JP2002268623A - 表示システム、表示装置、およびコンピュータ - Google Patents

表示システム、表示装置、およびコンピュータ

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JP2002268623A
JP2002268623A JP2001062960A JP2001062960A JP2002268623A JP 2002268623 A JP2002268623 A JP 2002268623A JP 2001062960 A JP2001062960 A JP 2001062960A JP 2001062960 A JP2001062960 A JP 2001062960A JP 2002268623 A JP2002268623 A JP 2002268623A
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Junji Onishi
純司 大西
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Fujitsu Ltd
Fujitsu Peripherals Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】表示装置の画像のサイズ、色合い、または歪な
どの表示に関する調整をユーザごとに可能にする。 【解決手段】コンピュータ本体2からのビデオ信号VD
Oに基づいてディスプレイ装置3の表示面に画像を表示
する表示システム1に、それぞれのユーザを識別するた
めのユーザ識別子74に対応付けてディスプレイ装置3
の表示に関する調整を行うためのユーザごとのユーザ表
示設定情報71を記憶する設定情報データベース203
と、コンピュータ本体2を現に操作するユーザについて
のユーザ識別子74を取得するID取得部201と、を
設け、ディスプレイ装置3は、ID取得部201によっ
て取得されたユーザ識別子74に対応するユーザ表示設
定情報71に基づいて表示面に画像を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置の画像の
サイズ、色合い、または歪などの表示に関する調整が可
能な表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータなどに用
いられるビデオカード、ディスプレイ装置、およびその
他のハードウェアが高性能化し、さらに、これらを制御
するオペレーティングシステム(OS)が発達したこと
により、コンピュータの操作画面の環境を従来よりも自
由に設定できるようになった。
【0003】例えば、予め複数の表示モードが設けられ
たディスプレイ装置が提案されている(図2参照)。ユ
ーザはこれらの中から好みの表示モードを選ぶことによ
って、ディスプレイ装置の表示の解像度または画像のサ
イズなどを変更することができる。
【0004】さらに、これらの表示モードの各設定値を
変更することによって、画像のサイズ、RGBの色合
い、またはピンクッションなどの歪を調整することがで
きるディスプレイ装置が提案されている。例えば、ディ
スプレイ装置のEEPROMに設定値を記憶するための
領域を設け、ユーザの好みに応じた設定値を記憶するよ
うにしている。
【0005】図18および図19はEEPROM90の
メモリマップの例を示す図、図20は従来におけるディ
スプレイ装置の表示の調整に関する処理の流れを説明す
るフローチャートである。
【0006】図18および図19に示すように、EEP
ROM90のメモリ領域には、工場領域RY8およびユ
ーザ領域RY9が設けられている。工場領域RY8は、
0200H〜03FFH番地(図18)および0600
H〜07FFH番地(図19)の2つのメモリ領域に分
割して設けられている。同様に、ユーザ領域RY9は、
0000H〜01FFH番地および0400H〜05F
FH番地の2つの領域からなる。
【0007】工場領域RY8には、12個の工場調整情
報93が、ディスプレイ装置3の12個の各表示モード
に対応して記憶されている。工場調整情報93は、工場
出荷前にディスプレイ装置3ごとの特性に応じて画像の
表示の調整が最適になるように設定された、デフォルト
の表示設定情報である。
【0008】ユーザ領域RY9には、工場領域RY8と
同様に、各表示モードに対応して12個のカスタマイズ
表示情報92が記憶されている。カスタマイズ表示情報
92は、工場調整情報93と同様の表示設定情報である
が、ユーザの好みなどに応じて任意に各設定値を変更し
たものである。すなわち、カスタマイズ表示情報92を
変更することによって、ユーザの好みのRGBの色合
い、輝度、または歪などになるように調整することがで
きる。カスタマイズ表示情報92は、EEPROM90
に記憶されているので不揮発性である。したがって、コ
ンピュータを使用するときにディスプレイ装置の調整を
しなくても、その前に使用したときの表示の環境をその
まま引き継ぐことができる。
【0009】ここで、従来のディスプレイ装置の表示の
調整の手順について説明する。図20に示すように、コ
ンピュータ本体において、電源が投入されると(#10
1)、BIOS(Basic Input-Output System )が起動
し、所定の同期信号がディスプレイ装置に出力される
(#102)。一方、ディスプレイ装置において、コン
ピュータ本体からの同期信号に基づいて周波数データを
算出し、表示モードを検索し(#111)、係る表示モ
ードに対応する設定値を読み出し、表示の調整を行う
(#112)。例えば、表示モードが「2」の場合は、
VGAモードとなる(図2参照)。なお、ステップ#1
12において、ユーザ領域RY9にカスタマイズ表示情
報92が設定されている場合は、係るカスタマイズ表示
情報92を読み出す。カスタマイズ表示情報92が設定
されていない場合は、工場調整情報93を読み出す。
【0010】コンピュータ本体において、オペレーティ
ングシステム(例えば、マイクロソフト社の「Wind
ows98」)の起動が始まり、オペレーティングシス
テムに設定された周波数データがディスプレイ装置に出
力される(#103)。ステップ#111、#112と
同様に、ディスプレイ装置は、周波数データに基づいて
表示の調整を行う(#113、#114)。例えば、表
示モードが「10」の場合は、XGAモードとなる(図
2参照)。
【0011】そして、コンピュータ本体においてユーザ
のログオンが実行され(#104)、ユーザによる処理
が開始される(#105)。ログオンの後、ユーザは必
要に応じて表示の調整を行う(#106)。ディスプレ
イ装置は、係る調整に応じてEEPROM90のユーザ
領域RY9のカスタマイズ表示情報92の設定を行う
(#115)。
【0012】このように、ユーザが表示の調整を行う
と、それに基づいてEEPROM90にカスタマイズ表
示情報92が記憶される。コンピュータ本体は、次回以
降の起動時において、係るカスタマイズ表示情報92に
基づいてディスプレイ装置の調整を行う。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記の処理
方法によると、ユーザが表示の調整を行うごとにEEP
ROM90のユーザ領域RY9の各設定値が変更される
ので、複数のユーザが1台のコンピュータを共用する場
合に不便を生じる。
【0014】例えば、明るい画面が好みのユーザXと暗
い画面が好みのユーザYとが1台のコンピュータを共用
する場合において、ユーザXがコンピュータにログオン
し輝度を高く設定すると、それに応じてEEPROM9
0のユーザ領域RY9の各設定値が変更される。次に、
ユーザYが係るコンピュータにログオンすると、ユーザ
Xの先の設定値に基づいて表示の調整が行われてしま
う。したがって、ユーザYは、以前に自分の好みに設定
していても、ログオン後に再度設定をやり直さなければ
ならない。
【0015】本発明は、このような問題点に鑑み、複数
のユーザがコンピュータおよび表示装置を共用する場合
であっても、コンピュータにログオンするユーザごとに
表示の調整が可能な表示システムを提供することを目的
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る表示システ
ムは、コンピュータからの映像信号に基づいて表示装置
の表示面に画像を表示する表示システムであって、前記
表示装置の表示に関する調整を行うためのユーザごとの
表示調整情報を、それぞれのユーザを識別するためのユ
ーザ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記コ
ンピュータを現に操作するユーザについてのユーザ識別
情報を取得する識別情報取得手段と、を有し、前記表示
装置は、前記識別情報取得手段によって取得された前記
ユーザ識別情報に対応する前記表示調整情報に基づいて
前記表示面に画像を表示する。
【0017】好ましくは、前記表示調整情報をユーザが
設定するための設定手段を有し、前記設定手段により設
定された表示調整情報が、前記識別情報取得手段により
取得されたユーザ識別情報に対応付けて、前記記憶手段
に記憶される。または、前記ユーザ識別情報に対応する
前記表示調整情報を前記記憶手段の中から1つ選択する
情報選択手段を有し、前記表示装置は、前記情報選択手
段によって選択された表示調整情報に基づいて前記表示
面に画像を表示する。
【0018】本発明に係るコンピュータは、表示装置に
画像を表示させるために映像信号の出力が可能なコンピ
ュータであって、前記表示装置の表示に関する調整を行
うためのユーザごとの表示調整情報を、それぞれのユー
ザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けて記憶す
る記憶手段と、前記コンピュータを現に操作するユーザ
についてのユーザ識別情報を取得する識別情報取得手段
と、前記識別情報取得手段によって取得された前記ユー
ザ識別情報に対応する前記表示調整情報を前記表示装置
に出力する出力手段と、を有する。
【0019】好ましくは、前記表示調整情報をユーザが
設定するための設定手段を有し、前記設定手段により設
定された表示調整情報が、前記識別情報取得手段により
取得されたユーザ識別情報に対応付けて、前記記憶手段
に記憶される。
【0020】または、前記ユーザ識別情報に対応する前
記表示調整情報を前記記憶手段の中から1つ選択する情
報選択手段を有し、前記第一の出力手段は、前記情報選
択手段によって選択された前記表示調整情報を出力す
る。または、前記記憶手段は、特定のユーザ識別情報に
対応しない表示調整情報であるデフォルト情報を記憶
し、前記情報選択手段が前記表示調整情報を選択できな
い場合に、前記出力手段は前記デフォルト情報を出力す
る。
【0021】本発明に係る表示装置は、コンピュータか
らの映像信号に基づいて表示面に画像を表示する表示装
置であって、表示に関する調整を行うためのユーザごと
の表示調整情報を、それぞれのユーザを識別するための
ユーザ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記
表示調整情報をユーザが設定するための設定手段と、前
記コンピュータを現に操作するユーザについてのユーザ
識別情報を取得する識別情報取得手段と、を有し、前記
識別情報取得手段によって取得された前記ユーザ識別情
報に対応する前記表示調整情報に基づいて、前記画像を
前記表示面に表示する表示制御手段と、を有する。
【0022】本発明に係るコンピュータプログラムは、
表示装置に画像を表示させるために映像信号の出力が可
能なコンピュータに用いられるコンピュータプログラム
であって、前記表示装置の表示に関する調整を行うため
のユーザごとの表示調整情報を、それぞれのユーザを識
別するためのユーザ識別情報に対応付けて記憶する処
理、前記コンピュータを現に操作するユーザについての
ユーザ識別情報を取得する処理、および、前記識別情報
取得手段によって取得された前記ユーザ識別情報に対応
する前記表示調整情報を前記表示装置に出力する処理、
を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータプ
ログラムである。
【0023】本発明に係る記録媒体は、上記コンピュー
タプログラムが記録されたコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。なお、前記表示調整情報には、表示サ
イズ、RGBの色合い、ピンクッションなどの歪、輝
度、または表示周波数などに関するデータが含まれる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1は本発明に係る表示システム
1の例を示す図、図2は各表示モードにおける設定の内
容を示す図である。
【0025】図1に示すように、本発明に係る表示シス
テム1は、コンピュータ本体2、ディスプレイ装置3、
および信号線15などによって構成される。ディスプレ
イ装置3は、コンピュータ本体2による種々の演算処理
の結果を画像として表示する。
【0026】コンピュータ本体2は、CPU21、RA
M22、ROM23、VRAM(Video RAM )24、磁
気記憶装置25、ビデオカード26、およびキーボード
2Kまたはマウス2Mなどの入力装置などによって構成
される。コンピュータ本体2として、例えば、パーソナ
ルコンピュータまたはワークステーションなどが用いら
れる。
【0027】ディスプレイ装置3は、ビデオ回路31、
偏向回路32、MCU(Memory Control Unit )回路3
3、電源回路34、表示面35、および調整ボタン36
などによって構成されるCRTディスプレイである。デ
ィスプレイ装置3には、12個の表示モードが設けられ
ている。表示モードは、図2に示すように、表示画面寸
法、水平および垂直の各表示ドット数、および水平およ
び垂直の各表示ドット数などの値が組み合わされて設定
されている。いずれかの表示モードを選ぶことによっ
て、ディスプレイ装置3の表示サイズ、解像度、および
リフレッシュレートなどが決定する。すなわち、ユーザ
は、いずれかの表示モードを選ぶことによって、表示の
調整を行うことができる。
【0028】さらに、ユーザは、表示モードの各設定値
を変更することにより、画像の表示を任意に調整するこ
とができる。係る調整のための操作は、コンピュータ本
体2による場合とディスプレイ装置3による場合とがあ
る。これについては後に説明する。
【0029】コンピュータ本体2とディスプレイ装置3
とは、信号線15によって接続されている。信号線15
として、例えば、DDC(Display Data Channel)規格
に対応するものが用いられる。DDC規格によれば、コ
ンピュータ本体2からディスプレイ装置3へのビデオ信
号(映像信号)の出力だけでなく、コンピュータ本体2
とディスプレイ装置3との間で双方向にデータの入出力
(モニタ通信)を行うことが可能となる。なお、ディス
プレイ装置3の各回路ならびにコンピュータ本体2のビ
デオカード26および次に説明するオペレーティングシ
ステム25sも、DDC規格に対応しているので、コン
ピュータ本体2からよってディスプレイ装置3のコント
ロール(モニタコントロール)が可能となる。
【0030】コンピュータ本体2の磁気記憶装置25に
は、オペレーティングシステム25sおよびアプリケー
ションプログラム25tなどが記憶されている。オペレ
ーティングシステム25sには、後に説明する各機能を
コンピュータ本体2またはディスプレイ装置3に実現さ
せるための複数の制御プログラム25p、およびこれら
のハードウェアの設定または管理に関するデータなどが
含まれる。これらのプログラムまたはデータは必要に応
じてRAM22に読み込まれ、CPU21によってプロ
グラムが実行される。
【0031】ディスプレイ装置3のビデオ回路31は、
OSD回路31aおよび調整回路(プリアンプ)31b
などによって構成される。OSD回路31aは、OSD
(On-Screen Display )表示のための制御を行う。調整
回路31bは、表示面35の輝度、コントラスト、およ
びRGBの色合いに関する制御を行う。
【0032】偏向回路32は、表示される画像のサイ
ズ、ポジション、およびピンクッションなどに関する制
御を行う偏向制御回路32aなどによって構成される。
電源回路34は、ディスプレイ装置3の各回路およびそ
の他の装置に電源を供給する。
【0033】調整ボタン36は、画像の表示に関する調
整を行うためのボタンであって、例えば、ディスプレイ
装置3の前面に設けられている。MCU回路33は、M
CU33aおよびEEPROM(Electrically Erasabl
e Programmable ROM)33bなどによって構成される。
【0034】図3および図4はEEPROM33bのメ
モリマップの例を示す図、図5は表示に関する各設定値
の内容を説明する図である。EEPROM33bには、
ディスプレイ装置3の仕様に関する情報および表示の設
定に関する情報などが記憶されている。
【0035】すなわち、図3および図4に示すように、
EEPROM33bのメモリ領域には、工場領域RY1
が設けられている。工場領域RY1は、0200H〜0
3FFH番地(図3)および0600H〜07FFH番
地(図4)の2つのメモリ領域に分割して設けられてい
る。0000H〜01FFH番地および0400H〜0
5FFH番地の各領域は、従来のEEPROMでは、図
18および図19に示すようにユーザが変更した設定値
を記憶するユーザ領域として用いられていたが、本実施
形態においては空き領域である。
【0036】工場領域RY1には、12個の工場調整情
報73が、ディスプレイ装置3の12個の各表示モード
に対応して記憶されている。例えば、表示モード「1」
のための工場調整情報73aは、0200H〜020F
H番地および0600H〜060FH番地に分割して記
憶されている。これに続いて、表示モード「2」〜「1
2」のための各工場調整情報73b〜73lが順に記憶
されている。
【0037】工場調整情報73は、工場出荷前にそれぞ
れのディスプレイ装置3の特性に応じて画像の表示の調
整が最適になるように設定された表示設定情報である。
工場調整情報73は、デフォルト値として用いられる。
工場調整情報73の各設定値は、7ビットまたは8ビッ
トの値である。各設定値の内容は、図5に示す通りであ
る。
【0038】また、工場調整情報73には、すべての表
示モードにおいて共通に用いられる輝度またはコントラ
ストなどの設定に関する情報が含まれる。係る情報は、
工場領域RY1の0380H〜038FH番地およびユ
ーザ領域RY9の0180H〜018FH番地に記憶さ
れている。各設定値の内容は、図5(b)に示す通りで
ある。
【0039】図1に戻って、MCU33aは、コンピュ
ータ本体2から出力される水平同期信号HSおよび垂直
同期信号VSに基づいて表示モードを認識し、係る表示
モードに対応する工場調整情報73をEEPROM33
bから検索する。また、これらの情報に基づいて画像の
表示の設定などを行う。
【0040】図6は表示システム1の機能的構成を示す
図、図7はユーザ表示設定情報71の構成の例を示す
図、図8はログオンウィンドウHW1の例を示す図、図
9は選択ウィンドウHW2の例を示す図、図10は設定
ウィンドウHW3、HW4の例を示す図である。
【0041】このような構成によって、図6に示すよう
に、コンピュータ本体2には、ID取得部201、表示
設定部202、設定情報データベース203、データ選
択部204、調整情報出力部205、ディスプレイ情報
取得部206、およびビデオ信号出力部207などが設
けられる。また、ディスプレイ装置3には、調整情報取
得部301、ディスプレイ情報出力部302、ビデオ信
号取得部303、画像表示制御部304、表示モード判
別部305、およびディスプレイ情報設定部306など
が設けられる。
【0042】設定情報データベース203は、画像の表
示に関する設定情報であるユーザ表示設定情報71を、
ユーザごとに対応付けて記憶する。すなわち、図8に示
すようにユーザがログオン時に入力するIDであるユー
ザ識別子74を取得し、そのユーザ識別子74をファイ
ル名としたファイルとしてユーザ表示設定情報71をを
記憶する。例えば、図7に示すように、「ユーザA」、
「ユーザB」、および「ユーザC」のユーザ識別子74
がそれぞれ「User−A」、「User−B」、およ
び「User−C」である場合は、これらユーザ識別子
74をファイル名75としたユーザ表示設定情報71a
〜71cを記憶する。
【0043】ユーザ表示設定情報71は、1つまたは複
数の設定情報71αおよび1つの設定情報71βを有す
る。例えば、ユーザAのユーザ表示設定情報71aは、
設定情報71α1、71α2および設定情報71β1を
有する。
【0044】設定情報71αは、表示面35に表示させ
る画像のサイズ、ポジション、およびピンクッションな
どに関する情報である。すなわち、設定情報71αは、
垂直周波数(垂直ID)、水平周波数(水平ID)、水
平画面振幅(H.S)、垂直画面振幅(V.S)、水平
画面位置(H.P)、および垂直画面位置(V.P)な
どに関するデータを有する。設定情報71αのその他の
データについては、図5(a)に示す通りである。
【0045】設定情報71βは、表示面35に表示され
る画像のRGBの色合いなどに関する情報である。すな
わち、設定情報71βは、図5(b)に示すように輝度
(BRT)、コントラスト(CNT)、RGBの各ゲイ
ン(RGH、GGH、BGH)、およびRGBの各バイ
アス(RBH、GBH、BBH)などに関する設定値を
有する。
【0046】設定情報71α、71βの各設定値は7ビ
ットまたは8ビットの値であり、EEPROM33bに
記憶されている工場調整情報73の各設定値のデータ長
に対応している。また、ユーザ表示設定情報71には、
いずれの設定情報71αを用いて画像の表示を行うのか
を指し示す設定識別情報71kが記憶されている。
【0047】さらに、設定情報データベース203は、
ユーザがログオンする前に用いるための画像の表示に関
する設定情報としてデフォルト情報71nを記憶する。
デフォルト情報71nは、垂直IDおよび水平IDの値
のみ設定されており、その他の値は工場調整情報73が
用いられる。これについては後に説明する。
【0048】図6に戻って、ID取得部201は、コン
ピュータ本体2を使用するユーザのユーザ識別子74を
取得する。例えば、図8に示すログオンウィンドウHW
1を表示し、テキストボックスTX1への入力に基づい
てユーザ識別子74を取得する。
【0049】表示設定部202は、画像の表示に関する
設定を行い、ユーザ表示設定情報71を生成しまたは変
更する。係る設定は、図9に示す選択ウィンドウHW2
または図10に示す設定ウィンドウHW3、HW4によ
って行われる。
【0050】選択ウィンドウHW2は、現在ログオンし
ているユーザのユーザ表示設定情報71に既に設定され
ている設定情報71αの一覧を表示する。図9の例によ
れば、ユーザAのユーザ表示設定情報71には、2つの
設定情報71α1、71α2が設定されていることがわ
かる。ユーザは、いずれかの設定情報71α1、71α
2を選択することによって、表示に関する設定を行う。
選択するにあたっては、対応するラジオボタンRB2を
クリックし、ボタンBN23をクリックする。このと
き、選択された設定情報71αを指し示すように設定識
別情報71kが変更される。
【0051】または、既に設定されている設定情報71
αまたは71βの内容を変更することによって、表示に
関する設定を行うことができる。その際には、変更した
い設定情報71αに対応するラジオボタンRB2をクリ
ックし、ボタンBN22をクリックする。このようにし
て、図10(a)(b)に示す設定ウィンドウHW3、
HW4を表示させる。そして、ウィンドウHW3または
HW4を操作して、表示に関する設定を行う。または、
新たな設定情報71αを作成し設定することによって、
表示の調整を行うことができる。新たな設定情報71α
を作成するには、ボタンBN21をクリックして設定ウ
ィンドウHW3、HW4を表示し、操作を行う。
【0052】図10(a)(b)に示す設定ウィンドウ
HW3、HW4が操作されると、それに応じてユーザ表
示設定情報71の各設定値が変更され、またはユーザ表
示設定情報71が生成される。ログオンしているユーザ
に対応するユーザ表示設定情報71がない場合は、ここ
で、ユーザ表示設定情報71が生成される。なお、選択
ウィンドウHW2のボタンBN22がクリックされた場
合は、ラジオボタンRB2によって選択された設定情報
71αの各設定値が変更され、再設定される。ボタンB
N21がクリックされた場合は、新たな設定情報71α
が作成され設定される。設定ウィンドウHW4は、設定
ウィンドウHW3のボタンBN31がクリックされると
表示される。
【0053】設定ウィンドウHW3のつまみCL3a
は、解像度の調整を行う。本実施形態のディスプレイ装
置3とオペレーティングシステム25sとの組合わせの
場合は、「640×480(VGA)モード」、「80
0×600(SVGA)モード」、「1024×768
(XGA)モード」、および「1280×1024(S
XGA)モード」の4つの解像度のモードから1つを選
択することができ、つまみCL3aを左端から右へ動か
すごとにVGAモードからSXGAモードへと順番に変
更される。
【0054】同様に、つまみCL3b〜CL3dは、R
GBの色合いの調整を行う。つまみCL3eおよびCL
3fは、それぞれ、輝度およびコントラストの調整を行
う。設定ウィンドウHW4のつまみCL4aおよびCL
4bは、それぞれ、表示する画像の水平位置および垂直
位置の調整を行う。つまみCL4cおよびCL4dは、
それぞれ、表示する画像の幅および高さの調整を行う。
つまみCL4e〜CL4gは、それぞれ、糸巻歪(ピン
クッション)、台形歪、および平行四辺形歪の調整を行
う。
【0055】設定ウィンドウHW3の選択メニューLB
3は、垂直走査周波数(リフレッシュレート)の調整を
行う。選択メニューLB3をクリックすると、画面の領
域に対応可能な垂直走査周波数が表示される。これらの
中から、任意の1つをクリックすることによって、垂直
走査周波数の調整を行うことができる。
【0056】そして、ボタンBN33またはBN42が
クリックされると、上記の操作に基づいて所定の演算処
理を実行して各設定値を算出する。各設定値をディスプ
レイ装置3に適用可能となるように7ビットまたは8ビ
ットの値に変換し、ユーザ表示設定情報71の生成また
は設定が完了する。
【0057】図6に戻って、データ選択部204は、I
D取得部201によって取得されたユーザ識別子74に
対応するユーザ表示設定情報71を設定情報データベー
ス203の中から検索し、検索されたユーザ表示設定情
報71の中から設定識別情報71kが指し示す設定情報
71αを選択する。そして、選択された設定情報71α
および設定情報71βに基づいて、表示調整情報71W
を生成する。例えば、図7の例においてユーザAがログ
オンしている場合は、設定識別情報71kaが指し示す
設定情報71α1、および設定情報71β1に基づいて
表示調整情報71Wを生成する。なお、表示に関する設
定を行っていないユーザの場合は、対応するユーザ表示
設定情報71が記憶されていない。その場合は、デフォ
ルト情報71nに基づいて、表示調整情報71Wを生成
する。生成された表示調整情報71Wは、調整情報出力
部205によってディスプレイ装置3へ出力される。
【0058】ディスプレイ情報取得部206は、工場調
整情報73などをディスプレイ装置3から取得する。例
えば、コンピュータ本体3の電源が投入され、初期設定
など所定の処理が行われる際に工場調整情報73を取得
する。または、ディスプレイ装置3において表示の設定
が行われたときにディスプレイ設定情報77を取得す
る。ディスプレイ設定情報77については後に説明す
る。
【0059】ビデオ信号出力部207は、表示調整情報
71Wに基づいて生成されるビデオ信号VDOをディス
プレイ装置3に出力する。ディスプレイ装置3の調整情
報取得部301は、コンピュータ本体2から表示調整情
報71Wを取得する。
【0060】表示モード判別部305は、調整情報取得
部301によって取得された表示調整情報71Wに基づ
いて表示モードを判別し、EEPROM33bから必要
な設定値を抽出する。係る処理は次のように行われる。
【0061】図11は各表示モードの垂直IDと水平I
Dとの組合わせの例を示す図である。「ID0」および
「ID1」は垂直IDを示し、「ID2」および「ID
3」は水平IDを示している。まず、表示調整情報71
Wに含まれる垂直IDおよび水平IDに基づいて、ディ
スプレイ装置3の表示モードを判別する。図11に示す
ように、垂直IDと水平IDとの組合わせは、表示モー
ドごとに異なっている。したがって、垂直IDおよび水
平IDに基づいて表示モードを判別することができる。
例えば、表示調整情報71Wの垂直IDのモードID
「ID0」および「ID1」がそれぞれ「9A」および
「08」で、水平IDのモードID「ID2」および
「ID3」がそれぞれ「8C」および「81」である場
合は、表示モードが「12」であると判別される。EE
PROM33bの工場領域RY1から、判別された表示
モードに対応する工場調整情報73を検索する。検索さ
れた工場調整情報73から、表示調整情報71Wに含ま
れていない部分の設定値を抽出し、データを補完する。
【0062】例えば、図7に示す設定情報71αxおよ
び設定情報71β2に基づいて生成された表示調整情報
71Wの場合は、表示モードが「4」と判別される。ま
た、工場領域RY1の中の表示モード「4」に対応する
工場調整情報73(0230H〜023FH番地)か
ら、値の設定されていない「H.S」および「V.S」
などの設定値を取得し、表示調整情報71Wを補完す
る。
【0063】図6に戻って、ディスプレイ情報設定部3
06は、ユーザによる調整ボタン36の操作に基づいて
表示の調整のための設定値を算出し、表示に関する設定
情報であるディスプレイ設定情報77を生成する。ディ
スプレイ設定情報77は、ユーザが表示面35に表示さ
れるOSD表示を見ながら調整ボタン36を操作し、こ
れに基づいて所定の演算処理が行われることによって生
成される。つまり、ユーザ表示設定情報71がコンピュ
ータ本体2によって生成される設定情報に対して、ディ
スプレイ設定情報77はディスプレイ装置3によって生
成される設定情報である。
【0064】ディスプレイ情報出力部302は、ディス
プレイ設定情報77または工場調整情報73をコンピュ
ータ本体2に出力する。例えば、ディスプレイ情報設定
部306によって表示の調整が行われたときにディスプ
レイ設定情報77を出力する。または、コンピュータ本
体2の電源が投入されたときに工場調整情報73を出力
する。
【0065】ビデオ信号取得部303は、コンピュータ
本体2から出力されるビデオ信号VDOを取得する。画
像表示制御部304は、調整情報取得部301によって
取得された表示調整情報71Wまたはディスプレイ情報
設定部306によって設定された各設定値などに基づい
て表示のための調整を行い、ビデオ信号取得部303に
よって取得されたビデオ信号VDOに基づいて画像を表
示する。
【0066】次に、ログオンするユーザに応じて画像の
表示の調整を行う処理の流れについて、フローチャート
を参照して説明する。図12は電源投入からログオン完
了までの表示システム1の処理の流れを説明するフロー
チャート、図13はコンピュータ本体2を操作して表示
の調整を行う場合の処理の流れを説明するフローチャー
ト、図14はディスプレイ装置3を操作して表示の調整
を行う場合の処理の流れを説明するフローチャートであ
る。
【0067】図12に示すように、コンピュータ本体2
の電源を投入すると(#10)、BIOSが起動し、B
IOSの情報を表示するためのビデオ信号VDOが出力
される(#11)。一方、ディスプレイ装置3におい
て、電源が投入され(#20)、所定の表示モードに切
り替わり(#21)、コンピュータ本体2からビデオ信
号VDOを受信して画像を表示する(#22)。一般
に、PC/AT互換機のBIOSにおける表示には、V
GAモードが用いられる。そこで、ディスプレイ装置3
は、電源投入時の表示モードがVGAモードになるよう
に設計されていることが多い。例えば、本実施形態のス
テップ#21における所定の表示モードとして、図2に
示す表示モード「2」が予め設定されている。
【0068】コンピュータ本体2において、オペレーテ
ィングシステム25sが起動される(#12)。DDC
規格に基づく通信によってディスプレイ装置3からディ
スプレイ装置3の仕様に関する情報を取得してディスプ
レイ装置3を認識し、デフォルト情報71nに基づいて
ディスプレイ装置3に表示に関する情報を出力する(#
13)。
【0069】これに従ってディスプレイ装置3では、表
示モードの設定が行われ(#23)、係る表示モードで
の表示に切り替えられる(#24)。例えば、図7に示
すデフォルト情報71nの場合は、垂直IDおよび水平
IDの値に基づいて表示モード「12」と判別され(図
11参照)、表示モード「12」に対応する工場調整情
報73に従ってSXGAモードして表示が行われる(図
2参照)。
【0070】次に、図8に示すログオンウィンドウHW
1が表示される。ユーザ名などの入力が行われログオン
が実行されると(#14)、ユーザの認証をしてユーザ
を特定し(#15)、係るユーザのユーザ表示設定情報
71を検索し(#16)、画像の表示に用いられる表示
調整情報71Wを生成しディスプレイ装置3に出力する
(#17)。
【0071】このとき、ディスプレイ装置3は、表示調
整情報71Wを取得する(#25)。画像のサイズ、ピ
ンクッションなどの歪、およびポジションなどに関する
設定値は偏向制御回路32aに送られて処理される。輝
度、RGBの色合いなどに関する設定値は調整回路31
bに送られて処理される。このようにして、画像の表示
の調整が行われる(#26)。
【0072】そして、コンピュータ本体2においてログ
オンが完了し、アプリケーションプログラム25tによ
る処理が開始される(#18)。ログオンしたユーザ
は、必要に応じて画像の表示の調整を行う(#19、#
27)。次に、係る調整の処理の流れについて説明す
る。
【0073】コンピュータ本体2の操作によって調整が
行われる場合は、図13に示すように、コンピュータ本
体2において、図9に示す選択ウィンドウHW2または
図10に示す設定ウィンドウHW3、HW4における入
力操作に基づいて表示に関する各設定値が変更される
(#31)。変更された各設定値は、表示調整情報71
Wとしてディスプレイ装置3に出力されるとともに(#
32)、ログオンしているユーザに対応するファイル
(ユーザ表示設定情報71)に保存される(#33)。
【0074】一方、ディスプレイ装置3において、表示
調整情報71Wが取得され(#41)、これに基づいて
偏向制御回路32aおよび調整回路31bなどによって
表示の調整の処理が行われ、画像が表示される(#4
2)。
【0075】ディスプレイ装置3の操作によって調整が
行われる場合は、図14に示すように、ディスプレイ装
置3において、調整ボタン36の操作に従って各設定値
が変更され、表示の調整が行われる(#61)。これに
基づいて画像の再表示が行われるとともに(#62)、
変更された各設定値(ディスプレイ設定情報77)がコ
ンピュータ本体2に出力される(#63)。
【0076】変更後のディスプレイ設定情報77は、コ
ンピュータ本体2が取得し(#51)、現在ログオンし
ているユーザに対応するファイル(ユーザ表示設定情報
71)に保存される(#52)。
【0077】本実施形態によると、ログオンするユーザ
に応じてディスプレイ装置3の表示に関する調整を行う
ことができる。特に、表示システム1は、複数のユーザ
が1台のコンピュータを利用するマルチユーザ環境にお
いて有効に利用される。
【0078】また、ユーザ表示設定情報71をコンピュ
ータ本体2の磁気記憶装置25に記憶するので、従来の
ようにディスプレイ装置3のEEPROM33bにユー
ザ領域を設ける必要がない。したがって、容量が少なく
安価なEEPROMを用いることができるとともに、磁
気記憶装置25の容量が極めて大きいので無数に近いユ
ーザの設定情報を記憶することができる。
【0079】また、ユーザのログオンの実行に伴って表
示に関する調整を行うことができるので、操作が簡単で
ある。図15はEEPROM33bのメモリマップの変
形例を示す図、図16は本実施形態の変形例における表
示システム1の処理の流れを説明するフローチャートで
ある。
【0080】本実施形態では、コンピュータ本体2にユ
ーザ表示設定情報71を記憶したが、ディスプレイ装置
3にユーザ表示設定情報71を記憶してもよい。例え
ば、図15に示すように、ディスプレイ装置3のEEP
ROM33bにユーザごとの記憶領域RY3を設け、ユ
ーザ表示設定情報71を記憶する。係る場合、図6に示
す設定情報データベース203は、ユーザ表示設定情報
71の代わりに、ユーザ表示設定情報71が記憶されて
いるEEPROM33bの番地を指し示すアドレス情報
76をユーザ識別子74に対応付けて記憶する。調整情
報取得部301はアドレス情報76をユーザの識別情報
として取得し、画像表示制御部304はアドレス情報7
6の指し示す記憶領域RY3に記憶されている各設定値
に基づいて表示に関する処理を行う。
【0081】次に、本変形例におけるログオンの実行以
降の処理の流れについてフローチャートを参照して説明
する。図16に示すように、コンピュータ本体2におい
て、ユーザのログオンが実行されユーザが特定されると
(#71、#72)、係るユーザのユーザ識別子74に
基づいてアドレス情報76をディスプレイ装置3に出力
する(#73)。このとき、ディスプレイ装置3におい
て、アドレス情報76が取得され(#81)、係るアド
レス情報76が指し示す番地から表示に関する各設定値
を取得し、それに基づいて表示の調整を行い、画像の再
表示を行う(#82)。そして、コンピュータ本体2に
おいてユーザのログオンが完了する(#74)。
【0082】または、ディスプレイ装置3の調整ボタン
36によってユーザを指定することができるようにして
もよい。1ユーザについて複数の設定情報がある場合
は、いずれの設定情報を用いるのかを指定することがで
きるようにしてもよい。
【0083】本変形例は、コンピュータ本体2にログオ
ンせずにディスプレイ装置3が用いられる場合などに有
効に用いられる。例えば、一般のテレビとしてもコンピ
ュータの表示装置としても用いられるディスプレイ装置
などに適している。コンピュータの表示装置として用い
る場合は、上に述べたように、ユーザのログオンが実行
され、係るユーザに応じた表示の調整が行われる。テレ
ビとして用いる場合は、ユーザはディスプレイ装置の調
整ボタンなどを操作して自分の設定情報を指定すればよ
い。
【0084】なお、本実施形態では、ディスプレイ装置
3としてCRTディスプレイを例に説明したが、液晶デ
ィスプレイなどを用いてもよい。液晶ディスプレイは、
画像の歪が生じないなど、CRTディスプレイとは異な
った特性を持つ。したがって、EEPROM33bに記
憶される設定値などは、液晶ディスプレイの特性に対応
したものとなる。その他、プラズマディスプレイまたは
投射型ディスプレイなどの表示装置を用いる場合につい
ても同様である。
【0085】ユーザ表示設定情報71を、コンピュータ
本体2以外のコンピュータに記憶しておいてもよい。例
えば、複数のコンピュータ本体2およびサーバなどによ
って構成されるネットワーク環境において、サーバにユ
ーザ表示設定情報71を記憶しておく。コンピュータ本
体2を使用するユーザは、使用する度にサーバから係る
コンピュータ本体2にユーザ表示設定情報71をダウン
ロードし、表示の調整を行う。これにより、他のコンピ
ュータ本体2を使用する場合であっても、同じ表示環境
の下で作業を行うことができる。
【0086】図17は本発明に係る表示システム1を機
能させるためのプログラムを記録する記録媒体STの形
態を示す図である。図17に示すように、上に述べた各
機能を実現するためのプログラムを記録した記録媒体S
Tを処理装置4に用いることによって、表示システム1
を実現することができる。
【0087】記録媒体STが可搬媒体STBである場合
には、プログラムは可搬媒体STBの種類に対応するド
ライブ装置によって読み出され、処理装置4の記憶装置
STAに格納され又は主メモリ上にローディングされ、
実行される。記録媒体STが回線先媒体STCである場
合には、プログラムは通信回線STDを介して記憶装置
STAにダウンロードされ、又は適時転送されて実行さ
れる。
【0088】可搬媒体STBとして、CD−ROM、フ
ロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、また
はフラッシュメモリなどが用いられる。また、ネットワ
ーク、通信回線STDで結ばれたサーバ、またはDAS
Dなどの回線先媒体STCが、記録媒体STとして利用
可能である。プログラムは、種々のOS、プラットホー
ム、システム環境、又はネットワーク環境の下で動作す
るように供給可能である。
【0089】その他、表示システム1、コンピュータ本
体2、またはディスプレイ装置3の全体または各部の構
成、処理内容、処理順序などは、本発明の趣旨に沿って
適宜変更することができる。 (付記1)コンピュータからの映像信号に基づいて表示
装置の表示面に画像を表示する表示システムであって、
前記表示装置の表示に関する調整を行うためのユーザご
との表示調整情報を、それぞれのユーザを識別するため
のユーザ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、前
記コンピュータを現に操作するユーザについてのユーザ
識別情報を取得する識別情報取得手段と、を有し、前記
表示装置は、前記識別情報取得手段によって取得された
前記ユーザ識別情報に対応する前記表示調整情報に基づ
いて前記表示面に画像を表示する、ことを特徴とする表
示システム。 (付記2)前記表示調整情報をユーザが設定するための
設定手段を有し、前記設定手段により設定された表示調
整情報が、前記識別情報取得手段により取得されたユー
ザ識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶される、
付記1記載の表示システム。 (付記3)前記ユーザ識別情報に対応する前記表示調整
情報を前記記憶手段の中から1つ選択する情報選択手段
を有し、前記表示装置は、前記情報選択手段によって選
択された表示調整情報に基づいて前記表示面に画像を表
示する、付記1または付記2記載の表示システム。 (付記4)表示装置に画像を表示させるために映像信号
の出力が可能なコンピュータであって、前記表示装置の
表示に関する調整を行うためのユーザごとの表示調整情
報を、それぞれのユーザを識別するためのユーザ識別情
報に対応付けて記憶する記憶手段と、前記コンピュータ
を現に操作するユーザについてのユーザ識別情報を取得
する識別情報取得手段と、前記識別情報取得手段によっ
て取得された前記ユーザ識別情報に対応する前記表示調
整情報を前記表示装置に出力する出力手段と、を有する
ことを特徴とするコンピュータ。 (付記5)前記表示調整情報をユーザが設定するための
設定手段を有し、前記設定手段により設定された表示調
整情報が、前記識別情報取得手段により取得されたユー
ザ識別情報に対応付けて、前記記憶手段に記憶される、
付記4記載のコンピュータ。 (付記6)前記ユーザ識別情報に対応する前記表示調整
情報を前記記憶手段の中から1つ選択する情報選択手段
を有し、前記第一の出力手段は、前記情報選択手段によ
って選択された前記表示調整情報を出力する、付記4ま
たは付記5記載のコンピュータ。 (付記7)前記記憶手段は、特定のユーザ識別情報に対
応しない表示調整情報であるデフォルト情報を記憶し、
前記情報選択手段が前記表示調整情報を選択できない場
合に、前記出力手段は前記デフォルト情報を出力する、
付記6記載のコンピュータ。 (付記8)コンピュータからの映像信号に基づいて表示
面に画像を表示する表示装置であって、表示に関する調
整を行うためのユーザごとの表示調整情報を、それぞれ
のユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けて
記憶する記憶手段と、前記表示調整情報をユーザが設定
するための設定手段と、前記コンピュータを現に操作す
るユーザについてのユーザ識別情報を取得する識別情報
取得手段と、を有し、前記識別情報取得手段によって取
得された前記ユーザ識別情報に対応する前記表示調整情
報に基づいて、前記画像を前記表示面に表示する表示制
御手段と、を有してなることを特徴とする表示装置。 (付記9)表示装置に画像を表示させるために映像信号
の出力が可能なコンピュータに用いられるコンピュータ
プログラムであって、前記表示装置の表示に関する調整
を行うためのユーザごとの表示調整情報を、それぞれの
ユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けて記
憶する処理、前記コンピュータを現に操作するユーザに
ついてのユーザ識別情報を取得する処理、および、前記
識別情報取得手段によって取得された前記ユーザ識別情
報に対応する前記表示調整情報を前記表示装置に出力す
る処理、を前記コンピュータに実行させるためのコンピ
ュータプログラム。 (付記10)付記9記載のコンピュータプログラムが記
録されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
【0090】
【発明の効果】本発明によると、複数のユーザがコンピ
ュータおよび表示装置を共用する場合であっても、コン
ピュータにログオンするユーザごとに表示の調整が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示システムの例を示す図であ
る。
【図2】各表示モードにおける設定の内容を示す図であ
る。
【図3】EEPROMのメモリマップの例を示す図であ
る。
【図4】EEPROMのメモリマップの例を示す図であ
る。
【図5】表示に関する各設定値の内容を説明する図であ
る。
【図6】表示システムの機能的構成を示す図である。
【図7】ユーザ表示設定情報の構成の例を示す図であ
る。
【図8】ログオンウィンドウの例を示す図である。
【図9】選択ウィンドウの例を示す図である。
【図10】設定ウィンドウの例を示す図である。
【図11】各表示モードの垂直IDと水平IDとの組合
わせの例を示す図である。
【図12】電源投入からログオン完了までの表示システ
ムの処理の流れを説明するフローチャートである。
【図13】コンピュータ本体を操作して表示の調整を行
う場合の処理の流れを説明するフローチャートである。
【図14】ディスプレイ装置を操作して表示の調整を行
う場合の処理の流れを説明するフローチャートである。
【図15】EEPROMのメモリマップの変形例を示す
図である。
【図16】本実施形態の変形例における表示システムの
処理の流れを説明するフローチャートである。
【図17】本発明に係る表示システムを機能させるため
のプログラムを記録する記録媒体の形態を示す図であ
る。
【図18】EEPROMのメモリマップの例を示す図で
ある。
【図19】EEPROMのメモリマップの例を示す図で
ある。
【図20】従来におけるディスプレイ装置の表示の調整
に関する処理の流れを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 表示システム 2 コンピュータ本体(コンピュータ) 3 ディスプレイ装置(表示装置) 25、ST 記録媒体 33b EEPROM(記憶手段) 35 表示面 36 調整ボタン(識別情報取得手段、情報選択手段) 71 ユーザ表示設定情報(表示調整情報) 71n デフォルト情報 74 ユーザ識別子(ユーザ識別情報) 76 アドレス情報(ユーザ識別情報) 201 ID取得部(識別情報取得手段) 202 表示設定部(設定手段) 203 設定情報データベース(記憶手段) 204 データ選択部(情報選択手段) 205 調整情報出力部(第一の出力手段) 302 ディスプレイ情報出力部(第二の出力手段) 304 画像表示制御部(表示手段) 306 ディスプレイ情報設定部(設定手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B069 AA01 BA01 BB16 DD11 FA03 HA18 JA01 5C082 CA81 CB01 DA87 DA89 MM08 MM10

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータからの映像信号に基づいて表
    示装置の表示面に画像を表示する表示システムであっ
    て、 前記表示装置の表示に関する調整を行うためのユーザご
    との表示調整情報を、それぞれのユーザを識別するため
    のユーザ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、 前記コンピュータを現に操作するユーザについてのユー
    ザ識別情報を取得する識別情報取得手段と、を有し、 前記表示装置は、前記識別情報取得手段によって取得さ
    れた前記ユーザ識別情報に対応する前記表示調整情報に
    基づいて前記表示面に画像を表示する、ことを特徴とす
    る表示システム。
  2. 【請求項2】表示装置に画像を表示させるために映像信
    号の出力が可能なコンピュータであって、 前記表示装置の表示に関する調整を行うためのユーザご
    との表示調整情報を、それぞれのユーザを識別するため
    のユーザ識別情報に対応付けて記憶する記憶手段と、 前記コンピュータを現に操作するユーザについてのユー
    ザ識別情報を取得する識別情報取得手段と、 前記識別情報取得手段によって取得された前記ユーザ識
    別情報に対応する前記表示調整情報を前記表示装置に出
    力する出力手段と、 を有することを特徴とするコンピュータ。
  3. 【請求項3】前記表示調整情報をユーザが設定するため
    の設定手段を有し、 前記設定手段により設定された表示調整情報が、前記識
    別情報取得手段により取得されたユーザ識別情報に対応
    付けて、前記記憶手段に記憶される、 請求項2記載のコンピュータ。
  4. 【請求項4】コンピュータからの映像信号に基づいて表
    示面に画像を表示する表示装置であって、 表示に関する調整を行うためのユーザごとの表示調整情
    報を、それぞれのユーザを識別するためのユーザ識別情
    報に対応付けて記憶する記憶手段と、 前記表示調整情報をユーザが設定するための設定手段
    と、 前記コンピュータを現に操作するユーザについてのユー
    ザ識別情報を取得する識別情報取得手段と、を有し、 前記識別情報取得手段によって取得された前記ユーザ識
    別情報に対応する前記表示調整情報に基づいて、前記画
    像を前記表示面に表示する表示制御手段と、 を有してなることを特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】表示装置に画像を表示させるために映像信
    号の出力が可能なコンピュータに用いられるコンピュー
    タプログラムであって、 前記表示装置の表示に関する調整を行うためのユーザご
    との表示調整情報を、それぞれのユーザを識別するため
    のユーザ識別情報に対応付けて記憶する処理、 前記コンピュータを現に操作するユーザについてのユー
    ザ識別情報を取得する処理、および、 前記識別情報取得手段によって取得された前記ユーザ識
    別情報に対応する前記表示調整情報を前記表示装置に出
    力する処理、 を前記コンピュータに実行させるためのコンピュータプ
    ログラム。
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