JP2010133465A - ドラムブレーキ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 カムプレート11のアンカピン8回りの回動に従動して一対のブレーキシュー3,4を拡開すると共に制動トルクが基準倍率を超える時には制動トルクの増加を抑止する方向の制御力をカムプレート11に作用させて、制動トルクを基準倍率以内に抑止する入力制御機構13と、バッキングプレート6を貫通して設けられたカムシャフト51の回転に応じてカムプレート11を回転駆動させる入力機構15とを備える。
【選択図】図4
Description
(1)本発明に係るドラムブレーキ装置は、プライマリシュー及びセカンダリシューの一対のブレーキシューと、
これら一対のブレーキシューをドラムの内周面に向かって拡開自在に支持するバッキングプレートと、
前記ブレーキシューの一方の対向端間に位置するように前記バッキングプレートに固定されたアンカピンと、
前記アンカピンに回動自在に取り付けられたカムプレートと、
前記カムプレートの回動に従動して前記ブレーキシューを拡開すると共に制動トルクが基準倍率を超える時に該制動トルクの増加を抑止する方向の制御力を前記カムプレートに作用させる入力制御機構と、
前記カムプレートを回転駆動させる入力機構と、を備えたことを特徴とする。
前記カムプレートは前記ストラットを挟む上下一対の板部材を有していることを特徴とする。
制動中に、制動トルクが基準倍率を超える時には、入力制御機構が制動トルクの増加を抑止する方向の制御力をカムプレートに作用させて、制動トルクを基準倍率以内に抑止するため、デュオサーボ式ドラムブレーキ装置において制動力を安定化させることができ、高い効きと安定性を確保することができる。
図1は本発明の一実施の形態に係るドラムブレーキ装置の正面側から見た斜視図、図2は図1のドラムブレーキ装置の裏面側から見た斜視図、図3は図1に示したドラムブレーキ装置の正面図、図4はドラムブレーキ装置の要部の拡大正面図、図5は図4に示した入力機構の拡大斜視図である。
アジャスタレバー31には、アンカピン8からセカンダリシュー4上に取り付けられたケーブルガイド33を経由するアジャスタケーブル組立体35の端部が連結されている。
対向する板部材11a間に画成される空間が、前述した一対の制御レバー45,47の収容スペースとなり、また、後述する入力機構15のストラットの他端を挟んだ状態に収容する収容スペースとなる。
また、本実施の形態の場合、作用点部53aは、円柱構造である。
ストラット55の一端55aは、作用点部53aに嵌合する円筒状の滑り軸受57を介して、作用点部53aに回動自在に連結される。作用点部53aに嵌合したストラット55の一端55aは、作用点部53aの先端側外周に形成されたクリップ用溝53bに抜け止めクリップ58を嵌合させることにより、抜け止めされる。
そして、図2に示すように、バッキングプレート6の裏面側に突出した端部には、前述のスプライン51bを利用して、カムシャフト51の半径方向に突出したアーム61が連結されている。
アーム61の先端には、エアーチャンバ17の出力部17aが結合されている。エアーチャンバ17は、入力手段としてアーム61の先端を出力部17aで押圧して、カムシャフト51を図2の矢印C方向(図4の場合は矢印B方向)に回転駆動する。
換言すれば、ブレーキ装置への入力手段としてエアー化が普及している大型車両への搭載が容易になる。
また、上記実施の形態に示した入力機構15は、従来のウエッジ機構と比較すると、高い加工精度や組立精度が要求されるウエッジ等の部品を使用していないため、比較的容易に安定した作動を得ることができる。
第1の改良点は、カムシャフト51に回転力を入力する入力手段として、エアーチャンバ17の代わりに、電動モータ71を採用した点である。
また、第2の改良点は、図8に示したように、ストラット55の他端部とカムプレート11との連結を、弾性力付勢手段であるダンパスプリング73を使って、弾性的な連結構造にした点である。
3,4 ブレーキシュー
6 バッキングプレート
8 アンカピン
11 カムプレート
11a 板部材
13 入力制御機構
15 入力機構
17 エアーチャンバ
41 第1のシュー駆動ピン
43 第2のシュー駆動ピン
45 第1の制御レバー
45a 作用点部
45b 支点部
45c 入力部
47 第2の制御レバー
47a 作用点部
47b 支点部
47c 入力部
48,49 リミットピン
51 カムシャフト
53 偏心カム
53a 作用点部
55 ストラット
55a 一端
55b 他端
56 ジョイントピン
61 アーム
Claims (4)
- プライマリシュー及びセカンダリシューの一対のブレーキシューと、
これら一対のブレーキシューをドラムの内周面に向かって拡開自在に支持するバッキングプレートと、
前記ブレーキシューの一方の対向端間に位置するように前記バッキングプレートに固定されたアンカピンと、
前記アンカピンに回動自在に取り付けられたカムプレートと、
前記カムプレートの回動に従動して前記ブレーキシューを拡開すると共に制動トルクが基準倍率を超える時に該制動トルクの増加を抑止する方向の制御力を前記カムプレートに作用させる入力制御機構と、
前記カムプレートを回転駆動させる入力機構と、を備えたことを特徴とするドラムブレーキ装置。 - 前記入力機構が、前記バッキングプレートを貫通して回転駆動されるカムシャフトと、前記カムシャフトの中心軸から離間した位置に作用点部を有する偏心カムと、一端が前記偏心カムの作用点部に連結されると共に他端が前記カムプレートに連結され前記カムプレートを前記アンカピンの回りに回動させるストラットと、を備え、
前記カムプレートは前記ストラットを挟む上下一対の板部材を有していることを特徴とする請求項1に記載のドラムブレーキ装置。 - 前記バッキングプレートの裏面側に突出した前記カムシャフトの端部には、該カムシャフトの半径方向に突出したアームを押圧可能なエアーチャンバを入力手段として装備していることを特徴とする請求項1又は2に記載のドラムブレーキ装置。
- 前記バッキングプレートの裏面側に突出した前記カムシャフトの端部には、該カムシャフトに回転力を入力する入力手段として、電動モータがウォーム及びウォームホイールを介して連結されると共に、前記カムプレートは弾性付勢手段により前記ストラットの他端に弾性的に連結されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のドラムブレーキ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008308726A JP2010133465A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | ドラムブレーキ装置 |
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JP2008308726A JP2010133465A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | ドラムブレーキ装置 |
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JP2008308726A Pending JP2010133465A (ja) | 2008-12-03 | 2008-12-03 | ドラムブレーキ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014007256A1 (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-09 | 曙ブレーキ工業株式会社 | パーキングブレーキ機構および電動パーキングブレーキ |
KR102522495B1 (ko) * | 2022-08-17 | 2023-04-17 | 전범석 | 제동장치용 토크 가변형 캠 조립체 |
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JP2000065100A (ja) * | 1998-08-24 | 2000-03-03 | Akebono Brake Ind Co Ltd | ドラムブレーキ装置 |
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-
2008
- 2008-12-03 JP JP2008308726A patent/JP2010133465A/ja active Pending
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JP2014013060A (ja) * | 2012-07-04 | 2014-01-23 | Akebono Brake Ind Co Ltd | パーキングブレーキ機構および電動パーキングブレーキ |
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