JP2001248440A - 液冷式内燃機関の冷却装置 - Google Patents

液冷式内燃機関の冷却装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 エンジン負荷が過渡時においても、冷却水温
を適正に制御できる液冷式内燃機関の冷却装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 エンジン100と独立して作動するポン
プ500を有する冷却装置において、エンジン100が
高負荷状態のままで所定時間τ1より長く繰返し負荷変
動する場合、あるいは負荷の変化量が所定値より大きい
場合、ポンプ500のデューティを所定の一定量で制御
する。これにより、エンジン100の負荷が過渡時にお
ける場合でも、冷却水温の変動量、あるいは急激な上昇
を抑制でき、冷却水温を適正に保つことができる。そし
て冷却水温の変動範囲を狭くできるため、ラジエータ2
00等の小型化が可能となり、安価な冷却装置が実現で
きる。また、流量制御弁400と送風機230を組み合
わせて制御すれば、ラジエータ200の放熱能力を調整
できるので、ポンプ500の消費動力が低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば車載水冷内
燃機関の冷却システムに用いると好適な、液冷式内燃機
関の冷却装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の液冷式内燃機関の冷却液温を適正
に制御するものとして、特開平5−231148号公報
がある。即ち、図5に示すように、液冷式内燃機関10
0からラジエータ200に冷却液を循環させるラジエー
タ回路210およびバイパス回路300内に、液冷式内
燃機関100と独立して作動するポンプ500と、流量
制御弁400とが設けられ、ポンプ500と流量制御弁
400は、液冷式内燃機関100の入口液温Twi、出
口液温Two、および液冷式内燃機関100の負荷状態
に応じて制御手段(電子制御装置)600により制御さ
れるものである。
【0003】これにより、暖機時、低負荷時、あるいは
高負荷時等、液冷式内燃機関100の負荷状態に応じて
ポンプ500の吐出流量、流量制御弁400の開度が制
御され、冷却液温を適正化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記装
置では、暖機時、低負荷時、高負荷時等、液冷式内燃機
関100の各定常時の負荷状態に見合うように冷却液温
は制御されるが、過渡時即ち、液冷式内燃機関100が
高負荷状態のままで繰返し負荷変動する場合、あるいは
負荷の変化量が大きい場合には適正な冷却液温に制御す
ることは困難である。例えば、車両が高負荷で走行した
後、アイドリングに移ると(ホットソーク)、ポンプ5
00の吐出流量は、液冷式内燃機関100の回転数や吸
気圧に応じて設定されるため大きく減少するのに対し
て、それ以前の高負荷時の高い液温を伴っているため冷
却液温は異常に上昇し(オーバーシュート)、液冷式内
燃機関100の許容冷却液温を越えてしまう場合があ
る。そのため、上記冷却液温の上昇を見越して、ラジエ
ータ200等の冷却能力をあらかじめ大きく設定する必
要が生ずる。
【0005】本発明の目的は、上記問題に鑑み、液冷式
内燃機関の負荷が過渡時においても、冷却液温を適正に
制御できる液冷式内燃機関の冷却装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、以下の技術的手段を採用する。
【0007】請求項1および請求項2に記載の発明で
は、液冷式内燃機関(100)の冷却液を冷却するラジ
エータ(200)を循環する冷却液流路内に、前記液冷
式内燃機関(100)と独立して作動し冷却液を循環さ
せるポンプ(500)を設け、前記液冷式内燃機関(1
00)の負荷が過渡時にある場合、即ち、高負荷状態の
ままで所定時間より長く繰返し負荷変動する場合、ある
いは負荷の変化量が所定値より大きい場合、制御手段
(600)により、前記ポンプ(500)を所定の制御
量で制御することを特徴としている。
【0008】また、請求項3または請求項4に記載の発
明では、前記液冷式内燃機関(100)の負荷に応じ
て、前記ラジエータ(200)を迂回して冷却液が流通
するバイパス回路(300)と前記ラジエータ(20
0)との流量を制御する流量制御弁(400)の開度
や、前記ラジエータ(200)に空気を送風する送風機
(230)の送風量を制御することを特徴としている。
【0009】請求項1〜4に記載の発明によれば、前記
液冷式内燃機関(100)の負荷が過渡時にある場合で
も、前記ポンプ(500)の吐出流量を所定の制御量で
制御するので、冷却液温の変動量、あるいは急激な上昇
を抑制でき、冷却液温を適正に保つことができる。そこ
で冷却液温の変動範囲を狭くできるため、前記ラジエー
タ(200)等の小型化が可能となり、安価な冷却装置
が実現できる。
【0010】また、請求項3または請求項4に記載の発
明のごとく、前記流量制御弁(400)の開度および前
記送風機(230)の送風量を同時に制御することによ
り、前記ラジエータ(200)の放熱能力を調整でき、
前記ポンプ(500)の消費動力を低減することができ
る。
【0011】尚、上記各手段の括弧内の符号は、後述す
る実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)本実施形態は、
本発明に係る液冷式内燃機関の冷却装置を車両走行用の
水冷式内燃機関に適用したものであり、図1は冷却装置
全体の模式図を示したものである。
【0013】ラジエータ200は、液冷式内燃機関(以
下、エンジンと呼ぶ。)100内を循環する冷却水を冷
却する熱交換器であり、このラジエータ200には空気
を送風する送風機230が設けられている。この例では
送風機230はラジエータ200側より空気を吸い込む
タイプであり、また、送風機230の駆動モータは制御
量としてのデューティを可変して回転数を連続的に可変
でき、送風量を調整できる出力可変タイプである。デュ
ーティの増減に伴って送風機230の消費動力も増減す
る。
【0014】エンジン100とラジエータ200との間
は冷却水が循環するラジエータ回路210で連結されて
いる。また、エンジン100から流出する冷却水をラジ
エータ200を迂回させてラジエータ回路210のうち
ラジエータ200の流出口側に冷却水を導くバイパス回
路300が設けられている。そして、バイパス回路30
0とラジエータ回路210との合流部位220には、ラ
ジエータ200内を流通する冷却水の流量(以下、この
流量をラジエータ流量Vrと呼ぶ。)と、バイパス回路
300内を流通する冷却水の流量(以下、この流量をバ
イパス流量Vbと呼ぶ。)とを制御する流量制御弁40
0が設けられており、この流量制御弁400より冷却水
流れ下流側(エンジン100側)には、エンジン100
と独立して作動し、冷却水を循環させる電動ポンプ(以
下、ポンプと呼ぶ。)500が設けられている。このポ
ンプ500は、上記送風機230と同様に、制御量とし
てのデューティを可変して回転数を連続的に可変でき、
吐出流量を調整できる出力可変タイプである。デューテ
ィの増減に伴ってポンプ500の消費動力も増減する。
【0015】ここで、流量制御弁400は、モータによ
り開閉するバルブが内部に設けられており、バルブ開度
θを可変することにより、ラジエータ流量Vrとバイパ
ス流量Vbが分配される。即ち、バルブ開度θが0%の
時、ラジエータ流量Vrは0、バイパス流量Vbが最大
となり、バルブ開度θが100%でラジエータ流量Vr
が最大、バイパス流量Vbが最小になるものである。
【0016】また、ポンプ500、流量制御弁400お
よび送風機230を制御する電子制御装置(以下ECU
と呼ぶ。)600が設けられており、このECU600
には、エンジン100の吸気管内の圧力(以下、吸気圧
と呼ぶ。)Paを検出する圧力センサ610(圧力検出
手段)、エンジン100の回転数Neを検出する回転セ
ンサ624(回転数検出手段)、車両の走行速度(以
下、車速と呼ぶ。)Vvを検出する車速センサ625
(速度検出手段)、外気温Taを検出する外気温センサ
626(温度検出手段)、ポンプ500に流入する冷却
水の水温Tpを検出する水温センサ621(温度検出手
段)、流量制御弁400のバルブ開度θを検出するポテ
ンショメータ424(開度検出手段)および空気調和装
置700からの検出信号が入力されており、ECU60
0はこれらの信号に基づいて、ポンプ500、流量制御
弁400および送風機230を制御する。また、ECU
600には各センサ610、624、625、626、
621および空気調和装置700からの検出信号に基づ
いて読み込まれた目標水温Tmap(後述する。)の読
み込み回数Nをカウントするカウンタ(図示せず。)が
設けられている。
【0017】次に、本実施形態の作動を図2に示すフロ
ーチャートに基づいて説明する。
【0018】車両のイグニッションスイッチ(図示せ
ず。)が投入されると、ECU600に電源が投入され
ECU600が作動する。まず、ステップS50で、カ
ウンタがリセットされ、読み込み回数Nは0となる。次
に、ステップS100で、エンジン100の負荷状態を
把握するために、各センサ610、624、625、6
26、621および空気調和装置700の検出信号を読
み込む。エンジン100の負荷は、水温Tpに影響を及
ぼすものとして、主に吸気圧Paと回転数Neをパラメ
ータとして検出される。両パラメータが大きいほどエン
ジン100の負荷は大きいものとなる。
【0019】ステップS110で、図示しない水温制御
マップから目標水温Tmapを読み込む。水温制御マッ
プとは、外気温Ta、空気調和装置700の作動状態、
吸気圧Paと回転数Neに応じて制御すべき冷却水の目
標水温値を予め割り付けたものであり、目標水温Tma
pとは、この目標水温値を意味する。例えば吸気圧Pa
が高く(エンジン100のスロットル弁開度が大きい状
態)、回転数Neが大きいほどエンジン100の負荷は
高い状態にあり、目標水温Tmapを低めの値になるよ
うにしており、一方、吸気圧Paが低く(スロットル弁
開度が小さい状態)、回転数Neも小さくなるとエンジ
ン100の負荷は低い状態になるため、目標水温Tma
pを高めの値になるようにしている。
【0020】ステップS112で、目標水温Tmapの
読み込み回数NをN+1とする。続くステップS115
で、読み込み回数Nが1か否かを判定し、Nが1であれ
ばエンジン100が始動直後であると判定し、ステップ
S118に進む。否と判定した場合は、後述するステッ
プS118での処理は不要のため、ステップS120に
進む。
【0021】ステップS118で、図示しないマップか
ら初期値として、ポンプ500の基本デューティと流量
制御弁400の基本バルブ開度θを決定し、ポンプ50
0を作動させ、流量制御弁400のバルブを開く。ポン
プ500のデューティが大きいほどポンプ回転数は上昇
してラジエータ回路210内を流れる冷却水の流量は増
加し、ポンプ500自身の消費動力も大きくなる。ま
た、流量制御弁400のバルブ開度θが大きいほどラジ
エータ流量Vrは増加する。
【0022】ステップS120で、水温センサ621で
検出される水温Tpが、目標水温Tmapを基準とする
所定範囲内(本実施形態では、目標水温を基準として±
2度の範囲)にあるか否かを判定し、水温Tpが所定範
囲内であれば、ステップS130に進み、ステップS1
18、ないしは後述するステップS160、S180、
S200、S210、S230で設定されたポンプ50
0のデューティと流量制御弁400のバルブ開度θが保
持される。
【0023】しかし、ステップS120で、水温Tpが
所定範囲内にないときは、ステップS140に進み、水
温Tpが目標水温Tmapより高いか否かを判定し、高
い場合は、エンジン100の負荷が過渡時か定常時かに
応じてポンプ500および流量制御弁400を制御する
ためにステップS150へ進む。
【0024】即ち、ステップS150で、エンジン10
0の負荷が過渡時にあるか、つまりエンジン100が高
負荷状態のままで繰返し負荷変動しており、その変動時
間(つまり変動の継続時間)τが所定の設定時間τ1よ
り長いか否かを判定し、長い場合は、ステップS160
で、エンジン100の負荷の大きさに関わりなく、ポン
プ500の作動デューティを所定の一定量で制御する。
また流量制御弁400のバルブ開度θも所定の一定量に
開くように制御する。因みにエンジン100が高負荷状
態のままで繰返し負荷変動する状態とは、例えば図3に
示すように、登坂路を主体とする高負荷時において、途
中降坂路も含み、加速、減速を頻繁に繰返して走行する
ような場合が挙げられ、エンジン100の吸気圧Paお
よび回転数Neはともに図3中(ア)、(イ)、(ウ)
で示すように急激な変動が設定時間τ1より長い時間
(変動時間τ)継続して繰り返されるような状態をさ
す。
【0025】次に、ステップS150で、変動時間τが
設定時間τ1以下と判定された場合は、ステップS17
0で、エンジン100の負荷の変化量が所定値より大き
いか否かを判定し、大きい場合はステップS160に進
み、上記同様にポンプ500の作動デューティを所定の
一定量で制御し、また流量制御弁400のバルブ開度θ
も所定の一定量に開くように制御する。因みにエンジン
100の負荷の変化量とは、例えば図4に示すように、
時間とともに負荷が上昇していき(C部)、高負荷で走
行した後、一時アイドリングに移り再び高負荷で走行す
るような場合(D部)に、エンジン100の吸気圧Pa
および回転数Neが大きく増減するような状態(A、B
部)が生じ、このような吸気圧Paおよび回転数Neの
変化量をパラメータとして得られる量をさす。ステップ
S160は、ステップS100に戻ることを繰り返すこ
とにより、水温Tpが目標水温Tmapに収束するよう
に制御される。
【0026】ステップS170で、エンジン100の負
荷の変化量が所定値より小さいと判定された場合は、水
温Tpを下げるために流量制御弁400とポンプ500
がエンジン100の負荷状態に応じて制御される。具体
的には、ステップS180で、冷却装置の消費動力を増
加させずに水温Tpを下げるために、流量制御弁400
を優先作動させてそのバルブ開度θを所定量大きくす
る。これにより、ラジエータ流量Vrが増加し、ラジエ
ータ200の放熱能力を上げることで水温Tpを下げ
る。次に、ステップS190で、バルブ開度θが100
%か否かを判定し、100%に達していれば、更に、ス
テップS200で、ポンプ500のデューティを所定量
上げる。これにより、ポンプ500の吐出流量が増加
し、水温Tpが下がる方向に制御される。ステップS1
90で、バルブ開度θが100%に達していない場合
は、ステップS180で開かれたバルブ開度θが維持さ
れる。
【0027】一方、ステップS140で、水温Tpが目
標水温Tmapよりも低いと判定された場合は、ステッ
プS210に進み、まず冷却装置の消費動力がより少な
くて済むように、ポンプ500を優先作動させてそのデ
ューティを所定量下げ、ポンプ500の吐出流量を減少
させ、水温Tpが上がる方向に制御される。次に、ステ
ップS220で、ポンプ500のデューティが最小値に
達したか否かを判定し、最小値に達した場合は、更に、
ステップS230で、流量制御弁400のバルブ開度θ
を所定量下げ、ラジエータ流量Vrを減少させ、ラジエ
ータ200の放熱能力を下げることで水温Tpを上げ
る。ステップS220で、ポンプ500のデューティが
最小値に達していない場合は、ステップS210で制御
されたポンプ500のデューティが維持される。そし
て、ステップS190、S200、S220、S230
は、ステップS100に戻ることを繰り返すことによ
り、水温Tpが目標水温Tmapに収束するようにフィ
ードバック制御される。
【0028】尚、上記フローチャート内のステップS1
30、S160、S200、S210においては、送風
機230の送風量は、ポンプ500と送風機230の消
費動力とが最も小さくなるように決定し、作動させる。
【0029】以上の構成および作動により、エンジン1
00の負荷が過渡時にあり、高負荷状態のままで所定時
間τ1より長く繰返し負荷変動する場合(図3参照)、
あるいは負荷の変化量が所定値より大きい場合(図4参
照)でも、ポンプ500の吐出流量を所定の一定量で制
御するので、水温Tpの変動を小さくすることができ
る。また、エンジン100の負荷が急激に減少しても水
温Tpが急激に上昇(オーバーシュート)することを抑
制でき、水温Tpを適正に保つことができる。そして最
高水温を抑えられた分、ラジエータ200等の小型化が
可能となり、安価な冷却装置が実現できる。
【0030】また、流量制御弁400のバルブ開度θと
送風機230のデューティを同時に制御することによ
り、ラジエータ流量Vrと送風量を調整でき、ポンプ5
00、流量制御弁400および送風機230の組み合わ
せでラジエータ200の放熱能力を調整できるので、ポ
ンプ500の消費動力を低減することができる。
【0031】尚、エンジン100の負荷を検出するパラ
メータとして、本実施形態では吸気圧Pa、回転数Ne
を用いたが、冷却水の水温Tpに影響を及ぼすようなエ
ンジン状態および車両の走行状況を示すパラメータであ
れば、例えば車速Vv、エンジン100のスロットル弁
開度や吸入空気量などのパラメータも利用できる。
【0032】また、本実施形態では、電動式ポンプを前
提に構成説明したが、油圧式ポンプでも同様の効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態を示す冷却装置全体の模式図であ
る。
【図2】冷却装置の制御フローチャートである。
【図3】エンジンが高負荷状態のままで繰返し負荷変動
する場合の、本発明と従来技術での冷却水温の比較を示
すグラフである。
【図4】エンジン負荷の変化量が所定値以上の場合の、
本発明と従来技術での冷却水温の比較を示すグラフであ
る。
【図5】従来技術を示す冷却装置全体の模式図である。
【符号の説明】
100 エンジン(液冷式内燃機関) 200 ラジエータ 210 ラジエータ回路 220 合流部 230 送風機 300 バイパス回路 400 流量制御弁 424 ポテンショメータ 500 電動ポンプ(ポンプ) 600 ECU(電子制御装置) 610 圧力センサ 621 水温センサ 624 回転センサ 625 車速センサ 626 外気温センサ 700 空気調和装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01P 7/04 F01P 7/04 N 7/16 502 7/16 502A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液冷式内燃機関(100)から流出する
    冷却液を冷却した後、その冷却された冷却液を前記液冷
    式内燃機関(100)に向けて流出するラジエータ(2
    00)と、 前記液冷式内燃機関(100)と独立して作動し、冷却
    液を循環させるポンプ(500)と、 前記液冷式内燃機関(100)の負荷状態に応じて、前
    記ポンプ(500)の作動を制御する制御手段(60
    0)とを有する液冷式内燃機関の冷却装置において、 前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(10
    0)の負荷が過渡時において、前記ポンプ(500)を
    所定の制御量で制御することをことを特徴とする液冷式
    内燃機関の冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記過渡時とは、前記液冷式内燃機関
    (100)が高負荷状態のままで所定時間より長く繰返
    し負荷変動する場合、あるいは負荷の変化量が所定値よ
    り大きい場合であることを特徴とする請求項1に記載の
    液冷式内燃機関の冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記液冷式内燃機関(100)から流出
    する冷却液を前記ラジエータ(200)を迂回させて、
    このラジエータ(200)の流出口側に導くバイパス回
    路(300)と、 このバイパス回路(300)を流通する冷却液のバイパ
    ス流量(Vb)、前記ラジエータ(200)を流通する
    冷却液のラジエータ流量(Vr)を制御する流量制御弁
    (400)とを有し、 前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(10
    0)の負荷に応じて、前記流量制御弁(400)の開度
    を制御することをことを特徴とする請求項1または請求
    項2のいずれかに記載の液冷式内燃機関の冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記ラジエータ(200)に空気を送風
    する送風機(230)を備えており、 前記制御手段(600)は、前記液冷式内燃機関(10
    0)の負荷に応じて、前記送風機(230)の送風量を
    制御することをことを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の液冷式内燃機関の冷却装置。
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