JP2005121228A - 自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキ - Google Patents

自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキ Download PDF

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Abstract

【課題】所望のブレーキ力を短時間で得ることができ、省スペース的な自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキを提供する。
【解決手段】ディスクブレーキ10に例えば、自動摩耗調節装置60を設ける。この摩耗調節装置60は、ディスクブレーキ10の締付の際に、トーション軸62のプレロードによるエネルギを蓄え、このエネルギをディスクブレーキ10のリリースの際に摩耗調節装置の運動に変換する。この場合、ディスクブレーキ10のフローティングキャリパ12の2つのブレーキライニングホルダ14,16の間隔は小さくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキであって、摩擦ブレーキライニングを制動のためにブレーキディスクに押し付け可能な電気機械的な操作装置が設けられており、制動時に、回転するブレーキディスクから、該ブレーキディスクに押し付けられた摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力を、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに押し付ける押圧力に変換する機械的な自己倍力装置が設けられている形式のものであって、特に自動車のホイールブレーキとして使用するために設けられているものに関する。
このような形式のディスクブレーキはドイツ連邦共和国特許出願公開第10151950号明細書により公知である。この公知のディスクブレーキは、ブレーキキャリパとして横断面U字形のスライディングキャリパ(Faustsattel)を有している。このキャリパはブレーキディスクの外周に被さっていて、キャリパ内にはブレーキディスクの両側に2つの摩擦ブレーキライニングが挿入されている。ブレーキキャリパは、ブレーキディスクに対して横方向に摺動可能に支承されている。即ちこのキャリパはいわゆる浮動キャリパ(Schwimmsattel)であるが、固定型キャリパの使用も可能である。
公知のディスクブレーキは操作のために電気機械的な操作装置を有しており、この操作装置により摩擦ブレーキライニングがブレーキディスクの一方の面に押し付け可能である。一方の摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクの一方の面に押し付けることにより、ブレーキキャリパがブレーキディスクに対して横方向に摺動され、他方の摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクの他方の面に押し付ける。これによりブレーキディスクが制動される。電気機械的な操作装置は、電動モータを有しており、場合によっては減速伝動装置と、回転・並進変換伝動装置を有している。種々異なる形式の伝動装置が使用可能であり、ねじ山駆動装置の他に、例えば回転可能なカムが、回転・並進変換伝動装置として考えられる。電動モータの代わりに、例えば電磁石を使用することができる。即ち、冒頭で述べた形式の電気機械的なという形容詞は、ディスクブレーキの操作の形式に関する。
公知のディスクブレーキは、自己倍力装置として楔機構を有しており、該楔機構は、一方の摩擦ブレーキライニングの、ブレーキディスクとは反対の側に配置された楔を備えている。この楔は、斜面でブレーキキャリパに支持されている。この斜面はブレーキディスクに対して傾斜して延びていて、斜面とブレーキディスクとの間に楔ギャップを形成している。楔ギャップは、ブレーキディスクの周方向で、即ち、所定の回転方向で狭くなる。摩擦ブレーキライニングをディスクブレーキの操作のために回転するブレーキディスク押し付けると、回転するブレーキディスクが摩擦力を周方向で加え、従って斜面とブレーキディスクとの間の楔ギャップが狭くなる方向で摩擦ブレーキライニングに作用する。楔原理に基づき斜面は摩擦ブレーキライニングに力を加える。この力はブレーキディスクに対して横方向の力の成分を有している。ブレーキディスクに対して横方向の力成分は、摩擦ブレーキライニングを、操作装置によって付与される押圧力に加えて付加的にブレーキディスクに押し付ける押圧力である。操作装置によって付与される押圧力はこのようにして大きくなり、自己倍力が行われる。楔機構は、回転するブレーキディスクから、このブレーキディスクに押し付けられる摩擦ブレーキライニングへと加えられる摩擦力を、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに押し付ける押圧力へと変換する。楔もしくは斜面は、全長にわたって一定の楔角度を有している必要はなく、楔角度は、摩擦ブレーキライニングの斜面に沿った摺動距離に応じて変化することができる。この場合、斜面機構について言及しても良い。有利には、ディスクブレーキの緊締の開始時に、大きな楔角度または傾斜角度が選択され、摩擦ブレーキライニングとブレーキディスクとの間のエアギャップが迅速に克服される。緊締の終了時における大きな制動・押し付け力のもとでは有利には、小さな楔または斜面角度と、これによる高い自己倍力とが選択される。
ブレーキディスクの逆の回転方向(バック走行)の際も自己倍力を得るために、逆に配置された楔と逆方向の傾斜で延びる斜面とを備えた第2の楔機構が公知である。前進走行およびバック走行のための楔角度は、異なる大きさの自己倍力を得るために異なっていて良い。
例えば単数または複数の支持レバーを有した別の自己倍力装置も公知である。この単数または複数の支持レバーは、ブレーキディスクに押し付けられた摩擦ブレーキライニングを、ブレーキディスクに対して所定の支持角度を成して傾斜して支持している。この支持角度はこの場合、楔機構の楔角度に相当する。
自己倍力式のディスクブレーキでは、自己倍力を得るために摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクの周方向もしくは回転方向で動かし、この運動もしくは、ブレーキディスクからこのブレーキディスクに押し付けられた摩擦ブレーキライニングへと加えられる摩擦力を、ブレーキディスクへの摩擦ブレーキライニングの押圧力に変換することが共通している。摩耗により摩擦ブレーキライニングの厚さが減少した場合、ブレーキディスクの周方向または回転方向での摩擦ブレーキライニングの摺動距離が大きくなる。所定のブレーキ力を得るための摩擦ブレーキライニングの摺動距離はこれにより延長される。このことは所望のブレーキ力を得るまでの時間が長くなるという欠点を有している。さらなる欠点は、(摩耗した)摩擦ブレーキライニングの摺動のために十分に大きな構成スペースを設けなければならないという欠点もある。操作装置の部分、ブレーキキャリパの部分または摩擦ブレーキライニングを有したケーシングの部分が摺動する電気機械的なディスクブレーキではスペース的な問題が生じる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第10151950号明細書
冒頭で述べた形式の自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキを改良して、所望のブレーキ力を短時間で得ることができ、省スペース的な自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキを提供する。
ディスクブレーキが、間にブレーキディスクが存在する2つのブレーキライニングホルダと、これらのブレーキライニングホルダをブレーキディスクの外側で結合するタイロッドとを備えたフローティングキャリパを有しており、ブレーキライニングホルダの、ブレーキディスクに面した側に摩擦ブレーキライニングが配置されており、一方のブレーキライニングホルダがタイロッドに沿って摺動可能であり、これによりブレーキライニングホルダの互いの間隔が変更可能であるようにした。
請求項1の特徴を有する本発明によるディスクブレーキは、2つのブレーキライニングホルダと、これらのブレーキライニングホルダをブレーキディスクの外側で結合させるタイロッドとを有したフローティングキャリパ(Rahmensattel)を有している。ブレーキライニングホルダは例えばプレート状で、これらの間にはブレーキディスクが存在している。摩擦ブレーキライニングはブレーキライニングホルダの、ブレーキディスクに面した側に配置されている。スライディングキャリパに対してこのフローティングキャリパが有する利点は、ブレーキライニングホルダを互いに結合させるタイロッドが、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに押し付けることにより主として引っ張り負荷しか受けず、これに対してスライディングキャリパはヨーク領域で曲げ負荷を受けることにある。曲げ負荷はブレーキキャリパの安定性と剛性にとって不都合である。フローティングキャリパのブレーキライニングホルダは、両端部でタイロッドによって結合されていて、このことは機械的な負荷に関して、ブレーキディスクに関して半径方向内側の縁部が自由なスライディングキャリパの脚におけるよりも有利である。
摩耗の補償のために、本発明によるディスクブレーキのブレーキライニングホルダは、タイロッドに沿って摺動可能であるので、両ブレーキライニングホルダの互いの間隔は変更可能である。換言すれば、本発明によるディスクブレーキのフローティングキャリパの内法の幅は調節可能である。これにより摩擦ブレーキライニングの摩耗が増大し、厚さが減少した場合に、ディスクブレーキが操作されてない状態で、エアギャップ、即ち摩擦ブレーキライニングとブレーキディスクとの間のギャップが一定に維持される。本発明によるディスクブレーキは従って摩耗調節装置を有している。このことは、ブレーキディスクの周方向または回転方向での摩擦ブレーキライニングの摺動距離が、摩擦ブレーキライニングの厚さに依存していないという利点を有している。さらに有利には、摩擦ブレーキライニングの摺動距離が、摩擦ブレーキライニングの摩耗が増大し、厚さが減少することにより延長されることはない。摩擦ブレーキライニングの摺動距離を介して変更される自己倍力を行う自己倍力装置において、本発明によるディスクブレーキは、自己倍力の高さが、摩擦ブレーキライニングの摩耗により延長される摺動距離によって変化されないという利点を有している。電気機械式の操作装置の可変変速比のもとでも、変速比は、摩擦ブレーキライニングの摩耗によって変化しない。
次に図面につき本発明の実施の形態を詳しく説明する。
図1に示した本発明による自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキ10はいわゆる部分ライニングディスクブレーキであって、その摩擦ブレーキライニングは、ブレーキディスク20の周方向で、限られた角度でしか延びていない。このディスクブレーキ10はフローティングキャリパ12を有していて、このフローティングキャリパ12は、2つのブレーキライニングホルダ14,16と、これら2つのブレーキライニングホルダ14,16をタイロッドとして結合する2つの固定ボルト18とを備えている。これら2つのブレーキライニングホルダ14,16はプレートとして形成されていて、互いに平行に、かつこれらの間に位置するブレーキディスク20に対して平行に配置されている。タイロッド18は両ブレーキライニングホルダ14,16を、ブレーキディスク20の周囲の外側端部で結合している。固定ボルト18はブレーキディスク20とブレーキライニングホルダ14,16とに対して横方向に配置されている。固定ボルト18は両ブレーキライニングホルダの一方14に不動にプレス嵌めされている。他方のブレーキライニングホルダ16はスリーブ22を有していて、このスリーブ22内には固定ボルト18が摺動可能に挿入される。スリーブ22は、一方のブレーキライニングホルダ14とブレーキディスク20とは反対の、他方のブレーキライニングホルダ16の側から突出している。固定ボルト18には、スリーブ22内に位置する端部にねじ山24が設けられている。固定ボルト18はスリーブ22から突出しており、固定ボルト18のこの突出端部にはナット26がねじ込まれている。このナット26は、スリーブ22の端縁部に装着されていて、このようにして両ブレーキライニングホルダ14,16は互いに間隔をおいて保持される。
ブレーキライニングホルダ14,16の、ブレーキディスク20に面した側に摩擦ブレーキライニング28,30が配置されている。固定ボルト18とブレーキライニングホルダ14,16とは、ほぼ摩擦ブレーキライニング28,30の面中心点の高さに位置している。これによりタイロッド18は、ブレーキをかけるために摩擦ブレーキライニング28,30をブレーキディスク20に押し付ける際に曲げ負荷されないか、または殆どされず、ブレーキライニングホルダ14,16はねじり負荷されないか、または殆どされない。
ブレーキライニングホルダ14,16の間ではスライドスリーブ32が固定ボルト18上に被せ嵌められている。スライドスリーブ32には滑り軸受ブシュ34が挿入されていて、スライドスリーブ32にはグリース充填材が設けられている。スライドスリーブ32は、ディスクブレーキ10を保持するブレーキホルダ36の部分である。固定ボルト18はブレーキディスク20に対して横方向でスライドスリーブ32内に支承されている。フローティングキャリパ12として形成された、ディスクブレーキ10のブレーキキャリパは、即ち、ブレーキディスク20に対して横方向に摺動可能な浮動キャリパである。スライドスリーブ32は、ブレーキディスク20の仮想平面に配置されていて、これにより制動時にフローティングキャリパ12を、モーメントなしに支持する。
他方のブレーキライニングホルダ16のブレーキディスク20に面した側には、斜面プレート38が配置されている。斜面プレート38とブレーキライニングホルダ16とには、互いに向かい合った面で、窪み状の縦長の複数の凹部が設けられていて、これらの凹部には球40が転動体として挿入されている。これらの凹部は例えばブレーキディスク20に対して割線方向でまっすぐに延びている。またはブレーキディスク20に直交する仮想の共通軸線を中心として円弧状に延びている。この仮想軸線は、有利にはブレーキディスク20の回転軸線と一致する。このようにして球40が斜面プレート38を、割線方向で、またはブレーキディスク20の回転方向で円弧状に摺動可能に案内する。
斜面プレート38は、他方のブレーキライニングホルダ16とは反対の側、即ちブレーキディスク20に面した側で摩擦ブレーキライニング30を支持している。摩擦ブレーキライニング30は即ち、ブレーキライニングホルダ16に直接的に配置されているのではなく、ブレーキライニングホルダ16に沿って摺動可能に案内される斜面プレート38を介して間接的に配置されている。
ディスクブレーキ10の操作のためには、斜面プレート38がブレーキディスク20に対して平行にその回転方向で摺動される。球40は槽状の凹部内で転動し、凹部は端部に向かって扁平になっているので、斜面プレート38を他方のブレーキライニングホルダ16から離れるように押す。これにより斜面プレート38は、この斜面プレート38に配置された摩擦ブレーキライニング30とともに、傾斜してブレーキディスク20へと動かされ、摩擦ブレーキライニング30はブレーキディスク20へと押し付けられる。斜面プレート38のさらなる摺動の際に、他方のブレーキライニングホルダ16が固定ボルト18を介して、一方のブレーキライニングホルダ14をブレーキディスク20へと引っ張り、これにより摩擦ブレーキライニング28をブレーキディスク20の他方の面に押し付け、これによりブレーキディスク20が制動される。回転するブレーキディスク20は摩擦力を、このブレーキディスク20に押し付けられる摩擦ブレーキライニング28,30に加え、この摩擦ブレーキライニング28,30が斜面プレート38をブレーキディスク20の回転方向で、ひいては摺動方向で負荷する。回転するブレーキディスク20によって摩擦ブレーキライニング30に加えられた摩擦力は、従って付加的な力を斜面プレート38にその摺動方向で加える。この付加的な力は、他方のブレーキライニングホルダ16における斜面プレート38の球40による支持を介して、摩擦ブレーキライニング28,30をブレーキディスク20に押し付ける付加的な押圧力を生ぜしめる。このようにして、ブレーキ力の倍力が行われ、ディスクブレーキ10が機械的な自己倍力を有している。球40が挿入されている、斜面プレート38および他方のブレーキライニングホルダ16の凹部は斜面42を形成していて、球40、斜面42、斜面プレート38、他方のブレーキライニングホルダ16が、楔機構または斜面機構を形成している。この楔機構または斜面機構が、ディスクブレーキ10の操作の際に機械的な自己倍力を生ぜしめる。
ディスクブレーキ10の操作のためには、即ち、斜面プレート38の摺動のために、ディスクブレーキ10は、電動モータ46と旋回レバー48とを備えた電気機械的な操作装置44を有している。旋回レバー48は旋回可能に他方のブレーキライニングホルダ16に支承されている。旋回支承部の領域で、旋回レバー48に歯列50が設けられている。この歯列50は斜面プレート38の歯列52に噛み合う。両歯列50,52は、旋回レバー48の旋回の際に、ひいてはこれにより生じる斜面プレート38の摺動の際に互いに噛み合ったままでいるように延びている。
旋回レバー48の、旋回支承部とは反対側の端部には歯列54が設けられている。この歯列は、旋回レバー48の仮想旋回軸線を中心として同心的に円弧状に延びている。この歯列54は、電動モータ46のモータ軸に相対回動不能に結合されたピニオン56に噛み合う。斜面プレート38はディスクブレーキ10を操作するために常に、ブレーキディスク20の回転方向で摺動し、所望の自己倍力を得る。
固定ボルト18に被せ嵌められた両ナット26は、摩耗調節装置の部分である。固定ボルト18上でのナット26の同期的な回転により、両ブレーキライニングホルダ14,16の互いの間隔が調節され、これにより両摩擦ブレーキライニング28,30の摩耗が補償される。ナット26の同期的な回転のためには、ナット26の歯列に噛み合ってナット26に巻き掛けられた歯付きベルト58が働く。歯付きベルト58はナット26の同期駆動装置を形成する。
ナット26の摩耗に依存した回転のためには、ディスクブレーキ10は、トーション軸62と逆止ロック64とを備えた自動的な調節装置60を有している。トーション軸62は、固定ボルト18に対して平行に、両固定ボルト18のうちの一方の近傍に配置されている。トーション軸62は両端部に歯車66,68を有していて、一方の歯車66は斜面プレート38の歯列70に、他方の歯車68は両ナット26の一方の歯列に噛み合う。ディスクブレーキ10の操作の際の斜面プレート38の摺動により、トーション軸62は少なくとも一方の端部でねじられ、歯車68を介してトルクをナット26に加える。
逆止ロック64はラチェット機構として形成されていて、つめ72を有している。このつめ72は、トーション軸62に相対回動不能に被せ嵌められたつめ車74と協働する。つめ車74は、鋸歯状の歯を有した歯車であって、回転方向(自由回転方向)で回転可能である。これに対して、つめ72は反回転方向(ロック方向)の回転に抗してロックする。ロック方向では、つめ車74の回転は、つめ72に関する回転位置に応じて、最大つめの長さだけ旋回することができる。
摩耗調節装置60の作用は以下の通りである。
ディスクブレーキ10の操作のために斜面プレート38がブレーキディスク20の回転方向で摺動されると、斜面プレート38が歯列70を介して、歯車66を、ひいてはトーション軸62を回転させる。この回転は、逆止ロック64の自由回転方向で行われる。他方の歯車68を介して、トーション軸62はナット26を回転させる。この回転方向は、斜面プレート38と一方のブレーキライニングホルダ14との間の間隔が小さくなるように選択されている。ブレーキディスク20に摩擦ブレーキライニング28,30が当接している場合には、ナット26の回転のためのトルクは大きくなる。これによりトーション軸62が弾性的に回転し、即ちねじれる。ディスクブレーキ10のリリースの際には、この全行程が逆に行われる。摩擦ブレーキライニング28,30の摩耗により、ブレーキ10の操作の際のトーション軸62の回転が、つめ72が、つめ車74の1つの歯を克服するほどの大きさならば、ディスクブレーキ10のリリースの際のトーション軸62の戻し回転は、つめ車74の1つの歯の長さ分だけ減じられる。摩擦ブレーキライニング28,30が、ディスクブレーキ10のリリースの際にブレーキディスク20から離されると、これによりナット26は簡単に回転することができる。弾性的にねじられるトーション軸62は緩められ、この場合、ナット26は、ブレーキライニングホルダ14,16の互いの間隔が減少するように回転する。摩擦ブレーキライニング28,30の摩耗はこれにより補償される。
ディスクブレーキ10の可動部分、特に操作装置44と摩耗調節装置60とは1つのケーシング76に取り付けられている。このケーシングの1つの壁は斜面プレート38によって形成されている。ベローズ78,80は、斜面プレート38とスライドスリーブ32との間、ならびにスライドスリーブ32と一方のブレーキライニングホルダ14との間をシールする。ディスクブレーキ10の可動部分はこれにより、汚れや水から保護されている。
図2に示したディスクブレーキ10では、トーション軸62の代わりに、摩耗調節装置60のナット26を回転させるための電動モータ82が設けられている。摩耗の調節は即ち、電気機械的に行われ、ディスクブレーキ10の操作の際に斜面プレート38の摺動により自動的に行われるのではない。その他の点では、図1および図2に示したディスクブレーキ10は同じ構成であり、同じように作用する。繰り返しを避けるために、図1に関しては図1の説明を参照されたい。
ブレーキディスクに対して半径方向から見た本発明によるディスクブレーキの第1実施例を部分的に断面して示した図である。 本発明によるディスクブレーキの第2実施例を示した図1に相応する図である。
符号の説明
10 ディスクブレーキ、 12 フローティングキャリパ、 14,16 ブレーキライニングホルダ、 18 タイロッド(固定ボルト)、 20 ブレーキディスク、 22 スリーブ、 24 ねじ山、 26 ナット、 28,30 摩擦ブレーキライニング、 32 スライドスリーブ、 34 滑り軸受ブシュ、 36 ブレーキホルダ、 38 斜面プレート、 40 球、 42 斜面、 44 操作装置、 46 電動モータ、 48 旋回レバー、 50,52 歯列、 54 歯列、 56 ピニオン、 58 歯付きベルト、 60 調節装置、 62 トーション軸、 64 逆止ロック、 66,68 歯車、 70 歯列、 72 つめ、 74 つめ車、 76 ケーシング、 78,80 ベローズ、 82 電動モータ

Claims (10)

  1. 自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキであって、
    摩擦ブレーキライニングを制動のためにブレーキディスクに押し付け可能な電気機械的な操作装置が設けられており、
    制動時に、回転するブレーキディスクから、該ブレーキディスクに押し付けられた摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力を、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに押し付ける押圧力に変換する機械的な自己倍力装置が設けられている形式のものにおいて、
    ディスクブレーキ(10)が、間にブレーキディスク(20)が存在する2つのブレーキライニングホルダ(14,16)と、これらのブレーキライニングホルダ(14,16)をブレーキディスク(20)の外側で結合するタイロッド(18)とを備えたフローティングキャリパ(12)を有しており、ブレーキライニングホルダ(14,16)の、ブレーキディスク(20)に面した側に摩擦ブレーキライニング(28,30)が配置されており、一方のブレーキライニングホルダ(16)がタイロッド(18)に沿って摺動可能であり、これによりブレーキライニングホルダ(14,16)の互いの間隔が変更可能であることを特徴とする、自己倍力式の電気機械的なディスクブレーキ。
  2. ディスクブレーキ(10)が、タイロッドとしての固定ボルト(18)を有しており、該固定ボルト(18)にはナット(26)がねじ込まれていて、該ナットが2つのブレーキライニングホルダのうちの一方(16)を保持しており、これによりナット(26)の回転により、ブレーキライニングホルダ(16)が固定ボルト(18)に沿って摺動可能であって、両ブレーキライニングホルダ(14,16)の間の間隔が変更可能である、請求項1記載のディスクブレーキ。
  3. ディスクブレーキ(10)が、ナット(26)のための同期駆動装置(58)を有している、請求項2記載のディスクブレーキ。
  4. ディスクブレーキ(10)が、ブレーキライニングホルダ(16)を摺動させるための電気機械的な摩耗調節装置(60)を有している、請求項1記載のディスクブレーキ。
  5. ディスクブレーキ(10)が、ブレーキライニングホルダ(16)を摺動させるための機械的な摩耗調節装置(60)を有しており、該摩耗調節装置(60)は、摩擦ブレーキライニング(30)の運動によってブレーキディスク(20)の回転方向で駆動され、一方のブレーキライニングホルダ(16)を他方のブレーキライニングホルダ(14)の方向へ摺動させる、請求項1記載のディスクブレーキ。
  6. 摩耗調節装置(60)がばね部材(62)を有しており、該ばね部材(62)は、他方のブレーキライニングホルダ(16)の運動の際に、ブレーキディスク(20)の回転方向で摩擦ブレーキライニング(30)によって張力をかけられ、ディスクブレーキ(10)のリリースの際に、他方のブレーキライニングホルダ(16)を一方のブレーキライニングホルダ(14)の方向に負荷し、かつ、ばね部材(62)の制限された戻り運動しか許容しない逆止ロック(64)が設けられている、請求項5記載のディスクブレーキ。
  7. 摩耗調節装置(60)がトーションばねエレメント(62)を有している、請求項6記載のディスクブレーキ。
  8. ディスクブレーキ(10)が部分ライニングディスクブレーキとして形成されている、請求項1記載のディスクブレーキ。
  9. フローティングキャリパ(12)が、ブレーキディスク(20)に対して横方向に摺動可能である、請求項1記載のディスクブレーキ。
  10. フローティングキャリパ(12)が滑り軸受(18,32,34)を有していて、該滑り軸受によって、フローティングキャリパがブレーキディスク(20)に対して横方向に摺動可能に案内されており、滑り軸受(18,32,34)が、ほぼブレーキディスク(20)の仮想平面に配置されている、請求項9記載のディスクブレーキ。
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