JP5213418B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、設置枠台に固定される固定枠に本体枠が軸支されると共に、該本体枠に対して遊技盤が着脱可能に配設された遊技機に関するものである。
例えば遊技機の代表例の一つであるパチンコ機は、遊技店に設けた設置枠台に対して固定される外枠と、該外枠に対して回動可能に軸支される中枠と、該中枠に着脱可能に配設されてパチンコ球(遊技球)が流下可能な遊技領域を画成した遊技盤と、中枠に対して回動可能に軸支されて遊技盤を透視保護する前枠とを基本的に備えている。この遊技盤には、各種入賞装置や図柄表示装置等が機種に応じて配設されており、遊技盤の遊技領域にパチンコ球を打ち出すことで所要の遊技が行なわれるよう構成されている。このようなパチンコ機にあっては、叩く、揺らす等の行為により遊技者がパチンコ機を意図的に振動させて、遊技領域を流下するパチンコ球の進行方向を変更して遊技者に有利な状態にする不正行為が行なわれることがある。このような不正行為を発見するために、振動センサを予め配設したパチンコ機が知られている(例えば特許文献1、特許文献2参照)。また、パチンコ機では、前記前枠等の開閉時にも振動が発生することから、特許文献1および2では、振動センサによる不正検出タイミングをパチンコ機の制御状態に応じて変化させることで、誤検出を防止するようになっている。
特開2002−901号公報 特開2004−223004号公報
しかしながら、パチンコ機を遊技店に設置した状態では、例えば遊技店内でのパチンコ球の研磨処理時やパチンコ機へのパチンコ球の補給時に発生する振動、遊技店近傍の道路の車両通行による振動等のように、遊技者が不正行為を行なった場合以外でもパチンコ機に振動が付与される。このような通常の遊技中に発生する振動(以下、通常の振動という)は、遊技店の営業規模等の営業形態、立地条件等により大きく異なってくる。従って、パチンコ機に対して振動センサを配設した場合でも、通常の振動と不正行為による振動とを判別することが困難となり、不正行為を適切に発見し得なくなる問題があった。この問題を解決するには、遊技店に適した検知感度を有する振動センサをパチンコ機に配設したり、検知感度を変更し得る振動センサをパチンコ機に配設して、遊技店毎に調節することが考えられるが、コストの大幅な増大を招来し、現実的には困難であった。
そこで、本発明は、不正行為による振動の検知精度を簡単に変更できる遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、請求項1に係る遊技機は、
設置枠台に固定された固定枠(11)に対して回動可能に軸支された本体枠(12)と、前記本体枠(12)に対して着脱可能に配設され、遊技球が流下可能な遊技領域(42b)を有し、遊技球の入賞により遊技者に有利な特別遊技を発生させる入賞口(54,63a)を備えた遊技盤(40,41)とを備え、前記本体枠(12)には、前記遊技盤(40,41)と対応する位置に窓口(23)が開設されると共に遊技機制御用の制御装置(17,18)を着脱し得る機構セット盤(20)が設けられ、前記遊技盤(40,41)には、前記入賞口(54,63a)へ入賞した遊技球を排出する球排出路(44c)を形成した裏樋部材(44)が設けられた遊技機において、
前記本体枠(12)に設けられた前記機構セット盤(20)における前記窓口(23)を画成する一側部に(20a)形成され、振動を検出する検出部(31)を有する振動検出部材(30)を着脱可能に配設し得る第1取付部(25)と、
前記遊技盤(40,41)に設けられた前記裏樋部材(44)において、前記機構セット盤(20)に形成された第1取付部(25)と同じ側の側部(44c)に形成され、前記振動検出部材(30)を着脱可能に配設し得る第2取付部(45)とを備え、
前記振動検出部材(30)は、振動を検出する検出部(31)を保持するホルダ(32)に突起部(36)が形成されると共に粘着材が設けられて、前記第1取付部(25)および第2取付部(45)に設けられた取付孔(25b,45b)に突起部を挿入した状態で、各取付部(25,45)に対して粘着材により着脱可能に貼り付けられ、
前記本体枠(12)は、前記遊技領域(42b)に開口する受入口(50a)を介して内部に入球した遊技球を前記入賞口(54)に移動する経路および該入賞口に移動しない経路に振り分ける振分部材(51,53,56)を有する入賞装置(50)が設けられて当該入賞口(54)への遊技球の入賞時における特別遊技の発生確率が高い第1の遊技盤(40)と、前記遊技領域(42b)に入賞口(63a)が開口する入賞装置(63)が設けられて第1の遊技盤(40)に較べて入賞口(63a)への遊技球の入賞時における特別遊技の発生確率が低い第2の遊技盤(41)とを着脱交換可能に構成され、
前記第1取付部(25)および第2取付部(45)の間で付け替え可能な前記振動検出部材(30)を、前記第1の遊技盤(40)が前記本体枠(12)に配設された状態では、該本体枠(12)に設けた前記第1取付部(25)に着脱可能に取り付け得ると共に、遊技盤として第2の遊技盤(41)が本体枠(12)に配設された状態では、第2の遊技盤(41)に設けた前記第2取付部(45)に着脱可能に取り付け得るよう構成されると共に、
前記第1および第2取付部(25,45)の夫々は、前記本体枠(12)および遊技盤(40,41)に対して遊技機制御用の制御装置(17,18)を設置した状態で、前記振動検出部材(30)を着脱し得る位置に設置されて、該第1および第2取付部(25,45)前記振動検出部材を選択して取り付け得るよう構成されたことを要旨とする。
すなわち、同じ遊技機であっても、固定枠に支持された本体枠と、本体枠に支持された遊技盤とでは振動の大きさが異なっており、遊技店の状況に応じて本体枠に設けた第1取付部および遊技盤に設けた第2取付部の何れかを選択して振動検出部材を取り付けることができる。このため、本体枠の第1取付部および遊技盤の第2取付部から振動検出部材の取付箇所を選択するだけで、該振動検出部材による振動の検知精度を簡単に変更できる。また、前記本体枠および遊技盤に対して各種制御装置を配設した状態で、振動検出部材を着脱し得るから、振動検出部材の検知精度を容易に変更することができる。
更に、遊技者が遊技機に振動を与える際には、遊技者が接触可能な本体枠を振動させることになる一方で、前面枠により保護された遊技盤は遊技者により直接振動されることはない。すなわち、遊技者が遊技機に振動を与えた際には、本体枠が大きく振動し、振動の減衰により遊技盤では振動が小さくなる。従って、特別遊技の発生確率が高い入賞装置を備えた第1の遊技盤が本体枠に配設されている状態では、本体枠に設けた第1取付部に振動検出部材を取り付けて振動を検知することで、振動検出部材による振動の検知感度が高くなり、不正な振動を見逃すのを防止できるから、不正行為による振動を精度良く検知できる。一方、特別遊技の発生確率が低い入賞装置を備えた第2の遊技盤が本体枠に配設されている状態では、第2の遊技盤に設けた第2取付部に振動検出部材を着脱可能に取り付けて振動を検知することで、振動検出部材による振動の検知感度を低くでき、遊技を不用意に停止するのを防止できる。なお、この場合には、不正行為による振動の検知精度が低下することになるが、特別遊技の発生確率が低い入賞装置を備えた第2の遊技盤では、不正な振動を付与したとしても遊技者側の利益や遊技店側の不利益に其程大きな影響を及ぼさないから、不正な振動が付与されるケースが少なく、振動の検知精度が低下しても問題になることはない。このように、本体枠の第1取付部および遊技盤の第2取付部から振動検出部材の取付箇所を選択するだけで、本体枠に配設された遊技盤に適した振動の検知精度に簡単に変更できる。
本発明に係る遊技機によれば、振動検出部材を本体枠の第1取付部と遊技盤の第2取付部との間で付け替えることで、不正行為による振動の検知精度を簡単に変更できる。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお実施例では、パチンコ球を遊技媒体として使用する一般的なパチンコ機を例にして説明する。また、以下の説明において前・後および左・右とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機を裏側から見た場合において指称するものとする。
(パチンコ機について)
実施例に係るパチンコ機10は、図1に示すように、遊技店等に設けられた設置枠台(図示せず)に固定される外枠(固定枠)11の開口前面側に対して、中枠(本体枠)12が着脱および開放可能に組み付けられている。この中枠12には、所要の遊技領域42bが画成された遊技盤40,41(図2または図3参照)が着脱交換可能に配設されると共に、該中枠12の前面側に、中枠12に配設された遊技盤40,41を透視保護するガラス板が組み付けられた前枠と、パチンコ球を貯留する上球皿とを横開き形態で開閉可能に組み付けてある(何れも図示せず)。また、前記中枠12における上球皿の下方には、左右方向の略中央位置に、上球皿から溢れたパチンコ球を貯留し得る下球皿(図示せず)が配設されている。
前記中枠12の裏側には、図1に示すように、中枠12の外郭形状に略整合する矩形状に成形された機構セット盤20が配設されており、該機構セット盤20に、外部から供給されたパチンコ球が流下する球貯留排出経路21や、該球貯留排出経路21の下方に連通接続する球払出装置22等が配設されている。すなわち、前記球払出装置22の作動に伴い、前記球貯留排出経路21に貯留されたパチンコ球を、前記上下の球皿に貸球または賞球として給出するようになっている。また、前記機構セット盤20の上方位置には、前記中枠12に保持した遊技盤40,41に対応する位置に、前後に開口する窓口23が開設されており、該遊技盤40,41に配設された後述の遊技演出装置50,60等が中枠12の裏側に露出するよう構成されている。なお、前記機構セット盤20には、前記窓口23と対応する位置に、遊技盤40,41の裏側を覆う裏カバー部材24が開閉可能に配設されており、裏カバー部材24で遊技盤40,41の裏側を覆蓋保護するようになっている。また、前記機構セット盤20の下方には、パチンコ機10を全体的に制御する主制御装置17や、前記球払出装置22を制御する払出制御装置18等の各種制御装置が着脱可能に配設されている。
また、実施例のパチンコ機10は、前記中枠12(具体的には機構セット盤20)に形成された第1取付部25または前記遊技盤40,41(具体的には後述する裏樋部材44)に形成された第2取付部45(何れも後述)に対して、振動を検出する振動検出部材30が着脱可能に配設されており、該振動検出部材30と前記主制御装置17とを電気的に接続するよう構成されている。すなわち、実施例のパチンコ機10では、前記機構セット盤20の第1取付部25と、前記遊技盤40,41の裏側に設けた裏樋部材44の第2取付部45とに、前記振動検出部材30を選択して取り付け得るよう構成される。そして、前記振動検出部材30が所定の基準値以上の振動を検出した場合には、遊技店に設置された端末に対して前記主制御装置17から警報信号を送信するよう設定されている。なお、前記振動検出部材30が所定の基準値以上の振動を検出した場合には、パチンコ機10に設けたスピーカ(図示せず)から警報音を出力するよう主制御装置17が制御するようにしてもよい。また、前記振動検出部材30が基準値以上の振動を検出した場合に、遊技領域42b内の入賞口に設けた球検知スイッチからの信号を受け付けなくしたり、電源を遮断して主制御装置17を機能停止させる等により、主制御装置17による制御を停止させるようにすることも可能である。
(振動検出部材)
ここで、前記振動検出部材30は、図5〜図6に示すように、振動を検出する振動検出センサ(検出部)31と、該振動検出センサ31を保持するホルダ32とから構成される。前記ホルダ32は、矩形ブロック状に形成されて、該ホルダ32における振動検出センサ31を保持する面(以下、保持面33という)側に、弾性変形可能な一対の係合フック34,34が対向するよう設けられている。そして、前記ホルダ32の保持面33に振動検出センサ31を当接することで、該一対の係合フック34,34が検出センサ31に弾性係合し、この状態で、振動検出センサ31とホルダ32とがネジ止めされている。また、前記ホルダ32における前記検出センサ31の保持面33とは反対側の面(以下、固定面35という)には、突起部36が形成されると共に、粘着テープ等の粘着材(図示せず)が設けられている。
図5(a)に示すように、前記機構セット盤20に形成される前記第1取付部25は、前記機構セット盤20における前記窓口23を画成する枠部20a(図1における左側の枠部)の裏面をなし、前記振動検出部材30におけるホルダ32の固定面35が当接する第1平板部25aと、該第1平板部25aに形成され、該振動検出部材30の突起部36が挿脱可能に挿入される第1取付孔25bとから構成されて、該第1取付孔25bに突起部36を挿入した状態で、固定面35に設けた粘着材を第1平板部25aに貼り付けることで、振動検出部材30が第1取付部25(機構セット盤20)に着脱可能に取り付けられるようになっている。なお、前記第1平板部25aは、前記機構セット盤20の枠部自体であり、前記第1取付孔25bは、前記機構セット盤20の樹脂成形時に形成される型抜き孔である。また、前記機構セット盤20の下方には、前記主制御装置17や払出制御装置18等の各種制御装置17,18を配設した状態で、第1取付部25に取り付けられた振動検出部材30の全体が露出するよう構成されている。
(遊技盤について)
前記遊技盤40,41は、前面側に略円形状に湾曲形成したレール42aによりパチンコ球が流下可能な遊技領域42bが画成され、該遊技領域42b内に、所謂センター役物と称される遊技演出装置50,60(後述する第1の遊技演出装置50および第2の遊技演出装置60)や電飾装置43等が配設されている。なお、遊技盤40,41の最下部には、遊技盤40,41の裏側に開口する最終アウト口42cが開設されており、遊技領域42bを流下したパチンコ球は、最終アウト口42cを介して機裏側に排出されるよう構成されている。ここで、実施例に係るパチンコ機10では、異なる種類の遊技演出装置50,60等が配設された遊技盤40,41を前記中枠12に対して着脱交換し得るよう構成され、中枠12に配設された遊技盤40,41および主制御装置17を交換することで、演出の異なるパチンコ機10として遊技に供し得るようになっている。なお、遊技盤40,41および主制御装置17を交換することは、一般に機種変更と称され、パチンコ機10全体を交換する場合よりも低コストで遊技内容を変更し得る。
実施例に係るパチンコ機10の中枠12に着脱交換可能に配設し得る遊技盤40,41としては、遊技盤40,41に設けた特定の入賞口(以下特定入賞口54という)にパチンコ球が入賞した際に、遊技者に有利な特別遊技が発生する発生確率が高い第1の遊技盤40(図2参照)と、該第1の遊技盤40の入賞装置に較べて特定入賞口54への入賞時における特別遊技の発生確率が低い第2の遊技盤41(図3参照)との2種類に大別することができる。ここで、本発明において、第1の遊技盤40とは、特定入賞口54への入賞時に1/80以上の高確率で特別遊技が発生するよう設定されたパチンコ機10に採用される遊技盤を指し、特には特定入賞口54への入賞により確実に特別遊技が発生するよう設定された遊技盤を指す概念である。また、第2の遊技盤41とは、特定入賞口54への入賞時に1/80未満の低確率(多くは1/80〜1/500程度に設定される)で特別遊技が発生するよう設定されたパチンコ機10に採用される遊技盤を指す概念である。
(遊技盤裏)
また、前記第1および第2の遊技盤40,41の裏面には、図4に示す如く、パチンコ球を排出案内する裏樋部材44が配設されており、該裏樋部材44に前記遊技演出装置50,60を着脱可能に設置されると共に、前記振動検出部材30を着脱可能に取り付け得る第2取付部45が形成されている。前記裏樋部材44は、上下および左右の枠部44a〜44dからなる矩形枠状に形成され、各枠部44a〜44dで画成された開口窓を介して、前記遊技演出装置50,60が後方に臨むよう構成される。そして、前記左右の枠部44c,44dに、前記遊技盤40,41に設けられた入賞口に入賞したパチンコ球を遊技店に設けた球回収樋(図示せず)へ排出案内する球排出経路44eが複数形成されている。ここで、遊技盤40,41の裏側に配設される裏樋部材44は、遊技演出装置50,60に応じて変更されるものである。
そして、前記裏樋部材44に形成される前記振動検出部材30を着脱可能な前記第2取付部45は、図5(b)に示すように、該裏樋部材44の枠部44c(図4における左側の枠部)の裏面をなし、振動検出部材30における前記ホルダ32の固定面35が当接する第2平板部45aと、該第2平板部45aに形成され、該振動検出部材30の突起部36が挿脱可能に挿入される第2取付孔45bとから構成されている。そして、前記第2取付孔45bに突起部36を挿入した状態で、前記固定面35に設けられた粘着材を第2平板部45aに貼り付けることで、振動検出部材30が第2取付部45(裏樋部材44)に着脱可能に取り付けられるようになっている。ここで、前記第2取付孔45bは、前記球排出経路44eの裏側に対応する位置に形成されている。但し、前記第2取付孔45bに挿入される前記突起部36は、該第2取付孔45bに挿入した際に前記球排出経路44e内に突出しないよう形成されて、該球排出経路44eを流下するパチンコ球が突起部36に干渉しないようになっている。なお、前記第2平板部45aは、前記裏樋部材44の枠部自体であり、前記第2取付孔45bは、前記の樹脂成形時に形成される型抜き孔である。また、前記遊技盤40,41を中枠12に配設すると共に前記裏カバー部材24を開放した状態で、前記第2取付部45に取り付けられた振動検出部材30の全体がパチンコ機10の裏側に露出するよう構成される。
(第1の遊技盤について)
次に、前記第1の遊技盤40の具体例につき説明する。実施例に係る第1の遊技盤40に配設される第1の遊技演出装置(入賞装置)50は、遊技領域42bに打ち出されて流下するパチンコ球を受入れ可能な受入口50aが開設されると共に、該第1の遊技演出装置50の内部には、受入口50aから内部に入球したパチンコ球を、遊技者が多くの賞球を獲得可能な特別遊技発生の契機となる特定入賞口54(後述)への入賞率を調整するように機能する第1振分部材51、第3振分部材56および第2振分部材53が配設されている。また、前記第1の遊技演出装置50の一側部(図2の右側部)には、図2に示す如く、パチンコ球が入賞可能な入賞口58aを開閉可能な複数(実施例では4つ)の可変入賞装置58が上下(縦方向)に離間して配設されており、該可変入賞装置58を開放させることでパチンコ球の入賞が許容され、パチンコ球の入賞により賞球としてのパチンコ球が前記上球皿に払出されるようになっている。
図2に示すように、前記第1の遊技演出装置50の前記受入口50aに入ったパチンコ球は、図示しない駆動手段により前後方向に延在する軸線回りに回転される円盤状の第1振分部材51に向けて案内される。前記第1振分部材51は、外周囲における周方向に離間する位置に、複数(実施例では4個であるが任意の数に設定可能である)の第1凹部51aが設けられている。そして、第1振分部材51に到来するパチンコ球のタイミングと、第1振分部材51の回転のタイミングにより、パチンコ球が第1凹部51aに受入れられた場合には、前記第2振分部材53へ続く第1経路52aに放出されるようになっている。一方、第1振分部材51に到来するパチンコ球のタイミングと、第1振分部材51の回転のタイミングにより、第1凹部51aに受入れられないパチンコ球は、第1振分部材51の外周面に沿って左方に転動して前記第3振分部材56に続く第2経路52bへ移動するよう構成される。すなわち、前記受入口50aから第1の遊技演出装置50内に入球したパチンコ球は、前記第1振分部材51により第1経路52aおよび第2経路52bに振分けられる。
前記第2振分部材53は、図2に示すように、底面にパチンコ球が入賞可能な入賞口54,55,55が複数(実施例では3つ)形成された皿状に形成されており、該第2振分部材53に到来したパチンコ球が何れかの入賞口54,55,55に入賞するよう構成される。実施例では、第2振分部材53の最も手前側に1つの特定入賞口54が形成されると共に、該特定入賞口54の後方において左右に離間して2つの第1の一般入賞口55,55が形成されており、特定入賞口54にパチンコ球が入賞した場合には、特別遊技(所謂大当り)を発生するか否かを決定する大当り抽選を行なって、特別遊技が発生した場合には、前記可変入賞装置58を開放して遊技者が多くの賞球を獲得可能な特別遊技が行なわれるよう設定されている。一方、前記第2振分部材53における各第1の一般入賞口55,55にパチンコ球が入賞した場合には、所定数のパチンコ球が賞球として払出される。すなわち、前記第2振分部材53に到来したパチンコ球は、該第2振分部材53により前記特定入賞口54および第1の一般入賞口55,55に振分けられる。
ここで、実施例に係る第1の遊技盤40に配設される第1の遊技演出装置50は、前記特定入賞口54にパチンコ球が入賞した場合に、高確率で特別遊技が発生するよう設定されている。具体的には、実施例では、前記特定入賞口54にパチンコ球が入賞した場合には、65535/65536の確率で特別遊技が発生するよう設定されているが、これに限られるものではなく、特定入賞口54にパチンコ球が入賞した場合に、1/1の確率で特別遊技が発生するよう設定しても良く、特定入賞口54への入賞により1/80以上の高確率で特別遊技が発生するよう設定されていればよい。
前記第3振分部材56は、図2に示すように、図示しない駆動手段により前後方向に延在する軸線回りに回転され、外周囲にパチンコ球を受入れ可能な第2凹部56aが1つ設けられている。そして、前記第2経路52bから第3振分部材56に到来するパチンコ球のタイミングと、第3振分部材56の回転のタイミングにより、第2凹部56aに受入れられたパチンコ球は、第3振分部材56の回転によって図2において右方に移動されて、前記第2振分部材53に続く第1経路52aに放出されるよう構成される。一方、第3振分部材56に到来するパチンコ球のタイミングと、第3振分部材56の回転のタイミングにより、前記第2凹部56aに受入れられないパチンコ球は、第3振分部材56の外周面に沿って左方に転動し、当該第3振分部材56の左方に形成した第2の一般入賞口57に入賞するよう構成されている。すなわち、前記第3振分部材56に到来したパチンコ球は、該第3振分部材56により前記第2振分部材53または第2の一般入賞口57に振分けられる。このように、実施例に係る第1の遊技演出装置50は、パチンコ球が入賞可能な入賞装置として機能する。
(第2の遊技盤について)
次に、前記第2の遊技盤41の具体例につき説明する。図3に示すように、前記第2の遊技盤41に配設される第2の遊技演出装置60は、枠状に形成された装飾部材61の開口部から、該第2の遊技盤41の裏側に配設された液晶式やドラム式等の図柄表示装置62が前方に臨むよう構成される。また、前記第2の遊技盤41には、前記第2の遊技演出装置60の下方位置に、パチンコ球が入賞可能な特定入賞口63aを有する始動入賞装置(入賞装置)63が配設されて、該始動入賞装置63へのパチンコ球の入賞により前記図柄表示装置62の図柄を変動する図柄変動ゲームが行なわれるようになっている。更に、前記第2の遊技盤41には、前記始動入賞装置63の下方に、入賞口を開閉可能な特別入賞装置64が配設されている。前記始動入賞装置63の特定入賞口63aにパチンコ球が入賞した場合には、特別遊技(所謂大当り)を発生するか否かを決定する大当り抽選が行なわれ、特別遊技が発生する場合には、前記特別入賞装置64が開放して、遊技者が多くの賞球を獲得可能な特別遊技が行なわれるよう構成されている。なお、前記始動入賞装置63の特定入賞口63aにパチンコ球が入賞した場合には、特別遊技を発生しない場合でも所定数のパチンコ球が賞球として払出されるようになっている。
ここで、実施例に係る第2の遊技盤41では、前記始動入賞装置63(特定入賞口63a)にパチンコ球が入賞した場合に、低確率で特別遊技が発生するよう設定されている。具体的には、実施例では、前記始動入賞装置63(特定入賞口63a)にパチンコ球が入賞した場合には、1/300の確率で特別遊技が発生するよう設定されているが、これに限られるものではなく、始動入賞装置63(特定入賞口63a)にパチンコ球が入賞した場合に、1/80未満の低確率で特別遊技が発生するよう設定されていればよい。
〔実施例の作用〕
次に、前述した実施例に係るパチンコ機10の作用につき説明する。
実施例に係るパチンコ機10の中枠12に第1の遊技盤40が配設された状態では、遊技領域42bに打ち出されて第1の遊技演出装置50の受入口50aに入ったパチンコ球は、前記第1振分部材51へ案内される。前記第1振分部材51は一定方向に回転しているから、該第1振分部材51の回転のタイミングと、第1振分部材51にパチンコ球が到来するタイミングにより、パチンコ球が第1振分部材51の第1凹部51aに受入れられて第1経路52aへ移動するか、パチンコ球が第1振分部材51の第1凹部51aに受入れられることなく第2経路52bへ移動するかが決定される。
前記第1経路52aに移動したパチンコ球は前記第2振分部材53へ導かれ、該第2振分部材53の底面を転動した後に、特定入賞口54または第1の一般入賞口55,55の何れかに入賞する。そして、特定入賞口54にパチンコ球が入賞した場合には、特別遊技を発生するか否かを決定する大当り抽選が行なわれて、特別遊技が発生した場合には、前記可変入賞装置58が順次開放して、遊技者が多くの賞球を獲得可能な特別遊技が行なわれる。一方、前記第1の一般入賞口55,55にパチンコ球が入賞した場合には、所定数のパチンコ球が賞球として払出される。また、前記第2経路52bに移動したパチンコ球は前記第3振分部材56へ導かれ、第3振分部材56に到来するパチンコ球のタイミングと、第3振分部材56の回転のタイミングにより、第3振分部材56に形成した第2凹部56aに受入れられて第2振分部材53に移動するか、第3振分部材56に形成した第2凹部56aに受入れられることなく第3振分部材56の左方に形成した第2の一般入賞口57に入賞する。そして、第3振分部材56の第2凹部56aに受入れられて第2振分部材53に移動したパチンコ球は、前述と同様に、特定入賞口54に入賞するか、第1の一般入賞口55,55の何れかに入賞することになる。
ここで、前記特定入賞口54にパチンコ球が入賞した場合には、高確率(実施例では65535/65536の確率)で特別遊技が発生するよう設定されており、特別遊技が発生するか否かは、第1の遊技演出装置50の受入口50aに受入れられたパチンコ球の動きにより決定されることになる。従って、前記第1の遊技盤40が配設されたパチンコ機10では、遊技者がパチンコ機10を叩く、揺らす等して意図的に不正な振動を与え、第1の遊技演出装置50の受入口50aに受入れられたパチンコ球の動きを自己に有利な動きとなるようにすることがある。特に、前記第1〜第3振分部材51,53,56では、パチンコ球が移動する方向により遊技者が特別遊技を得られるか否かに大きく影響することから、遊技者が不正な振動をパチンコ機10に対して与える頻度が高くなる傾向にある。このような不正な振動がパチンコ機10に与えられると、適正な遊技が行ない得なくなると共に、遊技店に多大な損害を与える虞があることから、遊技者が与える不正な振動についてはできる限り正確に検出することが求められる。
また、実施例に係るパチンコ機10の中枠12に第2の遊技盤41が配設された場合であっても、遊技領域42bに打ち出されたパチンコ球が始動入賞装置63(特定入賞口63a)に入賞した際に、特別遊技(所謂大当り)を発生するか否かを決定する大当り抽選が行なわれ、更に入賞により所定数のパチンコ球が賞球として払い出される。従って、中枠12に第2の遊技盤41が配設された場合であっても、遊技者がパチンコ機10に対して与える不正な振動をできる限り正確に検出することが求められる。
ところで、遊技店では、パチンコ球の研磨処理時やパチンコ機10へのパチンコ球の補給時に発生する振動、遊技店近傍の道路の車両通行による振動等のように、遊技者が不正行為を行なった場合以外でもパチンコ機10に対して振動が付与される。このため、パチンコ機10の同じ位置に振動検出部材30を配設したとしても、遊技店によっては不正な振動を検知できなかったり、通常の振動を不正な振動として誤検出することに繋がる。ここで、パチンコ機10に対して同じ振動が付与された場合でも、遊技店の設置枠台に固定された外枠11に直接支持されている中枠12と、該中枠12に対して支持されている遊技盤40,41とでは検出される振動の大きさが異なる。そこで、実施例では、中枠12の機構セット盤20に振動検出部材30を着脱可能に配設し得る第1取付部25を形成すると共に、遊技盤40,41の裏側に設けた裏樋部材44に振動検出部材30を着脱可能に配設し得る第2取付部45を形成したことで、パチンコ機10が設置された遊技店の状況に応じて中枠12(機構セット盤20)の第1取付部25および遊技盤40,41(裏樋部材44)の第2取付部45の何れかを選択して振動検出部材30を取り付けることができる。
すなわち、中枠12(機構セット盤20)の第1取付部25に振動検出部材30を配設した場合と、遊技盤40,41(裏樋部材44)の第2取付部45に振動検出部材30を配設した場合とでは、振動検出センサ31が検出する振動の大きさが変化する。従って、第1取付部25および第2取付部45から振動検出部材30の取付位置を選択するだけで、遊技店の状況に合った振動の検知精度に簡単に変更できるから、パチンコ機10に配設する振動検出センサ31の種類を遊技店毎に変えたり、検知感度を可変可能な振動センサをパチンコ機10に配設する場合に比べて、低コストで不正な振動の検知精度を向上することができる。
また、前記振動検出部材30は、第1取付部25および第2取付部45に対して粘着材により貼り付けられるだけであるから、該振動検出部材30の取付位置を容易に変更することができる。更に、振動検出部材30のホルダ32に突起部36を形成して、第1取付部25に形成した第1取付孔25bや第2取付部45の第2取付孔45bに対して挿入するよう構成したことで、第1取付部25および第2取付部45に対して振動検出部材30を所定の姿勢で取り付けられる。従って、前記第1取付部25および第2取付部45に振動検出部材30を取り付けた状態での振動検出センサ31の検知感度を一定に保つことができる。また、実施例では、機構セット盤20や裏樋部材44の樹脂成形時に形成される型抜き孔を利用して第1取付部25および第2取付部45を構成するようにしたから、振動検出部材30を設置するために機構セット盤20や裏樋部材44を別途設計し直す必要がなく、製造コストの低減を図り得る。また、機構セット盤20の樹脂成形時に形成される型抜き孔を利用することで、既に遊技店に設置されたパチンコ機10に配設される遊技盤40,41を変更した場合であっても、振動検出部材30を第1取付部25に配設でき、遊技店側の負担が発生するのを防止しうる利点もある。
そして、実施例では、前記中枠12(機構セット盤20)に対して各種制御装置17,18を配設した状態であっても、第1取付部25に取り付けた振動検出部材30が露出するよう構成したから、該振動検出部材30を第1取付部25に対して容易に着脱することができる。また同様に、前記遊技盤40,41(裏樋部材44)の第2取付部45に振動検出部材30を取り付けた状態でも、該振動検出部材30が露出するよう構成したから、該振動検出部材30を第2取付部45に対して容易に着脱することができる。このため、第1取付部25および第2取付部45の間での振動検出部材30の付け替え作業を容易に行なうことができる。
ところで、前述のように第1の遊技盤40および第2の遊技盤41の何れがパチンコ機10の中枠12に配設されている状態であっても、パチンコ機10に対して付与される不正な振動をできる限り正確に検出することが求められるものの、第2の遊技盤41が配設されている場合には、始動入賞装置63(特定入賞口63a)へのパチンコ球の入賞時に特別遊技が発生する確率は低い(実施例では1/300の確率)。従って、遊技者がパチンコ機10に不正な振動を与えてパチンコ球を始動入賞装置63(特定入賞口63a)に入賞させたとしても、殆ど特別遊技が発生することはなく、遊技者がパチンコ機10に不正な振動を与える頻度は、第1の遊技盤40が配設されている場合と比べて大幅に少ない。
すなわち、前述した第1の遊技盤40が配設されたパチンコ機10では、パチンコ球の動きが大当りに直接影響することから、遊技者がパチンコ機10に不正な振動を与える傾向が高い。一方で、第2の遊技盤41が配設されたパチンコ機10では、例え始動入賞装置63にパチンコ球が入賞したとしても必ずしも大当りが発生する訳ではなく、パチンコ球の動きが大当りに直接影響しないことから、パチンコ機10に対して遊技者が不正な振動を与える傾向は低いのが現状である。このため、第1の遊技盤40が配設されたパチンコ機10では、パチンコ機10に付与される不正な振動をできる限り高精度で検知することが求められる。これに対して、遊技者が不正な振動を与える傾向の低い第2の遊技盤41が配設されたパチンコ機10では、遊技者により与えられた振動の全てを不正な振動として検出すると、パチンコ機10の動きに対して影響を与えない程度の振動であっても、振動が検出される度に遊技が停止し、遊技者に不快感を与えることにもなる。従って、パチンコ機10の機種に応じて振動検出センサ31の検知精度を適宜調節し得ることも求められる。
ここで、遊技者がパチンコ機10に振動を与える際には、遊技者が接触可能な中枠12や上下の球皿を振動させることになる一方で、前枠により保護された遊技盤40,41を遊技者が直接振動させることは不可能である。すなわち、遊技者がパチンコ機10に振動を与えた際は、中枠12の振動が大きく、振動の減衰により中枠12に支持された遊技盤40,41の振動が小さくなる。従って、特定入賞口54へのパチンコ球の入賞時に特別遊技の発生確率が高い第1の遊技盤40が中枠12に配設されている場合には、中枠12に設けた第1取付部25に振動検出部材30を取り付けて振動を検知することで、振動検出部材30(振動検出センサ31)による振動の検知感度が高くなり、不正な振動を見逃すのを防止できるから、不正行為による振動を精度良く検知できる。一方、始動入賞装置63(特定入賞口63a)へのパチンコ球の入賞時に特別遊技の発生確率が低い第2の遊技盤41が中枠12に配設されている場合には、第2の遊技盤41に設けた第2取付部45に振動検出部材30を着脱可能に取り付けて振動を検知することで、振動検出部材30(振動検出センサ31)による振動の検知感度を低くでき、遊技を不用意に停止するのを防止できる。
なお、第2の遊技盤41に設けた第2取付部45に振動検出部材30を着脱可能に取り付けた場合には、振動の検知感度が低下することになるが、始動入賞装置63(特定入賞口63a)へのパチンコ球の入賞時における特別遊技の発生確率が低いことから、不正な振動を付与したとしても遊技者に不正な利益を与えることに繋がりにくく、遊技店側の不利益にも其程大きな影響を及ぼさないから、振動の検知感度が低下しても問題になることは少ない。このように、中枠12に配設されている遊技盤40,41が第1の遊技盤40であるか第2の遊技盤41であるかに応じて、中枠12(機構セット盤20)に形成した第1取付部25および第1および第2の遊技盤40,41(裏樋部材44)に形成した第2取付部45から振動検出部材30の取付箇所を選択するだけで、中枠12に配設された遊技盤40,41の種類に適した振動の検知精度に簡単に変更できる。
(変更例)
なお、本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、実施例では、樹脂成形時の型抜き孔を利用して第1取付部および第2取付部を形成するよう構成したが、これに限られるものではなく、第1取付部および第2取付部を別途独立して形成することもできる。
実施例では、振動検出部材を粘着材により貼り付けることで第1取付部および第2取付部に対して着脱し得るよう構成したが、これに限定されるものではなく、係合フックを利用して着脱し得るよう構成してもよく、またネジ止めすることで着脱可能とすることもでき、着脱可能な構成であれば従来公知の各種構成を採用できる。
実施例では、本体枠に配設した機構セット盤に第1取付部を設けると共に、遊技盤に配設した裏樋部材に第2取付部を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、本体枠や遊技盤に対応の第1取付部および第2取付部を形成することも可能である。
実施例では、遊技機として、一般的なパチンコ機を例にして説明したが、これに限られるものではなく、アレンジボール機やスロットマシン機、パチンコ式スロットマシン機等にも好適に使用することができる。
本発明の実施例に係るパチンコ機を示す背面図である。 実施例に係るパチンコ機に配設される第1の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係るパチンコ機に配設される第2の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る遊技盤を示す背面図である。 (a)は実施例に係る機構セット盤の第1取付部から振動検出部材を分解して示す要部拡大斜視図であり、(b)は裏樋部材の第2取付部から振動検出部材を分解して示す要部拡大斜視図である。 (a)は実施例に係る振動検出部材を示す斜視図であり、(b)は振動検出部材の平面図である。
符号の説明
11 外枠(固定枠)
12 中枠(本体枠)
17 主制制御装置(制御装置)
18 払出制御装置(制御装置)
20 機構セット盤
20a 枠部
23 窓口
25 第1取付部
25b 第1取付孔
30 振動検出部材
31 振動検出センサ(検出部)
32 ホルダ
36 突起部
40 第1の遊技盤(遊技盤)
41 第2の遊技盤(遊技盤)
44 裏樋部材
44c 枠部
45 第2取付部
45b 第2取付孔
50a 受入口
54 特定入賞口(入賞口)
63a 特定入賞口(入賞口)

Claims (1)

  1. 設置枠台に固定された固定枠に対して回動可能に軸支された本体枠と、前記本体枠に対して着脱可能に配設され、遊技球が流下可能な遊技領域を有し、遊技球の入賞により遊技者に有利な特別遊技を発生させる入賞口を備えた遊技盤とを備え、前記本体枠には、前記遊技盤と対応する位置に窓口が開設されると共に遊技機制御用の制御装置を着脱し得る機構セット盤が設けられ、前記遊技盤には、前記入賞口へ入賞した遊技球を排出する球排出路を形成した裏樋部材が設けられた遊技機において、
    前記本体枠に設けられた前記機構セット盤における前記窓口を画成する一側部に形成され、振動を検出する検出部を有する振動検出部材を着脱可能に配設し得る第1取付部と、
    前記遊技盤に設けられた前記裏樋部材において、前記機構セット盤に形成された第1取付部と同じ側の側部に形成され、前記振動検出部材を着脱可能に配設し得る第2取付部とを備え、
    前記振動検出部材は、振動を検出する検出部を保持するホルダに突起部が形成されると共に粘着材が設けられて、前記第1取付部および第2取付部に設けられた取付孔に突起部を挿入した状態で、各取付部に対して粘着材により着脱可能に貼り付けられ、
    前記本体枠は、前記遊技領域に開口する受入口を介して内部に入球した遊技球を前記入賞口に移動する経路および該入賞口に移動しない経路に振り分ける振分部材を有する入賞装置が設けられて当該入賞口への遊技球の入賞時における特別遊技の発生確率が高い第1の遊技盤と、前記遊技領域に入賞口が開口する入賞装置が設けられて第1の遊技盤に較べて入賞口への遊技球の入賞時における特別遊技の発生確率が低い第2の遊技盤とを着脱交換可能に構成され、
    前記第1取付部および第2取付部の間で付け替え可能な前記振動検出部材を、前記第1の遊技盤が前記本体枠に配設された状態では、該本体枠に設けた前記第1取付部に着脱可能に取り付け得ると共に、遊技盤として第2の遊技盤が本体枠に配設された状態では、第2の遊技盤に設けた前記第2取付部に着脱可能に取り付け得るよう構成されると共に、
    前記第1および第2取付部の夫々は、前記本体枠および遊技盤に対して遊技機制御用の制御装置を設置した状態で、前記振動検出部材を着脱し得る位置に設置されて、該第1および第2取付部前記振動検出部材を選択して取り付け得るよう構成された
    ことを特徴とする遊技機。
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