JP4353722B2 - ディスクブレーキ用作動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスクブレーキの作動装置(加圧装置)に関する。本発明は、より詳しくは、作動軸と直交する作動シャフトと、作動シャフトを作動軸の方向に可動な作動部品上に支持するための第1支持部と、側壁上に作動シャフトを支持するための第2支持部とを有するディスクブレーキの作動装置において、前記第1及び第2支持部が作動シャフト上に円弧形状支持面を有し、これらの面は同一方向に曲がっているがその仮想中心の位置は一致しておらず、また、前記第1及び/又は第2支持部が作動軸に対して直交して移動できる支持部品を有していることを特徴とするディスクブレーキの作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述した形式のブレーキ作動装置は、例えば、ドイツ特許第44 30 258C1から知られている。この作動装置は所謂直線作動装置と呼ばれ、作動シャフトが動き始めると同時に、作動部品が直線状に移動されるように設計されている。ドイツ特許第44 30 258C1によれば、この作動部品は、ブレーキライニングをディスクブレーキのブレーキディスクに加圧するスラスト片である。この形式の直線式作動装置は、揺動式作動装置よりもかなり優れた点を発揮する。
【0003】
更に他の直線式作動装置は、ドイツ特許第26 14 321C2、ヨーロッパ特許第614 024B1、ヨーロッパ特許第589 206B1からも公知である。
【0004】
ドイツ特許第44 30 258C1の作動装置は、上記したスラスト片を、キャリパー内にディスクブレーキ面に対して平行に有する。スラスト片は、少なくとも一つの伸長可能なスラストスピンドルを有する。キャリパー内で、スラスト片は、それが適当なベアリングによって作動シャフトを保持できるように、ブレーキ軸に対して平行な少なくとも一つの摺動面上に支持され且つ案内される。このベアリングは、作動シャフトの回転の中心を画定する。作動シャフトは更に、ブレーキディスクから遠く離れて向かい合った側で、キャリパー端部上の自由に回転するローラーによって支持される。作動装置は、少なくとも一つの圧縮スプリングによってキャリパーの背面に対してテンションが掛けられている。その結果、すべての部品は、互いに押し合った状態で所定位置に載置されることになる。作動シャフトは、このように、スラスト片によって支持又は保持されることになる。
【0005】
変位が直線状となるために、上で挙げたすべての作動装置は、カムとして機能する特別な外形又は輪郭を有したブレーキシャフト又は特別なブレーキ支持システムの何れかを有する。すべての作動装置に共通することは、支持部品がリニアコンタクトによって支持されることである。ブレーキシャフトがどのように支持されるかによって、このリニアコンタクトは、キャリパーの背面上(ピボットベアリングが作動部品上にあるとき)、又は作動部品の上(ピボットベアリングがキャリパー上にあるとき)の何れかに設けることができる。
【0006】
これらの作動装置に設けられた付勢ユニットが作動シャフトを(適当な回転レバーによって)回動したとき、作動シャフトは移動量が増し、そしてスラスト片はこれに応じて、少なくともその一つが設けられている加圧スピンドルによってブレーキライニングに対して押圧される。付勢カムを具えた作動シャフトが支持されるいう特別な方法によることの結果、カムが特別な設計となっていること及びキャリパー上にローラーがあることの結果として、ブレーキディスク方向へのほぼ完全な直線運動が確実となっている。
【0007】
上で述べた原理は、ブレーキの実際の動作においてほぼ信頼性がある動作をすることが分かった。その理由は、その原理が、スラスト片を保持する作動シャフトがキャリパー内の固定中心軸の周りを回るようになった、異なって設計された偏心作動装置の不都合な揺動運動を避けることができるからである。
【0008】
上で説明した各リニア作動装置は、しかしながら、リニアコンタクト領域での過負荷を避ける必要があるため、それらが伝達できる作動力の大きさに関して制限がある。それを解決する方法には、ローラー体とキャリパー端部上のロール面との間のリニアコンタクト領域の負荷がある許容値を超えなくなるように、ローラー体の直径又は長さを増す方法が考えられるが、そうするためには、しかしながら、ブレーキを収容するためにもっと大きい空間が必要となるであろうし、これはかなり不都合なことであると言える。さらに、上で説明した直線作動装置は、コンタクト面に用いられる材料に高い技術的要件を強いるものである。すなわち、いろいろな硬化及び切削処理が常に要求される。さらに、使用材料が非常に高価である。
【0009】
【特許文献1】
ドイツ特許第44 30 258C1公報
【特許文献2】
ドイツ特許第26 14 321C2公報
【特許文献3】
ヨーロッパ特許第614024B1公報
【特許文献4】
ヨーロッパ特許第589206B1公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、低製品(製造)価格で、最少限のスペース内でより高い作動力を伝達することができる、上で説明した形式のブレーキ作動装置の改良を目的としたものである。同時にまた、ますます増加するブレーキ作動装置への要求に対処するために、メカニズムの信頼性を高めることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、本発明によれば、支持部品が、衝合側面(迫台状部分)又は作動部品上の第1摺動面上に、第2の平面摺動面によって支持される摺動部品であることによって達成される。
【0012】
換言すれば、従来のローラー体が摺動形式の支持体に置き換えられたと言える。リニアコンタクトが無くなったこと及びそれが二次元コンタクトに置換わった結果は、単位領域当りに加わる圧力が減少する効果を有し、その結果、より高い作動力が伝達できることになる。直線作動装置のすべての利点はそのまま保持されつつ、同時に、使用材料に要求される厳しい条件をより軽減することが可能である。さらに、個々の部品又はそれらを形成する材料を、費用の掛かる処理(特に、硬化などの処理)に付する必要はもはや無くなった。これらの費用の掛かる処理は、通常形式の処理に置き換えることができる。最後に、装置によって占有される空間の量は、最少化される。
【0013】
本発明による支持部品は、作動シャフトと対向する側上に、第1又は第2の円弧形状支持面に相補の外形又は輪郭を有することが好ましい。
【0014】
不都合な曲がり及び傾斜モーメントを伴うロック部材に代わって、摺動分離部分が、支持部品の他の側上に設けられた第2摺動面と協働するように設けられる。曲率シェル形式ガイドにおけるロック形式の補償部材に関連して既に分かっている不都合な点は、本発明の構成により避けられる。
【0015】
本発明のもう一つの好適実施例によれば、支持部材が少なくとも一つの溝形状の窪みを有したものが提供される。
【0016】
その結果、ユニットの小型化がより一層増すことになる。さらに、作動シャフトはしっかりとした断面形状を有するように設計することができ、また、シャフトの円弧形状支持面の周囲縁の一部は、窪みに嵌合又は入り込むことができ、これは小型化をより増すものである。もちろん、二つの対向する窪みを設けることもできる。
【0017】
作動軸上の関連支持面と協働する支持部材の外形は球面とすることが好ましい。この場合、関連の円弧状支持面は、その面上に外形又は輪郭部が二次元状に載る、基本的には球面状のソケットとして設計されることが好ましい。
【0018】
この設計では、上で述べた二つの部品はまた、互いに軸方向にはずれないように固定される。
【0019】
本発明によれば、作動シャフト上の関連支持面と協働する支持部品の外形又は輪郭は、また、リブの形状とすることもでき、この外形又は輪郭もまた好ましい設計である。
【0020】
この設計もまた、面と面との間に二次元の接触を許容するものである。
【0021】
特に、シングルスピンドル作動装置が用いられたときは、支持部品の幅Bに対する高さHの比は、本発明によれば以下のとおりである。
H:B ≧ 0.9
【0022】
特に、デュアルスピンドル作動装置が用いられたときは、支持部品の幅Bに対する高さHの比は、本発明によれば以下のとおりである。
H:B ≧ 1.1
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好適実施例を説明する。
【0024】
各図面は、二つの側面部が通常の方法によりブレーキディスク2の周囲に延びるキャリパー1を具えたディスクブレーキを示す。ブレーキライニング3,4は両側に設けられる。作動装置は参照番号5で表わされ、ここでは、ブレーキディスク2の右側が示されている。キャリパー1は、摺動式キャリパー又は浮遊式キャリパーの何れであっても構わない。
【0025】
作動装置5は、作動即ちブレーキシャフト7に接続されたブレーキレバー6を有する。ブレーキシャフト7は、キャリパー1内において、ブレーキディスク2の主面と平行になっている。さらに、ブレーキディスク2の面と直交し、キャリパー内を案内されるスラスト片8が設けられる(例えば、図1を参照)。ブレーキレバー6は、力を導入する付勢装置(図示せず)と作動シャフト7との間の接続を表わす。スラスト片8が振動又は横方向にずれることなく直線状(軸方向に)に移動されるように、スラスト片8は、キャリパー内で、ブレーキ軸に平行なガイド9によって支持される。各ガイド9は、スラスト片8がキャリパー1内で支持されるベアリングの一部を表わしている。ブレーキ軸は、ブレーキディスク2の主軸に平行であり、例えば、図3においては、参照番号5.1で示されている。
【0026】
ブレーキディスクの平面に平行な支持面10が、キャリパー1の端部に設けられる。例えば、図1を参照。この面(分割/非分割)の長さと構造は、ブレーキの構造と作動シャフト7の構造に対応するものである。例えば、図3は所謂シングルスピンドルブレーキを示し、これには、単一の調節可能なスラストスピンドル11がスラスト片8の中心に装着されている。他方、図4は、スラスト片8内に二つのスラストスピンドル11.1,11.2を具えたデュアルスピンドルブレーキを示す。スラストスピンドルは、ブレーキライニング及びブレーキディスクの摩耗を補償するために、ブレーキを調節するためのテイクアップ装置の一部を構成する。
【0027】
作動装置5は、キャリパー1内に装着された少なくとも一つの圧縮スプリング11.3によって、機能部品のすべてが互いに支え合い、且つブレーキレバー6がその休止位置をとり、一切の滑りが生じないように、張力が掛けられている。
【0028】
作動シャフト7は、ブレーキディスクから離れて対向する側上に、ほぼ半円柱状のカム又は肩部12を有する。これに対応した内部円柱状横方向面13が、スラスト片8上に設けられている。その結果、作動シャフト7は、スラスト片8内において回動自由に支持される。ベアリング面が作動シャフト7の長手軸の方向に延在しているので、圧力は均一又は均等に伝達される。ピボットベアリング14(平面ベアリング又はローラーベアリング)が、肩部12と横方向面13との間に配置される。
【0029】
内側円柱状輪郭部15(図1及び図3参照)は、その中心が作動シャフト7の回転軸からオフセットして、作動シャフト内に形成される。この輪郭部は肩部12と平行となる。ブレーキレバー6に関するオフセットが、ブレーキのテコ比を決める。
【0030】
摺動部品16が、内側円柱状輪郭部15とキャリパー1上の支持面との間に設けられる。この部品は、円の一部の形状をし、輪郭部15に対して載置するヘッド部17と、支持面10上に載る摺動面18.1を有する摺動安定化基部18とを有する。図3,4,6の構成では、部分円ヘッド部17はリブの形状を有する。すなわち、ヘッド部17は、関連するスライド部品16の全長に亘って延在している。
【0031】
本明細書の冒頭部分で既に説明した通り、この摺動ベアリングは、ピボットベアリング17−15との組合せにより、面と面の間の単位領域当りに加わる圧力を減らす効果を有し、その理由により、リニアコンタクトだけがあるときに要求されるような、材料を処理するための特別な方法は必要ない。
【0032】
溝形状の窪み19が、摺動部品16の部分円状ヘッド17と摺動基部18との間に設けられる。この窪みは、装置が図1の休止位置に復帰するとき又は図2の付勢位置に移動するときに、輪郭部15の円弧状接触面の端部が動けるための余裕を与える。摺動部品16のヘッド領域17が摺動部品16の全長に亘って延在するようになった、したがって摺動部品がリブの形状を有した、図3,4,6の設計では、中央がくびれた即ち溝状の二つの窪み19が、作動装置がいろいろな動作位置において、その作動装置の一部分を受け入れるように設けられている。
【0033】
摩擦を減らすために、ベアリングシェル20が、輪郭部15と摺動部品16のヘッド領域17との間に設けられる。
【0034】
図3と図4の比較から分かるとおり、摺動部品16は、作動シャフト7の設計に応じて、分割することも又は非分割とすることも可能である。シングルスピンドルブレーキの場合には、摺動ブロックをその高さHと幅Bの比が以下となるように設計することが特に好ましいことが分かった。
H:B≧0.9
そして、デュアルスピンドルブレーキの場合には、その比が以下となるように設計することが特に好ましいことが分かった。
H:B≧1.1
【0035】
安定化領域18が部品の高さに比べてかなり広いことは、摺動部品16に対する傾き及び/又は曲がりモーメントに対抗するのに役立つ。支持面10との共働作用により、さらに、広い安定化領域18はまた、単位領域当りに加わる圧力を減少させ、これはより大きい作動力を加えることができることを意味する。
【0036】
図1及び図2に示される本発明の実施例は、作動シャフト7が図1の休止位置から図2のブレーキング又は動作位置に変化するとき、すべての部品が相互に支えあって回動するという目的を達成する。スラスト片8がベアリング9の案内により直線状に変位するとき、摺動部品16の二次元安定化体、即ち摺動基部18は同時に、その位置が値“a”(図2参照)だけ支持面10上を変化する。したがって、その対応する面に相対的なずれが生じ、それは分離をもたらし、回転軸が従って移動し、そして、たとえ二次元接触が面と面との間に生じていても、直線的な作動を確実なものとすることができる。ブレーキが解除されると、すべての作動部品は、圧縮スプリング11.3によって、元の開始位置に押し戻される。摺動部品16の摺動基部18もまた、その開始位置まで支持面10に沿って、押し戻される。
【0037】
図5は、図1及び図2の例示的実施例と比較して、運動機構が逆の関係に設けられた本発明の例示的実施例を示す。この設計によれば、摺動部材16の基部領域18の分離は、ブレーキディスクの平面と平行な平面上内である、スラスト片8上の支持面10によって形成される。この摺動接続によって許容される作動シャフト7とスラスト片8との間の相対的移動もまた、部品同士の詰まり(jamming)を防ぐ効果を有する。したがって、図1及び図2の例示的実施例における好都合なこと、すなわち、面に対して低い圧力が作用すること、好ましい摺動性能であること及び高い作動力を与え得ることが、この実施例でも同様に得られる。
【0038】
図1aと図3aは、摺動部品16のヘッド領域の他の設計例を表わす。この設計では、曲面ヘッド21が設けられ、これは、作動シャフト7内のそれに対応したソケット状球面シェル15.1に嵌り合う。この場合、窪み部19の形状は、リング形状の溝となる。
【0039】
この発明は、上で説明した形式、即ちスラスト片内に少なくとも一つのスラストスピンドルが支持され、そのスラスト片が作動力を伝達するように機能する形式のブレーキだけでなく、図6のような、キャリパー内で案内され軸支されるスラストスピンドル装置11.1,11.2が作動シャフト7によって直接動かされる設計にも適用することができる。この設計でも、図1乃至図5を参照して説明したような、共働するブレーキシャフト−摺動部品ベアリングとすることも可能である。
【0040】
本発明では、特に、摺動部品16が、好ましくない軸方向のずれが防げるように、作動シャフト7上又は支持面10上の何れかで支持されることが好ましい。分離機能を得るためのすべての摺動及び回動の軸、及び摺動平面は、ブレーキが作動されたとき、円滑に作用する直線作動が確実に行われ、且つねじれが生じないように、相互に方向付けられていることが好ましい。摺動面によって分離のアイデアが確保される限り、上で説明した装着方法は、所望の方法によって互いに組合せることができる。
【0041】
明細書、特許請求の範囲及び図面で説明した本発明の特徴は、それぞれ共に基本的なものであるとともに、いろいろな実施例において本発明を具現化する上でいろいろに組合せることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の例示的実施例によるディスクブレーキの作動装置の、スタンバイ位置での、作動軸に対して垂直な断面図であり、図1aは、摺動部品の第1実施例を示す図である。
【図2】図2は、本発明の例示的実施例によるディスクブレーキの作動装置の、付勢位置での、作動軸に対して垂直な断面図である。
【図3】図3は、図1のディスクブレーキのシングルスピンドルブレーキの場合の、作動軸に対してはやはり垂直であるが、図1に対しても垂直な断面図であり、図3aは、摺動部品の異なる設計を表わす図である。
【図4】図4は、図1のディスクブレーキのデュアルスピンドルブレーキの場合の、作動軸に対してはやはり垂直であるが、図1に対しても垂直な断面図である。
【図5】図5は、図1と同様な断面図であるが、図1の例示的実施例と比較して運動機構部品が逆の関係となっている例示的実施例を表わす図である。
【図6】図6は、図3と図4のものとは異なる設計によるものを表わす図である。
【符号の説明】
1 キャリパー
2 ブレーキディスク
3,4 ブレーキライニング
5 作動装置
5.1 ブレーキ軸
6 ブレーキレバー
7 ブレーキシャフト
8 スラスト片
9 ガイド
10 支持面
11 スラストスピンドル
11.1,11.2 スラストスピンドル
11.3 圧縮スプリング
12 肩部
13 横方向面
14 ピボットベアリング
15 内側円柱状輪郭部
15.1 ソケット状球面シェル
16 スライド部品
17 ヘッド部
18 摺動安定化基部
18.1 摺動面
19 窪み

Claims (6)

  1. ディスクブレーキ用直線式作動装置であって、該装置は、
    作動軸(5.1)と直交して配設される作動シャフト(7)と、
    作動軸(5.1)の方向に移動可能な作動部品(8)上に、前記作動シャフトを(7)支持するための第1支持体(12,13,14)と、
    衝合側面上に作動シャフト(7)を支持するための第2支持体(15,15.1,17,20,21)とを具備し、
    前記第1及び第2支持体(12,13,14;15.15.1,17,20,21)は前記作動シャフト(7)上に、その曲率の方向は同一であるが、その仮想中心は一致しない円弧形状支持面(12,15)を有し、
    前記第1及び/又は第2支持体(12,13,14;15.15.1,17,20,21)は前記作動軸(5.1)と直交する方向に移動することができる支持部品(16)を有する作動装置において、
    前記支持部品(16)は、前記衝合側面上又は前記作動部品(8)上の第1平面摺動面(10)に、第2平面摺動面(18.1)によって支持され、
    前記支持部品(16)は、前記作動シャフト(7)と対向する側に、前記第1又は前記第2円弧形状支持面(12,15,15.1)と相補形状の輪郭部(17,21)を有することを特徴とするディスクブレーキ用直線式作動装置
  2. 請求項1に記載のディスクブレーキ用作動装置において、前記支持部品(16)は、少なくとも一つの溝状窪み(19)を有することを特徴とするディスクブレーキ用直線式作動装置。
  3. 前記請求項の何れかに記載のディスクブレーキ用作動装置において、前記作動シャフト(7)上の前記支持面(15.1)と共働する前記支持部品(16)の輪郭(21)は球状であることを特徴とするディスクブレーキ用直線式作動装置。
  4. 前記請求項の何れかに記載のディスクブレーキ用作動装置において、前記作動シャフト(7)上の前記支持面(15)と共働する前記支持部品(16)の輪郭部(17)はリブの形状を有することを特徴とするディスクブレーキ用直線式作動装置。
  5. 前記請求項の何れかに記載のディスクブレーキ用作動装置において、前記支持部品(16)の幅Bに対する高さHの比は、
    H:B≧0.9
    であることを特徴とするディスクブレーキ用直線式作動装置。
  6. 前記請求項の何れかに記載のディスクブレーキ用作動装置において、前記支持部品(16)の幅Bに対する高さHの比は、
    H:B ≧1.1
    であることを特徴とするディスクブレーキ用直線式作動装置。
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