JP4354215B2 - ビルベリー配合飲料 - Google Patents
ビルベリー配合飲料 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4354215B2 JP4354215B2 JP2003157728A JP2003157728A JP4354215B2 JP 4354215 B2 JP4354215 B2 JP 4354215B2 JP 2003157728 A JP2003157728 A JP 2003157728A JP 2003157728 A JP2003157728 A JP 2003157728A JP 4354215 B2 JP4354215 B2 JP 4354215B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bilberry
- beverage
- extract
- blended
- bitterness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ビルベリー配合飲料およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
主として、ヨーロッパ等で栽培されてきたビルベリーは、古くから鮮やかな赤色や紫色等いわゆるビルベリー色の色素特性を利用することに多く用いられてきた。また、近年はその薬効に関する論文(例えば、非特許文献1参照)が発表され、主として、眼精疲労回復、視力回復や血管の透過性等に有効であるとするこの種の研究も進んでいる。
【0003】
また、前記薬効もビルベリーから抽出されたビルベリーエキスの含有量によりその効果が異なり、視力治療、回復や毛細血管の浸透性の低減などには、かなり高濃度のビルベリーエキスが必要であることがわかっている。しかしながら、従来ビルベリーエキスはその溶解度に難があるため、その処方は粉末乃至粉末を固めた錠剤の形で服用されているのが現実である。従って、より服用し易い高濃度アントシアニンを含む液体処方としてのものが強く要求されていた。
一方、ビルベリーエキスは、独特の強い苦みを有しており、しかもその濃度が高ければ高い程その苦み度も増し、これがまた、高濃度アントシアニンの液体服用を妨げる理由の一つでもあった。
【0004】
従って、従来飲用のためのビルベリー成分、すなわちビルベリーエキスの含有量は、この溶解度と苦み度の点から、その濃度を許容な限りに低下せしめる必要があり、せいぜい100ml当たり60〜130mg程度を含有の限度として使用されていた。(例えば、特許文献1参照)
【0005】
【特許文献1】
特開平11−178553号公報(第2頁、左欄2〜9行、同右欄43〜45行)
【非特許文献1】
REVUE DE MEDECINE AERONAUTIQUE ET SPATIALE No.18「アントシアニン塩類がパイロットの夜間視力に与える影響についての研究」(訳文)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のごとく、眼および血管への治療回復等の効果を期待できる高濃度アントシアニンを含む液体処方で、且つ、独特の強い苦みを解消した原液を添加されたビルベリー配合の健康乃至趣向飲料が強く求められている。また、上記の効果に加えてビルベリー独特の赤や紫の鮮やかな色彩効果を期待できる飲料が望まれている。
【0007】
本発明の目的は、上記の要求に鑑み、眼および血管への治療回復効果も期待でき、且つ、ビルベリー独特の強い苦みを解消した、高濃度アントシアニンを含有したビルベリー配合飲料およびその製造法を提供するものである。
【0008】
本発明のビルベリー配合飲料は、ビルベリー果実より抽出したアントシアニジンを25%含有するビルベリーエキスを100ml当たり200〜350mgを含有する高濃度ビルベリー飲料である。
【0010】
【発明の実施の形態】
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1に係るビルベリー配合飲料の製造方法の概要工程流れ図である。
OP1はビルベリー果実の圧縮、粉砕工程、OP2は抽出、標準化による粉体のビルベリーエキスの生成工程、Wは粉体のビルベリーエキスに添加する高温水(85〜95℃)、OP3は粉体のビルベリーエキスを高温水にて攪拌、溶解し、高濃度アントシアニンを含有するビルベリーエキストラクトを生成するする攪拌、溶解工程、OP4は該ビルベリーエキストラクトに、さらにビルベリーより別途の特殊抽出工程技術(OP6)によって抽出されたビルベリー調合香料(エッセンス)、および糖類、酸味料その他必要によりビタミン類を添加し、苦みを削減緩和し、ビルベリーの旨味と香りを付与するビルベリー原液生成工程、OP5は該ビルベリー原液の所定量を対象飲料に加え、ブルベリー配合飲料とする飲料生成工程である。
なお対象飲料に加えられるビルベリー原液の所定量は、眼、毛細血管への回復効果等の期待できるビルベリーエキス含有量が50ml当たり100〜300mgであればよく、むしろ味覚的により好ましいものであることが必要であり、これは食品の種類や個人的な趣向によって決められる。
【0011】
図2は、図1における、OP3の溶解工程において添加される高温水の温度を特定するためのビルベリーエキスの高温水における溶解度の関係を試験した結果を示す図である。
温度20、40、60、80、90、100℃とした温水100mlをビーカーにとり、温度を各一定に保ちつつ粉体のビルベリーエキス1gを投入、撹拌機により1min.攪拌し、溶解状態を観察した。
図2の試験結果のごとく、温水80℃以下では粉体のビルベリーエキスを十分溶解することが出来ないことがわかった。
また、90℃以上では溶解速度は殆ど変わらず、従って、高温水温度は、作業条件の変動をも考慮して85〜95℃であれば良いことがわかった。
なお、ビルベリーエキストラクトのビルベリーエキス溶解濃度としては、その配合飲料としての取り扱い上、100ml当たり10,000mg以上程度のビルベリーエキストラクトとして使用することが望ましい。
【0012】
図3は、ビルベリーの苦みに対する、ビルベリー調合香料(エッセンス)、糖類、酸味料の添加による官能試験をした結果を示す図である。
ビルベリーエキスを50ml当たり各10、30、50、100、200、および300mgを含有する液1000mlに、ビルベリーより特殊抽出技術によって抽出したビルベリー調合香料(エッセンス)(A)、糖類(B)、および酸味料(C)を各配合比A:B:C(単位:ml)として、(イ)8:140:4、(ロ)10:160:6、(ハ)12:180:8を添加、攪拌した試験品を10人の試験官により苦みの官能試験を行った。
図3より明らかなように、ビルベリー調合香料(エッセンス)、糖類および酸味料を添加したものは、いずれも無添加のものに比べて、苦みが削減緩和されており、また、その添加量により高濃度含有の原液に対する削減効果に差が生じている。
従って、必要なビルベリーエキス含有量100〜300mg/50mlに対しては、ビルベリー調合香料(エッセンス)、糖類、酸味料を(ハ)乃至(ロ)レベル以上添加することが望ましい。
【0013】
[実施例]
ビルベリー配合飲料
a)ビルベリーエキストラクト(ビルベリーエキス10,000mg/100ml)
添加量 20cc/50ml
b)ビルベリー調合香料/糖類(還元麦芽糖、ぶどう糖)/酸味料(クエン酸)
添加量 12ml/180ml/8ml
常温イオン水に上記a)を加え、十分攪拌後、さらにb)を徐々に攪拌しながら添加した。
出来上がったビルベリー配合飲料は、色彩としては、マンセル色相環5RP4/8程度の色彩を呈しており、ビルベリー特有の旨味および若干の苦味と酸味を有する、最適の飲料を得ることができた。
【0014】
なお、対象飲料がアルコール飲料である場合は、むしろビルベリーの色彩効果を期待することが主となり、従って、前記OP4を全く省略するか、またはOP4における添加物をビルベリー調合香料(エッセンス)のみとする。
この場合、ビルベリーエキストラクトの対象飲料への添加量は、発色が許容される範囲で極力少ないことが望ましい。これによりビルベリーの苦みを十分緩和することができる。
【0015】
【発明の効果】
(1)ビルベリー果実より抽出、標準化されたビルベリーエキス(アントシアノサイド抽出留分)粉末を85〜95℃の高温水にて溶解した溶解液より得られた、高濃度アントシアニン、または高濃度アントシアニンおよびポリフェノールのビルベリーエキスラクト(原液)に、ビルベリー調合香料、糖類、酸味料を加えることによりビルベリー飲料原液とし、該飲料原液を所定量飲料に添加することにより、眼精疲労回復、視力回復や血管の透過性等に有効性も期待し得る、また苦味を抑制し、ビルベリーの特有の香りと旨味を含んだ、ビルベリー配合飲料を提供することができる。
【0016】
(2)ビルベリー果実より抽出したビルベリーエキスを100ml当たり200〜350mg含有するビルベリーエキストラクトと、少なくともビルベリー調合香料と、糖類および酸味料を配合することにより健康飲料として好ましい高濃度ビルベリー配合飲料を供給することができる。
【0017】
(3)前記酸味料をクエン酸とし、糖類を少なくともブドウ糖、果糖、麦芽糖から選ばれた糖類とし、さらに(4)前記その他の添加物として、少なくともビタミンCを含有させることにより、眼精疲労回復、視力回復や血管の透過性等に有効性も期待し得る、また苦味を抑制し、ビルベリーの特有の香りと旨味を含んだ、健康飲料として最適なビルベリー配合飲料を提供することができる。
【0018】
(5)ビルベリー果実を圧縮粉砕する第1工程と、該圧縮粉砕されたビルベリー砕体より抽出、標準化して概ね25%のアントシアニジンを含む粉体のビルベリーエキスを生成する第2工程と、該粉体のビルベリーエキスを85〜100℃の高温水にて攪拌、溶解しビルベリーエキスを100ml当たり10,000mg以上含有するビルベリーエキスラクト(原液)とする第3工程と、該ビルベリーエキスラクト(原液)に、ビルベリー調合香料、糖類、酸味料および必要によりその他の添加物を加えてビルベリー飲料原液とする第4工程と、該ビルベリー飲料原液の所定量を飲料に混合添加しビルベリー配合飲料とする第5工程を有する製造工程により、健康飲料および趣向飲料として最適なビルベリー配合飲料を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るビルベリー配合飲料の製造概要工程の流れ図である。
【図2】 粉体のビルベリーエキスの高温水における溶解度試験の結果を示す図である。
【図3】 ビルベリーの苦みに対する、ビルベリー調合香料、糖類、酸味料による添加効果の試験結果を示す図である。
【符号の説明】
OP1 ビルベリー果実の圧縮、粉砕工程、OP2 粉体のビルベリーエキスの生成工程、OP3 攪拌、溶解工程、OP4 ビルベリー原液生成工程、OP5 ビルベリー配合飲料生成工程、OP6 ビルベリー調合香料抽出工程、W 高温水(85〜95℃)、A ビルベリー調合香料(エッセンス)、B 糖類、C 酸味料その他の添加物。
Claims (1)
- ビルベリー果実より抽出したアントシアニジンを25%含有するビルベリーエキスを100ml当たり200〜350mgを含有する高濃度ビルベリー飲料であるビルベリー配合飲料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003157728A JP4354215B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | ビルベリー配合飲料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003157728A JP4354215B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | ビルベリー配合飲料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004357537A JP2004357537A (ja) | 2004-12-24 |
JP4354215B2 true JP4354215B2 (ja) | 2009-10-28 |
Family
ID=34051350
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003157728A Expired - Lifetime JP4354215B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | ビルベリー配合飲料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4354215B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4567508B2 (ja) * | 2005-04-01 | 2010-10-20 | グローブサイエンス株式会社 | 腫瘍細胞増殖抑制効果をもつビルベリー配合食品 |
JP2018027022A (ja) * | 2016-08-15 | 2018-02-22 | アサヒビール株式会社 | モノテルペン分解抑制組成物、モノテルペン含有香味組成物及びそれらを含有した製品 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06125750A (ja) * | 1991-07-03 | 1994-05-10 | Koei Tsusho Kk | ワイルドブルーベリーアントシアン配糖体の安定化法 |
JP3572532B2 (ja) * | 1995-09-25 | 2004-10-06 | 大協薬品工業株式会社 | ブルーベリーエキス含有飲料 |
JPH11178553A (ja) * | 1997-12-25 | 1999-07-06 | Kazuaki Fukuoka | ビルベリー配合飲料及びその製造方法 |
JP2001046030A (ja) * | 1999-08-02 | 2001-02-20 | Tama Seikagaku Kk | ブルーベリー抽出エキスの製造法 |
JP3561779B2 (ja) * | 2001-02-09 | 2004-09-02 | ウマイ株式会社 | ポリフェノール含有食品 |
-
2003
- 2003-06-03 JP JP2003157728A patent/JP4354215B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004357537A (ja) | 2004-12-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI446876B (zh) | 呈味改善劑及含有此之茶飲料 | |
TWI409036B (zh) | A black tea drink in a container | |
JP6189087B2 (ja) | 果汁含有炭酸飲料 | |
TW200529767A (en) | Packaged beverages | |
CN102711497B (zh) | 加有果汁的容器装红茶饮料及其制造方法 | |
JP5119356B1 (ja) | 容器詰炭酸飲料及びその製造方法 | |
JP2009195168A (ja) | そば茶飲料、その製造方法およびそば茶飲料の懸濁・沈殿生成防止方法 | |
ES2367889T3 (es) | Bebida embotellada. | |
JP5634753B2 (ja) | 容器詰ウコン飲料 | |
CN103262931A (zh) | 水溶性叶黄素酯、其制备方法以及含水溶性叶黄素酯的硬糖 | |
KR101543569B1 (ko) | 칼라만시를 이용한 안토시아닌 함유 천연 추출물의 안정화 방법 | |
JP2012085568A (ja) | ゼリー状食品 | |
CN101347171B (zh) | 含有菊花的冷冻饮品及其制备方法 | |
CN106173730A (zh) | 一种火龙果酵素饮品、酒及其制备方法 | |
KR101001361B1 (ko) | 오디즙을 이용한 천연탄산차음료 및 그 제조방법 | |
RU2561264C2 (ru) | Вкусные напитки и композиции с экстрактом какао | |
CN102626158B (zh) | 绿茶饮料及其制作方法 | |
JP4354215B2 (ja) | ビルベリー配合飲料 | |
JP6880757B2 (ja) | 経口液体組成物 | |
CN105519724A (zh) | 一种绿茶泡腾片及其制备方法 | |
KR20110109060A (ko) | 가르시니아캄보지아껍질추출물을 함유하는 안정한 다이어트용 젤리 조성물 및 그 제조방법 | |
CN103783195A (zh) | 一种麦绿素茶饮料的制备方法 | |
JP2007060972A (ja) | 褐変が抑制された茶飲料の製造方法 | |
RU2432088C2 (ru) | Способ получения чайного экстракта и чайный экстракт | |
JP5941107B2 (ja) | 乳化香料組成物を高濃度アルコール中に安定的かつ透明に分散させる方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060525 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080428 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080527 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090317 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090515 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090721 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090729 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4354215 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120807 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150807 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |