JP4329174B2 - プレゼンテーションシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンピュータを用いたプレゼンテーションシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ノートブックコンピュータとプロジェクタを用いたプレゼンテーションシステムが知られている。
しかし、このノートブックコンピュータとプロジェクタを用いたプレゼンテーションにおいては、以下のような欠点があった。
【0003】
広帯域の画像信号を伝送するため、ノートブックコンピュータとプロジェクタの間が太くて短いケーブルで接続されており、コンピュータの設置に制約がある。
これは、プレゼンタが不自然な位置でプレゼンテーションを行うことになったり、プレゼンタ以外にコンピュータ操作者を必要とした。
【0004】
これを解消するために、小型のマイクロコンピュータ装置と記憶媒体装着装置を内部に設けたプロジェクタが開発され、すでに実用に供されている。
このプロジェクタを用いれば、プレゼンタはあらかじめプレゼンテーションの内容を上記記憶媒体に記憶させ、また上記装着装置にその記憶媒体を装着し、その後赤外線リモコン等を用いて、プロジェクタ内部のマイクロコンピュータに指示し、前記記憶媒体内部の情報をプロジェクタに投射させることができるので、上記の不具合は改善される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなプロジェクタを用いても、以下のような不具合がある。
すなわち、上記記憶媒体はプロジェクタ内部に装着されており、プレゼンテーションの間に内容の変更ができない。
また、複数のプレゼンタがいる場合、事前に同一記憶媒体にプレゼンテーションの内容を記録しなければならない、もしくはプレゼンテーションの途中で記憶媒体を入れ替える必要がある。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コンピュータの設置や操作者に制約を受けず、プレゼンテーションの間に内容の変更も容易で、表示画像の劣化が無く、かつ表示画像がプレゼンタの操作に敏速に反応するプレゼンテーションシステムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のプレゼンテーションシステムは、無線LANにより複数のコンピュータを互いに接続するネットワークと、上記ネットワークに第1の無線LAN端末が接続され、プレゼンテーションするための複数の画像情報を記憶する第1のメモリと第1の表示部を有し、表示装置リモート制御ソフトまたはプレゼンテーションリモート制御ソフトを選択可能で、当該プレゼンテーションリモート制御ソフトが選択されたとき、上記第1のメモリに記憶された上記複数の画像情報を含むファイルを上記第1の無線LAN端末を介して上記ネットワークに送信し、上記プレゼンテーションリモート制御ソフトにより、上記ネットワークを介して伝達された転送状況情報を基に、上記第1の無線LAN端末を介して上記ネットワークに伝送した複数の画像情報の画面を上記第1の表示部に表示し、当該複数ある画面が指定されると、当該画面を指定する番号とプレゼンテーションの開始を示す情報を、上記ネットワークを介して送信先の第2のコンピュータに伝える上記複数のコンピュータの内の第1のコンピュータと、上記ネットワークに第2の無線LAN端末が接続され、表示装置制御ソフトまたはプレゼンテーションソフトを有し、上記第1のコンピュータから送信され、上記ネットワークから上記第2の無線LAN端末を介して受信した上記ファイルの複数の画像情報を第2のメモリに記憶すると共に、上記ネットワークを介して上記第1のコンピュータに当該第1のコンピュータから送信され、上記第2の無線LAN端末を介して受信した上記画像情報の上記転送状況情報を伝達し、上記第1のコンピュータから送信され、上記ネットワークを介した上記プレゼンテーションの開始を含む情報を基に上記プレゼンテーションソフトを起動し、当該プレゼンテーションソフトにより上記第2のメモリに記憶された画像情報を選択して第3のメモリに記憶する上記複数のコンピュータの内の第2のコンピュータと、当該第2のコンピュータの上記第3のメモリに記録された上記第1のコンピュータから送信された画像情報を、上記第1のコンピュータの上記プレゼンテーションリモート制御ソフトにより起動されたプレゼンテーションソフトの指示により表示する第2の表示部と、を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】
第1実施形態
図1は、本発明に係るプレゼンテーションシステムの第1の実施形態を示す構成図である。
【0018】
本プレゼンテーションシステム10は、それぞれ個別の表示機能を持つ複数(本実施形態では2個)のコンピュータ20と画像投射装置PRJに内蔵されたコンピュータ30とを、ネットワーク40で接続して構成されている。
そして、本プレゼンテーションシステム10では、基本的にプレゼンタは、コンピュータ20を操作して、コンピュータ20からの指示に基づき、コンピュータ20のメモリ上に保存されている画像情報を、コンピュータ30のメモリ上に転送および保存させ、コンピュータ30上のメモリに保存された画像情報を、コンピュータ20からの指示に基づき、コンピュータ30を内蔵する画像投射装置PRJにより投射して表示してプレゼンテーションを行う。
【0019】
以下、コンピュータ20,30の具体的な構成および機能を、図面に関連付けて順を追って説明する。
【0020】
図2は、コンピュータ20の構成例を示すブロック図である。
図2に示すように、コンピュータ20は、CPU201、I/O202、第1のメモリとしての可動部を持たない半導体記憶装置であるRAM(Random Access Memory)203、ROM(Read Only Memory)204、VRAM(Video RAM) 205、ポインタ206、ハードディスク207、およびVRAM205に接続されたディスプレイ208を有している。
また、CPU201は、I/O202、RAM203、ROM204、およびVRAM205とバスBSが共有されている。
【0021】
I/O202は、内部に図示しないイーサネットコントローラを有し、本コントローラを経由して、ネットワーク40に接続されるとともに、ポインタ206経由してオペレータの指示をCPU201に伝え、またハードディスク207へのデータの入出力を行う。
【0022】
ROM204は、ハードディスク207にあらかじめ記録されている図3に示すOS501を立ち上げるためのブートローダープログラムが記録されている。
さらに,VRAM205には、コンピュータ20専用のディスプレイ208に表示する画像信号が書き込まれる。
【0023】
図3は、コンピュータ20を動作させるソフトウェアの例を説明するための図である。このソフトウェアは大きく分けて3種類のタイプがある。
第1は、ネットワークを通して外部と通信を行う通信ソフト502、第2は、本発明のプレゼンテーションシステムを構成するためのリモート制御(プレゼンテーション)ソフト503であり、第3は、本発明のプレゼンテーションシステムとは無関係に作業を行う他のアプリケーションソフト504である。
【0024】
通信ソフト502は、OS501の制御で常時動作し、外部からの通信要求を受けたり、リモート制御ソフト503もしくは他のアプリケーションソフト504からの指示に基づき、データの通信を行う。
【0025】
リモート制御ソフト503は、図3に示すように、3つのソフトで構成されている。
第1は、コンピュータ20から画像投射装置(プロジェクタ)PRJの各種制御を行うためのプロジェクタリモート制御ソフト5031、第2は、コンピュータ20からプレゼンテーションを行うためのプレゼンテーションリモート制御ソフト5032、第3は、これらのソフトと通信ソフト502の仲立ちを行う通信データ解析ソフト5033である。
【0026】
図4は、コンピュータ30の構成例を示すブロック図である。
図4に示すように、コンピュータ30は、CPU301、I/O302、第2のメモリとしての可動部を持たない半導体記憶装置であるRAM303、ROM304、VRAM305、およびIRレシーバ306を有している。
また、CPU301は、I/O302、RAM303、ROM304、およびVRAM305とバスBSが共有されている。
【0027】
I/O302は、内部に図示しないイーサネットコントローラを有し、本コントローラを経由して、ネットワーク40に接続されるとともに、IRレシーバ306を経由して、リモートコマンダRCMDからの赤外線信号IRを受信する。
【0028】
ROM304は、図5に関連付けて説明するソフトウェアが書き込まれており、そのソフトウェアに従つてCPU301がI/O302、RAM303を制御し、他のコンピュータとの通信を行い、プレゼンテーションに必要な画像データなどをVRAM305に書き込み、その出力が画像表示装置で表示される。
【0029】
図5は、コンピュータ30を動作させるソフトウェアの例を説明するための図である。
このソフトウェアは、リアルタイムOS601上で動作する4つのアプリケーションソフト、すなわち通信ソフト602、通信データ解析・画像データ保存ソフト603、プロジェクタ制御ソフト604、およびプレゼンテーションソフト605により構成されている。
ここで、プレゼンテーションソフト605は、プロジェクタ制御ソフト604に従属しており、同時には動作しないが、通信ソフト602、通信データ解析・画像データ保存ソフト603、およびプロジェクタ制御ソフト604もしくはプレゼンテーションソフト605は同時に動作するようになっている。
【0030】
次に、上記4種類のソフトウェアについてその概要を述べる。
【0031】
通信ソフト602は、I/O302の中にある図示しないイーサネットコントローラを制御し、トランスミッション制御プロトコル/インターネットプロトコル(TCP/IP:Transmission Control Protocol/Internet Protocol )を用いてLAN(Local Area Network)を経由し他のコンピュータと通信を行うソフトであって、プレゼンテーションソフト605からの制御データを通信データ解析・画像データ保存ソフト603を通して受け取る、もしくは外部のコンピュータからの制御データもしくは画像データを通信データ解析・画像データ保存ソフト603に受け渡す役割を担っている。
また、通信ソフト602は、画像投射装置PRJの電源立ち上がりと同時に作動し、常に通信データ解析・画像データ保存ソフト603もしくは他のコンピュータからの通信要求がないかを監視する。
【0032】
通信データ解析・画像データ保存ソフト603は2種類の役割を有する。
第1は、プレゼンテーションソフト605からの制御データを解析し、画像データが送出される外部コンピュータに必要なデータを通信ソフト602に発生させるパラメータを生成する。
第2は、通信ソフト602を通して受信した外部コンピュータからのデータを解析し、それが制御データである場合、そのデータをプロジェクタ制御ソフト604もしくはプレゼンテーションソフト605に引き渡し、これらのソフト上で必要な動作をさせ、解析したデータが画像データであった場合は、RAM303上のDMA領域に画像データを書き込む。
【0033】
プロジェクタ制御ソフト604は、リモートコマンダRCMDからの指示もしくは外部のコンピュータからの指示に基づき、入力選択、画質調整等のプロジェクタの制御を行う。
【0034】
プレゼンテーションソフト605は、赤外線リモコン装置からの指示もしくは外部のコンピュータからの指示に基づき、RAM303上に取り込まれた外部のコンピュータからの画像のいずれかを選択し、それらをVRAM305上に展開する。
VRAM305上の画像データは、プロジェクタの表示部に伝えられ、画像が表示される。
【0035】
次に、上記構成による動作を説明する。
今コンピュータ20でリモート制御ソフト503を立ち上げると、プロジェクタリモート制御を行うかプレゼンテーショシリモート制御を行うかを聞いてくる。
ここで、ポインタ206等を用いてプレゼンテーションリモート制御を選択すると、どのファイルを用いてプレゼンテーションを行うかを聞いてくる。
所望のファイル名を選択するとハードディスク207上にある、指定されたファイルが通信ソフト502の働きにより、I/O202を通してネットワーク40に送出される。
【0036】
ネットワーク40に送出されたファイルデータは、コンピュータ30のI/O302に到達し、ここで通信ソフト602の働きで、通信データ解析・画像データ保存ソフト603に引き渡され、ここでファイルが複数の画像データと判断される。
ここで判断されたデータはRAM303に取り込まれると同時に、通信データ解析・画像データ保存ソフト603の働きで、コンピュータ20側に画像データ転送状況を伝達する。
【0037】
コンピュータ20側では、その画面に、上記伝達された情報を基に、伝送された画像データを縮小した画面を表示するようになっている。
コンピュータ20の操作者でもあるプレゼンタは、この表示された縮小画面をダブルクリックすることで、複数ある画面を指定する番号とプレゼンテーションの開始を、コンピュータ30に伝える。
【0038】
コンピュータ30ではこの情報をもとに、プレゼンテーションソフト605が起動し、RAM303上にある画像データをVRAM305に転送し、そのデータが表示装置に伝達され、所望の画像が表示される。
その後は、たとえばクリックを1度すれば次の画面を表示するとか、画面上の一部をクリックすれば前の画面に戻るとか、ソフトウェアによって種々のやり方が可能である。
【0039】
なお、画像データの転送が終了していないのに、次の面面を表示しようとすると、通信データ解析ソフト603が判断し、「画像データの転送が終了していません」の表示がコンピュータ20の表示画面に表示されるようになっている。
【0040】
また、リモート制御ソフト503は、他のアプリケーションソフト504と同時に動作させることが可能で、たとえば転送したファイルが、プレゼンテーションの最中の討論で変更が必要となれば、他のアプリケーションソフト504を用いて変更を行い、再度コンピュータ30に転送し、表示することができるようになっている。
【0041】
さらに、リモート制御ソフト503の立ち上げ時に、プロジェクタリモート制御ソフト5031を選択すれば、コンピュータ20を用いてコンピュータ30側のプロジェクタ制御ソフト604を制御し、プロジェクタ内部の各種設定を行うことができるようになっている。
【0042】
本第1の実施形態によれば、それぞれ個別の表示機能を持つコンピュータ20と画像投射装置PRJに内蔵されたコンピュータ30とを、ネットワーク40で接続し、プレゼンタは、コンピュータ20を操作して、コンピュータ20からの指示に基づき、コンピュータ20のメモリ上に保存されている画像情報を、コンピュータ30のメモリ上に転送および保存させ、コンピュータ30上のメモリに保存された画像情報を、コンピュータ20からの指示に基づき、コンピュータ30を内蔵する画像投射装置PRJにより投射して表示してプレゼンテーションを行うように構成したので、以下に示すような効果を得ることができる。
すなわち、プロジェクタとコンピュータを堅くて太くて短いケーブルにより接続することがないので、プレゼンテーションの自由度があがる。
また、あらかじめプレゼンテーション資料をプロジェクタ側に入れておく必要が無く、効率がよい。
さらに、プレゼンテーションの最中に決定された事項を、直ちに資料に盛り込むことが可能である。
また、外部コンピュータからプロジェクタのパラメータ(明るさ・ミューティング)変更が可能で、スマートなプレゼンテーションができる。
【0043】
第2実施形態
図6は、本発明に係るプレゼンテーションシステムの第2の実施形態を示す構成図である。
【0044】
本第2の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、プレゼンタがコンピュータ20を操作してプレゼンテーションを行うのではなく、画像投射装置PRJに内蔵されたコンピュータ30をリモートコマンンダRCMDを用いて操作し、プレゼンテーションを行うようにしたことにある。
【0045】
本第2の実施形態においては、プレゼンタはリモートコマンダRCMDを用いてコンピュータ30にプレゼンテーションソフト605の起動を促す。
一旦プレゼンテーションソフト605が立ち上がると、コンピュータ30に接続されたコンピュータ20のハードディスク207の中にある、転送可能なファイル名がプロジェクタ画面上に表示される。
そして、それをクリックすることで転送を開始する。
【0046】
このとき、たとえば本プロジェクタ画面上に、伝送された画像データを縮小した画面を表示するようになっている。
コンピュータ30の操作者でもあるプレゼンタは、この表示された縮小画面を、リモートコマンダRCMDを用いてダブルクリックすることで、複数ある画面を指定する番号とプレゼンテーションの開始を、コンピュータ30に伝える。
コンピュータ30はこの情報をもとに、RAM303上にある画像データをVRAM305に転送し、そのデータが表示装置に伝達され、所望の画像が表示される。
【0047】
その後のプレゼンテーションのやり方は、上述した第1の実施形態と同様に行われる。
ただし、コンピュータ20のハードディスク207上にあるファイルは、コンピュータ20側で修正可能であるが、その表示のためには、修正後のファイルをコンピュータ30側から、再度転送指示する必要がある。
【0048】
本第2の実施形態によれば、上述した第1の実施形態の効果に加えて、以下の効果を得ることができる。
すなわち、プレゼンタがプロジェクタ付属のリモートコマンダRCMDを用いて提示画面の更新ができ、このためのオペレータが不要である。
また、オペレータヘの指示がない分、スマートなプレゼンテーションができる。
【0049】
第3実施形態
図7は,本発明に係るプレゼンテーションシステムの第3の実施形態を示す構成図である。
【0050】
本第3の実施形態が上述した第1の実施形態と異なる点は、画像投射装置がPRJaおよびPRJbの2台用意され、それぞれがコンピュータ20とネットワーク40で接続されている点にある。
【0051】
本第3の実施形態においては、プレゼンタはコンピュータ20を操作し、そのファイルを画像投射装置PRJaおよびPRJbに転送し、その転送された画像データを、それぞれの投射装置で表示させるものであり、画像投射装置PRJaおよびPRJbが離れた場所にある場合のプレゼンテーションに有効である。
【0052】
第3の実施形態によれば、上述した第1の実施形態の効果に加えて、インタネットで接続された遠隔地におかれた複数のプロジェクタにも画像の転送、表示ができるので、遠隔地へのプレゼンテーションが容易である。
【0053】
第4実施形態
図8は、本発明に係るプレゼンテーションシステムの第4の実施形態を示す構成図である。
【0054】
本第4の実施形態が上述した第2の実施形態と異なる点は、画像投射装置がPRJaおよびPRJbの2台用意され、かつ、コンピュータも20aおよび20bと2台用意され、それぞれがネットワーク40で接続されている点にある。
【0055】
本第4の実施形態においては、プレゼンタはコンピュータ30aを操作し、コンピュータ20aもしくはコンピュータ20bの内部にある画像ファイルを指定し、それを画像投射装置PRJaおよびPRJbに転送し、その転送された画像データを、それぞれの投射装置で表示させるものであり、複数の独立したコンピュータからのプレゼンテーション資料を短時間に画像投射装置に転送するのに有効である。
【0056】
本第4の実施形態によれば、上述した第2の実施形態の効果に加えて、ネットワークで接続された複数のプレゼンタが、短時間に交代し、交互にプレゼンテーションを行うことで、効率を上げることができる利点がある。
【0057】
第5実施形態
図9は、本発明に係るプレゼンテーションシステムの第5の実施形態を示す構成図である。
【0058】
本第5の実施形態が上述した第4の実施形態と異なる点は、画像投射装置がPRJaの1台用意され、コンピュータが20aおよび20bと2台用意され、ネットワークに無線LAN装置50を導入したことにある。
【0059】
本第5の実施形態においては、たとえば二人のプレゼンタがそれぞれ無線LANカード51を装着したノートブックコンピュータ20aおよび20bを持ち寄り、また画像投射装置PRJaのコンピュータ30にも無線LANカード51を装着しておくことで、ハードウェアの接続も不要で、プレゼンタが交互に場所移動することなく、ファイルを画像投射装置PRJaに転送し、プレゼンテーションできる。
【0060】
本第5の実施形態によれば、上述した第4の実施形態の効果に加えて、イーサネットケーブルヘの接続さえ不要で、コンピュータとプロジェクタとの接続もなく、画像ファイルの転送も意識しない、束縛の非常に少ない自由なプレゼンテーションが可能となる。
【0061】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プロジェクタとコンピュータを堅くて太くて短いケーブルにより接続することがないので、プレゼンテーションの自由度があがる。
また、あらかじめプレゼンテーション資料をプロジェクタ側に入れておく必要が無く、効率がよい。
また、プレゼンテーションの最中に決定された事項を、直ちに資料に盛り込むことが可能である。
さらに、外部コンピュータからプロジェクタのパラメータ(明るさ・ミューティング)変更が可能で、スマートなプレゼンテーションを実現できる利点がある。
【0062】
また、本発明によれば、プレゼンタが、プロジェクタ付属のリモートコマンダを用いて提示画面の更新ができ、このためのオペレータが不要あり、オペレータヘの指示がない分、スマートなプレゼンテーションができる。
【0063】
また、本発明によれば、インタネットで接続された遠隔地におかれた複数のプロジェクタにも画像の転送、表示ができるので、遠隔地へのプレゼンテーションが容易である。
【0064】
また、本発明によれば、ネットワークで接続された複数のプレゼンタが、短時間に交代し、交互にプレゼンテーションを行うことで、効率を上げることができる。
【0065】
また、本発明によれば、無線伝送手段を用いれば、イーサネット(登録商標)ケーブルヘの接続さえ不要で、コンピュータとプロジェクタとの接続もなく、画像ファイルの転送も意識しない、束縛の非常に少ない自由なプレゼンテーションが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るプレゼンテーションシステムの第1の実施形態を示す構成図である。
【図2】図1のコンピュータ20の構成例を示すブロック図である。
【図3】図1のコンピュータ20を動作させるソフトウェアの例を説明するための図である。
【図4】図1のコンピュータ30の構成例を示すブロック図である。
【図5】図1のコンピュータ30を動作させるソフトウェアの例を説明するための図である。
【図6】本発明に係るプレゼンテーションシステムの第2の実施形態を示す構成図である。
【図7】本発明に係るプレゼンテーションシステムの第3の実施形態を示す構成図である。
【図8】本発明に係るプレゼンテーションシステムの第4の実施形態を示す構成図である。
【図9】本発明に係るプレゼンテーションシステムの第5の実施形態を示す構成図である。
【符号の説明】
10,10A〜10D…プレゼンテーションシステム、20,20a,20b,30,30a,30b…コンピュータ、40…ネットワーク、50…無線LAN装置、PRJ,PRJa,PRJb…画像投射装置。
Claims (4)
- 無線LANにより複数のコンピュータを互いに接続するネットワークと、
上記ネットワークに第1の無線LAN端末が接続され、プレゼンテーションするための複数の画像情報を記憶する第1のメモリと第1の表示部を有し、表示装置リモート制御ソフトまたはプレゼンテーションリモート制御ソフトを選択可能で、当該プレゼンテーションリモート制御ソフトが選択されたとき、上記第1のメモリに記憶された上記複数の画像情報を含むファイルを上記第1の無線LAN端末を介して上記ネットワークに送信し、上記プレゼンテーションリモート制御ソフトにより、上記ネットワークを介して伝達された転送状況情報を基に、上記第1の無線LAN端末を介して上記ネットワークに伝送した複数の画像情報の画面を上記第1の表示部に表示し、当該複数ある画面が指定されると、当該画面を指定する番号とプレゼンテーションの開始を示す情報を、上記ネットワークを介して送信先の第2のコンピュータに伝える上記複数のコンピュータの内の第1のコンピュータと、
上記ネットワークに第2の無線LAN端末が接続され、表示装置制御ソフトまたはプレゼンテーションソフトを有し、上記第1のコンピュータから送信され、上記ネットワークから上記第2の無線LAN端末を介して受信した上記ファイルの複数の画像情報を第2のメモリに記憶すると共に、上記ネットワークを介して上記第1のコンピュータに当該第1のコンピュータから送信され、上記第2の無線LAN端末を介して受信した上記画像情報の上記転送状況情報を伝達し、上記第1のコンピュータから送信され、上記ネットワークを介した上記プレゼンテーションの開始を含む情報を基に上記プレゼンテーションソフトを起動し、当該プレゼンテーションソフトにより上記第2のメモリに記憶された画像情報を選択して第3のメモリに記憶する上記複数のコンピュータの内の第2のコンピュータと、当該第2のコンピュータの上記第3のメモリに記録された上記第1のコンピュータから送信された画像情報を、上記第1のコンピュータの上記プレゼンテーションリモート制御ソフトにより起動されたプレゼンテーションソフトの指示により表示する第2の表示部と、を有する表示装置と、
を有するプレゼンテーションシステム。 - 上記第1のコンピュータで上記表示装置リモート制御ソフトが選択されたとき、当該表示装置リモート制御ソフトの指示に基づき上記第2のコンピュータで表示装置制御ソフトが起動され上記第2の表示部の表示設定の制御を行う
請求項1記載のプレゼンテーションシステム。 - 上記第1のコンピュータは、上記画像情報のプレゼンテーションの最中に、リモート制御ソフトとアプリケーションソフトにより上記第2のコンピュータに転送した上記画像情報に対応する上記第1のメモリに記憶された画像情報を有するファイルを変更して、再度上記ネットワークを介して上記第2のコンピュータに転送し、
上記第2のコンピュータは、再度転送された画像情報を上記第2の表示部に表示する
請求項1記載のプレゼンテーションシステム。 - 複数個の上記表示装置が上記ネットワークに接続された
請求項1記載のプレゼンテーションシステム。
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