JP4329248B2 - Nc加工シミュレーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、工具形状及びワーク形状を表示装置に表示し、連続する各加工工程が1以上の実行ブロックから形成されるNCプログラムに従って前記工具及びワークの表示形状を逐次変化させ、表示画面を通して工具の移動状態及び加工状態を確認することができるように構成されたNC加工シミュレーション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
NC工作機械はNCプログラムに従ってその作動が制御される。従来、かかるNCプログラムはプログラマの手作業によって作成されたり、或いは、自動プログラミング装置によって作成されたりしているが、いずれの場合にも、作成されたNCプログラムがツールパスや加工条件について適正なものとなっているかといった点について、当該NCプログラムを用いた加工を行う前に、予め確認しておく必要がある。
【0003】
従来、このような確認を行うための装置として、工具形状及びワーク形状を表示装置に表示し、NCプログラムに従って前記工具及びワークの表示形状を逐次変化させ、表示画面を通して工具の移動状態及び加工状態を確認することができるように構成されたNC加工シミュレーション装置が知られている。
【0004】
このNC加工シミュレーション装置は、連続する各加工工程が1以上の実行ブロックから形成されるNCプログラムを各ブロック毎に順次解析し、予め入力された工具の形状データ及びワークの形状データに基づいて、工具形状及びワーク形状に関する画素データを前記ブロック毎に順次生成し、生成された画素データを基に、工具形状及びワーク形状を表示装置に表示させる構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のNC加工シミュレーション装置にあっては、NCプログラムの先頭ブロックからこれを順次解析して、加工シミュレーションを行うように構成されているため、NCプログラムの中間ブロックから加工シミュレーションを開始することができないという問題があった。
【0006】
例えば、シミュレーションの結果、NCプログラムの修正すべき部分が判明し、これを修正した場合、修正にかかるブロック以降のブロックについて再度シミュレーションを行ってこれをチェックする必要があるが、従来のNC加工シミュレーション装置では、上記のように修正したブロックからシミュレーションを開始することができず、NCプログラムの先頭ブロックからシミュレーションを開始しなければならないため、修正後のNCプログラムの確認に長時間を要するのである。
【0007】
また、シミュレーションの実行中に、チェックを意図していたブロックの加工状態を十分に確認することができなかった場合、前のブロックに遡ってその加工状態を確認することができれば便利であるが、従来の加工シミュレーション装置では、上記のようにNCプログラムの先頭ブロックからでなければシミュレーションを行うことができないため、確認の不充分なブロックを確認しなおすためには、再度最初からシミュレーションを行わなければならず、その利便性に欠けていた。
【0008】
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、NCプログラムの途中からシミュレーションを開始することができたり、ブロックを遡って加工状態を確認することができる、利便性の向上した加工シミュレーション装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記課題を解決するための本発明の請求項1に記載した発明は、工具形状及びワーク形状を表示装置に表示し、連続する各加工工程が1以上の実行ブロックから形成されるNCプログラムに従って前記工具及びワークの表示形状を逐次変化させ、表示画面を通して工具の移動状態及び加工状態を確認できるように構成されたNC加工シミュレーション装置であり、
前記工具の形状データを記憶した工具データ記憶部と、
前記ワークの形状データを記憶したワーク形状データ記憶部と、
NCプログラムを記憶したNCプログラム記憶部と、
前記NCプログラムを各実行ブロック毎に順次解析し、前記工具データ記憶部に記憶された工具形状データ、及び前記ワーク形状データ記憶部に記憶されたワーク形状データに基づいて、前記工具形状及びワーク形状に関する画素データを前記実行ブロック毎に順次生成する画像データ生成処理部と、
前記画像データ生成処理部によって生成された画素データを基に、前記工具形状及びワーク形状を前記表示装置に表示せしめる描画処理部とを備えてなるNC加工シミュレーション装置であって、
前記画像データ生成処理部において生成された、各工程の最終状態における前記画素データを記憶する工程画像データ記憶部を備えてなり、
前記画像データ生成処理部が、外部から前記工程の指定を受け付け、受け付けた工程より1つ前の工程の最終状態における画素データを前記工程画像データ記憶部から読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるとともに、受け付けた工程以降の前記画素データを順次再生成し、生成した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とするNC加工シミュレーション装置に係る。
【0010】
この発明によれば、画像データ生成処理部において、前記NCプログラム記憶部に格納されたNCプログラムが各実行ブロック毎に順次解析され、前記工具データ記憶部に記憶された工具形状データ、及び前記ワーク形状データ記憶部に記憶されたワーク形状データに基づいて、前記工具形状及びワーク形状に関する画素データが実行ブロック毎に順次生成される。そして、前記画像データ生成処理部により生成された画素データを基に、描画処理部の処理によって工具形状及びワーク形状が表示装置に表示される。また、前記画像データ生成処理部によって生成された各工程の最終状態における前記画素データが工程画像データ記憶部に格納される。
【0011】
そして、外部から特定工程を指定する信号が入力されると、これが画像データ生成処理部によって受け付けられ、画像データ生成処理部は受け付けた工程より1つ前の工程の最終状態における画素データを前記工程画像データ記憶部から読み出し、読み出した画素データを基に、描画処理部を介して表示装置に工具形状及びワーク形状を表示させるとともに、受け付けた工程以降のNCプログラムを順次再解析して前記画素データを順次再生成し、生成した画素データを基に、描画処理部を介して表示装置に工具形状及びワーク形状を表示させる。
【0012】
このように、この発明によると、NCプログラムの中間工程(ブロック)から加工シミュレーションを再開することができるので、例えば、シミュレーションの結果、NCプログラムの修正すべき部分が判明し、これを修正した場合、修正にかかるブロックからこれ以降のブロックについて再度シミュレーションを行うことができ、上記従来のNC加工シミュレーション装置に比べて、修正後のNCプログラムの確認を短時間で行うことができる。
【0013】
また、本発明の請求項2に記載した発明は、上記請求項1に記載した発明と同様に、工具データ記憶部,ワーク形状データ記憶部,NCプログラム記憶部,画像データ生成処理部,描画処理部を備えてなるNC加工シミュレーション装置であって、
前記画像データ生成処理部において生成された、各工程の最終状態における前記画素データを記憶する工程画像データ記憶部を備えるとともに、
前記表示装置に表示された画面上で特定した座標位置を入力することができる座標入力装置を備えてなり、
前記画像データ生成処理部が、生成した前記各工程の最終状態における画素データであって該各工程において新たに生成された画素データと、該各工程を特定する情報とを相互に関連付けた画像データを生成し、生成した各画像データを前記工程画像データ記憶部に格納するように構成され、前記座標入力装置から入力された座標位置を認識し、認識された座標位置に対応した画素に関連する工程特定情報を、現在表示している画像の基礎となる画像データから認識し、認識された工程より1つ前の工程の最終状態における画像データを前記工程画像データ記憶部から読み出し、読み出した画像データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるとともに、認識された工程以降の前記画像データを順次再生成し、生成した画像データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とするNC加工シミュレーション装置に係る。
【0014】
この発明によれば、上記請求項1に記載した発明と同様に、画像データ生成処理部において、前記NCプログラム記憶部に格納されたNCプログラムが各実行ブロック毎に順次解析され、前記工具データ記憶部に記憶された工具形状データ、及び前記ワーク形状データ記憶部に記憶されたワーク形状データに基づいて、前記工具形状及びワーク形状に関する画素データが実行ブロック毎に順次生成される。そして、前記画像データ生成処理部により生成された画素データを基に、描画処理部の処理によって工具形状及びワーク形状が表示装置に表示される。
【0015】
また、前記画像データ生成処理部によって生成された各工程の最終状態における画素データであって該各工程において新たに生成された画素データと、該各工程を特定する情報とを相互に関連付けた画像データが生成され、生成された各画像データが工程画像データ記憶部に格納される。即ち、初工程において生成された画素データは当該初工程を特定する情報(工程特定情報)と関連付けられて工程画像データ記憶部に格納され、以降、各画素データが、NCプログラムを順次解析することによって生成される画素データによって置き換えられ、各工程の最終状態における画素データの内、当該工程で新たに生成された画素データについては、その前記工程特定情報が当該工程を特定する情報に更新される。
【0016】
そして、座標入力装置により、前記表示装置に表示された画面上で特定した、例えば、NCプログラムの内容を変更した工程に係る加工部分の座標位置が入力されると、これが画像データ生成処理部により認識され、画像データ生成処理部は、当該座標位置に対応した画素に関連する工程特定情報を、現在表示している画像の基礎となる画像データから認識し、認識された工程より1つ前の工程の最終状態における画像データを前記工程画像データ記憶部から読み出し、読み出した画像データを基に、描画処理部を介して表示装置に工具形状及びワーク形状を表示させるとともに、認識された工程以降の画像データを順次再生成し、生成した画像データを基に、描画処理部を介して表示装置に工具形状及びワーク形状を表示させる。
【0017】
このように、この発明によると、上記請求項1に記載した発明と同様に、NCプログラムの中間工程(ブロック)から加工シミュレーションを再開することができ、NCプログラムを修正した場合には、修正にかかるブロックから開始して、これ以降のブロックについて再度シミュレーションを行うことができる。したがって、上記従来のNC加工シミュレーション装置に比べて、修正後のNCプログラムの確認を短時間で行うことができる。また、再シミュレーションを行うべき工程を表示装置に表示された画面上で特定するといった簡便な操作により再シミュレーションを実行することができるので、迅速な再シミュレーションが可能となる。
【0018】
また、本発明の請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に係るNC加工シミュレーション装置において、その画像データ生成処理部により生成された、各ブロックにおける最終状態の前記画素データを前記ブロック毎に記憶するブロック画像データ記憶部を更に備え、
前記画像データ生成処理部が、更に、外部から戻し命令を受け付け、該戻し命令を受け付けた後、前記ブロック画像データ記憶部から1ブロック前の画素データを読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とするNC加工シミュレーション装置に係る。
【0019】
この発明によれば、画像データ生成処理部により生成された各ブロックにおける最終状態の前記画素データが、ブロック毎にブロック画像データ記憶部に格納される。そして、表示装置に表示された画像を1ブロック分戻して表示する命令(戻し命令)が外部から入力されると、これが画像データ生成処理部によって受け付けられ、画像データ生成処理部は、前記ブロック画像データ記憶部から1ブロック前の画素データを読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して表示装置に工具及びワークの画像を表示させる。
【0020】
このように、この発明によると、戻し命令を外部から入力することで、表示装置に表示される工具及びワークの画像を、現在の画像から1ブロック前の画像に戻すことができる。従って、例えば、シミュレーションの実行中に、チェックを意図していたブロックの加工状態を十分に確認することができなかった場合に、前のブロックに遡ってその加工状態を確認するといったことが可能である。
【0021】
また、本発明の請求項4に記載した発明は、上記請求項1に記載した発明と同様に、工具データ記憶部,ワーク形状データ記憶部,NCプログラム記憶部,画像データ生成処理部,描画処理部を備えてなるNC加工シミュレーション装置であって、
前記画像データ生成処理部において生成された、各ブロックにおける最終状態の前記画素データを前記ブロック毎に記憶するブロック画像データ記憶部を備えてなり、
前記画像データ生成処理部が、外部から戻し命令を受け付け、該戻し命令を受け付けた後、前記ブロック画像データ記憶部から1ブロック前の画素データを読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とするNC加工シミュレーション装置に係る。
【0022】
この発明によれば、上述した請求項3に記載の発明と同様に、画像データ生成処理部により生成された各ブロックにおける最終状態の前記画素データが、ブロック毎にブロック画像データ記憶部に格納される。そして、表示装置に表示された画像を1ブロック分戻して表示する命令(戻し命令)が外部から入力されると、これが画像データ生成処理部によって受け付けられ、画像データ生成処理部は、前記ブロック画像データ記憶部から1ブロック前の画素データを読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して表示装置に工具及びワークの画像を表示させる。
【0023】
このように、この発明によっても上記請求項3に記載した発明と同様に、戻し命令を外部から入力することで、表示装置に表示される工具及びワークの画像を、現在の画像から1ブロック前の画像に戻すことができ、従って、例えば、シミュレーションの実行中に、チェックを意図していたブロックの加工状態を十分に確認することができなかった場合に、前のブロックに遡ってその加工状態を確認するといったことが可能である。
【0024】
尚、本発明において云う上記画素データとは、各画素の位置データ及びその色データなどからなるデータである。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態について添付図面に基づき説明する。図1は本発明の一実施形態に係る自動プログラミング・シミュレーション装置の概略構成を示したブロック図である。
【0026】
図1に示すように、本例の自動プログラミング・シミュレーション装置1は、CPU,ROM,RAM,ハードディスクなどの記憶装置などから構成される対話型自動プログラミング部10及び描画シミュレーション部20と、CRTなどの表示装置31及びマウスやキーボードなどの入力装置32からなり、表示装置31に表示された画面上で特定した座標位置を入力することができるようになった周辺装置30などからなる。以下、各部の詳細について説明する。
【0027】
A.対話型自動プログラミング部
前記対話型自動プログラミング部10は、対話型入力/編集処理部11,NCプログラム変換処理部16などの各処理部と、製品形状データ記憶部12,切削条件データ記憶部13,切削条件ファイル13a,工具データ記憶部14,工具ファイル14a,ワーク形状データ記憶部15,NCプログラム記憶部17,加工順序データ記憶部18などの各記憶部から構成される。
【0028】
前記対話型入力/編集処理部11は、前記表示装置31及び入力装置32を介して対話形式により製品の寸法データなどを含む製品形状データ、及びワークの寸法データなどを含むワーク形状データの入力を受け付け、受け付けた製品形状データを製品形状データ記憶部12に、ワーク形状データをワーク形状データ記憶部15にそれぞれ格納する処理を行う。また、前記工具ファイル14aには工具の寸法データなどを含む工具データが、切削条件ファイル13aには素材材質に応じて工具毎に設定された切削条件データがそれぞれ予め格納されており、対話型入力/編集処理部11は、表示装置31及び入力装置32を介して対話形式により、工具ファイル14a及び切削条件ファイル13aに格納されたデータの編集処理(データの追加,変更,削除)を可能とする。
【0029】
更に、対話型入力/編集処理部11は、製品形状データ記憶部12,ワーク形状データ記憶部15,切削条件ファイル13a及び工具ファイル14aに格納された各データを基に、使用工具の自動展開,切削条件の自動決定,加工順序の自動決定を順次実行し、得られた使用工具データ,切削条件データ,加工順序データを、それぞれ工具データ記憶部14,切削条件データ記憶部13,加工順序データ記憶部18に格納する処理を行う。本例では、製品の形状データからその各加工部位毎にその加工順位が決定され、各加工部位で使用される工具毎に1つの工程を構成するものとして、各工程毎に順次シーケンス番号(工程番号)が設定され、このシーケンス番号と加工部位に関するデータとが関連付けられた前記加工順位データが生成される。尚、製品形状データ記憶部12,ワーク形状データ記憶部15,工具データ記憶部14,切削条件データ記憶部13及び加工順序データ記憶部18に格納された各データを、以下、「プログラミング基礎データ」という。
【0030】
また、対話型入力/編集処理部11は、入力装置32からプログラム変換処理の実行信号の入力を受け付け、受け付けた実行信号を前記NCプログラム変換処理部16に送信する処理を行う。
【0031】
前記NCプログラム変換処理部16は、対話型入力/編集処理部11から実行信号を受け付けてNCプログラムの自動生成処理を行う。即ち、前記製品形状データ記憶部12,ワーク形状データ記憶部15,工具データ記憶部14,切削条件データ記憶部13及び加工順序データ記憶部18に格納された上記プログラミング基礎データを基にNCプログラムを自動生成し、生成したNCプログラムをNCプログラム記憶部17に格納する処理を行う。
【0032】
また、前記対話型入力/編集処理部11は、上記処理に加えて、後述のデータ編集移行処理部29から工程を特定するシーケンス番号を受信して、受信したシーケンス番号を基に、製品形状データ記憶部12,ワーク形状データ記憶部15,工具データ記憶部14,切削条件データ記憶部13及び加工順序データ記憶部18に格納されたプログラミング基礎データを検索し、前記表示装置31及び入力装置32を介し対話形式によって、前記検索されたプログラミング基礎データの編集を可能にする処理を行う。そして、編集が完了されると、変更されたデータでもって、前記製品形状データ記憶部12,切削条件データ記憶部13,工具データ記憶部14,ワーク形状データ記憶部15に格納された各データを更新する。そして、このようにしてデータが編集されると、編集されたデータに基づき、NCプログラム変換処理部16において、再度、上記のようにしてNCプログラムが生成される。
【0033】
B.描画シミュレーション部
前記描画シミュレーション部20は、画像データ生成処理部21,描画処理部25,データ編集移行処理部29などの各処理部と、工程画像データ記憶部27,ブロック画像データ記憶部28などの各記憶部から構成される。
【0034】
前記画像データ生成処理部21は、前記NCプログラム記憶部17に格納されたNCプログラムを読み出し、これを各実行ブロック毎に順次解析する一方、各実行ブロックに関連する工具形状データ及びワーク形状データを前記工具データ記憶部14及び前記ワーク形状データ記憶部15から随時読み出し、読み出したデータ及び上記解析結果に基づいて、工具形状及びワーク形状に関する画素データを前記実行ブロック毎に順次生成する。尚、画素データとは、各画素の位置データ及び色データからなるものである。
【0035】
また、画像データ生成処理部21は、各ブロックの画素データの内、当該ブロックで新たに生成された画素データと、当該ブロックの属する各工程を特定する情報(シーケンス番号)とを相互に関連付けた画像データを生成し、生成した各画像データを前記工程画像データ記憶部27に格納する処理を行う。即ち、初工程において生成された画素データは当該初工程を特定するシーケンス番号と関連付けられて工程画像データ記憶部27に格納され、以降、各画素データが、NCプログラムを順次解析することによって生成される画素データによって順次置き換えられるとともに、各ブロックの最終状態における画素データの内、当該ブロックの属する工程で新たに生成された画素データについては、そのシーケンス番号が当該工程のシーケンス番号に更新され、このようにして生成された各工程の最終状態における画像データが、上記のように、工程画像データ記憶部27に格納される。
【0036】
そして、このようにして生成された画素データが前記描画処理部25に送信され、当該描画処理部25の処理によって、前記表示装置31に工具画像及びワーク画像を表示される。尚、このようにして表示装置31に表示されるシミュレーション画像の一例を図5乃至図7に示す。図5乃至図7において、41はシミュレーション画像を表示する領域、42は工具の現在値などを表示する領域、43はNCプログラムを表示する領域、44はソフトキーを表示する領域であり、これら図5乃至図7は、穴あけ工程に係るシミュレーション画像を示したものであり、図5から図7に進むに従い、穴あけ加工が進行するようになっている。
【0037】
また、画像データ生成処理部21は、前記描画処理部25を介し前記表示装置31及び入力装置32からなる座標入力装置によって入力された座標位置を受け付け、受け付けた座標位置に対応した画素に関連するシーケンス番号を、現在表示している画像の基礎となる画像データから認識し、認識されたシーケンス番号より1つ前のシーケンス番号に係る工程の最終状態における画像データを前記工程画像データ記憶部27から読み出し、読み出した画像データを基に、前記描画処理部25を介して前記表示装置31に工具画像及びワーク画像を表示させるとともに、認識された工程以降の画素データを順次再生成し、生成した画素データを基に、前記描画処理部2を介して前記表示装置31に工具画像及びワーク画像を表示させる処理を行う。即ち、画像データ生成処理部21は、表示装置31に表示された画像上の特定座標位置(加工位置)を指定する入力を受け付け、受け付けた加工位置の工程を認識し、当該工程以降のシミュレーションを再度実行する処理を行う。
【0038】
また、画像データ生成処理部21は、生成した各ブロックにおける最終状態の画像データをブロック毎にブロック画像データ記憶部28に格納する処理を行う。尚、ブロック画像データ記憶部28には、最新の数十ブロック分の画素データが格納されるようになっている。そして、画像データ生成処理部21は、前記描画処理部25を介し前記表示装置31及び入力装置32からブロック戻し命令を受け付け、前記ブロック画像データ記憶部28から1ブロック前の画素データを読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部25を介して前記表示装置31に1ブロック前の工具画像及びワーク画像を表示させる。尚、当該ブロック戻し処理は1回に限られず、ブロック戻し命令に応じ、前記ブロック画像データ記憶部28に格納されたブロック分まで戻し処理が行われる。
【0039】
前記データ編集移行処理部29は、前記描画処理部25を介し前記表示装置31及び入力装置32から、表示装置31に表示された画像上の特定座標位置(加工位置)を指定する入力、及び編集画面への移行指令を受け付け、受け付けた座標位置(加工位置)に対応した画素に関連するシーケンス番号を、現在表示画像の基となる画像データを有する前記画像データ生成処理部21から入手し、入手したシーケンス番号を前記対話型入力/編集処理部11に送信する処理を行う。
【0040】
斯くして、データ編集移行処理部29から前記対話型入力/編集処理部11にシーケンス番号が送信されると、上記のように、前記対話型入力/編集処理部11は、受信したシーケンス番号を基に、前記製品形状データ記憶部12,ワーク形状データ記憶部15,工具データ記憶部14,切削条件データ記憶部13及び加工順序データ記憶部18に格納されたプログラミング基礎データを検索し、表示装置31及び入力装置31を介し対話形式によって、前記検索されたプログラミング基礎データの編集を可能にする処理を行う。
【0041】
即ち、例えば、図8に示すように、表示装置31の表示画面で“修正個所指定”のソフトキーがONにされた後、マウスカーソルによって具体的な修正個所(穴加工位置)がクリックされ、その位置座標が入力されると、これが描画処理部25を介してデータ編集移行処理部29に入力され、当該データ編集移行処理部29の処理によって、入力座標位置(加工位置)に対応した画素のシーケンス番号が前記画像データ生成処理部21から入手され、入手されたシーケンス番号が前記対話型入力/編集処理部11に送信される。そして、対話型入力/編集処理部11は上記処理を行って図9に示すような編集画面(図示例では穴あけ工程の編集画面)を表示装置31に表示させる。そして、この表示画面を通して、例えば、穴のピッチ円直径や位置を変更するといった変更を行うことが可能となる。
【0042】
そして、編集が完了されると、変更されたデータでもって、前記製品形状データ記憶部12,切削条件データ記憶部13,工具データ記憶部14,ワーク形状データ記憶部15に格納された各データが更新され、NCプログラム変換処理部16において、編集されたデータに基づき、再度、上記のようにしてNCプログラムが生成される。
【0043】
次に、画像データ生成処理部21における更に具体的な処理内容について、図2乃至図4に基づいて説明する。
【0044】
図2に示すように、画像データ生成処理部21は、まず、前記表示装置31及び入力装置32から再シミュレーションの要求があったかどうかを確認し(ステップS1)、初めてのシミュレーションである場合にはステップS2以降の処理を実行し、再シミュレーションである場合には、図4に示したステップ4以降の処理を実行する。
【0045】
ステップS2以降の処理では、まず、ワーク形状などに関するデータを前記ワーク形状データ記憶部15から読み込み(ステップS2)、ついで、工具形状などに関するデータを工具データ記憶部14から読み込んだ後(ステップS3)、前記ワーク形状データに基づいて、ワーク画像に関する画素データを生成する(ステップS4)。このようにして生成された画素データは、前記描画処理部25に送信され、この描画処理部25の処理によって前記表示装置31にワーク画像が表示される。
【0046】
次に、カウンタnを1にセットした後(ステップS5)、nブロック目のNCプログラムを読み込んで(ステップS6)、これを解析し(ステップS7)、解析結果に基づいて工程情報(シーケンス番号など)を認識し(ステップS8)、ついで、認識された工程情報から当該ブロックが当該工程の最後のブロックであるか否かを判別する(ステップS9)。
【0047】
そして、ステップS9において、最後のブロックでは無いと判別された場合には、次ステップS10において当該ブロックにおいて使用される工具の情報を認識する一方、最後のブロックであると判別された場合には、以降の処理によって得られた画像データを前記工程画像データ記憶部27に格納した後(ステップS18)、上記ステップS10の処理を実行する。
【0048】
次に、上記のようにして認識された工具情報及び前記ステップS3において読み込まれた工具形状データを基に、工具画像に関する画素データを生成する(ステップS11)。そして、生成された画素データは、前記描画処理部25に送信され、この描画処理部25の処理によって前記表示装置31に工具画像が表示される。
【0049】
次に、前記ステップS7における解析結果から工具の移動先及び移動速度に関する情報を認識するとともに、工具の移動位置を所定のサンプリングタイム毎に生成し、ステップS11において得られた工具画像を、生成した移動位置に順次移動させた画素データを順次生成する一方、工具形状がワーク形状上を移動する場合には、工具形状とワーク形状が重複する部分を削り取る処理を行い、当該処理を行った画素データを生成する(ステップS13)。そして、生成された画素データは、前記描画処理部25に順次送信され、描画処理部25の処理によって前記表示装置31に移動する工具、及び当該工具によって削り取られるワークの画像が表示される。
【0050】
次に、前記ステップS13の処理において、ワーク形状に係る画素データの内、当該ブロックでそのデータが更新されたものがある場合には、即ち、工具形状がワーク形状上を移動し、工具形状とワーク形状が重複する部分を削り取る処理が行われた画素が有る場合には、その画素データと当該ブロックが属する工程のシーケンス番号とを関連付けた画像データを生成し、生成した画像データを前記ブロック画像データ記憶部28に格納する処理を行う。
【0051】
次に、前記表示装置31及び入力装置32からブロック戻しの要求があったかどうかを確認し(ステップS16)、要求が無い場合には、NCプログラムのエンドか否かを確認し(ステップS17)、プログラムエンドで無い場合には、カウンタnを更新した後(ステップS21)、ステップS6以降の処理を繰り返し、プログラムエンドである場合には処理を終了する。一方、ステップS16において、ブロック戻しの要求が確認された場合には、カウンタnを1だけ減算した後(ステップS19)、前記ブロック画像データ記憶部28から1つ前のブロックの画像データを読み出し、読み出した画像データを前記描画処理部25に送信し、これを表示装置31に表示させる(ステップS20)。そして、以後、ステップS16以降の処理を実行する。
【0052】
また、上記ステップS1において、再シミュレーションの要求が確認された場合には、図4に示したステップ4以降の処理が実行される。即ち、前記表示装置31及び入力装置32からなる座標入力装置によって入力された座標位置を受け付け、受け付けた座標位置に対応した画素に関連するシーケンス番号(工程情報)を、現在表示している画像の基礎となる画像データから認識し(ステップS22)、認識されたシーケンス番号より1つ前のシーケンス番号に係る工程の最終状態における画像データを前記工程画像データ記憶部27から読み出し(ステップS23)、読み出した画像データを前記描画処理部25に送信して、表示装置31にこれを表示させる。ついで、当該シーケンス番号に係る工程の最終ブロック番号n(カウンタ)を更新して(ステップS24)、ステップS6以降の処理を繰り返し、再シミュレーションを実行する。
【0053】
以上詳述したように、本実施形態に係る自動プログラミング・シミュレーション装置1によれば、NCプログラムの中間工程(ブロック)から加工シミュレーションを再開することができるので、例えば、シミュレーションの結果、NCプログラムの修正すべき部分が判明し、これを修正した場合、修正にかかるブロックからこれ以降のブロックについて再度シミュレーションを行うことができ、上記従来のNC加工シミュレーション装置に比べて、修正後のNCプログラムの確認を短時間で行うことができる。また、再シミュレーションを行うべき工程、即ち、プログラムを変更した部分に係る加工部位を、表示装置31に表示された画面上で特定するといった簡便な操作により再シミュレーションを実行することができるので、迅速な再シミュレーションが可能である。
【0054】
また、表示装置31及び入力装置32から戻し命令を入力することで、表示装置31に表示される工具及びワークの画像を、現在の表示画像から1ブロック前の画像に戻すことができるので、例えば、シミュレーションの実行中に、チェックを意図していたブロックの加工状態を十分に確認することができなかった場合に、前のブロックに遡ってその加工状態を確認するといったことが可能であり、精度の高いチェックを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る自動プログラミング・シミュレーション装置の概略構成を示したブロック図である。
【図2】本実施形態に係る画像データ生成処理部における処理手順を示したフローチャートである。
【図3】本実施形態に係る画像データ生成処理部における処理手順を示したフローチャートである。
【図4】本実施形態に係る画像データ生成処理部における処理手順を示したフローチャートである。
【図5】本実施形態に係る表示装置に表示される画像の一例を示した説明図である。
【図6】本実施形態に係る表示装置に表示される画像の一例を示した説明図である。
【図7】本実施形態に係る表示装置に表示される画像の一例を示した説明図である。
【図8】本実施形態に係る表示装置に表示される画像の一例を示した説明図である。
【図9】本実施形態に係る表示装置に表示される画像の一例を示した説明図である。
【符号の説明】
1 自動プログラミング・シミュレーション装置
10 対話型自動プログラミング部
11 対話型入力/編集処理部
12 製品形状データ記憶部
13 切削条件データ記憶部
14 工具データ記憶部
15 ワーク形状データ記憶部
16 NCプログラム変換処理部
17 NCプログラム記憶部
20 描画シミュレーション部
21 画像データ生成処理部
25 描画処理部
27 工程画像データ記憶部
28 ブロック画像データ記憶部
29 データ編集移行処理部
30 周辺装置
31 表示装置
32 入力装置

Claims (4)

  1. 工具形状及びワーク形状を表示装置に表示し、連続する各加工工程が1以上の実行ブロックから形成されるNCプログラムに従って前記工具及びワークの表示形状を逐次変化させ、表示画面を通して工具の移動状態及び加工状態を確認できるように構成されたNC加工シミュレーション装置であり、
    前記工具の形状データを記憶した工具データ記憶部と、
    前記ワークの形状データを記憶したワーク形状データ記憶部と、
    NCプログラムを記憶したNCプログラム記憶部と、
    前記NCプログラムを各実行ブロック毎に順次解析し、前記工具データ記憶部に記憶された工具の形状データ、及び前記ワーク形状データ記憶部に記憶されたワークの形状データに基づいて、前記工具形状及びワーク形状に関する画素データを前記実行ブロック毎に順次生成する画像データ生成処理部と、
    前記画像データ生成処理部によって生成された画素データを基に、前記工具形状及びワーク形状を前記表示装置に表示せしめる描画処理部とを備えてなるNC加工シミュレーション装置であって、
    前記画像データ生成処理部において生成された、各工程の最終状態における前記画素データを記憶する工程画像データ記憶部を備えてなり、
    前記画像データ生成処理部が、外部から前記工程の指定を受け付け、受け付けた工程より1つ前の工程の最終状態における画素データを前記工程画像データ記憶部から読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるとともに、受け付けた工程以降の前記画素データを順次再生成し、生成した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とするNC加工シミュレーション装置。
  2. 工具形状及びワーク形状を表示装置に表示し、連続する各加工工程が1以上の実行ブロックから形成されるNCプログラムに従って前記工具及びワークの表示形状を逐次変化させ、表示画面を通して工具の移動状態及び加工状態を確認できるように構成されたNC加工シミュレーション装置であり、
    前記工具の形状データを記憶した工具データ記憶部と、
    前記ワークの形状データを記憶したワーク形状データ記憶部と、
    NCプログラムを記憶したNCプログラム記憶部と、
    前記NCプログラムを各実行ブロック毎に順次解析し、前記工具データ記憶部に記憶された工具の形状データ、及び前記ワーク形状データ記憶部に記憶されたワークの形状データに基づいて、前記工具形状及びワーク形状に関する画素データを前記実行ブロック毎に順次生成する画像データ生成処理部と、
    前記画像データ生成処理部によって生成された画素データを基に、前記工具形状及びワーク形状を前記表示装置に表示せしめる描画処理部とを備えてなるNC加工シミュレーション装置であって、
    前記画像データ生成処理部において生成された、各工程の最終状態における前記画素データを記憶する工程画像データ記憶部を備えるとともに、
    前記表示装置に表示された画面上で特定した座標位置を入力することができる座標入力装置を備えてなり、
    前記画像データ生成処理部が、生成した前記各工程の最終状態における画素データであって該各工程において新たに生成された画素データと、該各工程を特定する情報とを相互に関連付けた画像データを生成し、生成した各画像データを前記工程画像データ記憶部に格納するように構成され、前記座標入力装置から入力された座標位置を認識し、認識された座標位置に対応した画素に関連する工程特定情報を、現在表示している画像の基礎となる画像データから認識し、認識された工程より1つ前の工程の最終状態における画像データを前記工程画像データ記憶部から読み出し、読み出した画像データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるとともに、認識された工程以降の前記画像データを順次再生成し、生成した画像データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とするNC加工シミュレーション装置。
  3. 前記画像データ生成処理部において生成された、各ブロックにおける最終状態の前記画素データを前記ブロック毎に記憶するブロック画像データ記憶部を更に備えてなり、
    前記画像データ生成処理部が、更に、外部から戻し命令を受け付け、該戻し命令を受け付けた後、前記ブロック画像データ記憶部から1ブロック前の画素データを読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のNC加工シミュレーション装置。
  4. 工具形状及びワーク形状を表示装置に表示し、連続する各加工工程が1以上の実行ブロックから形成されるNCプログラムに従って前記工具及びワークの表示形状を逐次変化させ、表示画面を通して工具の移動状態及び加工状態を確認できるように構成されたNC加工シミュレーション装置であり、
    前記工具の形状データを記憶した工具データ記憶部と、
    前記ワークの形状データを記憶したワーク形状データ記憶部と、
    NCプログラムを記憶したNCプログラム記憶部と、
    前記NCプログラムを各実行ブロック毎に順次解析し、前記工具データ記憶部に記憶された工具の形状データ、及び前記ワーク形状データ記憶部に記憶されたワークの形状データに基づいて、前記工具形状及びワーク形状に関する画素データを前記実行ブロック毎に順次生成する画像データ生成処理部と、
    前記画像データ生成処理部によって生成された画素データを基に、前記工具形状及びワーク形状を前記表示装置に表示せしめる描画処理部とを備えてなるNC加工シミュレーション装置であって、
    前記画像データ生成処理部において生成された、各ブロックにおける最終状態の前記画素データを前記ブロック毎に記憶するブロック画像データ記憶部を備えてなり、
    前記画像データ生成処理部が、外部から戻し命令を受け付け、該戻し命令を受け付けた後、前記ブロック画像データ記憶部から1ブロック前の画素データを読み出し、読み出した画素データを基に、前記描画処理部を介して前記表示装置に前記工具形状及びワーク形状を表示せしめるように構成されてなることを特徴とするNC加工シミュレーション装置。
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