JP3290334B2 - ネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン制御システム - Google Patents
ネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン制御システムInfo
- Publication number
- JP3290334B2 JP3290334B2 JP16192095A JP16192095A JP3290334B2 JP 3290334 B2 JP3290334 B2 JP 3290334B2 JP 16192095 A JP16192095 A JP 16192095A JP 16192095 A JP16192095 A JP 16192095A JP 3290334 B2 JP3290334 B2 JP 3290334B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screen
- image
- control
- screen control
- protocol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Digital Computer Display Output (AREA)
- Information Transfer Between Computers (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,ネットワーク上に接続
された計算機からマルチスクリーンを制御できるように
したネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン
制御システムに関する。
された計算機からマルチスクリーンを制御できるように
したネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン
制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマルチスクリーン制御システム
は,拡大,表示等の制御を行うマルチスクリーン制御装
置に電気的に接続されたマルチスクリーン制御用の切り
替えスイッチ等を用いて,マルチスクリーンにおける画
面の表示位置もしくは拡大表示などの操作を行ってい
た。この切り替えスイッチ等は,マルチスクリーン制御
装置と専用ケーブルで接続されており,画面を切り替え
るためには人手を必要とした。また,専用ケーブルで接
続されているため,切り替えスイッチ等の設置位置に制
約があった。
は,拡大,表示等の制御を行うマルチスクリーン制御装
置に電気的に接続されたマルチスクリーン制御用の切り
替えスイッチ等を用いて,マルチスクリーンにおける画
面の表示位置もしくは拡大表示などの操作を行ってい
た。この切り替えスイッチ等は,マルチスクリーン制御
装置と専用ケーブルで接続されており,画面を切り替え
るためには人手を必要とした。また,専用ケーブルで接
続されているため,切り替えスイッチ等の設置位置に制
約があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では,次のよ
うな問題点があった。既存のマルチスクリーン制御シス
テムは,マルチスクリーン制御装置が,切り替えスイッ
チ等からの入力信号により,ローカルな電気信号(例え
ば,RS−232C)を用いて,画像拡大装置や画像切
り替え器を操作することによって,マルチスクリーンを
制御していた。したがって,従来の技術では,マルチス
クリーン制御装置に電気的に接続された切り替えスイッ
チ等の装置からのみ制御が可能であった。
うな問題点があった。既存のマルチスクリーン制御シス
テムは,マルチスクリーン制御装置が,切り替えスイッ
チ等からの入力信号により,ローカルな電気信号(例え
ば,RS−232C)を用いて,画像拡大装置や画像切
り替え器を操作することによって,マルチスクリーンを
制御していた。したがって,従来の技術では,マルチス
クリーン制御装置に電気的に接続された切り替えスイッ
チ等の装置からのみ制御が可能であった。
【0004】本発明は上記問題点の解決を図り,マルチ
スクリーン制御装置を例えばTCP/IP等のネットワ
ークに接続し,そのネットワークに接続された計算機す
べてから,ネットワークプロトコルを用いて,マルチス
クリーンを制御可能とすることを目的とする。
スクリーン制御装置を例えばTCP/IP等のネットワ
ークに接続し,そのネットワークに接続された計算機す
べてから,ネットワークプロトコルを用いて,マルチス
クリーンを制御可能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の構成例を
示す図である。マルチスクリーン制御装置10は,複数
の画面を持つマルチスクリーン14の画面表示を制御す
る装置である。マルチスクリーン制御装置10は,画像
拡大装置15および画像切り替え器16を制御する制御
装置11と,ネットワーク19に接続されるマルチスク
リーン制御用計算機12とからなる。
示す図である。マルチスクリーン制御装置10は,複数
の画面を持つマルチスクリーン14の画面表示を制御す
る装置である。マルチスクリーン制御装置10は,画像
拡大装置15および画像切り替え器16を制御する制御
装置11と,ネットワーク19に接続されるマルチスク
リーン制御用計算機12とからなる。
【0006】画像拡大装置15は,指定された画像を拡
大する装置であり,画像切り替え器16は,マルチスク
リーン14に表示する画像を切り替えて,画像信号を画
像拡大装置15またはマルチスクリーン14へ送るスイ
ッチ機構である。
大する装置であり,画像切り替え器16は,マルチスク
リーン14に表示する画像を切り替えて,画像信号を画
像拡大装置15またはマルチスクリーン14へ送るスイ
ッチ機構である。
【0007】計算機17a,17b,17c,…は,マ
ルチスクリーン制御端末として用いられるワークステー
ション(WS)等であり,それぞれマルチスクリーン1
4の制御要求に対して所定のマルチスクリーン制御プロ
トコルに基づく制御情報を生成し,ネットワークプロト
コルを用いてマルチスクリーン制御プロトコルによる制
御情報をマルチスクリーン制御用計算機12へ送出する
マルチスクリーン制御プロトコル操作手段18a,18
b,18c,…を備える。
ルチスクリーン制御端末として用いられるワークステー
ション(WS)等であり,それぞれマルチスクリーン1
4の制御要求に対して所定のマルチスクリーン制御プロ
トコルに基づく制御情報を生成し,ネットワークプロト
コルを用いてマルチスクリーン制御プロトコルによる制
御情報をマルチスクリーン制御用計算機12へ送出する
マルチスクリーン制御プロトコル操作手段18a,18
b,18c,…を備える。
【0008】マルチスクリーン制御用計算機12は,受
信したマルチスクリーン制御プロトコルによる制御情報
をマルチスクリーン14を制御する制御信号に変換する
信号変換手段13を備える。
信したマルチスクリーン制御プロトコルによる制御情報
をマルチスクリーン14を制御する制御信号に変換する
信号変換手段13を備える。
【0009】
【作用】マルチスクリーン制御装置10のマルチスクリ
ーン制御用計算機12は,TCP/IP等のネットワー
ク19に接続され,ネットワークプロトコルを用いて計
算機17のマルチスクリーン制御プロトコル操作手段1
8が送出するマルチスクリーン制御プロトコルによる制
御情報を,信号変換手段13によって制御装置11が認
識する制御信号に変換する。したがって,ネットワーク
19に接続された計算機17をマルチスクリーン制御用
端末として用いて,マルチスクリーン14への表示を制
御することが可能になる。
ーン制御用計算機12は,TCP/IP等のネットワー
ク19に接続され,ネットワークプロトコルを用いて計
算機17のマルチスクリーン制御プロトコル操作手段1
8が送出するマルチスクリーン制御プロトコルによる制
御情報を,信号変換手段13によって制御装置11が認
識する制御信号に変換する。したがって,ネットワーク
19に接続された計算機17をマルチスクリーン制御用
端末として用いて,マルチスクリーン14への表示を制
御することが可能になる。
【0010】
【実施例】第2図は,本実施例のマルチスクリーン制御
システムの外観図である。本実施例では,マルチスクリ
ーン14として,図2に示すような12台のマルチスキ
ャンモニタを設置した。マルチスクリーン14の前面に
配置された複数の計算機はネットワークで接続され,ど
の計算機からもマルチスクリーン14の任意の位置への
表示および拡大表示が可能になっている。
システムの外観図である。本実施例では,マルチスクリ
ーン14として,図2に示すような12台のマルチスキ
ャンモニタを設置した。マルチスクリーン14の前面に
配置された複数の計算機はネットワークで接続され,ど
の計算機からもマルチスクリーン14の任意の位置への
表示および拡大表示が可能になっている。
【0011】図3は,本実施例の装置構成を示す図であ
る。計算機17a〜17fとマルチスクリーン制御用計
算機12とは,TCP/IP (Transmission Control P
rotocol / Internet Protocol)によるネットワーク19
で接続されている。マルチスクリーン制御用計算機12
と制御装置11とは,RS−232C等の信号線33に
よって電気的に接続されている。また,制御装置11と
画像拡大装置15,および制御装置11と画像切り替え
器16は,RS−232Cの信号線32,31により接
続されている。また,マルチスクリーン14と制御装置
11とは,ローカルな信号線34によって接続されてい
る。
る。計算機17a〜17fとマルチスクリーン制御用計
算機12とは,TCP/IP (Transmission Control P
rotocol / Internet Protocol)によるネットワーク19
で接続されている。マルチスクリーン制御用計算機12
と制御装置11とは,RS−232C等の信号線33に
よって電気的に接続されている。また,制御装置11と
画像拡大装置15,および制御装置11と画像切り替え
器16は,RS−232Cの信号線32,31により接
続されている。また,マルチスクリーン14と制御装置
11とは,ローカルな信号線34によって接続されてい
る。
【0012】計算機17a〜17fのディスプレイに表
示される画像は,例えばRGBおよび同期信号等の映像
信号線(Visual Line)30を介して画像切り替え器16
に送られ,制御装置11からの制御信号により,画像切
り替え器16からマルチスクリーン14へ,または画像
切り替え器16から画像拡大装置15を介してマルチス
クリーン14へ送られる。なお,映像信号あれば,NT
SC,PAL等でもよい。
示される画像は,例えばRGBおよび同期信号等の映像
信号線(Visual Line)30を介して画像切り替え器16
に送られ,制御装置11からの制御信号により,画像切
り替え器16からマルチスクリーン14へ,または画像
切り替え器16から画像拡大装置15を介してマルチス
クリーン14へ送られる。なお,映像信号あれば,NT
SC,PAL等でもよい。
【0013】計算機17a〜17fとマルチスクリーン
制御用計算機12とは,ネットワークプロトコル(TC
P/IP)を用いて通信が可能であり,計算機17a〜
17fは,マルチスクリーン制御プロトコルに基づく制
御情報を,ネットワークプロトコル(TCP/IP)を
用いて,マルチスクリーン制御用計算機12へ送る。マ
ルチスクリーン制御用計算機12は,その制御情報を受
け取り,それをローカルな電気信号に変換し,制御装置
11を制御するように構成されている。
制御用計算機12とは,ネットワークプロトコル(TC
P/IP)を用いて通信が可能であり,計算機17a〜
17fは,マルチスクリーン制御プロトコルに基づく制
御情報を,ネットワークプロトコル(TCP/IP)を
用いて,マルチスクリーン制御用計算機12へ送る。マ
ルチスクリーン制御用計算機12は,その制御情報を受
け取り,それをローカルな電気信号に変換し,制御装置
11を制御するように構成されている。
【0014】ここでは,計算機17aは1番から3番の
画面(画像信号)を表示し,計算機17bは4番から6
番の画面(画像信号)を表示し,…,計算機17fは1
2番の画面(画像信号)を表示している。
画面(画像信号)を表示し,計算機17bは4番から6
番の画面(画像信号)を表示し,…,計算機17fは1
2番の画面(画像信号)を表示している。
【0015】この装置構成を用いることにより,本マル
チスクリーン制御システムは,次のような動作が可能で
ある。 (1) 1〜12番の画像信号を最適な状態(周波数整合)
で表示可能である。
チスクリーン制御システムは,次のような動作が可能で
ある。 (1) 1〜12番の画像信号を最適な状態(周波数整合)
で表示可能である。
【0016】(2) 1〜12番の画像信号をマルチスクリ
ーン14における[1]〜[12]の任意の位置に表示
可能である。 (3) 1〜12番の画像信号をマルチスクリーン14にお
ける〜の任意の位置に拡大表示可能である。
ーン14における[1]〜[12]の任意の位置に表示
可能である。 (3) 1〜12番の画像信号をマルチスクリーン14にお
ける〜の任意の位置に拡大表示可能である。
【0017】また,本実施例のネットワークプロトコル
を用いたマルチスクリーン制御システムは,以下のよう
な機能をネットワークプロトコルを用いて,操作可能に
なっている。
を用いたマルチスクリーン制御システムは,以下のよう
な機能をネットワークプロトコルを用いて,操作可能に
なっている。
【0018】(1) プロジェクタ電源ON/OFF機能 (2) プロジェクタMUTE機能(ちらつき防止) (3) 一面表示機能 (4) 拡大表示機能 (5) プロジェクタ状態表示機能 (6) 通信状態表示機能 (7) TCP/IP接続/切断機能 (8) 操作履歴表示機能 (9) プロジェクタ切り替え状態設定/読み出し機能 (10) 異常処理制御機能 (11) プロジェクタMUTEモード設定機能 (12) スクリーンセーブ設定/解除機能(MUTE) (13) パスワード設定,変更機能 計算機17a〜17fは,以上の機能のすべてをネット
ワークプロトコル(例えばTCP/IPのソケット)を
用いて,所定のマルチスクリーン制御プロトコルに基づ
く制御情報を送ることにより利用することが可能になっ
ている。
ワークプロトコル(例えばTCP/IPのソケット)を
用いて,所定のマルチスクリーン制御プロトコルに基づ
く制御情報を送ることにより利用することが可能になっ
ている。
【0019】図4に,そのマルチスクリーン制御プロト
コルの例を示す。図4の制御プロトコルにおいて,<d
isplay>は,計算機画面またはマルチスクリーン
区画の番号を示し,0から9までの数字の2桁で表され
る。<number>は,0から9までの数字である。
<mode>は,画像信号の周波数などの出力機器に関
する属性を示す番号で,ここでは00から02までの3
種類の指定ができるようになっている。<passwd
>は,あらかじめ決められたパスワードの文字列を表
す。「SEL」は,標準画面の切り替え指示であり,何
番の計算機画面を,何番のマルチスクリーン区画に表示
するかを指示する。「MUL」は,拡大画面の切り替え
指示であり,何番の計算機画面を,図3のマルチスクリ
ーン14における〜のどの領域に拡大表示するかを
指示する。例えば図3のは,四角枠で示したマルチス
クリーン区画の1番,2番,7番,8番の4つの区画か
らなる領域である。「OUT」は,出力機器設定指示で
あり,何番の計算機画面がどのような出力機器属性を持
つかを指示する。
コルの例を示す。図4の制御プロトコルにおいて,<d
isplay>は,計算機画面またはマルチスクリーン
区画の番号を示し,0から9までの数字の2桁で表され
る。<number>は,0から9までの数字である。
<mode>は,画像信号の周波数などの出力機器に関
する属性を示す番号で,ここでは00から02までの3
種類の指定ができるようになっている。<passwd
>は,あらかじめ決められたパスワードの文字列を表
す。「SEL」は,標準画面の切り替え指示であり,何
番の計算機画面を,何番のマルチスクリーン区画に表示
するかを指示する。「MUL」は,拡大画面の切り替え
指示であり,何番の計算機画面を,図3のマルチスクリ
ーン14における〜のどの領域に拡大表示するかを
指示する。例えば図3のは,四角枠で示したマルチス
クリーン区画の1番,2番,7番,8番の4つの区画か
らなる領域である。「OUT」は,出力機器設定指示で
あり,何番の計算機画面がどのような出力機器属性を持
つかを指示する。
【0020】「SET」は,スイッチ設定指示であり,
現在のマトリクス状態を保存する。マトリクス状態は,
どの計算機画面をどのマルチスクリーン区画に割り当て
ているかを示す。「DEF」は,現在のスイッチ状態を
調べるためのスイッチ状態読み出し指示である。「NE
XT」は,現在の状態の次の状態のスイッチ状態を呼び
出す指示である。「PREV」は,現在の状態の前の状
態のスイッチ状態を呼び出す指示である。「EXE」
は,「SET」により設定したスイッチ番号の状態をマ
ルチスクリーン14の画面に反映させる指示である。
現在のマトリクス状態を保存する。マトリクス状態は,
どの計算機画面をどのマルチスクリーン区画に割り当て
ているかを示す。「DEF」は,現在のスイッチ状態を
調べるためのスイッチ状態読み出し指示である。「NE
XT」は,現在の状態の次の状態のスイッチ状態を呼び
出す指示である。「PREV」は,現在の状態の前の状
態のスイッチ状態を呼び出す指示である。「EXE」
は,「SET」により設定したスイッチ番号の状態をマ
ルチスクリーン14の画面に反映させる指示である。
【0021】「PON」は,マルチスクリーン14の電
源をオンにする指示であり,「POFF」は,マルチス
クリーン14の電源をオフにする指示である。電源をオ
フにする場合には,パスワードが必要になっている。
「RESET」は,図3の制御装置11をリセットする
指示である。「TXT」は,操作履歴を要求する指示で
ある。
源をオンにする指示であり,「POFF」は,マルチス
クリーン14の電源をオフにする指示である。電源をオ
フにする場合には,パスワードが必要になっている。
「RESET」は,図3の制御装置11をリセットする
指示である。「TXT」は,操作履歴を要求する指示で
ある。
【0022】「MUTE」は,指定された番号の範囲に
あるスクリーンのミュートを実行する指示である。「A
LLMUTE」は,全スクリーンのミュートを実行する
指示である。「TIMER」は,スクリーンセーバ起動
のためのタイマを起動する指示である。「STS」は,
現在のモニタ状態を要求する指示である。「EXIT」
は,ネットワークプロトコルのコネクションを切断する
指示である。
あるスクリーンのミュートを実行する指示である。「A
LLMUTE」は,全スクリーンのミュートを実行する
指示である。「TIMER」は,スクリーンセーバ起動
のためのタイマを起動する指示である。「STS」は,
現在のモニタ状態を要求する指示である。「EXIT」
は,ネットワークプロトコルのコネクションを切断する
指示である。
【0023】これらのマルチスクリーン制御プロトコル
を用いることにより,ネットワーク19に接続された計
算機17a〜17fから,マルチスクリーン制御システ
ムの機能のすべてをネットワークプロトコルを介して利
用可能になっている。また,このマルチスクリーン制御
プロトコルは,ネットワークプロトコル自体には依存し
ないために,TCP/IPに限らず,他のネットワーク
プロトコル〔例えば,UDP/IP(Internet User Da
tagram Protocol ),NetWare(米Novell
社)等〕上で使用することも可能である。
を用いることにより,ネットワーク19に接続された計
算機17a〜17fから,マルチスクリーン制御システ
ムの機能のすべてをネットワークプロトコルを介して利
用可能になっている。また,このマルチスクリーン制御
プロトコルは,ネットワークプロトコル自体には依存し
ないために,TCP/IPに限らず,他のネットワーク
プロトコル〔例えば,UDP/IP(Internet User Da
tagram Protocol ),NetWare(米Novell
社)等〕上で使用することも可能である。
【0024】図5は,本実施例におけるマルチスクリー
ン制御端末操作画面の例を示す図である。図3の計算機
17a〜17fを,マルチスクリーン制御端末として用
いることができるように,任意の計算機17a〜17f
において図5に示すような操作画面を表示できるように
し,ネットワーク19に接続された制御端末からのマル
チスクリーンの操作を可能としている。
ン制御端末操作画面の例を示す図である。図3の計算機
17a〜17fを,マルチスクリーン制御端末として用
いることができるように,任意の計算機17a〜17f
において図5に示すような操作画面を表示できるように
し,ネットワーク19に接続された制御端末からのマル
チスクリーンの操作を可能としている。
【0025】図5に示す操作画面において,50はマル
チスクリーン対応領域であり,PJ01からPJ12の
12台のマルチスキャンモニタに対応した区画を表示し
ている。計算機画面ボタン51は,1番から12番の計
算機画面に対応したボタンである。計算機画面ボタン5
1の下には,計算機画面とPJ01〜PJ12との対応
を指示するためのマトリクス状のボタン53が配置され
ている。
チスクリーン対応領域であり,PJ01からPJ12の
12台のマルチスキャンモニタに対応した区画を表示し
ている。計算機画面ボタン51は,1番から12番の計
算機画面に対応したボタンである。計算機画面ボタン5
1の下には,計算機画面とPJ01〜PJ12との対応
を指示するためのマトリクス状のボタン53が配置され
ている。
【0026】計算機画面ボタン51の1つをマウス等の
ポインティングデバイスにより,マルチスクリーン対応
領域50にドラッグすることにより,計算機画面のマル
チスクリーン14における表示位置を指定することがで
きる。また,マトリクス状のボタン53の1つをクリッ
クすることにより,表示位置を指定することもできる。
例えばPJ05の行の3番目の列にあるボタンをクリッ
クすると,第3番の計算機画面が,マルチスクリーン1
4におけるPJ05の位置に表示される。ここで,例え
ばマウスの左ボタンがクリックされると通常サイズの表
示であり,右ボタンがクリックされると拡大表示の指示
となる。PJ05の位置に拡大表示する場合には,PJ
05,PJ06,PJ11,PJ12の4区画が1画面
として用いられる。
ポインティングデバイスにより,マルチスクリーン対応
領域50にドラッグすることにより,計算機画面のマル
チスクリーン14における表示位置を指定することがで
きる。また,マトリクス状のボタン53の1つをクリッ
クすることにより,表示位置を指定することもできる。
例えばPJ05の行の3番目の列にあるボタンをクリッ
クすると,第3番の計算機画面が,マルチスクリーン1
4におけるPJ05の位置に表示される。ここで,例え
ばマウスの左ボタンがクリックされると通常サイズの表
示であり,右ボタンがクリックされると拡大表示の指示
となる。PJ05の位置に拡大表示する場合には,PJ
05,PJ06,PJ11,PJ12の4区画が1画面
として用いられる。
【0027】操作ボタン52において,Exitボタン
は,マルチスクリーン制御用計算機12とのコネクショ
ンを切断し,操作を終了することを指示するボタンであ
る。INITボタンは,制御装置11をリセットさせる
ことを指示するボタンである。Powerボタンは,マ
ルチスクリーン14の電源のオン/オフを切り替えるこ
とを指示するボタンである。Logボタンは,操作履歴
の要求を指示するボタンである。Muteボタンは,ス
クリーンのミュートを指示するボタンである。Time
rボタンは,スクリーンセーバ起動のためのタイマの起
動を指示するボタンである。SwDefボタンは,スイ
ッチ状態を読み出すことを指示するボタンであり,Sw
Setボタンは,スイッチの設定を指示するボタンであ
る。これ以外にも,制御に必要となる操作ボタンを任意
に設けてよい。
は,マルチスクリーン制御用計算機12とのコネクショ
ンを切断し,操作を終了することを指示するボタンであ
る。INITボタンは,制御装置11をリセットさせる
ことを指示するボタンである。Powerボタンは,マ
ルチスクリーン14の電源のオン/オフを切り替えるこ
とを指示するボタンである。Logボタンは,操作履歴
の要求を指示するボタンである。Muteボタンは,ス
クリーンのミュートを指示するボタンである。Time
rボタンは,スクリーンセーバ起動のためのタイマの起
動を指示するボタンである。SwDefボタンは,スイ
ッチ状態を読み出すことを指示するボタンであり,Sw
Setボタンは,スイッチの設定を指示するボタンであ
る。これ以外にも,制御に必要となる操作ボタンを任意
に設けてよい。
【0028】メッセージ表示領域54は,マルチスクリ
ーン制御プロトコルを用いて通信を行った通信結果や,
エラーメッセージを表示するためのものである。マルチ
スクリーン制御端末として動作する計算機17a〜17
fは,図5に示す操作画面による操作に対して,前述し
た図4に示すマルチスクリーン制御プロトコルに基づく
制御情報を生成し,ネットワークプロトコルを用いてマ
ルチスクリーン制御用計算機12へ送信する。これによ
って,計算機17a〜17fに表示される画像を,マル
チスクリーン14の任意の位置に表示もしくは拡大表示
することを,ネットワーク19に接続された計算機17
a〜17fのすべてから操作可能となる。
ーン制御プロトコルを用いて通信を行った通信結果や,
エラーメッセージを表示するためのものである。マルチ
スクリーン制御端末として動作する計算機17a〜17
fは,図5に示す操作画面による操作に対して,前述し
た図4に示すマルチスクリーン制御プロトコルに基づく
制御情報を生成し,ネットワークプロトコルを用いてマ
ルチスクリーン制御用計算機12へ送信する。これによ
って,計算機17a〜17fに表示される画像を,マル
チスクリーン14の任意の位置に表示もしくは拡大表示
することを,ネットワーク19に接続された計算機17
a〜17fのすべてから操作可能となる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ネットワークに接続されたすべての計算機から,ネット
ワークプロトコルを用いてマルチスクリーン制御装置を
制御することが可能になり,マルチスクリーンに表示す
る画像の操作を任意の計算機から自由に行うことができ
るようになる。
ネットワークに接続されたすべての計算機から,ネット
ワークプロトコルを用いてマルチスクリーン制御装置を
制御することが可能になり,マルチスクリーンに表示す
る画像の操作を任意の計算機から自由に行うことができ
るようになる。
【図1】本発明の構成例を示す図である。
【図2】本実施例のマルチスクリーン制御システムの外
観図である。
観図である。
【図3】本実施例の装置構成を示す図である。
【図4】マルチスクリーン制御プロトコルの説明図であ
る。
る。
【図5】マルチスクリーン制御端末操作画面の例を示す
図である。
図である。
10 マルチスクリーン制御装置 11 制御装置 12 マルチスクリーン制御用計算機 13 信号変換手段 14 マルチスクリーン 15 画像拡大装置 16 画像切り替え器 17(17a,…) 計算機 18(18a,…) マルチスクリーン制御プロトコル
操作手段 19 ネットワーク
操作手段 19 ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/68 G06F 13/00
Claims (1)
- 【請求項1】 複数の画面を持つマルチスクリーンを備
えるシステムであって, 前記 マルチスクリーンの画面表示を制御するマルチスク
リーン制御装置と, マルチスクリーン制御端末として用いられる複数の計算
機と, これらの複数の計算機および前記マルチスクリーン制御
装置を接続するネットワークと,指定された画像を拡大する画像拡大装置と, マルチスクリーンに表示する画像を切り替えて,画像信
号を前記画像拡大装置またはマルチスクリーンへ送る画
像切り替え器とを備え, 前記複数の計算機と,前記画像拡大装置および前記画像
切り替え器とは映像信号線によって接続され, 前記マルチスクリーン制御装置と,前記画像拡大装置お
よび前記画像切り替え器とは制御用の信号線によって接
続され, 前記マルチスクリーン制御端末として用いられる計算機
は,マルチスクリーンの制御要求に対して所定のマルチ
スクリーン制御プロトコルに基づく制御情報を生成し,
ネットワークプロトコルを用いてマルチスクリーン制御
プロトコルによる制御情報を前記マルチスクリーン制御
装置へ送出する手段を備え, 前記マルチスクリーン制御装置は,受信したマルチスク
リーン制御プロトコルによる制御情報をマルチスクリー
ンを制御する制御信号に変換し,前記画像拡大装置およ
び前記画像切り替え器を制御する手段を備え, かつ前記マルチスクリーン制御プロトコルとして,何番
の計算機画面を何番のマルチスクリーン区画に表示する
かを指示する標準画面の切り替え指示と,何番の計算機
画面をマルチスクリーンにおけるどの領域に拡大表示す
るかを指示する拡大表示指示とに関するプロトコルを有
する ことを特徴とするネットワークプロトコルを用いた
マルチスクリーン制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16192095A JP3290334B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16192095A JP3290334B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0916488A JPH0916488A (ja) | 1997-01-17 |
JP3290334B2 true JP3290334B2 (ja) | 2002-06-10 |
Family
ID=15744549
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16192095A Expired - Fee Related JP3290334B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | ネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3290334B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008198084A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Toshiba Corp | マルチスクリーン表示システム |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4646633B2 (ja) * | 2005-01-05 | 2011-03-09 | 三菱電機株式会社 | 大画面表示装置の協調作業システム及び表示領域の管理方法 |
JP4932161B2 (ja) * | 2005-01-14 | 2012-05-16 | 三菱電機株式会社 | 視聴者情報測定装置 |
JP2014211547A (ja) * | 2013-04-19 | 2014-11-13 | 日本電気株式会社 | 表示制御装置および映像表示システム |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16192095A patent/JP3290334B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008198084A (ja) * | 2007-02-15 | 2008-08-28 | Toshiba Corp | マルチスクリーン表示システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0916488A (ja) | 1997-01-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6208376B1 (en) | Communication system and method and storage medium for storing programs in communication system | |
US6714238B2 (en) | Video/audio communication system with confirmation capability | |
US8706930B2 (en) | KVM switch, method for controlling the same, switching system for multi-monitor, and switching method for multi-monitor | |
US7061477B1 (en) | Projection display apparatus and system | |
JP3696999B2 (ja) | カメラ制御システムおよびカメラ制御装置 | |
JPH09214937A (ja) | 通信装置、画像処理装置、通信方法及び画像処理方法 | |
JPH08265742A (ja) | カメラ制御システム | |
US20050185102A1 (en) | Single touch launch of remote applications over video | |
CN111475125A (zh) | 图像管理方法、装置和系统 | |
JP3290334B2 (ja) | ネットワークプロトコルを用いたマルチスクリーン制御システム | |
JP3666942B2 (ja) | カメラ制御システム及びその動作処理方法 | |
KR19980070511A (ko) | 무인 자동 계약 접수 시스템 | |
JP3604766B2 (ja) | カメラ制御装置及びカメラ制御装置の制御方法 | |
JP3710199B2 (ja) | 通信装置及び通信方法 | |
JPH0635659A (ja) | 情報処理システム | |
JPH09289636A (ja) | 表示装置 | |
JP3703229B2 (ja) | カメラ制御システム及び方法並びに記憶媒体 | |
KR101569922B1 (ko) | 컴퓨터 원격 제어장치 및 이를 구비하는 반도체 장비 | |
JP3359191B2 (ja) | 画像入力システム | |
JP2002354472A (ja) | カメラ監視システム、映像選択制御装置及び映像選択制御方法 | |
JP2858554B2 (ja) | テレビ会議システム | |
US20060098091A1 (en) | Surveillance system for remotely controlling camera through monitor and method thereof | |
KR200280634Y1 (ko) | 무선 영상자료 및 인터넷 강의용 모니터링 시스템 | |
JPH10174006A (ja) | マルチメディア情報表示機能を内蔵したテレビジョン装置 | |
US20080174746A1 (en) | Method for projecting an image from one of a plurality of hosts and projection device thereof |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090322 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100322 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110322 Year of fee payment: 9 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |