その加圧液導管の液出口とマニホールド弁の第1又は第2側流路の液入口とを連通させ、更にその加圧液導管の外周面で第2又は第1側流路の液入口を閉じ、噴霧停止時に加圧液導管を移動して、その加圧液導管の液出口を水密用筒状部材の内周面中央部で閉じる。
又、本発明による噴霧状態切替型噴射管用マニホールド弁は前後両面の中央付近を夫々開口にした中央空間を内部に設けた筒状部材の周囲壁部内に、加圧液を流す第1、第2の側流路を夫々少なくとも1箇所ずつ設け、その第1、第2側流路の液入口を中央空間内周面に夫々設けて、その第1、第2側流路の液入口を前後方向に離し、その第1側流路の液出口を中央空間内周面に設け、その第2側流路の液出口を前面の縁部付近に設ける。
本発明の噴霧状態切替型噴射管は噴霧時に加圧液導管を前後に移動して、その加圧液導管の液出口とマニホールド弁の第1又は第2側流路の液入口とを連通させ、更にその加圧液導管の外周面で第2又は第1側流路の液入口を閉じることにより、直射噴霧、広角噴霧の切り替えを簡単に行なうことができる。又、その噴霧を停止させるために、加圧液導管を移動して、その加圧液導管の液出口を水密用筒状部材の内周面中央部で閉じると、その水密用筒状部材部材の内周面前後端付近にはその内部中央空間に嵌まる加圧液導管の外周面と接触するシール部材が夫々備えられているため、加圧液導管の液出口からマニホールド弁の内部中央空間内に加圧液が漏出し難くなる。それ故、噴霧を良く停止できる。
しかも、水密用筒状部材によって噴霧を良く停止できるので、加圧液導管の前端付近をマニホールド弁及び水密用筒状部材の内部中央空間中にあまりきつく嵌合させる必要がないので、加圧液導管を回動させても、その加圧液導管に大きな捩じり応力が加わらない。それ故、加圧液導管が捩じれたり、破損し難くなる。又、渦流形成部材、マニホールド弁を独立体にしてノズルボディ内に収納したので、その渦流形成部材、マニホールド弁が摩耗し、破損した時に外管の前端からノズルを外すことによって、渦流形成部材、マニホールド弁の取り替えを簡単に行なうことができる。
本発明の噴霧状態切替型噴射管用マニホールド弁は独立体にして、その内部中央空間に加圧液導管を嵌め、その加圧液導管を前後動操作して、その前端付近の外周面に開けた液出口を移動可能にしたので、噴霧時に加圧液導管を移動して、その加圧液導管の液出口とマニホールド弁の第1又は第2側流路の液入口とを連通させ、更にその加圧液導管の外周面で第2又は第1側流路の液入口を閉じて直射噴霧、広角噴霧の切り替えを簡単に行なうことができる。又、マニホールド弁は構造が簡単であって製作も容易であり、独立体として使用するため、使用により摩耗し、破損した時の取り替えにも適している。
以下、添付の図1〜16を参照して、本発明の実施の最良形態を説明する。
図1は本発明を適用した噴霧状態切替型噴射管の直射噴霧時におけるノズル付近の構造を示す部分断面図、図2はその全体を示す部分断面図である。この噴霧状態切替型噴射管40はその主要部を、前端にノズル41を螺合により着脱可能に備え付けた外管42と、その外管42の内部に前端側部を挿入し、内部をノズル41に加圧液を送る流路43にし、その外管42から突出する後端部端を噴霧機に備え付けた液圧送ホースとの着脱可能な接続部44にした加圧液導管45とから構成する。
そして、ノズル41のボディ46にはその前端部寄りの内部に、中央穴47とその穴47の両側に縁部穴48(48a、48b)を夫々有する仕切壁49を設け、更にその前後端部の外周面に雄ねじを夫々設けた筒状部材を用いる。又、このノズルボディ46に対し、その仕切壁49より前側の内部空間内に渦流形成部材50とその外側に嵌まって密接する筒状の周囲部材51とを収納し、その仕切壁49より後側内部空間内にマニホールド弁52と水密用筒状部材53とを前後に並べて収納する。
この渦流形成部材50は図3に示すように、筒状部材54の前端部に円形板状の鍔部55を設けて、中央穴を噴口へ加圧液を送る流路56にする。又、その鍔部55の外周面の対称位置に中央流路56の軸方向に対し傾斜する溝を例えば1本ずつ設け、その両斜め溝を噴口へ加圧液を送る流路57にする。そして、鍔部55の前面中央部を広く凹状にし、そこを両斜め溝流路57から加圧液が入り、渦流を形成する渦流形成凹所99にする。又、筒状部材54の後端部の外径を仕切壁49の中央穴49に嵌まって接合できるように少し小さくする。なお、周囲部材51は渦流形成部材50の鍔部55の前縁部を覆うために、その前端付近の内径を少し小さくする。
そこで、ノズルボディ46の前側内部空間内の所定位置に、渦流形成部材50と周囲部材51を収納した後、その前側開口の縁部に円形リング状パッキン58を当て、その開口を噴口部材59で閉じる。この噴口部材59は図4、5に示すように、円板部材60の中央部を前方に円錐状に屈曲させて突出し、その山部61の頂点に噴口62を開ける。又、その円板部材60の縁部全体を僅か後方に突出させ、その縁部対称位置にノズルボディ46の前端付近に設けた対応凹所に嵌め合せるため、更に後方に突出する突片63(63a、63b)を夫々設ける。
そこで、ノズルボディ46の前端部付近を筒状のフードキャップ64で被い、その前端部にフードキャップ64の径の大きな外筒65の内部中央付近に設けた筒状取付部66を螺合する。すると、ノズルボディ46の前側開口縁部に噴口部材59を固着できる。このフードキャップ64は図6、7に示すように、その取付部66の内周面に前端部を除いて雌ねじ67を設け、更に前端部の径を狭めて内方に突出させ、そのリング状突出部68を噴口部材59を固着するための押えにする。又、取付部66の外筒65との結合部に、空気流通穴69を多数箇所例えば8箇所に分散して設ける。
このようなノズル41の前部側に対し、そのノズルボディ46の後側内部空間内に収納するマニホールド弁52は図8、9に示すように、前後両面中央を夫々開口70、71にした中央空間72を内部に設けた筒状部材の周囲壁部73の内部に、加圧液を流す第1、第2の側流路74、75を夫々少なくとも1箇所例えば2箇所ずつ円周に沿って90度間隔にして、交互に異なる側流路74(74a、74b)、75(75a、75b)が配置されるように設ける。そして、両第1側流路74の液入口76(76a、76b)を中央空間内周面の後端部に夫々設け、両第2側流路75の液入口77(77a、77b)を中央空間内周面の中央部に夫々設けて、その第1、第2側流路74、75の液入口76、77を前後方向に離す。
又、その両第1側流路74の液出口78(78a、78b)を中央空間内周面の前端部に設け、その両第2側流路75の液出口79(79a、79b)を前面の縁部付近に設ける。すると、マニホールド弁52は内部に中央空間72を設け、その中央空間72から分岐する両第1側流路74をいずれもコ字状に屈曲し、両第2側流路75をいずれもL字状に屈曲するだけであるため、弁構造は簡単となる。しかも、マニホールド弁52は円筒部材に対し、その周囲壁部内に各第1、第2側流路74、75を夫々形成するため、前後面に2箇所ずつ、外周面に6箇所、いずれもドリルによる切削加工によって所定位置に直線穴を夫々開ければよいので、簡単に製作できる。なお、外周面に設ける6箇所の穴、後面に設ける2箇所の穴は第1、第2側流路74、75の形成のみに必要な加工穴である。
ノズルボディ41への収納時、仕切壁49の後面に対し、マニホールド弁52の前面を密接する。すると、仕切壁49の中央穴47の入口、両縁部穴48の入口と、マニホールド弁52の中央空間72の出口70、両第2側流路75の液出口79との対応するもの同士が連通する。そこで、更にノズルボディ41の後端部内部空間内に水密用筒状部材53を収納し、マニホールド弁52の後面に対し、その水密用筒状部材53の前面を密接する。
この水密用筒状部材53は図10に示すように、前後面の中央に開口を夫々設け、内部に加圧液導管45が嵌まる中央空間80を設けた筒状部材にする。そして、その水密用筒状部材53の外周面の前端部付近にノズルボディ46の内周面に接触するシール部材設置用凹所81と、その内周面の前後端付近に内部の中央空間80に嵌まる加圧液導管45の外周面に接触するシール部材設置用凹所82(82a、82b)とを夫々設け、その各凹所内に嵌まるシール部材83、84(84a、84b)として例えばOリングを用いる。なお、水密用筒状部材53はその後端付近の外径を少し大きくして、その後端鍔部85をノズルボディ46の後面縁部と当接する。
このようなノズルボディ46の後側内部空間内に収納したマニホールド弁52と水密用筒状部材53の両内部中央空間72、80に嵌まる加圧液導管45の前端部45aは図11に示すように、前端を円錐状に突出させて閉じ、後端開口を有し、内部を加圧液を送る流路43aにする管状体にし、本体側とは別部材にする。そして、その前端部部材45aの前端近くの外周面に内部の液流路43aと連通する液出口86を4箇所、同一位置の外周に沿って等間隔に分散して設け、更にその4液出口86をつなぐリング状のつなぎ溝流路87を形成する。又、その前端部部材45aの後端部外周面に雄ねじ97を設ける。
すると、この前端部部材45aを筒状の連結部材88を用い、加圧液導管45の本体側と結合して一体にすることができる。そこで、連結部材88はその内周面中央の径を少し狭くして、内部にリング状の仕切突部89を設け、その仕切突部89の前後内部空間内に、前端部部材45aの後端部と加圧液導管45の本体側の前端部とを嵌める。その際、連結部材88の前側内周面に雌ねじを設けておき、そこに前端部部材45aの後端部を螺着すると、その前端部部材45aが着脱可能になる。しかし、連結部材88の後側内周面に嵌まる加圧液導管45の本体側とは簡単に分離できないように溶着等により強固に固着する。
このようなノズル41は図12、13に示すような受け部材90を用いて外管42の前端に備え付ける。このノズル受け部材90は前側部91を後側部92より径を一段と大きくして拡張部にした筒状体にし、その前側部91の内部をノズル41の後端部付近を受ける受け箇所にし、後側部92を外管42の前端内部空間へ嵌まる挿入箇所にする。そこで前側部91の内周面に雌ねじ98を設け、そこにノズルボディ46の後端部を螺着すると、ノズル41が着脱可能になる。しかし、後側部92が嵌まる外管42の前端付近とは簡単に分離できないように溶着等により強固に固着する。なお、前側部91の外周面は滑り止め用に六角形状にする。
そして、外管42の後端付近の内周面に雌ねじを設け、加圧液導管45の後端部近傍の外周面に対応する雄ねじを設けて、その両ねじを螺合する。又、外管42の中央部と加圧液導管45の後端部に握り部93、94を夫々備え付ける。すると、操作時に握り部93を持って固定し、握り部94を回動して、両ねじの螺合状態を変えることにより、その外管42に対する加圧液導管45の前後動を行なって、その加圧液導管45の前端付近の外周面に開けた液出口86をノズル41の内部で前後方向に一定距離移動できる。なお、95が両ねじの螺合箇所である。
このようにして組み立てた噴霧状態切替型噴射管40は噴霧機に備え付けた液圧送ホースと接続して使用する。そして、直射噴霧をする場合、加圧液導管45を回動して前後に適宜移動し、図1に示すように加圧液導管45の前端部部材45aに設けた4個の液出口86をつなぐ溝流路87とマニホールド弁52に設けた両第1側流路74の液入口76とを夫々連通させ、更にその前端部部材45aの外周面で両第2側流路75の液入口77を夫々閉じる。すると、加圧液が矢印方向に流れて両第1側流路74の液出口78から中央空間72に入り、前面中央開口70から仕切壁49の中央穴47、渦流形成部材50の中央流路56を通過し、その加圧液が直線状になる。それ故、噴口部材59の山部頂点に設けた噴口62から大量に直射噴霧を行える。
又、広角噴霧をする場合、更に加圧液導管45を前方に少し移動し、図14に示すように前端部部材45aに設けた4個の液出口86をつなぐ溝流路87の一部とマニホールド弁52に設けた両第2側流路75の液入口77の一部とを夫々連通させ、更にその前端部部材45aの外周面で両第1側流路74の液入口76の一部を夫々閉じる。すると、加圧液が矢印方向に流れて、両第1側流路74の液出口78から中央空間72に入り続け、更に両第2側流路75の液出口79から仕切壁49の両縁部穴48に入り、渦流形成部材50の後端部とノズルボディ46の内周面間にあるリング状の液溜まり96を経て、両斜め溝流路57に入る。そして、両斜め溝流路57から流出する加圧液が渦流状になる。それ故、噴口部材59の噴口62から大量に円錐状に霧がでて充円錐状の広角噴霧を行える。
そこで、更に加圧液導管45を前方に少し移動し、図15に示すように前端部部材45aに設けた4個の液出口86をつなぐ溝流路87とマニホールド弁52に設けた両第2側流路75の液入口77とを夫々良く連通させ、更にその前端部部材45aの外周面で両第1側流路74の液入口76を夫々良く閉じる。すると、加圧液が矢印方向に流れて両第2側流路75の液出口79から仕切壁49の両縁部穴48のみに入り、渦流形成部材50の後端部とノズルボディ46の内周面間にあるリング状の液溜まり96を経て、両斜め溝流路57に入る。そして、加圧液が両斜め溝流路57のみから流出して渦流状になる。それ故、噴口部材59の噴口62から大量にドーナツ状に霧がでて空円錐状の広角噴霧を行える。
このため、噴霧時に加圧液導管45を回動して前後に少し移動させるだけで、直射噴霧、充円錐状広角噴霧、空円錐状広角噴霧の切り替えを簡単に行える。又、噴霧を停止させる場合、加圧液導管45を後方に移動し、図16に示すようにその前端部部材45aに設けた4個の液出口86をつなぐ溝流路87を水密用筒状部材53の内周面中央部で閉じる。すると、水密用筒状部材53の内周面前後端付近にはその内部中央空間80に嵌まる前端部部材45aの外周面と接触するシール部材84が夫々備えられているため、その前端部部材45aの液出口86からマニホールド弁52の内部中央空間72の内部に加圧液が漏出し難くなる。それ故、噴霧を良く停止できる。
しかも、水密用筒状部材53によって噴霧を良く停止できるので、加圧液導管45の前端部部材45aをマニホールド弁52、水密用筒状部材53の両内部中央空間72、80にあまりきつく嵌合させる必要がない。それ故、加圧液導管45を回動しながら移動させても、その加圧液導管45に大きな捩じり応力が加わらないので、加圧液導管45が捩じれたり、破損し難くなる。
このような使用を繰り返して行なっていると、渦流形成部材50、マニホールド弁52が摩耗し、時には破損するので、取り替えが必要になる場合がある。その際には、渦流形成部材50、マニホールド弁52が独立体として、ノズルボディ41の内部空間内の所定箇所に夫々収納されているので、先ず外管42の前端に備え付けた受け部材90からノズル41を外す。そして、フードキャップ64、噴口部材59、パッキン58、周囲部材51等を夫々外すと、ノズルボディ46の前側内部空間内から渦流形成部材50を引き抜いて簡単に取り替えることができる。又、水密用筒状部材53を外すと、ノズルボディ46の後側内部空間内からマニホールド弁52を引き抜いて簡単に取り替えることができる。
本発明を適用した噴霧状態切替型噴射管の直射噴霧時におけるノズル付近の構造を示す部分断面図である。 同噴射管の直射噴霧時における全体構造を示す部分断面図である。 同噴射管のノズルを構成する渦流形成部材の部分断面図である。 同ノズルを構成する噴口部材の側面図である。 同噴口部材の背面図である。
同ノズルを構成するフードキャップの正面図である。 同フードキャップの断面図である。 同ノズルを構成するマニホールド弁の正面図である。 同マニホールド弁の4分の1円筒部を除去した状態を示す斜視図である。 同ノズルを構成する水密用筒状部材の部分断面図である。
同ノズルの構成部材を兼ねる加圧液導管の前端部部材の部分断面図である。 同ノズル受け部材の正面図である。 同ノズル受け部材の部分断面図である。 同噴射管の充円錐状広角噴霧時におけるノズル付近の構造を示す部分断面図である。 同噴射管の空円錐状広角噴霧時におけるノズル付近の構造を示す部分断面図である。 同噴射管の噴霧停止時におけるノズル付近の構造を示す部分断面図である。
従来の噴霧状態切替型噴射管の直射噴霧時における全体構造を示す部分断面図である。 同噴射管の広角噴霧時における全体構造を示す部分断面図である。 従来の他の噴霧状態切替型噴射管の全体構造を示す部分断面図である。
符号の説明
40…噴霧状態切替型噴射管 41…ノズル 42…外管 43…液流路 44…接続部 45…加圧液導管 45a…前端部部材 46…ノズルボディ 47…中央穴 48…縁部穴 49…仕切壁 50…渦流形成部材 51…周囲部材 52…マニホールド弁 53…水密用筒状部材 56…中央流路 57…斜め溝流路 58…パッキン 59…噴口部材 62…噴口 64…フードキャップ 65…外管 66…取付部 70、71…前後面中央開口 72…内部中央空間 73…周壁部 74、75…第1、第2側流路 76、77…液入口 78、79…液出口 80…内部中央空間 83、84…シール部材 86…液出口 87…つなぎ溝流路 90…ノズル受け部材 93、94…握り部 95…螺合箇所

Claims (2)

  1. ノズルを前端に着脱可能に備え付けた外管内に、そのノズルに加圧液を送る内部流路を有する加圧液導管の前端側部を挿入し、その外管から突出する加圧液導管の後端部端を噴霧機に備え付けた液圧送ホースとの着脱可能な接続部にし、その外管に対する加圧液導管の前後動操作により、その加圧液導管の前端付近の外周面に開けた液出口を前後方向に一定距離移動可能にした噴霧状態切替型噴射管であって、上記ノズルのボディを筒状にし、そのノズルボディの前側開口を噴口を有する部材で閉じ、その後側開口をノズルボディの後端部内に嵌まり、その外周面にノズルボディの内周面に接触するシール部材を備え、更にその内周面の前後端付近に内部の中央空間に嵌まる加圧液導管の外周面に接触するシール部材を夫々備えた水密用筒状部材で閉じ、そのノズルボディの噴口部材側内部空間内に、その噴口へ加圧液を送る中央流路を部材の中央付近に設け、更にその中央流路に対し傾斜させて噴口へ加圧液を送る斜め溝流路を部材の外周面に少なくとも1箇所設けた渦流形成部材を収納し、そのノズルボディの水密用筒状部材側内部空間内に、前後両面の中央付近を夫々開口にした中央空間を内部に設けた筒状のマニホールド弁を収納し、そのマニホールド弁の周囲壁部内に渦流形成部材の中央流路に加圧液を送る出口を有する第1側流路と斜め溝流路に加圧液を送る出口を有する第2側流路を夫々少なくとも1箇所ずつ設け、その第1、第2側流路の液入口を中央空間内周面に夫々設けて、その第1、第2側流路の液入口を前後方向に離し、噴霧時に加圧液導管を移動して、その加圧液導管の液出口とマニホールド弁の第1又は第2側流路の液入口とを連通させ、更にその加圧液導管の外周面で第2又は第1側流路の液入口を閉じ、噴霧停止時に加圧液導管を移動して、その加圧液導管の液出口を水密用筒状部材の内周面中央部で閉じることを特徴とする噴霧状態切替型噴射管。
  2. 前後両面の中央付近を夫々開口にした中央空間を内部に設けた筒状部材の周囲壁部内に、加圧液を流す第1、第2の側流路を夫々少なくとも1箇所ずつ設け、その第1、第2側流路の液入口を中央空間内周面に夫々設けて、その第1、第2側流路の液入口を前後方向に離し、その第1側流路の液出口を中央空間内周面に設け、その第2側流路の液出口を前面の縁部付近に設けることを特徴とする噴霧状態切替型噴射管用マニホールド弁。
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