JP4355816B2 - 工作機械における工作物搬出入装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、工作機械における工作物搬出入装置、特に工作主軸台及び心押台に対する工作物搬出入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術における工作機械、例えば研削盤の工作物搬出入装置を図8及び図9に従って説明する。
ベッドB上に前側のテーブルと後側の砥石台Dとが設けられ、更にテーブル上にX軸線方向に対向して工作主軸台S及び心押台Tが設けられた研削盤において、テーブルの工作主軸台S側でベッドBに隣接して、搬出入ステーションRが設けられている。
【0003】
更に、研削盤の前側、即ち作業者側には、研削盤に隣接して略テーブルの高さの搬送面をもち、研削盤に沿って主軸軸線L方向(X軸線方向)に走行するコンベアベルトの搬送コンベアVが設置されている。
そして、研削盤には、研削液等の飛散の防止及び作業安全のために、板材構造のカバーCaがベッドB上に設けられている。
【0004】
カバーCaはテーブル域を覆い、カバーCaの背面には、X軸線方向に垂直なZ軸線方向に進退する砥石台Dを覆う砥石台カバーEが結合され、両者の境界壁面は欠落して、カバーCaと砥石台カバーEとは同一空間を形成している。即ち、砥石車GがカバーCaの空間内に進入するテーブル側への切込み送りが可能である。なお、砥石台カバーEは、カバーCaより幅狭である。
【0005】
そして工作物搬出入装置は次のように構成されている。
研削盤のベッドBの後側、即ち搬送コンベアVと反対側でベッドBの長手方向の両端域に研削盤より適宜高く、太い支柱51,51が床面に立設され、支柱51,51の頂部にはブラケット52,52を介してX軸線方向の横桁53が架設され、横桁53の上面には、三者平行にラック54を間にしてレール55,55が設置されている。
【0006】
レール55,55上を走行するように載せられた走行体56には、ラック54に噛み合うピニオンが回転自在に設けられると共に、駆動モータ57が搭載され、ピニオンの回転軸と駆動モータ57の出力軸とは直交し、傘歯車機構を介して連結されている。
更に、走行体56からは、搬送コンベアVの上方に達する案内支持杆58が搬送コンベアVの搬送方向と直交する水平のZ軸線方向に伸び出しており、案内支持杆58には、移動体59がZ軸線方向に滑動自在に設けられている。
【0007】
そして、移動体59には、上下方向(Y軸線方向)に滑動自在に昇降杆60が設けられており、昇降杆60の下端部には、X軸線方向の回転軸回りに割出し回転する把持ヘッド61が取り付けられている。把持ヘッド61は、X軸線方向に伸びる工作物Wを把持するように、把持爪62をもち、把持爪62は、互いに直角をなす放射方向に二対設けられ、作業物の方に向く前方位置と下方に向く下方位置と横桁53の方に向く後方位置とに割出し回転する。
【0008】
工作物搬出入装置の支柱51は、カバーCaの上方に突出している。そして、Z軸線方向で工作主軸線上に昇降杆60が位置しているとき、工作物Wを把持した把持ヘッド61がカバーCaを突抜けて昇降し得るように、ベッドB上方においてカバーCaには、開閉され得る扉63が設けられた工作物搬出入口64が形成されている。
【0009】
搬送コンベアVの前に立つ作業者の安全のため工作物搬出入装置を遮蔽する工作物搬出入装置用のカバーCbが設けられている。
カバーCbは、搬送コンベアVとベッドBとの間に位置するカバーCaの前側面が上方に延長して形成されている。即ち、カバーCbは、案内支持杆58の直ぐ下に達するまで上方に伸び、案内支持杆58のX軸線方向の移動と干渉しないように段差をつけて、案内支持杆58の前端より更に手前において更に適宜の高さまで上方に伸びている。
【0010】
作業者の頭上をオーバーハングした段差部Cb1は、少なくともX軸線方向で主軸台Sの後方位置において、移動体59及び昇降杆60が搬送コンベアV上にて工作物Wの搬出入が可能であるようにZ軸線方向が開口されている。
上記の研削盤における工作物搬出入においては、工作物搬出入カバーCaの工作物搬出入口64の扉63は開かれた状態にあり、工作物搬出入後の研削加工時には、扉63閉じられた状態になる。
【0011】
上記の工作物搬出入装置において、先ず走行体56は、搬出入ステーションR上に位置すると共に、移動体59は前進端位置に、即ち、昇降杆60、即ち把持爪62は、搬送コンベアV上の未加工の工作物Wの直上になる位置に走行駆動用駆動モータ50の駆動により前進する。
そして、昇降杆60、即ち把持爪62は、移動体59に搭載された昇降駆動用のモータにより下降し、把持ヘッド61の回動と一方の把持爪62の開閉により、搬送コンベアV上にある未加工の工作物Wを把持してから、昇降駆動用のモータにより上昇する。
【0012】
そして、移動体59は後退端位置に走行駆動用モータ50の駆動により後退する。即ち移動体59及び昇降杆60は、段差部Cb1から抜け、把持爪62に把持された未加工の工作物Wが工作主軸線上になり得る位置になる。
次いで、走行体56は、走行駆動用モータ57の駆動により、テーブル上へとX軸線方向に走行し、把持爪62に把持された未加工の工作物Wが工作主軸台Sと心押台Tとの間の工作物装着位置の上方に位置する。
【0013】
昇降杆60、即ち把持ヘッド61は、昇降駆動用のモータにより工作物搬出入口64を通って下降し、そのとき下向になって空いている方の把持爪62が開閉して加工済の工作物Wを把持すると共に、把持ヘッド61が所定角度回動して、加工済の工作物Wは、工作主軸台Sと心押台Tとの間から外され、未加工の工作物Wを把持した把持爪62は開いて、未加工の工作物Wは工作主軸台Sと心押台Tとの間に保持される。
【0014】
昇降杆60、即ち把持ヘッド61は、昇降駆動用のモータにより工作物搬出入口64を通って上昇し、工作物搬出入口64の扉63は閉じられる。
そして、砥石台Dが前進して砥石車Gにより工作物Wに対し研削加工が行われると共に、走行体56は、走行駆動用のモータ57の駆動により、テーブル上をX軸線方向に走行し、走行体56は、搬出入ステーションR上に位置すると共に、移動体59は前進端位置に、即ち昇降杆60、即ち把持ヘッド61は、搬送コンベアVの直上になる位置に走行駆動用のモータ50の駆動により前進する。
【0015】
昇降杆60、即ち把持ヘッド61は、昇降駆動用のモータにより下降し、把持ヘッド61の回動と工作物Wを把持している把持爪62の開放により、加工済の工作物Wを搬送コンベアV上に載置する。搬送コンベアVの走行により加工済の工作物Wは搬出され、次の未加工の工作物Wが搬入される。
かくして、上記の工作物Wの研削盤に対する装着・離脱が繰り返される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
上記の従来の技術における研削盤の工作物搬出入装置には、次のような問題点がある。
(1)工作物把持搬送手段を2本で支えるので強度を要する高く太い支柱51,51が床面に立設されているので、必要な床面積が広くなる上、支柱自体もコスト高である。
【0017】
(2)研削液等の飛散の防止及び作業安全のためのカバーCaの他に、作業者の安全のため工作物把持搬送手段を遮蔽するカバーCbが上下関係で別に設けられているため、二重構造となり無駄な部分が生じ、且つ両者の接続部分に隙間などが生じ、安全面に問題がある。
【0018】
(3)工作物把持搬送手段において、走行体56から搬送コンベアVの上方に達する案内支持杆58が搬送コンベアVの搬送方向と直交する水平のZ軸線方向に、即ち作業者の方へ伸び出し、移動体59を支持する案内支持杆58が走行体56と共にX軸線方向に走行するので、カバーCbも作業者の方に突出することになり、その突出分だけ作業者が研削盤から離れることになり、作業性が悪い上、カバーCbの占めるスペースも大きくなる。
【0019】
(4)移動体59を支持する案内支持杆58は片持ち梁で剛性上弱いので、走行において振動などが生じ、案内支持杆58、即ち走行体56の走行速度が制限される。
【0020】
(5)横桁53はラック54を間にしてレール55,55が載置されているので太くなり、その太い横桁53が砥石台の砥石車の上方に位置するので、砥石車の交換に際し障害となる。
この発明は、上記の問題を解消した工作機械における工作物搬出入装置を提供するものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】
この発明の工作機械における工作物搬出入装置は、一つの形式としては、工作機械の少なくとも、工作物搬出入域・工作物保持域・加工域を全体的に囲うカバーが枠体と壁板とから形成され、該カバーを形成する枠体の一部に工作物搬出入域・工作物保持域間でレールが平行に敷設され、該レールに跨って工作物搬出入域・工作物保持域・加工域の上方を走行されるように工作物搬送台が載置され、工作物搬送台に工作物把持部及び工作物把持部昇降手段が備えられており、工作物搬送台の工作物把持部は、工作物搬出入域において工作物搬送台の走行方向に対し直角水平に移動されるように工作物搬送台に設けられている。
そして、工作物搬出入域は、例えば工作物ストッカー又は搬送コンベアである

【0022】
又、別の形式としては、工作機械の少なくとも、工作物搬出入域・工作物保持域・加工域を全体的に囲うカバーが枠体と壁板とから形成され、該カバーを形成する枠体の一部に工作物搬出入域・工作物保持域間でレールが平行に且つ上下段差をつけて敷設され、高位置のレールから懸垂されると共に低位置のレールに支承されて走行されるように工作物搬送台が設けられ、工作物把持部及び工作物把持部昇降手段は、工作物搬出入域において工作物搬送台の走行方向に対し直角水平に移動されるように工作物搬送台に設けられている。
【0023】
そして、工作物搬出入域における工作物把持部及び工作物把持部昇降手段の工作物搬送台の走行方向に対し直角水平の移動端位置には搬送コンベアが設けられている。
【0024】
上記のいずれの形式においても、工作物搬送台は、平行なレールに沿って走行する第1走行板と、第1走行板上にレールの敷設方向に対して直角水平方向に走行可能に案内支持され、工作物把持部及び工作物把持部昇降手段を支持した第2走行板とから構成されており、第2走行板は、工作物把持部及び工作物把持部昇降手段が平行なレール間に位置する後退端位置と、高位置のレールの下方を通過して前記高位置のレールの前方にはみ出す前進端位置との間を走行するようになっている。
【0025】
【発明の実施の形態】
この発明の実施の形態における工作機械、例えば研削盤の工作物搬出入装置を図面に従って説明する。
この発明の実施の形態においては、ベッドB上に前側のテーブルと後側の砥石台Dとが設けられ、更にテーブル上にX軸線方向に対向して工作主軸台S及び心押台Tが設けられた研削盤において、テーブルの工作主軸台S側でベッドBに隣接して、搬出入ステーションRが設けられている。
そして、研削盤には、研削液等の飛散の防止及び作業安全のために、枠体構造と壁板とにより形成されているカバーCがベッドB上に設けられている。
【0026】
この発明の実施の第1形態について、図1、図2及び図3に従って説明する。
テーブル域及び搬出入ステーションRを覆うカバーCは、工作主軸軸線L方向(X軸線方向)でテーブル域及び搬出入ステーションRの横幅を有し、高さは後述の工作物搬出入装置を砥石台Dより上方に設け得るに十分な高さの直方体で、テーブル域上の第1空間H1とその上部の工作物搬出入装置走行域の第2空間H2とが形成される。
【0027】
カバーCの第1空間H1形成部分の背面には、X軸線方向に垂直なZ軸線方向に進退する砥石台Dを覆う大きさ直方体の砥石台カバーEが結合され、両者の境界壁面は欠落して、カバーCと砥石台カバーEとは同一空間を形成している。即ち、砥石車Gが第1空間H1内に進入するテーブル側への切込み送りが可能である。なお、砥石台カバーEは、カバーCより幅狭であると共に、カバーCの第1空間H1形成部分より適宜低い。
【0028】
カバーCの枠体において、第1空間H1の前側両端の直立枠材1,1の上端部間及び後側両端の直立枠材5,5の上端部間に夫々架設された横枠材2及び横枠材6の上面には第1レール4及び第2レール7が敷設されている。
図2及び図3に示すように、第1レール4・第2レール7に跨って、ころ付でX軸線方向に走行する適宜の長さの第1走行板11が載置されている。
【0029】
第1走行板11の上面には、両側縁部には、長手方向(X軸線方向)に垂直な方向(Z軸線方向)に平行な第3レール12,12が敷設され、第3レール12,12間には、適宜の幅のZ軸線方向の長孔13が上下に貫通して形成されている。そして、第3レール12,12に跨って、ころ付の第2走行板14がZ軸線方向に走行し得るように載置されている。
【0030】
第2走行板14には、上下方向(Y軸線方向)に滑動自在に昇降杆15が設けられており、第1走行板11の長孔13を貫通した昇降杆15の下端部には、X軸線方向の回転軸回りに割出し回転するように交換腕16の中心が軸支され、交換腕16の両端には、X軸線方向に伸びる工作物Wを把持するように開閉する把持爪17,17が取り付けられている。
そして、搬出入ステーションRは、例えば、ストッカー又はZ軸線方向走行のコンベアである。
【0031】
第1走行板11及び第2走行板14には、走行駆動用のモータ18,19が設けられ、更に第2走行板14には、昇降杆15の昇降駆動用のモータ20及び交換腕回動用・把持爪開閉用のモータが設けらけられ、第1走行板11及び第2走行板14並び昇降杆15は、傘歯車機構及びラック・ピニオン機構を介して各駆動用のモータ18,19;20により走行又は昇降するようになっている。
【0032】
走行駆動用のモータ18,19並びに昇降駆動用のモータ20及び交換腕回動用・把持爪開閉用のモータは、外部の制御装置(図示しない)にケーブル30を介して接続されている。
又、研削盤の前側、即ち作業者側において、カバーCには、上下は横枠材2とテーブルのとの間の上下寸法で、主軸台・心押台間の適宜の横寸法の四辺形の操作開口31が形成され、それには引戸形の開閉扉32が設けられている。
【0033】
上記の工作物搬出入装置において、先ず第1走行板11は、搬出入ステーションR上に位置すると共に、第2走行板14は、昇降杆15、即ち把持爪17が搬出入ステーションR上の未加工の工作物Wの直上になるように位置する。そして、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により下降し、交換腕16の回動と一方の把持爪17の開閉により、搬出入ステーションRにある未加工の工作物Wを把持する。
【0034】
そして、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により上昇してから、第2走行板14は、走行駆動用のモータ19の駆動によりZ軸線方向に移動し、更に第1走行板11は、走行駆動用のモータ18の駆動により、テーブル上へとX軸線方向に走行し、把持爪17に把持された未加工の工作物Wが工作主軸台Sと心押台Tとの間の工作物装着位置の上方に位置する。
【0035】
次いで、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により下降し、空いている方の把持爪17が開閉して加工済の工作物Wを把持すると共に、交換腕16が所定角度回動して、加工済の工作物Wは、工作主軸台Sと心押台Tとの間から外され、未加工の工作物Wを把持した把持爪17は開いて、未加工の工作物Wは工作主軸台Sと心押台Tとの間に保持される。
【0036】
昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により上昇してから、第1走行板11は、走行駆動用のモータ18の駆動により、テーブル左端へとX軸線方向に走行し、第1走行板11は、搬出入ステーションR上に位置する。必要に応じて第2走行板14も走行駆動用のモータ19の駆動によりZ軸線方向に移動する。
【0037】
そして、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により下降し、空いている方の把持爪17が閉じて搬出入ステーションRにある未加工の工作物Wを把持する。未加工の工作物Wを把持すると共に、交換腕16が所定角度回動して、加工済の工作物Wを把持した把持爪17は開いて、加工済の工作物Wは搬出入ステーションRの適宜の位置に置かれる。
【0038】
なお、第1走行板11及び第2走行板14の位置制御は、走行駆動用モータ18,19の後部に設けられた図示しないエンコーダにより第1走行板11及び第2走行板14の位置を間接的に検知し、その位置検出信号を図示しない外部の制御装置に入力し、その制御装置により走行駆動用モータ18,19の駆動を制御することにより行われる。
【0039】
第1走行板11及び第2走行板14の位置の検知は、前記エンコーダによる以外に、所望の停止位置、即ち搬出入ステーションRの直上及び工作主軸台Sと心押台Tとの間の工作物装着位置の上方において、昇降杆15が搬出入ステーションRの上で工作物Wの着脱を行うZ軸線方向の前進端位置及び昇降杆15が工作主軸軸線Lの上に位置した後退端位置に第1走行板11及び第2走行板14が位置することを検知するセンサを枠体2,6やカバーCの壁体又は第1走行板11に設けて行ってもよい。
【0040】
この発明の実施の第2形態について、図4、図5、図6及び図7に従って説明する。
第2形態においては、研削盤の前側、即ち作業者側には、研削盤に隣接して略テーブルの高さの搬送面をもち、研削盤に沿って工作主軸軸線L方向(X軸線方向)に走行するコンベアベルトの搬送コンベアVが設置されている。
【0041】
テーブル域及び搬出入ステーションRを覆うカバーCは、X軸線方向でテーブル域及び搬出入ステーションRの横幅を有し、高さは後述の工作物搬出入装置を砥石台Dより上方に設け得るに十分な高さの断面逆L字形の箱体、即ちテーブル域上の直方体の第1空間H1の上部に背面側へ突出する同幅・略同高の直方体の第2空間H2が形成される。
【0042】
カバーCの第1空間形成部分の背面には、X軸線方向に垂直なZ軸線方向に進退する砥石台Dを覆う大きさ直方体の砥石台カバーEが結合され、両者の境界壁面は欠落して、カバーCと砥石台カバーEとは同一空間を形成している。即ち、砥石車Gが第1空間内に進入するテーブル側への切込み送りが可能である。なお、砥石台カバーEは、カバーCより幅狭であると共に、カバーCの第2空間形成部分の下側に適宜の間隙をあけて位置する。
【0043】
カバーCの枠体において、前側両端の直立枠材1,1の上端部間に架設された横枠材2の上面には頂面の壁板3の下に適宜の間隔をあけて第1レール4が敷設され、第1空間H1の背面両端の直立枠材5,5の第2空間H2の底面位置間に架設された横枠材6の上面には第2レール7が敷設されている。
【0044】
図4及び図7に示すように、第1レール4の上には、ころ付でX軸線方向に走行する適宜の長さ(搬出入ステーションRの幅に対応する長さ)の第1走行材8が載置され、第2レール7の上には、第1走行材8同様の第2走行材9が載置されている。第1走行材8の両端に上端が鉤部10a,10aとなって係合して固着され、垂下した吊下材10,10の下端は、第2走行材9の高さに達し、互に対向した鉤部10b,10bに形成されている。
【0045】
そして、第2走行材9と鉤部10b,10bとに跨って第2空間H2の奥行き一杯の第1走行板11が架設されている。即ち、第1走行板11は、第2空間H2内で第1走行材8及び第2走行材9を介して第1レール4及び第2レール7上をX軸線方向に走行し得る。
【0046】
第1走行板11の上面の両側縁部には、Z軸線方向の平行な第3レール12,12が敷設され、第3レール12,12間には、前側には開口した適宜の幅のZ軸線方向の長孔13が上下に貫通して形成されている。第3レール12,12に上には、ころ付でZ軸線方向に走行し得る第2走行板14が載置されている。
【0047】
第2走行板14の前端部には、上下方向(Y軸線方向)に滑動自在に昇降杆15が設けられており、第1走行板11の長孔13を貫通した昇降杆15の下端部には、X軸線方向の回転軸回りに割出し回転するように交換腕16の中心が軸支され、交換腕16の両端には、X軸線方向に伸びる工作物Wを把持するように開閉する把持爪17,17が取り付けられている。
第2走行板14の走行において、その前進端位置は、昇降杆15が搬送コンベアV上になる位置であり、後退端位置は、昇降杆15が工作主軸軸線L上になる位置である。
【0048】
即ち、後退端位置から前進端位置への走行は、図7の概略図に示すように、第2走行板14の前端部が平行な横枠材2,6間に位置する状態から、横枠材2の前方にはみ出した状態となる。その際、第2走行板14に設けられた昇降杆15が横枠材2の下部を通過して前方に位置することができるように横枠材2と第1走行板11及び吊下材10との間に空間Fが設けられている。
【0049】
そして、第1走行板11及び第2走行板14には、走行駆動用のモータ18,19が設けられ、更に第2走行板14には、昇降杆15の昇降駆動用のモータ20及び交換腕回動用・把持爪開閉用のモータが設けらけられ、第1走行板11及び第2走行板14並び昇降杆15は、傘歯車機構及びラック・ピニオン機構を介して各駆動用のモータ18,19;20により走行又は昇降するようになっている。
【0050】
なお、前述した第2走行板14の前進端位置及び後退端位置の検出は、走行駆動用モータ19の後部に設けた図示しないエンコーダによって検知してもよいし、又は第1走行板11に位置検出センサを設けて検出してもよい。
又、、第1走行板11のX軸線方向移動及び昇降杆15の昇降も同様の手段により検知することにより位置制御が行われる。
【0051】
走行駆動用のモータ18,19並びに昇降駆動用のモータ20及び交換腕回動用・把持爪開閉用のモータは、外部の制御装置(図示しない)にケーブル30を介して接続されている。
カバーCは、第2空間H2の左端に位置した搬出入ステーションRに対応するX軸線方向の長さに相当する部分が搬送コンベアVの上方にオーバーハング状になるように前側に搬送コンベアVの幅(Z軸線方向長さ)に略相当する長さだけ突出するように突出部C1をもつように形成されている。
【0052】
カバーの突出部C1は下面のみ欠如しており、第2走行板14及び昇降杆15が搬送コンベアV上になる前進端位置へ前進し得るようになっている。
又、研削盤の前側、即ち作業者側において、カバーCには、上下は横枠材2とテーブルのとの間の上下寸法で、主軸台・心押台間の適宜の横寸法の四辺形の操作開口31が形成され、それには引戸形の開閉扉32が設けられている。
【0053】
上記の工作物搬出入装置において、先ず第1走行板11は、搬出入ステーションR上に位置すると共に、第2走行板14は前進端位置に、即ち昇降杆15、即ち把持爪17は搬送コンベアV上の未加工の工作物Wの直上になる位置に走行駆動用のモータ19の駆動により前進する。
【0054】
そして、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により下降し、交換腕16の回動と一方の把持爪17の開閉により、搬送コンベアV上にある未加工の工作物Wを把持してから、昇降駆動用のモータ20により上昇する。そして、第2走行板14は後退端位置に走行駆動用のモータ19の駆動により後退する。即ち第2走行板14及び昇降杆15は、カバーの突出部C1から抜け、把持爪17に把持された未加工の工作物Wが工作主軸線上になり得る位置になる。
【0055】
次いで、第1走行板11は、走行駆動用のモータ18の駆動により、テーブル上へとX軸線方向に走行し、把持爪17に把持された未加工の工作物Wが工作主軸台Sと心押台Tとの間の工作物装着位置の上方に位置する。
そして、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により下降し、そのとき下向になって空いている方の把持爪17が開閉して加工済の工作物Wを把持すると共に、交換腕16が所定角度回動して、加工済の工作物Wは、工作主軸台Sと心押台Tとの間から外され、未加工の工作物Wを把持した把持爪17は開いて、未加工の工作物Wは工作主軸台Sと心押台Tとの間に保持される。
【0056】
次いで、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により上昇してから、第1走行板11は、走行駆動用のモータ18の駆動により、テーブル上をX軸線方向に走行し、第1走行板11は、搬出入ステーションR上に位置すると共に、第2走行板14は前進端位置に、即ち昇降杆15、即ち把持爪17は搬送コンベアVの直上になる位置に走行駆動用のモータ19の駆動により前進する。
【0057】
そして、昇降杆15、即ち把持爪17は、昇降駆動用のモータ20により下降し、交換腕16の回動と工作物Wを把持している把持爪17の開放により、加工済の工作物Wを搬送コンベアV上に載置する。搬送コンベアVの走行によりし加工済の工作物Wは搬出され、次の未加工の工作物Wが搬入される。
かくして、上記の工作物Wの研削盤に対する装着・離脱が繰り返される。
【0058】
上記のような構成であるため、ベッドBの前方側で工作物Wの搬出入を行う際には、工作物Wの搬出入位置のカバーのみが作業者側に突出し(C1)、他の箇所のカバーC、即ち、作業者が主に作業に従事する位置のカバーは突出することがない。
【0059】
従って、カバー突出部C1を作業者の背丈以上に設定する必要がないため、機械全体がコンパクトになる。
又、従来のように作業者の頭上を搬送装置が移動することがないため、安全性が向上すると共に、作業者の加工位置への接近性が良好となる。
【0060】
【発明の効果】
この発明の工作機械の工作物搬出入装置は、カバーを構成する枠体を利用して構成されているので、構造材が軽便であり、製造が容易であり、製造コストも低廉である。更に大きさもコンパクトで必要な床面積が広がらないので、経済的である。
【0061】
カバーが工作機械における加工での加工液等の飛散の防止と作業安全とのための加工域を覆うカバーであると同時に、作業安全のために工作物搬送手段を遮蔽するカバーであり、単一空間を構成する構造でしかも構造的に簡便である。
【0062】
従って、作業者の加工個所への接近が安全をもって可能であり、作業効率を損なわない上、工具交換を含め保守点検が容易であると共に、一体構造であるので隙間などが生じないで、安全性が高い。
工作物搬送移動体が両端支持で移動する構造であるので、工作物搬送移動体の位置決め精度が高く、移動速度を高速化できる。
【0063】
又、作業者側において、工作物の搬出入を行う際には、工作物搬出入位置のカバーのみを突出させておくだけで良いので、加工箇所への作業者の工作物への接近性が良いだけでなく、作業者の頭上を搬送装置が移動することがないので、安全性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態における研削盤の工作物搬出入装置の正面図ある。
【図2】図1のII−II線における断面側面図(一部省略)ある。
【図3】この発明の実施の第1形態における研削盤の工作物搬出入装置の平面図(一部省略)ある。
【図4】この発明の実施の第2形態における研削盤の工作物搬出入装置の正面図ある。
【図5】図4のV−V線における断面側面図(一部省略)ある。
【図6】この発明の実施の第2形態における研削盤の工作物搬出入装置の平面図(一部省略)ある。
【図7】この発明の実施の第2形態における研削盤のカバー及び工作物搬出入装置の枠組構造の斜視部分図である。
【図8】従来の技術における研削盤の工作物搬出入装置の断面側面図ある。
【図9】従来の技術における研削盤の工作物搬出入装置の平面図ある。
【符号の説明】
1 直立枠材
2 横枠材
3 壁板
4 第1レール
5 直立枠材
6 横枠材
7 第2レール
8 第1走行材
9 第2走行材
10 吊下材
10a,10b 鉤部
11 第1走行板
12 第3レール
13 長孔
14 第2走行板
15 昇降杆
16 交換腕
17 把持爪
18,19 走行駆動用のモータ
20 昇降駆動用のモータ
21 ケーブル
22 操作開口
23 開閉扉
B ベッド
C カバー
D 砥石台
E 砥石台カバー
G 砥石車
H1 第1空間
H2 第2空間
R 搬出入ステーション
S 主軸台
T 心押台
V 搬送コンベア

Claims (7)

  1. 工作機械の少なくとも、工作物搬出入域・工作物保持域・加工域を全体的に囲うカバーが枠体と壁板とから形成され、該カバーを形成する枠体の一部に工作物搬出入域・工作物保持域間でレールが平行に敷設され、該レールに跨って工作物搬出入域・工作物保持域・加工域の上方を走行されるように工作物搬送台が載置され、工作物搬送台に工作物把持部及び工作物把持部昇降手段が備えられた工作機械における工作物搬出入装置。
  2. 工作物搬送台の工作物把持部は、工作物搬出入域において工作物搬送台の走行方向に対し直角水平に移動されるように工作物搬送台上に設けられた請求項1に記載の工作機械における工作物搬出入装置。
  3. 工作物搬出入域は、工作物ストッカー又は搬送コンベアである請求項1又は請求項2に記載の工作機械における工作物搬出入装置。
  4. 工作機械の少なくとも、工作物搬出入域・工作物保持域・加工域を全体的に囲うカバーが枠体と壁板とから形成され、該カバーを形成する枠体の一部に工作物搬出入域・工作物保持域間でレールが平行に且つ上下段差をつけて敷設され、高位置のレールから懸垂されると共に低位置のレールに支承されて走行されるように工作物搬送台が設けられ、工作物把持部及び工作物把持部昇降手段は、工作物搬出入域において工作物搬送台の走行方向に対し直角水平に移動されるように工作物搬送台に設けられた工作機械における工作物搬出入装置。
  5. 工作物搬出入域における工作物把持部及び工作物把持部昇降手段の工作物搬送台の走行方向に対し直角水平の移動端位置には搬送コンベアが設けられている請求項4に記載の工作機械における工作物搬出入装置。
  6. 工作物搬送台は、平行なレールに沿って走行する第1走行板と、該第1走行板上に前記レールの敷設方向に対して直角水平方向に走行可能に案内支持され、工作物把持部及び工作物把持部昇降手段を支持した第2走行板とから構成されている請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の工作機械における工作物搬出入装置。
  7. 第2走行板は、工作物把持部及び工作物把持部昇降手段が前記平行なレール間に位置する後退端位置と、高位置のレールの下方を通過して前記高位置のレールの前方にはみ出す前進端位置との間を走行する請求項6に記載の工作機械における工作物搬出入装置。
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