JPH0635659A - 情報処理システム - Google Patents

情報処理システム

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JPH0635659A
JPH0635659A JP4185307A JP18530792A JPH0635659A JP H0635659 A JPH0635659 A JP H0635659A JP 4185307 A JP4185307 A JP 4185307A JP 18530792 A JP18530792 A JP 18530792A JP H0635659 A JPH0635659 A JP H0635659A
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contrast
brightness
display device
information processing
control
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JP4185307A
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English (en)
Inventor
Tsunenori Hasebe
恒規 長谷部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】表示装置の輝度やコントラストが利用者の好み
に合った状態となるように、情報処理機器側からコマン
ドにより自動的に制御できるようにする。 【構成】情報処理機器2がユーザからログインされる
と、そのユーザに固有の環境ファイル27がCPU21
によって磁気ディスク装置26から取込まれ、同ファイ
ル27に従う使用環境の設定が行われる。この際、環境
ファイル27中の画面調節設定情報28をもとに、同情
報28の指定する輝度およびコントラストへの調節を指
定する制御コマンド/データがCPU21にて生成さ
れ、インタフェース23から表示装置1に送信される。
この制御コマンド/データが表示装置1内のインタフェ
ース16で受信されて制御回路15に渡されると、制御
回路15は同コマンド/データを解釈して、輝度調節回
路13とコントラスト調節回路14を制御することで、
CRTモニタ11の輝度とコントラストを調節する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンピュータなどの
情報処理機器からの画面表示情報を受けて表示モニタへ
の画面表示を行う表示装置を備えた情報処理システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシステムにおいて、CRTモニ
タや液晶ディスプレイ等の表示モニタの輝度やコントラ
ストを適切な状態に調節することは、操作者の疲労防止
や作業効率の向上の点で重要である。従来、これらの調
節は、操作者が、表示装置に装備されている輝度調節ボ
リュームやコントラスト調節ボリュームを手動操作する
ことにより行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、表示
装置を備えた従来の情報処理システムでは、表示装置に
装備されている輝度調節ボリュームやコントラスト調節
ボリュームを操作者が操作することにより輝度やコント
ラストを調節していた。このため、操作者がコンピュー
タなどの情報処理機器に設けられているキーボードある
いはマウス等を操作しているときに輝度やコントラスト
を調節するには、その手をキーボードあるいはマウス等
から一旦離した後、表示装置の調節用ボリュームまで手
を伸ばして操作しなければならなかった。また表示装置
側では、そのボリュームを操作者の操作しやすいところ
に装備しなければならず、コストアップやデザインおよ
び実装上の制約などの要因となっていた。更に、操作者
が代わったり、装置周囲の明るさが変化したりする度
に、輝度やコントラストの調節を手動で行わなければな
らなかった。
【0004】そこで近年は、表示装置とこの表示装置に
表示情報を送って画面表示を行う情報処理機器とを一体
にして実装し、ソフトウェアの制御によって直接に表示
装置の輝度やコントラストの調節ができるようにしたシ
ステムが開発されている。
【0005】しかし、このようなシステムにおいても、
利用者(ユーザ)の好みに合った輝度、コントラストに
するには、利用者がそのシステムを利用する都度機器操
作を行って、所望の輝度、コントラストに調節しなけれ
ばならず、煩わしかった。
【0006】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
でその目的は、表示装置の輝度およびコントラストの画
面調節設定情報を利用者毎に登録しておくことにより、
表示装置の輝度およびコントラストが利用者の好みに合
った状態となるように、情報処理機器側からコマンドに
より自動的に制御できる情報処理システムを提供するこ
とにある。
【0007】この発明の他の目的は、表示装置の輝度お
よびコントラストの調節を利用者の操作により表示装置
の画面上から指示できるようにすると共に、利用者操作
に従って調節された輝度およびコントラストの状態を利
用者に対応して登録することで、次にその利用者が利用
した際には、登録時の状態に輝度およびコントラストが
自動調節できる情報処理システムを提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、調節コマン
ドを受信した場合に、同コマンドをもとに表示モニタの
輝度またはコントラストを制御する第1の制御手段を備
えた表示装置と、表示装置に表示情報を送って表示モニ
タへの表示を行う情報処理機器であって、利用者毎の輝
度およびコントラストの画面調節設定情報が登録される
登録手段と、同器器全体を制御し、同機器の利用者の識
別情報を入力した際には、その識別情報の示す利用者に
固有の登録手段内の画面調節設定情報の指定する輝度お
よびコントラストに調節するための調節コマンド生成し
て表示装置の第1の制御手段へ送信する第2の制御手段
とを備えた情報処理機器とを設け、情報処理機器の第2
の制御手段から表示装置の第1の制御手段へ調節コマン
ドを送信することにより、同コマンドに従って表示モニ
タの輝度またはコントラストが制御されるようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0009】この発明はまた、情報処理機器側に、任意
の調節コマンドの送信を表示装置の画面上で指示するた
めの画面調節指示手段と、上記の画面調節設定情報の更
新登録を指示するための更新登録指示手段とを更に備
え、画面調節指示手段の指示に応じて第2の制御手段か
ら対応する調節コマンドが送信され、更新登録指示手段
の指示に応じて、その際の利用者に固有の登録手段内の
画面調節設定情報が現在の輝度およびコントラストを示
すように第2の制御手段によって更新されるようにした
ことをも特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成において、利用者がログインする
と、情報処理機器の第2の制御手段は、その利用者に固
有の環境ファイルをもとに、その利用者の使用環境を設
定する。この環境ファイルには、その利用者が表示装置
を使用する際の輝度およびコントラストの画面調節設定
情報が登録されている。第2の制御手段は、表示装置の
輝度およびコントラストの使用環境設定に際しては、こ
の画面調節設定情報をもとに、それに対応した輝度また
はコントラストに調節することを指示するための調節コ
マンドを生成し、表示装置の第1の制御手段に送信す
る。第1の制御手段は、この調節コマンドを受取ると、
同コマンドの示す輝度値またはコントラスト値になるよ
うに、輝度またはコントラストの調節回路を制御する。
【0011】表示装置の表示モニタには、情報処理機器
の第2の制御手段から送られる表示情報により、表示モ
ニタの現在の輝度およびコントラストの状態が例えば所
定ウインドウ内にバー表示される。この状態で、利用者
が情報処理機器の画面調節指示手段(例えばキーボード
のカーソルキー或いはマウス)を操作して表示モニタ上
の輝度またはコントラストを示すバーを所望の長さに伸
張または圧縮させると、それに対応した輝度またはコン
トラストに調節するための調節コマンドが情報処理機器
の第2の制御手段によって生成され、表示装置に送信さ
れる。表示装置の第1の制御手段は、この調節コマンド
に従い、表示モニタの輝度またはコントラストを利用者
の指示した状態に制御する。
【0012】ここで、利用者が情報処理機器の更新登録
指示手段(例えばキーボードのカーソルキー或いはマウ
ス)を操作すると、第2の制御手段は、その際の利用者
に固有の環境ファイル中の輝度およびコントラストの画
面調節設定情報を現在の輝度およびコントラストを示す
ように更新する。したがって、この利用者が次にログイ
ンする際には、更新された画面調節設定情報に従って、
利用者に合った輝度およびコントラストに自動設定され
る。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例に係る情報処理シ
ステムのブロック構成図である。
【0014】図1において、1は画像を表示するCRT
モニタ11を備えた表示装置、2は表示装置1に表示情
報を送ってCRTモニタ11への表示を行うコンピュー
タなどの情報処理機器である。表示装置1および情報処
理機器2は、それぞれ分離独立して実装されている。
【0015】表示装置1と情報処理機器2とは、表示用
の情報(ビデオ信号および同期信号)の転送に供される
ビデオ/同期信号ライン31と、表示以外の情報の転送
に供されるインタフェースライン32とにより相互接続
されている。ビデオ/同期信号ライン31およびインタ
フェースライン32は、同一ケーブルで構成されて、同
一コネクタにより接続されていても良く、それぞれ独立
のケーブルで構成されて、独立のコネクタで接続されて
いても良い。
【0016】表示装置1は、上記のCRTモニタ11の
他、ビデオコントロール回路12、輝度調節回路13、
コントラスト調節回路14、制御回路15、およびイン
タフェース(IF)16を備えている。
【0017】ビデオコントロール回路12は、ビデオ/
同期信号ライン31を介して外部(情報処理機器2)よ
り表示ビデオ信号および同期信号を入力してCRTモニ
タ11に表示するもので、外部(情報処理機器2)より
輝度制御、コントラスト制御が可能な構成となってい
る。輝度調節回路13は、電圧信号、電流信号、或いは
抵抗値などによってビデオコントロール回路12を制御
して表示輝度を変化させる。またコントラスト調節回路
14は、電圧信号、電流信号、或いは抵抗値などによっ
てビデオコントロール回路12を制御して表示コントラ
ストを変化させる。
【0018】制御回路15は例えばマイクロプロセッサ
によって構成されており、インタフェース16を通して
外部(情報処理機器2)から制御情報を入力し、その制
御情報に従い輝度調節回路13またはコントラスト調節
回路14を制御する。インタフェース16は、情報処理
機器2(内の後述するインタフェース23)との間でイ
ンタフェースライン32を介して情報の送受信を行う。
一方、情報処理機器2は、CPU21、表示制御部2
2、インタフェース23、キーボード24、マウス2
5、磁気ディスク装置26を備えている。
【0019】CPU21は、情報処理機器2の中枢を成
すもので、表示装置1のCRTモニタ11の輝度とコン
トラストを調節するためのプログラム(輝度・コントラ
スト調節プログラム)が格納される主記憶(図示せず)
を有する。表示制御部22は、表示画像を格納するため
のフレームバッファ(図示せず)を内蔵し、ビデオ/同
期信号ライン31を介して表示装置1にビデオ信号およ
び水平同期信号、垂直同期信号を出力することで画像表
示を行う。インタフェース23は、表示装置1(内のイ
ンタフェース16)との間でインタフェースライン32
を介して情報の送受信を行う。
【0020】磁気ディスク装置26には、ユーザ毎に使
用環境を設定するための環境ファイル27が格納され
る。この環境ファイル27はユーザ毎に用意されるもの
で、表示装置1のCRTモニタ11をそのユーザに合っ
た輝度およびコントラストに設定するための画面調節設
定情報28を含む。次に、図1の構成の動作を説明す
る。まず、通常状態における動作を説明する。
【0021】情報処理機器2内のCPU21は、表示制
御部22に内蔵されたフレームバッファに文字、図形な
どの画像を描画する。表示制御部22は、このフレーム
バッファに描画された画像情報をビデオ信号に変換し、
ビデオ/同期信号ライン31を介して表示装置1に出力
する。同時に表示制御部22は、水平同期信号および垂
直同期信号の各同期信号を生成し、同じビデオ/同期信
号ライン31を介して表示装置1に出力する。
【0022】表示装置1内のビデオコントロール回路1
2は、情報処理機器2内の表示制御部22からビデオ/
同期信号ライン31を介して出力されたビデオ信号およ
び同期信号を受取ると、内部の表示デバイスであるCR
Tモニタ11用の信号に変換し、同CRTモニタ11に
出力することで画面表示を行う。情報処理機器2内のC
PU21は、輝度・コントラスト調節プログラムに従っ
て、CRTモニタ11の輝度とコントラストを調節する
ようになっている。
【0023】もし、CRTモニタ11の輝度を調節する
際には、CPU21は、インタフェース16,23が例
えばシリアルインタフェースであるものとすると、図2
(a)に示すように、輝度調節を指示する8ビットの輝
度制御コマンド(輝度調節コマンド)と輝度値を示す8
ビットの輝度制御データを生成し、まず輝度制御コマン
ドをインタフェース23によりパラレル/シリアル変換
してインタフェースライン32を介して表示装置1に送
信し、続いて輝度制御データをインタフェース23によ
りパラレル/シリアル変換してインタフェースライン3
2を介して表示装置1に送信する。
【0024】同様にCPU21は、インタフェース1
6,23が例えばパラレルインタフェースであるものと
すると、図3(a)に示すように、輝度制御コマンドと
輝度制御データの両方を持つ8ビットの情報(輝度制御
コマンド&データ)を生成する。この8ビット情報の上
位の2ビットは、コマンドフィールドとなっており、輝
度制御コマンドであることを示す所定のパターン(ここ
では“00”)を有している。また、この8ビット情報
の下位の6ビットは制御データフィールドとなってお
り、コマンドフィールドで輝度制御コマンドであること
が示されている場合には、輝度制御データを示す。この
図3(a)に示す8ビット情報(輝度制御コマンド&デ
ータ)は、インタフェース23からそのままインタフェ
ースライン32を介して表示装置1に送信される。
【0025】これに対し、CRTモニタ11のコントラ
ストを調節する際には、情報処理機器2内のCPU21
は、インタフェース16,23が例えばシリアルインタ
フェースであるものとすると、図2(b)に示すよう
に、コントラスト調節を指示する8ビットのコントラス
ト制御コマンド(コントラスト調節コマンド)とコント
ラスト値を示す8ビットのコントラスト制御データを生
成し、まずコントラスト制御コマンドをインタフェース
23によりパラレル/シリアル変換してインタフェース
ライン32を介して表示装置1に送信し、続いてコント
ラスト制御データをインタフェース23によりパラレル
/シリアル変換してインタフェースライン32を介して
表示装置1に送信する。
【0026】同様にCPU21は、インタフェース1
6,23が例えばパラレルインタフェースであるものと
すると、図3(b)に示すように、コントラスト制御コ
マンドとコントラスト制御データの両方を持つ8ビット
の情報(コントラスト制御コマンド&データ)を生成す
る。この8ビット情報の上位の2ビットは、コマンドフ
ィールドとなっており、コントラスト制御コマンドであ
ることを示す所定のパターン(ここでは“10”)を有
している。また、この8ビット情報の下位の6ビットは
制御データフィールドとなっており、コマンドフィール
ドでコントラスト制御コマンドであることが示されてい
る場合には、コントラスト制御データを示す。この図3
(b)に示す8ビット情報(コントラスト制御コマンド
&データ)は、インタフェース23からそのままインタ
フェースライン32を介して表示装置1に送信される。
【0027】なお、図2(a),(b)に示す形式の情
報をインタフェース16,23がパラレルインタフェー
スの場合に適用することも可能であり、また図3
(a),(b)に示す形式の情報をインタフェース1
6,23がシリアルインタフェースの場合に適用するこ
とも可能である。
【0028】情報処理機器2のCPU21により、イン
タフェース23、インタフェースライン32を介して送
信された制御コマンドと制御データ(輝度制御コマンド
と輝度制御データ、またはコントラスト制御コマンドと
コントラスト制御データ)は、表示装置1のインタフェ
ース16によって受信され、そのまま(パラレルインタ
フェースの場合)或いはシリアル/パラレル変換されて
(シリアルインタフェースの場合)、制御回路15に渡
される。
【0029】制御回路15は、インタフェース16から
渡された制御コマンドを解釈し、同コマンドが輝度制御
コマンドの場合には輝度調節回路13を制御して、イン
タフェース16から渡された制御データの示す値に応じ
た電圧、電流或いは抵抗値などの輝度制御信号に変換す
る。同様に制御回路15は、インタフェース16から渡
された制御コマンドがコントラスト制御コマンドの場合
にはコントラスト調節回路14を制御して、インタフェ
ース16から渡された制御データの示す値に応じた電
圧、電流或いは抵抗値などの輝度制御信号に変換する。
【0030】ビデオコントロール回路12は、輝度調節
回路13,コントラスト調節回路14からの輝度制御信
号,コントラスト制御信号を受取り、これに応じてCR
Tモニタ11の輝度,コントラストを変化させる。
【0031】さて図1のシステムでは、CRTモニタ1
1の輝度およびコントラストは、ユーザのログイン時
に、そのユーザに固有の環境ファイル27に従ってその
ユーザに合った値に自動設定される。このログイン時の
処理について、図4のフローチャートを参照して説明す
る。
【0032】ユーザがキーボード24等を操作して図1
のシステムにログインすると、情報処理機器2内のCP
U21は例えばオペレーティングシステム(OS)のサ
ービスにより、そのログインしたユーザのID番号また
はログイン名をもとに、そのユーザに固有の環境ファイ
ル27を磁気ディスク装置26から読込む(ステップS
1)。そしてCPU21は、読込んだ環境ファイル27
に従って、ログインしたユーザの使用環境を設定する
(ステップS2)。この使用環境としては、電源投入時
に表示するウインドウの位置等の他、CRTモニタ11
の輝度およびコントラストがある。このCRTモニタ1
1の輝度およびコントラストの設定は次のように行われ
る。
【0033】まずCPU21において、ログインしたユ
ーザに固有の環境ファイル27中に登録されている輝度
およびコントラストの画面調節設定情報28をもとに、
同情報28の示す輝度およびコントラスト値に調節する
ことを指示するための(図2または図3に示したような
フォーマットの)輝度制御コマンド/データおよびコン
トラスト制御コマンド/データが生成される。この輝度
制御コマンド/データおよびコントラスト制御コマンド
/データは、インタフェース23からインタフェースラ
イン32を介して表示装置1に送信される。
【0034】すると表示装置1では、情報処理機器2か
ら送られた輝度制御コマンド/データおよびコントラス
ト制御コマンド/データデータをもとに、先に述べたよ
うに制御回路15によって輝度調節回路13およびコン
トラスト調節回路14が制御され、ビデオコントロール
回路12を介してCRTモニタ11の輝度およびコント
ラストが指定値に調節される。これにより、CRTモニ
タ11の輝度およびコントラストが、ログインしたユー
ザに固有の環境ファイル27中に登録されている輝度お
よびコントラストの画面調節設定情報28の示す状態に
設定される。
【0035】さて、本実施例では、CRTモニタ11の
輝度およびコントラストの状態が、情報処理機器2のC
PU21から表示制御部22を介して送られる表示情報
に従い、同モニタ11の表示画面の所定ウインドウ内に
バーの長さにより表示されるようになっている。この状
態表示は、常時行われるものであっても、キーボード2
4またはマウス25を用いた特定の操作によってのみ行
われるものであっても構わない。
【0036】上記所定ウインドウ内のバーは、操作者が
キーボード24またはマウス25の操作により同ウイン
ドウを選択した状態で、キーボード24のカーソルキー
またはマウス25を用いてウインドウ内でカーソルを移
動操作することによって伸縮される。この際、CRTモ
ニタ11の輝度またはコントラストがそのバーの長さに
相当する値に調節される。この画面調節処理について、
図5のフローチャートを参照して説明する。
【0037】まず情報処理機器2のCPU21は、上記
所定ウインドウが選択された状態で、キーボード24の
カーソルキーまたはマウス25によるカーソル移動操作
によってバーの伸張或いは圧縮が指示されたこと、即ち
CRTモニタ11の輝度またはコントラストの増加或い
は減少が指示されたことを検出すると、表示制御部22
を介して、指示された量(操作量)に相当する長さだけ
バー(輝度またはコントラスト表示用のバー)を伸縮さ
せる(ステップS11)。同時にCPU21は、輝度ま
たはコントラストの制御コマンドと、伸縮されたバーの
長さに相当する輝度値またはコントラスト値を示す制御
データを生成し、インタフェース23によりインタフェ
ースライン32を介して表示装置1に送信させる(ステ
ップS12)。
【0038】すると表示装置1では、情報処理機器2か
ら送られた輝度またはコントラストの制御コマンドと制
御データをもとに、先に述べたように制御回路15によ
って輝度調節回路13またはコントラスト調節回路14
が制御され、これによりCRTモニタ11の輝度または
コントラストが、バーの長さに対応した値に調節され
る。
【0039】このような状態で、ユーザがキーボード2
4またはマウス25の操作して、現在のCRTモニタ1
1の輝度およびコントラストの値(自身の操作により調
節した輝度およびコントラストの値)を環境ファイル2
7の画面調節設定情報28として登録すること(即ち画
面調節設定情報28の更新)を指示したものとする。こ
の登録(更新)指示は、例えばウインドウ内のバーの近
傍に表示される所定ボタンをキーボード24またはマウ
ス25を用いて選択操作することにより行われる。
【0040】CPU21は、キーボード24またはマウ
ス25の操作により、画面調節設定情報28の登録(更
新)が指示されたことを検出すると(ステップS1
3)、ログインしているユーザに固有の環境ファイル2
7中の画面調節設定情報28を、現在のCRTモニタ1
1の輝度およびコントラストを示す値に更新する(ステ
ップS14)。この結果、次に同じユーザがログインし
た場合には、図4に示すログイン時の処理により、上記
更新された画面調節設定情報28に従い、このユーザに
合った輝度およびコントラストに自動的に調節される。
【0041】なお、ログインしたユーザの環境ファイル
27が登録されていない場合の図4に示すログイン時の
処理(ステップS2)では、予め用意されているデフォ
ルト値を用いた使用環境の設定が行われる。したがっ
て、CRTモニタ11の輝度およびコントラストも、予
め定められている平均的な値を用いて調節設定される。
この際、CRTモニタ11の輝度およびコントラストを
含めてユーザの所望する環境に変更することも可能であ
り、この設定変更された環境を示す情報、即ち画面調節
設定情報28を含む情報を、そのユーザに固有の環境フ
ァイル27として登録することも可能である。
【0042】以上の説明では、表示装置1,20の表示
モニタがCRTモニタであるものとしているが、液晶デ
ィスプレイ、プラズマディスプレイなどの表示モニタで
も同様に実施できる。特に、表示装置1と情報処理機器
2とのコマンドインタフェースを共通化、標準化するこ
とにより、いずれのメーカーの表示装置であっても、ま
た(CRTモニタや液晶ディスプレイといった)表示モ
ニタの種類に無関係に、同一の制御方法、操作方法で輝
度およびコントラストを調節することができる。また本
発明は、コンピュータ、計測機器、ワードプロセッサな
どの情報処理機器から表示装置へ表示情報が送られる情
報処理システム全般に適用可能である。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
表示装置に表示情報を送る情報処理機器に、利用者毎の
輝度およびコントラストの画面調節設定情報が登録され
る登録手段を設け、同機器の利用者の識別情報が入力さ
れた際には、その識別情報の示す利用者に固有の画面調
節設定情報をもとに対応する調節コマンドを生成して表
示装置側に送り、この調節コマンドに従って表示装置の
輝度およびコントラストの調節を行わせる構成としたの
で、表示装置の輝度およびコントラストが利用者の好み
に合った状態となるように自動的に制御でき、利用者の
負担が著しく軽減される。
【0044】また、この発明によれば、表示装置の輝度
やコントラストを、表示画面上でキーボードあるいはマ
ウス等の操作により調節できるため、操作者は画面調節
のためにキーボードあるいはマウスから手を離す必要が
なくなり、操作性が向上する。
【0045】また、この発明によれば、利用者操作に従
って調節された輝度およびコントラストの状態を画面調
節設定情報として利用者に対応して登録することができ
るため、次にその利用者が利用した際には、登録時の状
態に輝度およびコントラストが自動調節できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る情報処理システムの
ブロック構成図。
【図2】輝度およびコントラストの制御コマンドと制御
データのフォーマット例を示す図。
【図3】輝度およびコントラストの制御コマンドと制御
データのフォーマット例を示す図。
【図4】同実施例におけるログイン時の処理を説明する
ためのフローチャート。
【図5】同実施例における画面調節処理を説明するため
のフローチャート。
【符号の説明】
1…表示装置、2…情報処理機器、11…CRTモニタ
(表示モニタ)、12…ビデオコントロール回路、13
…輝度調節回路、14…コントラスト調節回路、15…
制御回路(第1の制御手段)、16…インタフェース
(IF)、21…CPU(第2の制御手段)、22…表
示制御部、23…インタフェース(IF)、24…キー
ボード(画面調節指示手段、更新登録指示手段)、25
…マウス(画面調節指示手段、更新登録指示手段)、2
6…磁気ディスク装置(登録手段)、27…環境ファイ
ル、28…画面調節設定情報。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示モニタの輝度およびコントラストを
    電子的に調節するための調節回路を内蔵する表示装置で
    あって、前記表示モニタの輝度またはコントラストを調
    節するための調節コマンドを受信した場合に、同コマン
    ドをもとに前記調節回路を制御する第1の制御手段とを
    備えた表示装置と、 前記表示装置に表示情報を送って前記表示モニタへの表
    示を行う情報処理機器であって、利用者毎の輝度および
    コントラストの画面調節設定情報が登録される登録手段
    と、同器器全体を制御し、同機器の利用者の識別情報を
    入力した際には、その識別情報の示す利用者に固有の前
    記登録手段内の前記画面調節設定情報の指定する輝度お
    よびコントラストに調節するための調節コマンドを前記
    表示装置の前記第1の制御手段へ送信する第2の制御手
    段とを備えた情報処理機器と、 を具備し、前記情報処理機器の前記第2の制御手段から
    前記表示装置の前記第1の制御手段へ送信される前記調
    節コマンドに従って前記表示装置の前記調節回路が制御
    されるようにしたことを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理機器は任意の前記調節コマ
    ンドの送信を前記表示装置の画面上で指示するための画
    面調節指示手段と、前記画面調節設定情報の更新登録を
    指示するための更新登録指示手段とを更に備え、前記情
    報処理機器の前記第2の制御手段は、前記画面調節指示
    手段の指示に応じて対応する前記調節コマンドを送信
    し、前記更新登録指示手段の指示に応じて、その際の利
    用者に固有の前記登録手段内の画面調節設定情報を現在
    の輝度およびコントラストを示すように更新することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
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