JP4352535B2 - 車輪駆動用車軸ユニット - Google Patents

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英男 大内
健夫 大熊
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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明に係る車輪駆動用車軸ユニットは、等速ジョイントとハブユニットとを分解可能に一体化した、所謂第四世代のハブユニットと呼ばれるもので、独立懸架式サスペンションに支持された駆動輪{FF車(前置エンジン前輪駆動車)の前輪、FR車(前置エンジン後輪駆動車)及びRR車(後置エンジン後輪駆動車)の後輪、4WD車(四輪駆動車)の全輪}を、懸架装置に対して回転自在に支持すると共に、上記駆動輪を回転駆動する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】
車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する為に、外輪と内輪とを転動体を介して回転自在に組み合わせた車軸ユニットが、各種使用されている。又、独立懸架式サスペンションに駆動輪を支持すると共に、この駆動輪を回転駆動する為の車輪駆動用車軸ユニットは、等速ジョイントと組み合わせて、デファレンシャルギヤと駆動輪との相対変位や車輪に付与された舵角に拘らず、駆動軸の回転を上記車輪に対して円滑に(等速性を確保して)伝達する必要がある。この様な等速ジョイントと組み合わせて、しかも比較的小型且つ軽量に構成できる、所謂第四世代のハブユニットと呼ばれる車輪駆動用車軸ユニットとして従来から、特開平7−317754号公報、或は米国特許第5674011号明細書に記載されたものが知られている。
【0003】
図4は、このうちの特開平7−317754号公報に記載された、従来構造の第1例を示している。車両への組み付け状態で、懸架装置に支持されて回転しない外輪1は、外周面にこの懸架装置に支持する為の、外向フランジ状の取付部2を、内周面に複列の外輪軌道3、3を、それぞれ有する。上記外輪1の内側には、第一素子4と第二素子5とを組み合わせて成るハブ6を配置している。このうちの第一素子4は、外周面の一端寄り(図4の左端寄り)部分に車輪を支持する為の取付フランジ7を、同じく他端寄り(図4の右端寄り)部分に内輪軌道8を、それぞれ設けた円筒状に形成している。これに対して、上記第二素子5は、一端部(図4の左端部)を、上記第一素子4を外嵌固定する為の円筒部9とし、他端部(図4の右端部)を、ツェッパ型の等速ジョイント10の外輪となるハウジング部11とし、中間部外周面に内輪軌道8を設けている。そして、上記各外輪軌道3、3と上記各内輪軌道8、8との間にそれぞれ複数個ずつの転動体12、12を設ける事により、上記外輪1の内側に上記ハブ6を、回転自在に支持している。
【0004】
又、上記第一素子4の内周面と上記第二素子5の外周面との互いに整合する位置には、それぞれ外側係止溝13及び内側係止溝14を形成すると共に、止め輪15を、これら両係止溝13、14に掛け渡す状態で設ける事により、上記第一素子4が上記第二素子5から抜け出るのを防止している。更に、上記第二素子5の一端面(図4の左端面)外周縁部と、上記第一素子4の内周面に形成した段部16の内周縁部との間に溶接17を施して、上記第一、第二素子4、5同士を結合固定している。
【0005】
更に、上記外輪1の両端開口部と上記ハブ6の中間部外周面との間には、ステンレス鋼板等の金属製で略円筒状のカバー18、18と、ゴムその他のエラストマー等の弾性材製で円環状のシールリング19、19とを設けている。又、上記第二素子5の中間部内側には、この第二素子5の内側を塞ぐ隔板部20を設けている。これらカバー18、18、シールリング19、19及び隔板部20は、上記複数の転動体12、12を設置した部分或は前記等速ジョイント10部分と外部とを遮断し、当該部分に存在するグリースが外部に漏出するのを防止すると共に、この部分に雨水、塵芥等の異物が侵入する事を防止する。
【0006】
又、上記等速ジョイント10は、前記ハウジング部11と、内輪21と、保持器22と、複数個の玉23とから成る。このうちの内輪21は、エンジンによりトランスミッションを介して回転駆動される、図示しない駆動軸の先端部に固定される。この内輪21の外周面には、この内輪21の中心軸に対し直交する仮想平面で切断した場合に於ける断面形状が円弧形である内側係合溝24を6本、円周方向に亙り等間隔に、それぞれ円周方向に対し直角方向に形成している。又、上記ハウジング部11の内周面で上記内側係合溝24と対向する位置には、やはり円弧形の断面形状を有する外側係合溝25を6本、円周方向に対し直角方向に形成している。又、上記保持器22は、断面円弧状で全体を円環状に形成しており、上記内輪21の外周面とハウジング部11の内周面との間に挟持している。この保持器22の円周方向6個所位置で、上記内側、外側両係合溝24、25に整合する位置には、それぞれポケット26を形成し、これら各ポケット26の内側にそれぞれ1個ずつ、合計6個の上記玉23を保持している。これら各玉23は、それぞれ上記各ポケット26に保持された状態で、上記内側、外側両係合溝24、25に沿い転動自在である。
【0007】
上述の様に構成する車輪駆動用車軸ユニットを車両に組み付ける際には、取付部2により外輪1を懸架装置に支持し、取付フランジ7により駆動輪を第一素子4に固定する。又、エンジンによりトランスミッションを介して回転駆動される、図示しない駆動軸の先端部を、等速ジョイント10を構成する内輪21の内側にスプライン係合させる。自動車の走行時には、上記内輪21の回転を、複数の玉23を介して第二素子5を含むハブ6に伝達し、上記駆動輪を回転駆動する。
【0008】
又、図5は、前記米国特許第5674011号明細書に記載された、従来構造の第2例を示している。この従来構造の第2例の場合、懸架装置を構成するナックル40に内嵌固定した状態で使用時に回転しない外輪1の内周面に、複列の外輪軌道3、3を設けている。ハブ6aの外周面の一端寄り(図5の左端寄り)部分には車輪を支持する為の取付フランジ7を、同じく他端寄り(図5の右端寄り)部分には、1対の内輪50、50を介して複列の内輪軌道8、8を、それぞれ設けている。これら両内輪50、50は、上記ハブ6aの他端部を直径方向外方に折り曲げて成るかしめ部27により、このハブ6aの本体部分に支持固定している。又、上記各外輪軌道3、3と上記各内輪軌道8、8との間には、それぞれ複数個ずつの転動体12、12を設けて、上記外輪1の内側に上記ハブ6aを、回転自在に支持している。
【0009】
又、このハブ6aの中心部には、スプライン孔28を設けている。更に、この様なハブ6aと駆動軸部材29とを組み合わせて、車輪駆動用車軸ユニットを構成している。この駆動軸部材29の一端部には、上記スプライン孔28と係合するスプライン軸30を設けている。又、上記駆動軸部材29の他端部は、等速ジョイントの外輪となるハウジング部11としている。この様な駆動軸部材29と上記ハブ6aとは、上記スプライン孔28に上記スプライン軸30を挿入した状態に組み合わせ、上記両部材29、6aと凹凸係合した弾性材製の結合部材31により、分離防止を図っている。尚、この結合部材31には、磁性材製或は永久磁石製のエンコーダ32、32を添設して、上記両部材29、6aの回転速度検出を可能にしている。
【0010】
又、図6は、実用新案登録第2573325号公報に記載された、従来構造の第3例を示している。この従来構造の第3例の場合には、車軸92の端部で車軸管93の端部から露出する部分に、ハブ6bをスプライン係合させている。又、このハブ6bは固定の外輪1aの内側に、複列に配置した転動体により、回転自在に支持している。更に、上記車軸92の先端部で上記ハブ6bから突出した部分に形成した係合溝94に、欠円環状の止め輪15aを係止して、上記車軸92から上記ハブ6bが抜け出る事を防止している。
【0011】
又、図7は、米国特許第4881842号明細書に記載された、従来構造の第4例を示している。この従来構造の第4例の場合には、ナックル40に固定した外輪1bの内側にハブ6cを、複列に配置した転動体により回転自在に支持している。そして、このハブ6cの中心部に形成したスプライン孔28に、スプライン軸30をスプライン係合させている。又、このスプライン軸30の基端部(図7の右端部)には、等速ジョイントの外輪となるハウジング部11を設けている。これに対して、上記スプライン軸30の先端面(図7の左端面)には、このスプライン軸30を上記スプライン孔28に引き込む為の工具を係止する為の、係止部95を形成している。そして、上記スプライン軸30の外周面先端寄り部分に形成した係止溝に係止した止め輪15bにより、このスプライン軸30から上記ハブ6cが抜け出る事を防止している。この状態で、上記ハブ6cと上記ハウジング部11との間で、弾性リング96を弾性的に圧縮して、上記スプライン軸30に対する上記ハブ6cのがたつき防止を図っている。
【0012】
更に、図8は、米国特許第5492417号明細書に記載された、従来構造の第5例を示している。この従来構造の第5例の場合も、ナックル40に固定した外輪1cの内側にハブ6dを、複列に配置した転動体により回転自在に支持している。この為にハブ6dに外嵌した内輪50は、このハブ6dに係止した止め輪97により、軸方向移動を阻止している。又、等速ジョイントを構成し、上記ハブ6dの内端部(図8の右端部)とスプライン係合したスリーブ98の先端部(図8の左端部)が上記止め輪97に被さって、この止め輪97が上記ハブ6dから外れない様にしている。又、上記ハブ6dの内端部外周面と上記スリーブ98の内周面との間には止め輪15cを掛け渡して、このスリーブ98から上記ハブ6dが抜け出るのを防止している。更に、このスリーブ98の先端部外周面には歯車状の凹凸部99を形成して、この部分がエンコーダとして機能する様にしている。そして、上記外輪1cにシールリング100を介して支持した回転速度検出センサ101を、上記凹凸部99に対向させて、上記スリーブ98及びハブ6dの回転速度を検出自在としている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した従来構造の第1例の場合、ハブ6を構成する第一、第二素子4、5同士の間での回転力伝達を、溶接17部分で行なう必要がある。即ち、車輪を支持する第一素子4と、駆動軸に連結する第二素子5との間では、駆動の為の大きなトルクを伝達する必要があるが、これら両素子4、5同士は、互いの円筒面同士で嵌合している為、嵌合面で大きなトルクを伝達する事はできない。従って、上記溶接17部分で大きなトルクを伝達する必要があり、この溶接17部分の強度を十分に大きくすべく、この溶接17を全周肉盛溶接にする必要がある。ところが、この溶接17を全周肉盛溶接とした場合には、溶接時の熱で第一素子4の外周面に形成した内輪軌道8部分の形状が歪んだり、この内輪軌道8部分の硬度が低下したりして、この内輪軌道8を含む転がり軸受ユニットの耐久性を十分に確保できなくなる。
【0014】
又、図5に示した従来構造の第2例の場合には、ハブ6aと駆動軸部材29との分離防止を、弾性材製の結合部材31により行なっている為、分離防止の機能が不確実であると考えられる。即ち、自動車の急旋回時等には、車輪から上記ハブ6aに加わる大きなスラスト荷重に基づき、このハブ6aを上記駆動軸部材29から引き抜く方向の大きな力が加わる。この様な大きな力にも拘らず、上記結合部材31により上記ハブ6aと駆動軸部材29との分離防止を確実に図る事は難しく、十分な信頼性を確保できないものと考えられる。
【0015】
又、図6に示した従来構造の第3例は、非独立懸架式サスペンションである、所謂半浮動式の構造に関するものである。この様な構造の場合には、トリポード型等速ジョイントが組み込まれず、走行時に車軸92にスラスト荷重が繰り返し加わる事がない為、この車軸92とハブ6bとのスプライン係合部の擦れ合いに基づく摩耗を防止する事に就いて考慮する必要はない。この様な従来構造の第3例は、独立懸架式サスペンションに支持された駆動輪を懸架装置に対して回転自在に支持する事を前提としている本発明とは、基本構造が全く異なる。
【0016】
又、図7に示した従来構造の第4例の場合には、運転時に発生するスラスト荷重に拘らず、スプライン軸30とハブ6cとのスプライン係合部の軸方向変位を防止する為の機構が設けられていない。この為、運転時にトリポード型等速ジョイント部分で発生し、ハウジング部11から上記スプライン軸30に繰り返し且つ交互に逆方向に加わるスラスト荷重に基づき、弾性リング96が変形し、上記スプライン係合部が摺動運動をする。この結果、このスプライン係合部の摩耗が進み、耐久性が損なわれる為、好ましくない。
【0017】
更に、図8に示した従来構造の第5例の場合には、止め輪と取付部との間に軸方向の隙間が存在する。そして、この隙間に基づく、スプライン係合部の軸方向変位を防止する為の機構を設けていない為、このスプライン係合部の摩耗防止を図れない。更に、上記第5例の場合には、スプライン係合部を、外輪1cの内端開口部よりも更に内方に突出した部分に設けている為、車輪駆動用車軸ユニット全体の軸方向寸法が嵩み、小型且つ軽量な構造を実現できない。
本発明の車輪駆動用車軸ユニットは、上述の様な不都合を解消し、スプライン係合部の摩耗を防止して十分な耐久性を図るべく発明したものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の車輪駆動用車軸ユニットは、前述の図5に示した従来構造の第2例の車輪駆動用車軸ユニットと同様に、内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の一端寄り部分に車輪を支持する為の取付フランジを、同じく他端寄り部分に直接又は内輪を介して内輪軌道を、中心部にスプライン孔を、それぞれ設けたハブと、このスプライン孔と係合するスプライン軸を一端部に設けると共に、他端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした駆動軸部材と、上記外輪軌道と上記内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体とを備える。そして、トリポード型等速ジョイントを介して、上記ハウジング部に回転力を伝達される状態で使用される。
【0019】
特に、本発明の車輪駆動用車軸ユニットに於いては、上記スプライン軸の外周面に全周に亙って形成した内側係合部と、この内側係合部に整合する位置で上記ハブの内周面に全周に亙って形成した外側係合部と、止め輪と、上記ハブと上記駆動軸部材との間に設けてこれらハブと駆動軸部材との間にスラスト方向の弾力を付与する弾性部材とを備える。そして、上記止め輪を上記内側係合部と外側係合部とに掛け渡す事により、上記ハブと駆動軸部材との軸方向に亙る位置決めを図ると共に、上記弾性部材により上記ハブと駆動軸部材との間に、走行時に上記トリポード型等速ジョイント部分で発生してこれらハブと駆動軸部材との間に加わるスラスト荷重よりも大きなスラスト荷重を付与している。
又、本発明の場合には、上記弾性部材は、上記駆動軸部材の中間部で、且つ、上記ハウジング部の外端部に外嵌固定した、全体を円環状に形成した芯金の円輪部の内径側部分に、内径側に向かう程軸方向外方に傾斜する傾斜部を形成すると共に、この円輪部よりも内径側部分の内周縁部に複数の切り欠きを、円周方向に亙り等間隔で形成する事により、これら各切り欠き同士の間部分に複数の舌片を形成して、上記円輪部よりも内径側の、上記傾斜部を含む部分に弾性を持たせる事により構成している。更に、上記各舌片よりも外径側で、且つ、上記円輪部の外側面に、全体を円筒状に形成したシールリップを設けている。
【0020】
【作用】
上述の様に構成する本発明の車輪駆動用車軸ユニットの場合には、駆動軸部材とハブとの間のトルク伝達は、スプライン軸とスプライン孔との係合に基づいて行なう。従って、これら駆動軸部材とハブとの間のトルク伝達を確実に行なわせるべく、全周肉盛溶接等、熱歪み等の原因となる加工を施す必要がなくなり、内輪軌道を含む転がり軸受ユニット各部の耐久性確保を図れる。
特に、本発明の場合、上記駆動軸部材とハブとの分離防止は、内側、外側両係合部と止め輪とにより図れる。上記止め輪は、金属等、十分な強度を有する材料により造れる為、上記分離防止を確実にできて、車輪駆動用車軸ユニットの信頼性確保を図れる。
又、本発明の構造は、ナットによる締結、或は溶接による結合とは異なり、スプライン係合部に軸方向の摺動運動が生じる可能性があるが、これに対応して、弾性部材により、ハブと駆動軸部材との間に、走行時にトリポード型等速ジョイント部分で発生して、これらハブと駆動軸部材との間に繰り返し加わるスラスト荷重よりも大きなスラスト荷重を付与している。この為、これらハブと駆動軸部材とが、上記トリポード型等速ジョイント部分で発生する、交互に方向が変化するスラスト荷重に基づき、頻繁に軸方向に相対変位する事がない。この為、上記摺動運動の発生を防止して、このスプライン係合部の摩耗を防止できる、この結果、このスプライン係合部を含む、上記車輪駆動用車軸ユニットの耐久性の向上を図れる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1〜3は、本発明の実施の形態の1例を示している。懸架装置に支持した状態で回転しない外輪1は、外周面にこの懸架装置に支持する為の取付部2を、内周面に複列の外輪軌道3、3を、それぞれ有する。そして、上記外輪1の内径側にハブ6aを、この外輪1と同心に配置している。又、このハブ6aの外周面で上記各外輪軌道3、3に対向する部分に、それぞれ内輪軌道8、8を、直接又は別体の内輪50を介して設けている。この内輪50は、上記ハブ6aの本体部分の内端(車両への組み付け状態でこの車両の幅方向中央寄りとなる端で、図1の右端)部に形成した段部33に外嵌すると共に、上記本体部分の内端で上記内輪50の内端面よりも突出した部分を直径方向外方にかしめ広げる事で形成したかしめ部27により、上記本体部分に対し固定している。
【0022】
そして、上記各外輪軌道3、3と上記各内輪軌道8、8との間に、それぞれ複数個ずつの転動体12、12を転動自在に設ける事により、上記外輪1の内側に上記ハブ6aを、回転自在に支持している。又、上記外輪1の両端部内周面と、上記ハブ6aの本体部分の中間部外周面及び上記内輪50の内端部外周面との間に、それぞれシールリング19、19を設けて、上記各転動体12、12を設置した部分と外部空間とを遮断している。又、上記ハブ6aの外端開口部にキャップ34を嵌合固定して、この外端開口部を塞ぎ、外端部側から、後述するスプライン係合部に雨水等の異物が侵入するのを防止している。又、上記ハブ6aの外端(車両への組み付け状態でこの車両の幅方向外寄りとなる端で、図1の左端=請求項に記載した一端)部外周面に、このハブ6aに車輪を支持固定する為の取付フランジ7を、このハブ6aと一体に設けている。
【0023】
又、このハブ6aの中心部に、スプライン孔28を設けている。更に、この様なハブ6aと駆動軸部材29とを組み合わせて、車輪駆動用転がり軸受ユニットを構成している。又、この駆動軸部材29の一端部である外端部に、上記スプライン孔28と係合するスプライン軸30を設けている。又、上記駆動軸部材29の他端部である内端部は、ツェッパ型の等速ジョイントの外輪となるハウジング部11としている。又、このハウジング部11の内端部外周面には、図示しない防塵用ブーツの外端部を係止する為の係止溝39を形成している。
【0024】
特に、本発明の車輪駆動用車軸ユニットに於いては、上記スプライン軸30の外端寄りの外周面に全周に亙って、請求項に記載した内側係合部に相当する、内側係止溝14を形成している。又、上記スプライン孔28の外端寄り中間部内周面で、この内側係止溝14に整合する位置に、請求項に記載した外側係合部に相当する、段部43若しくは図示しない外側係止溝を、全周に亙り形成している。そして、これら内側係止溝14と段部43(若しくは図示しない外側係合溝。以下同じ。)との間に、図2に示す様な欠円環状の止め輪35を、これら内側係止溝14と段部43との間に掛け渡す状態で装着している。
【0025】
上記止め輪35は、ばね鋼、ステンレスばね鋼等の弾性金属製の線材を略C字形の欠円環状に形成する事により、直径を弾性的に拡縮自在としている。この様な止め輪35の自由状態での外径D35は、上記スプライン孔28の最大内接円(スプライン孔28の歯先円)の直径R28以上としている。又、上記内側係止溝14の溝底の直径R14、及び、上記段部43を境として上記スプライン孔28と反対側部分の円筒面部37の内径R37は、上記止め輪35が上記内側係止溝14と段部43との間に掛け渡される様に規制している。即ち、上記内側係止溝14の溝底の直径R14は、上記スプライン孔28の最大内接円の直径R28から、上記止め輪35を構成する線材の直径d35の2倍を引いた値以下(R14≦R28−2d35)としている。この様な規制は、上記止め輪35を上記内側係止溝14の底部にまで押し込んだ状態で、上記スプライン軸30をこの止め輪35ごと上記スプライン孔28内に挿入自在とする為に必要である。又、上記円筒面部37の内径R37は、上記スプライン軸30の最大外接円(スプライン軸30の歯先円)の直径D30に、上記止め輪35を構成する線材の直径d35の2倍を足した値未満(R37<D30+2d35)としている。この様な規制は、上記止め輪35の直径が弾性的に広がった状態で、この止め輪35の内周縁部と上記内側係止溝14とを係合させる為に必要である。従って、好ましくは、上記止め輪35の外周縁と上記円筒面部37の内周面とが当接した状態で、上記止め輪35が上記スプライン孔28とスプライン軸30との係合部の直径方向中央位置に存在する様に、上記円筒面部37の内径R37を規制する。
【0026】
上記内側係止溝14、円筒面部37、及び止め輪35の寸法を上述の様に規制する為、この止め輪35を内側係止溝14部分に装着した状態で、上記スプライン軸30を上記スプライン孔28に挿入すれば、前記ハブ6aと前記駆動軸部材29とを不離に結合できる。即ち、これらハブ6aと駆動軸部材29とを結合する際には、上記止め輪35を内側係止溝14部分に装着した状態で上記スプライン軸30を上記スプライン孔28に、内側から外側に、図1の右から左に挿入する。この挿入作業により上記止め輪35は、前記かしめ部27の内周面並びに上記スプライン孔28の内端部に隣接して設けた円すい凹面状のガイド面36に案内されつつ、外径を弾性的に縮め、上記スプライン孔28内に押し込まれる。そして、上記内側係止溝14と前記段部43とが整合した状態で、上記止め輪35の直径が、この止め輪35の外周縁と上記円筒面部37の内周面とが当接する状態にまで、弾性的に広がる。そして、この様に止め輪35の直径が弾性的に広がった状態では、この止め輪35が上記内側係止溝14と段部43との間に掛け渡された状態になって、上記スプライン軸30が上記スプライン孔28から抜け出る事を防止し、上記ハブ6aと上記駆動軸部材29とを不離に結合する。尚、上記ハブ6aの軸方向に対する上記ガイド面36の傾斜角度は、上記止め輪35がこのガイド面36部分を円滑に通過できる様にすべく、30度以下にするのが好ましい。又、好ましくは、上記スプライン軸30と上記スプライン孔28との係合部に、増ちょう剤がウレア化合物、基油が合成油で、優れた耐熱性能を有するウレア系のグリースを塗布する等により、潤滑剤を介在させて、これらスプライン軸30とスプライン孔28との係合部を潤滑する。
【0027】
尚、上記内側係止溝14の幅Wは、上記止め輪35を構成する線材の直径d35以上にする必要があるが、これら幅Wと直径d35との差は、極力小さくする。この理由は、上記内側係止溝14と止め輪35とによる結合部のがたつきを抑える為である。
【0028】
又、本例の場合には、駆動軸部材29の中間部、即ち、ハウジング部11の外端部に、エンコーダ部44を備えた芯金69を外嵌固定して、この駆動軸部材29の回転速度を検出自在としている。この芯金69は、ばね鋼(SK5等の工具鋼を含む)製の板材にプレス加工及び曲げ加工を施すと共に、全体を焼き入れ硬化する事で造っており、円筒部45と円輪部46とを有する断面略L字形で、全体を円環状に形成している。この様な芯金69は、上記円筒部45を上記ハウジング部11の外端部に締り嵌めで外嵌する事により、上記駆動軸部材29に固定している。又、上記円筒部45には、それぞれが軸方向(図1の左右方向)に長いスリット状の透孔47を、円周方向に亙って等間隔に多数形成している。従って、上記円筒部45の外周面の磁気特性は、円周方向に亙って交互に、且つ等間隔で変化している。即ち、本例の場合、この円筒部45の外周面を、上記エンコーダ部44としている。車両への組み付け状態で上記円筒部45の外周面であるエンコーダ部44には、懸架装置等の固定部分に支持したセンサ48の検知部を近接対向させて、車輪と同期して回転する、上記駆動軸部材29の回転速度を検出自在とする。又、上記円輪部46は、上記ハウジング部11の外端面に当接させている。
【0029】
又、本例の場合、上記芯金69を構成する円輪部46の内径側部分に、内径側に向かう程軸方向外方に傾斜する傾斜部66を形成する事により、この円輪部46よりも内径側の部分を軸方向外方に突出させている。更に、図3に示す様に、上記円輪部46よりも内径側部分の内周縁部に複数の切り欠き67、67を、円周方向に亙り等間隔で形成する事により、これら各切り欠き67、67同士の間部分に複数の舌片90、90を形成して、上記円輪部46よりも内径側の、上記傾斜部66を含む部分に十分な弾性を持たせている。そして、この様に形成した円輪部46よりも内径側部分の先端部、即ち、上記各舌片90、90の先端部を、かしめ部27の端面に弾性的に突き当てる事により、スプライン軸30がスプライン孔28に対して、図1に示した状態よりも左方に変位する事を阻止している。本例の場合には、上記芯金69が、請求項に記載した弾性部材に相当し、前記ハブ6aと駆動軸部材29のハウジング部11とに、互いに離れる方向の弾力を付与している。これにより、これらスプライン軸30とスプライン孔28との軸方向に亙るがたつきを防止している。尚、この状態で、上記各舌片90、90には、図示しない変速機側(図1の右側)に組み込まれる、やはり図示しないトリポード型等速ジョイントの軸方向摺動抵抗(数百N=数10kgf )以上の予圧荷重を付加している。これにより、この摺動抵抗に基づいて運転時に、上記ハウジング部11を含むツェッパ型の等速ジョイントにスラスト方向(図1の左右方向)の荷重が繰り返し付加された場合にも、上記スプライン軸30と上記スプライン孔28との係合部が軸方向に摺動しない様にして、この係合部に摩耗が発生する事を防止している。
【0030】
尚、組み立て時に上記各舌片90、90に過大な荷重が付加された場合、例えば、これら各舌片90、90がハブ6aと駆動軸部材29との間に挟まれて平坦になるまで撓まされた場合でも、これら各舌片90、90の内部に発生する応力が許容応力を越えない様に設計して、これら各舌片90、90が破損等しない様にしている。即ち、これら各舌片90、90の内部に発生する応力は、これら各舌片90、90が平坦に撓まされるまでの変位量が大きい程大きくなるので、この様に平坦になるまで撓まされた時の変位量が2〜3mm以下の値に抑えられる様に、各部の寸法を決めている。又、上記円輪部46の外側面には、ゴムの如きエラストマー等の弾性材により全体を円筒状に形成したシールリップ68の内端部を、接着若しくは焼き付け等により結合固定している。これと共に、このシールリップ68の先端縁である外端縁を、内輪50の内端面に全周に亙り弾性的に当接させる事により、ハウジング部11の外端面と上記かしめ部27の端面との間をシールしている。
【0031】
上述の様に構成し組み立てる、本発明の車輪駆動用車軸ユニットの場合には、上記駆動軸部材29とハブ6aとの間のトルク伝達は、上記スプライン軸30とスプライン孔28とのスプライン係合に基づいて行なう。従って、上記駆動軸部材29とハブ6aとの間のトルク伝達を確実に行なわせるべく、全周肉盛溶接等、熱歪み等の原因となる加工を施す必要がなくなる。この為、上記ハブ6aの本体部分の中間部外周面に形成した内輪軌道8を含む転がり軸受ユニット各部の耐久性確保を図れる。又、上記駆動軸部材29とハブ6aとの分離防止は、内側係止溝14及び段部43と止め輪35との係合により図れる。欠円環状に形成したこの止め輪35は、ばね鋼、ステンレスのばね鋼等、十分な強度を有する金属材料により造れる為、上記分離防止を確実にできて、車輪駆動用車軸ユニットの信頼性確保を図れる。
【0032】
又、前記芯金69の内周縁部に設けた舌片90、90により上記ハブ6aを、前記トリポード型等速ジョイントの軸方向抵抗に基づき上記駆動軸部材29に加わるスラスト荷重よりも大きなスラスト荷重で押圧する事により、上記段部43を上記止め輪35に押し付けている。従って、上記軸方向抵抗に基づくスラスト荷重に拘らず、上記スプライン軸30とスプライン孔28とが擦れ合う事がなく、これらスプライン軸30の外周面及びスプライン孔28の内周面の摩耗防止を図れる。更に、上記駆動軸部材29とハブ6aとの間にシールリップ68を設け、前記キャップ34と共に、上記スプライン軸30とスプライン孔28とのスプライン係合部を外部空間から遮断し、しかも、このスプライン係合部に潤滑剤であるグリースを塗布介在させているので、このスプライン係合部に、フレッチング等により著しい摩耗が発生する事を、より確実に防止できる。
【0033】
【発明の効果】
本発明は、以上に述べた通り構成され作用するので、小型且つ軽量で、しかも優れた耐久性及び信頼性を有する車輪駆動用車軸ユニットを実現して、自動車の乗り心地及び動力性能、燃費性能の向上に寄与できる。又、運転時に構成部材同士が衝突する事を防止できて、異音並びに振動、更にはフレッチング摩耗が発生するのを防止し、車輪駆動用車軸ユニットを組み込んだ自動車の快適性向上と、車輪駆動用車軸ユニット自体のより一層の耐久性向上とを図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1例を示す半部断面図。
【図2】 止め輪を図1の側方から見た図。
【図3】 芯金及びシールリップの一部を図1の左側から見た図。
【図4】 従来構造の第1例を示す部分断面図。
【図5】 同第2例を示す半部断面図。
【図6】 同第3例を示す断面図。
【図7】 同第4例を示す断面図。
【図8】 同第5例を示す断面図。
【符号の説明】
1、1a、1b、1c 外輪
2 取付部
3 外輪軌道
4 第一素子
5 第二素子
6、6a、6b、6c、6d ハブ
7 取付フランジ
8 内輪軌道
9 円筒部
10 等速ジョイント
11 ハウジング部
12 転動体
13 外側係止溝
14 内側係止溝
15、15a、15b、15c 止め輪
16 段部
17 溶接
18 カバー
19 シールリング
20 隔板部
21 内輪
22 保持部
23 玉
24 内側係合溝
25 外側係合溝
26 ポケット
27 かしめ部
28 スプライン孔
29 駆動軸部材
30 スプライン軸
31 結合部材
32 エンコーダ
33 段部
34 キャップ
35 止め輪
36 ガイド面
37 円筒面部
39 係止溝
40 ナックル
43 段部
44 エンコーダ部
45 円筒部
46 円輪部
47 透孔
48 センサ
50 内輪
66 傾斜部
67 切り欠き
68 シールリップ
69 芯金
90 舌片
92 車軸
93 車軸管
94 係合溝
95 係止部
96 弾性リング
97 止め輪
98 スリーブ
99 凹凸部
100 シールリング
101 回転速度検出センサ

Claims (1)

  1. 内周面に外輪軌道を有し、使用時にも回転しない外輪と、外周面の一端寄り部分に車輪を支持する為の取付フランジを、同じく他端寄り部分に直接又は内輪を介して内輪軌道を、中心部にスプライン孔を、それぞれ設けたハブと、このスプライン孔と係合するスプライン軸を一端部に設けると共に、他端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした駆動軸部材と、上記外輪軌道と上記内輪軌道との間に転動自在に設けた複数個の転動体とを備え、トリポード型等速ジョイントを介して上記ハウジング部に回転力を伝達される状態で使用される車輪駆動用車軸ユニットに於いて、上記スプライン軸の外周面に全周に亙って形成した内側係合部と、この内側係合部に整合する位置で上記ハブの内周面に全周に亙って形成した外側係合部と、止め輪と、上記ハブと上記駆動軸部材との間に設けてこれらハブと駆動軸部材との間にスラスト方向の弾力を付与する弾性部材とを備え、上記止め輪を上記内側係合部と外側係合部とに掛け渡す事により、上記ハブと駆動軸部材との軸方向に亙る位置決めを図ると共に、上記弾性部材により上記ハブと駆動軸部材との間に、走行時に上記トリポード型等速ジョイント部分で発生してこれらハブと駆動軸部材との間に加わるスラスト荷重よりも大きなスラスト荷重を付与しており、上記弾性部材は、上記駆動軸部材の中間部で、且つ、上記ハウジング部の外端部に外嵌固定した、全体を円環状に形成した芯金の円輪部の内径側部分に、内径側に向かう程軸方向外方に傾斜する傾斜部を形成すると共に、この円輪部よりも内径側部分の内周縁部に複数の切り欠きを、円周方向に亙り等間隔で形成する事により、これら各切り欠き同士の間部分に複数の舌片を形成して、上記円輪部よりも内径側の、上記傾斜部を含む部分に弾性を持たせる事により構成しており、更に、上記各舌片よりも外径側で、且つ、上記円輪部の外側面に、全体を円筒状に形成したシールリップを設けた事を特徴とする車輪駆動用車軸ユニット。
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