JP4351112B2 - 弾球遊技機の制御方法及びその制御プログラム - Google Patents

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本発明は、パチンコ遊技機等の弾球遊技機の制御方法及びその制御プログラムに関し、特に、大当たりの入賞判定装置を遊技盤面に備える弾球遊技機の制御方法及びその制御プログラムに関する。
従来、弾球遊技機の1つであるパチンコ遊技機には、遊技盤面に設けられている始動入賞口に遊技球が入賞したことを契機に大当たりの抽選等を行うパチンコ遊技機(以下「第1種パチンコ遊技機」という)がある。即ち、始動入賞口に遊技球が入賞すると、乱数を取得して抽選を行い、その乱数抽選結果に基づいて遊技盤面に設けられている図柄表示装置に図柄を変動表示した後停止表示する。そして、乱数抽選において、大当たりに当選した場合には、遊技盤面に設けられた大入賞口を入賞容易とする単位特別遊技としての大当たりのラウンドを複数回行うことから成る特別遊技を実行する。即ち、通常は閉鎖している大入賞口を開放し、例えば、所定時間が経過しまたは所定個数の遊技球が大入賞口に入賞したら閉鎖するという動作を、15回(ラウンド)という所定回数だけ繰り返す(例えば、特許文献1参照)。
また、遊技盤面に役物領域を配設し、役物領域内に設けられた特定領域へ遊技球が入賞することにより大当たりの権利が発生するパチンコ遊技機(いわゆる権利モノ、以下「第3種パチンコ遊技機」という)もある。このようなパチンコ遊技機では、始動入賞口に遊技球が入賞するとそれを契機に抽選を行い、該抽選で当たりに当選した場合のみ、役物領域への遊技球の入賞が可能となる(例えば、特許文献2参照)。
特開平11−299998号公報 特開2001−276346号公報
上述した従来のパチンコ遊技機において遊技球を増加させるには、遊技球を始動入賞口もしくは特定領域へ入賞させる必要がある。このため、遊技球が始動入賞口もしくは特定領域に近付いたときに、例えば遊技盤面等に打撃を与えて遊技球を異常動作させ、始動入賞口もしくは特定領域へ遊技球を無理矢理入賞させる不正行為が一部の遊技者で行われている。特に、従来の第3種パチンコ遊技機では、また今後、第1種パチンコ遊技機と第3種パチンコ遊技機を組み合わせたパチンコ遊技機が出現した場合には、役物領域内にて遊技球が転動するので、上記不正行為による遊技球の入賞が発生し易く、遊技者と遊技店との間でトラブルが発生するおそれがある。
本発明は、以上のような課題に鑑みなされたものであり、その目的は、不正入賞行為を防止することができる弾球遊技機の制御方法及びその制御プログラムを提供することにある。
上記目的達成のため、本発明の弾球遊技機の制御方法では、遊技盤面と、前記遊技盤面に対し開閉可能に設けられた枠体と、前記遊技盤面に設けられた入賞部を含み、前記入賞部に遊技球が入賞することに基づいて特別遊技を行うか否かの判定を行い、前記特別遊技を行うと判定された場合に、前記遊技盤面に設けられた可変入賞口を入賞容易とする単位特別遊技を繰り返し実行する弾球遊技機の制御方法において、更に、前記遊技盤面に前記遊技球を当たり領域と非当たり領域のいずれかに振り分ける少なくとも1つの振り分け手段を設けると共に該振り分け手段よりも上流に遊技球検出手段を設け、前記遊技球検出手段により検出された遊技球が前記振り分け手段に誘導されるまでの経路にある間に、振動検出手段が所定の閾値範囲の振動を検出した場合に警告をすることを特徴としている。このように、遊技球検出手段により検出された遊技球が当たり領域と非当たり領域に振り分ける振り分け手段に誘導されるまでの経路にある間に入力された振動検出信号を有効な信号として判定して警告をするので、このような間に振動が検出されたときは、遊技盤面等に打撃を与えて遊技球を異常動作させて無理矢理当たり領域に入賞させる不正行為が行われたと判断することができるので、ただちに警告をすることが可能となる。また、遊技球検出手段により検出された遊技球が当たり領域と非当たり領域に振り分ける振り分け手段に誘導されるまでの経路にある間に遊技盤面等に打撃を与えて遊技球を異常動作させて遊技球を無理矢理当たり領域に入賞させる不正行為のみの振動に対して警告をし、かかる不正行為以外の行為による振動に対しては何ら対応しないことが可能となるので、遊技を悪戯に中断させずに不正行為による遊技球の入賞の発生のみを未然に防止することができる。
本発明によれば、遊技盤面と、前記遊技盤面に対し開閉可能に設けられた枠体と、前記遊技盤面に設けられた入賞部を含み、前記遊技盤面に設けられた入賞部に遊技球が入賞することに基づいて特別遊技を行うか否かの判定を行い、前記特別遊技を行うと判定された場合に、前記遊技盤面に設けられた可変入賞口を入賞容易とする単位特別遊技を繰り返し実行する弾球遊技機の制御方法において、前記遊技盤面に前記遊技球を当たり領域と非当たり領域のいずれかに振り分ける少なくとも1つの振り分け手段を設けると共に該振り分け手段よりも上流に遊技球検出手段を設け、前記遊技球検出手段により検出された遊技球が前記振り分け手段に誘導されるまでの経路にある間に、振動検出手段が所定の閾値範囲の振動を検出した場合に警告をするので、このような間に振動が検出されたときは、遊技盤面等に打撃を与えて遊技球を異常動作させて無理矢理当たり領域に入賞させる不正行為が行われたと判断することができるので、ただちに警告をすることが可能となる。
図1は、本発明の実施形態に係る弾球遊技機の遊技盤面1の外観を示す正面図である。遊技盤面1は、弾球ハンドル等が設けられた図示しない枠体に嵌め込まれている。この弾球遊技機の遊技盤面1の略中央には、特別遊技を行うか否かの判定を行う特別遊技入賞判定装置10が配設されている。この特別遊技入賞判定装置10の略中央には、図柄を変動表示及び停止表示等する図柄表示装置20が配設されている。この図柄表示装置20は、主に液晶ディスプレイが使用されるが、画面上に画像を表示可能であれば、例えば、CRT、ドットマトリックス表示装置等他の表示装置でも良い。
特別遊技入賞判定装置10の下方には、遊技球が入賞可能な特定入賞口3が配設されている。特定入賞口3は、遊技球の通過を契機として特別遊技入賞判定装置10の第2入賞部12を所定の時間開放する機能を有する。この特定入賞口3の上部の開口部には、開口幅を拡大する拡大装置4が配設されている。この拡大装置4は、通常は遊技球が特定入賞口3に入賞するのを困難なものとしているが、拡大時は広い範囲で遊技球を拾うことにより、特定入賞口3への遊技球の入賞を容易なものとする機能を有している。
特定入賞口3の左右両端には、入賞口6が配設され、特定入賞口3と入賞口6の間には、遊技球が通過可能な作動ゲート5が配設されている。入賞口6に遊技球が入賞した場合、遊技者に対し所定数の遊技球の払い出しが行われる。作動ゲート5は、遊技球の通過を契機として普通図柄表示部21における普通図柄の変動表示の開始に係る機能を有している。普通図柄は、普通図柄表示部21に設けられたランプの表示によって行われる。ランプの点灯が所定の状態に点灯されると、特定入賞口3の拡大装置4が所定時間作動して、特定入賞口3の上部の開口幅を拡大する。
特定入賞口3の下方には、アタッカーユニット7が配設されている。このアタッカーユニット7の正面略中央には、特別遊技である大当たりの際に開放する大入賞口8が設けられている。ここで、特別遊技としての大当たりとは、特別遊技入賞判定装置10内に設けられた当たり領域に遊技球が入賞した場合に、その都度遊技者に特別の利益が提供されるような単位特別遊技を複数回行うことから成る遊技をいう。例えば、通常は閉鎖している大入賞口8が30秒という所定時間の経過または10球という所定個数の遊技球の入賞の何れかが起こるまで開放され、この開放の間に大入賞口8の内部に設けられているVゾーンへの入賞があると大入賞口8は一旦閉鎖した後に再度開放されるという単位特別遊技としての大当たりの1ラウンドが、15回(ラウンド)という所定回数だけ繰り返されるような遊技をいう。
遊技領域2の下端には、特別遊技入賞判定装置10、特定入賞口3、入賞口6、大入賞口8の何れにも入賞しなかった遊技球が排出されるアウト口9が配設されている。さらに、遊技領域2には、遊技球の落下方向に変化を付けるための図示しない風車及び釘が配設されている。そして、遊技領域2の前面は、図示しないガラス板で覆われている。さらに、遊技領域2の下方には、遊技球を遊技領域2の下端から上端へ打ち出すための図示しない弾球ハンドルや、特別遊技入賞判定装置10、大入賞口8、入賞口6に遊技球が入賞したときに複数個の遊技球が払い出される図示しない賞球払出口及びそれらの遊技球を受ける球受け皿が配設されている。
図2は、特別遊技入賞判定装置10の概要を示す正面図である。前述したように、特別遊技入賞判定装置10の略中央には図柄を変動表示及び停止表示等する図柄表示装置20が配設されている。特別遊技入賞判定装置10の上端付近には、遊技球の特別遊技入賞判定装置10への入球を可能とする第1入賞部11と第2入賞部12が配設されている。第1入賞部11は、常時遊技球の入賞が可能であるのに対して、第2入賞部12は左右の可動片12aにより通常は遊技球の入賞ができない構成となっている。前述したように、遊技球の特定入賞口3への入賞を契機として左右の可動片12aが所定時間だけ開放駆動され、遊技球が第2入賞部12へ容易に入賞される状態が形成される。
図柄表示装置20の上方には、第1振り分け装置30が配設されている。第1振り分け装置30は、第1振り分け装置駆動源31(図7参照)により時計方向または半時計方向に回動可能である。第1振り分け装置30の上方には、第1入賞部11、第2入賞部12より入賞した遊技球を検出する第1遊技球検出装置13が配設されている。図柄表示装置20の下方には、第2振り分け装置40が配設されている。第2振り分け装置40は、クルーンと呼ばれる3個の穴が設けられた皿状の役物で、1つの穴が当たり領域41、他の2つの穴が非当たり領域42となっている。
図柄表示装置20の右方向には、第2振り分け装置40が配設されている。第3振り分け装置50は、遊技球を収容可能に構成された複数の球受部を備えた略円板回転体で、第3振り分け装置駆動源53により時計方向または半時計方向に回動可能である。尚、第3振り分け装置50の構成については後述する。図柄表示装置20の左方向には、図柄表示装置20を迂回するように、第1振り分け装置30から第2振り分け装置40まで延びる、第1の経路14が配設されている。第1の経路14は、第1振り分け装置30と第2振り分け装置40を直接結ぶ、遊技球を誘導する経路である。第1の経路14には、遊技球の通過を検出する第2遊技球検出装置16が配設されている。
また、図柄表示装置20の右方向には、第3の振り分け装置50を介して第1振り分け装置30と第2振り分け装置40を結ぶ第2の経路15が配設されている。第2の経路15は、第1振り分け装置30から第3振り分け装置50まで延びる第1部分15aと、第3振り分け装置50から第2振り分け装置40まで延びる第2部分15bから構成される。第1部分15aには、遊技球の通過を検出する第3遊技球検出装置17aが配設され、第2部分15bには第4遊技球検出装置17bがそれぞれ配設されている。
図3は、特別遊技入賞判定装置10の第1振り分け装置30付近を示す正面図である。図3(a)に示すように、第1振り分け装置30は、遊技球を収容可能に構成された1の球受部30aを備えた略円板回転体で、第1振り分け装置駆動源31(図7参照)により時計方向または半時計方向に回転駆動される。第1振り分け装置30の上方から左方向にかけて第1の予備経路18が配設され、第1振り分け装置30の上方から右方向にかけて第2の予備経路19が配設されている。
第1の予備経路18は、第1遊技球検出装置13と第1振り分け装置30に挟まれた部分から略水平左方向に延びた後屈曲し、鉛直下方向に延びて、第1の経路14に連通されている。第2の予備経路19は、同じく第1遊技球検出装置13と第1振り分け装置30に挟まれた部分から略水平右方向に延びた後屈曲し、鉛直下方向に延びて、第2の経路15の第1部分15aに連通されている。第1の予備経路18、第2の予備経路19の略水平方向に延びる部分は、遊技球を確実に誘導できるように所定の傾きが設けられている。このような構成の第1振り分け装置30の回転動作について図3(a)〜(c)を参照して説明する。
図3(a)に示すように、第1振り分け装置30は、通常は球受部30aを上に向けた状態で停止している。そこで、第1入賞部11、第2入賞部12より入賞した遊技球は、第1遊技球検出装置13を通過後球受部30aに収容される。そして、後述するように、第1遊技球検出装置13の通過を契機として当選乱数が取得され、取得された当選乱数に基づいて、図3(b)に示すように、第1振り分け装置30は時計方向または反時計方向に所定の角度回転駆動される。図示実線で示す遊技球Aは、第1振り分け装置30が時計方向に所定の角度回転駆動され、第2の経路15に誘導される。また、図示破線で示す遊技球Aは、第1振り分け装置30が反時計方向に所定の角度回転駆動され、第1の経路14に誘導される。
図3(c)に示すように、遊技球Aと遊技球Bが連続して入賞すると、遊技球Aは球受部30aに収容された後、前述したように第1の経路14または第2の経路15の何れかに振り分けられる。一方、遊技球Bは遊技球Aに衝突後、第1振り分け装置30に収容されることなく、第1の予備経路18または第2の予備経路19のいずれかに誘導される。第1の予備経路18に誘導された遊技球Bは、第1の経路14に案内され、その後は第1振り分け装置30により第1の経路14に誘導された遊技球と同じ運命をたどる。同様に、第2の予備経路19に誘導された遊技球Bは、第2の経路に案内され、その後は第1振り分け装置30により第2の経路に誘導された遊技球と同じ運命をたどる。
図4は、第3振り分け装置50を上方向より見た第1の平面図である。図4(a)に示すように、第3振り分け装置50は、それぞれ遊技球を収容可能に構成された4つの球受部50a、50bを備えた略円板回転体である。4つの球受部は、1つの特定球受部50aと3つの非特定球受部50bから構成される。特定球受部50aは遊技球がスムーズに通過できる貫通孔であるのに対し、3つの非特定球受部50bは非貫通穴である。第3振り分け装置50は、第3振り分け装置駆動源53(図2、図7参照)に結合され、時計方向または反時計方向に回転駆動されている。
第3振り分け装置50の下方には、導入口51が配設されている。導入口51は、第1の経路15の第1部分15aに連通され、第1の経路15により誘導された遊技球は、第3振り分け装置50の球受部に収容される際に導入口51を通過する。導入口51付近には、遊技球が第3振り分け装置50の球受部50a、50bに確実に収納されるように所定の傾斜が設けられている。第3振り分け装置50の左方向には、非特定球受部50bに収容された遊技球を、非特定領域に誘導する非特定領域口52(図2参照)が配設されている。
このような構成の第3振り分け装置50の回転動作と遊技球の振り分け方法について説明する。図4(a)に示すように、遊技球Dは、導入口51を通過し、非特定球受部50bに収容される。また、既に他の非特定球受部50bに収容された遊技球Cは、第3振り分け装置50が所定の角度回転駆動された後、非特定領域口52へ誘導される。非特定領域口52に誘導された遊技球Cは、遊技領域2の裏面方向に排出され、特定遊技入賞判定装置10による判定は終了する。
これに対し、図4(b)に示すように、遊技球Eは、導入口51を通過し、特定球受部50aに収容される。特定球受部50aは前述したように貫通孔であるので、遊技球Eは、第3振り分け装置50の鉛直下方向に設けられた図2に示す特定領域口54を経由し、第1の経路15の第2部分15aに誘導される。すなわち、第3振り分け装置50の特定球受部50aに収容された遊技球は、第1の経路15の第2部分15aを経由して、第2振り分け装置40に誘導される。
図5は、第3振り分け装置50を上方向より見た第2の平面図である。第3振り分け装置50は、時計方向または反時計方向に回転駆動が可能であり、通常は、図4(b)に示す特定球受部50aが導入口51と重なる状態にはならないような往復回転動作を行っている。すなわち、通常、第3振り分け装置50は、図5(a)に示す特定球受部50aが導入口51と重ならない状態から時計方向に回転駆動し、図5(b)の状態を経由して図5(c)に示す特定球受部50aが導入口51と重ならない所定の角度で回転停止する。その後、第3振り分け装置50は、図5(c)に示す特定球受部50aが導入口51と重ならない状態から反時計方向に回転駆動し、図5(b)の状態を経由して図5(a)に示す特定球受部50aが導入口51と重ならない所定の角度で回転停止する。
通常、第3振り分け装置50はこのような往復回転動作を繰り返し、遊技球が特定球受部50aに収容されることを困難としている。これにより、ほとんどの遊技球は非特定球受部50bに収容された後、非特定領域口52に誘導される。そこで、実施形態に係る弾球遊技機では、通常の回転動作とは別に、第3遊技球検出装置17aの遊技球の検出を契機に抽選を行い、当抽選に当選した場合、第3振り分け装置50の回転動作を変化させることとしている。例えば、第3振り分け装置50を所定の回数だけ全回転させ、遊技球が特定球受部50aに収容される確率を高くさせている。このように、第3振り分け装置50の回転動作を変化させることにより、遊技球が第2振り分け装置40に誘導される確率を変化させることが可能となる。
以上のように、この弾球遊技機は、機械的な要素のみで電気的な要素の無い第2振り分け装置40及び第3振り分け装置50を備えているので、従来技術で説明した遊技盤面1等に打撃を与えて遊技球を異常動作させ、遊技球を無理矢理入賞させるような遊技者にとって有利となるような不正行為が行われる可能性が高い。このような不正行為を防止するために、本実施形態の弾球遊技機には、本発明の特徴的な構成である振動検出手段が備えられており、以下図面を参照して説明する。
図6は、弾球遊技機の遊技盤面1を背面側から見た概略斜視図である。遊技盤面1の裏側には、特別遊技入賞判定装置10に関する部品等が固定されたベニヤ板61がネジ等により固定されている。すなわち、ベニヤ板61には、ネジ等により固定されたプラスチックで成るカバー62を介して、図柄表示装置20とそのケース63やコネクタが配設された中継基板64等が固定されている。そして、本発明の特徴的な部分である振動センサ71を有する振動検出手段70が、ケース63の下方のカバー62に取り付けられている。
この振動検出手段70は、例えば遊技盤面1等に打撃が与えられたときに、その打撃により遊技盤面1等に発生する振動を検出する機能を有している。このような振動検出手段70を設けることにより、例えば遊技球が第2振り分け装置40や第3振り分け装置50等に近付いたときに、遊技盤面1等に打撃を与えて遊技球を異常動作させ、当たり領域41や特定球受部50aへ遊技球を無理矢理入賞させる不正行為を行う者に対して所定の措置を取ることができる。この措置としては、例えば、その後の遊技を無効にしたり、警告を音、光、表示等により発したりする措置等がある。さらに、遊技店に対しても所定の措置を取ることができる。この措置としては、例えば、遊技球が第2振り分け装置40や第3振り分け装置50等に近付いたときは大々的に報知したり派手な演出を行って遊技店にアピールし、さらには遊技者にはこの後に遊技盤面1等に打撃を与えると当たりが無効になるという表示等をしておき、その後に不正行為が行われたときは音、光、表示等により遊技店に報知する措置等がある。
振動検出手段70は、上記不正行為を行うために遊技盤面1等に加えられる打撃により発生する振動を検出するためのものである。したがって、遊技店の店員が弾球遊技機を調整するために、遊技盤面1の前面に嵌め込まれているガラス枠を開閉する際に発生する振動は検出しないか、たとえ検出しても上記打撃による振動と区別する必要がある。このためには、例えば上記打撃による振動波形と上記開閉による振動波形を予め測定しておき、上記打撃による振動波形のみに感応する振動検出手段70、すなわち所定の閾値範囲の振動を検出する振動検出手段70か、上記打撃による振動波形と上記開閉による振動波形を選択する振動検出手段70等を使用するようにする。この選択方法としては、振動の継続時間、振動の振幅、振動の周波数等をパラメータとしてフィルタリングする方法がある。
さらに、第2振り分け装置40や第3振り分け装置50に遊技球の検出手段を配設し、遊技球が第2振り分け装置40や第3振り分け装置50に絡むときのみ振動検出手段70の振動検出信号を有効にし、その他のときは振動検出手段70の振動検出信号を無効にしたり、ガラス枠にスイッチを配設し、ガラス枠を開けたときは振動検出手段70の振動検出信号を無効にするという方法もある。
また、振動検出手段70の取付位置は、可能であれば上記打撃による振動に直接関係する第2振り分け装置40や第3振り分け装置50の近傍の遊技盤面1上に取り付けることが望ましいが、上述したようにケース63の下方のカバー62に取り付けても、カバー62とベニヤ板61と遊技盤面1とはそれぞれネジにより固定されて一体化されているので、上記打撃による振動の減衰は微小であり、同様の効果を得ることができる。なお、振動検出手段70の取付位置は、上記位置に限定されるものでは無く、弾球遊技機の任意の位置、例えば球受け皿や灰皿等であっても良い。また、取り付ける振動検出手段70の個数も一個に限られず、1台の弾球遊技機に複数個の振動検出手段70を取り付けても良い。更にまた、振動検出手段70は、本実施形態のような第2振り分け装置40や第3振り分け装置50を有する弾球遊技機のみならず、従来の振り分け装置が無い弾球遊技機にも取り付け可能である。振動センサ71としては、既存のセンサが使用可能であり、例えば椀の上に球が載置されており、球が転がって椀からずれることにより振動を検出するセンサや、リング内に棒が振り子として配設されており、棒が揺れてリングに接触することにより振動を検出するセンサ等が使用可能である。
以上のような構成の弾球遊技機の遊技の概要を図1〜図5を参照して説明する。遊技者が弾球ハンドルを操作すると、遊技球が発射されガイドレール22に案内されて遊技領域2の上方に放出される。遊技球は、風車や釘等に接触して落下方向が変化しながら、一部は第1入賞部11あるいは入賞口6に入り、第1入賞部11あるいは入賞口6に入らなかった遊技球は、アウト口9に入る。遊技球が入賞口6に入賞すると、賞球払出口から例えば5球の賞球が遊技者に払い出される。
また、遊技球が作動ゲート5を通過すると、作動ゲート通過検出装置5a(図7参照)からの通過信号を契機として普通図柄表示部21における普通図柄の変動表示が開始される。そして、普通図柄表示部21のランプの点灯が所定の状態に点灯すると、特定入賞口3の拡大装置4が所定時間作動する。これにより、特定入賞口3が開放され、特定入賞口3への入賞が容易となる。
特定入賞口3に遊技球が入賞すると、入賞検出装置3a(図7参照)からの通過信号を契機に第2入賞部12の可動片12aが例えば0.5秒間作動する。これにより、第2入賞部12が開放され、第2入賞部12への入賞が容易となる。第1入賞部11、第2入賞部12に入賞した遊技球は、第1遊技球検出装置13を通過後、第1振り分け装置30の球受部30aに収容される。遊技球が第1遊技球検出装置13を通過すると、第1遊技球検出装置13からの検出信号を契機に当選乱数が取得され、取得された当選乱数に基づいて、第1の経路、または第2の経路の判定がされる。また、同じく第1遊技球検出装置13からの検出信号を契機に賞球払出口から、例えば4球の賞球が遊技者に払い出される。
このような当選乱数による判定結果に基づいて、図柄表示装置20に図柄を変動表示させた後に所定の図柄を停止表示させる図柄変動演出、例えば第1の経路変動、第2の経路変動を示す図柄変動演出が行われる。このとき停止表示される図柄が第1の経路図柄である場合、第1振り分け装置30は反時計方向に回転駆動され、第1振り分け装置30が所定の角度回転駆動されると、球受部30aに収容された遊技球は第1の経路14に誘導される。一方、停止表示される図柄が第2の経路図柄である場合、第1振り分け装置30は反時計方向に回転駆動され、第1振り分け装置30が所定の角度回転駆動されると、球受部30aに収容された遊技球は第2の経路15の第1部分15aに誘導される。
なお、遊技球が、第1入賞部11、第2入賞部12に連続して入賞した場合、後に入賞した遊技球は第1振り分け装置30に収容されることなく、第1の予備経路18または第2の予備経路19の何れかに誘導される。第1の予備経路18に誘導された遊技球は第1の経路14に案内され、第2の予備経路19に誘導された遊技球は第2の経路15の第1部分15aに案内される。
第1の経路14に案内された遊技球は、第2遊技球検出装置16を通過し、第1の経路14により第2振り分け装置40に誘導される。第2遊技球検出装置16の遊技球通過を契機として、例えば、図柄表示装置20に所定の図柄演出が表示され、遊技者に遊技球が第1の経路14を通過したことが報知される。これにより遊技者は、遊技球が第2振り分け装置40に誘導されたことを確認でき、特定遊技が実行されることを強く期待できることとなる。
第2の経路15の第1部分15aに案内された遊技球は、第3遊技球検出装置17aを通過し、第1部分15aにより第3振り分け装置50に誘導される。第3遊技球検出装置17aの遊技球通過を契機として、同様に図柄表示装置20に所定の図柄演出が表示され、遊技者に遊技球が第2の経路15の第1部分15aを通過したことが報知される。これにより遊技者は、遊技球が第3振り分け装置50に誘導されたことを確認できる。
第3振り分け装置50に誘導された遊技球は、第3振り分け装置50に設けられた1個の特定球受部50aまたは3個の非特定球受部50bのいずれかに収容される。通常、第3振り分け装置50は、遊技球が特定球受部50aに収容されるのが困難なように所定の往復回転動作を繰り返し行っている。しかし、第3遊技球検出装置17aの遊技球通過を契機として抽選が行なわれ、当前記抽選に当選した場合、第3振り分け装置50の回転動作を変化させ、例えば第3振り分け装置50を所定の回数だけ全回転させる。
非特定球受部50bに収容された遊技球は、第3振り分け装置50が所定の角度回転駆動された後、非特定領域口52へ誘導される。非特定領域口52に誘導された遊技球は、遊技領域2の裏面方向に排出され、特別遊技入賞判定装置10での判定は終了する。一方、特定球受部50aに収容された遊技球は、特定流域口54を経由し、第1の経路15の第2部分15bに案内される。第2部分15bに案内された遊技球は、第4遊技球検出装置17bを通過し、第2の部分15bにより第2振り分け装置40に誘導される。第4遊技球検出装置17bの遊技球通過を契機として、例えば、図柄表示装置20に所定の図柄演出が表示され、遊技者に遊技球が第2部分15bを通過したことが報知される。これにより遊技者は、遊技球が第2振り分け装置40に誘導されたことを確認でき、第1の経路14と同じように特定遊技が実行されることを強く期待できることとなる。
第2振り分け装置40はクルーンで構成されており、第2振り分け装置40に誘導された遊技球がクルーンに設けられた非当たり領域42に入賞すると、非当たり領域検出装置42a(図7参照)を通過後、遊技領域2の裏面方向に排出される。遊技球が排出され、特別遊技入賞判定装置10での判定処理は終了する。これに対し、第2振り分け装置40に誘導された遊技球がクルーンに設けられた当たり領域40aに入賞すると、後述する特別遊技が実行される。
当たり領域40aに入賞した遊技球が当たり領域検出装置41a(図7参照)を通過すると、特別遊技が実行され、まず、普段は閉鎖している大入賞口8が開放される。そして、遊技球が大入賞口8に入賞すると、賞球払出口から例えば15球の賞球が遊技者に払い出される。この大入賞口8は、例えば開放してから30秒経過するか、10球の入賞があるかの何れかにより一旦閉鎖される。そして、この大入賞口8が開放されている間に、この大入賞口8の内部に設けられているVゾーンへの入賞があると、大入賞口8は一旦閉鎖した後、再度開放されるようになっている。このような大入賞口8の開放及び閉鎖を単位特別遊技とすれば、特別遊技としての大当たりは、この単位特別遊技を複数回繰り返すことから成る。例えば、最大で15回(ラウンド)という固定された回数だけ単位特別遊技を繰り返せば特別遊技は終了するが、大入賞口8の開放中にVゾーンへの入賞が無かった場合にも特別遊技は終了する。
特別遊技が終了すると、続いて確率変動遊技を実行するか否かの抽選が行われる。当前記抽選に当選すると、確率変動状態での遊技が実行され、確率変動状態は、遊技球が第2振り分け装置40の当たり領域40aに再び入賞するまで継続される。確率変動遊技の詳細については後述する。このように、特別遊技が実行される開始条件を、遊技球が第1の経路14または第2の経路15を進む場合に異ならしめ、経路毎に特別遊技が実行される確率を変化させることで遊技が単調となるのを防止し、遊技者により多くの興趣を提供することが可能となる。また、遊技球が特別遊技の入賞判定装置に入球すれば、他の遊技球を必要とすることなく、その入球した遊技球を用いて、特別遊技の利益が得られるか最終的に判定することも可能である。
続いて、本発明の実施形態に係る弾球遊技機の制御とその処理について、図7乃至図15を参照して説明する。図7は、上記弾球遊技機に係る機能を制御する装置のブロック図である。左側に遊技制御装置100の構成が示され、右側には大入賞口8、特別遊技入賞判定装置10、作動ゲート通過検出装置5a、特定入賞口3及び振動検出装置(振動センサ)65が示されている。左側の遊技制御装置100の各構成手段は、主に、ソフトウエア(プログラム)から構成され、右側の大入賞口8、特別遊技入賞判定装置(役物)10、作動ゲート通過検出装置5a、特定入賞口3及び振動センサ71を含む振動検出装置70は、主に、ハードウエアから構成されている。
遊技制御装置100の各構成手段は、大入賞口8や特別遊技入賞判定装置10に設けられた各種検出装置、作動ゲート通過検出装置5a及び入賞検出装置3aからの検出信号に基づいて、後述する各種処理を行う。また、遊技制御装置100の各構成手段は、大入賞口8、特別遊技入賞判定装置10及び特定入賞口3に設けられた各種駆動源の制御処理を行う。
遊技制御装置100は、入賞判定手段110、当たり決定手段120、遊技状態報知手段130、特別遊技制御手段140、確率変動遊技制御手段150及び遊技禁止制御手段160を備えている。入賞判定手段110は、特定入賞口3の入賞検出装置3aからの検出信号により、遊技球が特定入賞口3に入賞したか否かを判定する。特定入賞口3に遊技球が入賞すると、第2入賞部12の可動片12aが作動される。
次に、当たり決定手段120は、図柄変動判定手段121、第1振り分け装置作動判定手段122、第3振り分け装置作動判定手段123を備えている。更に、図柄変動判定手段121は、第1遊技球検出判定手段121a、変動図柄決定手段121b、遊技状況判定手段121cを備えている。第1遊技球検出判定手段121aは、特別遊技入賞判定装置10に入賞した遊技球の有無を判定する。変動図柄決定手段121bは、第1遊技球検出装置13からの検出信号を契機に当選乱数を取得し、その当選乱数に基づいて図柄表示装置20に表示される変動図柄を決定する。遊技状況判定手段121cは、第2遊技球検出装置16、第3遊技球検出装置17a、第4遊技球検出装置17bからの検出信号に基づき、遊技球の進行状況を判定する。
第1振り分け装置作動判定手段122は、第1振り分け装置30の回転動作のタイミングを制御する作動タイミング判定手段122aと、第1振り分け装置30の回転駆動方向を制御する作動方向決定手段122bを備えている。第3振り分け装置作動判定手段123は、同じく第3振り分け装置50の回転動作のタイミングを制御する作動タイミング判定手段123aと、第3振り分け装置50の回転駆動方向を制御する作動方向決定手段123bを備えている。
遊技状態報知手段130は、図柄表示制御手段131と音声出力制御手段132を備え、特別遊技入賞判定装置10に設けられた各検出装置からの検出信号を契機にして、図柄表示装置20や音声出力部20aを制御し、遊技者に遊技状態を報知する。また、図柄表示制御手段131により普通図柄表示部21に表示される普通図柄の制御もされる。
特別遊技制御手段140は、特別遊技実行判定手段141、サイクル遊技実行手段142、継続判定手段143、特別遊技終了判定手段144を備えている。特別遊技実行判定手段141は、当たり領域入賞検出装置41aからの検出信号に基づき特別遊技を実行するか否かの判定を行う。サイクル遊技実行手段142は、特別遊技を構成する単位特別遊技を実行する。継続判定手段143は、単位特別遊技を継続させるか否かの判定を行う。特別遊技終了判定手段144は、特別遊技を終了させるか否かの判定を行う。次に、確率変動遊技制御手段150は、確率変動遊技実行判定手段151を備え、特別遊技終了後に確率変動遊技を実行させるか否かの判定を行う。
遊技禁止制御手段160は、振動判定手段161、遊技禁止実行手段162、遊技禁止報知手段163を備えており、大当たりに関係する禁止すべき状況において、振動検出装置70からの振動検出信号を検出した場合に、大当たりを無効等にする遊技禁止処理を行う。振動判定手段161は、大当たりに関係する場合のみ、振動検出装置70からの振動検出信号を有効な信号として判定して遊技禁止実行手段162及び遊技禁止報知手段163を作動させ、大当たりに無関係な場合は、振動検出装置70からの振動検出信号を無効な信号として判定して遊技禁止実行手段162及び遊技禁止報知手段163は作動させない処理を行う。
遊技禁止実行手段162は、大当たりに関係する場合の振動判定手段161からの指令に基づいて、遊技球を第2振り分け装置40や第3振り分け装置50の非当たり領域42や非特定球受部50bへ振り分けたり、例え遊技球が第2振り分け装置40や第3振り分け装置50の当たり領域41や特定球受部50aに振り分けられても、大当たりを無効とする等の処理を行う。遊技禁止報知手段163は、大当たりに関係する場合の振動判定手段161からの指令に基づいて、ブザー音等で事後報知し、また、遊技盤面1等に打撃が加えられると大当たり等が無効になる旨の事前報知を行う。
このような構成において、上記弾球遊技機において遊技球が第1入賞部11、第2入賞部に入賞した時より確率変動遊技が実行され終了するまでの制御方法(動作)を、図8〜図16のフローチャートを参照して説明する。先ず、図8に示すように、制御処理は当たり決定処理(ステップS1)、特別遊技制御処理(ステップS2)、確率変動遊技制御処理(ステップS3)より略構成される。当たり決定処理(ステップS1)は、特別遊技入賞判定装置10内に入賞した遊技球に基づいて、特別遊技を実行するか否かの決定がされる処理である。特別遊技制御処理(ステップS2)は、ステップS1において特別遊技の実行が決定された場合に特別遊技を実行させる制御処理である。確率変動遊技制御処理(ステップS3)は、特別遊技終了後に抽選がされ、その抽選に当選した場合に開始される確率変動遊技を実行させる制御処理である。
図9は、ステップS1の当たり決定処理のフローを示している。すなわち、当たり決定処理S1は、図10に示す図柄変動判定処理(ステップS11)がされ、次に図12に示す振り分け装置作動判定処理(ステップS12)に続き、図13に示す当たり領域入賞判定処理(ステップS13)が行われる。図10に示す図柄変動判定処理(ステップS11)では、遊技球が第1入賞部11または第2入賞部12に入賞したか否かの判定がされる(ステップS111)。すなわち、遊技球が第1遊技球検出装置13を通過すれば、遊技球が第1入賞部11または第2入賞部12に入賞したと判定される。
ステップS111において入賞と判定されると、所定の数(例えば4個)の賞球を遊技者に行うために賞球カウンタに4が加算される(ステップS112)。続いて、第1振り分け装置30は停止されているか否かの判定がされる(ステップS113)。すなわち、第1振り分け装置30が回転動作中であれば、遊技球は第1振り分け装置30の球受部30aに収容されることなく、第1の予備経路18または第2の予備経路19に誘導されるので、図柄変動判定処理(ステップS11)は終了される。
ステップS113において第1振り分け装置30は停止と判定されると、図柄変動判定手段121が当選乱数を取得する(ステップS114)。当選乱数が取得されると、続いて図柄表示装置20に図柄変動を行うための図柄変動許可の判定が行われる(ステップS115)。すなわち、現在図柄が変動中である場合には、後述するように図柄変動禁止フラグがオンされ(ステップS1168)、図柄変動禁止状態となっている。そこで、ステップS116に示す図柄変動処理がされる前に、図柄変動禁止状態であるか否かの判定が行われる。図柄変動禁止フラグがオンされていなければ図柄変動許可がされ、図11に示す図柄変動処理(ステップS116)が開始される。
図11に示す図柄変動処理(ステップS116)では、図柄変動判定手段121がステップS114で取得した当選乱数が第1の経路であるか否か判定する(ステップS1161)。第1の経路と判定された場合には、第1の経路フラグがオンされ(ステップS1162)、第1の経路に対応する停止図柄が決定され(ステップS1163)、第1の経路に対応する図柄変動パターン群から図柄変動パターンが決定される(ステップS1164)。
ステップS1161において、第1の経路ではないと判定された場合には、第2の経路に対応する停止図柄が決定され(ステップS1165)、第2の経路に対応する図柄変動パターン群から図柄変動パターンが決定される(ステップS1166)。次に、ステップS1164、ステップS1166により決定された各変動パターンのコマンドが送信され(ステップS1167)、続いて、図柄変動禁止フラグがオンされ、図柄変動禁止状態となる(ステップS1168)。そして、図柄変動タイマがゼロ(0)にセットされ(ステップS1169)、図10、図11に示す図柄変動判定処理(ステップS11)は終了する。
次に、図12に示す振り分け装置作動判定処理(ステップS12)では、図柄変動タイマがゼロ(0)であるか否かの判定がされる(ステップS121)。ステップS1168により図柄変動タイマがゼロ(0)にセットされていれば、次に第1の経路フラグがオンされているか否の判定がされる(ステップS122)。第1の経路フラグがオンされている場合には、第1振り分け装置30を半時計方向に所定の角度回転駆動させる(正回転)処理が行なわれ(ステップS123)、遊技球は第1の経路14側に振り分けられる。
これに対し、ステップS122において第1の経路フラグがオンされていないと判定された場合には、第1振り分け装置30を時計方向に所定の角度回転駆動させる(逆回転)処理が行われ(ステップS124)、遊技球は第2の経路15側に振り分けられる。続いて、第3遊技球検出装置17aによる遊技球の入賞検出を契機に、第3振り分け装置作動判定手段123により、第3振り分け装置50の回転動作を変更するか否かの抽選が行なわれる。当前記抽選に当選すると、第3振り分け装置50は通常の往復回転動作(図5参照)が中止され、例えば所定の時間または所定の回数だけ時計方向への回転動作に変更される。
次に、図13に示す当たり領域入賞判定処理(ステップS13)では、当たり領域入賞の有無が判定される(ステップS131)。すなわち、遊技球の通過が当たり領域検出装置41aにより検出され、当たり領域入賞の有無の判定処理がされる。当たり領域入賞があった場合、特別遊技の実行が開始されるので、特別遊技開始フラグがオンされる(ステップS132)。これに対し、ステップS131において当たり領域入賞が判定されなかった場合、非当たり領域入賞の有無が判定される(ステップS133)。すなわち、遊技球の通過が非当たり領域検出装置42aにより検出され、非当たり領域入賞の有無の判定処理がされる。非当たり領域入賞があった場合、図柄変動禁止フラグがオフされ、ステップS1168にてされた、図柄変動禁止状態が解除される(ステップS134)。
ステップS132において特別遊技開始フラグがオンされるか、またはステップS134において図柄変動禁止フラグがオフされることにより、ステップS13の当たり領域入賞判定処理は終了する。ステップS13の当たり領域入賞判定処理が終了すると、図9に示すように当たり決定処理(ステップS1)も終了し、ステップS132において特別遊技開始フラグがオンされていれば、特別遊技が実行されるので、図8に示す特別制御処理(ステップS2)が開始される。
特別遊技制御処理(ステップS2)について、図14のフローチャートに基づき説明する。先ず、単位特別遊技が開始される(ステップS21)。すなわち、アタッカーユニット7の大入賞口駆動源8dが駆動制御され大入賞口8の入口の開放が開始される。そして、特別遊技制御手段140は、大入賞口8の入口を開放させてから規定球数(例えば10球)が入賞したか、または規定時間(例えば30秒)が経過したか等により(ステップS22)、一旦大入賞口8の入口の開放等を終了させる(ステップS23)。
以上の単位特別遊技(ラウンド)は、例えば最大15回連続するようになっているが、大入賞口8の開放中にVゾーンへの入賞が無かった場合には、そのラウンドで特別遊技は終了する。次に、特別遊技終了判定手段144は、上記ラウンドが最終ラウンドか否かを判定し(ステップS24)、このラウンドが最終ラウンドであるときは特別遊技は終了する。一方、ステップS24において、上記ラウンドが最終ラウンドではないときは、ステップS21に戻って続きのラウンドが開始される。
確率変動遊技制御処理(ステップS3)について、図15のフローチャートに基づき説明する。先ず、特別遊技が終了したか否かの判定がされる(ステップS31)。次に確率変動遊技を実行するか否かの抽選がされる(ステップS32)。当前記抽選に当選すると、確率変動状態の設定が実行される。確率変更状態とは、例えば、普通図柄抽選確率を高確率に変更、特定入賞口3の拡大時間の延長、可動片12aの作動時間の延長、第1振り分け装置30の回転動作時間の延長、図柄の変動時間の短縮、第1の経路14に対応する図柄が表示される確率を高確率に変更する等である。
確率変動状態での遊技が実行され、遊技球が第2振り分け装置40の当たり領域40aに再び入賞するか否かの判定が行われる(ステップS34)。そして、当たり領域入賞検出装置41aからの検出信号を契機に、確率変動状態を通常の状態に戻す処理がされ(ステップS35)、確率変動遊技制御処理(ステップS35)は終了される。このように、特別遊技の実行が開始される条件を、遊技球が第1の経路14または第2の経路15を進む場合に異ならしめ、経路毎に特別遊技が実行される確率を変化させることで遊技が単調となるのを防止し、遊技者により多くの興趣を提供することが可能となる。また、遊技球が特別遊技の入賞判定装置に入球すれば、他の遊技球を必要とすることなく、その入球した遊技球を用いて、特別遊技の利益が得られるか最終的に判定することも可能である。
図16は、遊技禁止制御処理を示すフローチャートである。遊技球が中央役物である第1入賞部11または第2入賞部12から第1振り分け装置30に入球したら(ステップS41)、振動検出装置70からの振動検出信号が振動判定手段161により有効と判定されるように切り替える(ステップS42)。この振動検出信号の有効化は、例えば遊技球が第1振り分け装置30に入球してから第2振り分け装置40に入球するまで継続されるようになっている。なお、遊技禁止報知手段163は、遊技球が第1振り分け装置30に入球したときに、図柄表示装置20に「遊技盤面等に打撃を与えないでください。」という表示を行うようにしても良い。
振動判定手段161は、振動検出装置70から振動検出信号が入力されたか否かを確認し(ステップS43)、振動検出装置70から振動検出信号が入力されたときは、遊技禁止実行手段162に対して例えば大当たりを無効とするように指令を送出するとともに、遊技禁止報知手段163に対して例えばブザー音等を鳴らすように指令を送出する(ステップS44)。そして、遊技球が中央役物である第2振り分け装置40から出た、すなわち第2振り分け装置40の当たり領域41または非当たり領域42に入球したか否かを確認する(ステップS45)。そして、遊技球が第2振り分け装置40の当たり領域41または非当たり領域42にまだ入球していないときはステップS44の処理を継続し、遊技球が第2振り分け装置40の当たり領域41または非当たり領域42に入球したら遊技禁止制御手段160を初期化して遊技禁止制御処理を終了する(ステップS46)。
一方、振動判定手段161は、振動検出装置70から振動検出信号が入力されたか否かを確認し(ステップS43)、振動検出装置70から振動検出信号が入力されないときは、遊技球が中央役物である第2振り分け装置40から出た、すなわち第2振り分け装置40の当たり領域41または非当たり領域42に入球したか否かを確認する(ステップS47)。そして、遊技球が第2振り分け装置40の当たり領域41または非当たり領域42にまだ入球していないときはステップS43に戻って上述した処理を繰り返し、遊技球が第2振り分け装置40の当たり領域41または非当たり領域42に入球したら遊技禁止制御手段160を初期化して遊技禁止制御処理を終了する(ステップS48)。
尚、本発明は、以上に述べた実施形態に係る弾球遊技機の制御方法に限られず、他の様々な弾球遊技機の制御方法にも適用可能である。上述したとおり、特に、役物としてのクルーンは遊技盤面に有しておらず、従来の第1種パチンコ遊技機のように、主にソフトウェア(プログラム)による抽選によって大当たりの当選を決定する弾球遊技機の制御方法にも適用される。かかる弾球遊技機でも、ソフトウェア(プログラム)による抽選を開始する契機となる始動入賞口へ遊技球を入賞させるために、遊技球が始動入賞口に近付いたときに、遊技盤面等に打撃を与えて遊技球を異常動作させる不正行為が行われるからである。しかしながら、本発明の効果がより有効に発揮されるのは、上述した実施形態に係る弾球遊技機のように、役物としてのクルーンを遊技盤面に有している弾球遊技機である。しかも、遊技盤面に役物としてのクルーンが数段階に亘って設けられており、各段階のクルーンにおける当たり領域の穴を通過した場合にのみ大当たりに当選するような構成の弾球遊技機の場合には、遊技球が最後のクルーンの転動領域に入ったりすると、遊技者も興奮して「熱く」なるので、遊技盤面等に打撃を与えて遊技球を異常動作させる行為が行われ易くなる。従って、このような数段階に亘るクルーンを備える弾球遊技機の制御方法の場合に、本発明は特に有効となる。
本発明は、遊技球を用いる弾球遊技機の制御方法であれば、いわゆるパチンコ機のみならず、アレンジボール等他の弾球遊技機の制御方法にも適用可能である。
本発明の第1の実施形態に係る弾球遊技機の遊技領域の外観を示す正面図である。 特別遊技入賞判定装置の概要を示す正面図である。 特別遊技入賞判定装置の第1振り分け装置付近を示す正面図である。 第3振り分け装置を上方向より見た第1の平面図である。 第3振り分け装置を上方向より見た第2の平面図である。 弾球遊技機の遊技盤面を背面側から見た概略斜視図である。 弾球遊技機に係る機能を制御する装置のブロック図である。 弾球遊技機に係る動作を説明するためのフローチャートである。 当たり決定処理のフローチャートである。 図柄変動判定処理のフローチャートである。 図柄変動処理のフローチャートである。 振り分け装置作動判定処理のフローチャートである。 当たり領域入賞判定処理のフローチャートである。 特別遊技制御処理のフローチャートである。 確率変動遊技制御処理のフローチャートである。 遊技禁止制御処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 遊技盤面、2 遊技領域、 3 特定入賞口、4 拡大装置、5 作動ゲート、6 入賞口、7 アタッカーユニット、8 大入賞口、9 アウト口、10 特別遊技入賞判定装置、11 第1入賞部、12 第2入賞部、13 第1遊技球検出装置、14 第1の経路、15 第2の経路、16 第2遊技球検出装置、17a 第3遊技球検出装置、17b 第4遊技球検出装置、18 第1の予備経路、19 第2の予備経路、20 図柄表示装置、21 普通図柄表示部、22 ガイドレール、30 第1振り分け装置、30a 球受部、31 第1振り分け装置駆動源、40 第2振り分け装置、41 当たり領域、42 非当たり領域、50 第3振り分け装置、50a 特定球受部、30b 非特定球受部、51 導入口、52 非特定領域口、53 第2振り分け装置駆動源 54 特定領域口、70 振動検出手段、71 振動センサ、100 遊技制御装置、110 入賞判定手段、120 当たり決定手段、121 図柄変動判定手段、122 第1振り分け装置作動判定手段、123 第3振り分け装置作動判定手段、130 表示制御手段、140 特別遊技制御手段、141 特別遊技実行判定手段、142 サイクル遊技実行手段、143 継続判定手段、144 特別遊技終了判定手段、150 確立変動遊技制御手段、151 確率変動遊技実行判定手段、160 遊技禁止制御手段、161 振動判定手段、162 遊技禁止実行手段、163 遊技禁止報知手段

Claims (1)

  1. 遊技盤面と、前記遊技盤面に対し開閉可能に設けられた枠体と、前記遊技盤面に設けられた入賞部を含み、前記入賞部に遊技球が入賞することに基づいて特別遊技を行うか否かの判定を行い、前記特別遊技を行うと判定された場合に、前記遊技盤面に設けられた可変入賞口を入賞容易とする単位特別遊技を繰り返し実行する弾球遊技機の制御方法において、
    更に、前記遊技盤面に前記遊技球を当たり領域と非当たり領域のいずれかに振り分ける少なくとも1つの振り分け手段を設けると共に該振り分け手段よりも上流に遊技球検出手段を設け、前記遊技球検出手段により検出された遊技球が前記振り分け手段に誘導されるまでの経路にある間に、振動検出手段が所定の閾値範囲の振動を検出した場合に警告をすることを特徴とする弾球遊技機の制御方法。
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