JP4324422B2 - ブースト回路 - Google Patents

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Description

この発明は、フラッシュメモリセルからその記憶内容を読み出すためにセルのワードラインに印可する所要の電圧を作るブースト回路に係り、特に、スタンバイモードで第1ブースト手段と第2ブースト手段を第1電位にプリチャージし、読出モードで第1ブースト手段のブースト電位に応じてフラッシュメモリセルのセル電流を変化させてフラッシュメモリセルセンシング回路の出力を変化させ、これにより第2ブースト手段が第3電位又は第4電位にブーストされるようにすることにより、高電圧がセルのワードラインに印加されてセルにストレスを与える問題を解決し、不要な電流消耗も防止し、読出マージンも確保することが可能なブースト回路に関する。
低電圧用フラッシュメモリ素子からセルの状態を読み出すためには、セルのワードラインに動作電圧より高い電圧を印加しなければならない。このために、動作電圧をブーストさせて動作電圧より高い電圧を作る方法を使用している。低電圧用フラッシュメモリセルの動作電源が1.8〜2.4V程度であるが、2回のブーストを行う場合、ブースト電圧は4〜5.4V程度になり、またそれ以上になることもできる。ところで、ブースト電圧が5.5V以上でワードラインに印加されると、約6Vのプログラム検証電圧に近くなって、読出しマージンを確保することができず、セルがストレスを受けて寿命を短縮させるという問題点がある。
この発明の目的は、読出マージンを十分確保することが可能なブースト電圧を生成するブースト回路を提供することにある。
この発明の他の目的は、フラッシュメモリセルを用いてブースト電圧を調節することにより、読出しマージンを十分確保することができるうえ、セルがストレスを受けないようにするブースト回路を提供することにある。
この発明に係るブースト回路は、所定の時間遅延したアドレス遷移検出信号(以下、「ATD信号」という)に応じて基準電圧を発生させるための基準電圧発生回路部と、前記ATD信号とその反転信号に応じて所定のブースト電圧を出力するための第1ブースト手段と、前記基準電圧と前記第1ブースト手段のブースト電圧に応じて、消去された状態のしきい値電圧を呈するフラッシュメモリセルをセンシングし、前記フラッシュメモリセルのゲート端子に印加される前記第1ブースト手段のブースト電圧に応じてセンス出力信号が変化するセンシング回路と、前記第1ブースト回路のブースト電圧と前記センシング回路のセンス出力に応じて前記第1ブースト回路のブースト電圧又は電源電圧を出力するためのスイッチング回路と、前記ATD信号に応じてブースト回路の出力端子に電源電圧を供給するとともに前記スイッチング回路から出力される前記第1ブースト回路の前記ブースト電圧又は前記電源電圧に応じてブーストされて2つのレベルのブースト電圧を前記ブースト回路の出力端子に出力するための第2ブースト手段とを含んでなることを特徴とする。
この発明によれば、スタンバイモードで第1ブースト手段と第2ブースト手段は第1電位にプリチャージされ、読出しモードで第1ブースト手段は第2電位にブーストされるが、第1ブースト手段のブースト電位に応じてフラッシュメモリセルのセル電流を変化せてフラッシュメモリセルセンシング回路の出力を変化させ、これにより第2ブースト手段は第3電位或いは第4電位にブーストされるようにすることにより、高電圧がセルのワードラインに印加されてセルにストレスを与える問題を解決し、不要な電流消耗も防止し、読出しマージンも確保することができる。
以下、添付図面に基づいて、この発明を好適な実施例によって説明する。ところが、この発明は、下記の実施例に限定されるものではなく、様々な変形実現が可能である。これらの実施例は、この発明の開示を完全にし、当技術分野で通常の知識を有する者にこの発明の範疇を知らせるために提供されるものである。一方、図面上において、同一の符号は同一の要素を示す。
図1は、この発明に係るブースト回路図であって、次のように構成される。
基準電圧発生回路部11は、アドレス遷移検出信号(ATD信号)を所定の時間遅延させて論理組合せするATD信号遅延回路101と、ATD信号遅延回路101の出力信号に応じて基準電圧VREFを発生させる基準電圧発生回路102とから構成されている。
第1ブースト手段12は、ATD信号と第1〜第3インバータI11〜I13を介して反転遅延したATD信号とによって第1ノードQ11を所定の電位にブーストさせるが、次のように構成される。電源端子Vccと第1ノードQ11との間に、第2ノードQ12の電位に応じて駆動される第1PMOSトランジスタP11が接続される。第2ノードQ12と接地端子Vssとの間に、ATD信号に応じて駆動される第1NMOSトランジスタN11が接続され、第2ノードQ12と第1ノードQ11との間に、ATD信号に応じて駆動される第2PMOSトランジスタP12が接続される。第1ノードQ11と接地端子Vssとの間に第1キャパシタC11と第2NMOSトランジスタN12とが直列接続されるが、第1キャパシタC11は、第1〜第3インバータI11〜I13を介して反転遅延したATD信号に応じて充電され、第2NMOSトランジスタN12は、ATD信号に応じて駆動される。前記第1及び第2PMOSトランジスタP11及びP12は、それぞれのウェルが第1ノードQ11に接続される。
フラッシュメモリセルセンシング回路部13は、基準電圧VREFと第1ノードQ11の電位に応じて駆動され、フラッシュメモリセルM11のゲートに印加される第1ノードQ11の電位に応じて第3ノードQ13に現れる出力電圧の電位が調節され、次のように構成される。電源端子Vccと第3ノードQ13との間に、ゲート端子が接地端子Vssに接続された第3PMOSトランジスタP13が接続され、第3ノードQ13と接地端子Vssとの間に、基準電圧VREFに応じて駆動される第3NMOSトランジスタN13と、第1ノードQ11の電位に応じて駆動されてセル電流が調節されるフラッシュメモリセルM11とが直列接続される。ここで、フラッシュメモリセルM11は、元々UV消去された状態のしきい値電圧、例えば2Vを維持している。
スイッチング回路部14は、フラッシュメモリセルセンシング回路部13の出力である第3ノードQ13の電位と第1ノードQ11の電位に応じて第1ノードQ11の電位又は電源電圧Vccを第4ノードQ14に伝達し、次のように構成される。第1スイッチング手段103は、第3ノードQ13の電位を反転させる第4インバータI14の出力信号に応じて第1ノードQ11の電位又はローレベルの電圧を出力する。第4PMOSトランジスタP14は、第1ノードQ11と第4ノードQ14との間に接続され、第1スイッチング手段103の出力信号に応じて駆動される。第2スイッチング手段104は、第4インバータI14及び第5インバータI15によって遅延した第3ノードQ13の電位に応じて第1ノードQ11の電位又はローレベルの電圧を出力する。第5PMOSトランジスタP15は、電源端子Vccと第4ノードQ14との間に接続され、第2スイッチング手段104の出力信号に応じて駆動される。前記第4PMOSトランジスタP14のウェルが第1ノードQ11に接続され、第5PMOSトランジスタP15のウェルが第4ノードQ14に接続されている。
第2ブースト手段15は、ATD信号と第4ノードQ14によって出力端子VBOOTに電源電圧Vcc又はブースト電圧を出力し、次のように構成される。電源端子Vccと出力端子VBOOTとの間に、第5ノードQ15の電位に応じて駆動される第6PMOSトランジスタP16が接続される。第5ノードQ15と接地端子Vssとの間に、ATD信号に応じて駆動される第4NMOSトランジスタN14が接続され、第5ノードQ15と出力端子VBOOTとの間に、ATD信号に応じて駆動される第7PMOSトランジスタP17が接続される。出力端子VBOOTと接地端子Vssとの間に、第2キャパシタC12と第5NMOSトランジスタN15とが直列接続されるが、第2キャパシタC12は第4ノードQ14の電位によって充電され、第5NMOSトランジスタN15はATD信号に応じて駆動される。前記第6及び第7PMOSトランジスタP16及びP17は、それぞれのウェルが出力端子VBOOTに接続される。
次に、このように構成されるこの発明に係るブースト回路の駆動方法を説明する。
スタンバイモードでは、ATD信号がロー状態で印加されるが、ATD信号がロー状態で印加されると、第1ブースト手段12の第1及び第2NMOSトランジスタN11及びN12がターンオフされ、第2PMOSトランジスタP12がターンオンされる。したがって、第1ノードQ11の電位は、第2ノードQ12の電位と同一になる。他方、ロー状態のATD信号は、第1〜第3インバータI11〜I13を介してハイ状態に反転され、この電位によって第1キャパシタC11が充電され、第1ノードQ11は、第1電位αを維持する。したがって、第1ノードQ11と同一の電位を維持する第2ノードQ12も第1電位αの電位を維持し、これにより第1PMOSトランジスタP11は、ターンオフされる。基準電圧発生回路部11は、ATD信号を所定の時間遅延させるATD信号遅延部101と、ATD信号遅延部101の出力信号に応じて基準電圧VREFを発生させる基準電圧発生器102とから構成されており、ロー状態のATD信号に対して、ロー状態の基準電圧VREFを出力する。これにより、第3NMOSトランジスタN13がターンオフされるため、フラッシュメモリセルセンシング回路13の第3ノードQ13は、ハイ状態を維持する。ハイ状態を維持する第3ノードQ13の電位によって、スイッチング回路部14の第1スイッチング手段103はロー状態の信号を出力し、第2スイッチング手段104はハイ状態の信号を出力する。これにより、第5PMOSトランジスタP15はターンオフされ、第4PMOSトランジスタP14はターンオンされる。したがって、第1ノードQ11の電位が第4ノードQ14に伝達され、この電位によって第2キャパシタC12が充電されて出力端子VBOOTも第1電位αにプリチャージされる。この際、ATD信号がロー状態で印加されるため、第2ブスート手段15も第1ブースト手段12と同一に動作し、出力端子VBOOTは、第1ノードQ11及び第4ノードQ14と同じ第1電位αを維持する。
読出しモードでは、ATD信号がハイ状態で印加されるが、ATD信号がハイ状態で印加されると、第1ブースト手段12の第1及び第2NMOSトランジスタN11及びN12がターンオンされ、第2PMOSトランジスタP12がターンオフされて、第2ノードQ12はロー状態になる。ロー状態を維持する第2ノードQ12の電位によって第1PMOSトランジスタP11がターンオンされて、電源電圧Vccが第1ノードQ11に供給される。したがって、以前に第1電位αにプリチャージされた第1ノードQ11は、第2電位(Vcc+α)を維持することになる。一方、ATD信号を所定の時間遅延させるATD信号遅延部101と、ATD信号遅延部101の出力信号に応じて基準電圧を発生させる基準電圧発生器102とからなる基準電圧発生回路部11は、ハイ状態の基準電圧VREFを出力する。これにより、第3NMOSトランジスタN13がターンオンされるため、フラッシュメモリセルセンシング回路13の第3ノードQ13の電位は、フラッシュメモリセルM11のゲートに印加される電圧に応じてその電位が決定される。ところで、フラッシュメモリセルM11のゲートに印加される第1ノードQ11が所定の電圧、例えば電源電圧Vccが1.7〜2.6Vの際に、第1ノードQ11が2.5〜3.5V程度を維持すると、フラッシュメモリセルセンシング回路13は、フラッシュメモリセルM11がプログラムされているごとくにセンスし、第3ノードQ13がハイ状態を維持する。すなわち、フラッシュメモリセルM11のゲートに印加される電圧に応じてフラッシュメモリセルM11のセル電流が変化するため、第3ノードQ13の電位はセル電流に応じて変化する。第3ノードQ13の電位がハイ状態を維持していると、第4インバータI14を介してロー状態に反転され、第5インバータI15を介してハイ状態に再反転され、第1スイッチング手段103はロー状態の信号を出力し、第2スイッチング手段104はハイ状態の信号を出力する。したがって、第4PMOSトランジスタP14はターンオンされ、第5PMOSトランジスタP15はターンオフされる。第4PMOSトランジスタP14を介して第2電位(Vcc+α)を維持する第1ノードQ11の電位が第4ノードQ14に伝達される。したがって、第2電位(Vcc+α)を維持する第4ノードQ14の電位によって第2キャパシタC12が充電される。他方、ADT信号がハイ状態で印加されるため、第2ブースト手段15も第1ブースト手段12と同様の動作によって電源電圧Vccが出力端子VBOOTに供給される。したがって、出力ノードVBOOTは、第1電位αにプリチャージされた状態で電源電圧Vccが印加され、且つ第2キャパシタC12が第2電位(Vcc+α)に充電されるため、第3電位(2Vcc+2α)を維持することになる。
一方、フラッシュメモリセルM11のゲートに印加される第1ノードQ11が所定の電圧以上、例えば、電源電圧Vccが1.7〜2.6Vの際、第1ノードQ11が3.6〜3.9V程度を維持すると、フラッシュメモリセルセンシング回路13は、フラッシュメモリセルM11が消去されているごとくにセンスし、第3ノードQ13がロー状態を維持する。第3ノードQ13の電位がロー状態を維持していると、第4インバータI14を介してハイ状態に反転され、第5インバータI15を介してロー状態に再反転され、第1スイッチング手段103はハイ状態の信号を出力し、第2スイッチング手段104はロー状態の信号を出力する。したがって、第4PMOSトランジスP14はターンオフされ、第5PMOSトランジスタP15はターンオンされて、電源電圧Vccが第4ノードQ14に供給されるため、電源電圧Vccによって第2キャパシタC12が充電される。他方、ATD信号がハイ状態で印加されるため、第2ブースト手段15も第1ブースト手段12と同様の動作によって電源電圧Vccが出力端子VBOOTに供給される。したがって、出力ノードVBOOTは、第1電位αにプリチャージされた状態で電源電圧Vccが印加され、且つ第2キャパシタC12が電源電圧Vccの電位に充電されるため、第4電位(2Vcc+α)を維持することになる。
上述したようにこの発明に係るブースト回路は、スタンバイモードで第1ブースト手段と第2ブースト手段が第1電位αにプリチャージされ、読出モードで第1ブースト手段が第2電位(Vcc+α)にブーストされるが、第1ブースト手段のブースト電位に応じてフラッシュメモリセルのセル電流を変化させてフラッシュメモリセルセンシング回路の出力を変化させ、これにより第2ブースト手段が第3電位(2Vcc+2α)あるいは第4電位(2Vcc+α)にブーストされる。
図2は、この発明に係るブースト回路に適用されるATD信号遅延回路の一例を示す回路図である。
図2に示すように、電源端子Vccと第1ノードQ21との間に、第1抵抗R21とATD信号に応じて駆動される第1PMOSトランジスタP21とが接続される。第1ノードQ21と接地端子Vssとの間に、ATD信号に応じて駆動される第1NMOSトランジスタN21が接続される。第1PMOSトランジスタP21と第1NMOSトランジスタN21は、第1インバータI21を構成する。第1ノードQ21には第2抵抗R22と多数のキャパシタC21〜C23が接続され、第1ノードQ21の電位は第2インバータI22によって反転される。NORゲート21は、第2インバータI22の出力信号とATD信号とを入力として論理演算する。この際、NORゲート21の出力信号は、第3インバータI23によって反転され、遅延したATD信号DELAY_ATDとして出力される。
このように構成されたこの発明に係るブースト回路に適用されるATD信号遅延回路の駆動方法を概略的に説明すると、次のとおりである。アドレスが遷移すると、これを検出してATD信号がハイ状態で印加され、ハイ状態のATD信号が第1及び第2インバータI21及びI22を介して遅延する。第1及び第2インバータI21及びI22を介して遅延したATD信号と遅延していないATD信号とがNORゲート21によって論理演算されてロー状態で出力され、ロー状態の信号が第3インバータI23によってハイ状態に反転されて出力信号DELAY_ATDを出力する。
図3は、この発明に係るブースト回路に適用される基準電圧発生回路の一例を示す回路図である。
図3に示すように、電源端子Vccと出力端子VREFとの間に、ATD信号遅延回路の出力信号、すなわち遅延したATD信号DELAY_ATDが第1インバータI31を介して反転した信号に応じて駆動される第1PMOSトランジスタP31が接続されている。出力端子VREFと第1ノードQ31との間に第1NMOSトランジスタN31が接続され、第1ノードQ31と接地端子Vssとの間に第2NMOSトランジスタN32が接続される。出力端子VREFと接地端子Vssとの間に、第1ノードQ31の電位に応じて駆動される第3NMOSトランジスタN33と、第1インバータI31の出力信号に応じて駆動される第4NMOSトランジスタN34とが並列接続される。一方、直列接続された第1及び第2NMOSトランジスタN31及びN32と第3NMOSトランジスタN33とは並列接続され、第4NMOSトランジスタN34もそれに並列接続される。
次に、このように構成される基準電圧発生回路の駆動方法を説明する。
アドレスの遷移を検出してATD信号がハイ状態で入力され、これによりATD遅延信号DELAY_ATDがハイ状態で入力されると、第1インバータI31によってロー状態に反転されて第1PMOSトランジスタP31をターンオンさせ、第4NMOSトランジスタN34をターンオフさせる。したがって、電源電圧Vccが第1PMOSトランジスタP31を介して出力端子VREFに印加されるが、出力端子VREFの電位は直列接続された第1及び第2NMOSトランジスタN31及びN32とこれらに並列接続された第3NMOSトランジスタN33によって決定される。すなわち、ハイ状態を維持する出力端子VREFの電位に応じて第1NMOSトランジスタN31がターンオンされて第1ノードQ31に電圧を供給し、第2及び第3NMOSトランジスタN32及びN33が第1ノードQ31の電位に応じてターンオンされる。したがって、これらのNMOSトランジスタN31、N32及びN33によって出力端子VREFの電位が決定される。
図4は、この発明に係るブースト回路に適用される第1スイッチング手段及び第2スイッチング手段の一例を示す回路図である。
図4に示すように、ブースト電圧が入力される電源入力端子VPPIと第1ノードQ41との間に、出力端子OUTの電位に応じて駆動される第1PMOSトランジスタP41が接続され、第1ノードQ41と接地端子Vssとの間に、入力信号INに応じて駆動される第1NMOSトランジスタN41が接続されている。電源入力端子VPPIと出力端子OUTとの間に、第1ノードQ41の電位に応じて駆動される第2PMOSトランジスタP42が接続され、出力端子OUTと接地端子Vssとの間に、入力信号INを反転させる第1インバータI41の出力信号に応じて駆動される第2NMOSトランジスタN42が接続される。ここで、入力信号INは、第1スイッチング手段103の場合には、センシング回路13の出力が反転された信号であり、第2スイッチング手段104の場合には、センシング回路13の出力が遅延した信号である。
次に、このように構成されたこの発明に係るスイッチング手段の駆動方法を説明する。
入力信号INがロー状態で入力されると、第1NMOSトランジスタN41がターンオフされ、第1インバータI41を介してハイ状態に反転されて第2NMOSトランジスタN42がターンオンされる。ターンオンされた第2NMOSトランジスタN42によって出力端子OUTの電位はロー状態になり、これにより第1PMOSトランジスタP41がターンオンされる。したがって、第1ノードQ41に入力電圧VPPIが印加されて第1ノードQ41はハイ状態を維持し、これにより第2PMOSトランジスタP42はターンオフされるため、出力端子OUTはロー状態を維持することになる。
他方、入力信号INがハイ状態で入力されると、第1NMOSトランジスタN41がターンオンされ、第1インバータI41を介してロー状態に反転されて第2NMOSトランジスタN42がターンオフされる。ターンオンされた第1NMOSトラジスタN41によって第1ノードQ41の電位はロー状態になり、これにより第2PMOSトランジスタP42がターンオンされる。したがって、第2PMOSトランジスタP42を介して出力端子OUTに入力電圧VPPIが印加され、出力端子OUTは入力電圧VPPIの電位を維持することになる。
この発明に係るブースト回路の回路図である。 この発明に係るブースト回路に適用されるアドレス遷移検出信号遅延回路の一例を示す回路図である。 この発明に係るブースト回路に適用される基準電圧発生回路の一例を示す回路図である。 この発明に係るブースト回路に適用されるスイッチング手段の一例を示す回路図である。
符号の説明
11 基準電圧発生回路部
12 第1ブースト手段
13 フラッシュメモリセルセンシング回路
14 スイッチング回路部
15 第2ブースト手段
101 ATD信号遅延回路
102 基準電圧発生回路
103 第1スイッチング手段
104 第1スイッチング手段

Claims (7)

  1. 所定の時間遅延したATD信号に応じて基準電圧を発生させるための基準電圧発生回路部と、
    前記ATD信号とその反転信号に応じて所定のブースト電圧を出力するための第1ブースト手段と、
    前記基準電圧と前記第1ブースト手段のブースト電圧に応じて、消去された状態のしきい値電圧を呈するフラッシュメモリセルをセンシングし、前記フラッシュメモリセルのゲート端子に印加される前記第1ブースト手段のブースト電圧に応じてセンス出力信号が変化するセンシング回路と、
    前記第1ブースト手段のブースト電圧と前記センシング回路のセンス出力信号に応じて前記第1ブースト手段のブースト電圧又は電源電圧を出力するためのスイッチング回路と、
    前記ATD信号に応じてブースト回路の出力端子に電源電圧を供給するとともに前記スイッチング回路から出力される前記第1ブースト手段の前記ブースト電圧又は前記電源電圧に応じてブーストされて2つのレベルのブースト電圧をブースト回路の出力端子に出力するための第2ブースト手段と
    を備えてなるブースト回路。
  2. 請求項1に記載のブースト回路において、
    前記基準電圧発生回路部は、
    前記ATD信号を所定の時間遅延させるためのATD信号遅延回路と、
    前記ATD信号遅延回路によって遅延したATD信号に応じて基準電圧を発生させるための基準電圧発生回路と含んでなる
    ことを特徴とするブースト回路。
  3. 請求項1に記載のブースト回路において、
    前記第1ブースト手段は、
    電源端子と第1ノードとの間に接続され、第2ノードの電位に応じて駆動される第1PMOSトランジスタと、
    前記第2ノードと接地端子との間に接続され、前記ATD信号に応じて駆動される第1NMOSトランジスタと、
    前記第2ノードと前記第1ノードとの間に接続され、前記ATD信号に応じて駆動される第2PMOSトランジスタと、
    前記第1ノードに対して接続され、前記ATD信号の反転信号に応じて充電されるキャパシタと、
    前記キャパシタと接地端子との間に接続され、前記ATD信号に応じて駆動される第2NMOSトランジスタとを含んでなる
    ことを特徴とするブースト回路。
  4. 請求項1に記載のブースト回路において、
    前記センシング回路は、
    電源端子と前記センシング回路の出力端子との間に接続され、ゲート端子が接地端子に接続された第3PMOSトランジスタと、
    前記センシング回路の出力端子と接地端子の間に接続され、前記基準電圧に応じて駆動される第3NMOSトランジスタ及び前記第1ブースト手段のブースト電圧に応じて駆動される前記フラッシュメモリセルの直列接続とを含んでなる
    ことを特徴とするブースト回路。
  5. 請求項4に記載のブースト回路において、
    前記フラッシュメモリセルは元々消去された状態のしきい値電圧を呈するセルである
    ことを特徴とするブースト回路。
  6. 請求項1に記載のブースト回路において、
    前記スイッチング回路は、
    前記センシング回路のセンス出力信号の反転信号に応じて前記第1ブースト手段のブースト電圧又はローレベルの電圧を出力するための第1スイッチング手段と、
    前記第1スイッチング手段の出力信号に応じて前記第1ブースト手段のブースト電圧を印加するための第PMOSトランジスタと、
    前記センシング回路の出力信号に応じて前記第1ブースト手段のブースト電圧又はローレベルの電圧を出力するための第2スイッチング手段と、
    前記第2スイッチング手段の出力信号に応じて前記電源電圧を印加するための第PMOSトランジスタとを含んでなる
    ことを特徴とするブースト回路。
  7. 請求項1に記載のブースト回路において、
    前記第2ブースト手段は、
    前記電源端子と前記ブースト回路の出力端子との間に接続され、第ノードの電位に応じて駆動される第PMOSトランジスタと、
    前記第ノードと接地端子との間に接続され、前記ATD信号に応じて駆動される第NMOSトランジスタと、
    前記第ノードと前記ブースト回路の出力端子との間に接続され、前記ATD信号に応じて駆動される第PMOSトランジスタと、
    前記ブースト回路の出力端子に対して接続され、前記スイッチング回路を介して印加される前記第1ブースト手段の前記ブースト電圧又は前記電源電圧に応じて充電されるキャパシタと、
    前記キャパシタと前記接地端子との間に接続され、前記ATD信号に応じて駆動される第NMOSトランジスタとを含んでなる
    ことを特徴とするブースト回路。
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