JP2009531628A - 電気機械的な自己倍力式の摩擦ブレーキ - Google Patents

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Abstract

本発明は、楔機構を有する自己倍力装置(10)を備えた電気機械的なディスクブレーキ(1)に関する。本発明は、摩擦ブレーキライニング(4)に対する自動的に解除する位置固定可能な支持部材(17)を備えたディスクブレーキ(1)を形成することを提案する。これによって、負のブレーキ特性値Cを備えたディスクブレーキ(1)のセルフロック式の構成が可能となる。なぜならば、ディスクブレーキ(1)が、欠陥事例において、支持部材(17)の解除によって解除可能となるからである。これによって、高い自己倍力が可能となる。これによって、低い操作力と操作エネルギとがディスクブレーキ(1)に対して必要となる。

Description

背景技術
本発明は、自己倍力式の電気機械的な摩擦ブレーキであって、摩擦ブレーキライニングが設けられており、該摩擦ブレーキライニングが、当該摩擦ブレーキの操作のために、操作装置によって、制動したい制動体に向かって押圧可能であり、さらに、自己倍力装置が設けられており、該自己倍力装置が、回転する制動体から、制動時に制動体に向かって押圧される摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力を圧着力に変換するようになっており、該圧着力が、操作装置によって加えられる圧着力に対して付加的に摩擦ブレーキライニングを制動体に向かって押圧するようになっている形式のものに関する。
ディスクブレーキの形のこのような形式の摩擦ブレーキは、国際公開第02/40887号パンフレットに基づき公知である。この公知の摩擦ブレーキは、車両ホイールを制動するための車両ブレーキとして設けられている。摩擦ブレーキは電気機械的な操作装置を有している。この操作装置によって、摩擦ブレーキの操作のために、摩擦ブレーキライニングがブレーキディスクに向かって押圧可能となる。これによって、このブレーキディスクが制動される。ブレーキディスクは、一般的に制動体と呼ぶことができる。ドラムブレーキの事例では、制動体はブレーキドラムである。公知の摩擦ブレーキの電気機械的な操作装置は、電動モータと、この電動モータの回転運動を、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに向かって押圧するための並進運動に変換するためのボールねじ伝動装置の形のねじ伝動装置とを有している。別の回転/並進変換伝動装置も考慮される。電動モータと回転/並進伝動装置との間には、減速装置が介在されていてよい。たとえば電磁石または圧電素子を備えたリニア駆動装置も、摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに向かって押圧するための電気機械的な操作装置として可能である。リニア駆動装置は伝動装置を不要にする。
制動力の増幅のためには、公知の摩擦ブレーキが自己倍力装置を有している。この自己倍力装置は、回転する制動体から、制動のために制動体に向かって押圧される摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力を圧着力に変換する。この圧着力は、操作装置によって加えられる圧着力に対して付加的に摩擦ブレーキライニングを制動体に向かって押圧し、これによって、摩擦ブレーキライニングの制動力を高める。
公知の自己倍力装置は、1つまたはそれ以上の楔面を備えた楔機構を有している。楔面は摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに対して斜めに所定の角度を成して支持している。制動時に、回転する制動体から、この制動体に向かって押圧される摩擦ブレーキライニングに加えられる摩擦力は、この摩擦ブレーキライニングを、楔面とブレーキディスクとの間のより狭くなる楔ギャップに負荷する。ブレーキディスクに対して斜めに延びる楔面に対する摩擦ブレーキライニングの支持は、楔面に対して垂直な支持力を生ぜしめる。この支持力はブレーキディスクに対して垂直な成分を有している。ブレーキディスクに対して垂直なこの力成分は付加的な圧着力である。この圧着力は摩擦ブレーキライニングを、操作装置によって加えられる圧着力に対して付加的にブレーキディスクに向かって押圧する。
公知の摩擦ブレーキは、ブレーキディスクの両回転方向に上昇する楔面を備えたダブルランプメカニズムを有しており、これによって、自己倍力がブレーキディスクの両回転方向に有効となる。楔角は、ブレーキディスクの両回転方向に対して等しくてもよいし、異なっていてもよく、後者の事例では、自己倍力がそれぞれ異なる高さとなる。
また、楔機構の代わりに、この楔機構と異なり、変化するランプ勾配を有するランプメカニズムも可能となる。摩擦ブレーキライニングの移動の初期における大きなランプ角によって、ブレーキ操作の開始時のブレーキディスクに対する摩擦ブレーキライニングの迅速な送りを達成することができる。摩擦ブレーキライニングの移動の終了時の小さなランプ角は、高い自己倍力と同時に大きな制動力に繋がる。楔機構は、ランプ面もしくは楔面の経過にわたってコンスタントなランプ角もしくは楔角を備えたランプメカニズムの特殊事例である。
ランプメカニズムおよび楔機構は、機械的な自己倍力装置である。たとえばレバー機構を備えた別の機械的な自己倍力装置も同じく公知である。この自己倍力装置は、ブレーキディスクに対して斜めに位置する、引き負荷されるかまたは押し負荷される、摩擦ブレーキライニングを制動時に支持するレバーを有している。このレバーが摩擦ブレーキライニングをブレーキディスクに対して支持する支持角は楔角またはランプ角に相当している。このような自己倍力装置は機械的な等価の自己倍力装置である。たとえばハイドロリック式の別の自己倍力装置も公知であり、可能である。
発明の開示
本発明の摩擦ブレーキの構成によれば、当該摩擦ブレーキが、摩擦ブレーキライニングに対する解除可能な支持部材を有しており、該支持部材が、解除されていない状態では摩擦ブレーキライニングを圧着力に対する反力に抗して支持しているが、解除後には前記反力に屈して従動するようになっている。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、支持部材が、自動的に解除するようになっている。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、支持部材が、制動体からそれぞれ異なる間隔を置いて位置固定可能である。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、支持部材が、解除された状態で自動的に送られるようになっている。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、自己倍力装置が、ブレーキ特性値Cの極箇所に対して設計されている。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、当該摩擦ブレーキが、負のブレーキ特性値Cを有している。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、自己倍力装置が、制動体の両回転方向に有効である。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、当該摩擦ブレーキが、ディスクブレーキである。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、自己倍力装置が、ランプメカニズムを有している。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、支持部材が、冗長的に解除可能である。
本発明の摩擦ブレーキの有利な構成によれば、摩擦ブレーキライニングと制動体との間のエアクリアランスを調整するために、摩擦ブレーキライニングが、操作装置によって、所望のエアクリアランスに相当するストロークだけ移動させられるようになっており、支持部材が解除されるようになっていて、制動体への摩擦ブレーキライニングの当付け後に位置固定されるようになっており、摩擦ブレーキライニングが、次いで、操作装置によって出発位置に戻されるようになっている。
請求項1の特徴を備えた本発明による摩擦ブレーキは、摩擦ブレーキライニングに対する解除可能な支持部材を有しており、この支持部材が、解除されていない状態では摩擦ブレーキライニングを圧着力に対する反力に抗して支持しているが、解除後には前記反力に屈して従動するようになっている。支持部材は摩擦ブレーキライニングを直接的にまたは間接的に支持していてよく、たとえばブレーキディスクの、摩擦ブレーキライニングと反対の側で、たとえば浮動式に支承されたブレーキキャリパ内に配置されていてもよい。支持部材が解除されていない場合には、摩擦ブレーキライニングが間接的にまたは直接的に支持部材を介して、慣用のように、たとえばブレーキキャリパ内に支持されている。支持部材が解除されている場合には、摩擦ブレーキライニングがその支持を失い、摩擦ブレーキが解除される。支持部材の解除時の摩擦ブレーキの操作は不可能であるかまたは制限されてのみ可能となる。
発明の利点
本発明は、摩擦ブレーキの解除が、操作装置の故障時でも、エネルギ供給装置の故障時でも、支持部材の解除によって可能となるという利点を有している。本発明による摩擦ブレーキの構成に応じて、この摩擦ブレーキはエネルギ供給装置の故障時に自動的に解除される。摩擦ブレーキがセルフロック式に作用する場合、このセルフロックが大きな摩擦係数の場合にしか生ぜしめられない場合でも、摩擦ブレーキの解除可能性が重要となる。摩擦ブレーキのセルフロックは、摩擦ブレーキの操作時に制動力が自動的に増加し、摩擦ブレーキライニングが操作装置によって拘束されない場合には、摩擦ブレーキのロックに繋がる恐れがあるほど自己倍力が大きい場合に生ぜしめられる。制動力の減少および摩擦ブレーキの解除は、この事例では、摩擦ブレーキライニングを解除方向に負荷する操作装置によってしか可能とならない。摩擦ブレーキのロックは支持部材の解除によって回避することができ、ブレーキを操作装置の故障時でも解除することができる。これによって、摩擦ブレーキと自己倍力装置との運転もしくは構造的な設計とが少なくとも部分的にセルフロック範囲内で可能となる。これによって、高い自己倍力が可能となる。これによって、操作力と操作エネルギとが低くなる。減少させられたエネルギ需要のほかに、このことは、比較的軽量のかつ小型の操作装置の使用可能性の利点を有している。
従属請求項は、請求項1に記載した本発明の有利な構成および改良形の対象である。
図面の簡単な説明
以下に、本発明を、図面に示した実施例につき詳しく説明する。ただ1つの図面には、本発明による摩擦ブレーキが示してある。図面は、本発明を説明するための概略的なかつ簡単な描出と解されたい。
発明の実施形態
図面に示した本発明による摩擦ブレーキはディスクブレーキ1である。このディスクブレーキ1はブレーキキャリパ2を備えている。このブレーキキャリパ2内には、2つの摩擦ブレーキライニング3,4がブレーキディスク5の両側に配置されている。一方の摩擦ブレーキライニング3は不動にブレーキキャリパ2内に位置している。以下、この摩擦ブレーキライニング3を固定の摩擦ブレーキライニング3と呼ぶ。他方の摩擦ブレーキライニング4は、ブレーキディスク5と反対の側の裏面に設けられた楔体6を有している。この楔体6は、ブレーキディスク5と反対の側の裏面に設けられた2つの楔面7を有している。両楔面7は逆方向に傾けられている。この楔面7を介して、摩擦ブレーキライニング4が対向支承体9の相応の斜面8に支持されている。楔面7と斜面8とはブレーキディスク5に対して所定の楔角αを成して斜めに延びている。摩擦ブレーキライニング4は斜面8に沿って移動可能にガイドされている。すなわち、摩擦ブレーキライニング4は仮想の螺旋状の軌道でブレーキディスク5に対して楔角αを成して移動可能である。この場合、螺旋状の軌道の仮想の軸線はブレーキディスク5の回転軸線に合致している。操作のためには、摩擦ブレーキライニング4がブレーキディスク5の回転方向に移動させられ、この場合、一方の斜面8に支持される。ブレーキディスク5の逆回転方向では、摩擦ブレーキライニング4が他方の斜面8に支持される。両方の楔面7と斜面8との楔角αは等しくてもよし、異なっていてもよい。
ディスクブレーキ1の操作のためには、摩擦ブレーキライニング4が、すでに述べたように、一方の斜面8に沿って移動させられ、これによって、摩擦ブレーキライニング4がブレーキディスク5に当て付けられる。摩擦ブレーキライニング4がさらに移動させられる。これによって、ブレーキキャリパ2がブレーキディスク5に対して横方向に移動させられ、これによって、反対の側に位置する固定の摩擦ブレーキライニング3もブレーキディスク5に向かって押圧され、このブレーキディスク5が制動される。ブレーキキャリパ2は、シンボリックに図示した支承手段23でブレーキディスク5に対して横方向に移動可能である。これは、浮動式の支承とも呼ばれる。ブレーキディスク5に向かって押圧された両摩擦ブレーキライニング3,4がブレーキディスク5を制動する。回転するブレーキディスク5は、このブレーキディスク5に向かって押圧された摩擦ブレーキライニング3,4に摩擦力を加える。この摩擦力は、以下、可動の摩擦ブレーキライニング4と呼ぶ移動可能な摩擦ブレーキライニング4を、斜面8とブレーキディスク5との間のより狭くなる楔ギャップの方向に負荷する。斜面8に対する楔体6を介した摩擦ブレーキライニング4の支持は、ブレーキディスク5に対して横方向の成分を有する支持力を生ぜしめる。ブレーキディスク5に対して横方向のこの力成分は、あとで説明する操作装置によって加えられる圧着力に対して付加的に摩擦ブレーキライニング4をブレーキディスク5に向かって押圧する。これによって、制動力が高められる。楔面7を備えた楔体6と、斜面8を備えた対向支承体9とは、ディスクブレーキ1の自己倍力装置10を形成している。この自己倍力装置10は、ディスクブレーキ1の操作時に、回転するブレーキディスク5から可動の摩擦ブレーキライニング4に加えられる摩擦力を、ディスクブレーキ1の制動力を増幅させる圧着力に変換する。自己倍力装置10は、説明した二重楔機構を有している。この二重楔機構はブレーキディスク5の両回転方向に有効となる。
楔体6は斜面8に転がり支承されていてよい。図示の実施例では、楔体6が滑り支承されている。
ブレーキキャリパ2の弾性と、場合により、ディスクブレーキ1の別の部材、たとえば摩擦ブレーキライニング3,4の弾性とは、図面にばねシンボル11によって示してある。
ディスクブレーキ1の操作装置は電気機械的である。この操作装置は、楔体6に設けられたラック12を有している。このラックは2つの区分を有している。両区分は、それぞれ一方の楔面7もしくは斜面8に対して平行に延びている。中間では、ラック12が折り曲げられているかまたは湾曲させられている。このラック12には、歯車13が噛み合っている。この歯車13はブレーキキャリパ2に回転可能に支承されていて、電動モータ(図示せず)によって歯車減速装置(図示せず)を介して駆動可能である。歯車13の回転駆動によって、楔体6と可動の摩擦ブレーキライニング4とが、前述した形式で移動させられ、これによって、ディスクブレーキ1が操作される。
対向支承体9の、ブレーキディスク5と反対の側の裏面に配置された支持体14を介して、可動の摩擦ブレーキライニング4が楔体6と対向支承体9とを介してブレーキキャリパ2内に支持されている。支持体14は、雄ねじ山15を備えた回転対称的な部材である。この雄ねじ山15はブレーキキャリパ2の雌ねじ山16にねじ込まれている。ねじ山ピッチは、ねじ山15,16がセルフロック機能を有していないように大きく選択されている。支持体14に対する対向支承体9の支持はスラスト円錐ころ軸受け18を介して行われ、これによって、支持体14が易動性に回転可能となる。この支持体14は、可動の摩擦ブレーキライニング4に対する支持部材17を成している。この支持部材17は、セルフロック機能を有していないねじ山15,16に基づき自動的に解除するように形成されている。支持体14の外側領域に設けられた孔内に係合したロックピン19が支持体14を相対回動不能に保持しており、これによって、ロックピン19が可動の摩擦ブレーキライニング4をディスクブレーキ1の操作時にブレーキキャリパ2内に支持している。ロックピン19は電磁石20によって支持体14の孔内に保持される。電磁石20の無通電時には、図面に見ることができないばねエレメントがロックピン19を支持体14から引き出し、これによって、支持体14が自由に回転可能となり、支持部材17が自動的に解除される。これによって、この支持部材17とディスクブレーキ1とが、ディスクブレーキ1の操作装置12,13の故障時またはエネルギ供給装置の故障時でも、常に解除可能となる。電磁石20は、直列に接続された2つのスイッチ、たとえばトランジスタ21を有しており、これによって、解除がスイッチの短絡時でも確保される。こうして、電磁石20の望ましくない操作を阻止することができる。
圧縮コイルばねの形のばねエレメント22がブレーキキャリパ2内に支持されていて、対向支承体9をブレーキディスク5の方向に負荷している。圧縮コイルばねとして形成されたばねエレメント22は支持体14を取り囲んでいる。ばねエレメント22は、ディスクブレーキ1が操作されていない場合にロックピン19の引戻しによって解除された支持部材17の自動的な送りを生ぜしめる。ロックピン19の引戻しによる支持部材17の解除後、この支持部材17は従動する。すなわち、支持部材17が可動の摩擦ブレーキライニング4をもはやブレーキディスク5に対する圧着力に抗して支持しておらず、これによって、ディスクブレーキ1が解除されている。
支持体14は、仮想円に配置された、ロックピン19の係合のための孔を有しており、これによって、支持体14が短い回転角ステップで位置固定可能となる。孔内に係合したロックピン19による支持体14の位置固定は形状接続的である。この支持体14の力接続的なもしくは摩擦接続的なかつ無段式の位置固定も可能である(図示せず)。
ディスクブレーキ1のエアクリアランスの調整のためには、支持部材17が、無通電の電磁石20による支持体14からのロックピン19の引出しによって解除される。ばねエレメント22が対向支承体9をブレーキディスク5に向かって運動させ、これによって、摩擦ブレーキライニング4がブレーキディスク5に接触する。操作装置12,13によって、摩擦ブレーキライニング4が、所望のエアクリアランス、すなわち、摩擦ブレーキライニング4とブレーキディスク5との間のギャップに相当するまで移動させられる。摩擦ブレーキライニング4は支持部材17の解除前に移動させられてもよい。電磁石20の通電によって、支持部材17が位置固定され、摩擦ブレーキライニング4がその出発位置に戻される。この場合、所望のエアクリアランスが生ぜしめられる。こうして、摩耗後調整が達成される。エアクリアランスの調整は、原理的には、ブレーキディスク5の回転時に行われ得る。有利には、エアクリアランスの調整は、ブレーキディスク5の静止時、すなわち、ディスクブレーキ1を装備した車両の停止時に行われる。エアクリアランスの調整は、たとえば常に車両の点火装置の作動時に行われ得る。
本発明によるディスクブレーキ1の図説した構成の楔角αは、ディスクブレーキ1のセルフロックが生ぜしめられるように鋭角に選択されている。これは、いずれにせよ、実際に生ぜしめられ得る、摩擦ブレーキライニング4とブレーキディスク5との間の摩擦係数μの範囲の一部に対して有効となる。有利には、これは、摩擦係数μのより大きな範囲または全範囲に対して有効となる。なぜならば、これによって、ディスクブレーキ1の所要の操作力および操作エネルギがより僅かとなるからである。ディスクブレーキ1は、負のブレーキ特性値Cに対して設計されているかまたはブレーキ特性値Cがその記号を変換する極箇所の領域におけるブレーキ特性値Cに対して設計されている。ブレーキ特性値Cとは、ブレーキディスク5における周方向力と、可動の摩擦ブレーキライニング4を移動させるかもしくは保持するための操作力との間の比である。セルフロック運転時には、ディスクブレーキ1の自己倍力が制動力をブレーキディスク5のロックにまで増加させる恐れがある。摩擦ブレーキライニング4は、所望の制動力でブレーキディスク5による後続運動に抗して操作装置によって拘束されなければならない。制動力を減少させるためには、摩擦ブレーキライニング4が、操作装置による操作力の印加によって解除方向に移動させられなければならない。制動力の増加は力・エネルギなしに行われる。
ばねエレメント22のばね力は、可動の摩擦ブレーキライニング4が、無視できる程度の制動力を発生させるほんの低い圧着力でブレーキディスク5に接触する程度に小さい。ディスクブレーキ1を装備した車両は、ディスクブレーキ1の故障時に、可動の摩擦ブレーキライニング4がばねエレメント22によってブレーキディスク5に向かって押圧される場合でも使用することができる。
本発明による摩擦ブレーキを示す図である。
符号の説明
1 ディスクブレーキ、 2 ブレーキキャリパ、 3 摩擦ブレーキライニング、 4 摩擦ブレーキライニング、 5 ブレーキディスク、 6 楔体、 7 楔面、 8 斜面、 9 対向支承体、 10 自己倍力装置、 11 ばねシンボル、 12 ラック、 13 歯車、 14 支持体、 15 雄ねじ山、 16 雌ねじ山、 17 支持部材、 18 スラスト円錐ころ軸受け、 19 ロックピン、 20 電磁石、 21 トランジスタ、 22 ばねエレメント、 23 支承手段、 α 楔角

Claims (11)

  1. 自己倍力式の電気機械的な摩擦ブレーキであって、摩擦ブレーキライニング(4)が設けられており、該摩擦ブレーキライニング(4)が、当該摩擦ブレーキ(1)の操作のために、操作装置(12,13)によって、制動したい制動体(5)に向かって押圧可能であり、さらに、自己倍力装置(10)が設けられており、該自己倍力装置(10)が、回転する制動体(5)から、制動時に制動体(5)に向かって押圧される摩擦ブレーキライニング(4)に加えられる摩擦力を圧着力に変換するようになっており、該圧着力が、操作装置(12,13)によって加えられる圧着力に対して付加的に摩擦ブレーキライニング(4)を制動体(5)に向かって押圧するようになっている形式のものにおいて、当該摩擦ブレーキ(1)が、摩擦ブレーキライニング(4)に対する解除可能な支持部材(17)を有しており、該支持部材(17)が、解除されていない状態では摩擦ブレーキライニング(4)を圧着力に対する反力に抗して支持しているが、解除後には前記反力に屈して従動するようになっていることを特徴とする、自己倍力式の電気機械的な摩擦ブレーキ。
  2. 支持部材(17)が、自動的に解除するようになっている、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  3. 支持部材(17)が、制動体(5)からそれぞれ異なる間隔を置いて位置固定可能である、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  4. 支持部材(17)が、解除された状態で自動的に送られるようになっている、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  5. 自己倍力装置(10)が、ブレーキ特性値Cの極箇所に対して設計されている、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  6. 当該摩擦ブレーキ(1)が、負のブレーキ特性値Cを有している、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  7. 自己倍力装置(10)が、制動体(5)の両回転方向に有効である、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  8. 当該摩擦ブレーキが、ディスクブレーキ(1)である、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  9. 自己倍力装置(10)が、ランプメカニズム(6,7,8,9)を有している、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  10. 支持部材(17)が、冗長的に解除可能である、請求項1記載の摩擦ブレーキ。
  11. 摩擦ブレーキライニング(4)と制動体(5)との間のエアクリアランスを調整するために、摩擦ブレーキライニング(4)が、操作装置(12,13)によって、所望のエアクリアランスに相当するストロークだけ移動させられるようになっており、支持部材(17)が解除されるようになっていて、制動体(5)への摩擦ブレーキライニング(4)の当付け後に位置固定されるようになっており、摩擦ブレーキライニング(4)が、次いで、操作装置(12,13)によって出発位置に戻されるようになっている、請求項4記載の摩擦ブレーキ。
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