JP5638254B2 - 情報通信装置及びアンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、情報を無線信号によって送受信する情報通信装置及びアンテナに関する。
Bluetooth(登録商標)規格やIEEE802.11規格などの規格に基づいて無線通信を行う情報通信装置がある。このような情報通信装置は、様々な方向の偏波を一定以上の強度で送受信することが求められる場合がある。例えば情報通信装置が家庭用ゲーム機である場合、アンテナが水平方向に配置されたゲーム機のコントローラや、垂直方向に配置されたヘッドセットなど、送受信可能な主偏波の向きが異なる各種の周辺機器との間で無線通信を行う必要がある。そこで、このような情報通信装置の一種として、偏波ダイバーシティ方式によって無線信号を送受信する情報通信装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。偏波ダイバーシティ方式の情報通信装置は、垂直偏波及び水平偏波のそれぞれに対応する2つのアンテナを備えており、これによって、垂直偏波及び水平偏波のいずれも十分な強度で送受信することを可能にしている。
米国特許出願公開第2009/0021430号明細書
本発明の目的の一つは、一つのアンテナだけで、垂直偏波及び水平偏波のいずれも十分な強度で送受信することのできる情報通信装置及びアンテナを提供することにある。
本発明に係る情報通信装置は、無線通信を行う情報通信装置であって、筐体と、放射板の少なくとも一部の面が、前記筐体の底面に対して斜交するように前記筐体内に配置され、当該底面に斜交する面上に給電点が位置するアンテナと、を含むことを特徴とする。
上記情報通信装置において、前記放射板は、前記筐体の底面に斜交する面内において、前記給電点から前記筐体の底面に対して平行な方向に延伸する部分を含むこととしてもよい。
さらに、前記アンテナは同軸ケーブルによって給電され、前記放射板の前記平行な方向に延伸する部分は、前記同軸ケーブルの内部導体と接続され、前記放射板は、前記筐体の底面に斜交する面内において、前記同軸ケーブルの外部導体と接続され、前記筐体の底面に対して垂直な方向に延伸する部分をさらに含むこととしてもよい。
また、上記情報通信装置において、前記筐体は、前記底面だけでなく、前記底面と交差する一つの側面を床面に相対する下向きの面としても設置されうるよう構成され、前記アンテナは、前記筐体の底面に斜交する面が前記一つの側面に対しても斜交するように、前記筐体内に配置されることとしてもよい。
また、上記情報通信装置において、前記放射板は、前記筐体の底面に斜交する面を構成する部分と連結されて、前記底面に対して平行な面を構成する部分を含むこととしてもよい。
また、本発明に係るアンテナは、放射板の少なくとも一部が、水平面に対して斜交するように設置される面と、当該斜交する面に対して鈍角をなすように当該斜交する面に連接される面と、を含み、前記斜交する面上に給電点が位置することを特徴とする。
さらに、上記アンテナにおいて、前記放射板は、前記斜交する面内において、前記給電点から水平面に対して平行な方向に延伸する部分を含むこととしてもよい。
さらに、上記アンテナは、同軸ケーブルによって給電され、前記放射板の前記平行な方向に延伸する部分は、前記同軸ケーブルの内部導体と接続され、前記放射板は、前記斜交する面内において、前記同軸ケーブルの外部導体と接続され、水平面に対して垂直な方向に延伸する部分をさらに含むこととしてもよい。
本発明の実施の形態に係る情報通信装置の外観を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置の外観を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置の外観を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置の筐体内部の様子を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置に実装される回路の概略構成を示す構成ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置のアンテナの概要を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置のアンテナの概要を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置のアンテナの概要を示す右側面図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置のアンテナの概要を示す平面図である。 アンテナの筐体に対する取り付け構造を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る情報通信装置の放射パターンの例を示す説明図である。 一般的なダイポールアンテナを用いた情報通信装置の放射パターンの例を示す説明図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
本発明の一実施形態に係る情報通信装置1は、例えば家庭用ゲーム機やパーソナルコンピュータなどであって、図1A、図1B及び図1Cに示すように、薄型箱状の筐体10を有しており、周辺機器などの外部デバイスとの間で無線通信により情報の送受信を行う。なお、本実施形態では、情報通信装置1は、Bluetooth規格による無線通信、及びIEEE802.11規格による無線通信のそれぞれに対応しているものとする。
筐体10は、主として6つの外面から構成されている。以下では、これらの外面のうち、最も面積の広い2つの面の一方を第1底面10aといい、第1底面10aに対向する他方の面を第1上面10bという。他の4つの外面は、第1底面10a及び第1上面10bの双方と交差する側面になっており、以下ではそのうちの1つの面を第2底面10cという。また、この第2底面10cに対向する面を第2上面10dといい、残る2つの外面の一方を前面10e、他方を背面10fという。さらに、以下では、図1A、図1B及び図1Cに示されるように、第1底面10aに平行で背面10fから前面10eに向かう方向をX軸正方向、第1底面10aに平行で第2底面10cから第2上面10dに向かう方向をY軸正方向、及び第2底面10cに平行(第1底面10aに垂直)で第1底面10aから第1上面10bに向かう方向をZ軸正方向とする。すなわち、第1底面10aはXY平面に平行な面であって、第2底面10c及び第2上面10dはZX平面に平行な面になっている。
この情報通信装置1の筐体10は、第1底面10a及び第2底面10cのいずれもが底面(床面に相対する面)として設置されうるよう構成されている。すなわち、筐体10は、図1Aに示されるように第1底面10aを下向きにして設置(横置き)されてもよいし、図1Bに示されるように第2底面10cを下向きにして設置(縦置き)されても使用可能になっている。なお、第1底面10aと比較して面積の小さい第2底面10cを下向きにして設置する場合には、筐体10は、床面に直接設置されるのではなく、支持台(スタンド)に支えられて設置されることとしてもよい。さらに、筐体10は、第2底面10cではなく、これと対向する第2上面10dが底面となるように設置されることとしてもよい。この場合、図1Cに示されるように、第2底面10cが上向きになり、図1Bの場合とは天地逆に設置されることになる。
また、情報通信装置1は、通常、前面10eが情報通信装置1のユーザがいる方向に向けられるように設置される。このため、前面10eには、ユーザに機器の動作状態を示すためのインジケータや、比較的ユーザが頻繁に使用するスイッチ等が設けられてもよい。また、背面10fには、電源ケーブル等の各種ケーブルを接続するためのコネクタが設けられてもよい。このように、ユーザに各種情報を提示する提示部や、ユーザの操作を受け付ける操作部、コネクタ類を、第1底面10a、第2底面10c及び第2上面10d以外の外面に設けることによって、第1底面10a、第2底面10c及び第2上面10dのいずれを下向きにして筐体10を設置しても、情報通信装置1を使用することが可能になる。
図2は、筐体10内部の様子を示す平面図である。同図に示されるように、筐体10内には、第1アンテナ11、第2アンテナ12、冷却ファン13、光ディスクドライブ14、及び電源ユニット15が配置されている。ここで、第1アンテナ11は、Bluetooth規格の無線通信に用いられるアンテナであって、第2アンテナ12は、IEEE802.11規格の無線通信に用いられるアンテナである。この図に示されるように、第1アンテナ11及び第2アンテナ12は、筐体10の前面10e近傍(すなわち、冷却ファン13や電源ユニット15等の構造物よりも前面10eに近い側)に配置されている。これにより、第1アンテナ11及び第2アンテナ12から前面10e側に放射される無線信号は、冷却ファン13等に阻害されずにユーザがいると想定される方向に伝搬する。また、背面10f側に放射される無線信号の少なくとも一部は、冷却ファン13等によって反射されて、やはり前面10e側に伝搬する。
図3は、本実施形態に係る情報通信装置1に実装される回路の概略構成を示す構成ブロック図である。同図に示されるように、第1アンテナ11は、給電線21aを介して通信制御回路22aと接続されている。同様に、第2アンテナ12は、給電線21bを介して通信制御回路22bと接続されている。また、通信制御回路22a及び22bは、いずれも中央制御回路23に接続され、中央制御回路23はさらに記憶素子24及び入出力回路25と接続されている。
通信制御回路22a及び22bは、それぞれ対応する無線通信の規格に従って信号処理を行うことにより、無線通信の制御を行う。具体的に、通信制御回路22a及び22bは、それぞれ対応する第1アンテナ11又は第2アンテナ12に対して給電線21a又は21bを介して給電する。そして、中央制御回路23から送信の対象となる情報の入力を受けると、この情報を変調し、変調信号を得る。通信制御回路22a及び22bは、この変調信号を対応するアンテナに供給して、無線にて放射させる。また、対応するアンテナに到来した信号を受信して、受信した信号を復調し、中央制御回路23に出力する。
中央制御回路23は、CPUなどのプログラム制御デバイスである。この中央制御回路23は、記憶素子24に格納されたプログラムに従って動作する。この中央制御回路23は、記憶素子24に格納されているプログラムによって、無線通信によって接続される外部デバイスに対して情報を送信するべき旨の指示を受けると、通信制御回路22a又は22bに対して、当該送信するべき情報を出力する。また、この中央制御回路23は、通信制御回路22a及び22bにて受信された情報の入力を受けて、当該情報を利用した処理を行う。
記憶素子24は、RAM(Random Access Memory)や、ROM(Read Only Memory)等を含む。この記憶素子24は、図示しない記録媒体などから複写されたプログラムを格納している。また、記憶素子24は、中央制御回路23の処理に用いる情報を保持するワークメモリとしても動作する。
入出力回路25は、中央制御回路23と、外部の入出力デバイスとしてのディスプレイ(家庭用テレビジョンなどを含む)などとに接続されている。この入出力回路25は、中央制御回路23から入力される指示に従って、ディスプレイなどに映像信号を出力する。
本実施の形態に係る情報通信装置1では、例えば中央制御回路23がゲームプログラムなどのプログラムを実行する。そして外部デバイスとしてのゲームコントローラから、利用者の操作内容を示す情報をBluetooth規格に基づく無線通信によって受信する。また、音声信号をBluetooth規格に基づく無線通信によりヘッドセットやヘッドフォンなどの音声再生デバイスに対して送信する。さらに、情報通信装置1は、他の情報通信装置との間で、IEEE802.11規格に基づく無線通信により情報の授受を行う。
ゲームコントローラは、利用者が両手で持った状態で操作がしやすいように、横長の形状をしているのが一般的である。従ってゲームコントローラに内蔵されるアンテナは、地面に水平な方向に配置されており、送受信する無線信号は水平偏波となる。一方、ヘッドセットなどの場合は、地面に垂直な方向にアンテナが配置されており、送受信する無線信号は垂直偏波となる。本実施形態では、このような様々な向きの偏波の無線信号を十分な強度で送受信できるように、第1アンテナ11及び第2アンテナ12それぞれの形状及び筐体10内の配置が決定されている。なお、Bluetooth規格とIEEE802.11規格では、周波数帯として同じ2.4GHz帯を使用する。そのため、第1アンテナ11及び第2アンテナ12は、互いに略同じ形状をしている。そこで、以下では第1アンテナ11を例として、その形状について、詳細に説明する。
図4は、第1アンテナ11の外観を示す斜視図である。また、図5は第1アンテナ11を正面から見た様子を示す正面図であり、図6は右側面から見た様子を示す側面図であり、図7は上方から見た様子を示す平面図である。なお、ここでは図2に示すように筐体10内に第1アンテナ11を配置した状態において、筐体10の第2底面10c側(Y軸負方向側)を第1アンテナ11の正面としている。
第1アンテナ11は、板状の金属を加工して形成された放射板によって構成されており、図6に示されるように、側面から見て、横長の長方形の一方の短辺側を斜めに切断してなる台形の、底辺を除く外周に沿った形状をしている。すなわち、第1アンテナ11は、その正面側において台形の底辺に対して傾いた斜面部S1、背面側において台形の底辺に対して垂直に立ち上がっている背面部S2、及び台形の上辺に沿って斜面部S1と背面部S2とを接続する上面部S3、を含んで構成される。また、台形の底辺から第1アンテナ11の正面側及び背面側それぞれに延びる方向に、斜面部S1に接続される底面部S4、及び背面部S2に接続される底面部S5が形成されている。ここで、第1アンテナ11は図2に示すように筐体10内に配置されるので、上面部S3、底面部S4及びS5は、筐体10の第1底面10aと平行になり、背面部S2は筐体10の第2底面10c及び第2上面10dと平行になる。一方、斜面部S1は、筐体10を設置したときに床面(水平面)に相対する面となりうる第1底面10a、第2底面10c及び第2上面10dのいずれに対しても、斜交している。すなわち、筐体10の第1底面10aに平行に配置される上面部S3の一方側(Y軸負方向側)の端縁に、下側(Z軸負方向側)に鈍角を形成するように斜面部S1の端縁が連接されている。さらに、斜面部S1の上面部S3に連接される側と反対側の端縁には、上側(Z軸正方向側)に鈍角を形成するように底面部S4が連接されている。また、上面部S3の斜面部S1に連接される側と反対側(Y軸正方向側)の端縁には、上面部S3と直交するように下側に向かって背面部S2が連接され、背面部S2の下端には、背面部S2と直交するようにY軸正方向側に向かって底面部S5が連接されている。斜面部S1は、他の背面部S2、上面部S3、底面部S4及びS5のいずれに対しても斜交しており、さらに筐体10が縦置きされる場合も横置きされる場合も、水平面に対して斜交するように筐体10内に配置されている。
本実施形態では、給電線21aは同軸ケーブルであって、この給電線21aが接続される給電点は、第1アンテナ11の斜面部S1内に位置している。具体的に、斜面部S1内には導電部P1及びグランド部P2が形成されており、導電部P1の接続点F1には給電線21aの内部導体が、グランド部P2の接続点F2には給電線21aの外部導体が、それぞれ接続される。導電部P1は、接続点F1からX軸方向(すなわち、筐体10の第1底面10a、第2底面10c及び第2上面10dに対して平行な方向)に沿って延伸しており、さらに正面向かって左側において上方に屈曲して形成されている。この導電部P1の長さ及び形状によって、第1アンテナ11が送受信の対象とする無線信号の周波数が2.4GHz帯となるよう決定されている。また、グランド部P2は、全体として接続点F2を含んでZ軸方向(すなわち、筐体10の第1底面10aに対して垂直な方向)に沿って延伸しており、その上方では接続点F2の位置する高さと比較して左右方向の幅が広くなるよう形成されている。より具体的に、グランド部P2は、接続点F2より上方の位置において、導電部P1側(すなわちX軸正方向側)に張り出しており、これにより接続点F2の位置より幅広に形成されている。さらに、この張り出し部の下端は、導電部P1の上端と一定距離だけ離れて平行に延伸するよう形成されている。
本実施形態では、給電点に対応する位置において、第1アンテナ11内を流れる電流分布が最も大きくなる。そのため、上述したように給電点を含む斜面部S1が筐体10の第1底面10a、第2底面10c及び第2上面10dのいずれに対しても斜交していることにより、第1アンテナ11の放射特性は、第1底面10a、第2底面10c及び第2上面10dのいずれを下向きにして筐体10を配置した場合であっても、垂直偏波及び水平偏波両方の偏波を放射するようなものになる。
また、上面部S3には、略矩形の形状をした矩形部P3が形成されている。この矩形部P3は、連結部L1を介してグランド部P2と連結されている。連結部L1は、矩形部P3と同様に上面部S3の一部を構成しており、グランド部P2の上端から筐体10の前面10e側に向かって斜め方向に延びている(すなわち、グランド部P2の上端からX軸正方向とY軸正方向の間の方向に向かって延びている)。そして、その先端部が矩形部P3の角部に接続されている。矩形部P3の一辺は、上面部S3のX軸正方向側(すなわち筐体10の前面10e側)の端縁を形成しており、このX軸正方向側の辺と対向する辺は、平面的に見て、グランド部P2のX軸正方向側の端縁のほぼ延長線上に位置している。この矩形部P3は、第1アンテナ11から放射される無線信号における、筐体10を横置きした際の垂直偏波を強める働きをしている。
さらに、上面部S3には、矩形部P3と空間を隔てて対向するように、連結部L2の一部も形成されている。連結部L2は、上面部S3の一部及び背面部S2によって構成されており、この連結部L2を介して、底面部S5がグランド部P2の上端に接続されている。底面部S5は、連結部L2との接続部分からX軸正方向側(すなわち筐体10の前面10e側)に向かって延在しており、そのX軸正方向側の端縁は、平面的に見て、底面部S4、斜面部S1及び上面部S3のX軸正方向側の端縁とほぼ同じ位置になっている。すなわち、底面部S4、斜面部S1、上面部S3、及び底面部S5の、正面から見て向かって左側の端縁が、平面的に見てほぼ一直線上に位置している。この底面部S5は、第1アンテナ11から放射される無線信号における、筐体10を横置きした際の水平偏波を強める働きをしている。
図8は、第1アンテナ11の筐体10に対する取り付け構造を示している。同図に示されるように、筐体10内には支持体30が設置されており、第1アンテナ11はこの支持体30に固定される。具体的に、第1アンテナ11の連結部L2のうち、上面部S3に含まれる部分には孔H1及びH2が、同じく上面部S3内の矩形部P3には孔H3が、いずれも上面部S3を貫通するように形成されている。一方、支持体30の孔H1に対応する位置にはねじ穴が、また孔H2及びH3に対応する位置には位置決め用の突起部30a及び30bが、それぞれ形成されている。この突起部30a及び30bがそれぞれ孔H2及びH3に挿入された状態で、ねじ30cを、孔H1を挿通させて支持体30のねじ穴に締結することによって、第1アンテナ11が筐体10に対して固定される。ここで、例えば底面部S4及びS5を筐体10に固定することとすると、取り付け位置の誤差等によって第1アンテナ11の形状が歪められ、斜面部S1の筐体10に対する傾きが変化してしまうおそれがある。本実施形態では、上面部S3だけを介して第1アンテナ11を筐体10に固定するので、このような第1アンテナ11の歪みを避けることができる。なお、第2アンテナ12も同様の構造で筐体10に固定されることとしてよい。
本実施形態に係る情報通信装置1によれば、筐体10が縦置きされているか横置きされているかに関わらず、また通信相手が垂直偏波及び水平偏波のいずれを主偏波とするかを問わず、実用上十分な強度で無線信号を送受信することができる。
図9は、本実施形態に係る情報通信装置1において、第1アンテナ11及び第2アンテナ12それぞれの放射パターンの測定結果を示している。具体的に、この図9では、筐体10の3種類の姿勢のそれぞれについて、情報通信装置1周囲の各方向で測定された2.44GHzの信号の利得が示されている。すなわち、図の上段は、第1底面10aを下向きに筐体10を設置(横置き)した場合の、XY平面内における各方向の利得を示している。なお、ここでは角度0度がX軸正方向(前面10e側)に、角度270度がY軸正方向(第2上面10d側)に、それぞれ対応している。また、図の中段は、背面10fを下向きにした場合の、YZ平面内における各方向の利得を示している。さらに、図の下段は、第2上面10dを下向きに筐体10を設置(縦置き)した場合の、ZX平面内における各方向の利得を示している。また、各グラフにおいて、実線は各姿勢における垂直偏波の強度を、破線は水平偏波の強度を、それぞれ示している。
一方、図10は、比較の一例として、一般的なダイポールアンテナを筐体10内に配置した場合における放射パターンの測定結果を示している。図10においても、図9と同様に、XY平面、YZ平面及びZX平面のそれぞれについて、垂直偏波及び水平偏波それぞれの利得が示されている。図10に示されるように、一般的なダイポールアンテナの場合には、XY平面のグラフ(横置きに対応)において、水平偏波と比較して、垂直偏波については相対的に小さな利得しか得られていない。そして、ZX平面のグラフ(縦置きに対応)では、逆に水平偏波の利得が垂直偏波と比較して小さくなってしまっている。
これに対して、本実施形態における第1アンテナ11及び第2アンテナ12の場合には、XY平面及びZX平面のいずれにおいても、垂直偏波及び水平偏波の双方について比較的大きな利得が得られている。なお、特にBluetooth規格の無線通信においては、情報通信装置1の通信相手はユーザの近くにある周辺機器(ゲームコントローラやヘッドセットなど)であることが想定されるので、縦置き及び横置きのいずれの場合であっても、情報通信装置1の前面10e側(すなわち、角度0度から90度、及び270度から360度の範囲)において、背面10f側(角度90度から270度の範囲)よりも相対的に利得が大きくなることが望ましい。第1アンテナ11は、このような条件を満たす向きで筐体10内に配置されている。
なお、第1アンテナ11及び第2アンテナ12は、互いに干渉しないように、一定以上距離を離して筐体10内に設置する必要がある。このとき、第1底面10aに斜交する斜面部S1内に給電点を設けることによって、本実施形態に係る情報通信装置1においては、第1アンテナ11と第2アンテナ12との間の干渉が生じにくくなっている。具体的に、例えば図2に示した位置と同じ位置に、第1アンテナ11及び第2アンテナ12をいずれも斜面部S1が第1底面10aと平行になるように配置して、両者の孤立度合いを示すアイソレーション特性を測定し、本実施形態における配置と比較する。すると、斜面部S1が第1底面10aに対して斜交する本実施形態の配置の方が、斜面部S1が第1底面10aに平行な場合よりもアイソレーション特性が向上していることが観測される。したがって、給電点を含む斜面部S1を第1底面10aに対して傾けることで、そうでない場合と比較して、第1アンテナ11と第2アンテナ12を相対的に近い位置に配置して使用することが可能となる。なお、ここでは給電点を含む斜面部S1が同じ向き(第2底面10c側)になるように第1アンテナ11及び第2アンテナ12を並べて配置することとしたが、第1アンテナ11を、その斜面部S1が第2上面10d側になるような向きで配置することとしてもよい。この場合、双方の斜面部S1が互いに逆向きとなり、第1アンテナ11と第2アンテナ12とが干渉しにくくなる。
1 情報通信装置、10 筐体、11 第1アンテナ、12 第2アンテナ、13 冷却ファン、14 光ディスクドライブ、15 電源ユニット、21a及び21b 給電線、22a及び22b 通信制御回路、23 中央制御回路、24 記憶素子、25 入出力回路、30 支持体。

Claims (3)

  1. 無線通信を行う情報通信装置であって、
    筐体と、
    放射板の少なくとも一部の面が、前記筐体の底面に対して斜交するように前記筐体内に配置され、当該底面に斜交する斜面上に給電点が位置するアンテナと、
    を含み、
    前記放射板が、
    前記斜面内において、前記給電点から前記筐体の底面に対して平行な方向に延伸する部分であって、同軸ケーブルの内部導体と接続される導電部と、
    記斜面を構成する部分の上端縁を含む部分であり、前記斜面内において、前記導電部が延伸する方向に対して垂直な方向に延伸する部分である、前記同軸ケーブルの外部導体と接続されるグランド部と、
    前記上端縁に連結されて、前記底面と平行な面を構成する第1の部分と、
    前記上端縁に接続されて、前記底面と平行な面を構成する部分であって、前記底面からの高さが前記第1の部分より低位置である第2の部分と、
    を含むことを特徴とする情報通信装置。
  2. 請求項1記載の情報通信装置であって、
    前記筐体は、前記底面だけでなく、前記底面と交差する一つの側面を床面に相対する下向きの面としても設置されうるよう構成され、
    前記アンテナは、前記斜面が前記一つの側面に対しても斜交するように、前記筐体内に配置される
    ことを特徴とする情報通信装置。
  3. 放射板の少なくとも一部が、水平面に対して斜交するように設置される斜面を含み、前記斜面上に給電点が位置するアンテナであって、
    前記放射板が、
    前記斜面内において、前記給電点から水平面に対して平行な方向に延伸する部分であって、同軸ケーブルの内部導体と接続される導電部と、
    記斜面を構成する部分の上端縁を含む部分であり、前記斜面内において、前記導電部が延伸する方向に対して垂直な方向に延伸する部分である、前記同軸ケーブルの外部導体と接続されるグランド部と、
    前記斜面に対して鈍角をなすように前記上端縁に連接されて、水平面と平行な面を構成する第1の部分と、
    前記上端縁に接続されて、水平面と平行な面を構成する部分であって、前記斜面を構成する部分の下端縁からの高さが前記第1の部分より低位置である第2の部分と、
    を含むことを特徴とするアンテナ。
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