JP4356551B2 - 画像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、監視センサやモニタカメラに用いる画像装置に関するものである。
従来防犯等に用いられるカメラ装置には、天井等の高所の造営物に取り付けられたベース(台座部)と、撮像カメラ部を保持し、ベースに対して着脱自在に取り付ける本体(カメラホルダ)とで構成され、本体下部に被着したドーム状の透光性のカバーを介して所定のエリアを撮像カメラ部により撮像するものがある(例えば特許文献1)。
この特許文献1に示されるカメラ装置は、予め造営物に取り付けてあるベースに本体
を取り付ける場合には、本体をベース側に押し付けて本体側に設けたフックをベース側に設けた係止体の開口に挿通させて仮止めを行い、この状態でフック側に備えたボルトを工具により締め付けてフックをロック位置へ回動させてフックと係止体をロック位置で係止し、本体をベースに固定する。
逆に本体をベースから取り外す場合には工具を用いてボルトを緩めてフックを解除位置へ回動させてロックを解除し、しかる後に係止部に対するフックの係止を外して本体をベースから引くことで本体をベースから離脱させるのである。
特開2003−189138号公報(段落番号0040〜0042)
前記の特許文献1に示されているカメラ装置では、撮像カメラ部を保持している本体を取り付けるベースに当たっては上述したように本体をベースに押し付けて係止部とフックとを係止させて仮止めした後、工具を用いてボルトを回動させてフックをロック位置へ回動させる必要がある。また逆に本体をベースから離脱する際にも工具によりボルトを緩める作業を必要とし、高所での着脱作業が面倒であった。
また、ボルトの頭部を外部に臨ませる孔が本体の側面に設けられており、そのため取り外し手段であるボルトが目立ちやすく、防犯上の問題もあった。
本発明は、上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは撮像カメラ部を内蔵した本体の天井からの取り外しが容易に行える画像装置を提供することにある。
上述の目的を達成するために、請求項1の発明では、天井に一面側が取り付けられるベースと、撮像カメラ部を内蔵するとともに前記ベースの他面側に着脱自在に取り付けられる本体とからなり、前記ベースに前記本体を取り付ける際に前記ベースの他面に対向する本体側の一面に設けたコネクタと前記ベースの他面に設けたコネクタとが結合される画像装置において、前記本体と前記ベースの何れか一方に被係合部を、他方に前記被係合部に対して係脱自在に係合される係合部を設け、前記係合部は係脱両方向に移動自在に設けられ、係合方向に常時ばね付勢されて前記被係合部に対する係合状態を維持し、外部からの押し操作によって反付勢方向へ変位したときに前記被係合部との係合状態が解除されるとともに、前記本体に対して前記ベースから押し離す力を付与することを特徴とする。
請求項1の発明によれば、本体をベースから取り外す際に係合部を外部から押し操作するだけで、被係合部との係合状態を解除することができ、しかもベースから本体に押し離す力を付与するので、コネクタ同士の結合を緩めることが可能となり、結果容易に本体をベースから取り外すことができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記被係合部は、前記本体の一面側を前記ベースの他面側に取り付ける際に、前記本体の取り付け方向への移動時に前記係合部を前記反付勢方向に押し動かし、前記本体の位置が前記ベースに対する取り付け位置まで移動したときに前記係合部に対する押し動かし状態が解除される押圧部位を備え、前記係合部は前記押し動かされている状態が解除されると前記付勢によって元の位置に戻ることで前記被係合部と係合して前記本体を前記ベースに固持させることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、本体をベース側に向けて移動させるだけで、被係合部に係合部を係合させることができ、結果容易に本体をベースに取り付けることができる。
請求項3の発明では、請求項1又は2の発明において、前記係合部は、前記ベースの外面からベース内方に向かって前記天井に並行する方向に押し操作可能に前記ベースに設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明によれば、天井に並行する方向で操作できるので、高所での操作がし易く、しかもベースから本体を取り外すための係合解除操作部位が外部から目立たない。
請求項4の発明では、請求項1乃至3の何れかの発明において、前記係合部が前記被係合部との係合状態が解除されるときに、前記本体に押し離し力を付与して前記ベースから押し離す量を、前記コネクタ同士の結合量より小さくしていること特徴とする。
請求項4の発明によれば、本体をベースから押し離す際にコネクタ同士の引っ掛かりが残るので、本体の取り外し時に急に脱落するのを防ぐことができる。
請求項5の発明では、請求項1乃至4の何れかの発明において、前記係合部が前記被係合部との係合状態が解除されるときに、互いに係止し合う係止部及び被係止部を前記係合部及び被係止部に設けていることを特徴とする。
請求項5の発明によれば、係合部と被係合部との係合が外れても、本体がベースから完全に離脱することがなく、そのため本体の取り外し時に、本体が急に脱落するようなことがない。
本発明は、本体をベースから取り外す際に係合部を外部から押し操作するだけで、被係合部との係合状態を解除することができ、しかもベースから本体に押し離す力を付与するので、コネクタ同士の結合を緩めることが可能となり、結果容易に本体をベースから取り外すことができるという効果がある。
以下本発明を実施形態により説明する。
(実施形態1)
本実施形態を図1〜図11を用いて説明する。本実施形態の画像装置は図2、図3に示すように取り付け用ベース1と、本体2とで構成され、取り付け用ベース1を天井面に固定し、この取り付け用ベース1に対して本体2を着脱自在に取り付けるようになっている。
取り付け用ベース1は図4、図5に示すように円盤状に形成された合成樹脂成形品からなり、天井面に対向させる一方の面側(以下一面側の方向を上側とする)側は平坦面で、他面側(以下他面側の方向を下側とする)は外周縁に沿って全周に亘り下向けに突出させた周壁1aにより囲繞されており、この周壁1aに囲繞された下面部1bの片側には下面部1bの中心方向に向けて開口した係止孔部5を設け、下面部1bの中心を挟んだ反対側位置は、本体2側に設けた後述する被係合部に係合される係合部たる係合体7を下面部1bの中心を通る線上に沿って移動自在に配置する配置部となっている。
係止孔部5は、図6に示す本体2の上面部に上向きに突出するように形成された凸台部8に設けられた外向きの係止爪6を下面部1bに平行する方向方向に係脱自在に係止するためのものであって、この係止孔部5を設けた部位は周壁1a及びコ字状の壁1cで囲繞されて下面開口の凹所9となっており、この凹所9は係止爪6を係止孔部5に挿入して係止させる際に凸台部8を嵌めることで位置決めを行う。
前記配置部は下面部1bの中心を通る線上に、該線の方向が長手方向となる長方形状の角孔10を形成するとともに、この角孔10の両側において断面L字状の壁13を下面部1bから突出形成することにより対向側が開口したガイド溝部11を設けてあり、更に前記中心を通る線上で周壁1aと角孔10の端部との間には下面部1bに並行するトンネル状で正面形状が四角形のガイド孔部12を設けてこのガイド孔部12の一端を周壁1aの外面に開口させている。
また角孔10の両側には周壁1a側において一端が下面部1bと一体連結され、両側及び他端が下面部1bより分離された弾性片4,4を並設し、弾性片4の他端下面に後述する係合体7の移動を規制するストッパ4aを突出させている。
一方前記配置部に配置される係合体7は図7(a)に示すように平面形状が略T字状に形成されたもので、中央部の他面(下面)には突台70を一体形成し、係合体7の中央部から突出する突片は上記ガイド孔部12に移動自在に挿入してその先端を周壁1aの開口より外部に臨ませる係合解除操作部74を構成し、左右方向の横片は前記配置部のガイド溝部11,11に移動自在に挿入するスライド片を構成する。
係合解除操作部74とは反対方向の面には後述するねじりばね17の腕片17aの付勢力を受けるばね座16を設けてある。また係合解除操作部74側の突台70の下部側縁に係合爪71を設け、突台70の下面には後述する本体2の取り外し時の脱落防止を図る係止部72を一体立設し、更に係止部72の先端には中央突片の向きとは逆向き方向に突出させた係止爪73を設けている。また係合体7の中央部の一面(上面)には取り付け用ベース1の角孔10に移動自在に入れ、係合体7が係合解除操作部74の先端方向へ移動したときに角孔10の一端部に当たって係合体7の動きを規制するストッパ75(図1参照)を一体に形成している。尚前記のストッパ4aは係合体7が係合解除操作部74の先端方向とは逆方向へ移動したときに係合体7の横片に当たって係合体7の所定以上の移動を規制する役割を持つ。
而して、係合体7の横片の両端をガイド溝部11,11に入れるとともにガイド孔部12に係合解除操作部74の先部を挿入して取り付け用ベース1の下面部1bに係合体7を移動自在に配置する。
この時ストッパ75を取り付け用ベース1の角孔10に下方から入れる。またばね座部16に、取り付け用ベース1の下面部1b側に配設されたねじりばね17の腕片17aの先部を係止して係合解除操作部74の先端方向の付勢力を受けるようになっている。この付勢による周壁1a方向への係合体7の移動はストッパ75が角孔10の周壁1a側端部に当たることで規制され、この位置がガイド孔部12内を移動して周壁1aの外面の開口に臨む係合解除操作部74の先端面が周壁1aの外面と略面一となり、係合解除操作部74の先端部が外部から目立たなくなる。
また外部から係合解除操作部74の先端面を押して係合解除操作部74をガイド孔部12の奥方向(ベース1の内方向)に移動させたときに、係合体7の横片がストッパ4aに当たって移動が規制され、係合解除操作部74のガイド孔部12からの脱落を防止する。
ねじりばね17は取り付け用ベース1の下面部1bに突出形成した凸部18に中央のねじり部17bを挿着し、また他方の腕片17cを下面部1b上に突出形成した逆L字状の掛止部19に引っ掛けている。
また下面部1bは係合体7の配置部を含めた周壁1aに沿う部位を略円弧状に形成した配線基板20を配置する配置部としており、この配置部の一端側には図7(b)に示す配線基板20の一端に設けた係止突片20aを係入する係止孔21aを設けた係止部21を、また配置部の他端側には配線基板20の他端面を係止する係止爪22を一体に形成し、またこの係止部21と係止爪22間の下面部1bには配線基板20を支えて基板面と下面部1bとの間に隙間を形成するスペーサー用凸部23、23’を複数設けるとともに、凸部23には支持される配線基板20の位置に形成した孔20bに挿入する突起23aを一体に形成している。また適宜な下面部1bの位置には配線基板20に形成した係止用孔20cや切欠20dに係止する係止爪24,25を一体に形成してある。
而して配線基板20を取り付け用ベース1の下面部1bに取り付けに当たっては、配線基板20の孔20bに下面部1b側の凸部23の突起23aを挿入して上面を凸部23及び23’の先端面に当接し、且つ係止突片20aを下面部1bの係止部21の係止孔21aに係入するとともに、下面部1bの係止爪22,24,25に対応する部位を係止させて固定する。ここで先に配置された係合体7に対応するように設けた配線基板20の切欠20eからは係合体7の係止爪部13が図8,図9に示すように移動自在に下方に突出される。
配線基板20は、当該画像装置の信号処理を行うための回路部の電子部品が実装され、また下面側には外部からの電源線や外部への信号線等の接続線を接続するための端子を設けた端子台26や、本体2側のコネクタ39と結合することで本体2側の回路部と配線基板20側の回路部と接続する雌形のコネクタ27を下面側に実装している。
取り付け用ベース1に取り付けられる本体2は次のように構成される。
本体4は外形が円錐台状で両端が貫通した筒状で、内部を隠蔽するために非透光性の合成樹脂成型品からなるボディ28と、このボディ28の上側開口に被着される樹脂成形品からなる天井カバー29と、下側開口に被着するドーム状で近赤外光のみを透過させる樹脂成形品からなるカバー(以下透光性カバーという)3と、ボディ28内に組み込むカメラブロックA等で構成される。
ボディ28は図10に示すように下端開口内縁に内向きのフランジ28aを一体突設し、このフランジ28aに周方向において等間隔に設けた3つの円弧状孔28bに、ドーム状の透光性カバ−3の上端縁に等間隔に上向きに突出形成した3つの逆L字状の係止突片30を下方から挿入してカバー3を所定方向に回転させることで、フランジ28aを係止突片30の横片30aaと透光性カバー3の上端縁との間に圧入挟持させ、透光性カバー3を着脱自在に固定するようなっている。
またボディ28の内周壁に沿って上下方向に形成した天井カバー固定用の支持柱31を周方向に所定間隔形成するとともに、天井カバー29の下面周辺部を載置するリブ32を内周壁に沿うように形成している。
天井カバー29は合成樹脂成形品からなり、ボディ2の上面開口からボディ2内に嵌め、ボディ2の内壁面に沿うように形成した支持柱(図示せず)及びリブ(図示せず)の上端面に下面部を載せ、この状態で支持柱31の位置に対応した挿通孔34を介してタッピングねじ(図示せず)を支持柱の上端面に開口した取り付け孔(図示せず)に螺入締結することでボディ2の上面開口に固定されるもので、上面部には取り付け用ベース1の下面部に形成した位置決め孔14に挿入する突起35と、取り付け用ベース1の配置部に装着された係合体7の突台70及び係止部72を移動自在に嵌める凹所36と、天井カバー29の中心を挟んで凹所36と反対の位置に設けられ取り付けカバー1の凹所9内に嵌り込む凸台部8と、この凸台部8の上面に断面が逆L状で横片先端を外方向に向け、凸台部8を凹所9内に嵌め込んだ時に係止孔部5内に挿入されて係止される係止爪6とを取り付け用ベース1への取り付け手段として備えている。
ここで天井カバー29の外周縁側に位置する凹所36の一端部の開口縁には凹所36の内方向に突出し、係合体7の係合爪71の上向き面に下向き面が係合される被係合部たる被係合爪38と、被係合爪38と反対側の凹所36の端部開口縁に凹所36の開口側から徐々に上向き傾斜し、凹所36の当該端部方向に係合体7が移動したときに突台70の対向側下端部で下向きの押し離し力を受ける傾斜面部37とを設けてある。
更に天井カバー29には前記取り付け手段以外に、取り付け用ベース1の下面部1b側に配設された配線基板20上のコネクタ27に対して脱着自在に結合される雄状のコネクタ39を露出させる開口部40や、回路動作等の設定を行うディップスイッチ部33の操作部を露出させた開口部41を設けるとともに、更に天井カバー29の下面側に配設される部材を固定するためのタッピングねじを挿通させる複数の挿通孔42を適所に設けてある。
天井カバー29の下面部は、コネクタ39やディップスイッチ部33等を実装し信号処理回路部等を実装した回路基板(図示せず)を配設する配設部位、後述する人体検知センサブロックBの配設部位、監視領域の音を収集するためのマイクブロックCの配設部位を設けている。またカメラブロックAを回動自在に軸支する支持脚体57、更にカメラブロックAの後部を被蔽する保護カバー45を支持するための突出台29a等を図11に示すように備えている。
カメラブロックAは、合成樹脂成形品からなる可動カバー46に近赤外光発光用の発光ダイオードLED群や、撮像カメラ部101等を一体的に保持させてブロック化したものである。尚本実施形態の場合モノクロ画像を扱うもので、撮像カメラ部101はCCD素子の近赤外光域の感度を利用して、夜間撮影を可能としているが、CCD素子をカラー撮影に対応させた場合には、発光ダイオードLEDは不要となる。また透光性カバー3は透明なものを使用することになる。
可動カバー46は後部が開口した浅い合成樹脂成型品の函状体からなり、中央部を前方へ膨出させるとともに、この中央膨出部46aの両側部の前面部を中央位置から後方に後退する形で傾斜させている。そして中央膨出部46aの上側面部には発光ダイオードLED群を内部より臨ませる開口窓46bを開口し、この開口窓46bに対してやや斜め下方に向いた下側面部には撮像カメラ部101のレンズ部51を内部より臨ませる窓孔46cを開口し、中央膨出部46aの両側の前面部には左右に配置する発光ダイオードLED群を内部より臨ませる開口窓46bを開口している。
またレンズ部51を臨ませる窓孔46cを開口している面を囲む周部を、窓孔46cを開口した面より高く形成し、周囲の発光ダイオードLEDからの光がレンズ部51に直接照射されるのを防ぐ隔壁52としている。更にレンズ部51を臨ませる窓孔47の両側の上記隔壁52を含めた中央膨出部46aの両側面にはローレット部55を形成しており、このローレット部55の形成部位により後述するカメラブロックAの回動させる際に手で掴む把持部を構成している。
而して上述のように構成されたカメラブロックAの天井カバー29への取り付けは次のように行う。つまり天井カバー29の下面中央部の両側から下向きに一体突出させた支持脚体57,57間に可動カバー46を嵌め、可動カバー46の両側面に突出している軸体56,56を支持脚体57に設けている軸孔58,58に内側から回動自在に挿着することで、天井カバー29に取り付けるのである。
ここで軸体56は軸方向に孔が設けられるとともにこの孔56aを囲む環状周壁に直径方向に割溝56bを形成したものであって、上記軸孔58に挿通した状態で孔56aの先端からねじ(図示せず)を螺入して周壁外面を拡げることで軸孔58の内周面に圧接させ、この圧接によって得られる摩擦力により可動カバー46の回動位置を固定し振動などによって不用意に変化するのを防止するようになっている。
また支持脚体57の下端面は回転中心と同心の円弧状面を底面とする切欠57aを設けるとともに、この切欠57aに対応する可動カバー46の両側面には、可動カバー46の回動に伴って切欠57a内を移動し、切欠57aの両端部に当たることで、可動カバー46の回動範囲を規制する突起59を突設している。
保護カバー45は合成樹脂成形品からなり、前方と上面とが開口した凹所45aを正面側に設けたもので、背部に設けたフランジ45bの上面を上記支持脚体57の位置より後側となる天井カバー29の下面部に設けているリブや突台29aの下端に当接させて天井カバー29の上面側から螺入されるタッピングねじ(図示せず)により天井カバー29の下面部に固定され、前部凹所45a内に可動カバー46の後部を回動自在に収納する。
一方天井カバー29の下面部の正面側周辺部には併設する人体検知ブロック(図示せず)や集音用のマイクブロック(図示せず)が実装される配設部も設けてある。
以上のように下面部にカメラブロックA、人体検知ブロック、マイクブロック及び保護カバー45を組み付けた天井カバ−29をボディ28の上面開口部を塞ぐようにボディ28に取り付け、更にボディ28の下面開口部に透光性カバー3を被着することで本体2が構成されることになる。
次に上述のように構成された本体2を天井側に予め取り付けてある取り付用ベース1に対して脱着する場合について説明する。
画像装置を天井に取り付ける場合に当たっては、まず取り付ける天井の裏に配設したアウトレットボックスから電源線、信号線等の接続線を取り付け用ベース1の中央に開口した半月状の孔80aを介して下面部1b側に導入するか天井面に露出配線された接続線を矩形状の孔80bに対応する周壁1aをノックアウトして開口した孔から下面部1b側に導入する。そして、下面部1b側の端子台26の対応する接続端子に接続線を予め接続固定するか或いは導入した状態で取り付け用ベース1の中央部の両側に設けた一対の取り付け孔15a又はこの取り付け孔15を含む円周上に設けた4つの円弧状取り付け孔15bの内の対向する1対を用いて取り付けねじ(図示せず)を下面部1b側より挿入してアウトレットボックスや天井に螺子固定する。先に接続線を端子台26に接続していない場合には天井取り付け後に接続固定する。
このようにして予め天井に取り付け用ベース1を固定した後、本体2を取り付け用ベース1に脱着自在に取り付けるのである。
この取り付けの場合、まず本体2の片側を傾けながらこの片側に設けた凸台部8を取り付け用ベース1の下面部1bの凹所9に嵌めながら係止爪6を係止孔部5に挿入する。この状態で本体2の凹所36内に係合体7を挿入するとともに取り付け用ベース1側の位置決め孔14に突起35を挿入して本体2を取り付け用ベース1側に押し付ける。この押し付けにより取り付け用ベース1の係合体7の係合爪71の下向き傾斜面が凹所36の開口縁に設けた被係合爪38の上向き傾斜面に押され、これにより係合体7はねじりばね17の付勢力に抗して取り付け用ベース1の内方向に移動し、係合解除操作部74の先端面がガイド孔部12の開口面より奥方向へ移動する。やがて被係合爪38の先端が係合爪71の先端を越えて押圧力が解除されると、ねじりばね17の付勢力により係合体7が、係合爪71の上向き面を被係合爪38の下向き面に沿わせるように元の位置方向へ移動し、係合爪71が被係合爪38と係合される。これにより本体2は取り付け用ベース1に固持されることになって取り付け用ベース1に対する本体2の取り付けが完了する。
このとき取り付け用ベース1側のコネクタ27と本体2のコネクタ39とが結合されて、本体2側の回路が取り付け用ベース1側の回路と電気的に接続され、本体2側の回路には取り付け用ベース1の端子台25に接続された接続線を通じて電源が供給され、また本体2側からの警報出力等の信号は取り付け用ベース1側の端子台25に接続された接続線を通じて外部へ出力されることになる。
次にメンテナンス等において、本体2を取り付け用ベース1より外す必要がある場合には図1(a)に示すように係合穴部5の開口面に臨む係合解除操作部74の先端面を外部からドライバー等治具で矢印方向(内方向)に押すと、係合体7がねじりばね17の付勢力に抗して内方向に移動し、係合爪71が被係合爪38から離脱する。このときの係合体7の移動により図1(b)に示すように係合体7の突台70の下端縁が本体2側の傾斜面部37に当たって下向きの押し離し力をこの傾斜面部37に与え、本体2を取り付け用ベース1から押し離すようにする。つまり本体2は取り付け用ベース1の係止孔部5に係止している係止爪6の係止位置を中心として下向きに回動する。この回動によって本体2側のコネクタ39がコネクタ28との結合を離す方向に移動することになる。このとき移動量、つまり押し離し量をコネクタ27,39の結合量より小さくすることで、引っ掛かっている状態を維持する(図1(b))。更に係合解除操作部74を押すと、図1(c)に示すように係止部72の係止爪73が傾斜面部37の下方に位置する凹所36の奥内に入って傾斜面部37の裏部に係止することになり、コネクタ39と27の引っ掛かりが無くなっても本体2が不用意に脱落するのを防ぐ。つまり傾斜面部37の裏部が係止爪73に係止される被係止部を構成する。この状態で作業者は本体2を手で持ちながら、係合解除操作部74の押し込みを止めれば、図1(d)に示すように係合解除操作部74はねじりばね17の付勢力により元の状態に戻って、係止爪73による本体2の受けが解除され、この後係止爪6を係止孔部5から抜けば、安全に本体2を取り付けベースから外すことができることになる。尚図1中44はコネクタ39を実装している基板である。
また係止爪73を備えた係止部72を係合体7の横片の両側下面に図12に示すように一体形成しても良く、この場合、係止爪73に対応して本体2側の凹所36の横幅を広くする必要がある。
本実施形態において、コネクタ29,39の結合量より押し離し量を小さく構成と、上記の被係止部と係止爪73との係止による構成とで脱落防止が図っているが、被係止部と係止爪73との係止による構成だけでも良い。
(実施形態2)
尚上述の実施形態では係止爪73を設けて本体2の不用意な脱落防止を図っているが、この係止爪73を設けなくても、コネクタ39と27の引っ掛かりによって不用意な脱落を防止できるため本体2を取り付け用ベース1からの取り外しを容易にするという目的を達成できるのは勿論ある。
図13(a)〜(c)は本実施形態の係止爪73を設けない場合の本体2の取り外し過程を示しており、上述のように本体2の押し離し量をコネクタ39,27の結合量より小さくすることで、図13(b)においてコネクタ39,27の引っ掛かり状態を維持するようにすれば、不用意な脱落を防止することができる。
実施形態1の本体の取り外し説明図である。 実施形態1の全体の斜視図である。 実施形態1の分解斜視図である。 実施形態1の取り付け用ベースの斜視図である。 実施形態1の取り付け用ベースの斜視図である。 実施形態1の本体の斜視図である。 (a)は係合体の斜視図、(b)は配線基板の斜視図である。 実施形態1の配線基板及び係合体を組み付けた状態の取り付け用ベースの斜視図である。 実施形態1の配線基板及び係合体を組み付けた状態の取り付け用ベースの斜視図である。 実施形態1の透光性カバーを外した状態の斜視図である。 実施形態1のカメラブロックと天井ベースとの分解斜視図である。 実施形態1に用いる係合体の別の例の斜視図である。 実施形態2の本体の取り外し説明図である。
符号の説明
1 取り付け用ベース
2 本体
5 係止孔部
6 係止爪
7 係合体
70 突台
71 係合爪
72 係止部
73 係止爪
74 係合解除操作部
37 傾斜面部
38 被係合爪

Claims (5)

  1. 天井に一面側が取り付けられるベースと、
    撮像カメラ部を内蔵するとともに前記ベースの他面側に着脱自在に取り付けられる本体とからなり、前記ベースに前記本体を取り付ける際に前記ベースの他面に対向する本体側の一面に設けたコネクタと前記ベースの他面に設けたコネクタとが結合される画像装置において、
    前記本体と前記ベースの何れか一方に被係合部を、他方に前記被係合部に対して係脱自在に係合される係合部を設け、
    前記係合部は係脱両方向に移動自在に設けられ、係合方向に常時ばね付勢されて前記被係合部に対する係合状態を維持し、外部からの押し操作によって反付勢方向へ変位したときに前記被係合部との係合状態が解除されるとともに、前記本体に対して前記ベースから押し離す力を付与することを特徴とする画像装置。
  2. 前記被係合部は、前記本体の一面側を前記ベースの他面側に取り付ける際に、前記本体の取り付け方向への移動時に前記係合部を前記反付勢方向に押し動かし、前記本体の位置が前記ベースに対する取り付け位置まで移動したときに前記係合部に対する押し動かし状態が解除される押圧部位を備え、前記係合部は前記押し動かされている状態が解除されると前記付勢によって元の位置に戻ることで前記被係合部と係合して前記本体を前記ベースに固持させることを特徴とする請求項1記載の画像装置。
  3. 前記係合部は、前記ベースの外面からベース内方に向かって前記天井に並行する方向に押し操作可能に前記ベースに設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像装置。
  4. 前記係合部が前記被係合部との係合状態が解除されるときに、前記本体に押し離し力を付与して前記ベースから押し離す量を、前記コネクタ同士の結合量より小さくしていること特徴とする請求項1乃至3の何れか記載の画像装置。
  5. 前記係合部が前記被係合部との係合状態が解除されるときに、互いに係止し合う係止部及び被係止部を前記係合部及び被係止部に設けていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか記載の画像装置。
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