JP4357921B2 - シリコン基板上に単結晶チッカガリウムを成長させる製造方法 - Google Patents

シリコン基板上に単結晶チッカガリウムを成長させる製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、チッカガリウムを成長させる製造方法に関し、特に、シリコン基板上にチッカガリウムを成長させる製造方法に関する。
III族窒化物中において、近年、紫外線から青色までの光波長範囲の光電素子(青色LED、青色半導体レーザ、紫外線センサーなど)に対する多くの研究と生産応用において、チッカガリウム(GaN)はすでに最も重要なワイドバンドギャップ半導体材料の一つとなっている。現在、チッカガリウム素子の成長にはサファイア(Sapphire)基板またはSiC基板が採用されているが、これら2種類の基板は非常に高価な上、現在までに発展成熟し廉価なシリコン半導体工業と整合させることは容易でなかったため、それを市場に運用する加速成長は阻止された。チッカガリウム素子の広範な応用と安くて成熟したシリコン加工技術をもとに、シリコンウェーハ上にチッカガリウム素子を成長させることにはより多くの利点と応用可能性が期待できる。
GaNを成長させる関連薄膜には、GaNを基板にするのが最も理想的であり、このように二元、三元或いは四元の窒化物を成長させるのは非常に容易であった。しかし惜しいことに現在までに、大面積(直径2インチを超える)および低欠陥のGaN基板は未だ研究開発段階にあるため、基板にするその他の材料を探す必要があった。現在最もよく使用される基板材料はサファイア(Sapphire、即ちAl2O3)であり、その格子定数不整合とGaNとの差は16%であり、このように高い不整合のため高品質なGaNバッファ層(buffer)を成長させる難易度は高かった。そして、どのようにウェーハ品質が良好なGaNバッファ層を得て、窒化物素子の成長を成功させるかは最も重要な第一条件であった。可能性のあるもう一つの基板はSiCであり、その格子定数不整合はGaNとの差が3%だけであり、それは導体である上、熱および電気に対して良好な伝導率を有するが、その価格は非常に高いため商業化には適さなかった。上述したことから分かるように、基板に良好な熱と電気の伝導率を有させることができ、価格が安く、格子定数不整合とGaNの差が非常に小さい基板形成技術を探し出すことは非常に価値のあることであった。
GaN素子の広範な応用およびコストが安く成熟したシリコン加工技術により、シリコンウェーハ上にGaN素子を成長させることには多くの利点と応用可能性がある。しかし、SiとGaNの間に17%の格子不整合(lattice mismatch)があり、直接にシリコンウェーハ上にチッカガリウム薄膜を成長させることは高密度の欠陥、さらには亀裂が発生するため、このヘテロ構造技術の発展には非常に大きな障害があった。そのため、本発明者はこれに鑑み、測定と試験研究をたゆまず行い本発明を生んだ。
したがって、本発明の主な目的は、シリコンウェーハ上にSiCN薄膜をバッファ層にすることを研究製造し、チッカガリウム素子の成長を有利にして、現在このヘテロ構造技術が有する問題を克服することにある。
本発明のもう一つの目的は、SiCNのバッファ層(buffer-layer)により効果的にSiとGaN間の格子不整合を除去して、サファイア基板とSiC基板を換えて、同時にGaN素子の品質を確保して大幅に製造コストを低下させることにある。
上述の目的を達成するために、本発明はシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法を提供し、それは主に(a)チッカガリウム薄膜を成長したいシリコン基板を提供するステップと、(b)シリコン基板表面の酸化膜を除去するステップと、(c)H2、SiH4、NH3及びC3H8の混合ガスを通して、一定の圧力を維持し、温度を必要な成長温度まで上昇させて、成長温度下で一定時間成長させた後にSiCNバッファ層を完成するステップと、(d)特定温度、特定圧力及び特定結晶片台座を回転させる下で、原料(source)を通して反応炉内でSiCNバッファ層上にチッカガリウム薄膜を成長させるステップとを備える。
シリコン基板は方位<100>或いは方位<111>にすることができ、シリコン基板はp型およびn型のいずれでもよい。
そのうちステップ(b)及びステップ(c)は急速熱処理化学気相成長システム(rapid thermal chemical vapor deposition=RTCVD)を使用してシリコン基板表面の酸化膜を除去することと、SiCNバッファ層を成長させることを行う。ステップ(c)中の成長圧力は0.1mTorrから40Torrであり、成長温度は750℃から1500℃であり、ステップ(d)中の特定温度は400〜1200℃であり、特定圧力は50〜700Torrであり、特定結晶片台座の回転速度は10〜1000rpmである。
ステップ(d)は有機金属化学気相成長法(metal organic chemical vapor deposition=MOCVD)により、低温下でGaNバッファ層を100〜700Å成長させてから、高温で正式なGaN薄膜を継続して0.5〜5μm成長させる。チッカガリウム薄膜の成長後の厚みは0.3〜5.5μmであり、最後に製造生成される多層構造は、チッカガリウム/SiCN/シリコン基板である。
従来のGaN薄膜をサファイア(Sapphire、即ちAl2O3)基板上に成長させる場合の欠点と比べて、本発明者などが研究開発したシリコン基板上にSiCNのバッファ層を成長させた後、単結晶チッカガリウム薄膜をその上に成長させる新規な製造工程は次のような特徴と効果を有する。
1.SiおよびGaN間の格子不整合を効果的に除去して、サファイア基板をSiC基板に換えることにより、GaN素子の品質を確保するとともに製造コストを大幅に減少することができる。
2.現在、GaN素子を成長させるにはサファイア(Sapphire)基板またはSiC基板を通常採用するが、この2種類の基板は非常に高価なうえ、現在すでに発展成熟して廉価なシリコン半導体工業と整合させることは容易でない。GaN素子の広範な応用にもとづき、シリコンウェーハ上にGaN素子を成長させることは低廉なコストと大面積を製作できるなどの長所を有する上、シリコンを基礎材料に使用することは、現在の超LSI(Very-Large-Scale Integration)技術に適合するため、シリコンウェーハ上にGaN素子を成長させることは高度の利点と応用可能性を有する。
3.従来使用のサファイア基板は絶縁体であるため、濃度がさらに低いGaNバッファ層を成長させて窒化物素子の成長に有利にしなければならず、n型およびp型オーミックコンタクト金属がチップの同一面にあるため製造工程上、非常に不便であった。本発明はシリコン基板を導電型、非絶縁体にすることができるため、LED或いはLD素子を垂直型構造にすることができ、製造工程上、非常に便利である。
4.Siは自然劈開面(cleavage plane)を有し、製造工程が簡単で(隔離エッチングをする必要がない)、ユニット素子に必要なチップ面積が小さい(0.1''だけ必要であり;サファイアが基板の場合は0.15''必要となる)ため、生産量を高めてコストを下げることができる。
図1は本発明が生成する多層構造であり、そのシリコン基板(Si Substrate)10上へ先ずSiCNバッファ層20を成長させてから、単結晶チッカガリウム30をその上に成長させる。以下、本発明の主要なステップを詳しく述べる。
第1ステップ:成長するチッカガリウム薄膜のシリコン基板10を提供し、シリコン基板10は方位<100>或いは方位<111>でもよく、そのシリコン基板10はp型或いはn型のいずれでもよく、シリコン基板10の抵抗は製造工程ステップに影響を与えず、あらゆる値でもよい。
第2ステップ:上記したシリコン基板10表面の酸化膜の除去には、急速熱処理化学気相成長システム(rapid thermal chemical vapor deposition=RTCVD)または化学気相成長システム(chemical vapor deposition=CVD)を使用することができる。
第3ステップ:H2、SiH4、NH4およびC3H8の混合ガスを通して、一定の圧力に維持して、温度を必要な成長温度まで上昇させ、成長温度下で一定時間成長させた後、SiCNバッファ層(buffer-layer)20を約2000〜10000Å完成させて、効果的にSiおよびGaN間の格子不整合を除去することができる。そのうちH2、SiH4、NH3およびC3H8の各ガスの流量比は反応炉の大きさとガス通路構造により決定されて、C3H8ガスはCH4、C2H4またはSiCH6ガスに換えることができ、NH3ガスはN2ガスに換えることができ、その成長圧力は0.1mTorrから40Torrであり、成長温度は750℃から1500℃であり、形成するSiCNバッファ層20の化学組成は範囲:Si(1-x-y):35-65at.%、C(x):0.1-25at.%、N(y):30-60at.%内で、バッファ層20の厚みは時間と共に変化する。本ステップもまた急速熱処理化学気相成長法(rapid thermal chemical vapor deposition=RTCVD)または化学気相成長法(chemical vapor deposition=CVD)を使用してSiCNバッファ層20を成長することができる。そのうち、RTCVD最大の長所は、急速な温度上昇および温度降下により薄膜の成長を、指定した高温範囲中へ限定して、成長する薄膜の品質を高めることができる。この他、このシステムは低温下でガス交換を行い、反応ガスの残留時間を減少することができる。そのため、RTCVDは容易に各種の階段接合を有する構造を成長させることができ、従来の他のCVDシステムより容易に複層構造を成長させることができる。つまり、RTCVDにより薄膜を成長させる長所は次の通りである。(1)非常に薄い薄膜を成長させることができる。(2)容易に複層構造を成長させることができる。(3)温度上昇の速度が非常に速く、汚染を減らすことができる。(4)急速アニールの機能を兼ね備える。
第4ステップ:特定温度400〜1200℃、特定圧力50〜700Torr及び特定結晶片台座回転速度が10〜1000rpmの下、原料(source)を反応炉内へ入れて、SiCNバッファ層20上にチッカガリウム30を成長させるが、その中に入れる原料(source)はN2、H2、SiH4、NH3、TMGa(Trimethyl Gallium) 、TEGa(Triethyl Gallium) 及びCP2Mg(Cyclo Pentadienyl Magnesium)である。本ステップは有機金属化学気相成長法(metal organic chemical vapor deposition=MOCVD)を使用することができ、低温(400〜800℃)でGaNバッファ層を約100〜700Å(成長圧力200〜700Torr)成長させてから、高温(900〜1200℃)で継続して正式なGaN薄膜を約0.3〜5.5μm(成長圧力は200〜700Torr)成長させて、このように得る薄膜の構造は図1が示す通り:チッカガリウム/SiCN/シリコン基板である。
本発明をさらに理解できるように以下、好適な実施例により図面、符号を合わせて参照し、本発明の構成内容及びそれが達成する機能を詳しく説明する。
本実施例はn(100)のシリコンクリスタルチップを素子基板とし、抵抗率は4〜10ohm-cmで、厚みは325±25μmである。n(100)シリコン基板10上において、急速熱処理化学気相成長法(RTCVD)により上記シリコン基板表面の酸化膜を除去して、SiCNバッファ層(buffer-layer)20を約4750Å成長させ、シリコンおよびチッカガリウムの間の格子不整合を除去し、続いて単結晶GaN薄膜30をその上に成長させる。本実施例ではMOCVDの方法を使用して、低温(500〜600℃)でGaNバッファ層を約200〜300Å成長させて、高温(1000〜1100℃)により継続して正式なGaN薄膜を約1.2μm成長させて得られる薄膜は本発明の成果である。走査型電子顕微鏡(SEM)によりそのエピタキシャル結晶薄膜を分析し、図2中でははっきりと二層エピタキシャル結晶層を見ることができる。そのうちSiCNは約4750Åで、GaN薄膜は約1.22μmである。図3からはっきり分かるように、そのフォトルミネッセンス(PL)は364nm付近にピーク(peak)があり、その波長はGaNが対応するエネルギーギャップ(3.4eV)である。ホール測定(Hall measurement)でこのGaN薄膜を測定すると、得られる電子遷移率は320cm2/V-sであり、濃度は約1×1018cm-3であり、これはサファイア基板上に成長したGaN薄膜特性に相当する。X線回折(DCXRD)によりその組成成分を分析した結果、四つのピーク(peak)がある。図4が示すように、
1.32.90にあるピーク、判定は(100)シリコン基板。
2.34.530にあるピーク、判定は(0002)GaN。
3.36.830にあるピーク、判定は(101)GaN。
4.48.090にあるピーク、判定は(102)GaN。
図からわかるように、SiCNバッファ層20とシリコン基板10の格子定数は完全に整合(match)する。
本発明では好適な実施形態を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知するものなら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明の保護の範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
本発明の多層構造を示した断面図である。 本発明の実施例による多層構造の走査型電子顕微鏡(SEM)の写真を示した図である。 本発明の実施例による多層構造のフォトルミネッセンス(PL)を示した図である。 本発明の実施例による多層構造のX線回析(DCXRD)分析を示した図である。
符号の説明
10 シリコン基板(Si Substrate)
20 SiCNバッファ層
30 チッカガリウム(GaN)

Claims (16)

  1. (a)チッカガリウム薄膜を成長するシリコン基板を提供するステップと、
    (b)前記シリコン基板表面の酸化膜を除去するステップと、
    (c)H2、SiH4、NH3及びC3H8の混合ガスを通して、一定の圧力を維持し、温度を必要な成長温度まで上昇させて、前記成長温度下で一定時間成長させた後にSiCNバッファ層を完成するステップと、
    (d)特定温度、特定圧力及び特定結晶片台座回転下で、原料(source)を通して反応炉内で前記SiCNバッファ層上にチッカガリウム薄膜を成長させるステップと、を備えることを特徴とするシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  2. 前記シリコン基板は、方位<100>或いは方位<111>にすることができることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  3. 前記C3H8ガスはCH4、C2H4或いはSiCH6ガスに換えることができることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  4. 前記NH3ガスはN2ガスに換えることができることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  5. 前記ステップ(c)における圧力は0.1mTorr〜40Torrであることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  6. 前記ステップ(c)における成長温度は750〜1500℃であることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  7. 前記SiCNバッファ層の化学組成は次の範囲:Si(1-x-y):35-65at.%、C(x):0.1-25at.%、N(y):30-60at.%であることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  8. 前記ステップ(c)は急速熱処理化学気相成長法(rapid thermal chemical vapor deposition=RTCVD)によって前記SiCNバッファ層を成長させることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  9. 前記ステップ(c)は各種化学気相成長法(chemical vapor deposition=CVD)によって前記SiCNバッファ層を成長させることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  10. 前記ステップ(d)における前記特定温度は400〜1200℃であることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  11. 前記ステップ(d)における前記特定圧力は50〜700Torrであることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  12. 前記ステップ(d)における前記特定結晶片台座の回転速度は10〜1000rpmであることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  13. 前記ステップ(d)は有機金属化学気相成長法(metal organic chemical vapor deposition=MOCVD)により、低温下でGaNバッファ層を100〜700Å成長させてから、高温で継続して正式なGaN薄膜を0.3〜5.5μm成長させることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  14. 前記低温は400〜800℃であり、前記高温は900〜1200℃であり、その成長圧力は50〜700Torrであることを特徴とする請求項13記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  15. 反応域に通す原料(source)はN2、H2、SiH4、NH3、TMGa(Trimethyl Gallium) 、TEGa(Triethyl Gallium)及びCP2Mg(Cyclo Pentadienyl Magnesium)であることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
  16. 製造される多層構造は、チッカガリウム/SiCN/シリコン基板であることを特徴とする請求項1記載のシリコン基板上にチッカガリウムを成長させる方法。
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