JP4326323B2 - 非水電解質電池 - Google Patents
非水電解質電池 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4326323B2 JP4326323B2 JP2003427108A JP2003427108A JP4326323B2 JP 4326323 B2 JP4326323 B2 JP 4326323B2 JP 2003427108 A JP2003427108 A JP 2003427108A JP 2003427108 A JP2003427108 A JP 2003427108A JP 4326323 B2 JP4326323 B2 JP 4326323B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- nonaqueous electrolyte
- battery
- aqueous electrolyte
- electrolyte
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/056—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes
- H01M10/0564—Accumulators with non-aqueous electrolyte characterised by the materials used as electrolytes, e.g. mixed inorganic/organic electrolytes the electrolyte being constituted of organic materials only
- H01M10/0566—Liquid materials
- H01M10/0567—Liquid materials characterised by the additives
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/05—Accumulators with non-aqueous electrolyte
- H01M10/052—Li-accumulators
- H01M10/0525—Rocking-chair batteries, i.e. batteries with lithium insertion or intercalation in both electrodes; Lithium-ion batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
- Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
Description
そこで、本発明はこのような問題点を解消するためになされたものであって、電池容量を維持したまま、高温保存時の容量低下を抑制できる非水電解質電池を提供することを目的とする。
まず、燐片状天然黒鉛粉末(例えば、(002)面の面間隔(d002)が3.358Åで、c軸方向の結晶子の大きさ(Lc)が1000Åで、平均粒径が20μmの粉末)と、結着剤としてのスチレン−ブタジエンゴム(SBR)のディスパージョン(固形分が48%)を水に分散させた。この後、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)を添加して、負極スラリーを作製した。この場合、乾燥後の固形分の質量比が黒鉛:SBR:CMCが100:3:2となるように調製している。
正極活物質としての平均粒径が5μmのコバルト酸リチウム(LiCoO2)粉末と、導電剤としての人造黒鉛粉末を、質量比で9:1になるように混合して正極合剤とした。この正極合剤に、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)をN−メチル−2−ピロリドン(NMP)に5質量%溶かした結着剤溶液を、固形分質量比で95:5となるように添加、混合して正極スラリーとした。この場合、正極活物質としてコバルト酸リチウム(LiCoO2)粉末に代えて、マンガン酸リチウム(LiMn2O4),ニッケル酸リチウム(LiNiO2)等のリチウム含有遷移金属複合酸化物、あるいはこれらの酸化物の遷移金属をAl,Ti,Mg,Zrなどの異種元素で置換したり、これらの元素を添加した酸化物を用いても、上述と同様に正極スラリーを作製することができる。
(1)添加剤としてLiBF4とVCとCHBを用いた非水電解質
エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)との等体積混合溶媒(EC:DMC=50:50)に、LiPF6を1モル/リットル溶解して添加剤が無添加の非水電解質x1を調製した。ついで、得られた非水電解質x1に添加剤として、LiBF4とともに、非水電解質の質量に対して、ビニレンカーボネート(VC:以下ではVCという)2.00質量%と、シクロアルキルベンゼン誘導体としてのシクロヘキシルベンゼン(以下ではCHBという)1.00質量%とを添加して非水電解質a0〜a9を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、LiBF4の添加量が、0.03質量%のものを非水電解質a1とし、0.05質量%のものを非水電解質a2とし、0.07質量%のものを非水電解質a3とし、0.10質量%のものを非水電解質a4とし、0.20質量%のものを非水電解質a5とし、0.30質量%のものを非水電解質a6とし、0.50質量%のものを非水電解質a7とし、1.00質量%のものを非水電解質a8とし、1.20質量%のものを非水電解質a9とした。また、LiBF4が無添加のものを非水電解質a0とした。
また、得られた非水電解質x1に添加剤として、LiBF4とともに、非水電解質の質量に対して、VC2.00質量%と、ベンゼン環に直接結合する第4級炭素を有しかつベンゼン環に直接結合するアルキル基を有さないアルキルベンゼン誘導体として、tert−アミルベンゼン(以下ではTABという)1.00質量%とを添加して非水電解質b0〜b9を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、LiBF4の添加量が、0.03質量%のものを非水電解質b1とし、0.05質量%のものを非水電解質b2とし、0.07質量%のものを非水電解質b3とし、0.10質量%のものを非水電解質b4とし、0.20質量%のものを非水電解質b5とし、0.30質量%のものを非水電解質b6とし、0.50質量%のものを非水電解質b7とし、1.00質量%のものを非水電解質b8とし、1.20質量%のものを非水電解質b9とした。また、LiBF4が無添加のものを非水電解質b0とした。
また、上述した非水電解質x1に添加剤として、LiBF4とともに、非水電解質の質量に対して、VC2.00質量%と、ベンゼン環に直接結合する第4級炭素を有しかつベンゼン環に直接結合するアルキル基を有さないアルキルベンゼン誘導体として、tert−ブチルベンゼン(以下ではTBBという)1.00質量%とを添加して非水電解質c0〜c9を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、LiBF4の添加量が、0.03質量%のものを非水電解質c1とし、0.05質量%のものを非水電解質c2とし、0.07質量%のものを非水電解質c3とし、0.10質量%のものを非水電解質c4とし、0.20質量%のものを非水電解質c5とし、0.30質量%のものを非水電解質c6とし、0.50質量%のものを非水電解質c7とし、1.00質量%のものを非水電解質c8とし、1.20質量%のものを非水電解質c9とした。また、LiBF4が無添加のものを非水電解質c0とした。
また、上述した非水電解質x1に添加剤として、LiBF4とともに、非水電解質の質量に対して、VC2.00質量%と、CHB1.00質量%と、TAB1.50質量%とを添加して非水電解質d0〜b9を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、LiBF4の添加量が、0.03質量%のものを非水電解質d1とし、0.05質量%のものを非水電解質d2とし、0.07質量%のものを非水電解質d3とし、0.10質量%のものを非水電解質d4とし、0.20質量%のものを非水電解質d5とし、0.30質量%のものを非水電解質d6とし、0.50質量%のものを非水電解質d7とし、1.00質量%のものを非水電解質d8とし、1.20質量%のものを非水電解質d9とした。また、LiBF4が無添加のものを非水電解質d0とした。
また、上述した非水電解質x1に添加剤として、LiBF4を単独で添加して非水電解質e1〜e8を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、LiBF4の添加量が、0.05質量%のものを非水電解質e1とし、0.07質量%のものを非水電解質e2とし、0.10質量%のものを非水電解質e3とし、0.20質量%のものを非水電解質e4とし、0.30質量%のものを非水電解質e5とし、0.50質量%のものを非水電解質e6とし、1.00質量%のものを非水電解質e7とし、1.20質量%のものを非水電解質e8とした。なお、LiBF4が無添加のものは非水電解質x1となる。
また、上述した非水電解質x1に添加剤として、CHBを単独で添加して非水電解質f1〜f8を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、CHBの添加量が、0.05質量%のものを非水電解質f1とし、0.07質量%のものを非水電解質f2とし、0.10質量%のものを非水電解質f3とし、0.20質量%のものを非水電解質f4とし、0.30質量%のものを非水電解質f5とし、0.50質量%のものを非水電解質f6とし、1.00質量%のものを非水電解質f7とし、1.20質量%のものを非水電解質f8とした。なお、CHBが無添加のものは非水電解質x1となる。
また、上述した非水電解質x1に添加剤として、TABを単独で添加して非水電解質g1〜g8を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、TABの添加量が、0.05質量%のものを非水電解質g1とし、0.07質量%のものを非水電解質g2とし、0.10質量%のものを非水電解質g3とし、0.20質量%のものを非水電解質g4とし、0.30質量%のものを非水電解質g5とし、0.50質量%のものを非水電解質g6とし、1.00質量%のものを非水電解質g7とし、1.20質量%のものを非水電解質g8とした。なお、TABが無添加のものは非水電解質x1となる。
また、上述した非水電解質x1に添加剤として、TBBを単独で添加して非水電解質h1〜h8を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、TBBの添加量が、0.05質量%のものを非水電解質h1とし、0.07質量%のものを非水電解質h2とし、0.10質量%のものを非水電解質h3とし、0.20質量%のものを非水電解質h4とし、0.30質量%のものを非水電解質h5とし、0.50質量%のものを非水電解質h6とし、1.00質量%のものを非水電解質h7とし、1.20質量%のものを非水電解質h8とした。なお、TBBが無添加のものは非水電解質x1となる。
また、非水電解質の溶質としては、LiPF6に代えて、LiCF3SO3、LiAsF6、LiN(CF3SO2)2、LiOSO2(CF2)3CF3、LiClO4などを用いてもよい。
ついで、上述のようにして作製した負極11と正極12とを用意し、これらの間にポリエチレン製微多孔膜からなるセパレータ13を介在させて重ね合わせて渦巻状に巻回した。ついで、これを扁平になるように押しつぶして電極群を作製した後、この電極群を外装缶(正極端子を兼ねる)14の開口部より挿入した。ついで、電極群の上部にスペーサ16を配置した後、電極群の負極11より延出する負極リード11aを封口体15に設けられた端子板15cの内底部に溶接した。一方、電極群の正極板12より延出する正極リードを外装缶14と封口体15との間に挟み込むようにして、封口体15を外装缶14の開口部に配置した。ついで、外装缶14の開口部の周壁と封口体15との間をレーザ溶接した。
(1)初期容量の測定
これらの各電池A0〜A9,B0〜B9,C0〜C9,D0〜D9,E1〜E8,F1〜F8,G1〜G8,H1〜H8,X1をそれぞれ用いて、室温(約25℃)で、700mA(1ItmA)の充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電し、4.2Vの定電圧で電流値が10mAに達するまで定電圧充電した。この後、700mA(1ItmA)の放電電流で、電池電圧が2.75Vに達するまで放電させ、放電時間から放電容量を測定して初期放電容量を求めた。ついで、各電池A0,B0,C0,D0の初期放電容量を100とし、他の電池A1〜A9,B1〜B9,C1〜C9,D1〜D9の初期放電容量をそれとの比で表すと、下記の表1に示すような結果が得られた。また、電池X1の初期放電容量を100とし、他の電池E1〜E8,F1〜F8,G1〜G8,H1〜H8の初期放電容量をそれとの比で表すと、下記の表2に示すような結果が得られた。
また、各電池A0〜A9,B0〜B9,C0〜C9,D0〜D9,E1〜E8,F1〜F8,G1〜G8,H1〜H8,X1を上記のように充放電させて初期放電容量(Z1)を求めた後、室温(約25℃)で、700mA(1ItmA)の充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電し、4.2Vの定電圧で電流値が10mAに達するまで定電圧充電した。この後、60℃の恒温槽中に20日間保存した。
保存終了後、室温(約25℃)で、700mA(1ItmA)の放電電流で、電池電圧が2.75Vに達するまで放電させた後、700mA(1ItmA)の充電電流で、電池電圧が4.2Vになるまで定電流充電し、4.2Vの定電圧で電流値が10mAに達するまで定電圧充電した。この後、700mA(1ItmA)の放電電流で、電池電圧が2.75Vに達するまで放電させ、放電時間から高温保存後放電容量(Z2)を求めた。ついで、先に求めた初期放電容量(Z1)に対する高温保存後放電容量(Z2)の比率((Z2/Z1)×100%)を高温(60℃)で20日間保存後の容量維持率(高温容量維持率)として求めると、下記の表1および表2に示すような結果となった。
ついで、シクロアルキルベンゼン誘導体としてのシクロヘキシルベンゼン(CHB)や、ベンゼン環に直接結合する第4級炭素を有しかつベンゼン環に直接結合するアルキル基を有さないアルキルベンゼン誘導体としてのtert−アミルベンゼン(TAB)やtert−ブチルベンゼン(TBB)や、ビニレンカーボネート(VC)の添加量について検討した。
上述の非水電解質x1に添加剤として、シクロヘキシルベンゼン(CHB)とともに、非水電解質の質量に対して、VC2.00質量%と、LiBF40.30質量%とを添加して非水電解質i0〜i6を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、CHBの添加量が、0.50質量%のものを非水電解質i1とし、1.00質量%のものを非水電解質i2とし、2.00質量%のものを非水電解質i3とし、3.00質量%のものを非水電解質i4とし、4.00質量%のものを非水電解質i5とし、5.00質量%のものを非水電解質i6とした。また、CHBが無添加のものを非水電解質i0とした。
上述の非水電解質x1に添加剤として、tert−アミルベンゼン(TAB)とともに、非水電解質の質量に対して、VC2.00質量%と、LiBF40.30質量%とを添加して非水電解質j0〜j6を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、TABの添加量が、0.50質量%のものを非水電解質j1とし、1.00質量%のものを非水電解質j2とし、2.00質量%のものを非水電解質j3とし、3.00質量%のものを非水電解質j4とし、4.00質量%のものを非水電解質j5とし、5.00質量%のものを非水電解質j6とした。また、TABが無添加のものを非水電解質j0とした。
上述の非水電解質x1に添加剤として、tert−ブチルベンゼン(TBB)とともに、非水電解質の質量に対して、VC2.00質量%と、LiBF40.30質量%とを添加して非水電解質k0〜k6を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、TBBの添加量が、0.50質量%のものを非水電解質k1とし、1.00質量%のものを非水電解質k2とし、2.00質量%のものを非水電解質k3とし、3.00質量%のものを非水電解質k4とし、4.00質量%のものを非水電解質k5とし、5.00質量%のものを非水電解質k6とした。また、TBBが無添加のものを非水電解質k0とした。
上述の非水電解質x1に添加剤として、ビニレンカーボネート(VC)とともに、非水電解質の質量に対して、CHB2.00質量%と、LiBF40.30質量%とを添加して非水電解質l0〜l6を調製した。なお、非水電解質の質量に対して、VCの添加量が、0.50質量%のものを非水電解質l1とし、1.00質量%のものを非水電解質l2とし、2.00質量%のものを非水電解質l3とし、3.00質量%のものを非水電解質l4とし、4.00質量%のものを非水電解質l5とし、5.00質量%のものを非水電解質l6とした。また、VCが無添加のものを非水電解質l0とした。
上述した非水電解質電池においてはコバルト酸リチウム(LiCoO2)を正極活物質として用いた場合についての検討であったが、以下では、正極活物質の種類を変更した場合について検討した。そこで、コバルト酸リチウム(LiCoO2)とスピネル型マンガン酸リチウム(LiMn2O4)を質量比率で1:1となるように混合した混合正極活物質を用いて正極を作製し、上述と同様にして設計容量が700mAhの非水電解質電池M1およびX2を作製した。
Claims (5)
- リチウムイオンを吸蔵、放出する正極と、リチウムイオンを吸蔵、放出する負極と、これらの正極と負極を隔離するセパレータと、非水溶媒にリチウム塩からなる溶質が溶解した非水電解質とを備えた非水電解質電池であって、
前記非水電解質は、ビニレンカーボネート(VC)を当該非水電解質の質量に対して1質量%以上、3質量%以下含有し、ホウフッ化リチウム(LiBF4)を当該非水電解質の質量に対して0.05質量%以上、0.5質量%以下含有し、シクロアルキルベンゼン誘導体あるいはベンゼン環に直接結合する第4級炭素を有しかつベンゼン環に直接結合するアルキル基を有さないアルキルベンゼン誘導体から選択される少なくとも1種の誘導体を当該非水電解質の質量に対して0.5質量%以上、3質量%以下含有したことを特徴とする非水電解質電池。 - 前記ホウフッ化リチウム(LiBF4)の含有量は前記非水電解質の質量に対して0.1質量%以上で0.2質量%以下であることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質電池。
- 前記シクロアルキルベンゼン誘導体はシクロヘキシルベンゼンあるいはシクロペンチルベンゼンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の非水電解質電池。
- 前記ベンゼン環に直接結合する第4級炭素を有しかつベンゼン環に直接結合するアルキル基を有さないアルキルベンゼン誘導体は、tert−アミルベンゼン、tert−ブチルベンゼンあるはtert−ヘキシルベンゼンであることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の非水電解質電池。
- 前記正極はコバルト酸リチウムとスピネル型マンガン酸リチウムとからなる混合正極活物質を含有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の非水電解質電池。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427108A JP4326323B2 (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 非水電解質電池 |
CNB2004100819103A CN100429821C (zh) | 2003-12-24 | 2004-12-16 | 非水电解质电池 |
KR1020040111191A KR101052414B1 (ko) | 2003-12-24 | 2004-12-23 | 비수전해질 전지 |
US11/019,644 US20050170258A1 (en) | 2003-12-24 | 2004-12-23 | Nonaqueous electrolyte battery |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003427108A JP4326323B2 (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 非水電解質電池 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005190690A JP2005190690A (ja) | 2005-07-14 |
JP4326323B2 true JP4326323B2 (ja) | 2009-09-02 |
Family
ID=34786466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003427108A Expired - Fee Related JP4326323B2 (ja) | 2003-12-24 | 2003-12-24 | 非水電解質電池 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050170258A1 (ja) |
JP (1) | JP4326323B2 (ja) |
KR (1) | KR101052414B1 (ja) |
CN (1) | CN100429821C (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4291987B2 (ja) * | 2002-09-20 | 2009-07-08 | パナソニック株式会社 | 密閉型二次電池及び電池モジュール |
PL1831951T3 (pl) * | 2004-12-16 | 2019-03-29 | Uchicago Argonne, Llc | Baterie litowe o długim okresie użytkowania ze stabilizowanymi elektrodami |
JP4703203B2 (ja) * | 2005-02-03 | 2011-06-15 | 三洋電機株式会社 | 非水電解質二次電池 |
US20080193852A1 (en) * | 2006-02-03 | 2008-08-14 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Nonaqueous Electrolyte Secondary Battery |
JP2008108689A (ja) * | 2006-09-29 | 2008-05-08 | Sanyo Electric Co Ltd | 非水電解質二次電池 |
JP4936440B2 (ja) * | 2006-10-26 | 2012-05-23 | 日立マクセルエナジー株式会社 | 非水二次電池 |
WO2009123168A1 (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-08 | 日本ゼオン株式会社 | 多孔膜および二次電池電極 |
JP2012243448A (ja) * | 2011-05-17 | 2012-12-10 | Hitachi Vehicle Energy Ltd | リチウムイオン二次電池 |
CN103762382B (zh) * | 2014-02-19 | 2015-12-30 | 安徽安凯汽车股份有限公司 | 一种锂离子电池电解液及含该电解液的锂电池 |
KR102224025B1 (ko) * | 2014-02-24 | 2021-03-05 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이차 전지용 전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차 전지 |
JP7394327B2 (ja) * | 2019-03-27 | 2023-12-08 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 二次電池 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5429890A (en) * | 1994-02-09 | 1995-07-04 | Valence Technology, Inc. | Cathode-active material blends of Lix Mn2 O4 |
FR2719161B1 (fr) * | 1994-04-22 | 1996-08-02 | Accumulateurs Fixes | Générateur électrochimique rechargeable au lithium à anode de carbone. |
JP3275998B2 (ja) * | 1997-03-28 | 2002-04-22 | 日立マクセル株式会社 | 有機電解液二次電池 |
JP2000012025A (ja) * | 1998-06-24 | 2000-01-14 | Tosoh Corp | リチウム二次電池 |
US6866966B2 (en) * | 1999-08-03 | 2005-03-15 | Ube Industries, Ltd. | Non-aqueous secondary battery having enhanced discharge capacity retention |
JP3558007B2 (ja) * | 1999-09-30 | 2004-08-25 | 宇部興産株式会社 | 非水電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 |
JP4159212B2 (ja) * | 1999-11-12 | 2008-10-01 | 三洋電機株式会社 | 非水電解質二次電池 |
EP1324417B1 (en) * | 2000-10-03 | 2012-11-28 | Ube Industries, Ltd. | Lithium secondary cell and nonaqueous electrolyte |
JP4695748B2 (ja) * | 2000-10-12 | 2011-06-08 | パナソニック株式会社 | 非水系電池用電解液および非水系二次電池 |
ATE397793T1 (de) * | 2001-01-24 | 2008-06-15 | Ube Industries | Wasserfreie elektrolytische lösung und lithium- sekundärbatterien |
KR100444410B1 (ko) * | 2001-01-29 | 2004-08-16 | 마쯔시다덴기산교 가부시키가이샤 | 비수전해액이차전지 |
JP2002231307A (ja) * | 2001-01-31 | 2002-08-16 | Yuasa Corp | 非水電解質及び非水電解質電池 |
JP4352622B2 (ja) * | 2001-03-06 | 2009-10-28 | 宇部興産株式会社 | 非水電解液およびそれを用いたリチウム二次電池 |
CN1282272C (zh) * | 2001-07-12 | 2006-10-25 | 株式会社杰士汤浅 | 非水系二次电池 |
-
2003
- 2003-12-24 JP JP2003427108A patent/JP4326323B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2004
- 2004-12-16 CN CNB2004100819103A patent/CN100429821C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2004-12-23 KR KR1020040111191A patent/KR101052414B1/ko not_active IP Right Cessation
- 2004-12-23 US US11/019,644 patent/US20050170258A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005190690A (ja) | 2005-07-14 |
KR101052414B1 (ko) | 2011-07-28 |
US20050170258A1 (en) | 2005-08-04 |
CN1638182A (zh) | 2005-07-13 |
CN100429821C (zh) | 2008-10-29 |
KR20050065392A (ko) | 2005-06-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5241124B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP3844733B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP4794180B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP5666287B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP2019016483A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
KR20190092284A (ko) | 고온 저장 특성이 향상된 리튬 이차전지 | |
JP2008532224A (ja) | 電極添加剤を含むリチウム二次電池用電極及び該電極を含むリチウム二次電池 | |
JP2005521220A (ja) | 過放電防止剤を含むリチウム二次電池 | |
KR20040018154A (ko) | 비수성 전해질 이차 전지 | |
JP2008108689A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP2010153258A (ja) | 非水電解質電池 | |
CN101136499A (zh) | 非水电解质二次电池 | |
KR20190092283A (ko) | 고온 저장 특성이 향상된 리튬 이차전지 | |
JP2011034893A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP2008226537A (ja) | 非水電解質二次電池及びその製造方法 | |
WO2016013179A1 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP2009129721A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP2015170542A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP2009110886A (ja) | 非水電解質二次電池の製造方法 | |
KR102053313B1 (ko) | 리튬 이차전지용 비수 전해액 및 이를 포함하는 리튬 이차전지 | |
JP4326323B2 (ja) | 非水電解質電池 | |
JP5888512B2 (ja) | 非水電解質二次電池用正極、その製造方法及び非水電解質二次電池 | |
JP2001351612A (ja) | 非水電解液二次電池 | |
JP3349399B2 (ja) | リチウム二次電池 | |
JP2014067629A (ja) | 非水電解質二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081202 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090512 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090609 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120619 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130619 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |