JP3175734B2 - 車両用暖房装置 - Google Patents

車両用暖房装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンを冷却す
る冷却水を利用して車室内の暖房を行なう車両用暖房装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両用暖房装置の1つである自動車用暖
房装置としては、エンジンを冷却する冷却水を暖房器と
してのヒータコアに供給して、このヒータコアにより加
熱した空気を車室内に送り込んで暖房を行なう構成のも
のが主流になってきている。
【0003】ところが、例えば、ディーゼルエンジン車
のように、エンジンの発熱量が少なくてエンジンを冷却
する冷却水が充分に加熱されない場合には、暖房能力が
不足する問題があり、このような場合の対策として、従
来では、特開平2−254010号公報に開示されてい
るように、エンジンからヒータコアに供給される冷却水
を加熱する熱発生器を設けるようにしたものが考えられ
ている。
【0004】この熱発生器は、エンジンの動力をベルト
伝達機構及び電磁クラッチを介してケースに支承された
シャフトに伝達し、ケース内に発熱室を設けて、その発
熱室の外周に上記冷却水を通すようにし、更に、発熱室
内に上記シャフトによって回転されるロータを配置する
とともに、その発熱室内にシリコンオイルからなる粘性
流体を収納し、そして、ロータの回転により粘性流体に
剪断力を作用させて熱を発生させ、その発生熱により発
熱室外周を流通する冷却水を加熱するようにした構成で
ある。そして、この熱発生器を動作させる必要のないと
きには、電磁クラッチを切るようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、特開平
2−254010号公報に開示された熱発生器を用いた
自動車用暖房装置についての性能試験を種々の条件下で
実施したところ、ヒータコアへの冷却水回路に設けられ
たバルブを閉じた状態で上記熱発生器を動作させると、
上記発熱室内では粘性流体の剪断によって熱が発生する
にも係らず、この発熱室の外周に冷却水が流れない状態
となるため、発熱室で発生した熱を冷却水に効率良く放
熱することができず、ひいては熱発生器が異常発熱を起
こして故障してしまうという問題があることが分かっ
た。
【0006】また、上記のような問題は、上記発熱室の
外周に冷却水が全く流れない状態で熱発生器を動作させ
たときだけに発生するものではなく、上記発熱室の外周
に冷却水が流れる量が少ない状態で熱発生器を動作させ
たときにも発生する。
【0007】そこで本発明は、上記問題を解決すること
のできる車両用暖房装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、暖房能力調節手段におけ
る暖房能力調節状態が最大冷房運転状態であるときは、
弁手段(10)を閉じて、暖房器(12)への冷却水の
供給を停止する車両用暖房装置についての発明であり、
このような構成に対して更に、上記最大冷房運転状態の
ときは、加熱器(9)における剪断作用を停止するよう
に剪断状態制御手段(16)を制御することを特徴とし
ている。
【0009】また、請求項2記載の発明は、暖房能力調
節手段における暖房能力調節状態が最大冷房運転状態で
あるときは弁手段(10)を閉じる車両用暖房装置につ
いての発明であり、このような構成に対して更に、上記
最大冷房運転状態のときは、加熱器(9)における剪断
作用を停止するように剪断状態制御手段(16)を制御
することを特徴としている。
【0010】これら請求項1、2記載の発明のように構
成すれば、加熱器(9)の異常発熱を未然に防止するこ
とができる。
【0011】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応を示すもので
ある。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を自動車用空調装置
に適用した一実施形態につき、図面を参照しながら説明
する。先ず、図1に従って、全体の構成について述べ
る。
【0013】エンジン1は、車両、例えばディーゼルエ
ンジン車のもので、内部には冷却水が流通されるように
なっている。このエンジン1の第1の冷却水流出口1a
は配管2を介して熱動形切換バルブ3の流入口3aに連
結され、この切換バルブ3の第1の流出口3bは配管4
を介してラジエータ5の冷却水流入口に連結され、この
ラジエータ5の冷却水流出口は配管6を介してエンジン
1の冷却水流入口1bに連結されており、そして、切換
バルブ3の第2の流出口3cは配管7を介して配管6の
途中部位に連結されている。
【0014】この場合、熱動形切換バルブ3は、配管2
を介して流入するエンジン1からの冷却水の温度を検出
し、これが所定温度以上の高温度のときには、流入口3
aを第1の流出口3bに連通させて冷却水をラジエータ
5に供給し、所定温度未満の低温度のときには、流入口
3aを第2の流出口3cに連通させて冷却水を配管7に
供給してラジエータ5をバイパスさせるようになってい
る。
【0015】一方、エンジン1の第2の冷却水流出口1
cは配管8を介して後述する加熱器9の冷却水流入口9
aに連結され、この加熱器9の冷却水流出口9bは、電
磁バルブ10を有する配管11を介して暖房器としての
ヒータコア12の冷却水流入口12aに連結され、この
ヒータコア12の冷却水流出口12bは配管13を介し
て配管6の途中部位に連結されている。
【0016】ヒータコア12はダクト14内に配設され
ている。また、ダクト14内には、送風機15が配設さ
れているとともに、図示はしないが、冷凍サイクルの冷
却器及び暖房能力調節手段としてのエアミックスダンパ
が配設されている。そして、送風機15からの風は、冷
凍サイクルの冷却器により冷却された後、ヒータコア1
2により加熱されてダクト14に連通された吹出口から
車室内に供給されるようになっているが、この場合、エ
アミックスダンパの調節に応じて冷却器により冷却され
て吹出口に向かう風とヒータコア12により加熱されて
吹出口に向かう風との割合が調節されることによって、
吹出口から吹出される風の温度制御が行なわれるように
なっている。
【0017】尚、エアミックスダンパが「最大冷房運
転」に調節された場合には、電磁バルブ10が通電され
て閉塞するようになっている。
【0018】さて、加熱器9は、特開平2−25401
0号公報に開示された熱発生器と同一構成をなすもので
ある。即ち、ケースにシャフト9cが支承され、そのケ
ース内に熱発生室が形成されているとともに、その熱発
生室内にシャフト9cによって回転駆動されるロータが
配置され、更に、熱発生室内にシリコンオイルからなる
粘性流体が収納され、そして、熱発生室の外周には冷却
水流入口9aから流入し且つ冷却水流出口9bから流出
する冷却水が流通するようになっている。
【0019】ベルト伝達機構16は、エンジン1の動力
シャフト1dに取付けられた駆動プーリ16aと、加熱
器9のシャフト9cに取付けられた従動プーリ16b
と、これらの間に掛渡されたベルト16cとから構成さ
れている。そして、図示はしないが、従動プーリ16b
とシャフト9cとの間には駆動手段としての電磁クラッ
チが設けられており、この電磁クラッチが通電される
と、従動プーリ16bとシャフト9cとが連結されるよ
うになっている。
【0020】即ち、加熱器9は、電磁クラッチが通電さ
れると、エンジン1を駆動源としてベルト伝達機構16
及び電磁クラッチを介して回転動力がシャフト9cに伝
達されることにより動作するものであり、その動作は、
シャフト9cでロータが回転されることにより熱発生室
内の粘性流体に剪断力が作用し、粘性流体が内部エネル
ギーの増加及び摩擦により熱を発生し、この発生熱によ
り熱発生室の外周を流通する冷却水を加熱するというも
のである。
【0021】水温センサ17は、配管8に取付けられ
て、エンジン1からの冷却水の温度を検出するもので、
冷却水温度TWを示す検出信号を出力する。加熱器スイ
ッチ18は、常にはオフされ、加熱器9の動作が必要な
ときに手動操作によりオンされるようになっている。そ
して、水温センサ17の検出信号及び加熱器スイッチ1
8のオン信号は制御手段としてのECU19の入力ポー
トに与えられるようになっている。ここで、ECU19
は、後述するように動作するもので、温度センサ17の
検出信号及び加熱器スイッチ18のオン信号に基づいて
電磁クラッチを通断電制御するようになっている。
【0022】次に、本実施形態の作用につき、図2のフ
ローチャートをも参照して説明する。この場合、ECU
19は、空調装置の制御及びその他の制御を行なうもの
であるが、説明を簡素化するために、図2には「加熱器
運転ルーチン」のみを抽出して示している。
【0023】ECU19は、「加熱器運転ルーチン」に
移行すると、先ず、「加熱器スイッチオン?」の判断ス
テップS1となり、ここでは、加熱器スイッチ18がオ
ンされているか否かを判断するもので、もし、加熱器ス
イッチ18がオフされていた場合には、「NO」と判断
してリターンする。加熱器9の運転が必要ということ
で、加熱器スイッチ18がオンされていた場合には、E
CU19は、判断ステップS1で「YES」と判断して
「最大冷房運転?」の判断ステップS2に移行する。
【0024】ECU19は、この判断ステップS2で
は、ダクト14内のエアミックスダンパが「最大冷房運
転」に調節されているか否かを判断するもので、「YE
S」と判断した場合には、リターンする。即ち、エアミ
ックスダンパが「最大冷房運転」に調節されている場合
には、電磁バルブ10が閉塞されてヒータコア12にエ
ンジン1からの冷却水は供給されないので、加熱器9を
動作させる必要がないのである。
【0025】そして、ECU19は、この判断ステップ
S2で「NO」と判断した場合には、「冷却水温度検出
(TW)」の入力ステップS3に移行し、ここでは、温
度センサ17の検出信号から冷却水温度TWを読取り、
「TW<TL(30゜C)?」の判断ステップS4に移
行する。
【0026】ECU19のメモリ(図示せず)には、下
限設定温度TL(例えば30℃)と上限設定温度TH
(例えば80℃)とが予め設定されて記憶されている。
これにより、ECU19は、判断ステップS4では、冷
却水温度TWが下限設定温度TL(例えば30℃)未満
か否かを判断するもので、「NO」(TW≧TL)と判
断した場合には、「TW>TH(80℃)?」の判断ス
テップS5に移行する。
【0027】そして、ECU19は、この判断ステップ
S5では、冷却水温度TWが上限設定温度TH(例えば
80℃)を超えているか否かを判断するもので、「N
O」(TW≦TH)と判断した場合には、「電磁クラッ
チ通電」の出力ステップS6に移行する。
【0028】ECU19は、この出力ステップS6で
は、従動プーリ16bとシャフト9cとの間に設けられ
た電磁クラッチに通電するようになり、従動プーリ16
bがシャフト9cに連結される。従って、エンジン1を
冷却した後、冷却水流出口1c及び配管8を経て冷却水
流入口9aから加熱器9内に流入した冷却水は、加熱室
9内の粘性流体の発生熱により加熱され、しかる後、冷
却水流出口9b、配管11、電磁バルブ10を経て冷却
水流入口12aからヒータコア12内に流入する。
【0029】そして、ヒータコア12内に流入した冷却
水は、そのヒータコア12の周囲を通る風と熱交換して
冷却され、更に、冷却水流出口12b、配管1316を
経て冷却水流入口1bからエンジン1内に戻されるよう
になる。
【0030】エンジン1の発熱量が多くなって水温セン
サ17が検出する冷却水温度TWが上限設定温度TH
(例えば80℃)を超えるようになった場合には、EC
U19は、判断ステップS5に移行したときに「YE
S」と判断して「電磁クラッチ断電」の出力ステップS
7に移行する。これにより、ECU19は、従動プーリ
16bとシャフト9cとの間の電磁クラッチを断電して
従動プーリ16bとシャフト9cとを遮断するようにな
り、加熱器9の動作は停止される。従って、冷却水は、
配管8を経て加熱器9内に流入しても、加熱器9によっ
て加熱されることはない。
【0031】さて、ECU19が「TW<TL(30
℃)?」の判断ステップS4に移行した場合において、
水温センサ17が検出する冷却水温度TWが下限設定温
度TL(例えば30℃)未満であるときには、ECU1
9は、この判断ステップS4で「YES」と判断して直
ちに「電磁クラッチ断電」の出力ステップS7に移行す
るようになる。従って、加熱器9は、それまで動作を停
止していた場合には更に動作停止を継続し、また、それ
まで動作していた場合には動作を停止するようになる。
【0032】このように、本実施形態によれば、エアミ
ックスダンパが「最大冷房運転」に調節されている状
態、すなわち加熱器9の熱発生室の外周に冷却水が流通
しない状態では、加熱器(9)における剪断作用を停止
するように制御するので、加熱器9の異常発熱を未然に
防止することができる。
【0033】また本実施形態によれば、エンジン1を冷
却した後、加熱器9内に流入する冷却水の温度TWが下
限設定温度TL(例えば30℃)未満のように低い間
は、加熱器9の動作を停止させるようにした。従って、
加熱器9内の粘性流体の粘性が極めて大で駆動負荷が著
しく大である場合に加熱器9を無理に動作させることは
なくなり、ベルト伝達機構16のベルトにすべりが発生
したり、或いは、ベルト伝達機構16の従動プーリ16
bと加熱器9のシャフト9cとの間に設けられた駆動手
段たる電磁クラッチにすべりが発生したりするような支
障は何ら生じない。
【0034】勿論、冷却水温度TWが下限設定温度TL
以上で且つ上限設定温度TH(例えば80℃)以下の場
合、即ち、エンジン1の発熱量が少ない場合には、加熱
器9が動作してエンジン1からの冷却水を加熱するの
で、充分な暖房能力を得ることができる。
【0035】そして、エンジン1からの冷却水の温度T
Wが上限設定温度THを超えている場合には、エンジン
1の発熱量のみで充分に暖房能力があると判断して加熱
器19の動作を停止させるようにしたので、不必要に動
力を消費することを防止することができる。
【0036】尚、上記実施形態では、エンジン1を駆動
源として加熱器9を動作させるようにしたが、例えば、
駆動源として電動モータを用いるようにしてもよく、こ
の場合には、駆動手段を兼用する電動モータによって、
加熱器9のシャフト9cを、冷却水温度TWが下限設定
温度TL以上で且つ上限設定温度TH以下のときには高
速度で回転させ、冷却水温度TWが下限設定温度TL未
満のときには、トルクの大なる低速度で回転させるよう
にしてもよい。
【0037】従って、冷却水温度TWが下限設定温度T
L未満の低い間においては、加熱器9の動作を停止させ
るか、或いは、低速度で動作させるかのように、駆動手
段の駆動負担が小となるように制御すれば、充分に目的
を達成することができるものである。
【0038】また、上記実施形態では、水温センサ17
によって冷却水温度TWを検出して、これが下限設定温
度TL未満のときに加熱器9の動作を停止させるように
したが、エンジン1の始動時からタイマ回路を設定時間
動作させて、そのタイマ回路の動作中は加熱器9の動作
を停止させるようにしてもよく、この場合には、外気温
度センサを設けて、この外気温度センサが検出する外気
温度に応じてタイマ回路の設定時間を変更するようにし
てもよい。
【0039】更に、上記実施形態では、加熱器として特
開平2−254010号公報に開示された熱発生器を用
いるようにしたが、代りに、例えば、ギアポンプ或いは
油圧ポンプを用い、内部にシリコンオイルからなる粘性
流体を収納した上で吸入口及び吐出口を閉塞した状態で
動作させることにより粘性流体に熱を発生させ、そし
て、そのギアポンプ或いは油圧ポンプの外周に冷却水を
流通させる構成のものも考えられる。
【0040】その他、本発明は上記実施形態に限定され
るものではなく、例えば、自動車用空調装置のみならず
車両用暖房装置全般に適用できる等、要旨を逸脱しない
範囲内で適宜変形して実施し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す構成説明図である。
【図2】上記実施形態の作用説明用のフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1…エンジン、9…加熱器、10…電磁バルブ(弁手
段)、12…ヒータコア(暖房器)、16…ベルト伝達
機構(剪断状態制御手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/03 B60H 1/08 611

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン(1)を冷却した冷却水が供給
    されて車室内の暖房を行う暖房器(12)と、 この暖房器(12)における暖房能力を調節する暖房能
    力調節手段と、 前記暖房器(12)への冷却水の供給量を制御する弁手
    段(10)と、 駆動力が与えられることに基づき剪断力が作用されて熱
    を発生する粘性流体を内部に有し、その発生熱により前
    記暖房器(12)に供給される冷却水を加熱する加熱器
    (9)と、 この加熱器(9)における前記粘性流体の剪断状態を制
    御する剪断状態制御手段(16)とを備え、 前記暖房能力調節手段における暖房能力調節状態が最大
    冷房運転状態であるときは、前記弁手段(10)を閉じ
    て、前記暖房器(12)への冷却水の供給を停止する車
    両用暖房装置において、 前記最大冷房運転状態のときは、前記加熱器(9)にお
    ける剪断作用を停止するように前記剪断状態制御手段
    (16)を制御することを特徴とする車両用暖房装置。
  2. 【請求項2】エンジン(1)を冷却した冷却水が供給さ
    れて車室内の暖房を行う暖房器(12)と、この暖房器(12)における暖房能力を調節する暖房能
    力調節手段と、 前記 暖房器(12)への冷却水の供給量を制御する弁手
    段(10)と、 駆動力が与えられることに基づき剪断力が作用されて熱
    を発生する粘性流体を内部に有し、その発生熱により前
    記暖房器(12)に供給される冷却水を加熱する加熱器
    (9)と、 この加熱器(9)における前記粘性流体の剪断状態を制
    御する剪断状態制御手段(16)とを備え 前記暖房能力調節手段における暖房能力調節状態が最大
    冷房運転状態であるときは、前記弁手段(10)を閉じ
    る車両用暖房装置において、 前記最大冷房運転状態の ときは、前記加熱器(9)にお
    ける剪断作用を停止するように前記剪断状態制御手段
    (16)を制御することを特徴とする車両用暖房装置。
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