JP3965236B2 - 二重エアゾール容器及びその製造方法 - Google Patents

二重エアゾール容器及びその製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他の人体用品、殺虫剤、コーテング剤、クリーナー、その他の家庭用品、工業用品、自動車用品、食品等の内容物を内袋に充填し、アンダーカップ充填により外容器に噴射剤を充填して使用する、二重エアゾール容器及びその製造方法に係るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、外容器の内部に、内容物を充填した内袋を装着し、この内袋を、内容物の減少に伴って容積の変更を可能とするよう形成したものが存在する。その従来例として、例えば特開平9−2551号公報記載の発明、特開平9−118380号公報記載の発明が存在する。これらの従来例は、噴射剤と接触するのが好ましくない内容物を、筒状の内袋内に充填するとともに、アンダーカップ充填にて外容器内に噴射剤を充填し、この噴射剤の圧力で内袋を加圧して、内容物を噴射可能としたものである。
【0003】
そして、特開平9−2551号公報記載の発明に於ける、二重エアゾール容器の製造は、外容器の内部に内袋を挿入し、外容器の開口部の上端に内袋のフランジ部の下面を接触載置する事により、外容器内に内袋を吊り下げる。そして、マウンテンカップを内袋の上面に臨ませて配置し、内袋のフランジ部の上面にはマウンテンカップを、フランジ部の下面には外容器の開口部を接触させた状態で、アンダーカップ充填にて噴射剤を充填していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この方法では、外容器への噴射剤の充填と同時に、内袋のフランジ部と、マウンテンカップの外周縁との隙間から、内袋の内部にまで噴射剤が充填されるものとなっていた。そのため、内袋に内容物を充填する前に、内袋内から噴射剤を除去する工程が必要となるし、噴射剤を完全に抜き取るのは手間が掛かって困難である。また、残留した噴射剤により、内容物の変質を生じさせる事もあった。
【0005】
また、上記従来例とは異なる従来例としては、特開平9−118380号公報記載の如く、マウンテンカップの外周に設けた弧状部の内面形状に沿って、内袋のフランジ部の上面を接触配置している。この配置状態に於いて、フランジ部の先端は、弧状部の先端よりも短くして内側に配置している。また同時に、フランジ部の下面と外容器のビード部との間に、噴射剤の充填間隔を形成している。
【0006】
上記の状態で充填間隔からアンダーカップ充填を行うと、噴射剤を充填する際の強い充填圧力により、弧状部とフランジ部とで構成される凹部にも、噴射剤が入り込んで、これらを外方向に強く加圧する。すると、弧状部(1)は、図7にも示すように、フランジ部(2)よりも先端を長く外側に配置する事により、露出面(3)が形成されているので、噴射剤は、この弧状部(1)の露出面(3)を強く加圧する。そして、この露出面(3)を加圧した噴射剤が、図7の矢印で示す如く、露出面(3)に沿ってフランジ部(2)の先端側に流動し、この先端面を強く加圧して、内方に湾曲変形させる。この湾曲によって、弧状部(1)とフランジ部(2)の先端との間に隙間(4)を生じさせ、噴射剤の強い充填圧が、この隙間(4)を押し広げるので、図7に示す如く、内袋内に噴射剤が侵入するものとなっていた。
【0007】
本発明は上述の如き、課題を解決するため、アンダーカップ充填により外容器内に噴射剤を充填しても、マウンテンカップの弧状部と内袋のフランジ部との間隔から、内袋の内部に噴射剤が侵入するのを確実に防止する事を目的とする。そして、この侵入防止の機能を単純で低コストに形成しようとするものである。また、内袋の外面全体に均一に噴射剤の圧力を加える事により、内容物の噴射に伴う内袋の変形を均一に行うとともに、内容物を無駄なく噴射し得るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述の如き課題を解決するため、上端外周にフランジ部を突出し内容物の減少に伴って容積を減少可能に形成した内袋と、この内袋を内部に収納し開口部の外周にビード部を設けた外容器と、この外容器のビード部に、外周縁の弧状部を嵌合してこの弧状部とビード部とで内袋を挟持するとともに中央部にバルブ機構を収納固定するマウンテンカップとから成るものに於いて、内袋のフランジ部を、マウンテンカップの弧状部の内面形状に沿って配置した状態で、このフランジ部の先端が弧状部の先端と面一に配置されるように形成するとともに内袋の内容物収納部の直径を、外容器の開口部の直径よりも小さく形成し、製造工程で内袋を外容器に挿入した状態で、内袋の下端を外容器の底部に突き当てるとともにフランジ部の下面と外容器のビード部の上面との間に、噴射剤の充填間隔を形成するよう内袋を形成し、この内袋に内容物を充填後は、内袋の内容物収納部が幅方向に拡開する事により下端が外容器の底部から上昇可能として成るものである。
【0009】
また、上記二重エアゾール容器の製造方法は、直径を外容器の開口部の直径よりも小さくした内袋を、開口部を介して外容器の内部に挿入して、内袋の下端を外容器の底部に突き当てながら内袋を立ち上げ、内袋のフランジ部を外容器の開口部から噴射剤の充填間隔を介して突出させる事により、外容器に内袋を収納する第1工程と、マウンテンカップの弧状部の内面形状に沿って内袋のフランジ部を接触配置するとともにフランジ部の先端を弧状部の先端と面一に配置して、内袋にマウンテンカップを被せる第2工程と、内袋と外容器との充填間隔から、アンダーカップ充填により外容器内に噴射剤を充填する第3工程と、マウンテンカップの弧状部を外容器のビード部にクリンチ加工により嵌合して、この弧状部とビード部により内袋を挟持固定する第4工程と、バルブ機構のステムを介して内袋の内容物収納部の空気を抜き取ったのちに、ステムを介して内容物収納部に内容物を充填する第5工程とから成るものである。
【0010】
また、内袋の内容物収納部は、プリーツ形状であっても良い。
【0011】
また、内袋は、外容器の開口部と接触する外周面に複数の凹凸条を上下方向に設ける事により、内袋の外周面と、外容器の開口部の内周面との間に、噴射剤の流入が可能な流通間隔を設けても良い。
【0012】
【作用】
本発明は、上述の如く構成したものであるから、各部品を組み立てて二重エアゾール容器を製造するには、まず第1工程に於いて、外容器の内部に内袋を挿入する。この内袋の内容物収納部の直径は、製造時に於いて、外容器の開口部の直径よりも小さく形成しているので、内容物収納部を無理に変形させて挿入する事がなく、挿入作業を円滑かつ容易に行う事ができる。この挿入により、内袋の下端が外容器の底部に突き当たるとともに、フランジ部の下面と外容器のビード部の上面との間に、噴射剤の充填間隔を形成しながら、内袋が外容器内に配置される。
【0013】
次に、第2工程に於いて、内袋の口部にマウンテンカップを係合して、内袋を密閉する。この係合は、マウンテンカップの内周面を内袋の口部に挿入し、マウンテンカップの外周縁を断面円弧状に折り曲げて形成した弧状部の内面形状に沿って、内袋のフランジ部の上面を接触配置しながら行う。また、この係合により、弧状部の先端とフランジ部の先端とを面一に配置するとともに、マウンテンカップのバルブ機構を内袋の口部中央に配置する。
【0014】
そして、第3工程では、内袋のフランジ部と、外容器のビード部との間の充填間隔から、アンダーカップ充填により、外容器内に噴射剤を充填する。この充填時の強い充填圧力により、フランジ部の内面で構成される凹部にも噴射剤が入り込み、フランジ部を外方に加圧する。この加圧力は、フランジ部の先端と弧状部の先端とを面一に配置しているので、フランジ部の内面のみに加えられ、弧状部の内面に加圧力が直接に加えられる事はない。そのため、フランジ部の先端を湾曲させる方向に噴射剤が流動する事がなく、このフランジ部の先端と弧状部の先端との密着状態を保持するものとなる。その結果、内袋への噴射剤の侵入を確実に防止する事ができる。
【0015】
一方、フランジ部の先端を、弧状部の先端よりも長く突出して形成すると、この突出部分に外側から充填圧力が強く加わり、フランジ部の先端を内方向に湾曲し、フランジ部が弧状部から分離して隙間を生じる。そして、この隙間を押し広げながら、噴射剤は内袋の内部に侵入するものとなる。従って、フランジ部の先端と弧状部の先端は、面一に形成する必要がある。
【0016】
また、第4工程では、マウンテンカップを容器本体方向に押し下げ、その弧状部を外容器のビード部に、クリンチ加工により嵌合固定する。この嵌合により、二重エアゾール容器の内部が密閉されるとともに、弧状部とビード部で内袋のフランジ部を挟持して、内袋を外容器の上端に固定する事が可能となる。
【0017】
そして、第5工程では、バルブ機構のステムを介して、内袋の内容物収納部に、内容物を充填する。その前処理として、内容物収納部に、内容物の充填の支障となる量の空気が存在したり、少量の空気でも変質し易い内容物を充填する場合等は、ステムを介して内容物収納部内の空気を抜き取っておく。
【0018】
また、この内容物の充填により、内袋の内容物収納部は幅方向に拡開して膨らむので、下端が外容器の底部から上昇する。この上昇により、内袋の下端と外容器の底部との間に空間が形成される。この空間にも、噴射剤が充填されるので、噴射剤の圧力が、内容物収納部の外面全体に均一な状態で加えられるものとなる。また、内袋の下端が外容器の底部から上昇しても、ハウジングの弧状部と外容器のビード部で、フランジ部を挟持して内袋を吊り下げているので、外容器内に落下する等の不具合は生じない。
【0019】
上述の如く、本発明の二重エアゾール容器では、製造時に内袋の内容物収納部に噴射剤が侵入する事はないので、従来の如く、厳密な抜き取り作業や噴射剤による内容物の変質等を生じる事がない。また、噴射による内容物の減少に伴って、内袋の内容物収納部は容積を減少する。この内容物収納部の外面には、噴射剤の圧力が均一に加わっているので、内容物を無駄なく、均一に噴射する事が可能となる。
【0020】
また、内袋の内容物収納部は、プリーツ形状で形成すれば、製造時には、プリーツを折り畳む事により、直径を外容器の開口部の直径よりも、容易に小さくする事が可能であるため、外容器への挿入作業が更に簡単なものとなる。そして、内容物を充填すると、プリーツが均一に広がって、内袋の容積を自在に増加できる。また、プリーツ形状であるため、内容物の減少に伴う内袋の収縮が、より均一に行える。そのため、内容物の外部への噴射を円滑に行えるとともに、内容物を無駄なく噴射する事ができる。
【0021】
また、外容器に噴射剤を充填する際は、充填圧力により、内袋の外周面が内方に弾性変形して、この外周面と外容器の開口部との間に隙間を生じる。この隙間を通過して、外容器内に噴射剤が充填される。しかし、内袋の弾性変形が大きいと、内袋のフランジ部とマウンテンカップの弧状部との密着が解除され、内袋にも噴射剤が侵入してしまう可能性がある。そのため、内袋は、外容器の開口部と接触する外周面に複数の凹凸条を上下方向に設ける事により、内袋の外周面と、外容器の開口部の内周面との間に、噴射剤の流入が可能な流通間隔を設けると良い。すると、この予め設けた流通間隔を介して、外容器内に噴射剤が流入するので、充填圧力による内袋の過剰な弾性変形を防止する事ができる。その結果、内袋のフランジ部とマウンテンカップの弧状部との密着状態が保持され、内袋への噴射剤の侵入を良好に防止するものとなる。
【0022】
そして、上記の内袋に充填する内容物は、頭髪用品として、ヘアスプレー、ヘアトリートメント、ヘアシャンプー、リンス、酸性染毛剤、酸化型2剤タイプ永久染毛剤、カラースプレー・脱色剤、パーマ剤、育毛剤、ヘアフォーム、ヘアトニック、寝癖直しスプレー、髪用フレグランス等に用いる事ができる。
【0023】
また、化粧品として、シェービングクリーム、アフターシェーブローション、アフターシェーブ(ジェル)、香水・オーデコロン、洗顔剤、日焼け止め、化粧水、ファンデーション、脱毛・脱色剤、浴用剤、歯磨き、パック剤等に用いる事ができる。
【0024】
また、消臭・制汗剤としては、制汗剤、消臭剤、ボディシャンプー等に用いる事ができる。また、その他の人体用品としては、筋肉消炎剤、皮膚疾患剤、水虫薬、害虫忌避剤、清拭剤、口腔剤、傷薬、やけど治療剤等に用いる事ができる。
【0025】
また、殺虫剤としては、空間殺虫剤、ゴキブリ用殺虫剤、園芸用殺虫剤、殺ダニ剤、不快害虫剤等に用いる事ができる。また、コーテング剤としては、家庭用塗料、自動車用塗料、アンダーコーテング等に用いる事ができる。
【0026】
また、クリーナーとしては、家庭用ガラスクリーナー、絨毯クリーナー、浴用クリーナー、床・家具艶だしクリーナー、靴・皮革クリーナー、ワックス艶だし剤等に用いる事ができる。また、その他の家庭用品としては、室内消臭剤、トイレ用消臭剤、防水スプレー、洗濯糊、除草剤、衣類用防虫剤、防炎剤・消火具、除菌剤、ごみ用消臭剤等に用いる事ができる。
【0027】
また、工業用としては、潤滑防錆剤、接着剤、金属探傷剤、離型剤、コーテング剤等に用いる事ができる。また、自動車用としては、防曇剤、解氷剤、パンク修理剤、エンジンクリーナー等に用いる事ができる。その他、動物用品、趣味娯楽用品、食品、例えばコーヒー、ジュース、クリーム、チーズ等に用いる事ができる。
【0028】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に於いて、製造工程順に説明すれば、(10)は内袋で、上端外周に鍔状のフランジ部(11)を水平に突出するとともに、このフランジ部(11)の下端には内容物収納部(12)を接続している。また、この内容物収納部(12)は、上下方向にプリーツを設ける事により、内袋(10)の容積を自在に増減可能としている。また、内袋(10)は、ポリエチレン樹脂で形成する事により、形状保持が可能な張りと、プリーツの開閉による柔軟な変形を可能な可撓性を有している。また、(13)は外容器で、内部に内袋(10)を収納するとともに、この内袋(10)との間隔に、噴射剤を充填可能としている。また、外容器(13)は、金属、硬質樹脂等で形成し、開口部(14)の外周にビード部(15)を設けている。
【0029】
そして、第1工程に於いて、外容器(13)の開口部(14)を介して、内部に内袋(10)を挿入する。この挿入は、図2に示す如く、プリーツを折り畳んだ状態で行う。すると、内袋(10)の内容物収納部(12)の容積を収縮して、その直径を外容器(13)の開口部(14)の直径よりも小さくできるので、挿入作業を容易に行える。また、この挿入により、内袋(10)は、下端を外容器(13)の底部(20)に突き当てる。更に、フランジ部(11)を外容器(13)のビート部(15)よりも高く配置する事により、このフランジ部(11)の下面と外容器(13)のビード部(15)の上面との間に、噴射剤の充填間隔(21)を形成する。また、内袋(10)は、口部(22)外周の複数カ所を突設して、図6に示す如く、凹凸条(25)を上下方向に設けている。この凹凸条(25)を外容器(13)の開口部(14)内周面に接触する事により、内袋(10)を安定良く外容器(13)内に配置するとともに、開口部(14)の内周面と内袋(10)の外周面との間に、図6に示す如く、噴射剤の流入が可能な流通間隔(26)を形成する。
【0030】
そして、第2工程では、図3に示す如く、内袋(10)の口部(22)に、マウンテンカップ(17)を係合する事により、内袋(10)を密閉する。また、この係合は、内袋(10)に於いて、水平方向に突出する鍔状のフランジ部(11)を、マウンテンカップ(17)の弧状部(18)の内面形状に沿って弧状に変形し、フランジ部(11)の上面と弧状部(18)の内面とが接触配置するように行う。この配置により、フランジ部(11)の先端と弧状部(18)の先端とを面一に配置する。
【0031】
また、第3工程では、図4に示す如く、内袋(10)のフランジ部(11)下面と外容器(13)のビード部( 15 )の上面との間の充填間隔(21)から、噴射剤のアンダーカップ充填を行う。すると、噴射剤は、内袋(10)の外周面と、外容器(13)の開口部(14)の内周面との間の流通間隔(26)を通過して、外容器(13)内に流入し、充填が行われる。また、噴射剤は、図4の矢印で示す如く、フランジ部(11)の内面で構成する凹部を外方向に加圧する。このフランジ部(11)は、先端を弧状部(18)の先端と面一に配置しているので、噴射剤の加圧力は、このフランジ部(11)の内面のみに加えられるが、弧状部(18)の内面に充填圧が直接に掛かる事はない。そのため、従来例の特開平9−118380号の如く、フランジ部(11)の先端面を垂直に加圧する方向に噴射剤が流動する事がなく、フランジ部 (11)と弧状部(18)とを分離する事はないものとなる。従って、内袋(10)内への噴射剤の侵入を確実に防止する事ができる。
【0032】
そして、噴射剤の充填が終了したら、第4工程では、マウンテンカップ(17)を外容器(13)方向に押し下げ、クリンチ加工により、弧状部(18)を外容器(13)のビード部(15)に嵌合固定する。この嵌合により、二重エアゾール容器(23)が密閉されるとともに、弧状部(18)とビード部(15)で、内袋(10)のフランジ部(11)を挟持固定するものとなる。
【0033】
そして、第5工程では、図5に示す如く、内袋(10)の内容物収納部(12)に、バルブ機構(16)のステム(24)を介して内容物を充填する。この充填の事前作業として、内容物収納部(12)内に、内容物の充填に支障を来す量の空気が存在したり、空気に触れると変質するような内容物を充填する場合は、ステム(24)を介して、この空気を抜き取っておく。
【0034】
また、内袋(10)の内容物収納部(12)は、内容物を充填すると、プリーツを拡開する事により、幅方向に均一に容積を増加する。この幅方向への容積の増加に伴って、外容器(13)の底部(20)に接触していた内袋(10)の下端が、次第に底部(20)から上昇する。しかし、ビード部(15)と弧状部(18)とで、内袋(10)のフランジ部(11)を挟持固定しているので、内容物収納部(12)が外容器(13)内に安定して吊り下げられ、落下するような事はない。そして、この内袋(10)の下端の上昇により、内袋(10)の外面全体に、噴射剤の圧力が均一に加わるものとなる。また、内袋(10)をポリエチレン樹脂で形成しているので、内容物収納部(12)に充填した内容物が外容器(13)内に漏れたり、外容器(13)内の噴射剤が内袋(10)内に透過したりする事はないものとなる。このように、図1に示す如き二重エアゾール容器(23)が完成する。
【0035】
そして、上述の如く製造した二重エアゾール容器(23)を操作して、内容物を噴射する際は、内袋(10)の外周面全体に加えられる噴射剤の圧力により、内容物が外部に良好に噴射される。また、プリーツ形状であるから、噴射剤によって加圧される事により、内袋(10)は、内容物の減少に伴う収縮が、安定して行われる。従って、噴射の終期まで均一な噴射が持続するとともに、内容物を無駄なく噴射し得るものとなる。
【0036】
また、上記実施例では、内袋(10)を、ポリエチレン樹脂で形成しているが、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリアクリルニトリル樹脂等で形成しても良い。また、このように一種類の樹脂を用いて、内袋(10)を単層構造としても良いが、複数種の樹脂を積層して、多層構造の内袋(10)を形成しても良い。例えば、ポリエチレン樹脂の外面に、エチレン・ビニールアルコール共重合体を配置し、その外面にポリエチレン樹脂を配置する事により、多層構造の内袋(10)を形成する。また、他の実施例として、ポリエチレン樹脂の外面に、ポリエチレンテレフタレート樹脂を配置し、その外面にポリエチレン樹脂を配置する事により、多層構造の内袋(10)を形成する。上記の何れの場合でも、エアゾール内容物や噴射剤の成分に対して、耐久性を有する素材を適宜に用いて内袋(10)を形成する。
【0037】
また、上述の二重エアゾール容器の内袋に、頭髪用品、化粧品、消臭・制汗剤、その他人体用品、殺虫剤、家庭用品を充填した場合の、各々のエアゾール内容物の処方例を以下に示す。尚、外容器には、窒素、炭酸ガス、亜酸化窒素、空気等の圧縮ガス、液化石油ガス、ジメチルエーテル等の液化ガスの中から選択した、一種類または複数種の混合ガスを噴射剤として充填している。
【0038】
頭髪用品として、ヘアスプレー、ヘアトリートメント、ヘアトニック、育毛剤、酸性染毛剤の処方例を以下に示す。
【0039】
ヘアスプレー
アクリル樹脂アルカノールアミン液(30%) 4.00wt%
ポリオキシエチレンオレイルエーテル 0.01wt%
トリエタノールアミン 0.50wt%
香料 0.17wt%
99%変性エタノール 95.32wt%
合 計 100.00wt%
【0040】
ヘアトリートメント
流動パラフィン 1.50wt%
プロピレングリコール 0.20wt%
メチルフェニールポリシロキサン 0.10wt%
香料 0.20wt%
99%変性エタノール 98.00wt%
合 計 100.00wt%
【0041】
ヘアトニック
酢酸トコフェノール 0.05wt%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(E.O 60) 0.30wt%
L−メントール 0.28wt%
dl−カンフル 0.05wt%
トウガラシチンキ 0.05wt%
乳酸 0.02wt%
香料 0.20wt%
95%変性エタノール 57.00wt%
精製水 42.05wt%
合 計 100.00wt%
【0042】
育毛剤
サルチル酸 0.30wt%
酢酸トコフェノール 0.05wt%
センブリエキス 0.20wt%
L−メントール 0.05wt%
濃グリセリン 1.00wt%
95%変性エタノール 60.00wt%
精製水 38.40wt%
合 計 100.00wt%
【0043】
酸性染毛剤(ジェル)
ペンジルアルコール 10.00wt%
オレイン酸 5.00wt%
乳酸 5.00wt%
ヒドロキシエチルセルロース 2.00wt%
ポリエチレングリコール 7.00wt%
エデトン酸ニナトリウム 0.20wt%
ヘアロン酸 0.05wt%
色素 0.50wt%
染料 0.10wt%
95%変性エタノール 10.00wt%
精製水 60.15wt%
合 計 100.00wt%
【0044】
化粧品として、オーデコロン、日焼け止め、シェービングクリーム、化粧水、アフターシェーブ、パック剤、洗顔剤の処方例を以下に示す。
【0045】
オーデコロン
ジメチルポリシロキサン 0.70wt%
トリイソステアリン酸POEグリセリン 1.00wt%
香料 2.00wt%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(E.O 60) 1.00wt%
精製水 35.00wt%
95%変性エタノール 60.30wt%
合 計 100.00wt%
【0046】
日焼け止め
セチルオクタネート 30.00wt%
ペンゾフェノン−3 3.00wt%
酢酸トコフェノール 0.10wt%
オクチルメトキシシナメート 6.00wt%
ミネラルオイル 60.90wt%
合 計 100.00wt%
【0047】
シェービングクリーム(後発泡シェーブジエル)
パルミチン酸 10.00wt%
ジブチルヒドロキシトルエン 0.10wt%
オレイルアルコール 1.00wt%
グリセリン 5.00wt%
ソルビット液(70%) 5.00wt%
ヒドロキシエチルセルロース 0.50wt%
トリエタノールアミン 6.50wt%
防腐剤 0.20wt%
色素(1%水溶液) 0.05wt%
イソペンタン/イソブタン 95/5 3.50wt%
精製水 68.15wt%
合 計 100.00wt%
【0048】
化粧水
クエン酸 10.00wt%
パラフェノールスルホンサン亜鉛 0.20wt%
ソルビット液(70%) 0.15wt%
グリセリン 0.10wt%
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油(E.O 60) 0.50wt%
防腐剤 0.20wt%
香料 0.10wt%
95%変性エタノール 1.50wt%
精製水 97.15wt%
合 計 100.00wt%
【0049】
アフターシェーブ(ジェル)
カルボキシビニールポリマー 0.25wt%
イソプロピルメチルフェノール 0.30wt%
トリエタノールアミン 2.50wt%
香料 0.10wt%
アラントイン 0.10wt%
1.3ブチレングリコール 1.50wt%
防腐剤 0.12wt%
95%変性エタノール 15.00wt%
精製水 80.13wt%
合 計 100.00wt%
【0050】
パック剤
ポリビニールアルコール 15.00wt%
カルボキシメチルセルロース 5.00wt%
ポリプロピレングリコール 3.00wt%
香料 0.10wt%
防腐剤 0.20wt%
95%変性エタノール 10.00wt%
精製水 66.70wt%
合 計 100.00wt%
【0051】
洗顔剤
ポリエチレングリコール 0.30wt%
香料 0.20wt%
カルボキシビニールポリマー 2.00wt%
ココアミドプロピルベタイン 20.00wt%
椰子油脂肪酸ジエタールアミド 2.00wt%
クエン酸 0.10wt%
防腐剤 0.20wt%
色素(1%水溶液) 0.05wt%
95%変性エタノール 0.95wt%
精製水 74.20wt%
合 計 100.00wt%
【0052】
消臭・制汗剤として、制汗消臭剤の処方例を以下に示す。
【0053】
制汗消臭剤
ジプロピレングリコール 4.00wt%
テトラハイドロプロピールエチレンジアミン 0.20wt%
フェノールスルフォン酸亜鉛 2.00wt%
香料 0.10wt%
クエン酸 0.40wt%
イソプロピルメチルフェノール 0.20wt%
95%変性エタノール 32.00wt%
精製水 61.10wt%
合 計 100.00wt%
【0054】
その他人体用品として、筋肉消炎剤、害虫忌避剤の処方例を以下に示す。
【0055】
筋肉消炎剤
L−メントール 3.00wt%
サルチル酸メチル 2.70wt%
酢酸トコフェノール 0.20wt%
99%変性エタノール 94.10wt%
合 計 100.00wt%
【0056】
害虫忌避剤
N.N-ジエチル-mトルアミド 4.00wt%
2-N-プロピル-イソシンクロメロネート 1.00wt%
N-(2-エチルヘキシル)-ビシクロ2.2.1-ヘプタ-5エン2.3-ジカルボキシイミド 2.00wt%
ポリオキシエチレングリコール#400 1.50wt%
99%変性エタノール 91.50wt%
合 計 100.00wt%
【0057】
殺虫剤として、ゴキブリ用殺虫剤、園芸用殺虫剤の処方例を以下に示す。
【0058】
ゴキブリ用殺虫剤
0.0-ジメチル-0-(3.-メチル-4-ニトロフェニール)フォスフオロチオネート 1.25wt%
ピペロニルブトキサイド 1.95wt%
香料 0.01wt%
ケロシン 96.79wt%
合 計 100.00wt%
【0059】
園芸用殺虫剤
(1.3.4.5.6.7-ヘキサヒドロ-1.3-ジオキソ-2-イソインドリル)メチルdl-シス/トランス-クリサンテマート
0.20wt%
ポリオキシアルキルリン酸エステル 0.20wt%
イソプロピルアルコール 4.00wt%
精製水 95.60wt%
合 計 100.00wt%
【0060】
家庭用品として、ごみ用消臭剤、防水スプレーの処方例を以下に示す。
【0061】
ごみ用消臭剤
ラウリルメタアクリレート 2.00wt%
イソプロピルメチルフェノール 0.20wt%
ヒノキチオール 0.01wt%
ジプロピレングリコール 0.90wt%
香料 1.00wt%
99%変性エタノール 95.89wt%
合 計 100.00wt%
【0062】
防水スプレー
フッ素油 1.20wt%
メチルポリシロキサン 2.50wt%
へキシレングリコール 5.00wt%
99%変性エタノール 91.30wt%
合 計 100.00wt%
【0063】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成したものであるから、二重エアゾール容器の外容器に、アンダーカップ充填により噴射剤を充填しても、内袋のフランジ部とマウンテンカップとの間から、内袋の内部に噴射剤が侵入するのを確実に防止する事ができる。そのため、内容物の変質等を防いで、無駄の無い使用が可能となる。また、この優れた侵入防止機構を、簡易な方法で形成できるので、製品を廉価に得る事ができる。
【0064】
また、内袋は、直径を自在に伸縮する事ができるので、製造時は直径を小さくして組立作業を簡略化する事ができる。そして、内容物の充填や噴出に伴い、内袋は形状を安定して容積の増減を行うので、内容物の良好な充填と、無駄の無い均一な噴射が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の二重エアゾール容器の一実施例を示す断面図。
【図2】外容器に内袋を挿入した状態を示す断面図。
【図3】内袋にマウンテンカップを載置した状態を示す断面図。
【図4】アンダーカップ充填により、外容器の内部に噴射剤を充填している状態を示す拡大断面図。
【図5】内袋の内部への内容物の充填状態を示す断面図。
【図6】内袋の係合突起と外容器のビート部との係合およびこの係合により形成される流通間隔を示す断面図。
【図7】従来例に於いて、噴射剤の充填過程を示す拡大断面図。
【符号の説明】
10 内袋
11 フランジ部
12 内容物収納部
13 外容器
14 開口部
15 ビード部
16 バルブ機構
17 マウンテンカップ
18 弧状部
20 底部
21 充填間隔
24 ステム
25 凹凸条
26 流通間隔

Claims (6)

  1. 上端外周にフランジ部を突出し内容物の減少に伴って容積を減少可能に形成した内袋と、この内袋を内部に収納し開口部の外周にビード部を設けた外容器と、この外容器のビード部に、外周縁の弧状部を嵌合してこの弧状部とビード部とで内袋を挟持するとともに中央部にバルブ機構を収納固定するマウンテンカップとから成るものに於いて、内袋のフランジ部を、マウンテンカップの弧状部の内面形状に沿って配置した状態で、このフランジ部の先端が弧状部の先端と面一に配置されるように形成するとともに内袋の内容物収納部の直径を、外容器の開口部の直径よりも小さく形成し、製造工程で内袋を外容器に挿入した状態で、内袋の下端を外容器の底部に突き当てるとともにフランジ部の下面と外容器のビード部の上面との間に、噴射剤の充填間隔を形成するよう内袋を形成し、この内袋に内容物を充填後は、内袋の内容物収納部が幅方向に拡開する事により下端が外容器の底部から上昇可能としたことを特徴とする二重エアゾール容器。
  2. 直径を外容器の開口部の直径よりも小さくした内袋を、開口部を介して外容器の内部に挿入して、内袋の下端を外容器の底部に突き当てながら内袋を立ち上げ、内袋のフランジ部を外容器の開口部から噴射剤の充填間隔を介して突出させる事により、外容器に内袋を収納する第1工程と、マウンテンカップの弧状部の内面形状に沿って内袋のフランジ部を接触配置するとともにフランジ部の先端を弧状部の先端と面一に配置して、内袋にマウンテンカップを被せる第2工程と、内袋と外容器との充填間隔から、アンダーカップ充填により外容器内に噴射剤を充填する第3工程と、マウンテンカップの弧状部を外容器のビード部にクリンチ加工により嵌合して、この弧状部とビード部により内袋を挟持固定する第4工程と、バルブ機構のステムを介して内袋の内容物収納部の空気を抜き取ったのちに、ステムを介して内容物収納部に内容物を充填する第5工程とから成ることを特徴とする二重エアゾール容器の製造方法。
  3. 内袋の内容物収納部は、プリーツ形状であることを特徴とする請求項1の二重エアゾール容器。
  4. 内袋の内容物収納部は、プリーツ形状であることを特徴とする請求項2の二重エアゾール容器の製造方法。
  5. 内袋は、外容器の開口部と接触する外周面に複数の凹凸条を上下方向に設ける事により、内袋の外周面と、外容器の開口部の内周面との間に、噴射剤の流入が可能な流通間隔を設けたことを特徴とする請求項1の二重エアゾール容器。
  6. 内袋は、外容器の開口部と接触する外周面に複数の凹凸条を上下方向に設ける事により、内袋の外周面と、外容器の開口部の内周面との間に、噴射剤の流入が可能な流通間隔を設けたことを特徴とする請求項2の二重エアゾール容器の製造方法。
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