JP4347354B2 - 露光装置、製造システム及びデバイスの製造方法 - Google Patents

露光装置、製造システム及びデバイスの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、露光装置、製造システム及びデバイスの製造方法に関する。
半導体デバイス等のデバイスを製造するためのリソグラフィ工程では、例えば、基板の表面にフォトレジストを塗布して、光や電子線などを用いて原版のパターンをフォトレジストに転写するための露光を行う。そして、転写されたフォトレジストの現像処理を行うことにより、酸化膜、窒化膜又は金属膜などのパターンを基板の上に形成する。ここで、フォトレジストの塗布にはコータが使われ、フォトレジストの露光には露光装置が使われ、フォトレジストの現像にはデベロッパが使われる。露光装置は、一枚の基板においてあるサイズに分割された領域を、例えばステップアンドリピート方式又はステップアンドスキャン方式で露光処理する。この分割された個々の領域は、一回の露光又は一回の走査露光の対象となる領域であり、ショット領域と呼ばれる。
最終的に基板上に形成される回路パターンの線幅を設計値に対して所定の許容範囲内にする為、リソグラフィ工程で得られるレジストパターンの線幅は、所定の許容範囲内にする必要がある。レジストパターンの線幅に影響を与える要素の1つとして、フォトレジストに対する露光量がある。
所望の線幅のレジストパターンを得る為には、適切な露光量で露光する必要がある。その適切な露光量は、フォトレジストの感度に依存している。フォトレジストの感度は、基板にフォトレジストが塗布されてから露光されるまでの放置時間(露光前放置時間)で変動する。加えて、フォトレジストの感度は、基板にフォトレジストが露光されてから現像されるまでの放置時間(露光後放置時間)でも変動する。
従来のリソグラフィ工程では、露光前放置時間や露光後放置時間のばらつきが解像線幅のばらつきの原因となっていた。
それに対して、特許文献1に示された技術では、基板にフォトレジストが塗布されてから基板が露光され始めるまでの時間を考慮して露光量を算出し、その露光量で露光を行っている。また、特許文献1に示された技術では、基板が露光され始めてから基板が現像されるまでの時間を考慮して露光量を算出し、その露光量で露光を行っている。
特開平10−261572号公報
特許文献1に示された技術では、基板にフォトレジストが塗布されてから基板が露光され始めるまでの時間を、その基板の露光前放置時間として、露光量を算出している。また、特許文献1に示された技術では、基板が露光され始めてから基板が現像されるまでの時間を、その基板の露光後放置時間として、露光量を算出している。すなわち、一枚の基板に含まれる複数のショット領域に対して互いに同一の露光量にしている。
しかし、露光前放置時間や露光後放置時間は、一枚の基板に含まれる複数のショット領域ごとに異なる。これにより、複数のショット領域の露光量を一定にしてしまうと、露光・現像により基板に形成されるレジストパターンの線幅がショット領域間でばらつくおそれがある。
本発明の目的は、例えば、ショット領域間でのレジストパターンの線幅ばらつきを低減することにある。
本発明の第1側面に係る露光装置は、複数の第1のショット領域を含む第1の基板に塗布された感光材料を前記第1のショット領域ごとに露光して前記感光材料に原版のパターンを転写する露光部と、前記第1の基板に前記感光材料が塗布された時刻に関する塗布時刻情報を取得する取得部と、前記露光部が前記第1のショット領域を露光する前記第1のショット領域ごとの予定時刻に関するショット露光時刻情報と、前記予定時刻から前記露光部が前記複数の第1のショット領域の露光を完了するまでの前記第1のショット領域ごとの時間に関する基板露光残時間情報とを生成する生成部と、前記第1の基板の前に処理された複数の第2のショット領域を含む第2の基板における前記露光部が前記複数の第2のショット領域の露光を完了した時刻から前記第2の基板が現像された時刻までの時間に関する履歴情報を、前記第2の基板が現像された時刻から前記第1の基板の前記ショット露光時刻情報と前記基板露光残時間情報とが生成され始める時刻までの期間に記憶する記憶部と、前記塗布時刻情報と前記ショット露光時刻情報とに応じて定まる前記第1のショット領域ごとの第1の露光量オフセットと、前記履歴情報と前記基板露光残時間情報とに応じて定まる前記第1のショット領域ごとの第2の露光量オフセットとを基準露光量に加えることにより、前記第1のショット領域ごとの露光量を求める露光量計算部と、前記露光量計算部により求められた前記第1のショット領域ごとの露光量にしたがって、前記露光部に前記第1のショット領域ごとの露光を行わせる制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2側面に係る製造システムは、基板に感光材料を塗布する塗布装置と、前記感光材料が塗布された前記基板を露光する本発明の第1の側面に係る露光装置と、前記露光された前記基板を現像する現像装置と、ネットワークを介して前記塗布装置、前記露光装置及び前記現像装置を管理する管理装置とを備えたことを特徴とする。
本発明の第3側面に係るデバイスの製造方法は、基板に感光材料を塗布する塗布工程と、前記感光材料が塗布された前記基板を、本発明の第1の側面に係る露光装置を用いて露光する露光工程と、前記露光された前記基板を現像する現像工程とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、例えば、ショット領域間でのレジストパターンの線幅ばらつきを低減できる。
本発明の実施形態に係る半導体製造システム1の概略構成及び概略動作を、図1を用いて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る半導体製造システム1の構成図である。
半導体製造システム1は、図1に示すように、コータ(塗布装置)101、露光装置102、デベロッパ(現像装置)103、基板搬送ライン104、基板搬送ライン105、ネットワーク106及びコンピュータ(管理装置)107を備える。
コータ101、露光装置102、デベロッパ103及びコンピュータ107は、ネットワーク106で接続されている。これにより、コータ101、露光装置102、デベロッパ103及びコンピュータ107は、互いに情報をやりとりできるようになっている。
例えば、コータ101、露光装置102及びデベロッパ103は、それぞれ、処理時刻などの情報をネットワーク106経由でコンピュータ107に送信する。これにより、コンピュータ107は、コータ101、露光装置102及びデベロッパ103が処理を行った時刻等を監視することができる。
また、例えば、コータ101、露光装置102及びデベロッパ103は、それぞれ、処理指令などの情報をネットワーク106経由でコンピュータ107から受信する。これにより、コンピュータ107は、コータ101、露光装置102及びデベロッパ103をネットワーク106経由で制御する(管理する)ことができる。
コータ101には、基板が搭載される。基板は、例えばウェハである。コータ101は、基板にフォトレジスト(感光材料)を塗布する。ここで、コータ101は、複数のショット領域に対してフォトレジストをほぼ同時に塗布する。
基板搬送ライン104は、コータ101と露光装置102との間を、基板を搬送可能に接続している。これにより、基板搬送ライン104は、コータ101によりフォトレジストが塗布された基板を、コータ101から搬出して、露光装置102へ搬入する。
露光装置102は、基板の上に塗布されたフォトレジストを露光して、そのフォトレジストに原版のパターンを焼き付ける(転写する)。原版は、例えばマスク又はレチクルである。ここで、露光装置102は、複数のショット領域における各ショット領域に、原版のパターンを順番に転写する。
基板搬送ライン105は、露光装置102とデベロッパ103との間を、基板を搬送可能に接続している。これにより、基板搬送ライン105は、露光装置102により露光さされたフォトレジスト及び基板を、露光装置102から搬出して、デベロッパ103へ搬入する。
デベロッパ103は、露光されたフォトレジストを現像する。ここで、デベロッパ103は、複数のショット領域に対してフォトレジストをほぼ同時に現像する。
次に、露光装置102の構成及び動作を、図2及び図3を用いて説明する。図2は、露光装置102の構成図である。図3は、露光装置102の動作を示すデータフロー図である。
露光装置102は、図2に示すように、送受信部(取得部)102a、制御部(生成部)102b、露光部102c、記憶部102d、露光前計算部102e、露光後計算部102f及び露光量計算部102jを備える。
送受信部102aは、ネットワーク106(図1参照)及び制御部102bに接続されている。制御部102bは、送受信部102a、露光部102c、記憶部102d、露光前計算部102e、露光後計算部102f及び露光量計算部102jに接続されている。 送受信部102aは、露光指示の情報を、ネットワーク106経由でコンピュータ107から受信して、制御部102bへ渡す。制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、露光時刻情報(リソグラフィスケジュール、第2情報)を生成する。露光時刻情報は、ショット領域ごとの露光時刻に関する情報である。露光時刻は、ショット領域ごとのフォトレジストが露光される予定時刻である。
例えば、露光時刻情報301は、図4に示すように、基板識別情報301a、ショット領域識別情報301b、ショット領域露光開始推定時刻情報301c及び基板露光残時間情報301dを備える。
基板識別情報301aは、露光対象の基板を識別する情報であり、例えばウェハーID「0033」である。例えば、制御部102bは、露光指示の情報に含まれる基板識別情報を、基板識別情報301aとして取得する。あるいは、例えば、制御部102bは、基板に刻まれている基板識別情報を読取部(図示せず、例えばCCD)に読み取らせることにより、基板識別情報301aを取得する。
ショット領域識別情報301bは、露光対象のショット領域を識別するとともに基板において何番目に露光されるショット領域であるかを示す情報であり、例えばショット領域ID「SH2」である。例えば、制御部102bは、各ショット領域の露光を開始する直前又は開始した直後に何番目のショット領域が露光される又は露光されていることをカウントする。そして、制御部102bは、カウントした結果に応じて、ショット領域識別情報301bを生成する。
ショット領域露光開始推定時刻情報301cは、露光対象のショット領域を露光し始める予定時刻を示す情報である。例えば、制御部102bは、露光対象のショット領域の前のショット領域の露光開始時刻と露光時間とに基づいて、露光対象のショット領域のショット領域露光開始推定時刻情報を生成する。
なお、露光対象のショット領域の前のショット領域の露光時間ΔT1は、制御部102bにより、露光対象のショット領域の前のショット領域の露光量D1に基づいて、
ΔT1=K×D1・・・数式1
により予め求められたものとする。ここで、Kは、露光量を露光時間に換算するための係数である。
基板露光残時間情報301dは、露光対象のショット領域を露光し始めてから最終ショット領域を露光し終えるまでの推定時間(図8に示す基板露光残時間708参照)を示す情報である。例えば、制御部102bは、露光対象の基板の全ショット領域数nと、露光対象のショット領域がi番目に露光されるショット領域である旨の情報と、統計的に求められた平均的な各ショット領域の露光時間ΔTavとを取得する。これらの情報に基づいて、制御部102bは、基板露光残時間RTを
RT=(n−i+1)×ΔTav・・・数式2
により求める(推定する)。
図2に示す制御部102bは、このようにして生成した露光時刻情報301を、制御部102b経由で露光前計算部102e及び露光後計算部102fへ渡す。
制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、送受信部102aに、塗布時刻情報(第1情報)303(図3参照)をネットワーク106経由でコンピュータ107から受信させる。塗布時刻情報は、塗布時刻に関する情報であり、予め記憶された、基板の露光終了時刻から基板の現像時刻までの予想時間に関する情報である。塗布時刻は、基板の上にフォトレジストが塗布された時刻である。送受信部102aは、塗布時刻情報303を制御部102b経由で露光前計算部102eへ渡す。
なお、塗布時刻情報303は、コータ101が基板の上にフォトレジストを塗布した際に、コータ101からネットワーク106経由でコンピュータ107に予め送信されているものとする。
記憶部102dには、露光−現像工程時間情報(第2情報)302(図3参照)が記憶されている。露光−現像工程時間情報は、過去に処理した基板において、最終ショット領域を露光し終えた時刻から現像する予定時刻(現像時刻)までの時間(図8に示す露光−現像工程時間707参照)の履歴に関する情報である。制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、露光−現像工程時間情報302を、記憶部102dから読み出して、露光後計算部102fへ渡す。
なお、露光−現像工程時間情報302は、デベロッパ103がフォトレジストを過去に現像した際に、デベロッパ103からネットワーク106経由でコンピュータ107に予め送信されているものとする。そして、露光−現像工程時間情報302は、コンピュータ107からネットワーク106、送受信部102a及び制御部102b経由で記憶部102dに供給されたものとする。
露光前計算部102eは、塗布時刻情報303と露光時刻情報301とに基づいて、露光前放置時間をショット領域ごとに計算する。露光前放置時間は、基板の上にフォトレジストが塗布された時刻から露光対象のショット領域が露光される予定時刻までの時間である。例えば、露光前計算部102eは、塗布時刻(図8に示すフォトレジスト塗布時刻702参照)と、露光対象のショット領域のショット領域露光開始予定時刻(図8に示すショット領域露光開始予定時刻711参照)との差分を計算する。露光前計算部102eは、その差分を露光対象のショット領域の露光前放置時間とする。このようにして、露光前計算部102eは、露光前放置時間情報307を生成して制御部102b経由で露光量計算部102jへ渡す。
露光後計算部102fは、露光時刻情報301と露光−現像工程時間情報302とに基づいて、露光後放置時間をショット領域ごとに計算する。露光後放置時間は、露光対象のショット領域の露光が終了する予定時刻からフォトレジストが現像される予定時刻までの時間である。例えば、露光後計算部102fは、基板露光残時間(図8に示す基板露光残時間708参照)と、露光−現像工程時間(図8に示す露光−現像工程時間707参照)との和を計算する。露光後計算部102fは、その和を露光対象のショット領域の露光後放置時間とする。このようにして、露光後計算部102fは、露光後放置時間情報306を生成して制御部102b経由で露光量計算部102jへ渡す。
記憶部102dには、上記の露光−現像工程時間情報302に加えて、露光量オフセットリファレンス情報308(図5参照)も記憶されている。露光量計算部102jは、露光前放置時間情報307又は露光後放置時間情報306を受け取ったことに応じて、制御部102b経由で記憶部102dを参照して、露光対象のショット領域に対する露光量オフセットを求める。
例えば、露光量オフセットリファレンス情報308は、図5に示すように、露光前オフセット情報501と露光後オフセット情報502とを備える。
露光前オフセット情報501は、露光前放置時間欄501a及び露光量オフセット欄501bを備える。露光前放置時間欄501aには、露光前放置時間の長さが記録されている。露光量オフセット欄501bには、露光量のオフセットの値が記録されている。露光前オフセット情報501を概念的に示すと図6に示すグラフになる。すなわち、図6により、露光前放置時間が長くなるほど適切な露光量が多くなる傾向にあることが分かる。図5及び図6に示すような露光前オフセット情報501を参照することにより、露光前放置時間に対して適切な露光量オフセットを求めることができる。
露光後オフセット情報502は、露光後放置時間欄502a及び露光量オフセット欄502bを備える。露光前放置時間欄502aには、露光後放置時間の長さが記録されている。露光量オフセット欄502bには、露光量のオフセットの値が記録されている。露光後オフセット情報502を概念的に示すと図7に示すグラフになる。すなわち、図7により、露光後放置時間が長くなるほど適切な露光量が多くなる傾向にあることが分かる。図5及び図7に示すような露光後オフセット情報502を参照することにより、露光後放置時間に対して適切な露光量オフセットを求めることができる。
例えば、露光量計算部102jは、露光前オフセット情報501を参照して、露光前放置時間情報307に対応した露光量オフセットOD1を求める。また、露光量計算部102jは、露光後オフセット情報502を参照して、露光後放置時間情報306に対応した露光量オフセットOD2を求める。そして、露光量計算部102jは、露光対象のショット領域に対する露光量オフセットODを
OD=OD1+OD2・・・数式3
により求める。露光量計算部102jは、基準露光量BDを用いて、露光対象のショット領域の露光量D2を
D2=BD+OD=BD+OD1+OD2・・・数式4
により求める。
露光量計算部102jは、このようにして計算した露光量情報310を制御部102bへ渡す。
制御部102bは、露光量情報310に基づいて、露光対象のショット領域を露光する。例えば、制御部102bは、数式1と同様にして、露光対象のショット領域の露光時間ΔT2を
ΔT2=K×D2=K(BD+OD1+OD2)・・・数式5
により求める。これにより、制御部102bは、ショット領域露光開始推定時刻情報301cが示す時刻から露光時間ΔT2の間だけ露光対象のショット領域を露光するように、露光部102cを制御する。
なお、露光量オフセットリファレンス情報308は、フォトレジストの材質や塗布・露光・現像環境に依存するデータであり、事前に計測されたデータが記憶部102d内に登録されている。登録方法は、手入力でもよいし、露光部102cがサンプル基板を露光した際に保持したデータが用いられてもよい。あるいは、露光後放置時間に対する露光量オフセット502b(図5参照)は、露光対象の基板の前の基板の露光・現像処理に対する線幅をSEMで測定し、露光後放置時間と最適な露光量オフセットとの関係を解析することにより、フィードバックされても良い。
また、露光量オフセットリファレンス情報308は、複数のリファレンス情報を含んでもよく、一つのリファレンス情報を含んでもよい。露光量オフセットリファレンス情報308が複数のリファレンス情報を含む場合、どのリファレンス情報を使うかの設定は、ユーザから入力を受け付けることにより行われてもよい。あるいは、どのリファレンス情報を使うかの設定は、コータ101やデベロッパ103からコンピュータ107に事前に通知されることにより行われてもよい。
ショット領域露光予定開始時刻711は、露光量オフセットの計算時間や露光開始までのステージの移動・加速時間などを考慮して、露光装置102が導きだす推定時刻であってもよい。
図8は、コータ101、露光装置102及びデベロッパ103で行われる処理の時刻と各処理の間の時間関係を示した図である。
701は、時間軸であり、一枚の基板が処理されていく工程の時間の流れを左から右へ表している。
702は、フォトレジスト塗布時刻である。フォトレジスト塗布時刻は、コータ101がフォトレジストを塗布する時刻である。
703は、基板の露光開始時刻であり、すなわち第一ショット領域の露光開始時刻である。
704は、露光対象の基板の露光終了時刻であり、すなわち最終ショット領域の露光終了時刻である。
711は、ショット領域露光開始予定時刻であり、基板における露光対象のショット領域の露光が開始される時刻である。図8では、2番目のショット領域SH2のショット領域露光開始予定時刻を例として示している。
一枚の基板の露光開始時刻703から露光終了時刻704までの間にn個のショット領域露光が行われる。基板の露光開始時刻703は、1番目のショット領域SH1のショット領域露光開始時刻である。基板の露光終了時刻704は、n番目のショット領域SHn(最終ショット領域)の露光終了時刻である。
705は、現像時刻である。現像時刻は、基板の現像処理を開始する予定時刻である。
なお、現像時刻は、基板の現像が終了する時刻であってもよいし、基板の現像中の特定のタイミングの時刻であってもよい。
706は、塗布−露光工程時間であり、フォトレジスト塗布時刻702から基板の露光開始時刻703までの時間である。
707は、露光−現像工程時間であり、基板の露光終了時刻704から現像時刻705である。
708は、露光対象のショット領域の露光が終了した時刻から基板の露光終了時刻704までの時間を表している。図8では、2番目のショット領域SH2の露光終了時刻から基板の露光終了時刻704までの時間を例として示した。
709は、露光前放置時間であり、フォトレジスト塗布時刻702から露光対象のショット領域のショット領域露光開始予定時刻711までの時間を表している。
710は、露光後放置時間であり、露光対象のショット領域の露光終了時刻から現像時刻705までの時間を表している。
以上のように、本発明によれば、露光対象のショット領域の露光前基板放置時間と、露光対象のショット領域の露光後放置時間とを考慮して、ショット領域毎に適切な露光量を調整することができる。これにより、露光・現像により基板に形成されるレジストパターンのショット領域間での線幅ばらつきを低減させることができる。
なお、半導体製造システム1において、コンピュータ107は、コータ101、露光装置102及びデベロッパ103のそれぞれの一部であってもよい。また、半導体製造システム1において、コータ101及びデベロッパ103は同一の装置に組み込まれていてもよい。
また、図2に示す記憶部102d、露光前計算部102e、露光後計算部102f、露光量計算部102jは、露光装置102に備えられる代わりにコンピュータ107に備えられていてもよい。このとき、図3に示す処理は、コンピュータ107で行われる。そして、コンピュータ107は、露光部102cの制御量の情報をネットワーク106経由で露光装置102に送信する。露光装置102では、送受信部102aが受信した制御量の情報に基づいて、露光部102cが基板を露光する。
フォトレジストの塗布からショット領域露光までの時間のばらつきを加味した露光量補正の例を、図9のフローチャートを用いて説明する。図9は、露光装置102が露光を行う処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、露光装置102の送受信部102aが、露光指示の情報を、ネットワーク106経由でコンピュータ107から受信して、制御部102bへ渡す。制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、露光時刻情報を生成する。制御部102bは、露光時刻情報301を、制御部102b経由で露光前計算部102eへ渡す。
また、制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、送受信部102aに、塗布時刻情報303(図3参照)をネットワーク106経由でコータ101から受信させる。送受信部102aは、塗布時刻情報303を制御部102b経由で露光前計算部102eへ渡す。
ステップS2では、露光前計算部102eが、塗布時刻情報303と露光時刻情報301とに基づいて、露光前放置時間をショット領域ごとに計算する。例えば、露光前計算部102eは、塗布時刻(図8に示すフォトレジスト塗布時刻702参照)と、露光対象のショット領域のショット領域露光開始予定時刻(図8に示すショット領域の露光時刻711参照)との差分を計算する。露光前計算部102eは、その差分を露光対象のショット領域の露光前放置時間とする。このようにして、露光前計算部102eは、露光前放置時間情報307を生成して制御部102b経由で露光量計算部102jへ渡す。
ステップS4では、露光量計算部102jが、露光前放置時間情報307を受け取ったことに応じて、制御部102b経由で記憶部102dの露光前オフセット情報501(図5参照)を参照して、露光対象のショット領域に対する露光量オフセットを求める。
例えば、露光量計算部102jは、露光前放置時間情報307が示す露光前放置時間が「00:05:00」であると判断する場合、露光前オフセット情報501により露光量オフセット「0.01」を求める。そして、露光量計算部102jは、数式3及び数式4と同様にして、露光対象のショット領域の露光量D3を
D3=BD+0.01・・・数式6
により求める。露光量計算部102jは、計算した露光量情報310を制御部102bへ渡す。
ステップS5では、制御部102bが、露光量情報310に基づいて、露光対象のショット領域を露光する。例えば、制御部102bは、数式1と同様にして、露光対象のショット領域の露光時間ΔT3を
ΔT3=K×D3=K(BD+0.01)・・・数式7
により求める。これにより、制御部102bは、ショット領域露光開始推定時刻情報301cが示す時刻から露光時間ΔT3の間だけ、露光対象のショット領域を露光する。
ショット領域露光からフォトレジストの現像までの時間のばらつきを加味した露光量補正の例を、図10のフローチャートを用いて説明する。図10は、露光装置102が露光を行う処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11では、露光装置102の送受信部102aが、露光指示の情報を、ネットワーク106経由でコンピュータ107から受信して、制御部102bへ渡す。制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、露光時刻情報を生成する。制御部102bは、露光時刻情報301を、制御部102b経由で露光後計算部102fへ渡す。
また、制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、露光−現像工程時間情報302を、記憶部102dから読み出して、露光後計算部102fへ渡す。
ステップS13では、露光後計算部102fが、露光−現像工程時間情報302と露光時刻情報301とに基づいて、露光後放置時間をショット領域ごとに計算する。例えば、露光後計算部102fは、基板露光残時間(図8に示す基板露光残時間708参照)と、露光−現像工程時間(図8に示す露光−現像工程時間707参照)との和を計算する。露光後計算部102fは、その和を露光対象のショット領域の露光後放置時間とする。このようにして、露光後計算部102fは、露光後放置時間情報306を生成して制御部102b経由で露光量計算部102jへ渡す。
ステップS14では、露光量計算部102jが、露光後放置時間情報306を受け取ったことに応じて、制御部102b経由で記憶部102dの露光後オフセット情報502(図5参照)を参照して、露光対象のショット領域に対する露光量オフセットを求める。
例えば、露光量計算部102jは、露光後放置時間情報306が示す露光後放置時間が「00:50:00」であると判断する場合、露光後オフセット情報502により露光量オフセット「−0.10」を求める。そして、露光量計算部102jは、数式3及び数式4と同様にして、露光対象のショット領域の露光量D4を
D4=BD−0.10・・・数式8
により求める。露光量計算部102jは、計算した露光量情報310を制御部102bへ渡す。
ステップS15では、制御部102bが、露光量情報310に基づいて、露光対象のショット領域を露光する。例えば、制御部102bは、数式1と同様にして、露光対象のショット領域の露光時間ΔT4を
ΔT4=K×D4=K(BD−0.10)・・・数式9
により求める。これにより、制御部102bは、ショット領域露光開始推定時刻情報301cが示す時刻から露光時間ΔT4の間だけ、露光対象のショット領域を露光する。
フォトレジストの塗布からショット領域露光までの時間のばらつきと、ショット領域露光からフォトレジストの現像までの時間のばらつきとを加味した露光量補正の例を、図11のフローチャートを用いて説明する。図11は、露光装置102が露光を行う処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS21では、露光装置102の送受信部102aが、露光指示の情報を、ネットワーク106経由でコンピュータ107から受信して、制御部102bへ渡す。制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、露光時刻情報を生成する。制御部102bは、露光時刻情報301を、制御部102b経由で露光前計算部102eへ渡す。
また、制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、送受信部102aに、塗布時刻情報303(図3参照)をネットワーク106経由でコータ101から受信させる。送受信部102aは、塗布時刻情報303を制御部102b経由で露光前計算部102eへ渡す。
さらに、制御部102bは、露光指示の情報に基づいて、露光−現像工程時間情報302を、記憶部102dから読み出して、露光後計算部102fへ渡す。
ステップS22では、露光前計算部102eが、塗布時刻情報303と露光時刻情報301とに基づいて、露光前放置時間をショット領域ごとに計算する。例えば、露光前計算部102eは、塗布時刻(図8に示すフォトレジスト塗布時刻702参照)と、露光対象のショット領域のショット領域露光開始予定時刻(図8に示すショット領域の露光時刻711参照)との差分を計算する。露光前計算部102eは、その差分を露光対象のショット領域の露光前放置時間とする。このようにして、露光前計算部102eは、露光前放置時間情報307を生成して制御部102b経由で露光量計算部102jへ渡す。
ステップS23では、露光後計算部102fが、露光−現像工程時間情報302と露光時刻情報301とに基づいて、露光後放置時間をショット領域ごとに計算する。例えば、露光後計算部102fは、基板露光残時間(図8に示す基板露光残時間708参照)と、露光−現像工程時間(図8に示す露光−現像工程時間707参照)との和を計算する。露光後計算部102fは、その和を露光対象のショット領域の露光後放置時間とする。このようにして、露光後計算部102fは、露光後放置時間情報306を生成して制御部102b経由で露光量計算部102jへ渡す。
ステップS24では、露光量計算部102jが、露光前放置時間情報307及び露光後放置時間情報306を受け取ったことに応じて、制御部102b経由で記憶部102dの露光前オフセット情報501及び露光後オフセット情報502(図5参照)を参照する。そして、露光量計算部102jは、露光対象のショット領域に対する露光量オフセットを求める。
例えば、露光量計算部102jは、露光前放置時間情報307が示す露光前放置時間が「00:05:00」であると判断する場合、露光前オフセット情報501により露光量オフセット「0.01」を求める。露光量計算部102jは、露光後放置時間情報306が示す露光後放置時間が「00:50:00」であると判断する場合、露光後オフセット情報502により露光量オフセット「−0.10」を求める。そして、露光量計算部102jは、数式3及び数式4と同様にして、露光対象のショット領域の露光量D5を
D5=BD+0.01−0.10=BD−0.09・・・数式10
により求める。露光量計算部102jは、計算した露光量情報310を制御部102bへ渡す。
ステップS25では、制御部102bが、露光量情報310に基づいて、露光対象のショット領域を露光する。例えば、制御部102bは、数式1と同様にして、露光対象のショット領域の露光時間ΔT5を
ΔT5=K×D5=K(BD−0.09)・・・数式11
により求める。これにより、制御部102bは、ショット領域露光開始推定時刻情報301cが示す時刻から露光時間ΔT5の間だけ、露光対象のショット領域を露光する。
なお、ここでは、露光前放置時間に対する露光量オフセットと、露光後放置時間に対する露光量オフセットとの和をとることで露光量オフセットを算出しているが、本発明における露光量オフセットの算出方法はこの方法に限ったものではない。
次に、本発明のウェハステージ装置が適用される例示的な露光装置を利用したデバイスの製造プロセスを、図12を用いて説明する。図12は、デバイスの一例としての半導体デバイスの全体的な製造プロセスを示すフローチャートである。
ステップS91(回路設計)では半導体デバイスの回路設計を行う。
ステップS92(マスク作製)では設計した回路パターンに基づいてマスク(原版又はレチクルともいう)を作製する。
一方、ステップS93(ウエハ製造)ではシリコン等の材料を用いてウエハ(基板ともいう)を製造する。
ステップS94(ウエハプロセス)は前半工程と呼ばれ、上記のマスクとウエハを用いて、上述の露光装置によりリソグラフィー技術を利用してウエハ上に実際の回路を形成する。
次のステップS95(組み立て)は後半工程と呼ばれ、ステップS94によって作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の組み立て工程を含む。
ステップS96(検査)ではステップS95で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行う。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、ステップS97でこれを出荷する。
上記ステップS94のウエハプロセスは以下のステップを有する。すなわち、ウエハの表面を酸化させる酸化ステップ、ウエハ表面に絶縁膜を成膜するCVDステップ、ウエハ上に電極を蒸着によって形成する電極形成ステップ、ウエハにイオンを打ち込むイオン打ち込みステップを有する。また、ウエハに感光剤を塗布するレジスト処理ステップを有する。上記の露光装置を用いて、レジスト処理ステップ後のウエハを、マスクのパターンを介して露光し、レジストに潜像パターンを形成する露光ステップを有する。露光ステップで露光したウエハを現像する現像ステップを有する。さらに、現像ステップで現像した潜像パターン以外の部分を削り取るエッチングステップ、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除くレジスト剥離ステップを有する。これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ上に多重に回路パターンを形成する。
本発明の実施形態に係る半導体製造システム1の構成図。 露光装置の構成図。 露光装置の動作を示すデータフロー図。 露光時刻情報の構成を示す図。 露光量オフセットリファレンス情報を示す図。 露光量オフセットリファレンス情報を示す図。 露光量オフセットリファレンス情報を示す図。 コータ、露光装置及びデベロッパで行われる処理の時刻と各処理の間の時間関係を示した図。 露光装置が露光を行う処理の流れを示すフローチャート。 露光装置が露光を行う処理の流れを示すフローチャート。 露光装置が露光を行う処理の流れを示すフローチャート。 半導体デバイスの全体的な製造プロセスのフローを示す図。
符号の説明
1 半導体製造システム
101 コータ
102 露光装置
103 デベロッパ
106 ネットワーク
107 コンピュータ

Claims (5)

  1. 複数の第1のショット領域を含む第1の基板に塗布された感光材料を前記第1のショット領域ごとに露光して前記感光材料に原版のパターンを転写する露光部と、
    前記第1の基板に前記感光材料が塗布された時刻に関する塗布時刻情報を取得する取得部と、
    前記露光部が前記第1のショット領域を露光する前記第1のショット領域ごとの予定時刻に関するショット露光時刻情報と、前記予定時刻から前記露光部が前記複数の第1のショット領域の露光を完了するまでの前記第1のショット領域ごとの時間に関する基板露光残時間情報とを生成する生成部と、
    前記第1の基板の前に処理された複数の第2のショット領域を含む第2の基板における前記露光部が前記複数の第2のショット領域の露光を完了した時刻から前記第2の基板が現像された時刻までの時間に関する履歴情報を、前記第2の基板が現像された時刻から前記第1の基板の前記ショット露光時刻情報と前記基板露光残時間情報とが生成され始める時刻までの期間に記憶する記憶部と、
    前記塗布時刻情報と前記ショット露光時刻情報とに応じて定まる前記第1のショット領域ごとの第1の露光量オフセットと、前記履歴情報と前記基板露光残時間情報とに応じて定まる前記第1のショット領域ごとの第2の露光量オフセットとを基準露光量に加えることにより、前記第1のショット領域ごとの露光量を求める露光量計算部と、
    前記露光量計算部により求められた前記第1のショット領域ごとの露光量にしたがって、前記露光部に前記第1のショット領域ごとの露光を行わせる制御部と、
    を備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記取得部は、送受信部を含み、
    前記送受信部は、前記第2の基板が現像装置により現像された際にネットワークを介して前記第2の基板の前記履歴情報を前記現像装置から受信し、
    前記記憶部は、前記送受信部により受信された前記第2の基板の前記履歴情報を記憶し、
    前記送受信部は、前記第2の基板の前記履歴情報を受信した後に、前記ネットワークを介して前記第1の基板の前記塗布時刻情報を塗布装置から受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記送受信部は、前記第2の基板の前記履歴情報を受信した後に、前記ネットワークを介して前記塗布装置、前記露光装置及び前記現像装置を管理する管理装置から前記ネットワークを介して前記第1の基板の露光指示を受信し、
    前記生成部は、前記送受信部により受信された前記第1の基板の露光指示に応じて、前記第1の基板に対する前記ショット露光時刻情報と前記基板露光残時間情報とを生成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 基板に感光材料を塗布する塗布装置と、
    前記感光材料が塗布された前記基板を露光する請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の露光装置と、
    前記露光された前記基板を現像する現像装置と、
    ネットワークを介して前記塗布装置、前記露光装置及び前記現像装置を管理する管理装置と、
    備えたことを特徴とする製造システム。
  5. 基板に感光材料を塗布する塗布工程と、
    前記感光材料が塗布された前記基板を、請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の露光装置を用いて露光する露光工程と、
    前記露光された前記基板を現像する現像工程と、
    備えたことを特徴とするデバイスの製造方法。
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