JP4332524B2 - 遊技機における制御基板収納ケースの封止構造 - Google Patents

遊技機における制御基板収納ケースの封止構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4332524B2
JP4332524B2 JP2005352522A JP2005352522A JP4332524B2 JP 4332524 B2 JP4332524 B2 JP 4332524B2 JP 2005352522 A JP2005352522 A JP 2005352522A JP 2005352522 A JP2005352522 A JP 2005352522A JP 4332524 B2 JP4332524 B2 JP 4332524B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control board
shaft portion
sealing
sealing portion
storage case
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005352522A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007151892A (ja
Inventor
宏 榎本
誠司 仲
敦 平栗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyoraku Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyoraku Industrial Co Ltd filed Critical Kyoraku Industrial Co Ltd
Priority to JP2005352522A priority Critical patent/JP4332524B2/ja
Publication of JP2007151892A publication Critical patent/JP2007151892A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4332524B2 publication Critical patent/JP4332524B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Description

本発明は、パチンコ機、スロットマシン等の遊技機において制御基板が収納された収納ケースを封止し、封止部を破壊しない限り開けられないようにすることにより、制御基板の不正な改造が防止されるようにする制御基板収納ケースの封止構造に関するものである。
制御基板によって大当たり発生等の遊技を制御するパチンコ機、スロットマシン等の遊技機では、該制御基板が不正改造されないようにするため、下記特許文献1に示された封止構造では、ロックピンが破壊されるとピン内から塗料が流出し、開封した痕跡が一目で分かるようにしている。
また、従来から制御基板収納ケースの封止部にいわゆるワンウェイビスを施すと共に、ワンウェイビスのみでは特殊な工具を用いて開封されるおそれがあったので、そのビス締め個所に液体接着剤を流し込んで固着することも行われていた。
また、封止部にロックピンを貫挿した後、蓋部材を該封止部内に押し込むことで、該ロックピンの頭部が蓋部材によって覆われるようにし、さらに該蓋部材を液体接着剤によって固着することもあった。
特開2003−214413号公報
ところで、特許文献1に示された封止構造では塗料の入ったカプセルを備えなければならないなど、構造が複雑にならざるを得ないものであった。
また、上記のように液体接着剤を流し込むことは、手間が掛かるだけでなく、液体接着剤が収納ケース中に流れ込んで制御基板を破損させるおそれがあった。また、ロックピンの頭部を覆う蓋部材が設けられていても、この蓋部材を取り除くことでロックピンを引き抜き得るようになるという問題があった。
そこで本発明は従来の制御基板収納ケースの封止構造におけるこのような課題を解決しようとするものである。
そのために請求項1に記載した遊技機における制御基板収納ケースの封止構造の発明は、直線状の軸部の一端に頭部を一体に形成してなる頭付ピンと、弾性薄板により内径が前記軸部の外径より僅かに小径とした円環状に形成され、内周縁に切目が放射状に形成された止リングと、中心に前記頭付ピンの軸部が挿入される縦孔を形成するとともに側面に前記止リングを該縦孔まで挿入し得るスリット状孔が該縦孔と直交状なるように形成された基体と、側面に前記頭付ピンの頭部および軸部を挿入し得る略T字形孔が形成された被着体とを備え、制御基板収納ケースのケース本体と開閉蓋とに前記基体と被着体とが夫々隙間なく収められる有底筒状の封止部を形成し、前記基体内に止リングを挿入した状態で該基体を一方の封止部に収納し、前記被着体内に頭付ピンの頭部を挿入した状態で該被着体を他方の封止部に収納して該頭付ピンの軸部を該封止部の底壁を貫通させるとともに、該開閉蓋をケース本体に被せることで該ケース本体の封止部の底壁と該開閉蓋の封止部の底壁とを重ね、該軸部をさらに前記基体が収納された封止部の底壁に貫通させて前記基体の縦孔に差し込むことにより、該軸部の先端で前記止リングの内周縁が押圧されて弾性変形し該止リングの内径が拡開することで該軸部が該止リング中に抜脱不能に貫通されるようにしたことを特徴とする。
また、請求項2に記載した発明は上記制御基板収納ケースの封止構造において、頭付ピンの軸部に外径を部分的に小径とした小径部を形成し、該小径部に前記止リングを係合させるようにしたことを特徴とする。
構造が簡単であり手間を掛けずに制御基板収納ケースを確実に封止することができる。また、液体接着剤によって制御基板を破損させるようなおそれもない。
図1は本発明に係る制御基板収納ケースの封止構造に使用される頭付ピン1と止リング2と基体3と被着体4の斜視図である。頭付ピン1はステンレス等の素材により平円盤形の頭部1aに直線状の軸部1bを一体に形成してなる。また、止リング2はバネ鋼のような金属製の弾性薄板により内径が前記軸部1bの外径より僅かに小径なる円環状に形成され、その内周縁寄りに放射状に切2aを形成し、該切によって該内周縁が僅かに一方向に傾斜状になると共に該内径が弾性的に拡開し得るようにしている。
また、基体3は硬質のプラスチックにより一側に平坦な側面3aを持つ切欠円柱状に形成され、中心に前記軸部1bが挿入される縦孔3bが形成され該側面3aに前記止リング2を該縦孔まで挿入し得るスリット状孔3cが形成される。なお、3dは縦孔3bの一側と連通するように該側面3aに開口された縦溝である。また、被着体4は同じく硬質のプラスチックにより一側に平坦な側面4aを持つ切欠円柱状に形成され、該側面4aに前記頭付ピンの頭部1aおよび軸部1bを挿入し得る略T字形孔4bが形成されている。
図2は、プラスチック製のケース本体5とプラスチック製の開閉蓋6とからなる制御基板収納ケースを示し、7は該ケース本体5内にビス8により固定された遊技機の制御基板である。そして、ケース本体5の外周縁部に図3に示したように有底筒状の封止部5aを一体に形成し、該封止部内に前記基体3が隙間なく収められるようにすると共に、該封止部の底壁5bの中心に前記頭付ピンの軸部1bが貫通し得る透孔5cを形成している。また、開閉蓋6の相対する外周縁部に図4に示したように有底筒状の封止部6aを一体に形成し、該封止部内に前記被着体4が隙間なく収められるようにすると共に、該封止部の底壁6bの中心に軸部1bが貫通し得る透孔6cを形成している。なお、ケース本体5および開閉蓋6の他側縁は図示されてないが爪片と該爪片が係合する係合部が夫々一体に形成されている。また、9はケース本体5を遊技機内に固設するために該ケース本体5の四隅に開設された取付孔を示す。
このため、前記止リング2が予め挿入された基体3を封止部5aにその開口端から収納すると共に、頭付ピン1が予め挿入された被着体4を封止部6aにその開口端から収納し、図5に示したようにケース本体5に開閉蓋6を被せ、図6,図7に示したように該封止部5aの底壁5bと封止部6aの底壁6bとを重ね、頭付ピン1の軸部1bを透孔6c,5cに貫通させ該軸部1bを該基体3の縦孔3bに差し込んで止リング2の中心孔を押圧し、該止リング2の内周縁がその圧入方向に弾性的に僅かに変形し内径を僅かに拡開させることにより、該軸部1bを該止リング2中に貫通させる。このため該軸部1bは止リング2中に抜脱不能に係合する。そしてこの状態では、該基体3の外周面が筒状の封止部5aによって囲繞されると共に、被着体4の外周面が筒状の封止部6aによって囲繞されることから、該止リング2および頭付ピン1は側方へも抜脱不能になり、封止部5aの底壁5bと封止部6aの底壁6bとが重ねられた状態、即ち、ケース本体5に対し開閉蓋6を封止状態に保つことができる。このため開閉蓋6を開けようとすると、封止部5a,6aを破壊するほかなく、該封止部を破壊し開閉蓋6を開けた場合にはその痕跡が残ることとなるので、無用或いは不正な目的で開閉蓋6を開けることが防止される。
一方、図8に示した制御基板収納ケースは、ケース本体5および開閉蓋6の外側縁にリブ5d,6dを突設し、該各リブの先端に夫々封止部5a,6aを一体に形成し、これと同様の封止部をケース本体5および開閉蓋6の外側縁に複数組形成してなるものである。従ってこの制御基板収納ケースでは、いずれか一組の封止部5a,6aにだけ上記のように基体3,被着体4を挿入することで封止でき、開閉蓋6を開けようとするときは封止された封止部のリブのみを破壊するようにする。そして再度封止しようとするときに他の破壊さていない組の封止部を使用することができる。このため、その破壊状態を見ることでこの制御基板収納ケースの開放回数を知ることができ、不正目的で開放されるのを防止することができると共に、複数回の正当な開放を可能にしている。そして本発明に係る封止構造では、このようにリブ5d,6dを介して封止部5a,6aが形成された制御基板収納ケースに対しても、その封止作業は基体3に対し被着体4を圧下させるだけで軸部1bを止リング2中に係合させられるので、リブ5d,6dにストレスを与えることなく、誤ってリブ5d,6dを折損させるようなおそれがない。
また、図9に示した頭付ピン1は、軸部1bの外周に止リング2が係合し得る小径部1cを形成したもので、このように小径部1cを形成することで頭付ピン1が定位置まで差し込まれたことを係合時に発せられるパチンという音によって容易に確認できるようになると共に、抜脱がさらに確実に防止されるようになる。
本発明に係る封止構造に使用される頭付ピンと止リングと基体と被着体の分解斜視図。 本発明に係る制御基板収納ケースの解放時の斜視図。 図2のA−A線断面図。 図2のB−B線断面図。 本発明に係る制御基板収納ケースの封止時の斜視図。 図5のC−C線断面図。 図5の制御基板収納ケースの要部の透視斜視図。 本発明の他の実施形態を示す制御基板収納ケースの封止時の斜視図。 本発明の他の実施形態を示す頭付ピンの斜視図。
符号の説明
1 頭付ピン
1a 頭部
1b 軸部
1c 小径
2 止リング
2a 切
3 基体
3a 側面
3b 縦孔
3c スリット状孔
4 被着体
4a 側面
4b 略T字形孔
5 ケース本体
5a 封止部
5b 底壁
5c 透孔
6 開閉蓋
6a 封止部
6b 底壁
6c 透孔

Claims (2)

  1. 直線状の軸部の一端に頭部を一体に形成してなる頭付ピンと、弾性薄板により内径が前記軸部の外径より僅かに小径とした円環状に形成され、内周縁に切目が放射状に形成された止リングと、中心に前記頭付ピンの軸部が挿入される縦孔を形成するとともに側面に前記止リングを該縦孔まで挿入し得るスリット状孔が該縦孔と直交状なるように形成された基体と、側面に前記頭付ピンの頭部および軸部を挿入し得る略T字形孔が形成された被着体とを備え、制御基板収納ケースのケース本体と開閉蓋とに前記基体と被着体とが夫々隙間なく収められる有底筒状の封止部を形成し、前記基体内に止リングを挿入した状態で該基体を一方の封止部に収納し、前記被着体内に頭付ピンの頭部を挿入した状態で該被着体を他方の封止部に収納して該頭付ピンの軸部を該封止部の底壁を貫通させるとともに、該開閉蓋をケース本体に被せることで該ケース本体の封止部の底壁と該開閉蓋の封止部の底壁とを重ね、該軸部をさらに前記基体が収納された封止部の底壁に貫通させて前記基体の縦孔に差し込むことにより、該軸部の先端で前記止リングの内周縁が押圧されて弾性変形し該止リングの内径が拡開することで該軸部が該止リング中に抜脱不能に貫通されるようにしたことを特徴とする遊技機における制御基板収納ケースの封止構造。
  2. 頭付ピンの軸部に外径を部分的に小径とした小径部を形成し、該小径部に前記止リングを係合させるようにした請求項1に記載した遊技機における制御基板収納ケースの封止構造。
JP2005352522A 2005-12-06 2005-12-06 遊技機における制御基板収納ケースの封止構造 Expired - Fee Related JP4332524B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005352522A JP4332524B2 (ja) 2005-12-06 2005-12-06 遊技機における制御基板収納ケースの封止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005352522A JP4332524B2 (ja) 2005-12-06 2005-12-06 遊技機における制御基板収納ケースの封止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007151892A JP2007151892A (ja) 2007-06-21
JP4332524B2 true JP4332524B2 (ja) 2009-09-16

Family

ID=38236982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005352522A Expired - Fee Related JP4332524B2 (ja) 2005-12-06 2005-12-06 遊技機における制御基板収納ケースの封止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4332524B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5194758B2 (ja) * 2007-11-21 2013-05-08 株式会社三洋物産 遊技機
JP5194757B2 (ja) * 2007-11-21 2013-05-08 株式会社三洋物産 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007151892A (ja) 2007-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4412883B2 (ja) ケースの締結構造、及びケース
JP2009172026A (ja) 基板ケースの封止構造
JP4332524B2 (ja) 遊技機における制御基板収納ケースの封止構造
JP2000308743A (ja) 基板収納ボックス
JP5507291B2 (ja) 鍵管理装置
JP2015058208A (ja) 封止部材、封止構造及び遊技機
JP5101973B2 (ja) 遊技機用基板ケース
JP5779795B2 (ja) 遊技機
JP4304696B2 (ja) 遊技機
JP2008036338A (ja) 遊技機の基板ケース
JP4376079B2 (ja) 遊技機用制御基板ケース
JP7278872B2 (ja) 抜栓キャップ
JP6925035B2 (ja) 遊技機部材の封印構造及び遊技機
JP2008036339A (ja) 遊技機の基板ケース
JP4338212B2 (ja) 基板ケース及び基板取付け装置
JP6228008B2 (ja) マンホール蓋凹所の閉塞蓋、蓋体及び凹所閉塞マンホール蓋
JP5462106B2 (ja) 機器の封印構造
JP5952861B2 (ja) 遊技機の封印構造
JP4922133B2 (ja) 遊技機及び遊技機用の基板ケース
JP4683291B2 (ja) エアゾール容器用オーバーキャップ
JP2009183681A (ja) 基板取付け装置
JP5974253B2 (ja) 収納箱
JP2019069104A (ja) 遊技機用封印部材及び遊技機用封印部材の製造方法並びに遊技機の封印構造
JP6752424B2 (ja) 弁部材の弁体
US1122872A (en) Seal.

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090317

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090616

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120626

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150626

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees