JP4339771B2 - エアゾール容器の内容物排出装置 - Google Patents

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本発明は、エアゾール製品を廃棄する際に、内容物を全量排出するためのエアゾール容器の内容物排出装置に係るものである。
従来、エアゾール容器本体内に充填された内容物の使用後にエアゾール製品を廃棄する際に、エアゾール容器本体内に内容物を残留したまま廃棄すると、噴射ガスの膨張による爆発事故を引き起こす等の問題を生じる虞があった。そのため、特許文献1〜15に示す如く、エアゾール容器本体内に残留する内容物を全量排出するための内容物排出装置が提案されている。
例えば、特許文献1では、ステムを押圧する押釦の外周に係合突起を突設し、この係合突起を係合可能な係合受部を、エアゾール容器本体に接続した肩カバーの内周に形成している。そして、エアゾール製品の使用時は、係合突起が係合受部に係合しない程度の押し下げ量で、押釦を押し下げて内容物の噴射を行う。そして、内容物の使用が終わり、エアゾール容器本体を廃棄する際には、押釦を大きく押し下げる事により、係合突起を係合受部に係合して、押釦の押圧状態を維持し、バルブを開放状態として内容物を全量排出する事を可能としていた。
また、特許文献2、5、6、8に於いても、押釦及び肩カバーに係合突起とその係合受部を形成しているが、通常の使用時には係合突起と係合受部とを非係合位置に配置し、押釦の押圧や押圧解除による復元が何等阻止される事はない。そして、エアゾール容器本体の廃棄の際は、押釦を押圧した状態で当該押釦を円周方向に回動する事により、係合突起と係合受部とが係合するものである。この係合により、押釦の押圧状態が維持され、内容物の全量排出を可能とするものであった。
また、特許文献3、4、7では、押釦に係合突起又は係合溝を設け、ヒンジ部や弾性変形力により折曲して前記係合突起に係合又は係合溝に挿入係合可能な係合部材を、肩カバーに設けている。そして、エアゾール容器本体の廃棄時に、押釦を押圧した後に、前記係合部材を折り曲げ又は弾性変形させて、係合部材を押釦の係合突起に係合又は係合溝に挿入係合する事により、押釦を固定して押圧状態を維持して内容物の全量排出を可能とするものであった。
また、特許文献9では、押釦に設けた回動レバーを回動する事により、押釦の押圧状態で回動レバーの係合突起を肩カバーの係合受部に係合する事により、押釦の押圧状態を維持している。一方、特許文献10では、押釦を被覆するヘッドカバー内面に板状の押圧部材を突設し、押釦の上面にこの押圧部材により押圧可能な係合段部を形成している。そして、常時は押圧部材と係合段部とを非係合位置に配置し、廃棄時には、ヘッドカバーを回動して、押圧部材にて係合段部を押圧する事により、押釦を押し下げるとともにその押圧状態を維持して、エアゾール容器本体内の内容物を全量排出するものであった。
また、特許文献11、12では、押釦の押圧状態を保つための釘状の押杆部材を製作し、この押杆部材をエアゾール容器本体に接続するキャップに装着する。そして、エアゾール容器本体の廃棄時は、キャップを一旦外し、キャップ内部の貫通孔又は挿通溝に、前記押杆部材を挿通し、再びキャップをエアゾール容器本体に装着する。この装着により、押杆部材が押釦を押圧してバルブ機構を開放するとともに、押釦の押圧状態を維持する事により、エアゾール容器本体内の内容物の全量排出を可能とするものであった。
また、特許文献13、14に於いても、押釦の押圧部材を別個に形成して、廃棄時には、キャップに押圧部材を適宜取り付け、この押圧部材にて押釦を押圧するとともにこの押圧状態を維持して、内容物の全量排出を可能とするものであった。
また、特許文献15に記載の考案は、押釦の上部に配置した作動レバーを押圧することにより、エアゾール内容物の噴射を行うものであるが、作動レバーを少し押圧すれば通常の噴射を行い、大きく押圧すればこの押圧状態を維持して、内容物の全量排出を可能とするものである。
特開平8−133360号公報 特開平11−321943号公報 特開2002−80077号公報 特開2002−255266号公報 特開2002−282746号公報 特開2002−302175号公報 特開2002−326681号公報 特開2003−12058号公報 特開2003−12061号公報 特開2003−165588号公報 特開昭49−121214号公報 特開昭49−129218号公報 特開2001−55284号公報 特開2001−146281号公報 実公昭49ー19953号公報
しかしながら、上記特許文献1では、係合突起により押釦の押し下げ量が制限され、押釦の大きな押し下げができず、内容物の大量噴射を行うのが困難であるし、逆に押釦の過剰な押し下げにより係合突部と係合受部とを誤って係合してしまう虞もあった。また、特許文献2、5、6、8では、押釦を押し下げながら円周方向に回動するのは、大きな力を必要とし、位置合わせの微調整が困難である。また、特許文献3、4、7では、肩カバーから係合部材が突出して邪魔となったり、内容物の噴射圧及び係合部材の弾性復元力が相俟って、係合部材と押釦との係合が解除される虞もあった。
また、特許文献9では、回動レバーの構造が複雑でコスト高となったり、回動レバーの脱落による紛失等の心配もあった。また、特許文献10では、押釦の押圧を維持するためにヘッドカバーを頑丈に形成する必要があり、やはりコスト高となったり、エアゾール装置が嵩張ってしまう可能性があった。
また、特許文献11〜14でも、押圧部材を別個に形成する必要があってコスト高となるとともに、押圧部材を取り付けたキャップ内部を確認しにくく、押圧部材と押釦との位置合わせを正確に行うのが困難であった。
また、上記の特許文献1〜14はいずれも複雑な構成を必要とし、装置を高価なものにするとともに、使用に複雑な手順を要求されるものであった。
また、特許文献15では、作動レバーの押し下げ量が大きくなると全量排出状態となるため、通常噴射時には作動レバーの押し下げ量に細心の注意が必要で、誤操作による不用意な連続噴射状態を発生しやすいものであった。
本願発明は上述のごとき課題を解決しようとするものであって、内容物の使用が終了したエアゾール製品を廃棄する際に、エアゾール容器本体に残留する内容物の全量を確実に排出する事を可能とするとともに、その排出操作に微調整等を必要とせず、使用者が通常噴射とは確実に区分して容易に操作する事を可能とする。そして、内容物の全量排出により、エアゾール容器本体の爆発事故を防止しようとするものである。
本発明は、エアゾール容器本体の肩部に固定した肩カバーと、この肩カバーの対向する内壁間に上下動可能に配置しエアゾール容器本体のステムに接続した押釦と、この押釦の上部位置の内壁間に支持軸で回動自在に軸支した作動レバーとから成り、上記押釦は、上面両側をL字型に切り欠いて被押圧段部とし、この被押圧段部に作動レバーの両側下面に突出した押圧部を係合し、押釦の押圧を可能とするとともに、上記作動レバーは手指による押圧を行う指掛部を一端に形成し、この指掛部と支持軸との間に、押釦と接触し指掛部の押圧時にのみ押釦の押圧が可能な押圧部を突出形成するとともに指掛部とは支持軸を介した他端に押釦の固定押圧部を形成し、この固定押圧部が押釦を押圧したときに押釦の押圧継続を可能として成るものである。
また、固定押圧部の押釦に対する押圧継続は、固定押圧部を押釦の上面と線接触し、押釦の上昇力による支持軸を支点とした作動レバーの戻り方向の回動を、押釦の上面に突出した支持突起に作動レバーを係合することにより阻止するようにしたものであっても良い。
また、固定押圧部の押釦に対する押圧継続は、固定押圧部を押釦の上下方向軸と垂直な平面に形成して押釦の上面と面接触し、押釦の上昇力を固定押圧部の垂直平面で受ける事により押釦の押圧継続を可能にしたものであっても良い。
本発明は上述の如く構成したものであるから、エアゾール内容物の通常の噴射を行う場合には、作動レバーを通常噴射と同じ方向の下方に押圧することにより噴射が可能となる。そして、エアゾール内容物の全量噴射を行う場合は、作動レバーを通常噴射と反対方向に引き上げることにより全量噴射が可能となる。このように、エアゾール内容物の全量噴射時と通常噴射時とでは作動レバーの操作方向が全く逆となるため、使用者が誤って不用意に全量噴射を行うことが無く、確実で安全な全量排出機構を得ることが出来る。
また、万一、誤って不用意に全量噴射を行った場合にも、作動レバーを通常噴射方向に復元するのみで噴射を停止することが出来るから、誤操作に対する対応も安全に行うことが出来る。また、このように全量噴射の停止が可能であるから、任意に全量噴射動作と停止動作を行うことにより、エアゾール内容物の噴射量を調整することが可能となり、塗料等の噴射に使用すれば効率的な塗布を可能とすることが出来るものである。
以下本発明の実施例を図面に於いて説明すれば、(1)はエアゾール容器本体で、内部にヘアスプレー、制汗剤、芳香剤等の適宜の内容物を充填するとともに上端にマウンテンカップ(2)を固定している。このマウンテンカップ(2)は内面にバルブ機構(3)を接続し、このバルブ機構(3)のステム(4)を、マウンテンカップ(2)から外部に突出している。このステム(4)をエアゾール容器本体(1)方向に押圧する事によりバルブ機構(3)を開弁し、内容物の噴射を可能としている。
そして、ステム(4)の上端には、当該ステム(4)を押圧するための押釦(5)を接続固定している。この押釦(5)には、ステム(4)の先端に接続する接続部(6)を設けるととともに、このステム(4)と連通しステム(4)から噴射された内容物が流動する流通路(7)を形成している。そして、この流通路(7)の先端に、内容物を外部に噴射する噴射ノズル(8)を設けている。また、押釦(5)の上面両側を図5に示す如く、L字型に切り欠いて被押圧段部(9)としている。
また、マウンテンカップ(2)を固定したエアゾール容器本体(1)の肩部(10)に肩カバー(11)を接続し、この肩カバー(11)の中央部には、内壁(12)を押釦(5)の挿入間隔(13)を設けて平行に対向配置する。この挿入間隔(13)に押釦(5)を上下動可能に挿入するが、押釦(5)は両側面に嵌合突起(14)を突設し、この嵌合突起(14)を肩カバー(11)の内壁(12)に設けた嵌合溝(15)に上下動可能に嵌合し、押釦(5)のブレのない安定した上下動を可能としている。尚嵌合突起(14)は、嵌合溝(15)内に形成した仮止め突起(図示せず)と仮止めし得るよう、係合間隔(19)を介して形成している。この仮止めは、肩カバー(11)に押釦(5)を仮止めしてから肩カバー(11)をエアゾール容器本体(11)に組み付けるときに、押釦(5)位置の安定性を良くし、組み立てを容易とする上で有効なものとなる。
また、この押釦(5)の上部位置の内壁(12)間に支持軸(16)で回動自在に作動レバー(17)を軸支している。この作動レバー(17)は手指による押圧を行う指掛部(18)を一端に形成し、この指掛部(18)と支持軸(16)との間の両側に押圧部(20)を突出形成している。この押圧部(20)は支持軸(16)よりも指掛部(18)側に最大突出位置を形成するとともに突出先端部(21)を弧状に形成している。そして、作動レバー(17)の押圧部(20)を押釦(5)の被押圧段部(9)に接触し、指掛部(18)を押圧した時にのみ、図2に示す如く押釦(5)の押圧が可能で、指掛部(18)の非押圧時には図1に示す如く、ステム(4)の復元力で押し上げられ噴射を停止する。
また、作動レバー(17)の指掛部(18)とは支持軸(16)を介した他端に、押釦(5)の固定押圧部(22)を形成している。この固定押圧部(22)が押釦(5)の上面と接触した状態で作動レバー(17)による押釦(5)の押圧状態が継続し、エアゾール内容物の全量噴射を可能とするものである。この固定押圧部(22)の押釦(5)に対する押圧継続は、図3に示す如く指掛部(18)を上昇方向に回動した状態で、固定押圧部(22)を押釦(5)の上面と線接触する。この線接触状態では、押釦(5)の押し上げ力で支持軸(16)を軸として作動レバー(17)は復元方向に回動する力が作用する。
この、押釦(5)の上昇力による支持軸(16)を支点とした作動レバー(17)の戻り方向への回動は、押釦(5)の上面に、固定押圧部(22)に近接して支持突起(23)を突出し、この支持突起(23)に作動レバー(17)の固定押圧部(22)の側面が係合することにより戻り方向への回動が阻止される。また、この状態でエアゾール内容物の連続噴射を中止する場合には、作動レバー(17)を使用者の手指により復元方向に回動すれば、押釦(5)が一時的に押し下げられ、固定押圧部(22)の側面と支持突起(23)との係合が解除され、作動レバー(17)が元位置に復元し、押釦(5)が上昇するからエアゾール内容物の噴射は中止される。
上記第1実施例では、継続噴射時における作動レバー(17)の戻り防止を支持突起(23)を押釦(5)の上面に突出することにより行ったが、この方法は他の任意の方法を選択する事が可能で、固定具を用いて固定しても良いし、図7に示す如く、固定押圧部(22)の押釦(5)に対する押圧継続を、固定押圧部(22)を押釦(5)の上下方向軸と垂直な平面に形成することによって行っても良い。このように、固定押圧部(22)を押釦(5)の上下方向軸と垂直な平面に形成して押釦(5)の上面と面接触し、押釦(5)の上昇力を固定押圧部(22)の垂直平面で受ける事により、押釦(5)の押圧継続を可能とすることが出来るものである。この場合も、エアゾール内容物の連続噴射を中止する場合には、作動レバー(17)を使用者の手指により復元方向に回動すれば、押釦(5)が一時的に押し下げられるとともに作動レバー(17)が元位置に復元し、押釦(5)が上昇するからエアゾール内容物の噴射は中止される。
また、本発明のエアゾール容器の内容物排出装置は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーティング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等のエアゾール製品に用いる事ができる。そして、頭髪用品として、ヘアースプレー、ヘアートリートメント、ヘアースタイリングフォーム、ヘアーシャンプー・リンス、酸性染毛剤、酸化型2剤タイプ永久染毛剤、カラースプレー・脱色剤、パーマ剤、育毛剤、ヘアートニック、寝癖直しスプレー、髪用フレグランス等に用いる事ができる。
また、化粧品として、シェービングフォーム、アフターシェーブローション、香水・オーデコロン、洗顔料、日焼け止め、ファンディーション、脱毛・脱色剤、浴用剤等に用いる事ができる。
また、消臭・制汗剤としては、制汗剤、消臭剤、ボディシャンプー等に用いる事ができる。また、その他の人体用品としては、筋肉消炎剤、皮膚疾患予防剤、皮膚疾患治療剤、水虫薬、害虫忌避剤、清拭剤、口腔清涼剤、口腔歯磨き剤、傷薬、やけど治療剤等に用いる事ができる。
また、殺虫剤としては、空間殺虫剤、ゴキブリ殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等に用いる事ができる。また、コーティング剤としては、家庭用塗料、自動車用塗料、アンダーコーティング等に用いる事ができる。
また、クリーナーとしては、ガラスクリーナー、硬質表面洗浄剤、浴用クリーナー、床・家具艶だしクリーナー、靴・皮革クリーナー、ワックス艶だし剤等に用いる事ができる。また、その他の家庭用品としては、室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防水剤、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤、除菌剤等に用いる事ができる。
また、工業用としては、潤滑防錆剤、接着剤、金属探傷剤、離型剤、コーキング剤等に用いる事ができる。また、自動車用としては、防曇剤、解氷剤、エンジンクリーナー等に用いる事ができる。その他、動物用品、趣味娯楽用品、食品、例えばコーヒー、ジュース、クリーム、チーズ等に用いる事ができる。
実施例1の非噴射状態を示す断面図。 実施例1の通常噴射状態を示す断面図。 実施例1の内容物の全量排出状態の断面図。 実施例1の肩カバーの斜視図。 実施例1の作動レバーの斜視図。 実施例1の押釦の斜視図。 実施例2の全量排出状態の断面図。
1 エアゾール容器本体
4 ステム
5 押釦
9 被押圧段部
10 肩部
11 肩カバー
12 内壁
16 支持軸
17 作動レバー
18 指掛部
20 押圧部
21 突出先端部
22 固定押圧部
23 支持突起

Claims (3)

  1. エアゾール容器本体の肩部に固定した肩カバーと、この肩カバーの対向する内壁間に上下動可能に配置しエアゾール容器本体のステムに接続した押釦と、この押釦の上部位置の内壁間に支持軸で回動自在に軸支した作動レバーとから成り、上記押釦は、上面両側をL字型に切り欠いて被押圧段部とし、この被押圧段部に作動レバーの両側下面に突出した押圧部を係合し、押釦の押圧を可能とするとともに、上記作動レバーは手指による押圧を行う指掛部を一端に形成し、この指掛部と支持軸との間に、押釦と接触し指掛部の押圧時にのみ押釦の押圧が可能な押圧部を突出形成するとともに指掛部とは支持軸を介した他端に押釦の固定押圧部を形成し、この固定押圧部が押釦を押圧したときに押釦の押圧継続を可能としたことを特徴とするエアゾール容器の内容物排出装置。
  2. 固定押圧部の押釦に対する押圧継続は、固定押圧部を押釦の上面と線接触し、押釦の上昇力による支持軸を支点とした作動レバーの戻り方向の回動を、押釦の上面に突出した支持突起に作動レバーを係合することにより阻止するようにした事を特徴とする請求項1記載のエアゾール容器の内容物排出装置。
  3. 固定押圧部の押釦に対する押圧継続は、固定押圧部を押釦の上下方向軸と垂直な平面に形成して押釦の上面と面接触し、押釦の上昇力を固定押圧部の垂直平面で受ける事により押釦の押圧継続を可能としたことを特徴とする請求項1記載のエアゾール容器の内容物排出装置。
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