JP4337207B2 - 液冷式内燃機関の冷却装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は液冷式内燃機関の冷却装置に関するもので、車両に適用して有効である。
【0002】
【従来の技術】
液冷式内燃機関の冷却装置として、発明者等は特願平10−214492号及び特願平10−214493号を既に出願しているが、この出願では冷却水を循環させる電気式(電動式)のポンプとラジエータに流通させる冷却水量を制御する電気式の流量制御弁とをそれぞれ独立して制御している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、発明者等は上記出願を出願した後も、上記出願に記載の発明について試験研究を続けたところ、ポンプの消費動力(消費電力)低減という観点から見ると、上記出願では不十分な点を発見した。
【0004】
本発明は、上記点に鑑み、電気式(電動式)のポンプと電気式の流量制御弁とを有する液冷式内燃機関の冷却装置において、ポンプの消費動力(消費電力)を低減することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を冷却し、冷却した冷却水を液冷式内燃機関(100)に還流させるラジエータ(200)と、液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液をラジエータ(200)を迂回させて液冷式内燃機関(100)に還流させるバイパス回路(300)と、バイパス回路(300)を流通する冷却液のバイパス流量とラジエータ(200)を流通する冷却液のラジエータ流量とを制御する電動式流量制御弁(400)と、液冷式内燃機関(100)と独立に稼働し、液冷式内燃機関(100)とラジエータ(200)とに冷却液を循環させる電動式ポンプ(500)と、電動式流量制御弁(400)と電動式ポンプ(500)とを連動させて電気的に制御する制御手段(600)とを有し、
制御手段(600)は、液冷式内燃機関(100)に流入する冷却液の温度(Tp)が、目標とする第1目標温度(Tmap)を基準とする所定範囲の上限値より高いときに電動式流量制御弁(400)の開度(θ)を増大してラジエータ流量を増大させ、更に、電動式流量制御弁(400)の開度(θ)が所定開度まで増大すると電動式ポンプ(500)への印加電圧を増大させることを特徴とする。
【0006】
これにより、液冷式内燃機関(100)への流入冷却液温度(Tp)が、第1目標温度(Tmap)を基準とする所定範囲の上限値より高くなると、電動式ポンプ(500)への印加電圧を維持したまま、まず、電動式流量制御弁(400)の開度(θ)を増大してラジエータ流量を増大させることで、冷却液温度(Tp)を低下させることができる。
そして、電動式流量制御弁(400)の開度(θ)が所定開度まで増大すると始めて電動式ポンプ(500)への印加電圧を増大させるから、電動式ポンプ(500)への印加電圧を増大させる期間を極力小さくすることができ、それにより、電動式ポンプ(500)の消費動力(消費電力)を小さくすることができる。
【0007】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の液冷式内燃機関の冷却装置において、制御手段(600)は、液冷式内燃機関(100)に流入する冷却液の温度(Tp)が、前記所定範囲の下限値より低いときには、電動式ポンプ(500)への印加電圧を減少させ、更に、電動式ポンプ(500)への印加電圧が所定値まで減少すると電動式流量制御弁(400)の開度(θ)を減少させてラジエータ流量を減少させることを特徴とする。
【0009】
請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の液冷式内燃機関の冷却装置において、制御手段(600)は、液冷式内燃機関(100)に流入する冷却液の温度(Tp)が、前記所定範囲内であるときには、液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液の温度(Tb)が目標とする第2目標温度(Tbm)と等しい状態で、電動式ポンプ(500)への印加電圧が最小となるように電動式流量制御弁(400)の開度(θ)を制御することを特徴とする。
【0010】
ところで、後述するように、電気式流量制御弁(400)の開度によっては、電動式ポンプ(500)への通電量が、電動式ポンプ(500)の許容電流値を超えてしまうおそれがある。
【0011】
そこで、請求項4に記載の発明では、液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を冷却し、冷却した冷却液を液冷式内燃機関(100)に還流させるラジエータ(200)と、液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液をラジエータ(200)を迂回させて液冷式内燃機関(100)に還流させるバイパス回路(300)と、バイパス回路(300)を流通する冷却液のバイパス流量とラジエータ(200)を流通する冷却液のラジエータ流量とを制御する電動式流量制御弁(400)と、液冷式内燃機関(100)と独立に稼働し、液冷式内燃機関(100)とラジエータ(200)とに冷却液を循環させる電動式ポンプ(500)と、電動式流量制御弁(400)と電動式ポンプ(500)とを連動させて電気的に制御する制御手段(600)とを有し、
制御手段(600)は、電動式ポンプ(500)への印加電圧が所定範囲内の最大値となっている場合においては、バイパス流量とラジエータ流量との流量比が所定流量比となることを禁止するように電動式流量制御弁(400)を制御することを特徴としている。
これにより、電動式ポンプ(500)が、許容電流値を超える過大な電流値により壊れてしまうことを未然に防止することができる。
【0012】
因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0013】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は本発明に係る液冷式内燃機関の冷却装置を車両走行用の水冷式エンジン(液冷式内燃機関)に適用したものであり、図1は本実施形態に係る冷却装置の模式図である。
【0014】
図1中、200は水冷式エンジン(以下、エンジン略す。)100内を循環する冷却水(冷却液)を冷却するラジエータであり、210はラジエータ200に冷却水を循環させるラジエータ回路である。
【0015】
300は、エンジン100から流出する冷却水をラジエータ200を迂回させてラジエータ回路210のうちラジエータ200の流出口側に冷却水を導くバイパス回路である。そして、バイパス回路300とラジエータ回路210との合流部位220には、ラジエータ回路210を流通する冷却水の流量(以下、この流量をラジエータ流量Vrと呼ぶ。)と、バイパス回路300を流通する冷却水の流量(以下、この流量をバイパス流量Vbと呼ぶ。)とを制御する電気式のロータリ式流量制御弁(以下、制御弁と略す。)400が配設されており、この制御弁400より冷却水流れ下流側(エンジン100側)には、エンジン100と独立して稼働して冷却水を循環させる電動式ポンプ(以下、ポンプと略す。)500が配設されている。
【0016】
ここで、制御弁400の概略構造について述べておく。
【0017】
制御弁400は、図2に示すように、制御弁400とポンプ500とが、ポンプハウジング510とバルブハウジング410とで一体化されている。因みに、両ハウジング410、510は共に樹脂製である。
【0018】
そして、バルブハウジング410内には、図3に示すように、長手方向(軸方向)一端側が閉塞された円筒状(コップ状)のロータリバルブ(以下、バルブと略す。)420が回転可能に収納されており、このバルブ420は、図2に示すように、複数枚の歯車431からなる減速装置及びサーボモータ(駆動手段)432を有するアクチュエータ部430により円筒軸周りに回転駆動される。
【0019】
また、バルブ420の円筒側面420aには、図3に示すように、その円筒側面420a内外を連通させる合同形状(本実施形態では、等しい直径寸法を有する円形状)の第1、2バルブポート421、422が形成されており、両バルブポート421、422は、バルブ420の円筒軸に対して約90度ずれている。
【0020】
一方、バルブハウジング410のうちバルブ420の円筒側面420aに対応する部位には、図3に示すように、ラジエータ回路210側に連通するラジエータポート(ラジエータ側流入口)411、及びバイパス回路300側に連通するバイパスポート(バイパス側流入口)412が形成されている。
【0021】
そしてさらに、バルブハウジング410のうち、バルブ420の円筒軸軸方向他端側に対応する部位には、バルブ420の円筒内部420bとポンプ500の吸入側とを連通させるポンプポート(流出口)413が形成されている。
【0022】
なお、440はバルブ420の円筒側面420aとバルブハウジング410の内壁との隙間を密閉して、ラジエータポート411及びバイパスポート412からバルブハウジング410内に流入した冷却水がバルブ420の円筒内部420bを迂回してポンプポート413に流通することを防止するパッキンである。
【0023】
また、バルブ420の回転シャフト423には、図2に示すように、バルブ420の回転角度(制御弁400の弁開度)を検出するポテンショメータ(開度検出手段)424が設けられており、このポテンショメータ424の検出信号は、後述するECU600に入力されている。
【0024】
また、600は制御弁400及びポンプ500を制御する電子制御装置(ECU)である。そして、ECU(制御手段)600には、エンジン100の吸入負圧を検出する圧力センサ(圧力検出手段)610、冷却水の温度検出する第1〜3水温センサ(温度検出手段)621〜623、エンジン100の回転数を検出する回転センサ(回転数検出手段)624、及び室外空気温度を検出する外気温センサ(外気温度検出手段)625からの検出信号、並びに車両用空調装置(図示せず。)の始動スイッチ626のON−OFF信号が入力されており、ECU600はこれらの信号に基づいて、制御弁400、ポンプ500及び送風機230を制御する
ここで、第1水温センサ621はポンプポート413側にてポンプ500(エンジン100)に流入する冷却水の温度(以下、この温度をポンプ入口水温Tpと呼ぶ。)を検出し、第2水温センサ622はバイパスポート412側にてバイパス回路300を流通する冷却水の温度、つまりエンジン100から流出する冷却水の温度(以下、この温度をバイパス水温Tbと呼ぶ。)を検出し、第3水温センサ623はラジエータポート411側にてラジエータ200から流出する冷却水の温度(以下、この温度をラジエータ水温Trと呼ぶ。)を検出している。
【0025】
次に、本実施形態の特徴的作動を図4に示すフローチャートに基づいて述べる。
【0026】
車両のイグニッションスイッチ(図示せず)が投入された後、エンジン100が始動すると、カウンタ値をリセットした後(S50)、回転センサ624、圧力センサ610、第1〜3水温センサ621〜623、外気温センサ625及び始動スイッチ626の検出値を読み込む(S100)。
【0027】
そして、エンジン100の回転数及び吸入負圧よりエンジン負荷を演算するとともに、その演算したエンジン負荷に基づいて、図示しないマップから目標とするエンジン100に流入する冷却水の温度(以下、この水温を第1目標水温Tmapと呼ぶ。)を決定する(S110)。
【0028】
次に、各種入力信号の読込回数N=N+1を演算し(S112)、カウンタの読込回数が1であるか否かを判定する(S114)。そして、Nが1である場合には、エンジン100始動直後であるものと見なして、図示しないマップから初期値として第1目標水温Tmapに対するポンプ500の印加電圧及び制御弁400の開度を決定するとともに、その決定したポンプDuty及びバルブ開度θとなるようにポンプ500及び制御弁400を制御する(S116)。
【0029】
なお、第1目標水温Tmapは、エンジン負荷が大きいときの水温に比べて、エンジン負荷が小さいときの水温の方が高くなるように決定される。
【0030】
因みに、本実施形態では、ポンプ500への印加電圧は、ポンプ500に印加する電圧のデューティ比(以下、これをポンプDutyと呼ぶ。)を制御することにより行われており、ポンプDutyが大きいとはポンプ500への印加電圧が大きいことを意味し、ポンプDutyが小さいとはポンプ500への印加電圧が小さいことを意味する。
【0031】
さらに、制御弁400の開度(以下、制御弁400の開度をバルブ開度と呼ぶ。)が大きくなるとは、ラジエータ流量Vrが増大し、一方、バイパス流量Vbが減少していくことを意味している。
【0032】
一方、S114にてNが2以上であると判定された場合には、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲(本実施形態では、目標水温Tmapを基準として±2℃の範囲)であるか否かを判定し(S120)、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲であるときは、S110にて決定されたポンプDutyとバルブ開度とから図5、6に示すマップに従って第2目標水温Tbmを決定する(S130)。
【0033】
なお、図6は図5に示す数値マップをグラフ化したものであり、図5、6に示される値は、エンジン負荷、外気温、及び始動スイッチの状態によって変化するものである。
【0034】
そして、バイパス水温Tbと第2目標水温Tbmとを比較し(S140)、バイパス水温Tbと第2目標水温Tbmとが等しい場合には、バルブ開度θが100%であるか否か判定する(S150)。このとき、バルブ開度θが100%であると判定された場合には、現在のバルブ開度θ及び現在のポンプDutyを維持し(S160)、S100戻る。
【0035】
なお、S140にてバイパス水温Tbと第2目標水温Tbmとが異なると判定されたとき、又はS150にてバルブ開度θが100%未満であると判定されたときには、図6に示すマップから第2目標水温Tbmがバイパス水温Tbと等しくなり、かつ、ポンプDutyが最小となるバルブ開度θを決定するとともに、その決定したポンプDuty及びバルブ開度θとなるようにポンプ500及び制御弁400を制御する(S170)。
【0036】
一方、S120にてポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲外であるときは、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより高いか否か判定する(S180)。ここで、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより高いか否かを判定するとは、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲の上限値より高いか否かを判定することである。
ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより高いとき、つまり、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲の上限値より高いときには、そのときのポンプDutyを維持したまま、バルブ開度θを増大させる(S190)。
【0037】
次に、バルブ開度θが100%であるか否か判定し(S200)、バルブ開度θが100%未満であるときは、S100に戻り、一方、バルブ開度θが100%であるときは、ポンプDutyを増大させてS100に戻る(S210)。
【0038】
また、S120にてポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲外であると判定され、かつ、S180にてポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより低いと判定されたときは、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲の下限値より低いときである。このときには、S180からS220に進み、ラジエータ200での放熱量(ラジエータ流量Vr)を減少させるべく、ポンプDutyを小さくして循環冷却水量を小さくするとともに、その小さくしたポンプDutyがデューティ制御範囲の最小値(本実施形態では、10%)であるか否かを判定する(S230)。
【0039】
そして、その小さくしたポンプDutyがデューティ制御範囲の最小値より大きいときには、S100に戻り、一方、その小さくしたポンプDutyがデューティ制御範囲の最小値と等しいときには、バルブ開度を小さくした後(S240)、S100に戻る。
【0040】
なお、デューティ制御範囲の最小値とは、ポンプ500を可動制御するに必要な最小印加電圧に相当するものである。
【0041】
次に、本実施形態の特徴を述べる。
【0042】
図7はポンプ500の特性を示すグラフであり、このグラフからも明らかなようにポンプDutyが一定であっても、ポンプ500の負荷(ポンプ仕事)、つまり通水抵抗が小さくなる(バルブ開度θが大きくなる)ように変化すると、ポンプ500の吐出流量(循環冷却水量)が増大するように変化する。
【0043】
なお、このような特性は、本実施形態に係るポンプ500の固有特性ではなく、JIS B 8301に示されるポンプ試験成績表に記載のごとく、一般的な特性である。
【0044】
このため、ポンプDutyを一定として、通水抵抗を小さい(バルブ開度θを大きく)していくと、ポンプ500の吐出圧(ポンプ500を駆動する電動モータのトルク)が小さくなってき、図8に示すように、ポンプ500の通電量(ポンプ500を駆動する電動モータに流れる電流値)が減少していく。
【0045】
以上に述べたことから明らかなように、所定のポンプ500の吐出流量(循環冷却水量)を得る際には、通水抵抗をできるだけ小さく(バルブ開度θをできるだけ大きく)した状態で、ポンプDutyを小さくすれば、ポンプ500の消費動力(消費電力)を低減することができる。
【0046】
そこで、本実施形態では、S170で示されるように、ポンプ500において消費されると推定される電力量に基づいて流量制御弁400の開度を制御することにより、ポンプ500の消費動力(消費電力)の低減を図っている。
【0047】
したがって、本実施形態では、S100〜S160に示されるように、エンジンを冷却するに十分なラジエータ流量Vrを確保した上で、省動力化の向けた制御弁400及びポンプ500の制御が開始されるため、エンジン冷却装置としての冷却機能を損なうことなく、省動力化を図ることができる。
【0048】
また、S230、S240に示されるように、ポンプ500への印加電圧が所定範囲内の最小値となっている場合において、ラジエータ流量Vrを減少させるときには、流量制御弁400の開度を縮小してバイパス流量を増大させているので、ポンプ500を安定的に制御しながらラジエータ流量Vrを制御することができる。
【0049】
(第2実施形態)
ところで、第1実施形態は、同じ吐出流量を得るには、バルブ開度θを大きくして通水抵抗を小さくし、ポンプDutyを下げることによりポンプ500の省動力化を図ったものであるが、さらに詳細検討したところ、以下に述べる問題を有していることが判った。
【0050】
すなわち、図9は図1に示す冷却装置の通水系の通水抵抗を示す等価回路であり、各部の通水抵抗によっては、バルブ開度θが100%未満のときに通水系の全通水抵抗が最小となる場合がある。以下、この全通水抵抗が最小となるバルブ開度θを最小抵抗開度θminと呼ぶ。
【0051】
このため、例えばポンプDutyが100%のときに、バルブ開度θが最小抵抗開度θminとなると、図10に示すように、バルブ開度θが100%のときより循環冷却水量が増大するので、図11に示すように、ポンプ500への通電量(ポンプ500を駆動する電動モータに流れる電流値)がポンプDutyが100%のときに流れる電流値より大きくなってしまい、ポンプ500(の電動モータ)に流れる電流値が許容電流値を超えてしまうおそれがある。
【0052】
そして、許容電流値を超える電流値が流れる状態が継続すると、ポンプ500(の電動モータを駆動する制御回路等)が壊れてしまうおそれがある。なお、この問題に対しては、許容電流値が高いポンプ500を使用すればよいが、この手段では冷却装置の製造原価上昇を招いてしまう。
【0053】
そこで、本実施形態では、ポンプ500への印加電圧(ポンプDuty)が所定範囲内の最大値(100%)となっている場合においては、バルブ開度θが最小抵抗開度θとしないようにポンプ500及び制御弁400を制御することにより、ポンプ500(の電動モータを駆動する制御回路等)が壊れてしまうことを未然に防止するものである。
【0054】
以下、本実施形態の詳細を図12に示すフローチャートに基づいて述べる。
【0055】
車両のイグニッションスイッチ(図示せず)が投入された後、エンジン100が始動すると、カウンタ値をリセットした後(S250)、回転センサ624、圧力センサ610、第1〜3水温センサ621〜623、外気温センサ625及び始動スイッチ626の検出値を読み込む(S300)。
【0056】
そして、エンジン100の回転数及び吸入負圧よりエンジン負荷を演算するとともに、その演算したエンジン負荷に基づいて、図示しないマップから目標とするエンジン100に流入する冷却水の温度(以下、この水温を第1目標水温Tmapと呼ぶ。)を決定する(S310)。
【0057】
次に、各種入力信号の読込回数N=N+1を演算し(S312)、カウンタの読込回数が1であるか否かを判定する(S314)。そして、Nが1である場合には、エンジン100始動直後であるものと見なして、図示しないマップから初期値として第1目標水温Tmapに対するポンプ500の印加電圧及び制御弁400の開度を決定するとともに、その決定したポンプDuty及びバルブ開度θとなるようにポンプ500及び制御弁400を制御する(S316)。
【0058】
一方、S314にてNが2以上であると判定された場合には、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲(本実施形態では、目標水温Tmapを基準として±2℃の範囲)であるか否かを判定し(S320)、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲であるときは、現在のポンプDutyが100%であるか否かを判定する(S330)。
【0059】
そして、現在のポンプDutyが100%であるときには、バルブ開度θが最小抵抗開度θxとなることを禁止した状態でバルブ開度θを制御し(S340)、一方、現在のポンプDutyが100%でないときには、現状のバルブ開度θ及びポンプDutyを維持する(S350)。
【0060】
また、S320にてポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲外であるときは、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより高いか否か判定する(S360)。ここで、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより高いか否かを判定するとは、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲の上限値より高いか否かを判定することである。
ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより高いとき、つまり、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲の上限値より高いときには、そのときのポンプDutyを維持したまま、バルブ開度θを所定開度だけ増大させる(S370)。
【0061】
次に、バルブ開度θを所定開度だけ増大させ時のバルブ開度θが100%であるか否かを判定し(S380)、バルブ開度θが100%であるときには、ポンプDutyを所定量だけ増大させ(S390)、一方、バルブ開度θが100%未満であるときには、S300に戻る。
【0062】
そして、S390にてポンプDutyを増大させた時のポンプDutyが100%であるか否かを判定し(S400)、ポンプDutyが100%であるときには、バルブ開度θが最小抵抗開度θxとなることを禁止した状態でバルブ開度θを制御し(S410)、一方、ポンプDutyが100%未満であるときには、S300に戻る。
【0063】
また、S320にてポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲外であると判定され、かつ、S360にてポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmap+αより低いと判定されたときは、ポンプ入口水温Tpが第1目標水温Tmapを基準とする所定範囲の下限値より低いときである。このときには、S360からS420に進み、、そのときのバルブ開度θを維持したまま、ラジエータ流量Vrを減少させるべく、ポンプDutyを小さくして循環冷却水量を小さくするとともに、その小さくしたポンプDutyがデューティ制御範囲の最小値(本実施形態では、10%)であるか否かを判定する(S430)。
【0064】
そして、その小さくしたポンプDutyがデューティ制御範囲の最小値より大きいときには、S300に戻り、一方、その小さくしたポンプDutyがデューティ制御範囲の最小値と等しいときには、バルブ開度を小さくした後(S440)、S300に戻る。
【0065】
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、ポンプ500をデューティ制御したが本発明はこれに限定されるものではなく、その他の制御方式であってもよい。
【0066】
なお、上述の実施形態では、ポンプ500の電動モータはDCブラシレスモータを採用した本発明はこれに限定されるものではなく、その他形式の電動モータであってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る冷却装置の模式図である。
【図2】本発明の実施形態に係る制御弁とポンプとが一体化されたものの外形図である。
【図3】(a)は図2のA−A断面図であり、(b)は(a)のB−B断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係る冷却装置の制御フローを示すフローチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態に係る冷却装置に使用されるバルブ開度θとポンプDutyとの関係を示す数値マップである。
【図6】本発明の第1実施形態に係る冷却装置に使用されるバルブ開度θとポンプDutyとの関係を示すグラフである。
【図7】ポンプ特性示すグラフである。
【図8】ポンプ特性示すグラフである。
【図9】通水系の等価回路図である。
【図10】(a)はバルブ開度θと吐出圧力との関係を示すグラフであり、(b)は(a)のA部拡大図である。
【図11】(a)は流量と電流値との関係を示すグラフであり、(b)は(a)のB部拡大図である。
【図12】本発明の第2実施形態に係る冷却装置の制御フローを示すフローチャートである。
【符号の説明】
100…エンジン(液冷式内燃機関)、200…ラジエータ、
230…送風機、300…バイパス回路、400…ロータリ式流量制御弁、
500…電動ポンプ、600…電子制御装置、610…圧力センサ、
621…第1水温センサ、622…第2水温センサ、
623…第3水温センサ。
Claims (4)
- 液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を冷却し、冷却した冷却液を前記液冷式内燃機関(100)に還流させるラジエータ(200)と、
前記液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を前記ラジエータ(200)を迂回させて前記液冷式内燃機関(100)に還流させるバイパス回路(300)と、
前記バイパス回路(300)を流通する冷却液のバイパス流量と前記ラジエータ(200)を流通する冷却液のラジエータ流量とを制御する電動式流量制御弁(400)と、
前記液冷式内燃機関(100)と独立に稼働し、前記液冷式内燃機関(100)と前記ラジエータ(200)とに冷却液を循環させる電動式ポンプ(500)と、
前記電動式流量制御弁(400)と前記電動式ポンプ(500)とを連動させて電気的に制御する制御手段(600)とを有し、
前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(100)に流入する冷却液の温度(Tp)が、目標とする第1目標温度(Tmap)を基準とする所定範囲の上限値より高いときに前記電動式流量制御弁(400)の開度(θ)を増大して前記ラジエータ流量を増大させ、更に、前記電動式流量制御弁(400)の開度(θ)が所定開度まで増大すると前記電動式ポンプ(500)への印加電圧を増大させることを特徴とする液冷式内燃機関の冷却装置。 - 前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(100)に流入する冷却液の温度(Tp)が、前記所定範囲の下限値より低いときには、前記電動式ポンプ(500)への印加電圧を減少させ、更に、前記電動式ポンプ(500)への印加電圧が所定値まで減少すると前記電動式流量制御弁(400)の開度(θ)を減少させて前記ラジエータ流量を減少させることを特徴とする請求項1に記載の液冷式内燃機関の冷却装置。
- 前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(100)に流入する冷却液の温度(Tp)が、前記所定範囲内であるときには、前記液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液の温度(Tb)が目標とする第2目標温度(Tbm)と等しい状態で、前記電動式ポンプ(500)への印加電圧が最小となるように前記電動式流量制御弁(400)の開度(θ)を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の液冷式内燃機関の冷却装置。
- 液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を冷却し、冷却した冷却液を前記液冷式内燃機関(100)に還流させるラジエータ(200)と、
前記液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を前記ラジエータ(200)を迂回させて前記液冷式内燃機関(100)に還流させるバイパス回路(300)と、
前記バイパス回路(300)を流通する冷却液のバイパス流量と前記ラジエータ(200)を流通する冷却液のラジエータ流量とを制御する電動式流量制御弁(400)と、
前記液冷式内燃機関(100)と独立に稼働し、前記液冷式内燃機関(100)と前記ラジエータ(200)とに冷却液を循環させる電動式ポンプ(500)と、
前記電動式流量制御弁(400)と前記電動式ポンプ(500)とを連動させて電気的に制御する制御手段(600)とを有し、
前記制御手段(600)は、前記電動式ポンプ(500)への印加電圧が所定範囲内の最大値となっている場合においては、前記バイパス流量と前記ラジエータ流量との流量比が所定流量比となることを禁止するように前記電動式流量制御弁(400)を制御することを特徴とする液冷式内燃機関の冷却装置。
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