JP4026206B2 - 車輪用転がり軸受ユニット - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明に係る車輪用転がり軸受ユニットは、所謂第四世代のハブユニットと呼ばれるもので、独立懸架式サスペンションに支持された駆動輪{FF車(前置エンジン前輪駆動車)の前輪、FR車(前置エンジン後輪駆動車)及びRR車(後置エンジン後輪駆動車)の後輪、4WD車(四輪駆動車)の全輪}を、懸架装置に対して回転自在に支持する為に利用する。
【0002】
【従来の技術】
車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する為に、外輪と内輪とを転動体を介して回転自在に組み合わせた車輪用転がり軸受ユニットが、各種使用されている。又、独立懸架式サスペンションに駆動輪を支持する為の車輪用転がり軸受ユニットは、等速ジョイントと組み合わせて、デファレンシャルギヤと駆動輪との相対変位や車輪に付与された舵角に拘らず、駆動軸の回転を上記車輪に対して円滑に(等速性を確保して)伝達する必要がある。この様な等速ジョイントと組み合わせて、しかも比較的小型且つ軽量に構成できる、所謂第四世代のハブユニットと呼ばれる車輪用転がり軸受ユニットとして従来から、特開平7−317754号公報に記載されたものが知られている。
【0003】
図4は、この公報に記載された従来構造を示している。車両への組み付け状態で、懸架装置に支持した状態で回転しない外輪1(外輪相当部材)は、外周面にこの懸架装置に支持する為の第一の取付フランジ2を、内周面に複列の外輪軌道3、3を、それぞれ有する。上記外輪1の内側には、第一、第二の内輪部材4、5を組み合わせて成るハブ6(内輪相当部材)を配置している。このうちの第一の内輪部材4は、外周面の軸方向外端寄り(図4の左寄り)部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジ7を、同じく軸方向内端寄り(図4の右寄り)部分に第一の内輪軌道8を、それぞれ設けた円筒状に形成している。これに対して、上記第二の内輪部材5は、軸方向外端部(図4の左端部)を、上記第一の内輪部材4を外嵌固定する為の円筒部9とし、軸方向内端部(図4の右端部)を、ツェッパ型の等速ジョイント10の外輪となるハウジング部11とし、中間部外周面に第二の内輪軌道12を設けている。そして、上記各外輪軌道3、3と上記第一、第二の内輪軌道8、12との間にそれぞれ複数個ずつの転動体13、13を設ける事により、上記外輪1の内側に上記ハブ6を、回転自在に支持している。
【0004】
又、上記第一の内輪部材4の内周面と上記第二の内輪部材5の外周面との互いに整合する位置には、それぞれ係止溝14、15を形成すると共に、止め輪16を、これら両係止溝14、15に掛け渡す状態で設けて、上記第一の内輪部材4が上記第二の内輪部材5から抜け出るのを防止している。更に、上記第二の内輪部材5の軸方向外端面(図4の左端面)外周縁部と、上記第一の内輪部材4の内周面に形成した段部17の内周縁部との間に溶接18を施して、上記第一、第二の内輪部材4、5同士を結合固定している。
【0005】
更に、上記外輪1の両端開口部と上記ハブ6の中間部外周面との間には、ステンレス鋼板等の金属製で略円筒状のカバー19a、19bと、ゴム、エラストマー等の弾性材製で円環状のシールリング20a、20bとを設けている。これらカバー19a、19b及びシールリング20a、20bは、上記複数の転動体13、13を設置した部分と外部とを遮断し、この部分に存在するグリースが外部に漏出するのを防止すると共に、この部分に雨水、塵芥等の異物が侵入する事を防止する。又、上記第二の内輪部材5の中間部内側には、この第二の内輪部材5の内側を塞ぐ隔板部21を設けて、この第二の内輪部材5の剛性を確保すると共に、この第二の内輪部材5の先端(図4の左端)開口からこの第二の内輪部材5の内側に入り込んだ異物が、前記ハウジング部11の内側に設けた等速ジョイント10部分にまで達する事を防止している。
【0006】
又、上記等速ジョイント10は、上記ハウジング部11と、内輪22と、保持器23と、複数個の玉24とから成る。このうちの内輪22は、エンジンによりトランスミッションを介して回転駆動される、図示しない駆動軸の先端部に固定される。この内輪22の外周面には、断面円弧形の内側係合溝25を6本、円周方向に亙り等間隔に、それぞれ円周方向に対し直角方向に形成している。又、上記ハウジング部11の内周面で上記内側係合溝25と対向する位置には、やはり断面円弧形の外側係合溝26を6本、円周方向に対し直角方向に形成している。又、上記保持器23は、断面円弧状で全体を円環状に形成しており、上記内輪22の外周面とハウジング部11の内周面との間に挟持している。この保持器23の円周方向6個所位置で、上記内側、外側両係合溝25、26に整合する位置には、それぞれポケット27を形成し、これら各ポケット27の内側にそれぞれ1個ずつ、合計6個の上記玉24を保持している。これら各玉24は、それぞれ上記各ポケット27に保持された状態で、上記内側、外側両係合溝25、26に沿い転動自在である。
【0007】
上述の様に構成する車輪用転がり軸受ユニットを車両に組み付ける際には、第一の取付フランジ2により外輪1を懸架装置に支持し、第二の取付フランジ7により駆動輪を第一の内輪部材4に固定する。又、エンジンによりトランスミッションを介して回転駆動される、図示しない駆動軸の先端部を、等速ジョイントを構成する内輪22の内側にスプライン係合させる。自動車の走行時には、上記内輪22の回転を、複数の玉24を介して第二の内輪部材5を含むハブ6に伝達し、上記駆動輪を回転駆動する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図4に示した従来の車輪用転がり軸受ユニットの場合、装置の小型・軽量化を図る事が難しい。この理由は、次の通りである。上述した従来の車輪用転がり軸受ユニットに一体に組み込む等速ジョイント10に設ける内側、外側両係合溝25、26と玉24との数は、通常、それぞれ6個ずつとしている。この様な等速ジョイント10を一体に組み込んだ従来の車輪用転がり軸受ユニットの場合、この等速ジョイント10を構成する上記両係合溝25、26と各玉24の転動面との転がり疲れ寿命を確保しつつ、必要とするトルクの伝達を可能にする都合上、上記等速ジョイント10を構成する各玉24の外径寸法を、或る程度大きくする必要がある。
【0009】
この為、上記従来の車輪用転がり軸受ユニットの場合、上記等速ジョイント10部分が大型化し、その分、装置全体の重量が嵩む。車輪用転がり軸受ユニットの重量の増大は、自動車のばね下荷重の増大につながる為、この車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化が望まれる。
本発明の車輪用転がり軸受ユニットは、上述の様な事情に鑑みて、車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を図るべく発明したものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明の車輪用転がり軸受ユニットは、前述した従来の車輪用転がり軸受ユニットと同様に、外周面に懸架装置に支持する為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有し、使用時にも回転しない外輪相当部材と、外周面の軸方向外端寄り部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、同じく中間部に複列の内輪軌道を、それぞれ設け、軸方向内端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした、使用時に回転する内輪相当部材と、上記両外輪軌道と上記両内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、上記ハウジング部の内周面に、円周方向に対し直角方向に形成された断面円弧形の複数の外側係合溝とを備える。
特に、本発明の車輪用転がり軸受ユニットに於いては、上記外側係合溝の数を8本としている。
又、上記内輪相当部材のうちで上記第二の取付フランジを設けた部分と上記ハウジング部とを一体としている。又、上記複列の内輪軌道のうちで軸方向外寄り部分の第一の内輪軌道を、上記内輪相当部材の外周面に直接形成し、同じく軸方向内寄り部分の第二の内輪軌道を、この内輪相当部材に外嵌された内輪の外周面に形成している。
又、この内輪は、上記両外輪軌道と上記両内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体に予圧を付与した状態で、上記内輪相当部材の外周面に全周に亙り形成した係止凹溝に係止した、それぞれが半円弧状である1対の止め輪素子から成る止め輪により、軸方向内方への変位を阻止されている。
、これら両止め輪素子の周囲に、上記内輪相当部材の軸方向内端部に外嵌固定した間座の軸方向外端縁部に全周に亙り軸方向外方に突出する状態で設けた抑え部を位置させて、上記両止め輪素子が上記係止凹溝から抜け落ちる事を防止している。
更に、上記両外輪軌道のうちで軸方向外側の外輪軌道の直径を、同じく内側の外輪軌道の直径よりも小さくすると共に、上記第一の内輪軌道の直径を上記第二の内輪軌道の直径よりも小さくし、上記内輪相当部材の外周面のうちで、この第一の内輪軌道を形成した部分よりも軸方向内方に存在する部分の直径を、この第一の内輪軌道の周囲に配置した転動体の内接円の直径よりも小さくし、更に、上記各外側係合溝の軸方向外半部を上記第二の内輪軌道の内径側に配置している。
【0011】
【作用】
上述の様に構成する本発明の車輪用転がり軸受ユニットの場合には、等速ジョイントを構成する外側係合溝の数を8本としているので、各転動体に予圧を付与した構造で、車輪用転がり軸受ユニットの使用時に、上記各外側係合溝を含んで構成する等速ジョイントの各玉毎に加わる負荷の大きさを、前述した従来構造の場合よりも小さくできる。従って、その分だけ、上記各玉の外径を小さくして、環状に配置したこれら各玉の外接円の直径、並びに上記複数の外側係合溝の外接円の直径を小さくできる。そして、この様に外側係合溝の外接円の直径を小さくした分、車輪用転がり軸受ユニットの外径寸法を小さくして、装置全体の小型・軽量化を図れる。
【0012】
尚、上記外側係合溝の数を8本とした理由は、上記等速ジョイントによる回転力の伝達を安定して行なわせつつ、上記車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を図り、且つ、上記等速ジョイントの耐久性を確保する為である。即ち、上記外側係合溝を含んで構成するツェッパ型の等速ジョイントによる回転力の伝達を安定して行なわせる為には、上記外側係合溝と内側係合溝と玉とを、上記等速ジョイントの直径方向反対側に位置させるべく、これら外側係合溝と内側係合溝と玉との数を偶数個にする必要がある。従って、従来6本(個)であった外側係合溝と内側係合溝と玉との数を増やして等速ジョイントの小型・軽量化を図る為には、この数を8本(個)又は10本(個)にする必要がある。一方、小型・軽量化を図る為には、この数を増やす程、玉の径を小さくする必要があり、10個にした場合にはこの径が小さくなり過ぎて、玉の負荷容量を確保する事が難しくなる。そこで、上記内側係合溝及び玉の数と同じである、上記外側係合溝の数を8本とした。
【0013】
更に説明すると、等速ジョイントの剥離寿命に影響する、この等速ジョイントの負荷容量は、玉の直径が同じであると仮定した場合には、玉の数の2/3乗に比例する。上記外側係合溝の数に合わせて玉の数を6個から8個に増やした場合には、上記等速ジョイントの負荷容量が(8/6)2/3 ≒1.21倍となる。この様に、玉の数を増やす事により等速ジョイントの負荷容量を約21%増大できるので、この負荷容量を同じとする場合には、上記各玉の径をその分小さくできる。そして、玉の径を小さくした分、ハウジング部の内周面に形成する外側係合溝の断面積、並びに内輪の外周面に形成する内側係合溝の断面積も小さくできる。これらにより、上記等速ジョイント部分の直径を小さくして、第四世代のハブユニットである、車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を図れる。
更に、本発明の構造によれば、外側の転動体列を構成する各転動体のピッチ円直径を小さくする事により、外輪の軸方向外半部の外径を小さくできる。そして、この外輪の外半部の外径を小さくした分だけ、内輪相当部材の外周面に設けた第二の取付フランジに固定した複数のスタッドのピッチ円直径を小さくできる。従って、上記内輪相当部材の軸方向寸法を大きくする事なく、上記スタッドを支持固定する上記第二の取付フランジの外径を小さくして、車輪用転がり軸受ユニットの、更なる小型・軽量化を図れる。又、各外側係合溝の軸方向外半部を第二の内輪軌道の内径側に配置する事で、軸方向寸法を小さくできる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1〜3は、本発明の実施の形態の1例を示している。懸架装置に支持した状態で回転しない外輪1(外輪相当部材)は、外周面にこの懸架装置に支持する為の第一の取付フランジ2を、内周面に複列の外輪軌道3a、3bを、それぞれ有する。上記外輪1の内径側には、ハブ28と内輪29とから成る内輪相当部材30を、この外輪1と同心に配置している。この内輪相当部材30の外周面で上記各外輪軌道3a、3bに対向する部分には、それぞれ第一、第二の内輪軌道8a、12aを設けている。これら両内輪軌道8a、12aのうち、第一の内輪軌道8aは、上記ハブ28の中間部外周面に直接形成している。又、このハブ28の中間部のうち、上記第一の内輪軌道8aを形成した部分よりも軸方向内端寄り(図1の右端寄り)部分に、上記内輪29を外嵌している。上記第二の内輪軌道12aは、この内輪29の外周面に形成している。そして、上記各外輪軌道3a、3bと上記第一、第二の内輪軌道8a、12aとの間に、それぞれ複数個ずつの転動体13、13を転動自在に設ける事により、上記外輪1の内側に上記内輪相当部材30を、回転自在に支持している。
【0015】
図示の例の場合には、上述の様に、上記第一の内輪軌道8aを上記ハブ28の外周面に直接形成する事により、この第一の内輪軌道8aの直径を、上記内輪29の外周面に形成した第二の内輪軌道12aの直径よりも小さくしている。又、この様に第一の内輪軌道8aの直径を第二の内輪軌道12aの直径よりも小さくした事に伴い、上記第一の内輪軌道8aと対向する軸方向外側(自動車への組み付け状態で幅方向外側となる側を言い、図1の左側)の外輪軌道3aの直径を、軸方向内側(自動車への組み付け状態で幅方向中央側となる側を言い、図1の右側)の外輪軌道3bの直径よりも小さくしている。更に、上記 軸方向外側の外輪軌道3aを形成した、外輪1の軸方向外半部の外径を、上記内側の外輪軌道3bを形成した部分である、上記外輪1の軸方向内半部の外径よりも小さくしている。又、図示の例では、この様に第一の内輪軌道8a及び外側の外輪軌道3aの直径を小さくした事に伴い、これら第一の内輪軌道8aと軸方向外側の外輪軌道3aとの間に設ける転動体13、13の数を、上記第二の内輪軌道12aと軸方向内側の外輪軌道3bとの間に設ける転動体13、13の数よりも少なくしている。
【0016】
又、上記ハブ28の軸方向外端部外周面には、このハブ28に車輪を支持固定する為の第二の取付フランジ7を、このハブ28と一体に設けており、この第二の取付フランジ7に、上記車輪を結合する為の複数本のスタッド31の基端部を固定している。図示の例の場合にこれら複数本のスタッド31のピッチ円直径は、上述の様に外輪1の軸方向外半部の外径を、同じく内半部の外径よりも小さくした分だけ(上記各スタッド31の頭部32が上記外輪1の軸方向外端部外周面と干渉しない程度に)小さくしている。尚、上記ハブ28の外周面のうちで、上記第一の内輪軌道8aを形成した部分よりも軸方向内方に存在する部分の直径は、この第一の内輪軌道8aに対応する転動体13、13の内接円の直径よりも小さくしている。この理由は、車輪用転がり軸受ユニットの組み立て時に、外輪1の軸方向外端部内周面に形成した外輪軌道3aの内径側に複数の転動体13、13を組み付けると共に、上記外輪1の軸方向外端部内周面にシールリング33を内嵌固定した状態で、この外輪1の内径側に上記ハブ28を挿入自在とする為である。又、上記ハブ28の中間部外周面で、上記第一の内輪軌道8aと上記内輪29を外嵌した部分との間部分には、全周に亙り凹溝状の肉盗み部34を形成して、上記ハブ28の軽量化を図っている。
【0017】
又、上記ハブ28に外嵌した内輪29が軸方向内端側にずれ動くのを防止して、上記各外輪軌道3a、3bと上記第一、第二の内輪軌道8a、12aとの間にそれぞれ複数個ずつ転動自在に設けた、上記各転動体13、13に付与した予圧を適正値に保持すべく、上記ハブ28の外周面軸方向内端寄り部に全周に亙り形成した係止凹溝35に、止め輪36を係止している。この止め輪36は、それぞれが半円弧状である、1対の止め輪素子により構成している。この様な止め輪36は、上記各転動体13、13に適正な予圧を付与すべく、上記内輪29を上記ハブ28に対して軸方向外方に押圧しつつ、その内周縁部を上記係止凹溝35に係合させる。上記内輪29を軸方向外方に押圧している力を解除した状態でも上記各転動体13、13に適正な予圧を付与したままにすべく、上記止め輪36として、適切な厚さ寸法を有するものを選択使用する。即ち、上記止め輪36として、厚さ寸法が僅かずつ異なるものを複数種類用意し、上記係止凹溝35の溝幅等、転がり軸受ユニットの構成各部材の寸法との関係で適切な厚さ寸法を有する止め輪36を選択し、上記係止凹溝35に係合させる。従って、この止め輪36を係止凹溝35に係止すれば、上記押圧している力を解除しても、上記内輪29が軸方向内端側にずれ動くのを防止して、上記各転動体13、13に適切な予圧を付与したままに保持できる。
【0018】
又、上記止め輪36を構成する1対の止め輪素子が直径方向外方に変位し、この止め輪36が上記係止凹溝35から不用意に抜け落ちる事を防止すべく、この止め輪36の周囲に、間座50の一部を配置している。この間座50は、上記ハブ28の軸方向内端部分に設けたハウジング部11aにより構成する等速ジョイント10a内に、雨水、塵芥等の異物が入り込むのを防止する為のブーツ37の軸方向外端部を外嵌支持する為のものである。尚、このブーツ37は、ゴム、合成樹脂等の弾性材により一体成形し、中間部を蛇腹状に、両端部を円筒状に、それぞれ形成している。この様なブーツ37の軸方向外端部は、上記ハブ28の軸方向内端部に締り嵌めにより外嵌固定した金属製の間座50に外嵌し、抑えバンド38によりこの間座50の外周面に抑え付けている。尚、上記ブーツ37の軸方向外端部内周面は、上記間座50の外周面に形成した係合溝39に、全周に亙り係合させている。
【0019】
上記間座50の軸方向外端縁部で上記ブーツ37よりも軸方向外方に突出した部分は断面クランク形に形成して、全周に亙る抑え部40を構成している。この抑え部40を構成する為に上記間座50は、上記ハブ28の軸方向内端部に外嵌固定する小径円筒部41と、この小径円筒部41の軸方向外端縁から直径方向外方に折れ曲がった円輪部42と、この円輪部42の外周縁から軸方向外方に折れ曲がった大径円筒部43とから成る。そして、このうちの円輪部42の外側面を上記止め輪36の内側面に当接若しくは近接対向させると共に、上記大径円筒部43の内周面を上記止め輪36の外周面に、当接若しくは近接対向させている。又、前記外輪1の軸方向外端部内周面と上記ハブ28の中間部外周面との間にはシールリング33を、この外輪1の軸方向内端部内周面と前記内輪29の内端部外周面との間には組み合わせシールリング45を、それぞれ設けて、前記複数の転動体13、13を設置した空間46の両端開口部を塞いでいる。
【0020】
更に、上記ハブ28の軸方向内端部で、上記内輪29と上記ブーツ37の軸方向外端部とを外嵌した部分は、等速ジョイント10aの外輪となるハウジング部11aとしている。このハウジング部11aの内周面には、それぞれ断面形状が円弧形である8本の外側係合溝26a、26aを、それぞれ円周方向に対し直角方向(図1の左右方向、図2の表裏方向)に形成している。又、上記ハウジング部11aの内側には、このハウジング部11aと共に、ツェッパ型の上記等速ジョイント10aを構成する為の内輪22aを配置している。そして、この内輪22aの外周面に8本の内側係合溝25a、25aを、それぞれ円周方向に対し直角方向に形成している。そして、これら各内側係合溝25a、25aと上記各外側係合溝26a、26aとの間に、これら各係合溝25a、26a毎に1個ずつ、合計8個の玉24、24を、保持器23のポケット27内に保持した状態で転動自在に設けている。更に、上記内輪22aの中心部には、スプライン孔47を軸方向に亙り形成している。自動車への組み付け状態でこのスプライン孔47には、図示しない駆動軸の端部をスプライン係合させ、上記内輪22a及び上記8個の玉24、24を介して、上記ハブ28を回転駆動自在とする。
【0021】
上述の様に構成する本例の車輪用転がり軸受ユニットにより、車輪を懸架装置に対して回転自在に支持する作用は、前述した従来の車輪用転がり軸受ユニットの場合と同様である。特に、本発明の車輪用転がり軸受ユニットの場合には、上記等速ジョイント10aを構成する内側、外側両係合溝25a、26aの数を8本とし、上記玉24、24の数を8個としているので、車輪用転がり軸受ユニットの使用に伴う、内輪相当部材30と外輪1との間でのトルク伝達時に、上記等速ジョイント10aを構成する各玉24、24毎に加わる負荷の大きさを、前述した従来構造の場合よりも小さくできる。従って、その分だけ、上記各玉24、24の外径を小さくして、環状に配置したこれら各玉24、24の外接円の直径、並びに上記複数の外側係合溝26a、26aの外接円の直径を小さくできる。そして、この様に外側係合溝26a、26aの外接円の直径を小さくした分、車輪用転がり軸受ユニットの外径寸法を小さくして、装置全体の小型・軽量化を図れる。特に、図示の例の様に、上記各外側係合溝26a、26aの軸方向外半部を前記第二の内輪軌道12aの内径側に配置すれば、車輪用転がり軸受ユニットの外径寸法だけでなく軸方向寸法も小さくして、装置全体の小型・軽量化をより有効に図れる。この様な本例の構造は、転がり軸受ユニット本体を構成する第二の内輪軌道12aを、上記各外側係合溝26a、26aよりも大径にせざるを得ない。この様な本例の構造では、上記転がり軸受ユニット本体の外径寸法が大きくなる。この様な本例の構造では、上記玉24、24の数を6個から8個に増やして、その分玉24、24の外径を小さくし、上記転がり軸受ユニットの外径寸法を小さくできる本発明の効果が、特に大きくなる。
【0022】
更に、図示の例の場合には、前述した様に、軸方向外側の転動体列を構成する各転動体13、13のピッチ円直径を小さくする事により、外輪1の軸方向外半部の外径を小さくできる。そして、この外輪1の外半部の外径を小さくした分だけ、ハブ28の外周面に設けた第二の取付フランジ7に固定した複数のスタッド31のピッチ円直径を小さくできる。従って、上記ハブ28の軸方向寸法を大きくする事なく、上記スタッド31を支持固定する上記第二の取付フランジ7の外径を小さくして、車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を、更に有効に図れる。
【0023】
上述の様に、軸方向外側の転動体列を構成する各転動体13、13のピッチ円直径を、軸方向内側の転動体列を構成する各転動体13、13のピッチ円直径よりも小さくする事に伴い、外側の転動体列部分の基本動定格荷重が内側の転動体列部分の基本動定格荷重よりも小さくなる。従って、両列に加わる荷重が同じであれば、外側の転動体列部分の寿命が内側の転動体列部分の寿命よりも短くなる。これに対して、一般的な自動車では、外側の転動体列部分に加わる荷重は内側の転動体列部分に加わる荷重よりも小さい。この為、上記両列部分の寿命をほぼ同じにする設計が容易になって、無駄のない設計が可能になる。尚、図示の例では、転動体13、13として玉を使用しているが、重量の嵩む自動車用の転がり軸受ユニットの場合には、転動体としてテーパころを使用する場合もある。本発明は、勿論、この様に転動体としてテーパころを使用する転がり軸受ユニットにも適用可能である。
【0024】
尚、本発明を実施する場合に、前記等速ジョイント10aを構成する内側、外側両係合溝25a、26aの断面の曲率半径R25a 、R26a と、各玉24、24の外径d24との関係を、従来構造と同じにした場合には、これら各玉24、24の転動面の剥離寿命を確保できない場合が考えられる。この様な事情に鑑みて、本発明を実施する場合には、各玉24、24の外径d24との関係で上記内側、外側両係合溝25a、26aの断面の曲率半径R25a 、R26a を、従来構造の場合よりも少し大きくする事が好ましい。この理由に就いて、図2〜3により説明する。
【0025】
上記等速ジョイント10aを構成する内輪22aとハウジング部11aとの間での回転力の伝達時に、上記内側、外側両係合溝25a、26aと各玉24、24とは、図2に誇張して示す様に、これら各玉24、24の転動面と上記各係合溝25a、26aの片側面とが当接する方向に変位する。この変位に伴い、これら各玉24、24は、上記内側、外側両係合溝25a、26aの開口部に向け、乗り上げる様に変位する。同時に、これら各玉24、24の転動面と上記内側、外側両係合溝25a、26aの内面とは、上記等速ジョイント10aの円周方向を長径とする接触楕円部分で互いに当接する。例えば、上記各玉24、24の転動面と各外側係合溝26aの内面とは、図3に示す様な接触楕円48部分で互いに当接する。一方、上記内側、外側両係合溝25a、26aにはそれぞれ面取り部49a、49bを、これら各係合溝25a、26aの全長に亙り形成している。上記変位に基づいて上記各玉24、24に関する接触楕円48が、上記両係合溝25a、26aの開口部に向けて移動し、この接触楕円48が上記面取り49a、49b部分に達すると、これら各面取り49a、49b部分でエッヂロードが発生する。この様なエッヂロードは、上記各玉24、24の転動面の剥離寿命を低下させて上記等速ジョイント10aの耐久性を損なう原因となる為、好ましくない。
【0026】
上述の様な原因による耐久性低下を防止する為には、上記接触楕円48が上記面取り部49a、49bに達しない様にする必要がある。これに対して、従来の等速ジョイントの場合には、各係合溝の断面の曲率半径を、各玉の外径の0.504〜0.51倍(50.4〜51%)程度と、転動面の曲率半径よりも僅かに大きくしていただけであった為、上記接触楕円の長径が大きくなり、この接触楕円の端部が上記面取り部49a、49bに達し易かった。そこで、本発明を実施する場合に好ましくは、上記内側、外側両係合溝25a、26aの断面の曲率半径R25a 、R26a を、上記各玉24、24の外径d24の0.51〜0.52倍(51〜52%)程度と、転動面の曲率半径よりも大きくする程度を若干著しくする。この様に、上記内側、外側両係合溝25a、26aの断面の曲率半径R25a 、R26a を、上記各玉24、24の転動面の曲率半径よりも大きくする事により、上記接触楕円48の長径が小さくなって、この接触楕円48の端部が上記面取り部49a、49bに達しにくくなる。この結果、上記各玉24、24の転動面にエッヂロードが加わりにくくなり、この転動面の剥離寿命を高め、前記等速ジョイント10aの耐久性向上を図れる。又、耐久性向上を図れる分、必要とする耐久性を同じとした場合には、上記等速ジョイント10aを含めた、車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を更に進める事ができる。尚、上記接触楕円48の長径を短くする為には、上記両係合溝25a、26aの開口寄り部分の断面の曲率半径を大きくすれば良い。これら各係合溝25a、26aの中央部分の断面の曲率は、従来通りでも良い。この為に、上記両係合溝25a、26aの断面形状を、半楕円形、或はゴシック・アーチ形としても良い。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上に述べた通り構成され作用するので、車輪用転がり軸受ユニットの小型・軽量化を図って、この車輪用転がり軸受ユニットを組み込んだ自動車の性能向上を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の1例を示す断面図。
【図2】 等速ジョイント部分のみを、保持器を省略した状態で示す、図1のA−A断面に相当する図。
【図3】 玉の転動面と外側係合溝の内面との接触楕円を示す、図2のB矢視図。
【図4】 従来構造の1例を示す部分断面図。
【符号の説明】
1 外輪
2 第一の取付フランジ
3、3a、3b 外輪軌道
4 第一の内輪部材
5 第二の内輪部材
6 ハブ
7 第二の取付フランジ
8、8a 第一の内輪軌道
9 円筒部
10、10a 等速ジョイント
11、11a ハウジング部
12、12a 第二の内輪軌道
13 転動体
14 係止溝
15 係止溝
16 止め輪
17 段部
18 溶接
19a、19b カバー
20a、20b シールリング
21 隔板部
22、22a 内輪
23 保持器
24 玉
25、25a 内側係合溝
26、26a 外側係合溝
27 ポケット
28 ハブ
29 内輪
30 内輪相当部材
31 スタッド
32 頭部
33 シールリング
34 肉盗み部
35 係止凹溝
36 止め輪
37 ブーツ
38 抑えバンド
39 係合溝
40 抑え部
41 小径円筒部
42 円輪部
43 大径円筒部
45 組み合わせシールリング
46 空間
47 スプライン
48 接触楕円
49a、49b 面取り部
50 間座

Claims (1)

  1. 外周面に懸架装置に支持する為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有し、使用時にも回転しない外輪相当部材と、外周面の軸方向外端寄り部分に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、同じく中間部に複列の内輪軌道を、それぞれ設け、軸方向内端部を等速ジョイントの外輪となるハウジング部とした、使用時に回転する内輪相当部材と、上記両外輪軌道と上記両内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、上記ハウジング部の内周面に、円周方向に対し直角方向に形成された断面円弧形の複数の外側係合溝とを備えた車輪用転がり軸受ユニットに於いて、上記外側係合溝の数を8本としており、上記内輪相当部材のうちで上記第二の取付フランジを設けた部分と上記ハウジング部とは一体であり、上記複列の内輪軌道のうちで軸方向外寄り部分の第一の内輪軌道は、上記内輪相当部材の外周面に直接形成されており、同じく軸方向内寄り部分の第二の内輪軌道は、この内輪相当部材に外嵌された内輪の外周面に形成されており、この内輪は、上記両外輪軌道と上記両内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体に予圧を付与した状態で、上記内輪相当部材の外周面に全周に亙り形成した係止凹溝に係止した、それぞれが半円弧状である1対の止め輪素子から成る止め輪により、軸方向内方への変位を阻止されており、これら両止め輪素子の周囲に、上記内輪相当部材の軸方向内端部に外嵌固定した間座の軸方向外端縁部に全周に亙り軸方向外方に突出する状態で設けた抑え部を位置させて、上記両止め輪素子が上記係止凹溝から抜け落ちる事を防止しており、上記両外輪軌道のうちで軸方向外側の外輪軌道の直径を同じく内側の外輪軌道の直径よりも小さくすると共に、上記第一の内輪軌道の直径を上記第二の内輪軌道の直径よりも小さくし、上記内輪相当部材の外周面のうちで、この第一の内輪軌道を形成した部分よりも軸方向内方に存在する部分の直径を、この第一の内輪軌道の周囲に配置した転動体の内接円の直径よりも小さくし、更に、上記各外側係合溝の軸方向外半部を上記第二の内輪軌道の内径側に配置している事を特徴とする車輪用転がり軸受ユニット。
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