JP4337212B2 - 液冷式内燃機関の冷却装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば車載水冷内燃機関の冷却システムに用いると好適な、液冷式内燃機関の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の液冷式内燃機関の冷却液温を適正に制御するものとして、特開平5−231148号公報がある。即ち、図5に示すように、液冷式内燃機関100からラジエータ200に冷却液を循環させるラジエータ回路210およびバイパス回路300内に、液冷式内燃機関100と独立して作動するポンプ500と、流量制御弁400とが設けられ、ポンプ500と流量制御弁400は、液冷式内燃機関100の入口液温Twi、出口液温Two、および液冷式内燃機関100の負荷状態に応じて制御手段(電子制御装置)600により制御されるものである。
【0003】
これにより、暖機時、低負荷時、あるいは高負荷時等、液冷式内燃機関100の負荷状態に応じてポンプ500の吐出流量、流量制御弁400の開度が制御され、冷却液温を適正化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記装置では、暖機時、低負荷時、高負荷時等、液冷式内燃機関100の各定常時の負荷状態に見合うように冷却液温は制御されるが、過渡時即ち、液冷式内燃機関100が高負荷状態のままで繰返し負荷変動する場合、あるいは負荷の変化量が大きい場合には適正な冷却液温に制御することは困難である。例えば、車両が高負荷で走行した後、アイドリングに移ると(ホットソーク)、ポンプ500の吐出流量は、液冷式内燃機関100の回転数や吸気圧に応じて設定されるため大きく減少するのに対して、それ以前の高負荷時の高い液温を伴っているため冷却液温は異常に上昇し(オーバーシュート)、液冷式内燃機関100の許容冷却液温を越えてしまう場合がある。そのため、上記冷却液温の上昇を見越して、ラジエータ200等の冷却能力をあらかじめ大きく設定する必要が生ずる。
【0005】
本発明の目的は、上記問題に鑑み、液冷式内燃機関の負荷が過渡時においても、冷却液温を適正に制御できる液冷式内燃機関の冷却装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、以下の技術的手段を採用する。
【0007】
請求項1に記載の発明では、液冷式内燃機関(100)の冷却液を冷却するラジエータ(200)を循環する冷却液流路内に、前記液冷式内燃機関(100)と独立して作動し冷却液を循環させるポンプ(500)を設け、液冷式内燃機関(100)の負荷が高負荷時であって、急激な負荷変動が生じた場合に、ポンプ(500)の吐出流量を所定の一定量で制御することを特徴としている。
これにより、液冷式内燃機関(100)の負荷が高負荷時であって、急激な負荷変動が生じた場合でも、液冷式内燃機関(100)の負荷の大きさに関わりなく、ポンプ(500)の吐出流量を所定の一定量で制御するので、冷却液温の変動量、あるいは急激な上昇を抑制でき、冷却液温を適正に保つことができる。そして冷却液温の変動範囲を狭くできるため、ラジエータ(200)等の小型化が可能となり、安価な冷却装置が実現できる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、液冷式内燃機関(100)の負荷が高負荷時において、急激な負荷変動が所定時間(τ1)より長い時間継続して繰返される場合に、ポンプ(500)の吐出流量を所定の一定量で制御することを特徴としている。
また、請求項3に記載の発明では、液冷式内燃機関(100)の負荷が高負荷時において、急激な負荷変動が生じた場合であって、負荷変動の変化量が所定値より大きい場合に、ポンプ(500)の吐出流量を所定の一定量で制御することを特徴としている。
【0010】
また、請求項4に記載の発明のごとく、液冷式内燃機関(100)の負荷に応じて、流量制御弁(400)の開度および送風機(230)の送風量を同時に制御することにより、ラジエータ(200)の放熱能力を調整でき、ポンプ(500)の消費動力を低減することができる。
【0011】
尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本実施形態は、本発明に係る液冷式内燃機関の冷却装置を車両走行用の水冷式内燃機関に適用したものであり、図1は冷却装置全体の模式図を示したものである。
【0013】
ラジエータ200は、液冷式内燃機関(以下、エンジンと呼ぶ。)100内を循環する冷却水を冷却する熱交換器であり、このラジエータ200には空気を送風する送風機230が設けられている。この例では送風機230はラジエータ200側より空気を吸い込むタイプであり、また、送風機230の駆動モータは制御量としてのデューティを可変して回転数を連続的に可変でき、送風量を調整できる出力可変タイプである。デューティの増減に伴って送風機230の消費動力も増減する。
【0014】
エンジン100とラジエータ200との間は冷却水が循環するラジエータ回路210で連結されている。また、エンジン100から流出する冷却水をラジエータ200を迂回させてラジエータ回路210のうちラジエータ200の流出口側に冷却水を導くバイパス回路300が設けられている。そして、バイパス回路300とラジエータ回路210との合流部位220には、ラジエータ200内を流通する冷却水の流量(以下、この流量をラジエータ流量Vrと呼ぶ。)と、バイパス回路300内を流通する冷却水の流量(以下、この流量をバイパス流量Vbと呼ぶ。)とを制御する流量制御弁400が設けられており、この流量制御弁400より冷却水流れ下流側(エンジン100側)には、エンジン100と独立して作動し、冷却水を循環させる電動ポンプ(以下、ポンプと呼ぶ。)500が設けられている。このポンプ500は、上記送風機230と同様に、制御量としてのデューティを可変して回転数を連続的に可変でき、吐出流量を調整できる出力可変タイプである。デューティの増減に伴ってポンプ500の消費動力も増減する。
【0015】
ここで、流量制御弁400は、モータにより開閉するバルブが内部に設けられており、バルブ開度θを可変することにより、ラジエータ流量Vrとバイパス流量Vbが分配される。即ち、バルブ開度θが0%の時、ラジエータ流量Vrは0、バイパス流量Vbが最大となり、バルブ開度θが100%でラジエータ流量Vrが最大、バイパス流量Vbが最小になるものである。
【0016】
また、ポンプ500、流量制御弁400および送風機230を制御する電子制御装置(以下ECUと呼ぶ。)600が設けられており、このECU600には、エンジン100の吸気管内の圧力(以下、吸気圧と呼ぶ。)Paを検出する圧力センサ610(圧力検出手段)、エンジン100の回転数Neを検出する回転センサ624(回転数検出手段)、車両の走行速度(以下、車速と呼ぶ。)Vvを検出する車速センサ625(速度検出手段)、外気温Taを検出する外気温センサ626(温度検出手段)、ポンプ500に流入する冷却水の水温Tpを検出する水温センサ621(温度検出手段)、流量制御弁400のバルブ開度θを検出するポテンショメータ424(開度検出手段)および空気調和装置700からの検出信号が入力されており、ECU600はこれらの信号に基づいて、ポンプ500、流量制御弁400および送風機230を制御する。また、ECU600には各センサ610、624、625、626、621および空気調和装置700からの検出信号に基づいて読み込まれた目標水温Tmap(後述する。)の読み込み回数Nをカウントするカウンタ(図示せず。)が設けられている。
【0017】
次に、本実施形態の作動を図2に示すフローチャートに基づいて説明する。
【0018】
車両のイグニッションスイッチ(図示せず。)が投入されると、ECU600に電源が投入されECU600が作動する。まず、ステップS50で、カウンタがリセットされ、読み込み回数Nは0となる。次に、ステップS100で、エンジン100の負荷状態を把握するために、各センサ610、624、625、626、621および空気調和装置700の検出信号を読み込む。エンジン100の負荷は、水温Tpに影響を及ぼすものとして、主に吸気圧Paと回転数Neをパラメータとして検出される。両パラメータが大きいほどエンジン100の負荷は大きいものとなる。
【0019】
ステップS110で、図示しない水温制御マップから目標水温Tmapを読み込む。水温制御マップとは、外気温Ta、空気調和装置700の作動状態、吸気圧Paと回転数Neに応じて制御すべき冷却水の目標水温値を予め割り付けたものであり、目標水温Tmapとは、この目標水温値を意味する。例えば吸気圧Paが高く(エンジン100のスロットル弁開度が大きい状態)、回転数Neが大きいほどエンジン100の負荷は高い状態にあり、目標水温Tmapを低めの値になるようにしており、一方、吸気圧Paが低く(スロットル弁開度が小さい状態)、回転数Neも小さくなるとエンジン100の負荷は低い状態になるため、目標水温Tmapを高めの値になるようにしている。
【0020】
ステップS112で、目標水温Tmapの読み込み回数NをN+1とする。続くステップS115で、読み込み回数Nが1か否かを判定し、Nが1であればエンジン100が始動直後であると判定し、ステップS118に進む。否と判定した場合は、後述するステップS118での処理は不要のため、ステップS120に進む。
【0021】
ステップS118で、図示しないマップから初期値として、ポンプ500の基本デューティと流量制御弁400の基本バルブ開度θを決定し、ポンプ500を作動させ、流量制御弁400のバルブを開く。ポンプ500のデューティが大きいほどポンプ回転数は上昇してラジエータ回路210内を流れる冷却水の流量は増加し、ポンプ500自身の消費動力も大きくなる。また、流量制御弁400のバルブ開度θが大きいほどラジエータ流量Vrは増加する。
【0022】
ステップS120で、水温センサ621で検出される水温Tpが、目標水温Tmapを基準とする所定範囲内(本実施形態では、目標水温を基準として±2度の範囲)にあるか否かを判定し、水温Tpが所定範囲内であれば、ステップS130に進み、ステップS118、ないしは後述するステップS160、S180、S200、S210、S230で設定されたポンプ500のデューティと流量制御弁400のバルブ開度θが保持される。
【0023】
しかし、ステップS120で、水温Tpが所定範囲内にないときは、ステップS140に進み、水温Tpが目標水温Tmapより高いか否かを判定し、高い場合は、エンジン100の負荷が過渡時か定常時かに応じてポンプ500および流量制御弁400を制御するためにステップS150へ進む。
【0024】
即ち、ステップS150で、エンジン100の負荷が過渡時にあるか、つまりエンジン100が高負荷状態のままで繰返し負荷変動しており、その変動時間(つまり変動の継続時間)τが所定の設定時間τ1より長いか否かを判定し、長い場合は、ステップS160で、エンジン100の負荷の大きさに関わりなく、ポンプ500の作動デューティを所定の一定量で制御する。また流量制御弁400のバルブ開度θも所定の一定量に開くように制御する。因みにエンジン100が高負荷状態のままで繰返し負荷変動する状態とは、例えば図3に示すように、登坂路を主体とする高負荷時において、途中降坂路も含み、加速、減速を頻繁に繰返して走行するような場合が挙げられ、エンジン100の吸気圧Paおよび回転数Neはともに図3中(ア)、(イ)、(ウ)で示すように急激な変動が設定時間τ1より長い時間(変動時間τ)継続して繰り返されるような状態をさす。
【0025】
次に、ステップS150で、変動時間τが設定時間τ1以下と判定された場合は、ステップS170で、エンジン100の負荷の変化量が所定値より大きいか否かを判定し、大きい場合はステップS160に進み、上記同様にポンプ500の作動デューティを所定の一定量で制御し、また流量制御弁400のバルブ開度θも所定の一定量に開くように制御する。因みにエンジン100の負荷の変化量とは、例えば図4に示すように、時間とともに負荷が上昇していき(C部)、高負荷で走行した後、一時アイドリングに移り再び高負荷で走行するような場合(D部)に、エンジン100の吸気圧Paおよび回転数Neが大きく増減するような状態(A、B部)が生じ、このような吸気圧Paおよび回転数Neの変化量をパラメータとして得られる量をさす。ステップS160は、ステップS100に戻ることを繰り返すことにより、水温Tpが目標水温Tmapに収束するように制御される。
【0026】
ステップS170で、エンジン100の負荷の変化量が所定値より小さいと判定された場合は、水温Tpを下げるために流量制御弁400とポンプ500がエンジン100の負荷状態に応じて制御される。具体的には、ステップS180で、冷却装置の消費動力を増加させずに水温Tpを下げるために、流量制御弁400を優先作動させてそのバルブ開度θを所定量大きくする。これにより、ラジエータ流量Vrが増加し、ラジエータ200の放熱能力を上げることで水温Tpを下げる。次に、ステップS190で、バルブ開度θが100%か否かを判定し、100%に達していれば、更に、ステップS200で、ポンプ500のデューティを所定量上げる。これにより、ポンプ500の吐出流量が増加し、水温Tpが下がる方向に制御される。ステップS190で、バルブ開度θが100%に達していない場合は、ステップS180で開かれたバルブ開度θが維持される。
【0027】
一方、ステップS140で、水温Tpが目標水温Tmapよりも低いと判定された場合は、ステップS210に進み、まず冷却装置の消費動力がより少なくて済むように、ポンプ500を優先作動させてそのデューティを所定量下げ、ポンプ500の吐出流量を減少させ、水温Tpが上がる方向に制御される。次に、ステップS220で、ポンプ500のデューティが最小値に達したか否かを判定し、最小値に達した場合は、更に、ステップS230で、流量制御弁400のバルブ開度θを所定量下げ、ラジエータ流量Vrを減少させ、ラジエータ200の放熱能力を下げることで水温Tpを上げる。ステップS220で、ポンプ500のデューティが最小値に達していない場合は、ステップS210で制御されたポンプ500のデューティが維持される。そして、ステップS190、S200、S220、S230は、ステップS100に戻ることを繰り返すことにより、水温Tpが目標水温Tmapに収束するようにフィードバック制御される。
【0028】
尚、上記フローチャート内のステップS130、S160、S200、S210においては、送風機230の送風量は、ポンプ500と送風機230の消費動力とが最も小さくなるように決定し、作動させる。
【0029】
以上の構成および作動により、エンジン100の負荷が過渡時にあり、高負荷状態のままで所定時間τ1より長く繰返し負荷変動する場合(図3参照)、あるいは負荷の変化量が所定値より大きい場合(図4参照)でも、ポンプ500の吐出流量を所定の一定量で制御するので、水温Tpの変動を小さくすることができる。また、エンジン100の負荷が急激に減少しても水温Tpが急激に上昇(オーバーシュート)することを抑制でき、水温Tpを適正に保つことができる。そして最高水温を抑えられた分、ラジエータ200等の小型化が可能となり、安価な冷却装置が実現できる。
【0030】
また、流量制御弁400のバルブ開度θと送風機230のデューティを同時に制御することにより、ラジエータ流量Vrと送風量を調整でき、ポンプ500、流量制御弁400および送風機230の組み合わせでラジエータ200の放熱能力を調整できるので、ポンプ500の消費動力を低減することができる。
【0031】
尚、エンジン100の負荷を検出するパラメータとして、本実施形態では吸気圧Pa、回転数Neを用いたが、冷却水の水温Tpに影響を及ぼすようなエンジン状態および車両の走行状況を示すパラメータであれば、例えば車速Vv、エンジン100のスロットル弁開度や吸入空気量などのパラメータも利用できる。
【0032】
また、本実施形態では、電動式ポンプを前提に構成説明したが、油圧式ポンプでも同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す冷却装置全体の模式図である。
【図2】冷却装置の制御フローチャートである。
【図3】エンジンが高負荷状態のままで繰返し負荷変動する場合の、本発明と従来技術での冷却水温の比較を示すグラフである。
【図4】エンジン負荷の変化量が所定値以上の場合の、本発明と従来技術での冷却水温の比較を示すグラフである。
【図5】従来技術を示す冷却装置全体の模式図である。
【符号の説明】
100 エンジン(液冷式内燃機関)
200 ラジエータ
210 ラジエータ回路
220 合流部
230 送風機
300 バイパス回路
400 流量制御弁
424 ポテンショメータ
500 電動ポンプ(ポンプ)
600 ECU(電子制御装置)
610 圧力センサ
621 水温センサ
624 回転センサ
625 車速センサ
626 外気温センサ
700 空気調和装置

Claims (4)

  1. 液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を冷却した後、その冷却された冷却液を前記液冷式内燃機関(100)に向けて流出するラジエータ(200)と、
    前記液冷式内燃機関(100)と独立して作動し、冷却液を循環させるポンプ(500)と、
    前記液冷式内燃機関(100)の負荷状態に応じて、前記ポンプ(500)の作動を制御する制御手段(600)とを有する液冷式内燃機関の冷却装置において、
    前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(100)の負荷が高負荷時であって、急激な負荷変動が生じた場合に、前記ポンプ(500)の吐出流量を所定の一定量で制御することを特徴とする液冷式内燃機関の冷却装置。
  2. 前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(100)の負荷が高負荷時において、急激な負荷変動が所定時間(τ1)より長い時間継続して繰返される場合に、前記ポンプ(500)の吐出流量を所定の一定量で制御することを特徴とする請求項1に記載の液冷式内燃機関の冷却装置。
  3. 前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(100)の負荷が高負荷時において、急激な負荷変動が生じた場合であって、前記負荷変動の変化量が所定値より大きい場合に、前記ポンプ(500)の吐出流量を所定の一定量で制御することを特徴とする請求項1に記載の液冷式内燃機関の冷却装置。
  4. 前記液冷式内燃機関(100)から流出する冷却液を前記ラジエータ(200)を迂回させて、このラジエータ(200)の流出口側に導くバイパス回路(300)と、
    このバイパス回路(300)を流通する冷却液のバイパス流量(Vb)、前記ラジエータ(200)を流通する冷却液のラジエータ流量(Vr)を制御する流量制御弁(400)と、
    前記ラジエータ(200)に空気を送風する送風機(230)を備えており、
    前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(100)の負荷に応じて、前記流量制御弁(400)の開度を制御すると共に、
    前記液冷式内燃機関(100)の負荷に応じて、前記送風機(230)の送風量を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の液冷式内燃機関の冷却装置。
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