JPH06330748A - エンジンの冷却ファン駆動装置 - Google Patents

エンジンの冷却ファン駆動装置

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JPH06330748A
JPH06330748A JP12424393A JP12424393A JPH06330748A JP H06330748 A JPH06330748 A JP H06330748A JP 12424393 A JP12424393 A JP 12424393A JP 12424393 A JP12424393 A JP 12424393A JP H06330748 A JPH06330748 A JP H06330748A
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JP
Japan
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temperature
engine
hydraulic oil
valve
hydraulic
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JP12424393A
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English (en)
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Takashi Suga
隆 菅
Shigeru Kamegaya
茂 亀ヶ谷
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの温度状態によらず作動油温度を適
正に管理できる油圧式冷却ファン駆動装置を提供する。 【構成】 エンジン10の冷却水温度TWに応じて流量
制御弁14を介して油圧モータ11の回転数を制御する
エンジンの冷却ファン駆動装置において、油圧モータ1
1および流量制御弁14への作動油の供給を遮断する開
閉弁17と、油圧ポンプ12から吐出される作動油をタ
ンク16側に逃がすリリーフ弁18と、作動油の温度T
oを検出するセンサ32と、冷却水温度TWが所定値T
1以下の運転領域Aを判定するとともに、この運転領域
Aにおいて開閉弁17を閉じるとともに、作動油温度T
oが低下するのに伴ってリリーフ弁18のリリーフ圧P
を高めるコントロールユニット30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンの冷却ファン
を油圧駆動する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用エンジンでは、冷却ファンを油
圧駆動して、エンジン回転数によらず適正な送風量を得
る装置が実用化されているが、安定した冷却ファンの回
転数特性を維持するためには作動油の温度を適正に管理
する必要がある。。
【0003】従来の油圧式冷却ファン駆動装置として、
例えば図11に示すようなものがある(実開昭63−8
2028号公報、参照)。
【0004】これについて説明すると、冷却ファン15
を回転駆動する油圧モータ11と、エンジン10によっ
て駆動される油圧ポンプ12と、油圧ポンプ12から吐
出する作動油を油圧モータ11に循環式に供給する回路
46を備え、制御装置40はエンジン冷却水温度センサ
45の検出信号を入力し、流量制御弁14を介して油圧
モータ11に供給される作動油の流量を調節して、油圧
モータ11の回転数を運転状態に応じて制御する。
【0005】作動油供給回路46には温度制御弁43を
介して熱交換器41またはクーラ42が設けられ、作動
油の低温時に作動油を熱交換器41に送り、エンジン1
0からの伝熱により作動油を加熱する一方、作動油の高
温時に作動油をクーラ42に送り、作動油の放熱を促す
ことにより、作動油の粘度を一定に保つようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置は、熱交換器41を介してエンジン10か
らの伝熱により作動油を加熱する構成となっているた
め、エンジン10自体の温度が低い冷間時に作動油を熱
交換器41に循環させても、作動油の温度を速やかに上
昇させることができない。
【0007】作動油の温度が低いと、作動油の粘度が増
加し、油圧ポンプ12等の仕事量が増えたり、冷却ファ
ン15の回転数が低下する等の等の問題点を引き起こ
す。
【0008】なお、作動油の低温時に作動油を加熱する
ために、作動油を貯溜するオイルタンクに電熱ヒータ等
を設けることも考えられるが、ヒータの消費電力が大き
いため、バッテリーあがり等を招く心配があった。
【0009】本発明は上記の問題点に着目し、エンジン
の温度状態によらず作動油温度を適正に管理できる油圧
式冷却ファン駆動装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
エンジンに駆動される油圧ポンプと、この油圧ポンプか
ら送られる作動油により駆動される油圧モータと、この
油圧モータによって駆動される冷却ファンと、油圧モー
タに供給される作動油をタンク側に逃がす流量制御弁
と、エンジンの温度TWを検出する手段とを備えてエン
ジンの温度TWに応じて流量制御弁を介して油圧モータ
の回転数を制御するエンジンの冷却ファン駆動装置にお
いて、前記油圧モータおよび流量制御弁への作動油の供
給を遮断する開閉弁と、油圧ポンプから吐出される作動
油をタンク側に逃がすリリーフ弁と、作動油の温度To
を検出する手段と、前記エンジンの温度TWが所定値T
1以下の運転領域Aを判定する手段と、この運転領域A
において開閉弁を閉じるとともに、作動油温度Toが低
下するのに伴ってリリーフ弁のリリーフ圧Pを高める制
御手段とを備える。
【0011】請求項2記載の発明は、エンジンの温度T
Wが前記所定値T1より高く所定値T2より低い運転領域
Bを判定する手段と、この運転領域Bにおいて、前記開
閉弁を開く一方、作動油温度Toが低下するのに伴って
リリーフ弁のリリーフ圧Pを低下させるとともに、流量
制御弁の開度を減少させる制御手段とを備える。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明において、エンジンの温度
TWが所定値T1以下の運転領域Aでは、開閉弁を閉じ
ることにより、冷却ファンの回転を停止するとともに、
作動油温度Toに応じてリリーフ弁のリリーフ圧が高め
られることにより、作動油の温度上昇が促される。すな
わち、作動油温度Toが低いときに、油圧ポンプから吐
出される作動油が高いリリーフ圧Pで逃がされることに
より、作動油に与えられる熱量が大きくなるのに対し
て、作動油温度Toが比較的高いときに、作動油が低い
リリーフ圧Pで逃がされることにより、作動油に与えら
れる熱量が小さくなり、エンジンの温度状態によらず作
動油温度を適正に管理できる。
【0013】請求項2記載の発明において、エンジンの
温度TWが所定値T1より高く所定値T2より低い運転領
域Bにおいて、開閉弁を開いて油圧モータを作動させる
一方、作動油温度Toが低下するのに伴ってリリーフ弁
のリリーフ圧Pが下げられることにより、リリーフ弁を
通過する作動油流量を増加させて、作動油の温度上昇が
促されるとともに、リリーフ圧Pを下げながら流量制御
弁の開度を減少させることにより、作動油温度Toによ
らず油圧モータを介して冷却ファンが所定の回転数で駆
動される。リリーフ圧Pを低く設定すると、リリーフ弁
を通過する作動油量が増加するので、流量制御弁を通過
する流量Qを減少させることにより、油圧モータへ流れ
る作動油流量を一定にすることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を添付図面に基づいて説明す
る。
【0015】図1に示すように、エンジン10に直接駆
動される油圧ポンプ12と、この油圧ポンプ12から送
られる作動油により駆動される油圧モータ11と、この
油圧モータ11によって駆動される冷却ファン15とが
備えられる。冷却ファン15がラジエータ25に向けて
送風することにより、ラジエータ25を循環するエンジ
ン冷却水の放熱が促され、エンジン10の冷却が行われ
る。
【0016】オイルタンク16と油圧ポンプ12の吸入
側を結ぶ入口通路21と、油圧ポンプ12の吐出側と油
圧モータ11を結ぶ供給通路22と、油圧モータ11の
出口側とオイルタンク16を結ぶ戻し通路23が配設さ
れ、作動油がこれらを通って循環することにより、油圧
モータ11が回転する。
【0017】油圧モータ11を迂回して供給通路22と
戻し通路23を結ぶ通路26に流量制御弁14が設けら
れる。コントロールユニット30は流量制御弁14を介
して油圧モータ11に供給される作動油の流量を調節し
て、油圧モータ11の回転数を制御する。このようにし
て、冷却ファン15の回転数が制御されることにより、
エンジン10の温度状態が適正に保たれる。
【0018】通路26において、流量制御弁14の下流
側にはオイルクーラ19が介装される。オイルクーラ1
9はこれを通過する作動油の放熱を促す働きをする。
【0019】作動油の低温時に作動油を加熱するため
に、供給通路22とオイルタンク16を結ぶ通路27の
途中にはそのリリーフ圧Pを可変とするリリーフ弁18
が介装される。コントロールユニット30は後述するよ
うに作動油温度Toに応じてリリーフ弁18のリリーフ
圧Pを調節する。
【0020】供給通路22のリリーフ弁18の接続部よ
り下流側には開閉弁17が介装される。コントロールユ
ニット30は後述するようにエンジン冷却水温度TWが
所定値T1以下の運転領域で開閉弁17を閉じて作動油
の油圧モータ11および流量制御弁14への供給を遮断
する。
【0021】エンジン10の温度を検出する手段とし
て、ラジエータ25を循環するエンジン冷却水の温度T
Wを検出する水温センサ31が設けられる。
【0022】作動油の温度Toを検出する手段として、
オイルタンク16にはこれに貯溜される作動油の温度を
検出する油温センサ32が設けられる。
【0023】コントロールユニット30は、水温センサ
31からの検出信号TWを入力して冷却水温度を適正値
に保つように油圧モータ11の回転数を制御するととも
に、油温センサ32からの検出信号Toを入力して作動
油温度が所定値より低い場合に、開閉弁17を閉じた
り、リリーフ弁18のリリーフ圧Pを調節して作動油の
温度上昇を促す制御を行う。
【0024】図2のフローチャートはコントロールユニ
ット30において実行される流量制御弁14、開閉弁1
7、リリーフ弁18の制御プログラムを示しており、こ
れは一定時間毎に実行される。
【0025】これについて説明すると、冷却水温度T
W、作動油温度Toを読込み、図3に示すように、冷却
水温度TWが所定値T1以下で冷却ファン15の回転を
停止する運転領域A、冷却水温度TWが所定値T1より
高く、かつ所定値T2より低い冷却ファン15を回転さ
せる運転領域B、冷却水温度TWが所定値T2以上で冷
却ファン15を最高に回転させる運転領域Cを判別する
(ステップ1,2)。
【0026】冷却水温度TWが所定値T1以下で冷却フ
ァン15の回転を停止する運転領域Aにおいて、図4に
示すマップに基づいて作動油温度Toに応じてリリーフ
弁18のリリーフ圧Pを設定し、リリーフ弁18のリリ
ーフ圧Pを調節する駆動信号を出力する一方で、図5に
示すマップに基づいて開閉弁17を閉じるOFF信号を
出力する(ステップ3,4,5)。
【0027】図4に示すように、リリーフ弁18のリリ
ーフ圧Pは作動油温度Toが低くなるのにしたがって高
められる。
【0028】このようにして、エンジンの温度TWが所
定値T1以下の運転領域Aでは、開閉弁17を閉じるこ
とにより、油圧ポンプ12にて吐出された作動油はすべ
てリリーフ弁18を通ってオイルタンク16に戻され、
冷却ファン15の回転を停止するとともに、作動油温度
Toに応じてリリーフ弁18のリリーフ圧Pが高められ
て流路抵抗が大きくなることにより、作動油の温度上昇
が促される。すなわち、作動油温度Toが低いときは、
油圧ポンプ12から吐出される作動油が高いリリーフ圧
Pで逃がされることにより、作動油に与えられる熱量が
大きくなる一方、作動油温度Toが比較的高いときは、
作動油が低いリリーフ圧Pで逃がされることにより、作
動油に与えられる熱量が小さくなる。
【0029】冷却水温度TWが所定値T1より高く、か
つ所定値T2より低い冷却ファン15を回転させる運転
領域Bでは、図7に示すマップに基づいて作動油温度T
oと冷却水温度TWに応じてリリーフ弁18のリリーフ
圧Pを設定し、図6に示すマップに基づいて作動油温度
Toと冷却水温度TWに応じて流量制御弁14を通過す
る流量Qを設定し、開閉弁17を開くON信号を出力
し、リリーフ弁18と流量制御弁14に駆動信号を出力
する(ステップ6,7,8,9)。
【0030】図7に示すように、リリーフ圧Pは作動油
温度Toが高くなるのにしたがって高められるととも
に、エンジン冷却水温度TWが高くなるにしたがって高
められる。
【0031】図6に示すように、流量制御弁14を通過
する流量Qは作動油温度Toが高くなるのにしたがって
増大するとともに、エンジン冷却水温度TWが高くなる
にしたがって減少する。
【0032】このようにして、エンジンの温度TWが所
定値T1より高く所定値T2より低い運転領域Bにおい
て、作動油温度Toが低下するのに伴ってリリーフ弁1
8のリリーフ圧Pが下げられることにより、リリーフ弁
18を通過する流量を増大させて、作動油の温度上昇が
促されるとともに、リリーフ圧Pを下げながら流量制御
弁14の開度を減少させることにより、作動油温度To
によらず油圧モータ11を介して冷却ファン15が所定
の回転数で駆動される。すなわち、リリーフ圧Pを高く
設定すると、リリーフ弁18を通過する作動油量が減少
するので、流量制御弁14を通過する流量Qを増大させ
ることにより、油圧モータ11へ流れる作動油流量を一
定にすることができる。逆に、リリーフ圧Pを低く設定
すると、リリーフ弁18を通過する作動油量が増加する
ので、流量制御弁14を通過する流量Qが低減されるこ
とにより、油圧モータ11へ流れる作動油流量を一定に
することができる。この結果、ラジエータ25への送風
量を変化させることなく、作動油の温度上昇を促すこと
ができる。
【0033】作動油温度Toの上昇に伴い、リリーフ圧
Pを高く設定することにより、リリーフ弁18を通過す
る作動油流量が減少する一方、流量制御弁14を通過す
る流量Qが増大し、オイルクーラ19を経て作動油が冷
却され、作動油温度Toの上昇が抑えられる。
【0034】以上のように、作動油温度Toの低い場合
にリリーフ弁18と開閉弁17の制御を行うことによ
り、エンジン10 の冷間時に始動した場合に、図9に
示すように、作動油の温度を速やかに目標温度まで上昇
させることができる。
【0035】冷却水温度TWが所定値T2以上で冷却フ
ァン15を最高に回転させる運転領域Cでは、図8のテ
ーブルに示すようにリリーフ弁18のリリーフ圧Pを最
大値に設定する一方で、流量制御弁14を通過する流量
Qを最小値に設定し、かつ開閉弁17を開くON信号を
出力し、リリーフ弁18と流量制御弁14に駆動信号を
出力する(ステップ10,11,12,13)。
【0036】これにより、冷却ファン15の回転数を最
高に制御することにより、ラジエータ25を循環するエ
ンジン冷却水の放熱が促され、エンジン10の過熱が抑
えられる。
【0037】次に、図10に示した他の実施例は、エン
ジン10に直接駆動される2つの油圧ポンプ12a,1
2bと、各油圧ポンプ12a,12bから送られる作動
油によりそれぞれ駆動される第一、第二油圧モータ1
1,35と、第一油圧モータ11によって駆動される冷
却ファン15と、第二油圧モータ35によって駆動され
る発電機36を備えるものである。なお、図1との対応
部分には同一符号を付して示すことにする。
【0038】油圧ポンプ12aから吐出される作動油
は、前記実施例と同様に第一油圧ポンプ15aから吐出
される作動油はリリーフ弁18、開閉弁17、流量制御
弁14を経て第一油圧モータ11に導かれ、冷却ファン
15を駆動する一方、第二油圧ポンプ12bから吐出す
る作動油の全量は第二油圧モータ35へ導かれることに
より、冷間時にも発電機36による発電量を高めること
が可能となる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、エンジンに駆動される油圧ポンプと、この油圧ポン
プから送られる作動油により駆動される油圧モータと、
この油圧モータによって駆動される冷却ファンと、油圧
モータに供給される作動油をタンク側に逃がす流量制御
弁と、エンジンの温度TWを検出する手段とを備えてエ
ンジンの温度TWに応じて流量制御弁を介して油圧モー
タの回転数を制御するエンジンの冷却ファン駆動装置に
おいて、前記油圧モータおよび流量制御弁への作動油の
供給を止める開閉弁と、この開閉弁の上流側に儲けられ
て油圧ポンプから吐出される作動油をタンク側に逃がす
リリーフ弁と、作動油の温度Toを検出する手段と、前
記エンジンの温度TWが所定値T1以下の運転領域Aを
判定する手段と、この運転領域Aにおいて開閉弁を閉じ
るとともに、作動油温度Toが低下するのに伴ってリリ
ーフ弁のリリーフ圧Pを高める制御手段とを備えたた
め、エンジンの冷間始動後にエンジンの温度状態によら
ず作動油を目標温度まで速やかに上昇させることができ
る。
【0040】請求項2記載の発明は、同じくエンジンの
温度TWに応じて流量制御弁を介して油圧モータの回転
数を制御するエンジンの冷却ファン駆動装置において、
エンジンの温度TWが前記所定値T1より高く所定値T2
より低い運転領域Bを判定する手段と、この運転領域B
において、前記開閉弁を開く一方、作動油温度Toが低
下するのに伴ってリリーフ弁のリリーフ圧Pを低下させ
るとともに、流量制御弁の開度を減少させる制御手段と
を備えたため、冷却ファンの回転数を低下させることな
く、作動油の温度上昇が促すとともに、エンジンの冷却
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す冷却ファン駆動装置の構
成図。
【図2】同じくコントロールユニットにおける制御内容
を示すフローチャート。
【図3】同じく冷却ファンの要求風量Qfとエンジン冷
却水温度TWとこれに応じて設定される運転領域の関係
を示す特性図。
【図4】同じくエンジン冷却水温度TWと作動油温度T
oに応じてリリーフ圧Pを制御するための特性図。
【図5】同じくエンジン冷却水温度TWに応じて開閉弁
の作動を制御するためのテーブル。
【図6】同じくエンジン冷却水温度TWと作動油温度T
oに応じて流量制御弁を通過する流量Qを制御するため
の特性図。
【図7】同じくエンジン冷却水温度TWと作動油温度T
oに応じてリリーフ圧Pを制御するための特性図。
【図8】同じくエンジン冷却水温度TWに応じてリリー
フ圧Pを制御するための特性図。
【図9】同じくエンジン冷間始動後において作動油温度
が変化する様子を示す特性図。
【図10】他の実施例を示す構成図。
【図11】従来例を示す構成図。
【符号の説明】
10 エンジン 11 油圧モータ 12 油圧ポンプ 14 流量制御弁 15 冷却ファン 16 オイルタンク 17 開閉弁 18 リリーフ弁 30 コントロールユニット 31 冷却水温度センサ 32 作動油温度センサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに駆動される油圧ポンプと、こ
    の油圧ポンプから送られる作動油により駆動される油圧
    モータと、この油圧モータによって駆動される冷却ファ
    ンと、油圧モータに供給される作動油をタンク側に逃が
    す流量制御弁と、エンジンの温度TWを検出する手段と
    を備えてエンジンの温度TWに応じて流量制御弁を介し
    て油圧モータの回転数を制御するエンジンの冷却ファン
    駆動装置において、前記油圧モータおよび流量制御弁へ
    の作動油の供給を止める開閉弁と、この開閉弁の上流側
    に設けられて油圧ポンプから吐出される作動油をタンク
    側に逃がすリリーフ弁と、作動油の温度Toを検出する
    手段と、前記エンジンの温度TWが所定値T1以下の運
    転領域Aを判定する手段と、この運転領域Aにおいて開
    閉弁を閉じるとともに、作動油温度Toが低下するのに
    伴ってリリーフ弁のリリーフ圧Pを高める制御手段とを
    備えたことを特徴とするエンジンの冷却ファン駆動装
    置。
  2. 【請求項2】 前記エンジンの温度TWが前記所定値T
    1より高く所定値T2より低い運転領域Bを判定する手段
    と、この運転領域Bにおいて、前記開閉弁を開く一方、
    作動油温度Toが低下するのに伴ってリリーフ弁のリリ
    ーフ圧Pを低下させるとともに、流量制御弁の開度を減
    少させる制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のエンジンの冷却ファン駆動装置。
JP12424393A 1993-05-26 1993-05-26 エンジンの冷却ファン駆動装置 Pending JPH06330748A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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