JP4327359B2 - ウェブ搬送システム - Google Patents

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Description

【0001】
本発明は、PET,PEN,それらの共重合体および他の重合体からなるウェブの如きウェブ搬送システムに関する。これは、あらゆる種類のプラスチックウェブ,積層または同時押し出し成形したプラスチックウェブ,巻紙,アルミニウムウェブの如き金属ウェブ,織物または不織ウェブに対してより一般的に適用される。
【0002】
ウェブを搬送するためのシステムは、例えばテンター炉またはコーティングシステムの出口、あるいは炉の内部であっても、あるいは巻き取りステーションにウェブを導くために必要とされる。最新技術のウェブ搬送システムは、テーブルの上流端部にて空気流がテーブルの表面と平行に導入されるコアンダ(Coanda)システムを具えている。この空気流により、ウェブが吸引されてテーブルの下流に搬送される。このようなシステムは、次に述べる不都合を有する。第一に、これらは比較的短い距離に対してのみ、本来的に効果があるだけである。実際、ウェブはある距離の後に離れる傾向があり、はためいてテーブルに追従しない。第二に、これらのシステムは、ウェブの小片または一部に対してではなく、ウェブの全幅に対してのみ効果があるだけである。第三に、これらは大きな空気量を必要とし、単に小さな力(およそ1N/m2)と比較的低い圧力とを得ることができるだけである。
【0003】
また、最新技術のシステムは、ロールの外周に沿ってウェブを搬送するためのコアンダシステムを具えている。これらのシステムは、上述されたコアンダシステムのような効果があり、テーブルの平坦面がロールの円筒状表面によって置き換えられている。これらのシステムは、同じ不具合を受けやすい。
【0004】
テーブルに配された穴から空気が吹き出されるコアンダシステムがあり、このようなシステムは、例えばドイツ国 Kiefeld の Hein & Lehmann によって販売されている。このようなシステムにおける空気の速度は、ウェブの速度のおよそ3倍であり、同時にその圧力はおよそ2000Paである。有効表面面積の寸法に対する穴の寸法の割合は、9%以上である。流れはテーブルに対して平行である。これらのシステムは、これらが大量の空気を必要とするので、それほど効率的ではなく、しかも空気が鋭い端部に衝突するために大きな騒音を発生する。
【0005】
加えて、これら従来技術の搬送システムは、極薄のウェブ、例えば1マイクロメートル未満のウェブを搬送するために適当ではない。このような厚さのウェブは、機械的強度がごくわずかしか、またはほとんどなく、従来技術の解決方法を使用することができず、ウェブのはためきがウェブに大きな機械的応力を引き起し、ウェブを破壊する可能性がある。
【0006】
従って、搬送ウェブ全体に亙って振り分けられてより大きな力をもたらすことができ、長い距離に亙ってウェブを搬送でき、少量の空気を使用でき、最小の騒音を発することができるウェブ搬送システムに対する要求がある。また、種々の幅のウェブ、1マイクロメートル未満のウェブから36μmのウェブまでの範囲の異なる厚さのウェブに対応できる搬送システムに対する要求がある。また、このような搬送システムは、完全なウェブのみならず、スクラップ小片も搬送することが可能であるべきであり、搬送速度は500m/分と同じ高速か、またはそれ以上の高速であってよく、このようなシステムは所定のどのような方向においてでも安定した搬送を確実にすべきであり、しかも自己調整能力を装備すべきである。このシステムは、平坦な表面(テーブル)に対し、また円形断面または他の断面を持った配管に沿った搬送にも効果があろう。より一般的には、これは搬送方向に沿って本質的に連続する任意の面に対してウェブを搬送するために機能すべきである。
【0007】
本発明は、従来技術の上述した問題に対する解決を提供し、これは上に記載された利点および特徴のすべてを有する搬送システムを提供する。
【0008】
本発明によると、ウェブ(3)を搬送方向に搬送するためのテーブル構成であって、このテーブル構成の表面に配置されて空気を吹き出すための複数の傾斜吹き出し手段と、テーブル構成の表面に配置される少なくとも1つの吸引手段とを具え、前記傾斜吹き出し手段は、空気流の少なくとも一部が前記搬送方向に吹き出されるように、テーブル構成の表面に対して垂直な方向に関して傾斜すると共に前記搬送方向に沿って配されるテーブル構成が提供される。
このテーブル構成は、吸引手段を欠き、かつ前記傾斜吹き出し手段がその全面に亙って配置される第1の部分と、前記傾斜吹き出し手段よりも前記搬送方向下流側でテーブル構成の表面から突出し、前記搬送方向に対して交差するように延在する少なくとも1つの丸い突出ハンプとをさらに具え、
前記少なくとも1つの吸引手段(6a〜6c)は、前記傾斜吹き出し手段と前記丸い突出ハンプとの間に配置され、前記丸い突出ハンプ(8)は、前記ウェブ(3)が前記搬送方向に関して前記丸い突出ハンプよりも上流のテーブル構成の第2の部分から離れて持ち上げられることを保証し、前記少なくとも1つの吸引手段(6a〜6c)が前記第2の部分に配置されていることを特徴とする
【0009】
好ましい一実施例において、好ましくは、丸い出ハンプの形状は、このハンプの上流で傾斜吹き出し手段により吹き出される空気の部分的な遮断を保証する。
【0010】
また、突出したハンプの形状は、このハンプの下流で当該ハンプを越えて流れる空気の加速を保証することができる。
【0011】
本発明の一実施例において、前記吹き出し手段が傾斜穴の列を具えている。前記吸引手段もまた、傾斜穴の列を具えることができる。
【0012】
他の実施例において、前記吹き出し手段の吹き出し方向とテーブル構成に対して垂直な方向との間の角度が10°と90°との間に含まれ、好ましくはおよそ30°である。
【0013】
記吹き出し手段の吹き出し方向の前記テーブル構成の前記表面に対する投影が前記搬送方向と角度を形成することが可能である。
【0014】
一実施例において、前記吹き出し手段によって吹き出される空気の速度は、ウェブの予想速度の少なくとも8倍、好ましくはウェブの速度の10から15倍ある。
【0015】
好ましくは、吹き出し手段を含むテーブルの部分の面積に対するこの吹き出し手段の面積の割合が1%未満、好ましくは0.5%未満である。
【0017】
の実施例において、丸い突出ハンプは、テーブルと搬送されるウェブとの間の空気層の厚さの少なくとも8倍の直径を持った円形断面を有する。
【0018】
本発明はまた、少なくとも1つのこのようなテーブル構成を具えた搬送システムにも関する。一実施例において、この搬送システムは、搬送方向と交差する方向に間隔をあけて配置された少なくとも2系統のテーブル構成を具えることができる。さらに、これら2系統の搬送テーブル構成は、その一方が他方に向けてまたは他方から離れて動かされるようになっていることが好ましい。
【0019】
一実施例において、搬送システムの両側にあるテーブル構成は、吹き出し方向が搬送システムの側方に向けられる吹き出し手段を有する。
【0020】
また、何人も空気を吸引手段から吹き出し手段に送り込み、吸引手段からの空気流量と吹き出し手段への空気流量との間の割合が0.5と1との間に含まれ、好ましくはおよそ0.7である手段を装備してもよい。
【0021】
本発明はまた、本発明による少なくとも1つのテーブル構成の表面にウェブ(3)を搬送する方法に関し、複数の吹き出し手段から前記ウェブ(3)を搬送するための空気を吹き出させると共に少なくとも1つの吸引手段から空気を吸引させるステップを具えている。
【0022】
好ましくは、空気を吹き出すステップは、テーブルの表面に関して傾斜した方向に空気を吹き出すことを含む。
【0029】
さて、本発明を具体化する搬送システムが添付図面を参照して限定しない例示により記述される。
【0030】
本発明は、平坦な搬送テーブルに関する好ましい実施例において記述される。これは、このような平坦なテーブルに限定されず、本発明は任意の可能な断面を有する円筒状または角柱状表面に対して同じように効果的に行うことができる。このような表面は、実際には丸いまたは角柱のテーブルである。
【0031】
図1は、本発明による搬送システムの一部の搬送方向に沿った垂直断面における概略図であり、図1の搬送システムはテーブル1を具えており、その表面2にウェブ3を搬送することができる。このテーブルは、開口、すなわち溝4a〜4dの如き一連の吹き出し手段を具えており、空気を吹き出すための吹き出し手段の下方に配置された空気圧力容器、すなわちキャビネット5から、ここを通って空気または他の気体を吹き出させることができ、これは図面に描かれていないファンまたは他の形式の空気輸送手段を使用することが可能である。空気圧力容器内の静圧は、空気の圧力の箱において大気圧以上の0.01バールと0.5バールとの間(1000Paから50000Pa)に含まれる。吹き出し手段4a〜4dは、テーブルの表面に対して垂直な方向に関して傾斜しており、空気の流れが少なくとも部分的にウェブの搬送方向に沿って吹き出されるようになっている。吹き出し手段は、テーブルに沿ったウェブの円滑かつ効率的な搬送を確実にし、そしてウェブに張力を与え、一連の吹き出し手段によって、ウェブに対する多数の推進力が、吹き出される空気量を制限することを可能にする。吹き出し手段に関するさらなる詳細が以下に述べられる。吹き出し手段を具えたテーブルの部分の長さは、図1中に示されたLiである。また、搬送システムのこの部分は、この説明において推進部と呼称される。
【0032】
吹き出し手段からの空気流は、ウェブを持ち上げてテーブルに沿って搬送する。ウェブの下の空気の蓄積を阻止し、この薄い層がテーブルから持ち上がらないことを保証するため、本発明は吹き出し手段の下流に吸引手段を配備しており、この説明における下流は、吸引手段がウェブの搬送方向、すなわち空気流動方向に関して吹き出し手段の後に配置されることを意味しており、図1の実施例において、吸引手段は開口、すなわち溝6a〜6cを具え、これら吸引手段は当該吸引手段の下方に配置された真空容器、すなわちキャビネット7に対して連結されており、真空容器7内の真空度は、10から500Paの範囲内に好ましくは含まれる。真空容器から空気を吸引するため、世人は図面に描かれていないファン、ポンプなどの如き任意の形式の空気排出装置を使用することができる。従って、吹き出し手段から吹き出される空気の少なくとも一部は、吸引手段内に吸引され、これは、空気の薄い層の厚さが搬送テーブルに沿ってほぼ一定のままでいることを保証する。吸引手段に関するさらなる詳細が以下に述べられる。吸引手段を具えたテーブルの部分の長さは、図1において示されたLVである。この部分は吸引部と呼称される。
【0033】
本発明によると、ウェブが吹き出し手段の吸引動作を受けてテーブルに吸引されるのを回避するため、吸引手段の下流でテーブルの表面から突出する細長いハンプが配備され、ハンプはウェブの搬送方向に対して交差するように延在しており、これらハンプは、ハンプの上流でテーブルとウェブとの間に吸引空間が形成されることを確実にし、従って、吸引手段はウェブをテーブルに吸引する何らの危険性なく、空気を過度に吸引することができる。ハンプはまた、ウェブの適切な張力とこのウェブ張力の減衰とを確実にし、搬送システムはウェブ張力の変化と、ウェブ入力および出力比のわずかな相違とを吸収することができる。ハンプの形状および寸法に関するさらなる詳細が以下に論じられる。ハンプを具えたテーブルの部分の長さは、図1において示されたLhであり、テーブルの上に突出するハンプによる高さは図1に示されたhである。
【0034】
図1の搬送システムの全長Lh+Li+LVTで示される。発明による搬送システムにおいて、好ましくは、次の状態の1つまたは幾つかが満たされる。
【0035】
0.70・LT≦Li≦0.85・LT (1)
0.05・LT≦LV≦0.10・LT (2)
0.10・LT≦Lh≦0.20・LT (3)
h≦Lh (4)
【0036】
図1の型式の長方形テーブルの場合におけるそれぞれの部分の長さに関するこれらの状態は、テーブルのそれぞれの部分の表面に関する状態と実際に等しい。第1の状態は、適切なウェブの搬送と適正なウェブ張力とを保証するため、搬送システムの推進部が充分に長いことを保証する。第2の状態は、吸引部が単に空気を吸引ことを可能にするために充分長いことを保証する。ハンプ部の長さは、コアンダシステムの滑らかな搬送および滑らかな走行を保証するために決定される。その長さは可能な限り短く、これがウェブを持ち上げるために充分大きいことが好ましく、吸引手段の吸引力を克服するために充分な吸引空間と充分な持ち上げ力をもたらすべきであるという意図に耐える。
【0037】
図1の実施例において、吹き出し手段を具えたテーブルの部分の全長は、0.515mであり、吸引手段を具えたテーブルの部分の長さは40mmであり、そしてハンプを具えたテーブルの部分の長さは80mであり、従って、吹き出し手段を構成するテーブルの面積と、ハンプを含めたテーブルの合計面積との間の割合はおよそ81%であり、70から85%の好ましい範囲に含まれる。吸引手段を具えたテーブルの面積と、テーブルの全面積との間の割合はおよそ6%であり、5から10%の好ましい範囲に含まれる。吸引手段を具えたテーブルの面積と、テーブルの全面積との間の割合はおよそ12%であり、10から20%の好ましい範囲に含まれる。
【0038】
さて、吹き出し手段が詳細に論じられる。図1の実施例において、これらは搬送システムの推進部の表面全体に亙って分散配置される一連の穴,ノズル,開口または溝を具えている。これらは、一定の張力とその幅を横切るウェブの引っ張りとを保証するように、搬送システムの推進部の表面に好ましくは均一に分散配置されている。図3および以下のその説明を理解されたい。
【0039】
吹き出し手段のこのような分散配置は、単一の空気流がテーブルと平行に吹き出される現在のコアンダシステム−このようなシステムにおける空気の速度は、ウェブの速度の2倍であって、およそ1000Paの圧力を有する−よりも大きな搬送力を保証する。これは、非常に大きな騒音と共に大量の空気が吹き出されることをもたらす。本発明はまた、広い開口を持った現在の吹き出しシステムよりも一層効率的である。
【0040】
図1の実施例において、吹き出し手段の方向とテーブルに対して垂直な方向との間の角度に関する好ましい範囲は10から90°であり、この吹き出し手段は穴からなり、その長手方向はテーブルの表面の向きに対してほぼ30°の角度を形成している。テーブルと開口との間の角度に関し、20〜40°の範囲が好ましい。図2は、1つの穴4cのさらに大きな拡大図をこれを囲むテーブルおよびウェブと共に示している。この図に示されるように、開口4cの下流に2次流が形成され、この流動は、より低い圧力を持ったボリューム9を局部的に作り、この空気は、より低い圧力ボリュームの下流で加速される。推進力は、ウェブのに対する空気流の偏向によってウェブに伝達されると同時に、ウェブは2次流によって作られる局部的な押し下げによりテーブルに吸引される。
【0041】
吹き出し手段の面積と搬送システムの推進部の面積との間の割合が0.5または1%未満であることが好ましい。0.13%の値が、1mmの直径を持った円形の開口と共に適切であると判明している。値が大きすぎると、テーブルの効率をより低くしてしまう。値が低すぎると、吹き出される空気の速度を高くしてしまい、ウェブに対して有害である可能性がある。空気の速度は、好ましくはウェブの予想速度の少なくとも8倍、より好ましくはウェブの速度の10から15倍である。圧力はおよそ0.50バール(50000Pa)であるが、圧力は、搬送システムの機械的抵抗および音響状態よって自由に選択されることができる。
【0042】
この圧力と同様に、開口の寸法および分散配置は、必要に応じて適合させることができる。例えば、肉薄ウェブに対し、開口の間の間隔を短くするために開口の数を増大することができるけれども、開口の寸法は減少する。
【0043】
これは、本発明のシステムを複数の穴を持った従来技術のシステムよりも一層効率的にする。本発明のシステムにおいて発生する騒音はより低く、そして空気量がさらに制限される。従って、本発明による搬送システムにおけるウェブに対する力は、より大きく、さらに均一に振り分けられる。
【0044】
図1の実施例における吸引手段は、図3において認識されることができるように一連の穴からなり、これらの穴は直径5mmの大きさを有する。吹き出し手段へ、および吸引手段からの流れは、吹き出される空気量に対する吸引される空気量の割合が0.5および1の間に含まれ、好ましくはおよそ0.7に選択される。これらの量は、良好な搬送力を保証すると同時に、ウェブと搬送テーブルとのあらゆる接触を回避する。
【0045】
さて、この搬送システム用のハンプが記述される。図1の好ましい実施例において、ハンプの断面は円形であり、150mmの直径を有する。これはテーブルの上に突出し、テーブル上のその高さはおよそ20mmである。上で説明したように、ハンプは、このハンプの上流に空気遮断部をもたらし、この遮断部におけるウェブは、テーブルの表面から離れるように持ち上げられ、蓄積された空気がウェブを吸引し過ぎることなく吸引するようになっている。実際、ハンプに妨げられる空気流は、部分的に遮断されてハンプの上流に蓄積し、それによって空気蓄積室を形成し、ここから空気が吸引されることができる。ハンプの下流では空気が再び加速され、この加速された空気流は、ウェブを引き付ける。
【0046】
さらに、この空気蓄積部を形成するため、ハンプはウェブに張力をもたらし、実際に、ハンプの下流の空気の加速はウェブを引き付けて張力を作り出す。
【0047】
最後に、このハンプはまた、搬送システムのための吸収手段として作用し、ハンプの前方の空気蓄積とハンプ上のウェブの延在通路とが、本発明の搬送システムに続く切断ユニットまたは搬送ユニットの急動によって引き起こされるウェブ張力の突然の増大の如きウェブの張力を吸収することを可能にしている。
【0048】
ハンプの断面は、図1の例に限定されず、ハンプの直径は、これが円形である場合に変化可能であって、この値に限定されないことは理解されるべきであり、ハンプの断面の直径に対する好ましい範囲は、これが円形である場合に0.05から0.5mまでである。ハンプ断面の直径は、空気を吸引せず、かつウェブなしでもたらされる予想空気層の厚さの好ましくは少なくとも8倍である。このハンプの断面はまた、円と異なった形状を有することが可能であり、例えば楕円弧、放物線弧などが可能である。
【0049】
このハンプは、ハンプの上流でウェブを持ち上げ、空気蓄積ボリュームを作り出し、そしてウェブの下流で空気流を加速するように、理想的には飛行機の翼の上部と類似した流線形の輪郭を有しよう。ハンプの形状は、たとえウェブの小片のみが搬送されたとしてもウェブの搬送を停止することなく、空気の遮断を上流で達成するように実質的に選択される。空気の遮断を保証するため、ハンプの上流に関して搬送システムとハンプに対する接線との間の角度は、30°と150°との間に好ましくは含まれる。
【0050】
ハンプの形状は、ウェブが何らの問題もなく通り越すことを可能にするように好ましくは選択される。ハンプの形状は、テーブルとウェブとの間の空気層におけるあらゆる空気の乱れを回避するため、好ましくは円形にされている。このハンプはテーブル上に突出し、このハンプの高さ、すなわちテーブルの平面とハンプの上端との間の距離は、好ましくはハンプの断面の半径のおよそ半分であって、図1の実施例におけるこの断面は円形であり、ハンプの高さはおよそ20mmである。ハンプの高さは、このハンプがウェブに対して何らかの効果を有することを保証することができ、吸引手段に空気を吸引することを可能にし、その高さは、好ましくはウェブがハンプを通り越せることを保証するために充分低くあるべきであり、余り高すぎる値は、ウェブがハンプの前で妨害される原因となる可能性がある。ハンプは、ウェブとテーブルの吸引手段との間に常に充分な距離があることを保証し、ウェブを吸引するような何らの危険性もなく、空気を吸引することができるようになっている。図1の実施例におけるこの距離は、上で与えられた吸引の抑制の意味のため、概略でハンプの高さの3分の2である。
【0051】
図3は、図1の搬送システムの平面図であり、図1を参照してすでに説明された要素は、再度記述されず、図3に示されるような吹き出し手段は、テーブルの表面に一連の穴を具えており、より詳細には、この吹き出し手段は17個の穴またはノズルを具えた12列からなり、それぞれの列は、隣接する列に対してオフセットされ、穴のそれぞれの直径はおよそ1mmである。この吸引手段は、3列の穴を具えており、それぞれの列は隣接する列に対してオフセットされ、穴のそれぞれの直径はおよそ5mmである。図3のテーブルは、図3の矢印10によって示された方向へのウェブの搬送のために使用されるように意図され、この方向はテーブルの長手方向である。
【0052】
図3の実施例において、吸引手段によって取り扱われる面積は、ハンプの面積のおよそ50%に相当する。吸引手段の位置およびそれらの寸法が選択され、これらがハンプの上流で空気を吸引し、ハンプはウェブがテーブルから離れて持ち上げられるのを保証するようになっている。図3のテーブルはまた、他のテーブルと組み合わされるように適合される。従って、これは支持体にテーブルをねじ止めまたは組み立てるための多くの穴を具えている。さらに、ハンプはまた、テーブルに属して延在し、これが隣接するテーブルの一部を覆うようになっており、これは図3の左側のテーブルの部分が何らの吹き出手段、すなわち開口を具えていないことを明らかにしており、この部分は隣接するテーブルのハンプによって確実に覆われよう。
【0053】
図4は、本発明による搬送システムの平面図であり、図4のこの搬送システムは、図1および図3のものと同様な2系統のテーブルを具えており、それぞれの系統のテーブルは、矢印17の方向に搬送されるウェブ15の1つの長手方向端部を搬送するように意図される。ウェブの左側端部19用のテーブル系統は、図3のものと同様な10個のテーブル、すなわち5列からなる2つのテーブルを具えている。同様に、ウェブの右側端部21用のテーブル系統は、5列からなる2つのテーブルを具えている。2列のテーブルは間隔をあけられ、ウェブ15の側端部のみテーブルによって保持または支持されるようになっており、ウェブの中間部は支持されない。搬送システムの端部、すなわちそれぞれの系統のテーブルの最後の列の下流には、一方のテーブルの系統から他方までウェブの全幅体に沿って延在する丸いハンプ23が配置されている。ウェブは、例えば巻き取り装置または他の任意の装置におけるさらなる処理のため、このハンプから受け取られることができる。
【0054】
図4の搬送システムに関するテーブルの吹き出し手段は、ウェブを横方向に伸ばす、すなわち平らにするように、好ましくは搬送方向17からわずかにそれた方向に空気を吹き出す。図4は、それぞれの系統の1つのテーブルの吹き出し方向に関する水平面への投影を示している。図4に描かれるように、この吹き出し方向は搬送方向17と角度を形成し、搬送システムがウェブに対して10N/mの横方向の引っ張り力を与えるようになっている。好ましくは、吹き出し方向とテーブルの平面の搬送方向(図4の配列における水平面)との間の角度は、5および30°の間にある。
【0055】
好ましい実施例において、図4の搬送システムに関するテーブルの系統は、搬送方向と交差して移動するように適合され、これは搬送システムを異なる寸法のウェブに対して簡単に適合させることを可能にする。この特徴を得る一つの方法は、テーブルが動かされることを可能にする可撓性のホースを持った移動手段および真空手段を与えることであり、これは図4に概略的に描かれており、テーブルの右側端部の系統のための空気圧導管25がそれぞれの列のテーブルに空気を供給するための一連の出力部と共に配備されている。他側端部のテーブルに対する空気圧導管および両方の側端部のテーブルに対する真空導管は、図4に示されておらず、これらは空気圧導管25の一方と同様な構造を有することができる。
【0056】
図5は本発明による他の搬送システムの平面図であり、図5の搬送システムは、ウェブを折り畳むまたは格納するための配置を示し、これは、例えばナイフまたはチョッパの如き装置にもたらすことができるようになっている。図5の搬送システムは、図1および図2を参照して記述されたものと同様な24個のテーブルからなる。これらのテーブルは5列に配置され、搬送方向31における最初の2列27および29がそれぞれ6つのテーブルを具え、それぞれ3列33,4列35および5列37は、5,4および3個のテーブルをそれぞれ具えている。それぞれのテーブルにおいて、矢印がテーブルの平面における吹き出し方向を示し、図5から見られることができるように、最初の2列のテーブルにおける2つの中央のテーブルの吹き出し方向は搬送方向と平行であり、両側部分の2つのテーブルの吹き出し方向は、図4の搬送システムに対して説明したように、わずかにそれており、ウェブが横方向に引き伸ばされるようになっている。3列目において、中央のテーブルの吹き出し方向は搬送方向と平行であり、両側の2つのテーブルの吹き出し方向はわずかに収束し、ウェブが搬送システムに完全に保持されるようになっているけれども、これはさらに引き伸ばされないことが明らかである。4列目において、両側にある2つのテーブルの吹き出し方向も同じように収束しており、5列目における中央のテーブルの吹き出し方向は、搬送方向と平行であり、両側にある側方のテーブルのそれぞれの吹き出し方向も同じように収束している。これは、ウェブが捕捉され、図5の搬送システムの出力部にて幅を減じられて搬送されることを保証する。図4の場合のように、図5はすべてのテーブルに対する空気圧導管39をそれぞれの列のテーブルと組み合わされる出力部41〜45と共に描いている。
【0057】
従って、本発明はウェブの搬送をこのウェブの幅の正確な制御と共に可能にする。図4を参照して説明したように、ウェブが適切に引き伸ばされた状態にすることを保証するため、ウェブの横方向の引き伸ばしを制御することが可能である。図5を参照して説明したように、追加の処理を可能にするため、ウェブの幅を減少して梱包することが可能である。また、本発明の搬送システムが必ずしも完全なウェブではなく、ウェブの小片に対して使用できることに注意されるべきであり、例えば図5の搬送システムは、炉の出口においてウェブから切断された側端部の如き、破壊されたようなウェブの一部を搬送するために使用することができる。このような場合において、図6は、図4および図5の搬送システムに関して可能な配置の断面を示している。図6の搬送システムは、炉の出口で用いられるように意図される。これは、図4の一方の型式からなる水平な搬送システム47を具えており、このテーブルは、炉の出口でウェブを受け取り、水平なテーブルの下流に配置された一般的なコアンダ効果の装置49にこれを搬送する。コアンダシステムから出て来るウェブは、矢印51により概略的に示されるような巻き取り装置に導かれることができるか、あるいは図5に示された型式の垂直搬送システム53に導かれることができる。垂直搬送システムの始まりは、コアンダ効果の装置49の出力部にある。この搬送システムは、ウェブまたはウェブの側端部をその側端部に配置されたナイフ、すなわち切断装置55に導いている。
【0058】
本発明による搬送システムは、種々の目的のために使用されることができ、これは種々の型式および数のテーブルを単純に選択および組み合わせることにより、異なる用途に対して容易に適合させることができる。図面を参照して説明された例示の実施例は、本発明の搬送システムに関する種々の可能な使用を単に示しているだけである。
【0059】
本発明は、最高15N/mまでの力をウェブの幅方向に与えるウェブ搬送システムを提供する。吹き出し手段の配置のため、極薄肉のウェブであってもこれらを破壊する危険性なく、これらの力を加えることができる。本発明は、走行する全長に亙ってウェブの下方の空気量を増加することなく、20から30mの如き長い距離に亙るウェブの搬送を可能にし、本発明は少ない空気量を使用し、吸引手段から吸引された空気の一部を吹き出し手段に供給することができる。
【0060】
図4および図5に関して説明したように、本発明の搬送システムは、種々の幅のウェブや、厚みの異なるウェブ−1マイクロメートル未満から36μmの範囲の厚さのウェブ、あるいはさらにより厚いウェブに適合させることができる。本発明はまた、プラスチックウェブ以外の材料、例えばアルミニウム箔のためにも使用可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による搬送システムの一部の断面を示す概略図である。
【図2】 図1の搬送システムの吹き出し開口の断面に関する概略図である。
【図3】 図1の一部に関する概略上面図である。
【図4】 搬送システムの上面図である。
【図5】 本発明による他の搬送システムの上面図である。
【図6】 炉の出口で使用するための本発明による搬送システムの断面に関する図である。

Claims (20)

  1. ウェブ(3)を搬送方向に搬送するためのテーブル構成であって、
    このテーブル構成の表面に配置されて空気を吹き出すための複数の傾斜吹き出し手段(4a〜4d)と、
    テーブル構成の表面に配置される少なくとも1つの吸引手段(6a〜6c)と
    を具え、前記傾斜吹き出し手段は、空気流の少なくとも一部が前記搬送方向に吹き出されるように、テーブル構成の表面に対して垂直な方向に関して傾斜すると共に前記搬送方向に沿って配され、このテーブル構成は、
    吸引手段を欠き、かつ前記傾斜吹き出し手段がその全面に亙って配置される第1の部分と、
    前記傾斜吹き出し手段よりも前記搬送方向下流側でテーブル構成の表面から突出し、前記搬送方向に対して交差するように延在する少なくとも1つの丸い突出ハンプ(8)と
    をさらに具え、
    前記少なくとも1つの吸引手段(6a〜6c)は、前記傾斜吹き出し手段と前記丸い出ハンプとの間に配置され
    前記丸い突出ハンプ(8)は、前記ウェブ(3)が前記搬送方向に関して前記丸い突出ハンプよりも上流のテーブル構成の第2の部分から離れて持ち上げられることを保証し、前記少なくとも1つの吸引手段(6a〜6c)が前記第2の部分に配置されていることを特徴とするテーブル構成。
  2. 前記丸い出ハンプ(8)の形状は、このハンプの上流で前記傾斜吹き出し手段により吹き出される空気の前記搬送方向に関する部分的な遮断を保証することを特徴とする請求項1に記載のテーブル構成。
  3. 前記丸い出ハンプ(8)の形状は、このハンプの下流で当該ハンプを越えて流れる空気の前記搬送方向に関する加速を保証することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のテーブル構成。
  4. 前記傾斜吹き出し手段(4a〜4d)が傾斜穴の列を具えていることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のテーブル構成。
  5. 前記吸引手段(6a〜6c)が傾斜穴の列を具えていることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のテーブル構成。
  6. 前記傾斜吹き出し手段(4a〜4d)の吹き出し方向とテーブル構成に対して垂直な方向との間の角度が10°と90°との間に含まれていることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のテーブル構成。
  7. 前記傾斜吹き出し手段(4a〜4d)の吹き出し方向とテーブル構成に対して垂直な方向との間の角度が30°であることを特徴とする請求項6に記載のテーブル構成。
  8. 前記傾斜吹き出し手段(4a〜4d)の吹き出し方向のテーブル構成の前記表面に対する投影が前記搬送方向(10)と角度を形成することを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のテーブル構成。
  9. 前記傾斜吹き出し手段(4a〜4d)によって吹き出される空気の速度は、前記ウェブ(3)の予想速度の少なくとも8倍あることを特徴とする請求項1から請求項の何れかに記載のテーブル構成。
  10. 前記傾斜吹き出し手段(4a〜4d)によって吹き出される空気の速度は、前記ウェブの前記予想速度の10から15倍あることを特徴とする請求項9に記載のテーブル構成。
  11. 前記傾斜吹き出し手段を含むテーブル構成前記第1の部分の面積に対するこの傾斜吹き出し手段の面積の割合が1%未満であることを特徴とする請求項1から請求項10の何れかに記載のテーブル構成。
  12. 前記傾斜吹き出し手段を含むテーブル構成の前記第1の部分の面積に対するこの傾斜吹き出し手段の面積の割合が0.5%未満であることを特徴とする請求項10に記載のテーブル構成。
  13. 前記丸い突出ハンプ(8)は、前記テーブル構成(2)の表面と搬送される前記ウェブ(3)との間の空気層の厚さの少なくとも8倍の直径を持った円形断面を有することを特徴とする請求項1から請求項12の何れか記載のテーブル構成。
  14. 請求項1から請求項13の何れかに記載のテーブル構成を少なくとも1つ具えていることを特徴とする搬送システム。
  15. 前記搬送方向(17)と交差する方向に間隔をあけて配置された少なくとも2系統のテーブル構成を具えていることを特徴とする請求項14に記載の搬送システム。
  16. 前記2系統のテーブル構成は、その一方が他方に向けてまたは他方から離れて動かされるようになっていることを特徴とする請求項15に記載の搬送システム。
  17. 搬送システムの両側にある前記テーブル構成は、吹き出し方向が搬送システムの側方に向けられる吹き出し手段を有することを特徴とする請求項14から請求項16の何れかに記載の搬送システム。
  18. 空気を吸引手段から前記吹き出し手段に送り込む手段をさらに具え、前記吸引手段からの空気流量と前記吹き出し手段への空気流量との間の割合が0.5と1との間に含まれることを特徴とする請求項14から請求項17の何れかに記載の搬送システム。
  19. 前記吸引手段からの空気流量と前記吹き出し手段への空気流量との間の割合が0.7であることを特徴とする請求項18に記載の搬送システム。
  20. 請求項1から請求項13の何れかに記載の少なくとも1つのテーブル構成の表面にウェブ(3)を搬送する方法であって、複数の吹き出し手段から前記ウェブ(3)を搬送するための空気を吹き出させると共に少なくとも1つの吸引手段から空気を吸引させるステップを具えたことを特徴とする方法
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