JP4325532B2 - アンテナ及びその製造方法並びに同アンテナを用いた無線端末 - Google Patents

アンテナ及びその製造方法並びに同アンテナを用いた無線端末 Download PDF

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Description

本発明は、アンテナ、特に複数の周波数の電波を空間に放射するマルチバンドアンテナ、及び同アンテナの製造方法、並びに同アンテナを用いた無線端末に関するものである。
近年、ユーザの利便性を向上するため、一つの無線端末にて複数の通信規格に対応しようとする動きが盛んである。携帯電話においては、第二世代GSMに用いる900MHz帯と第三世代W−CDMAに用いる2GHz帯への対応、無線LANにおいては、IEEE802.11b/gに用いる2.4GHz帯とIEEE802.11aに用いる5GHz帯への対応等がある。このため、無線端末用のアンテナとして、複数の周波数の電波を空間に放射するマルチバンドアンテナが主流となりつつある。
一方で、無線端末のデザインや携帯性を向上するため、アンテナ小型化のニーズがある。このような背景から、無線端末用アンテナとして、小型のマルチバンドアンテナが求められている。
マルチバンドアンテナを小型化する従来技術には、特許文献1、2、3に記載された方法がある。
特許文献1では、基台に複数のアンテナエレメントをヘリカル形状に設けることで三次元的に集約し小型化を図っている。
特許文献2では、複数のアンテナエレメントをメアンダ形状に設けることで二次元的に集約し小型化を図っている。
特許文献3では、給電線路、ショートスタブ、及び第一のオープンスタブからなる逆F型アンテナに、第二のオープンスタブを第一のオープンスタブの反対側に接続し、それぞれのオープンスタブを途中で屈曲して小型化を図っている。
特開2004−179952号公報 特開2004−186931号公報 特開2004−172912号公報
しかしながら、特許文献1に記載される方法では、アンテナエレメントを三次元的に設けるための高度な技術が必要であり、作製が容易ではなかった。また、それぞれ異なる周波数の電波を放射するアンテナエレメントを近くに配置するため、電磁気的な干渉があり、良好な送受信が難しかった。
特許文献2に記載される方法では、それぞれ異なる周波数の電波を放射するアンテナエレメントを、電磁気的な干渉がないように離して配置する必要があり、小型化が難しかった。
特許文献3に記載される方法では、第一のオープンスタブと第二のオープンスタブを電磁気的な干渉がないよう、互いに反対側に構成する必要があった。低周波帯にて電波を放射するためには、長いオープンスタブが必要となるが、反対側に構成しなければならないという制約があるために、結果としてアンテナサイズが大きくなるという問題があった。
本発明の目的は、作製が容易で小型のマルチバンドアンテナ及びその製造方法並びに同アンテナを用いた無線端末を提供することにある。
上記の目的を達成するために、請求項1の発明は、同一曲面構造又は同一平面構造のアンテナであって、接地導体となる曲面構造又は平面構造の二次元導体分布の全ての周辺を囲む、複数の一次元導体分布と複数の一次元空隙分布が交互に層構造を構成し、上記一次元導体分布に給電部が接続されていることを特徴とするアンテナである。
請求項2の発明は、上記給電部が上記一次元導体分布上記二次元導体分布とに接続されている請求項1に記載のアンテナである。
請求項の発明は、上記一次元導体分布及び上記一次元空隙分布が二層から五層の層構造を構成している請求項1に記載のアンテナである。
請求項の発明は、上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布、及び上記二次元導体分布からなるアンテナの外形が概ね四角形である請求項1に記載のアンテナである。
請求項の発明は、上記一次元導体分布及び上記二次元導体分布が一体導体からなる請求項1に記載のアンテナである。
請求項の発明は、上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布、及び上記二次元導体分布が打ち抜き工程、又はメッキ工程、又はエッチング工程により製造される請求項1に記載のアンテナである。
請求項の発明は、上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布及び上記二次元導体分布が、リジッド基板、フレキ基板、基台上のいずれかに作製される請求項1に記載のアンテナである。
請求項の発明は、上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布及び上記二次元導体分布が誘電体シートでラミネートされる請求項1に記載のアンテナである。
請求項の発明は、上記給電部に同軸ケーブル又はコンタクトピンを用いる請求項1に記載のアンテナである。
請求項10の発明は、同一曲面構造又は同一平面構造のアンテナの製造方法であって、接地導体となる曲面構造又は平面構造の二次元導体分布の全ての周辺を囲む、複数の一次元導体分布と複数の一次元空隙分布が交互する層構造を構成するに際して、上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布及び上記二次元導体分布を打ち抜き工程又はメッキ工程或いはエッチング工程により製造し、上記一次元導体分布に給電部を接続することを特徴とするアンテナの製造方法である。
請求項11の発明は、請求項4〜9いずれかに記載のアンテナを内蔵したことを特徴とする無線端末である。
請求項12の発明は、請求項4〜9いずれかに記載のアンテナを液晶ディスプレイ上部又はキーパッド下部或いはヒンジ部に内蔵したことを特徴とする携帯電話である。
本発明によれば、小型のマルチバンドアンテナ及び同アンテナを用いた無線端末を提供できる。
以下本発明の実施形態を添付図面により説明する。
本発明のアンテナは、従来技術にある三次元構造や二次元の折りこみ構造ではなく、同一曲面構造又は同一平面構造であり、曲面又は平面からなる二次元導体分布の全ての周辺に、曲線又は直線状の一次元導体分布と一次元空隙分布を交互に層構造に配置して構成される。
図1は、本発明の参考となる同一曲面構造のアンテナの参考例を示したもので、曲面構造に形成したグランド面となる二次元導体分布1の一部に、一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bを交互に層構造に配置してアンテナを構成したものである。
このアンテナは、図2に示すように、二次元導体分布1と一次元導体分布2aが導体接続部4aを用いて、内側一次元導体分布2aと外側の一次元導体分布2bが導体接続部4bを用いて層間接続され、その導体接続部4a,4bに位置した一次元導体分布2a,2bが導体切断部5a,5bを用いて切断される。給電部6は、二次元導体分布1と一次元導体分布2a間に接続される。この結果として、伝送線路及び浮遊線路で表現されるアンテナエレメントが構成される。
図2の構造であれば、伝送線路と浮遊線路を用いて図3のように表現される。すなわち、伝送線路は、一次元導体分布2aで形成されたオープンスタブ7a、一次元導体分布2bで形成されたオープンスタブ7b、二次元導体分布1と内側一次元導体分布2aを接続する導体接続部4aで形成されたショートスタブ8、一次元導体分布2aで形成された結合線路9a、内側一次元導体分布2aと外側一次元導体分布2bを接続する導体接続部4bで形成された結合線路9bであり、一次元導体分布2a,2bで形成された浮遊線路10a,10bは無給電素子である。
このように参考例のアンテナは、アンテナエレメントを構成する複数の伝送線路及び浮遊線路が、層構造に集約されており、所望の周波数の電波を放射するために必要なエレメントを小面積に構成することができる。
さらに、参考例のアンテナは、同一のアンテナエレメントが複数の周波数の電波を共通して空間に放射するため、各々の周波数の電波を放射する複数のアンテナエレメントを電磁的な干渉がないように離して配置する必要がない。
図4は、同一平面構造のアンテナの実施の形態を示したものであり、平面構造(四角形)の二次元導体分布1の全ての周辺に、一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に層構造に配置してアンテナを構成したものである。
このアンテナは、図5に示すように、二次元導体分布1と内側一次元導体分布2aが導体接続部4aを用いて、その導体接続部4aの反対側で内側一次元導体分布2aと外側一次元導体分布2bが導体接続部4bを用いて層間接続され、また、一次元導体分布2a,2bが導体切断部5a,5bを用いて切断される。給電部6は、二次元導体分布1と内側一次元導体分布2a間に接続される。
この結果として、伝送線路及び浮遊線路で表現されるアンテナエレメントが構成される。二次元導体分布1は接地導体と見なすことができ、この図5の構造であれば、伝送線路と浮遊線路を用いて図6のように表現される。すなわち、伝送線路は、導体切断部5aにより内側一次元導体分布2aで形成されるオープンスタブ7a1 ,7a2 、導体切断部5bにより外側一次元導体分布2bで形成されるオープンスタブ7b1 ,7b2 、導体接続部4aで形成されるショートスタブ8、ショートスタブ8と給電部6を結ぶ内側一次元導体分布2aで形成される結合線路9a1 、導体接続部4bで形成される結合線路9b、結合線路9bと給電部6を結ぶ内側一次元導体分布2aで形成される結合線路9a2 である。
この同一平面構造のアンテナもアンテナエレメントを構成する複数の伝送線路及び浮遊線路が、層構造に集約されており、所望の周波数の電波を放射するために必要なエレメントを小面積に構成することができ、また、同一のアンテナエレメントが複数の周波数の電波を共通して空間に放射するため、各々の周波数の電波を放射する複数のアンテナエレメントを電磁気的な干渉がないように離して配置する必要がない。
図7は、2.4GHz帯と5.5GHz帯の電波を送受信するアンテナの他の実施形態を示したもので、四角形状に形成した二次元導体分布1の外周に一次元空隙分布3aを介して内側一次元導体分布2aを配置し、その一次元導体分布2aの外周に一次元空隙分布3bを介して一次元導体分布2bを配置して層構造とし、二次元導体分布1と内側一次元導体分布2aを導体接続部4aで接続し、内側一次元導体分布2aと外側一次元導体分布2bを導体接続部4bで接続し、内側一次元導体分布2aに導体切断部5a1 ,5a2 を形成し、外側一次元導体分布2bに導体切断部5bを形成し、外側一次元導体分布2bに給電部6を接続した構成である。
図8は、図7のアンテナの電圧定在波比であり、上記二つの周波数の電波を空間に放射するために、給電部との良好なインピーダンス整合が実現されている。 図9は、図7のアンテナの電流強度分布である。白色の部分が、電流強度が大きく電波の放射に寄与する部分であり、2.4GHz帯では、図9(a)に示すように、導体接続部4bの左右に位置した外側一次元導体分布2bの部分と給電部6の左右に位置した外側一次元導体分布2bの部分に電流強度の大きい部分が存在し、5.5GHz帯では、図9(b)に示すように、導体接続部4bから給電部6を通して導体切断部5bに至る外側一次元導体分布2bの部分に電流強度の大きい部分が存在しており、2.4GHz帯と5.5GHz帯で、共通して電流強度の大きい部分が存在する。
これは、同一のアンテナエレメントが共通して複数の周波数の電波を放射することを示す。よって、従来技術とは異なり、各々の周波数の電波を放射する複数のアンテナエレメントを電磁気的な干渉がないように離して配置する必要がなく、アンテナの小型化に関して大きな効果を得ることができる。
以上のように、本発明のアンテナは、アンテナエレメントが層構造に集約されており、マルチバンドアンテナの小型化に関して大きな効果を得ることができる。さらに、同一のアンテナエレメントが複数の周波数の電波を共通して放射するため、各々の周波数の電波を放射する複数のアンテナエレメントを離して配置する必要がなく、マルチバンドアンテナの小型化に関して大きな効果を得ることができる。
以上、図1〜図9により本発明のアンテナの基本的な構成を説明したが、本発明は、上述の形態に限らず、一次元導体分布2及び一次元空隙分布3が、二層から五層の層構造としても良い。層数を多くすることで、より多くのアンテナエレメントを集約することができ、アンテナの小型化に効果がある。層数が五層を超えると、伝送線路及び浮遊線路と接地導体との距離が大きくなるためにアンテナの設計が難しくなり、さらにアンテナの機械的強度が低下するため、五層以下にすることが望ましい。
また、導体接続部4及び導体切断部5は、各層ごとに三箇所以下であることが望ましい。導体接続部4及び導体切断部5の数を増やすことで、複雑な構造のアンテナエレメントが得られ、より多くの周波数の電波を放射することが可能となるが、導体接続部4が多すぎると、閉じた電流経路が増えるために電波の放射に必要な共振長が得にくくなり、導体切断部5が多すぎると、浮遊線路が増えるために機械的強度が低下する。
本発明は、一次元導体分布2、一次元空隙分布3、及び二次元導体分布1からなるアンテナの外形が概ね四角形であることが好ましい。アンテナの外形が四角形であることで、アンテナの製造及び無線端末への実装が容易になる。
さらに一次元導体分布2及び二次元導体分布1は、一体導体からなることが好ましい。アンテナを一体導体とすることで、低コストで量産性に優れた打ち抜き工程を用いて製造することができる。加えて、アンテナが一体導体からなることで、アンテナを無線端末に実装する際の取り扱いが容易になる。
一次元導体分布2、一次元空隙分布3、及び二次元導体分布1は、打ち抜き工程、又はメッキ工程、又はエッチング工程により製造されることが好ましい。汎用的な金属加工工程である、打ち抜き工程、メッキ工程、エッチング工程を用いることで、アンテナの製造が容易になり、製造コストを低減することができる。
一次元導体分布2、一次元空隙分布3、及び二次元導体分布1は、リジッド基板上に作製されることが好ましい。これは、リジッド基板の誘電体による波長短縮効果により、アンテナをより小型化する効果がある。
一次元導体分布2、一次元空隙分布3、及び二次元導体分布1は、可撓性のあるフレキ基板上に作製されることが好ましい。フレキ基板上に作製することで、アンテナを屈曲させることができ、無線端末への内蔵を容易にすることができる。
一次元導体分布2、一次元空隙分布3、及び二次元導体分布1が基台上に作製されることが好ましい。機械的強度のある基台上に作製することにより、無線端末への実装を容易にすることができる。
一次元導体分布2、一次元空隙分布3、及び二次元導体分布1は、誘電体シートでラミネートされることが好ましい。ラミネートすることで、金属腐食などの経年劣化を防ぐことができ、長期間にわたり安定したアンテナ特性を得ることができる。
二次元導体分布2は、回路基板の接地導体又は無線端末の金属部品であることが好ましい。これにより、二次元導体分布の電気的面積を拡大することができ、より安定した接地導体が得られ、良好なアンテナ特性を得ることができる。
給電部6には、同軸ケーブル又はコンタクトピンを用いることが好ましい。これにより、高周波電力の低損失な給電が可能となる。
本発明のアンテナは、携帯電話等の無線端末に内蔵させるが、この場合、液晶ディスプレイ上部、又はキーパッド下部、又はヒンジ部に内蔵させる。液晶ディスプレイ上部、キーパッド下部、ヒンジ部にアンテナを内蔵することで、使用者の手の影響によるアンテナ性能劣化を抑えることができ、携帯電話の電波送受信特性を高めることができる。
上述した本発明のアンテナのより具体的な実施形態を説明する。
図10及び図11に、本発明の第1の実施形態を示した。
図10は、本発明のアンテナA1であり、無線LANに用いる2.4GHz帯と5.5GHz帯の電波を放射するアンテナである。
平面構造で四角形の二次元導体分布1が構成され、二次元導体分布1の全ての周辺に、内側一次元空隙分布3aを介して枠状の内側一次元導体分布2aが配置され、内側一次元導体分布2aの周辺に、外側一次元空隙分布3bを介して外側一次元導体分布2bが配置され、一次元導体分布2と一次元空隙分布3が二層構造で構成されている。
各層ごとに、すなわち二次元導体分布1と内側一次元導体分布2aが、導体接続部4a1 ,4a2 を用いて、内側一次元導体分布2aと外側一次元導体分布2bが導体接続部4b1 ,4b2 ,4b3 を用いて層間接続されている。内側の導体接続部4a1 と外側の導体接続部4b1 は、四角形の二次元導体分布1の上辺から連続するよう、同じく内側の導体接続部4a2 と外側の導体接続部4b2 は、二次元導体分布1の下辺から連続するように設けられて各層を接続する。
また各層ごとに、すなわち、内側一次元導体分布2aが、導体切断部5a1 ,5a2 を用いて切断され、外側一次元導体分布2bが、導体切断部5b1 ,5b2 ,5b3 を用いて切断されている。内側の導体切断部5a1 は、枠状の内側一次元導体分布2aの下辺右隅を、他方の導体切断部5a2 は、内側一次元導体分布2aの上辺左隅を切断するように形成される。外側の導体切断部5b1 は、枠状の外側一次元導体分布2bの上辺右隅を、導体切断部5b2 は、外側一次元導体分布2bの左辺中央部を、導体切断部5b3 は、外側一次元導体分布2bの下辺の中央やや左側を切断するように形成される。
給電部6は、導体切断部5a1 ,5b1 の位置の内側一次元導体分布2aに給電するように接続され、そのインピーダンスは50Ωである。
図11に、図10のアンテナの電圧定在波比を示す。
無線LANでは、電圧定在波比が2以下であれば良好な送受信が可能であるが、図10のアンテナA1は、2.4GHz帯、5.5GHz帯ともに電圧定在波比が2以下であり、良好な送受信が可能である。
このように、本発明のアンテナは、二つの異なる周波数の電波送受信に用いて好適なアンテナである。
図12及び図13に、本発明の参考となる参考例を示す。
図12は、参考例のアンテナA2であり、携帯電話に用いる900MHz帯と2GHz帯の電波を放射するアンテナである。
回路基板11の接地導体が二次元導体分布1であり、回路基板の一端に、一次元導体分布2a,2b,2c,2dと一次元空隙分布3a,3b,3c,3dが四層構造で構成されている。
各層ごとに、二次元導体分布1及び一次元導体分布2が、導体接続部4を用いて層間接続されている。
すなわち、二次元導体分布1と一番目の一次元導体分布2aが第1の導体接続部4aで、一番目の一次元導体分布2aと二番目の一次元導体分布2bの中央が第2の導体接続部4bで、二番目の一次元導体分布2bと三番目の一次元導体分布2cの両端部が第3の導体接続部4c1 ,4c2 で、三番目の一次元導体分布2cと四番目の一次元導体分布2dの両端部が第4の導体接続部4d1 ,4d2 で、それぞれ接続されている。
また、各層ごとに、一次元導体分布2が、導体切断部5を用いて切断されている。本実施の形態においては、一番目と四番目の一次元導体分布2a,2dを除き、二番目と三番目の一次元導体分布2b,2cの略中央に導体切断部5b、5cが形成されるが、一番目と四番目の一次元導体分布2a,2dに導体切断部5を形成するようにしても良い。
給電部6は、一番目の一次元導体分布2aに接続されており、そのインピーダンスは50Ωである。
図13に、図12のアンテナA2の電圧定在波比を示す。
携帯電話では、電圧定在波比が3以下であれば良好な送受信が可能であるが、図12のアンテナA2は900MHz帯、2GHz帯ともに電圧定在波比が3以下であり、良好な送受信が可能である。このように、二次元導体分布に無線端末の回路基板の接地導体を用いることで、より安定した接地導体となり、良好なアンテナ特性を得ることができる。また、層数を増やすことで、アンテナエレメントをさらに集約する効果がある。
図14に、本発明の第の実施形態を示す。
図14は、本発明のアンテナA3であり、アンテナエレメントが一体化した導体で構成されている。
このアンテナA3は、図5で説明したアンテナと同じ構成であり、同一部材に同一の符号を付し、その説明は省略する。
本発明のアンテナA3は、打ち抜き工程を用いて作製される。打ち抜き工程は図15に示す工程からなる。
すなわち、始めs1に、プレス工程s2で導体からアンテナA3の形状に打ち抜き、サビ止め等の表面処理s3を行って終了s4する。
このように、アンテナを一体化した導体で構成して打ち抜き工程を用いて作製することで、アンテナの作製を容易にし、アンテナを安価にすることができる。
図16に、本発明の第の実施形態を示す。
図16は、本発明のアンテナA4であり、図14と図5で説明したアンテナA3のアンテナエレメントを誘電体シート12でラミネートしたものである。誘電体シート12はポリイミド系の材料を用いている。
このように、アンテナエレメントを誘電体シートでラミネイトすることで、金属腐食などの経年劣化を防ぐことができ、長期間にわたり安定したアンテナ特性を得ることができる。
図17に、本発明の第の実施形態を示す。
図17は、本発明のアンテナA5であり、図14と図5で説明したアンテナA3のアンテナエレメントをリジッド基板13上にエッチング工程を用いて作製したものである。
エッチング工程は図18に示す工程からなる。
始めs5に、金属張りの基板にレジストを塗布s6し、アンテナ形成用のマスクで、マスキングs7を行い、紫外線露光s8を行って現像処理s9し、エッチングs10を行った後、レジスト膜を剥離s11してエッチング工程を終了s12する。
このように、アンテナエレメントを、エッチング工程を用いて作製することで、アンテナの作製を容易にして、アンテナを安価にすることができる。さらに、リジッド基板の誘電体による波長短縮効果により、アンテナをさらに小型化することができる。
図19に、本発明の第の実施形態を示す。
図19は、本発明のアンテナA6であり、アンテナエレメントがフレキ基板14上にメッキ工程とエッチング工程を用いて作製されている。
このアンテナエレメントは図2で説明したアンテナと同じ構成であり、同一部材に同一の符号を付し、その説明は省略する。図19では、図2のアンテナと同じアンテナエレメントを用いた場合を示しているが、本発明では、二次元導体分布1の全ての周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメント(例えば、図5で説明したアンテナと同じ構成のもの)を用いる。
メッキ工程とエッチング工程は図20に示す工程からなる。
このメッキ・エッチング工程は、始めs13に誘電体基板の表面粗面化処理s14を行った後、触媒を塗布s15し、表面にメッキs16を行った後、レジストを塗布s17し、アンテナ形成用のマスクで、マスキングs18を行い、紫外線露光s19を行って現像処理s20し、エッチングs21を行った後、レジスト膜を剥離s22して終了s23する。
このように、アンテナエレメントを、フレキ基板14上に作製することで、アンテナを屈曲させることができ、無線端末への内蔵を容易にすることができる。
図21に、本発明の第の実施形態を示す。
図21は、本発明のアンテナA7であり、曲面構造を持つ基台15の上に、メッキ工程を用いてアンテナ構造を作製している。
このアンテナA7のアンテナエレメントは、四角形状で基台15の面に沿った二次元導体分布1に一次元空隙分布3aを介して一次元導体分布2aを配置し、一次元導体分布2aに一次元空隙分布3bを介して、一次元導体分布2bを配置して層構造とし、二次元導体分布1と一次元導体分布2aの端部を導体接続部4aで接続し、一次元導体分布2aと一次元導体分布2bの中央部を導体接続部4bで接続し、一次元導体分布2bに給電部6を接続したものである。図21では、二次元導体分布1の一部の周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメントを用いた場合を示しているが、本発明では、二次元導体分布1の全ての周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメント(例えば、図5で説明したアンテナと同じ構成のもの)を用いる。
このように、本発明のアンテナは、曲面構造上にも作製可能であり、多様な形状に実装して好適なアンテナである。また、機械的強度のある基台上に作製することにより、無線端末への実装を容易にすることができる。
図22に、本発明の第の実施形態を示す。
図22は、本発明のアンテナA8であり、図16で説明したようにアンテナが誘電体シート12によってラミネートされ、給電部として、同軸ケーブル16を用いてハンダ接続したものであり、同一部材には同一符号を付し説明は省略するが、同軸ケーブル16は、その中心導体17が内側一次元導体分布2aに接続され、外導体18が二次元導体分布1に接続されている。
以上のアンテナ作製の工程は、図23に示す工程からなる。
始めs25に、プレス工程s26にてエレメント作製を行い、そのエレメントに誘電体シートを仮ラミネートs27し、その誘電体シートに、同軸ケーブルの接続部に位置した部分にハンダ用窓開けs28を行った後、本ラミネートs29を行い、アンテナのエレメント形状に枠取りs30を行い、ハンダ用窓に予備ハンダ付けs31を行い、しかる後、ケーブルハンダ付けs32を行い、洗浄s33を行って工程を終了s34する。
このように、給電部に同軸ケーブルを用いることで、高周波電力の低損失な給電が可能となる。
図24に、本発明の第の実施形態を示す。
図24は、本発明のアンテナA9であり、図21で説明したアンテナA7の一次元導体分布2bに給電部6を設けるにおいて、一次元導体分布2bに導体切断部5を形成すると共に、導体切断部5の一次元導体分布2bの端部に給電接続部19a,19bが設けられ、コンタクトピン20a,20bを用いて給電している。図24では、図21で説明したアンテナA7を用いた場合を示しているが、本発明では、二次元導体分布1の全ての周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメント(例えば、図5で説明したアンテナと同じ構成のもの)を用いる。
基台15は回路基板11にネジ止め(図示せず)で固定される。
以上のアンテナ作製と実装は、図25に示す工程からなる。
始めs35に基台15の表面粗面化処理s36を行った後、触媒を塗布s37し、表面にメッキs38を行った後、レジストを塗布s39し、アンテナ形成用のマスクで、マスキングs40を行い、紫外線露光s41を行って現像処理s42し、エッチングs43を行った後、レジスト膜を剥離s44してアンテナを形成し、その基台を回路基板11にネジ止め固定s45を行って終了s46する。
このように、給電部にコンタクトピン20a,20bを用いることで、低損失の給電が可能となり、加えて高密度のアンテナ実装が可能となる。
図26に、本発明の第の実施形態を示す。
図26は、本発明のアンテナA10であり、二次元導体分布1に一次元空隙分布3aを介して一次元導体分布2aを配置し、一次元導体分布2aに一次元空隙分布3bを介して、一次元導体分布2bを配置して層構造とし、二次元導体分布1と一次元導体分布2aの端部を導体接続部4aで接続し、一次元導体分布2aと一次元導体分布2bの略中央部を導体接続部4bで接続し、二次元導体分布1と一次元導体分布2aに給電部6を接続したものである。図26では、二次元導体分布1の一部の周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメントを用いた場合を示しているが、本発明では、二次元導体分布1の全ての周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメント(例えば、図5で説明したアンテナと同じ構成のもの)を用いる。
本実施の形態では、二次元導体分布1に無線端末の金属部品21を用いている。二次元導体分布1と金属部品21は、銅テープ22を用いて導体接続されている。 このように、二次元導体分布の一部に無線端末の金属部品を用いることで、二次元導体分布の電気的面積を拡大することができ、より安定した接地導体が得られ、アンテナ特性を改善することが可能となる。
図27に、本発明の第10の実施形態を示す。
図27は、本発明のアンテナA11であり、携帯電話23用のアンテナである。回路基板11上のアンテナ設置領域24に、図12で説明したアンテナA2が設けられ、液晶ディスプレイ25の上部に内蔵されている。図27では、図12で説明したアンテナA2を用いた場合を示しているが、本発明では、二次元導体分布1の全ての周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメント(例えば、図5で説明したアンテナと同じ構成のもの)を用いる。
このように、本発明のアンテナを携帯電話の液晶ディスプレイの上部に内蔵することにより、使用者の手の影響によるアンテナ性能劣化を防ぐことができ、携帯電話の電波送受信特性を高めることができる。
図28に、本発明の第11の実施形態を示す。
図28は、本発明のアンテナA12であり、携帯電話23用のアンテナである。回路基板11上のアンテナ設置領域24に、図12で説明したアンテナA2が設けられ、キーパッド26の下部に内蔵されている。図28では、図12で説明したアンテナA2を用いた場合を示しているが、本発明では、二次元導体分布1の全ての周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメント(例えば、図5で説明したアンテナと同じ構成のもの)を用いる。
このように、本発明のアンテナを携帯電話のキーパッドの下部に内蔵することにより、使用者の手の影響によるアンテナ性能劣化を防ぐことができ、携帯電話の電波送受信特性を高めることができる。
図28に、本発明の第12の実施形態を示す。
図29は、本発明のアンテナA13であり、携帯電話23用のアンテナである。回路基板11上のアンテナ設置領域24に、図24で説明したアンテナA9が設けられ、ヒンジ27の下部に内蔵されている。図29では、図24で説明したアンテナA9を用いた場合を示しているが、本発明では、二次元導体分布1の全ての周辺に一次元導体分布2a,2bと一次元空隙分布3a,3bが交互に配置されたアンテナエレメント(例えば、図5で説明したアンテナと同じ構成のもの)を用いる。
このように、本発明のアンテナを携帯電話のヒンジ部に内蔵することにより、使用者の手の影響によるアンテナ性能劣化を防ぐことができ、携帯電話の電波送受信特性を高めることができる。
本発明の参考となる参考例のアンテナを説明するための構造図である。 本発明の参考となる参考例のアンテナを説明するための構造図である。 本発明の参考となる参考例のアンテナを説明するための構造図である。 本発明のアンテナを説明するための構造図である。 本発明のアンテナを説明するための構造図である。 本発明のアンテナを説明するための構造図である。 本発明のアンテナを説明するための構造図である。 本発明のアンテナを説明するための特性図である。 本発明のアンテナを説明するための特性図である。 本発明に係る第1の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る第1の実施形態を説明するための特性図である。 本発明の参考となる参考例を説明するための構造図である。 本発明の参考となる参考例を説明するための特性図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る作製工程を説明するための流れ図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る作製工程を説明するための流れ図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る作製工程を説明するための流れ図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る作製工程を説明するための流れ図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る作製工程を説明するための流れ図である。 本発明に係る第の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る第10の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る第11の実施形態を説明するための構造図である。 本発明に係る第12の実施形態を説明するための構造図である。
符号の説明
1 二次元導体分布
2 一次元導体分布
3 一次元空隙分布
4 導体接続部
5 導体切断部
6 給電部
7 オープンスタブ
8 ショートスタブ
9 結合線路
10 浮遊線路

Claims (12)

  1. 同一曲面構造又は同一平面構造のアンテナであって、接地導体となる曲面構造又は平面構造の二次元導体分布の全ての周辺を囲む、複数の一次元導体分布と複数の一次元空隙分布が交互に層構造を構成し、上記一次元導体分布に給電部が接続されていることを特徴とするアンテナ。
  2. 上記給電部が上記一次元導体分布上記二次元導体分布とに接続されている請求項1に記載のアンテナ。
  3. 上記一次元導体分布及び上記一次元空隙分布が二層から五層の層構造を構成している請求項1に記載のアンテナ。
  4. 上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布、及び上記二次元導体分布からなるアンテナの外形が概ね四角形である請求項1に記載のアンテナ。
  5. 上記一次元導体分布及び上記二次元導体分布が一体導体からなる請求項1に記載のアンテナ。
  6. 上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布、及び上記二次元導体分布が打ち抜き工程、又はメッキ工程、又はエッチング工程により製造される請求項1に記載のアンテナ。
  7. 上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布及び上記二次元導体分布が、リジッド基板、フレキ基板、基台上のいずれかに作製される請求項1に記載のアンテナ。
  8. 上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布及び上記二次元導体分布が誘電体シートでラミネートされる請求項1に記載のアンテナ。
  9. 上記給電部に同軸ケーブル又はコンタクトピンを用いる請求項1に記載のアンテナ。
  10. 同一曲面構造又は同一平面構造のアンテナの製造方法であって、接地導体となる曲面構造又は平面構造の二次元導体分布の全ての周辺を囲む、複数の一次元導体分布と複数の一次元空隙分布が交互する層構造を構成するに際して、上記一次元導体分布、上記一次元空隙分布及び上記二次元導体分布を打ち抜き工程又はメッキ工程或いはエッチング工程により製造し、上記一次元導体分布に給電部を接続することを特徴とするアンテナの製造方法。
  11. 請求項4〜9いずれかに記載のアンテナを内蔵したことを特徴とする無線端末。
  12. 請求項4〜9いずれかに記載のアンテナを液晶ディスプレイ上部又はキーパッド下部或いはヒンジ部に内蔵したことを特徴とする携帯電話。
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