JP4883709B2 - エアゾール容器の残留内容物排出装置 - Google Patents

エアゾール容器の残留内容物排出装置 Download PDF

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Description

本発明は、エアゾール製品を廃棄する際に、残留内容物を全量排出するための、エアゾール容器の残留内容物排出装置に関するものである。
従来、エアゾール容器内に充填された内容物の使用後にエアゾール製品を廃棄する場合、エアゾール容器内に内容物を残留させたまま廃棄すると、噴射ガスの膨張による爆発事故を引き起こすなどの問題を生じるおそれがあった。そこで、特許文献1に示す如く、エアゾール容器内に残留した内容物を全量排出するための残留内容物排出装置が、従来から提案されている。
特開2006−27718号公報
特許文献1に記載の残留内容物排出装置は、ワンタッチキャップの内側に押釦を挿入配置して形成しており、上記押釦の外周下端軸方向には、一対の折返片を突出している。そして、エアゾール内容物の通常噴射時には、上記一対の折返片を折り返さずに押釦をワンタッチキャップに装着し、押釦の天面をステム方向に押圧することにより内容物を外部に噴射可能としている。また、残留内容物の排出時には、上記一対の折返片を折り返して押釦をワンタッチキャップに装着し、押釦の押圧状態で折返片の先端部を、ワンタッチキャップの内周壁の下端面や内面に形成した係合部に係合する。そして、この折返片の内周壁下端や係合部への係合により、押釦の上方移動を抑制して押釦のステム方向への押圧状態を維持し、残留内容物を継続的に排出可能としている。
しかしながら、特許文献1に示す装置に於いては、残留内容物の全量排出時に、ワンタッチキャップに装着した押釦を誤ってステム方向に深く押し込みすぎると、折返片の先端が内周壁下端や係合部から外れて外方に拡開する可能性があり、押釦の押圧状態が形成されず、残留内容物を全量排出することができない虞れを生じていた。
また、折返片の折返し状態を維持するためには、前述の如く、折返片の先端を係合するための係合部をワンタッチキャップの内周壁の下端面や内面に設ける必要がある。しかし、エアゾール装置のワンタッチキャップは小型で、肉薄な内周壁に係合部を形成するのには、高度な工作精度を必要とし、製品自体が高価なものとなる可能性がある。
また、このような肉薄な内周壁に設ける係合部は、必然的に小さなものとなるから、この小さな係合部や肉薄な内周壁下端に折返片の先端を引っ掛けるように係合した不安定な状態で、折返片の折返し状態を保つ必要がある。そのため、残留内容物の全量排出時に、エアゾール容器に振動や衝撃が加えられた場合に、折返片と係合部との係合が容易に解除されて折返片が非折返し状態に弾性復帰し、残留内容物の全量排出が中断してしまう虞れが生じる。
そこで、本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、残留内容物を確実に全量排出可能であるとともに、製造容易で、廉価な製品を得ようとするものである。
本発明は上述の如き課題を解決しようとするものであって、外周壁の内方に上部壁を介して内周壁を形成したワンタッチキャップと、このワンタッチキャップの内周壁内に挿入配置しエアゾール容器のステムに下端を接続した押釦とから成る。また、上記ワンタッチキャップは、内周壁の下端から上部壁方向に、上端を天部とするスリットを形成している。
そして、外方に折り返すことにより上記スリットに挿入可能な折返片を、押釦の両側に切込みを設けて形成する。このように、押釦に切込みを設けて折返片を形成することにより、押釦の下端に折返片を突出形成する前記従来技術の場合に比較し、折返片を形成容易なものとすることができる。
また、上記折返片は、スリットに挿入した状態で、外端部を上方に配置して外周壁の内面に突当たるように、挿入部の形成長さを内周壁と外周壁の配置間隔よりも長いものとする。このように形成することにより、スリットに折り返して挿入した折返片の先端が上方に位置して外周壁の内面に突き当たり、折返片が非折返し状態に弾性復帰するのを抑制することが可能となり、折返片の折返し状態を維持することができる。
また、エアゾール内容物の通常噴射時には、折返片を折り返さずに押釦をワンタッチキャップに装着し、押釦をステム方向に押圧することにより、エアゾール内容物を噴射可能とする。
また、残留内容物の排出時には、ワンタッチキャップを押釦とともにエアゾール容器から取り外し、このワンタッチキャップ内の押釦を抜き出して、折返片を押釦の軸方向に対して90度より大きく上方に折返す。そして、この折返した折返片をスリットに挿入して内周壁と外周壁の配置間隔に突出させた状態で、ワンタッチキャップに押釦を再び装着し、このワンタッチキャップの下端をエアゾール容器に接続固定する。このように、折返片を折り返した状態で押釦をワンタッチキャップに装着することにより、前述の如く、折り返した折返片の先端が外周壁の内面に突き当たり、折返片の折返し状態を維持することができる。また、このワンタッチキャップをエアゾール容器に接続固定することにより、折返片の外面に内周壁のスリットの天部が突き当たり、この天部が折返片を介して押釦を押圧するとともに、押釦の押圧状態を維持し、残留内容物を継続的に排出することが可能となる。
また、ワンタッチキャップは、内周壁の内面下端に、押釦の下端縁を突き当て可能な下端突部を突設したものであっても良い。このように形成することにより、ワンタッチキャップに組込まれた押釦が、エアゾール容器に組付けられる前の保存時や運搬時、組付作業時等に於いて下端突部に係合し、ワンタッチキャップの内周壁の下端側から離脱するのを防止することが可能となる。また、この係合は押釦を意識的に強く押圧した場合は容易に解除できるように形成し、残留内容物を排出する場合に、押釦をワンタッチキャップから取り外すのに支障のないものとしている。
また、折返片は、非折返し状態に於いて天部と係合可能な係合突部を、外面に設けたものであっても良い。このように係合突部を設けることにより、エアゾール容器に組付けられる前の保存時や運搬時、組み付け作業時等に於いて係合突部が天部に突き当たり、押釦がワンタッチキャップの内周壁の上端側から離脱するのを防止することができる。
また、内容物は、噴射剤として使用される液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素、二酸化炭素、イソペンタンのうち、少なくとも1種類を含有するものであっても良い。
本発明は上述の如く構成したものであって、折返片を、押釦の両側に切込みを設けて形成しているため、押釦の下端に折返片を突出形成する前記従来技術の場合と比較して、折返片を形成容易なものとすることが可能となる。
また、スリットに90度より大きく上方に折り返して挿入した折返片の先端を、外周壁の内面に突き当てることにより、折返片が非折返し状態に弾性復帰するのを抑制し、天部が折返片を押圧しても、折返片の折返し状態を維持することが可能となる。そのため、前記従来技術の如く、誤って押釦を深く押し込みすぎることにより折返片の折返しを解除してしまうおそれもなく、残留内容物の排出を確実に行うことが可能となる。
また、上述の如く、エアゾール容器に固定したワンタッチキャップの天部を折返片の外面に突き当てて押釦の上方への移動を抑制しているため、前述の従来技術の如く肉薄な内周壁に係合部を設ける必要もなく、製造容易であるとともに廉価な製品を得ることができる。また、エアゾール容器に振動や衝撃が加わり、スリットの天部を折返片に突き当てる位置が少しずれた場合でも、90度より大きく上方に折り返した折返片は、折返し状態を安定して維持することが可能となるから、残留内容物の排出作業を中断することなく、円滑に行うことが可能となる。
以下、本発明の一実施例を図面に於いて説明すれば、(1)はワンタッチキャップで、図1〜図3に示す如く、断面コ字型の外周壁(2)の内面下端付近に突条(3)を設け、この突条(3)を、図1、図3に示す如く、エアゾール容器(4)のマウンテンカップ(5)の外周に係合することにより、ワンタッチキャップ(1)をエアゾール容器(4)に取り外し可能に係合している。
尚、本実施例では上記の如く、ワンタッチキャップ(1)をマウンテンカップ(5)の外周に係合しているが、他の異なる実施例では、ワンタッチキャップ(1)の突条(3)を、エアゾール容器(4)を構成する目金部と胴部との間の巻き締め部(図示せず)の外周に係合したり、エアゾール容器(4)を構成する肩カバーに係合することも可能である。また、上記外周壁(2)の内方には円筒状の内周壁(7)を、上部壁(8)を介して外周壁(2)と一体に形成している。
また、図2、図4に示す如く、外周壁(2)には円形の外側開口(10)を形成するとともに、内周壁(7)には、上記外側開口(10)に対応する位置に円形の内側開口(11)を形成している。以下、本明細書中に於いては、上記外側開口(10)及び内側開口(11)の形成側を、ワンタッチキャップ(1)の前側とし、その対向側を後側とする。また、内周壁(7)の両側には、図1〜図3に示す如く、内周壁(7)の下端から上部壁(8)方向に、上端を天部(12)とする略長方形状のスリット(13)を形成している。また、内周壁(7)の内面下端には、図2に示す如く、上記スリット(13)の後方に、一対の下端突部(14)を突設している。また、ワンタッチキャップ(1)の上部壁(8)の上面中央には、図4に示す如く、指掛け凹部(15)を凹設している。
また、図1、図3、図4に示す如く、上記ワンタッチキャップ(1)の内周壁(7)内には、略円筒形の押釦(16)を上下動可能に装着している。この押釦(16)は、図4に示す如く、外周に内容物の噴射口(17)を形成している。この噴射口(17)は、押釦(16)の中央上下方向に設けた連通路(18)を介してエアゾール容器(4)のステム(24)に接続している。以下本明細書中に於いては、噴射口(17)の形成側を押釦(16)の前側とし、その対向側を後側とする。
また、上記押釦(16)は、図2に示す如く、両側の下端から上下方向の略中央まで一対の切込み(19)を設けることにより、この一対の切込み(19)の形成間隔に折返片(20)を形成している。この折返片(20)は、図2に二点鎖線で示す如く、その上端部を支点として、押釦(16)の外方に折返し可能としている。このように、押釦(16)に切込み(19)を設け、この切込み(19)の形成間隔に折返片(20)を形成することにより、押釦(16)の下端に折返片(20)を突出させる場合と比較して、折返片(20)を容易に形成することができる。そのため、押釦(16)を製造容易なものとするとともに、廉価な製品を得ることができる。
また、折返片(20)は、ワンタッチキャップ(1)の内周壁(7)に設けた前記スリット(13)の対応位置に形成しており、外方に折り返した状態で、図1に示す如く、スリット(13)に挿入係合可能としている。また、このように折返片(20)をスリット(13)に挿入係合した状態で押釦(16)をワンタッチキャップ(1)に装着した際に、折返片(20)を介して押釦(16)の押圧が可能な位置に、前記スリット(13)の天部(12)を形成している。
また、上記折返片(20)は、このように折り返してスリット(13)に挿入した状態で、挿入部(21)の形成長さが内周壁(7)と外周壁(2)の配置間隔よりも長いものとしている。このように形成することにより、90度より大きく上方に折り返してスリット(13)に挿入した折返片(20)の先端が、図1に示す如く、外端部を上方に配置して外周壁(2)の内面に突き当たる。そのため、天部(12)が折返片(20)を押圧しても、折返片(20)が非折返し状態に弾性復帰するのを抑制することができ、折返片(20)の折返し状態を維持することができる。
また、上記折返片(20)の外面の先端側には、図3に示す如く、折返片(20)の非折返し状態に於いてワンタッチキャップ(1)のスリット(13)に摺動可能に係合する係合突部(22)を突設し、この係合突部(22)を天部(12)に突き当て、ワンタッチキャップ(1)から押釦(16)が上方へ離脱することを防止している。また、ワンタッチキャップ(1)の内周壁(7)の内面下端には、前述の如く下端突部(14)を突出し、図1、図3に示す如くワンタッチキャップ(1)に押釦(16)を装着した状態で、押釦(16)の下端縁を上記下端突部(14)に突き当て可能とし、ワンタッチキャップ(1)から押釦(16)が下方へ離脱することを防止している。そのため、エアゾール容器(4)に組付けられる前の保存時や運搬時、組み付け作業時等に於いて、押釦(16)とワンタッチキャップ(1)が分離するのを防止できる。
そして、上述の如く構成したものに於いてエアゾール内容物の通常噴射について説明する。まず、折返片(20)を折り返さずに押釦(16)をワンタッチキャップ(1)に装着した状態で、図3に示す如く、ワンタッチキャップ(1)の突条(3)をエアゾール容器(4)のマウンテンカップ(5)の外周に係合することにより、ワンタッチキャップ(1)をエアゾール容器(4)に取り外し可能に固定する。そして、このようにエアゾール容器(4)にワンタッチキャップ(1)を装着した状態で、押釦(16)の下端をステム(24)に接続する。そして、ワンタッチキャップ(1)の指掛け凹部(15)に手指を架けて押釦(16)を下方に押圧することにより、ステム(24)を押し下げて、エアゾール容器(4)内のバルブ機構(図示せず)を開弁させる。これにより、エアゾール容器(4)内に収納した内容物が、ステム(24)及び押釦(16)の連通路(18)を通過し、噴射口(17)、内側開口(11)及び外側開口(10)を介して外部に噴射される。そして、上記押釦(16)の押圧を解除すると、ステム(24)が元の位置に復元してバルブ機構(図示せず)が閉弁し、内容物の噴射が停止する。
次に、上記通常噴射時における内容物の噴射が終了し、エアゾール容器(4)を廃棄する際の残留内容物の全量排出について以下に説明する。まずワンタッチキャップ(1)を押釦(16)とともにエアゾール容器(4)から取り外し、ワンタッチキャップ(1)内に装着していた押釦(16)を内周壁(7)内から抜き出す。この抜き出しは、押釦(16)を意識的に強く押圧したり、内周壁(7)を外方に少し押し広げたりして、下端突部(14)と押釦(16)の下端縁との係合を解除して行う。
そして、図2に二点鎖線で示す如く、折返片(20)を押釦(16)の軸方向に対して90度より大きく上方に折返し、この折返した折返片(20)をスリット(13)に挿入しながら、押釦(16)を下端側から再度ワンタッチキャップ(1)に装着する。これにより、図1に示す如く折返片(20)が、外端部を上方に配置して外周壁(2)の内面に先端部を突き当てた状態で、折返し状態を維持するものとなる。
そして、上記ワンタッチキャップ(1)の下端を、エアゾール容器(4)に接続固定する。このようにワンタッチキャップ(1)をエアゾール容器(4)に接続固定することにより、図1に示す如く、折返片(20)の外面に内周壁(7)のスリット(13)の天部(12)が突き当たる。また、前述の如く天部(12)を、折返片(20)を介して押釦(16)の押圧が可能な位置に形成するとともに、折返片(20)を90度より大きく上方に折り返して外周壁(2)の内面に突き当てて復元不能としているため、押釦(16)の上方への移動が、下端をエアゾール容器(4)に固定したワンタッチキャップ(1)の天部(12)によって抑制される。そして、押釦(16)がステム(24)を押圧し、バルブ機構(図示せず)が開弁して残留内容物がステム(24)から連続的に噴出し、連通路(18)、噴射口(17)、内側開口(11)及び外側開口(10)を介して外部に排出される。本実施例に於いては、このようにして内容物の噴射状態を維持し、エアゾール容器(4)内の残留内容物を確実に全量排出することを可能としている。また、確実な全量噴射を可能とすることにより、エアゾール製品の廃棄時に起こり得るエアゾール容器(4)の爆発事故等を防止することが可能となる。
また、本実施例に於いては前述の如く、残留内容物の全量排出時に、スリット(13)に90度より大きく上方に折り返して挿入した折返片(20)の先端を、外周壁(2)の内面に突き当てることにより、折返片(20)が非折返し状態に弾性復帰するのを抑制し、折返片(20)の折返し状態を維持している。そのため、前記従来技術の如く、誤って押釦(16)を深く押し込みすぎても折返片(20)の折返しや押釦(16)の押圧を解除してしまうおそれもなく、残留内容物の排出を確実に行うことが可能となる。
また、上述の如く、スリット(13)の天部(12)に折返片(20)の外面を突き当てて押釦(16)の上方への移動を抑制しているため、前述の従来技術の如く肉薄な内周壁に係合部を設ける必要もなく、製造容易であるとともに廉価な製品を得ることができる。また、エアゾール容器(4)に振動や衝撃が加わり、スリット(13)の天部(12)を折返片(20)に突き当てる位置が少しずれた場合でも、折返片(20)の折返し状態を安定して維持することが可能であるため、残留内容物の排出作業を中断することなく、円滑に行うことが可能となる。
尚、本実施例に於いて、噴射剤は液化石油ガスを使用している。また、本発明のエアゾール容器(4)の残留内容物排出装置は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーティング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等のエアゾール製品に用いることができる。そして、頭髪用品として、ヘアースプレー、ヘアートリートメント、ヘアースタイリングフォーム、ヘアーシャンプー・リンス、酸性染毛剤、酸化型2剤タイプ永久染毛剤、カラースプレー・脱色剤、パーマ剤、育毛剤、ヘアートニック、寝癖直しスプレー、髪用フレグランス等に用いることができる。
また、化粧品として、シェービングフォーム、アフターシェーブローション、香水・オーデコロン、洗顔料、日焼け止め、ファンデーション、脱毛・脱色剤、浴用剤等に用いることができる。
また、消臭・制汗剤としては、制汗剤、消臭剤、ボディシャンプー等に用いることができる。また、その他の人体用品としては、筋肉消炎剤、皮膚疾患予防剤、皮膚疾患治療剤、水虫薬、害虫忌避剤、清拭剤、口腔清涼剤、口腔歯磨き剤、傷薬、やけど治療剤等に用いることができる。
また、殺虫剤としては、空間殺虫剤、ゴキブリ殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等に用いることができる。また、コーティング剤としては、家庭用塗料、自動車用塗料、アンダーコーティング等に用いることができる。
また、クリーナーとしては、ガラスクリーナー、硬質表面洗浄剤、浴用クリーナー、床・家具艶出しクリーナー、靴・皮革クリーナー、ワックス艶出し剤等に用いることができる。また、その他の家庭用品としては、室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防水剤、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤、除菌剤等に用いることができる。
また、工業用としては、潤滑防錆剤、接着剤、金属探傷剤、離型剤、コーキング剤等に用いることができる。また、自動車用としては、防曇剤、解氷剤、エンジンクリーナー等に用いることができる。その他、動物用品、趣味娯楽用品、食品、例えば、コーヒー、ジュース、クリーム、チーズ等に用いることができる。
エアゾール内容物の全量排出時における正面側の断面図。 ワンタッチキャップと押釦の分解斜視図。 通常噴射時における正面側の断面図。 図3のA−A線断面図。
符号の説明
1ワンタッチキャップ
2外周壁
4エアゾール容器
7内周壁
8上部壁
10外側開口
11内側開口
12天部
13スリット
14下端突部
16押釦
17噴射口
19切込み
20折返片
21挿入部
22係合突部
24ステム

Claims (4)

  1. 外周壁の内方に上部壁を介して内周壁を形成したワンタッチキャップと、このワンタッチキャップの内周壁内に挿入配置しエアゾール容器のステムに下端を接続した押釦とから成るものに於いて、上記ワンタッチキャップは、内周壁の下端から上部壁方向に、上端を天部とするスリットを形成し、このスリットに、外方に折り返すことにより挿入可能な折返片を、押釦の両側に切込みを設けて形成し、この折返片は、スリットに挿入した状態で外端部を上方に配置して外周壁の内面に突当たるように、挿入部の形成長さが内周壁と外周壁の配置間隔よりも長いものとし、エアゾール内容物の通常噴射時には、折返片を折り返さずに押釦をワンタッチキャップに装着し、押釦をステム方向に押圧することにより、エアゾール内容物を噴射可能とするとともに、残留内容物の排出時には、ワンタッチキャップを押釦とともにエアゾール容器から取り外し、このワンタッチキャップ内の押釦を抜き出して、折返片を押釦の軸方向に対して90度より大きく上方に折返し、この折返した折返片をスリットに挿入して内周壁と外周壁の配置間隔に突出させた状態で、ワンタッチキャップに押釦を再び装着し、このワンタッチキャップの下端をエアゾール容器に接続固定することにより、折返片の先端が外周壁の内面に突き当たって折返片の折返し状態を維持するとともに、折返片の外面に内周壁のスリットの天部が突当った状態で押釦の押圧状態を維持し、残留内容物を継続的に排出可能としたことを特徴とするエアゾール容器の残留内容物排出装置。
  2. ワンタッチキャップは、内周壁の内面下端に、押釦の下端縁を突き当て可能な下端突部を突設したことを特徴とする請求項1のエアゾール容器の残留内容物排出装置。
  3. 折返片は、非折返し状態に於いて天部と係合可能な係合突部を、外面に設けたことを特徴とする請求項1のエアゾール容器の残留内容物排出装置。
  4. 内容物は、噴射剤として使用される液化石油ガス、ジメチルエーテル、窒素、二酸化炭素、イソペンタンのうち、少なくとも1種類を含有することを特徴とする請求項1のエアゾール容器の残留内容物排出装置。
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