JPH03231731A - カメラのワイヤレスリモコン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野） 本発明はカメラに遠隔撮影動作を行なわせるワイヤレス
リモコン装置に関するものである。

〔従来の技術） 従来この種のワイヤレスリモコン装置には、例えば特開
昭５７−１５０８３６号公報に記載されているようにカ
メラのグリップや底面、側面等に一体的に組み込まれ、
遠隔撮影時には、このワイヤレスリモコン部を取りはず
して使用するようになっていた。又最近では取りはずし
た際に、自動的にカメラをリモコン送信機からの信号を
受信可能状態にするように設計されたカメラも現われて
おり、形態上だけでなく機能上もよりカメラ本体と一体
的になってきている。

（発明が解決しようとしている課題） これら従来例は確かに一見便利そうに思えるがカメラ本
体の大きさはやはりワイヤレスリモコン装置の分たけ大
きくなってしまい、一般にはそう頻繁に使用しないもの
の為にカメラの携帯性をそこねていた。特に−眼レフカ
メラにおいてはその構造上、形状はどうしても大きめで
あり、一体化は望ましい形態ではなかった。又リモコン
送信機が不必要で、取りはずして一般撮影を行なおうと
しても、グリップ等のカメラの一部分を形成している為
に操作性か悪くなったり、又リモコン撮影しかできない
といった不都合な面ももっていた。

〔課題を解決するための手段（及び作用））本発明は上
記問題点に鑑みなされたもので、カメラのハントストラ
ップやネックストラップ等カメラを吊り下げるストラッ
プに通して取り付け可能なホルダーを用意し、リモコン
送信機にこのホルタ−と着脱可能な着脱機構を設けたこ
とによって、カメラ本体の形状を大きくする事なく携帯
性のよいワイヤレスリモコン装置を提供するものであり
、あわせて、リモコン撮影時の操作性の向上をはかるも
のである。

（実施例） 以下実施例をもとに本発明を説明する。第１図は本発明
によるワイヤレスリモコン装置のりモコン送信機１の正
面（ａ）及び右側（ｂ）、左側面（Ｃ）図である。左側
面図は後述するホルダーと装着した状態を示している。

２はリモコン送信機の上カバー、３は電池蓋で、蓋を開
けると内部には図示しないボタン型リチウム電池か装着
されている。４は電源オフとなるＬＯＣＫ　（ロック）
（電池蓋にＬと印字）、リモコン送信機からのレリーズ
信号を受信後、カメラは直ちにレリースする即レリーズ
モード（電池蓋に・と印字）、受信後２秒後の２秒レリ
ーズモード（電池蓋に２と印字）の３ポジシヨンを選択
するスライド釦、５はカメラにレリーズ信号を送る為の
レリーズ釦、６は上カバーに設けた送信方向を示すマー
クで、この裏面にレリーズ信号としての赤外光を発光す
る赤外ＬＥＤ７を備えている。８は下カバー　９はホル
タ−２０と係合する係止爪で上カバー２と体で形成され
ている。１０はホルタ−２０に着脱する際可動する可動
部材で可動爪１０ａと解除釦１０ｂとからなっている。

１１は後述するホルタ−２０の突起部か入る上カバー２
に設けた開口部である。

第２図はリモコン送信機１の上カバー２をはずした状態
を示したものである。第１図と同様に番号をつけている
。１２は可動部材１ｏを付勢して可動爪１０ａを装着位
置と、離脱位置に可動させている板バネ、１３はスライ
ド釦の動きを受けて２回路３接点の切り替えを行なうス
ライドスイッチ、１４はレリーズ釦が押されるのを受け
て、ＯＮ１０　Ｆ　Ｆするタクトスイッチ、１５は送信
時の電源を給えておくコンデンサ、１６はリモコンレリ
ーズ信号制御用・ＩＣ１１７はチップコンデンサ、抵抗
器等の電気回路素子、１８は前記１３〜１７の部品や図
示しない上カバーについた電池接片を実装したプリント
基板である。

第３図は本発明によるワイヤレスリモコン装置のホルダ
ー２０の正面図（ａ）、右側面図（ｂ）、背面図（ｃ）
である。ここで正面図（ａ）側がリモコン送信機１の装
着される面で、背面図（ｂ）側かストラップを通す面と
なる。２１は、係止爪９を係止する為の突出部Ａて係止
穴２１ａを設けている。２２は同様に可動爪１０ａを係
止する為の突出部Ｂで係止穴２２ａを設けている。２３
はスライド釦４がＬＯＣＫのポジションでのみリモコン
送信機１がホルダー２０に装着てきるようにした突出部
でスライド釦４の即レリーズ及び２秒レリーズモードの
位置に入り込むようになっている。２４．２５はネック
ストラップ（第４図３０）を通し、長さを調節する為に
設けたリブである。２６はリモコン送信機の取付面と直
交する面に略円弧状に設けた凹部で、その形状は標準レ
ンズや標準ズームレンズのように一般に広く用いられる
レンズの外形半径に合わせである。

以上のように構成されたリモコン送信機１とホルダー２
０は、第４図で示すようにボルダ−にストラップを２度
通して取り付け、この状態でリモコン送信機１の係止爪
９をまち、突出部Ａ２１の係止穴２１ａに差し込んだ後
に突出部Ｂ２２にリモコン送信機１を押し付けるとパラ
チンと、可動爪１０ａがもう一方の係止穴２２ａに引っ
掛かかり取り付けるようになっている。

第５図はカメラのネックストラップ３１に本ワイヤレス
リモコン装置を取り付けた状態を示したものである。第
４図のようにネックストラップ３１をホルダーに通しで
あるのでカメラの耳環３２に通して輪をつくり、かつネ
ックストラップ３１の長さを調整する金具３３（一般に
日の宇金具といわれる）と同様の役割りをホルダーか果
たしていることになる。

第６図はホルダー２０にストラップを通し、リモコン送
信機１が装着された状態を詳細に示すホルダー２０と、
リモコン送信機１の係止部の部分断面図である。第１図
〜第５図と同様に番号をつけている。ホルダー２０には
ストラップ３０か２度通されているか、リモコン送信機
の取付面よりは出づ長らないようになっており、ストラ
・ツブ３０のスベリ止めにリブ２４に波板形状を形成し
ているものである。ここで、ホルダー２０にリモコン送
信機１を着脱する様子を説明すると前述のように、リモ
コン送信機１の係止爪９をホルダー２０の突出部Ａ２１
の係止穴２１ａに差し込み、開口部１１を突出部Ｂ２２
にはめ込むと突起部Ｂ２２にはテーパー面２２ｂが形成
されているので、可動爪１０ａがバネ１１に抗して後退
する（図面左側に移動する）。さらに押し込むと、リモ
コン受信機１はホルダー２０につき当るとともに回動爪
１０ａがバネエ１に付勢されて係止穴２２ａに入り込み
、２つの突起部に設けた係止穴に２つの係止部材が入っ
たリモコン受信機１がホルダー２０に装着している第６
図の状態になる。

次にリモコン送信機を取りはずす際には、下カバー８か
ら顔を出している解除釦１０ｂを押すとハネ１１に抗し
て可動爪１０ａが係止穴２２ａから抜け、片側の係止が
解除されるのでホルダー２０から取りはずせるようにな
っている。

第７図はホルタ−２０の他の効用を示したもので、ホル
タ−２０よりリモコン送信機１をはすして、遠隔（リモ
コン）撮影を行なう際に三脚かない場合は、適当な平面
にカメラ本体３４を置く事になるか、図に示したように
一眼レフカメラでは、レンズ部３６か大きく、カメラは
下を向いて、受光窓３５にレリーズ信号をうまく送れな
くなってしまう。そこで前述したようにホルダー２０の
凹部２６をレンズ３６の下にあてがうと、カメラを被写
体の方に向け、安定させる事ができる。レンズの向きの
調整は第７図（ｂ）の矢印で示したようにレンズ３６の
あてがう部分を前後させる事によって行なわせることが
できるものである。

また、この凹部２６はホルダー２０から、リモコン送信
機１をはずす際にリモコン送信機を保持しやすいように
、リモコン受信機の外形よりへこんだ形状としていると
いった特徴もあり、取りはずす際にあやまってリモコン
送信機を落としてしまわないように考慮されているもの
である。

〔発明の効果〕

以上説明したようにホルダーをカメラのストラップに通
して取り付け、リモコン送信機にこのホルダーと着脱可
能な着脱機構を設けたことによって、カメラ本体の形状
を何ら大きくする事なく、リモコン送信機の携帯性を向
上させる事ができ、又、ホルダーがストラップの長さを
調整する為の金具（日の宇金具）の役割を果たし、かつ
、リモコン撮影時にはレンズにあてがう事によって、カ
メラを安定させるといった効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図は本発明によるワイヤレスリモコン装置
のリモコン送信機の正面、側面図、第３図は本発明によ
るワイヤレスリモコン装置のホルダーの正面、背面、側
面図、 第４図、第５図は本発明によるワイヤレスリモコン装置
の使用状態を示した図、 第６図は本発明によるワイヤレスリモコン装置の係止部
の断面図、 第７図は本発明によるワイヤレスリモコン装置のホルダ
ーの他の効用を示した図である。 １・・・リモコン送信機　１２・・・板バネ４・・・ス
ライド釦　　　２０・・・ホルダー５・・・レリーズ釦
　　　２１．２２・・・突出部９・・・係止爪　　　　
　２１ａ、２２ａ・・・係止穴１０・・・可動部材　　
　２６・・・凹部０ ａ・・・可動爪 １・・・ストラップ ｂ・・・解除釦 ３４・・・カメ ラ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）カメラに遠隔撮影動作を行なわせる為の送信機構
   を備えたリモコン送信機と、カメラのストラップに通し
   て取り付け可能なホルダーと、からなり、前記リモコン
   送信機には前記ホルダーと着脱可能な着脱機構を設けた
   ことを特徴とするカメラのワイヤレスリモコン装置。
2. （２）前記ホルダーは前記ネックストラップの長さ調整
   を行える構造となっていることを特徴とする請求項（１
   ）記載のカメラのワイヤレスリモコン装置。
3. （３）前記ホルダーの前記リモコン送信機の取付面と直
   交する面に略円弧状に凹部を設けていることを特徴とす
   る請求項（１）記載のカメラのワイヤレスリモコン装置
   。