JP2002068246A - 液体噴出器 - Google Patents

液体噴出器

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JP2002068246A
JP2002068246A JP2000262746A JP2000262746A JP2002068246A JP 2002068246 A JP2002068246 A JP 2002068246A JP 2000262746 A JP2000262746 A JP 2000262746A JP 2000262746 A JP2000262746 A JP 2000262746A JP 2002068246 A JP2002068246 A JP 2002068246A
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JP
Japan
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stem
segment
fixing
fitted
liquid
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JP2000262746A
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English (en)
Inventor
Takayuki Abe
孝之 阿部
Shigeo Iizuka
茂雄 飯塚
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】エアゾール容器体内の収納液を使い切った後に
容器体内に残存するガスを極めて簡単な操作で排出する
ことができ、破裂等の不都合の虞がなく廃棄できる液体
噴出器を提案する。 【解決手段】容器体上部外周に装着筒8を嵌合させて固
定した固定部6と、ステム3に下端を密嵌した注出筒13
の上部を押圧板14上方に突出するとともに、前部を固定
部6前部内縁部にヒンジ部15を介して連結して上下揺動
可能に設けた注出部7とを備え、注出部7周縁部下面に
係合片18を垂設し、該係合片の折り返し状態でその係合
突起17が固定部内側縁下面に係合してステム3の押し下
げ状態を維持可能に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液体噴出器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】液体噴出器として種々の形態のものが知
られているが、例えば、上面より上方付勢状態で押し下
げ可能にステムを突出し、ステムの押し下げにより内蔵
吐出弁が開弁してガス圧により収納液を噴出する如く構
成したエアゾール容器体が知られている。これらのエア
ゾール容器体は、上端に噴出ヘッドや注出キャップを嵌
着して使用するのが一般的であり、例えば、前面に噴出
口を備えた筒状の噴出ヘッドをステムに嵌着したもの
や、容器体胴部外周上端に嵌着させた装着筒により容器
体に固定した固定部と、該固定部にヒンジ部を介して上
下揺動可能に連結するとともに、ステムに下端を密嵌し
た注出筒の上端を押圧板より突設してなる注出部とを備
えた注出キャップを装着したものがある。
【0003】従来のこの種のエアゾール容器は、収納液
を使い切った後にもガスが容器体内に残存しているた
め、そのまま廃棄すると破裂等の不都合を引き起こす虞
が有り、そのため、例えば容器体胴部に釘等により穿孔
してガス抜きを行った後廃棄したりしている。また、こ
の様な作業が面倒であったり、そのような不都合の虞が
あることを認識していない場合にはそのまま廃棄される
場合もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑みなされたもので、収納液を使い切った後に容器体
内に残存するガスを極めて簡単な操作で排出することが
でき、破裂等の不都合の虞がなく廃棄できる液体噴出器
を提案するものである。また、ガス抜き後、容器体と注
出キャップとを簡単に分離でき、合成樹脂製の注出キャ
ップと、主として金属製のエアゾール容器体との分別処
理を容易に行える如く構成した優れた液体噴出器を提案
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本請求項1発明の液体噴
出器は、上記課題を解決するため、上面より上方付勢状
態で押し下げ可能にステム3を突出するとともに、該ス
テムの押し下げにより内蔵吐出弁が開き、ガス圧で液を
ステムより噴出する如く構成したエアゾール容器体A
と、該容器体に嵌着した注出キャップBとからなる液体
噴出器であって、容器体上部外周に装着筒8を嵌合させ
て固定した固定部6と、ステム3に下端を密嵌した注出
筒13の上部を押圧板14上方に突出するとともに、前部を
固定部6前部内縁部にヒンジ部15を介して連結して上下
揺動可能に設けた注出部7とを備え、注出部7周縁部下
面に、内側上部に係合突起17を突設した係合片18を外方
折り返し可能に垂設し、該係合片18の折り返し状態で係
合突起17が固定部内側縁下面に係合してステム3の押し
下げ状態を維持可能に構成したことを特徴とする液体噴
出器として構成した。
【0006】また、請求項2発明の液体噴出器は、固定
部6を縦断して帯状に切断が可能な切取部20を設けてな
る請求項1記載の液体噴出器。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例の形態を図
面を参照して説明する。
【0008】本発明の液体噴出器は、エアゾール容器体
Aと、注出キャップBとを備えている。
【0009】エアゾール容器体Aは、胴部2の上面より
上方付勢状態で押し込み可能にステム3を突出し、該ス
テムの押し込みにより内蔵吐出弁(図示せず)が開弁し
てガス圧により容器体内の収納液をステム3より噴出す
る如く構成した公知の噴出機構を備えたものである。図
示例では、筒状の胴部2上端をテーパ状に縮径し、その
上端縁部に筒部4を立設し、筒部4外周下部に下向き段
部5を周設している。
【0010】注出キャップBは、固定部6と、注出部7
とを合成樹脂により一体に形成している。固定部6は、
注出キャップBを容器体Aに固定するためのもので、エ
アゾール容器体A上部外周に装着筒8を嵌合させて容器
体Aに固定している。
【0011】図示例では、装着筒8の内周下部に突設し
た係合突条9を容器体Aの下向き段部に強制的に係合さ
せて上方への抜け出しを防止しており、また、装着筒8
の上端縁より内方へフランジ状壁10を延設している。更
に、装着筒8の外面上下方向中間部より外方へ延設した
フランジ11外周縁より、下端を容器体のテーパ状部分外
周縁部垂下した周壁12を延設している。また、本実施例
では、装着筒8の前部を所定幅あけて切り欠いており、
切欠部分両断縁より外方周壁12に至る連結壁8aを設けて
いる。
【0012】注出部7は、ステム3に下端を密嵌した注
出筒13の上部を押圧板14上方に突出するとともに、前部
を固定部6前部内縁部にヒンジ部15を介して連結して上
下揺動可能に設けている。図示例では、押圧板14の周縁
部より垂壁16を垂設し、該垂壁16前部下端をフランジ状
壁10の前部内側縁部にフランジ部15を介して連結してい
る。また、注出筒13を押圧板14下方で前方へ偏心させ、
押圧板14前部偏心位置より突出させて押圧板14上面後部
を押圧し易く広く構成している。
【0013】本発明では、内側上部に係合突起17を突設
した係合片18を、注出部7周縁部下面に外方折り返し可
能に垂設し、該係合片18の折り返し状態で係合突起17が
固定部6内側縁下面に係合してステム3の押し下げ状態
を維持可能に構成している。
【0014】図示例では、垂壁16後部下面より、図5に
示す如く、薄肉ヒンジ19を介して正面視縦長矩形状の係
合片18を垂設しており、係合突起17は、上端より順次下
方へ広がる傾斜面を有する側面視直角三角形状をなして
いる。そして、図4(a)に示す如く、注出部7をヒン
ジ部15を中心に上方へ回動させた後係合片18を折り返
し、次いで図4(b)に示す如く、注出筒13を再びステ
ム3上端に嵌着させるとともに、係合突起17をフランジ
状壁10下面に乗り越え係合させ、この状態で、注出部7
がステム3を押し下げて容器体内蔵の吐出弁を開弁した
状態となる如く構成している。
【0015】また、本実施例では、廃棄の際に容器体A
より注出キャップBを簡単に取り外すことが出来る様
に、固定部6を縦断して帯状に切断が可能な切取部20を
設けている。
【0016】切取部20の形態は種々採用することかでき
るが、例えば、固定部6を縦断して一対の平行する薄肉
線22を設けても良い。また、本実施例の如く、固定部6
上部に一対の平行する切溝21を設けるとともに、各切溝
21と連続して固定部6下部に一対の平行する薄肉線22を
設けても良い。また、切取部20設ける位置は固定部6を
縦断する位置であればどこでも良いが、ヒンジ部15を跨
いだ前部に設けると、注出部7が把手の役割を果たすた
め、特別に把手用の突起を設ける必要もなく好ましい。
尚、図中23はカバーキャップを示す。
【0017】上記の如く構成した液体噴出器を使用する
際には、カバーキャップ23を外し、押圧板14を押圧すれ
ば注出筒13より液が噴出する。また、収納液を使い切っ
た後は、図4で説明した如く残存ガスを排出し、次い
で、例えば注出筒13部分を持って前方へ引っ張れば薄肉
線22が切断されて注出部7と切取部20とが外れる。次い
で、残りの固定部6を容器体Aから取り外し別々に廃棄
する。
【0018】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明の注出キャッ
プは、既述構成としたことにより、収納液を使い切った
後に極めて簡単な操作で残存ガスを排出することがで
き、釘等により容器体胴部に穿孔してのガス抜きと比較
して簡単に行える利点を備えており、また、ガス抜きを
行わないままの廃棄をしなくてもすむ利点を備えてい
る。
【0019】請求項2発明の注出キャップでは、使用時
に確実にエアゾール容器体に固定され、使用後の廃棄の
際には簡単に容器体から取り外して分別廃棄することが
できる利点を兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部縦断面図である。
【図2】同実施例の注出キャップを示す斜視図である。
【図3】同実施例の注出キャップの底面図である。
【図4】同実施例の作用を説明する説明図である。
【図5】同実施例の係合片を示す要部拡大正面図であ
る。
【符号の説明】
3…ステム,6…固定部,7…注出部,8…装着筒,13
…注出筒,14…押圧板,15…ヒンジ部,17…係合突起,
18…係合片,20…切取部,A…エアゾール容器体,B…
注出キャップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA02 AA12 AA22 AB01 BA03 CA01 CB02 CB04 CC03 DA01 DB13 DC03 FA09 FC07 GA08 GB11 KB01 LA14 LA17 LB02 LB07 4F033 RA02 RB03 RC08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面より上方付勢状態で押し下げ可能にス
    テム3を突出するとともに、該ステムの押し下げにより
    内蔵吐出弁が開き、ガス圧で液をステムより噴出する如
    く構成したエアゾール容器体Aと、該容器体に嵌着した
    注出キャップBとからなる液体噴出器であって、容器体
    上部外周に装着筒8を嵌合させて固定した固定部6と、
    ステム3に下端を密嵌した注出筒13の上部を押圧板14上
    方に突出するとともに、前部を固定部6前部内縁部にヒ
    ンジ部15を介して連結して上下揺動可能に設けた注出部
    7とを備え、注出部7周縁部下面に、内側上部に係合突
    起17を突設した係合片18を外方折り返し可能に垂設し、
    該係合片18の折り返し状態で係合突起17が固定部内側縁
    下面に係合してステム3の押し下げ状態を維持可能に構
    成したことを特徴とする液体噴出器。
  2. 【請求項2】固定部6を縦断して帯状に切断が可能な切
    取部20を設けてなる請求項1記載の液体噴出器。
JP2000262746A 2000-08-31 2000-08-31 液体噴出器 Pending JP2002068246A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008100764A (ja) * 2006-09-22 2008-05-01 Toyo Aerosol Ind Co Ltd エアゾール容器の残留内容物排出装置
JP2009107630A (ja) * 2007-10-26 2009-05-21 Toyo Aerosol Ind Co Ltd エアゾール容器の残留内容物排出装置

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