JPH10209738A - 逆e型アンテナ - Google Patents

逆e型アンテナ

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JPH10209738A
JPH10209738A JP9354570A JP35457097A JPH10209738A JP H10209738 A JPH10209738 A JP H10209738A JP 9354570 A JP9354570 A JP 9354570A JP 35457097 A JP35457097 A JP 35457097A JP H10209738 A JPH10209738 A JP H10209738A
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JP
Japan
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antenna
signal
arm
ground plane
radiating element
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JP9354570A
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Inventor
Martin Stevens Smith
スティーヴンズ スミス マーティン
Ian Paul Llewellyn
ポール ルエルン イアン
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Nortel Networks Ltd
Original Assignee
Northern Telecom Ltd
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0421Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with a shorting wall or a shorting pin at one end of the element
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/12Supports; Mounting means
    • H01Q1/22Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles
    • H01Q1/24Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set
    • H01Q1/241Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM
    • H01Q1/242Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use
    • H01Q1/243Supports; Mounting means by structural association with other equipment or articles with receiving set used in mobile communications, e.g. GSM specially adapted for hand-held use with built-in antennas
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/30Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole
    • H01Q9/42Resonant antennas with feed to end of elongated active element, e.g. unipole with folded element, the folded parts being spaced apart a small fraction of the operating wavelength

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
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  • Waveguide Aerials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は無線通信用アンテナに関し、双帯域
移動通信受話器に適した小型アンテナを提供することを
目的とする。 【解決手段】 放射素子と接地平面とを備える逆E型ア
ンテナが開示される。アンテナは、移動通信受話器に設
置するのに適する。特に、2又は3以上のアンテナが接
近して設置される双モード受話器に好適である。アンテ
ナ素子を折り返すことによりアンテナが動作波長に対し
て小型化されることで、アンテナを小さな無線通信受話
器内でできるだけ離間して設置できるので、アンテナ結
合の問題は簡単に解決される。移動通信構成を動作させ
る方法も開示される。本構成は、マイクロフォンと、音
声スピーカーと、トランシーバーと、逆E型アンテナと
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアンテナに係り、特
に、無線通信アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】多くの移動型通信装置において、回路寸
法が小さくなり、そして、対応するプラスティックハウ
ジング等の寸法が小さくなるのに伴って、移動無線受話
器の寸法も小型化している。無線通信装置のなかで小型
化が容易でない要素はアンテナである。典型的には、ア
ンテナは少なくとも1軸に沿って半波長又は4分の1波
長の長さを有しており、この長さを減少させるのは容易
ではない。しかしながら、小型化が図られた幾つかの変
形アンテナが製造されている。
【0003】かかる小型アンテナの一型式として、図1
に示す逆L型アンテナ(ILA)がある。ILAアンテ
ナは、鉛直素子である短いモノポールと、モノポールの
端部に接続されたワイヤ水平素子とにより構成されてい
る。鉛直素子の高さは一般には波長の分数に拘束され
る。水平素子は必ずしも非常に短いわけではなく、全長
(水平成分と鉛直成分)は、通常、約4分の1波長であ
る。これは、GSM受話器等の用途においてアンテナは
依然として長いことを意味する。アンテナは、長いほど
その効率が向上するので、長いほうが望ましい。
【0004】ILAは、基本的には、モノポールの端部
に長い水平ワイヤを備える短いモノポールアンテナであ
るため、本来的にそのインピーダンスは低い。入力イン
ピーダンスは、短いモノポールアンテナの入力インピー
ダンスに、接地平面近くに設置された水平ワイヤのリア
クタンスを加えた値にほぼ等しい。ILAの簡単で典型
的な変形は、図2に示す逆F型アンテナ(IFA)であ
る。小さな逆L型素子がILAの鉛直素子の端部に接続
され、接地平面に対向する文字Fのような外観となって
いる。この変形により、アンテナと負荷との間に付加的
な回路を用いることなく、IFAの入力インピーダンス
を負荷インピーダンスに整合させることが可能となる。
【0005】細いワイヤよりなるILA/IFAの欠点
の1つは、帯域幅が典型的には中心周波数の1パーセン
ト以下と狭いことである。帯域幅を拡げるため、ワイヤ
素子をプレートに置き換えることにより、又は、アンテ
ナが取り付けられた接地平面の寸法を減少させるといっ
た変更を加えることができる。携帯機器に関する逆L型
アンテナ(ILA)の用途の1つは、アンテナ素子を矩
形導体箱の頂面に設置することである。導体箱が波長と
比較して小さな場合、放射電流は導体箱の表面を流れて
無視できないため、導体箱はアンテナ系に含められるべ
きである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】過去10年間、セルラ
ー式移動電話及びコードレス電話製品の双方にわたる無
線通信産業の標準が世界的に拡大した。その結果、多数
の周波数帯域が、種々の国における種々のシステムに対
して、また、無線通信のあらゆる可能性に及んで製造さ
れるべき種々の受話器ユニットの要求に対して用いられ
るようになった。逆L/F型アンテナは多くの用途に適
しているが、受話器のように小さな装置に便利に設置す
るには大き過ぎる。
【0007】更に、同じ受話器を異なる無線システムに
用いることができ、また、それらの間で切り替え可能で
あることが望ましい。この場合、受話器の電子回路の複
雑さが増すのに加えて、アンテナは種々の周波数及び帯
域幅の要求を満足して作動するように構成されなければ
ならない。双帯域受話器用アンテナの開発に対して幾つ
かの代替策が可能である。1つのアンテナを伴う双帯域
マッチング回路は過度に複雑であり、その性能は限られ
ている。かかる双帯域受話器は、各周波数帯域に対して
1つずつ、2つのアンテナを用いることが好ましい。し
かしながら、隣接するアンテナ間の結合が生ずる。この
ため、アンテナは互いに十分に離間されなければなら
ず、従って、小型化されなければならない。
【0008】パーソナル通信サービス(PCS)用アン
テナは、基準吸収率(specific absorption rate; SA
R)に対する現行の及び提案中の法律/基準を満足しな
ければならないことにも留意されるべきである。本発明
の目的は、逆F型アンテナが有するパッケージ化におけ
る問題を解決又は軽減することにある。
【0009】本発明の更なる目的は、パッケージ化通信
受話器に組み込まれる小型アンテナを提供することにあ
る。本発明の更にもう一つの目的は、双モード受話器に
おいて少なくとも1つの動作周波数帯域で動作可能な小
型アンテナを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面によ
れば、放射素子と接地平面とを備える逆E型アンテナで
あって、E型の第1のアームは中央アームに向けて折り
返され、E型の中央アームは接地され、E型の第3のア
ームは無線周波供給部に接続されたアンテナが提供され
る。
【0011】放射素子は接地平面から不均等な距離だけ
離間されてもよい。接地平面は対応するハウジングに関
して正角であってよい。接地平面は二次元平面より構成
されてもよい。放射素子は、成形金属板又は誘電体に印
刷されたトラックより構成されてもよい。微小ストリッ
プ製作技術は広く用いられ、FR4等の基板を用いて廉
価に実現することができる。あるいは、放射素子は剛性
金属ワイヤより構成されてもよい。放射素子構成の他の
型式も可能である。
【0012】本アンテナは移動通信受話器に設置される
のに適している。本アンテナは、特に、2又は3以上の
アンテナが接近して設置される双モード受話器に好適で
ある。本アンテナは、アンテナ素子を折り返すことによ
り、動作波長と比較して小型化されているので、アンテ
ナ結合等の問題が簡単に解決される。寸法が小さいため
に、無線通信受話器の狭い領域内で可能な限り離間して
設置することができるからである。
【0013】本発明の更なる側面によれば、マイクロフ
ォンと、音声スピーカーと、トランシーバーと、アンテ
ナとを備え、アンテナは放射素子と接地平面とよりなる
逆E型であり、E型の第1のアームは中間アームに向け
て折り返され、中間アームは接地され、E型の第3のア
ームは無線周波供給部に接続された移動通信構成を動作
させる方法であって、受信モードにおいて;無線周波数
信号を前記アンテナで受け、該無線周波数信号を該アン
テナからトランシーバへ送ってこの信号を音声変調電気
信号に変換し、該音声変調信号を音声スピーカーにより
音声信号に変換し、送信モードにおいて;音声スピーカ
により音声周波数信号を受けてこの信号を音声変調電気
信号に変換し、該音声変調信号をトランシーバへ送って
この信号を無線周波数信号に変換し、該無線周波数信号
をアンテナへ送ってこの信号をアンテナにより放射す
る、各段階を備える方法が提供される。
【0014】
【発明の実施の形態】図3を参照するに、湾曲外形を有
するプリント基板のエッジに沿ったアンテナが示されて
いる。2つの特徴が特に注目されるべきである:アンテ
ナは従来のF型アンテナの如く接地平面に平行ではない
こと;及び、アンテナが折り返され、構造の全長が減少
されていることである。図4は、中心周波数916MH
zの900MHz帯で動作可能な第1実施例の寸法を示
す。本実施例において、同調を補助するため、接地突起
を0.5mmの銅ワイヤより構成した。ただし、接地突
起に代えてトラックを用いてもよい。本構成の利点は、
アンテナを、移動通信受話器に用いられる基板の形状に
適合するように製作できることである。
【0015】図5は、図4に示すアンテナの反射減衰量
を示す。また、図6は、同じアンテナの方位及び高度送
受信範囲を示す。種々の高度角で多数の測定を行い、全
電力を積分することにより、放射効率は約50%である
と評価された。パターン形状及びエネルギー分布は特に
均一というわけではないが、放射散乱により不均一性が
埋められるので、このことは重要ではない。アンテナの
反射減衰量10dBの帯域幅は約30MHzであり、こ
の帯域幅はアンテナの設計及び限られた空間により制限
されることに留意されるべきである。しかしながら、こ
の値はほとんどの用途に適している。
【0016】受話器内に設置されたアンテナの性能を劣
化させる要因は、アンテナが回路及びそのシールド要素
に接近していることである。かかるシールドはインピー
ダンスが未知の伝送線のように作用し、アンテナ性能に
影響を与えるだけでなく、アンテナと接地されたシール
ドケースとの間の距離が変化しただけでアンテナの同調
がずれることになる。
【0017】アンテナをケースからできるだけ離して保
持し、また、ケースの構成を、アンテナを接地平面に対
して正確な位置に保持する隔離碍子を含むように変更す
ることにより、かかる問題を解決することができる。実
験中、接地平面の寸法、及びアンテナの位置を変化させ
た。これは、プリント基板整合をも変化させることを意
味する。しかし、プリント基板上の直列整合コンデンサ
を変化させることにより、また、アンテナ長を変化させ
ることにより再び整合させることができた。
【0018】2つの異なる周波数帯域で動作するアンテ
ナ系、例えば、一方が900MHz帯で共振し、他方が
1900MHz帯(PCS)で共振するアンテナ系に
は、受話器の意図的な設計を反映して種々の制約が存在
する。簡単にいえば、この制約とは、内部印刷アンテナ
が貴重な基板空間を必要とすること;例えば受話器内部
の空間が小さいからといって外部アンテナの長さを増加
してはならないこと;電気的インターフェース及びアン
テナ系の損失排除の双方の観点より、1900MHzポ
ートと900MHzポートの間の結合できる限り小さく
維持されるべきであること;PCSアンテナの性能は単
帯域受話器の性能と同等でなければならないことであ
る。特に、この帯域で必要とされる帯域幅は大きい。し
かしながら、製品の範囲はそれほど広くないので、僅か
に効率が低い900MHz用アンテナを用いることが可
能である。PCSに対する利得及び帯域幅の要求が大き
くなることは、外部アンテナは、900MHzコードレ
スモードで用いられるより小さな内部アンテナを伴うよ
り高い周波数のアンテナでなければならないことを意味
する。
【0019】更に、全ての双帯域受話器アンテナ設計に
対して本質的に3つのアプローチが存在する。すなわ
ち、i)2つのポートを単一の外部アンテナに接続する離
散部品を含む整合回路網の使用、ii) 2つの周波数で共
振する2つの部位を有する単一の外部アンテナの使用、
及び、iii)2つの使用周波数に対して内部アンテナ及び
外部アンテナの2つのアンテナの使用である。
【0020】第1のアプローチは、高周波が回路網の誤
ったアームに流れるのを防止するフィルター回路網と共
に、2つの周波数を単一のアンテナに整合させるため2
つの整合回路網を使用することを必要とする。これらフ
ィルターの設計は、整合回路網の後の、52Ωではなく
アンテナの複雑なインピーダンスである線路インピーダ
ンスのため複雑になる。
【0021】本願出願人の同時係属出願(出願番号未
定)に記載される如き双共振アンテナもまた無線移動通
信受話器での使用に適している。上記出願に記載された
アンテナは、帯域間の周波数分離が適当である場合に有
用であるが、常にそのような場合であるとは限らない。
本願出願人は、900MHz用共線的(co-linear )ヘ
リカルアンテナと、その螺旋の中心に設けられた190
0MHz用直線ワイヤモノポールとよりなるアンテナ構
成が可能であるかについて試験を行ったが、2つのアン
テナが接近していることに起因して、2つの周波数での
反射減衰量、及び、1900MHzでの2つのポート間
の結合は特に厳しい(−4dB)。従って、このアプロ
ーチを好都合に採用することはできない。
【0022】1900MHzで動作可能なモノポールを
用いつつ本発明に従って製作されたアンテナ構成は、良
好な性能を示すことがわかった。900MHzで動作可
能なE型アンテナを用いる無線受話器において、モノポ
ール1900MHz用アンテナが、対応する回路基板の
コンデンサの容量及びアンテナの長さを変化させること
により同調された。最良の整合は2.2pFのコンデン
サ、及び図7に示す長さのアンテナにより得られた。図
7は、プラスティック製外部ケースの内側のアンテナワ
イヤの長さを示している。アンテナとの信頼性の高いバ
ネ接触が保証されなければならない。本構成の反射損失
量は図8に示されている。
【0023】図9は、本アンテナの中心周波数での方位
及び高度パターンを示す。また、図10は、中心周波数
及び周波数帯域の両端周波数における方位についての総
電力(すなわち、水平方向と鉛直方向の和)を示す。ア
ンテナ利得は周波数に対して非常に僅かしか変化しない
ことがわかる。このことは、アンテナが良好に整合され
ていることを示す。データ全体から、アンテナは中心周
波数において70%の効率を有することがわかった。
【0024】外部PCSアンテナは、ケースに嵌入され
るために比較的長く、また、ある距離にわたって接地平
面に追従するため、特徴に乏しい伝送線路として動作す
る。それにもかかわらず、PCS基板上の整合コンデン
サの容量を変化させると共にアンテナ長を切り詰めるこ
とにより、アンテナを十分に大きな帯域に同調させ得る
ことがわかった。このように同調されたアンテナは高い
放射効率(70%)を有している。両アンテナの性能に
加えて、アンテナ間に有意な結合が存在しないことが重
要である。図11は、かかる結合の度合いを示す。使用
される両周波数帯域において結合レベルは極めて低く、
最悪でもPCS帯域の上端における約−17dBであ
る。
【0025】受話器内部に配置されるべきアンテナに対
して利用可能な空間が限られていることから、プリント
基板の湾曲外側エッジに沿ったアンテナ構成が開発され
た。この構成は、本用途において適切な帯域及び利得を
有していることが示された。空間が限られていること
で、他の構成部品をアンテナの近傍に設置することにな
った。特に、LED表示器は、プリント基板上の、基板
の裏面にあるアンテナの直ぐ裏側に設けられた。高周波
短絡の問題を解決するため、ローパスフィルター素子が
LEDの給電トラックに設置され、これにより、この点
において高周波信号がアースに短絡されることが防止さ
れた。
【0026】基準吸収率値SARの評価は、頭又は胴体
の組織へ吸収される電力を測定することにより行われ
た。SARは、高周波電磁エネルギーが生物体の単位質
量に付与される時間速度として定義され、次式で与えら
れる。 SAR=σ|E|2 /2ρ ここで、σは伝導率であり、Eは電界のピーク値であ
り、ρは密度である。
【0027】SARレベルが低ければ、その製品は、健
康への危険が小さく、かつ、より効率的な放射器であ
る。XFDTDとして知られるソフトウェアパッケージ
を用いてSARが計算された。アンテナは、定常状態の
サイン波源によりz(鉛直)方向に給電された。その結
果得られた定常状態は以下のように記録された。
【0028】 給電点インピーダンス: 25.19−j・14.30 入力電力: 0.015W 放射電力: 9.47×10-3W 効率: 63% XFDTDにより与えられるSARのピーク値は、平面
z=78において、5.14×10-1W/kgであるこ
とがわかった。このデータ、及び、z=77及びz=7
9のデータを用いて、1グラムにわたって平均された1
セルの平均は0.1155/kgであることがわかっ
た。正規の入力電力1W及びデューティ比1/8に補正
されると、SARは次式で表される。
【0029】 0.1155×(1/0.015)=7.7×(1/8) =0.96W/kg この値に係数0.6を乗ずることにより、最終的なSA
R値は0.58W/kgとなる。この値は、IEEE基
準の1.6W/kgよりも明らかに低い。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、小さな寸法のアンテナ
が提供されることで、一般的には設計及び構成部品の小
型化の上で非常に有利となり、特に、単一帯域及び双帯
域を含む移動通信受話器において多くの用途が見出すこ
とができる。また、分離して設置され、アンテナ間の相
互作用の可能性が低減された2つのアンテナにより、双
帯域構成をより容易に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】逆L型アンテナを示す図である。
【図2】逆F型アンテナを示す図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す図である。
【図4】900MHz帯で動作可能な本発明の第2実施
例の寸法を示す図である。
【図5】第2実施例の反射減衰量を示す図である。
【図6】第2実施例の方位及び高度放射パターンを示す
図である。
【図7】(A)は1990MHz帯アンテナワイヤの側
面図、(B)は1990MHz帯アンテナワイヤの平面
図である。
【図8】外部アンテナの反射減衰量を示す図である。
【図9】1920MHzにおける1900MHz帯アン
テナの無響室放射パターンを示す図である。
【図10】帯域中心及び帯域の両端での総利得を示す図
である。
【図11】双基板上の900MHzアンテナと1900
MHzアンテナとの結合量を示す図である。
【符号の説明】
なし
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年4月7日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーティン スティーヴンズ スミス イギリス国,エセックス シーエム1 4 エックスキュー,チェルムズフォード,チ ュズルウィット・ドライヴ 8 (72)発明者 イアン ポール ルエルン イギリス国,エセックス シーエム20 1 ジェイエヌ,ハーロウ,アッパー・パーク 4

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射素子と接地平面とを備える逆E型ア
    ンテナであって、 E型の第1のアームは中央アームに向けて折り返され、 E型の前記中央アームは接地され、 E型の第3のアームは無線周波供給部に接続されたアン
    テナ。
  2. 【請求項2】 前記放射素子は前記接地平面から不均等
    な距離だけ離間されている請求項1記載のアンテナ。
  3. 【請求項3】 前記設接地平面は対応するハウジングに
    関して正角である請求項1記載のアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記放射素子は成形金属板よりなる請求
    項1記載のアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記放射素子は誘電体上に印刷されたト
    ラックよりなる請求項1記載のアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記放射素子は剛性金属ワイヤ構造より
    なる請求項1記載のアンテナ。
  7. 【請求項7】 前記接地平面は二次元平面よりなる請求
    項1記載のアンテナ。
  8. 【請求項8】 マイクロフォンと、音声スピーカーと、
    トランシーバーと、アンテナとを備え、該アンテナは放
    射素子と接地平面とよりなる逆E型であり、E型の第1
    のアームは中間アームに向けて折り返され、該中間アー
    ムは接地され、E型の第3のアームは無線周波供給部に
    接続された移動通信構成を動作させる方法であって、 受信モードにおいて、 無線周波数信号を前記アンテナで受け、該無線周波数信
    号を該アンテナから前記トランシーバへ送ってこの信号
    を音声変調電気信号に変換し、該音声変調信号を前記音
    声スピーカーにより音声信号に変換し、 送信モードにおいて、 前記音声スピーカにより音声周波数信号を受けてこの信
    号を音声変調電気信号に変換し、該音声変調信号を前記
    トランシーバへ送ってこの信号を無線周波数信号に変換
    し、該無線周波数信号を前記アンテナへ送ってこの信号
    を該アンテナにより放射する、各段階を備える方法。
JP9354570A 1996-12-31 1997-12-24 逆e型アンテナ Pending JPH10209738A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GBGB9627091.3A GB9627091D0 (en) 1996-12-31 1996-12-31 An inverted E antenna
GB9627091:3 1996-12-31

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10209738A true JPH10209738A (ja) 1998-08-07

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ID=10805128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9354570A Pending JPH10209738A (ja) 1996-12-31 1997-12-24 逆e型アンテナ

Country Status (5)

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US (1) US6025805A (ja)
EP (1) EP0851533A1 (ja)
JP (1) JPH10209738A (ja)
CA (1) CA2225082C (ja)
GB (1) GB9627091D0 (ja)

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