JP4322377B2 - 部品実装方法及び同装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、実装用ヘッドにより部品供給部から部品をピックアップして基板上に装着する実装方法及び同装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、基板の搬入及び搬出を行うコンベアと、部品供給部と、吸着ノズルを有する実装用ヘッドとを備え、上記コンベアによりプリント基板を搬入して所定の部品装着位置に設置した後、実装用ヘッドによりIC等の電子部品を部品供給部から吸着して上記プリント基板に装着する動作を複数回繰り返すことにより所要数の部品を基板に実装するようにした実装装置は一般に知られている。
【0003】
この種の実装装置において、上記部品供給部は例えば基板搬送用のコンベアの両側に配置され、各部品供給部には電子部品を供出するフィーダーが装備され、例えば多数列のテープフィーダーが配置されている。そして、プリント基板の種類が変った場合等にフィーダーの種類や配置を変更し得るように、部品供給部に設置されるフィーダーは交換可能となっており、通常、各フィーダーが個々に交換可能とされるとともに、一括交換台車を用いて複数個のフィーダーの一括交換も可能とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、この種の実装装置によると、同一種類の1ロット分の基板を処理していく場合には、基板を搬入してから所要数の部品の実装を行って、その実装完了後に基板を搬出するとともに新たな基板を搬入するという作業を繰り返せばよいが、1ロット分の基板の処理を終えて次のロットの処理に移る場合には、その次のロットの基板の種類に適合するようにフィーダーの交換を行う必要がある。従来ではこのようなフィーダー交換作業が行われるときに実装装置が停止され、フィーダー交換作業に要する時間だけ実装作業が中断されており、このため、特に多品種少量生産の場合等に頻繁に実装作業が中断され、生産性の向上が妨げられていた。
【0005】
本発明はこのような事情に鑑み、1ロット分の基板の処理を終えて次のロットの処理に移る場合に、それに応じたフィーダー交換作業は可能にしつつ、実装作業が殆ど中断されないようにし、作業能率を高めることができる部品実装方法及び同装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の部品実装方法は、基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品供給用のフィーダーが脱着可能に配備される部品供給部と、実装用ヘッドとを用い、基板を搬入する作業と、上記実装用ヘッドにより部品供給部から部品を取出して上記基板上に装着する動作を複数回行って所要数の部品を基板に実装する作業と、部品実装後の基板を搬出して新たな基板を搬入する作業とを行うようにした部品実装方法であって、上記部品供給部を複数のブロックに分けて、ロットの最後の基板ではない基板を対象として実装を行うときに、全部のブロックを部品の取出しが許可された対象として部品を取出して実装し、ロットの最後の基板を対象として実装を行うときに、部品供給部の1つのブロックのみから部品を取出して実装するとともに、この実装作業を1ブロックずつ順に行うようにしたものである。
【0007】
また、上記方法に使用する本発明の部品実装装置は、基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品供給用のフィーダーが配備される部品供給部と、実装用ヘッドと、この実装用ヘッドにより部品供給部から部品を取出して上記基板上に装着する動作を複数回行わせて所要数の部品を基板に実装するように制御する制御手段とを備えた部品実装装置であって、上記部品供給部を複数のブロックに分けて、そのうちの全部もしくは一部の複数のブロックにそれぞれ、フィーダーを実装装置本体に対し着脱可能に設けるとともに、上記制御手段に、対象とする基板がロットの最後の基板であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段による判定に基づき、ロットの最後の基板でない場合は基板の種類に応じて予め設定された実装順序で所要数の部品の実装を全部のブロックを部品の取出しが許可された対象として行い、ロットの最後の基板である場合は、部品供給部の1つのブロックのみから部品を実装する作業を1ブロックずつ順に行うように実装順序を変更する実装順序変更手段とを設けたものである。
【0008】
上記実装方法及び同装置によると、ロットの最後の基板に対して実装が行われる場合に、フィーダーから部品を取出して実装する作業が、部品供給部の第1のブロックから順に1ブロックずつ行われることにより、部品の取出しが終了したブロックのフィーダーの交換を、他のブロックから部品が取出されて実装されるている作業中でも、これと併行して行うことが可能となる。
【0009】
上記実装方法及び同装置において、ロットの最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、フィーダーの交換が終了したブロックから順に部品の取出しを行うようにすることが好ましい。あるいは、ロットの最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、部品供給部の1つのブロックのみから部品を取出して実装する作業を1ブロックずつ、かつ、上記のロットの最後の基板を対象とした実装作業時と同じ順序で行うようにすればよい。
【0010】
このようにすれば、部品供給部の全ブロックのフィーダー交換作業が完了する前に次のロットの最初の基板の実装作業を開始することができる。
【0011】
また、上記部品供給部の各ブロックにそれぞれ、複数のフィーダーを保持し、かつ実装装置本体に対して着脱可能な一括交換台車を備えることが好ましい。このようにすれば、一部のブロックのフィーダー交換を、他のブロックからの部品の実装作業中に容易に、かつ速やかに行うことができる。
【0012】
各ブロックに配設されるフィーダーは、例えばテープフィーダー等であればよいが、部品供給部の少なくとも1つのブロックにトレーフィーダーを設けるようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図によって説明する。
【0014】
図1及び図2は部品実装装置の全体構造の一例を概略的に示している。これらの図において、実装装置本体1の基台上には、プリント基板搬送用のコンベア2が配置され、プリント基板Pが上記コンベア2上を搬送され、所定の装着作業位置で停止されるようになっている。
【0015】
上記コンベア2の前後側方には部品供給部3が設けられている。この部品供給部3には電子部品を供出可能とするフィーダーが設けられ、例えば多数列のテープフィーダー20が配設されている。この部品供給部の具体的構造については後に詳述する。
【0016】
また、上記基台の上方には、部品装着用のヘッドユニット5が装備され、このヘッドユニット5はX軸方向(コンベア2の方向)及びY軸方向(水平面上でX軸と直交する方向)に移動することができるようになっている。
【0017】
すなわち、上記基台上には、Y軸方向に延びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置されて、この支持部材11に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記支持部材11には、X軸方向に延びるガイド部材13と、X軸サーボモータ15により回転駆動されるボールねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッドユニット5が移動可能に保持され、このヘッドユニット5に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールねじ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9の作動によりボールねじ軸8が回転して上記支持部材11がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータの作動によりボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニット5が支持部材11に対してX軸方向に移動するようになっている。
【0018】
上記ヘッドユニット5には複数のヘッド16が配設され、各ヘッド16はそれぞれ昇降及び回転が可能であって、図外の昇降駆動手段及び回転駆動手段により駆動されるようになっている。各ヘッド16の下端には吸着ノズル17が設けられ、部品吸着時には図外の負圧供給手段から吸着ノズル17に負圧が供給されて、その負圧による吸引力で部品が吸着されるようになっている。
【0019】
図3は上記部品供給部3の各ブロック毎にフィーダーの一括交換を可能とする構造を模式的に示している。この図と図1とに示すように、部品供給部3は複数のブロックに分けられ、図示の例ではコンベア2の前側及び後側において2つずつ、都合4つのブロック3a〜3dに分けられており、これらのブロックにそれぞれ複数列のテープフィーダー20が配設されている。そして、各ブロック3a〜3d毎に一括交換台車を用いてテープフィーダー20の一括交換が可能となっている。
【0020】
すなわち、各ブロック3a〜3dに対してそれぞれ一括交換台車21(21A,21B,……)が設けられ、この一括交換台車21は移動可能なように下端にキャスター(図示せず)を有するとともに、上部にフィーダー取付部22を備えこのフィーダー取付部22に複数列のテープフィーダー20が取付けられている。そして、部品供給部3の各ブロック3a〜3dに対して一括交換台車21A〜21Bは、それぞれ、所定位置に設置された状態で図外のクランプ装置により固定されており、クランプ装置のクランプを解除すれば実装装置本体1からの一括交換台車の分離が可能となる。従って、各ブロック毎に一括交換台車21A〜21Dを他の一括交換台車21E〜21Hと交換し得るようになっている。なお、各テープフィーダー20がフィーダー取付部22に対して着脱可能とされることにより、テープフィーダー個々の交換も可能となっている。
【0021】
図4は上記実装装置の制御系を示している。この図のように、実装装置は実装作業等を統括的に制御するコントローラ30を有しており、このコントローラ30により、プリント基板搬送用のコンベア2が制御されるとともに、ヘッドユニット5を移動させるためのX軸モータ15及びY軸モータ9、ヘッドユニット5に設けられた駆動部(昇降駆動手段、回転駆動手段)、負圧供給手段等が制御されるようになっている。
【0022】
上記コントローラ30は、プリント基板、部品、実装条件などに関する各種データ及び制御のプログラム等を記憶するメモリ31を備えるとともに、対象とする基板がロットの最後の基板であるか否かを判定する判定手段32と、この判定手段32による判定に基づいて基板に対する実装順序を変更する実装順序変更手段33とを有している。
【0023】
上記実装順序変更手段33は、ロットの最後の基板でない場合は基板の種類に応じて予め設定された順序で所要数の部品の実装を行い、ロットの最後の基板である場合は、部品供給部3の1つのブロックのみから部品を実装する作業を1ブロックずつ順に行うように実装順序を変更する。さらに、ロットの最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、フィーダーの交換が終了したブロックから順に部品の取出しを行うように実装順序を変更する構成となっている。
【0024】
なお、上記コントローラ30にはディスプレー装置等の表示手段35を接続し、後述のようにフィーダー交換可能なブロックの表示等を行うようにしておけばよい。
【0025】
図5は上記判定手段32及び実装順序変更手段33としての制御の具体例をフローチャートで示している。
【0026】
この制御がスタートすると、先ずステップS1でロットエンドの作業か否かが判定される。すなわち、当実施形態の実装装置は前工程の装置や後工程の装置とともに実装ラインに組み込まれ、前工程から送られるプリント基板を搬入し、当該基板に対して所要数の部品を実装した後、実装済みの基板を後工程に搬出するとともに新たな基板を搬入するという作業を、連続的に1ロット分の所定数の基板について繰り返し行うが、その作業中の基板処理数のカウント等に基づき、1ロット分のうちの最後の基板が搬入されたか否かが判定される。
【0027】
ロットエンドの作業でないと判定されたときは、ステップS2で部品を取出す作業が部品供給部3の全てのブロック3a〜3dに対して許可され、ヘッドユニット5により部品供給部3から部品を吸着して基板に装着する動作が、最適化処理により予め定められた実装順序で複数回繰り返されることにより、所要数の部品がプリント基板に実装される。ここで、最適化処理とは、基板に対して所要数の部品を実装するのに要する時間をできるだけ短くするように演算処理等によって実装順序等を定めるものであり、ブロックの区分とは関係なく部品供給部全体のフィーダーの配置や実装すべき部品の種類、個数などに応じて部品取出しの順序等が定められる。
【0028】
ステップS1でロットエンドの作業であることが判定された場合は、次にステップS3で、第1ブロック3aからの部品の供給(対象基板に実装すべき部品のうちで第1ブロックにある部品の供給)が終了したか否かが判定され、終了していなければ、ステップS4で、第1ブロック3aの作業(当該ブロックから部品を取り出して実装する作業)のみ許可されて、第2〜第4ブロック3b〜3dの作業は禁止される。
【0029】
ステップS3で第1ブロックからの部品の供給が終了したことが判定された場合は、次にステップS5で、第2ブロック3bからの部品の供給が終了したか否かが判定され、終了していなければ、ステップS6で、第2ブロック3bの作業のみ許可されて、第1,第3,第4ブロック3a,3c,3dの作業は禁止される。
【0030】
ステップS5で第2ブロック3bからの部品の供給が終了したことが判定された場合は、次にステップS7で、第3ブロック3cからの部品の供給が終了したか否かが判定され、終了していなければ、ステップS8で、第3ブロック3cの作業のみ許可されて、第1,第2,第4ブロック3a,3b,3dの作業は禁止される。
【0031】
ステップS7で第3ブロック3cからの部品の供給が終了したことが判定された場合は、次にステップS9で、第4ブロック3dからの部品の供給が終了したか否かが判定され、終了していなければ、ステップS10で、第4ブロック3dの作業のみ許可されて、第1〜第3ブロック3a〜3cの作業は禁止される。
【0032】
なお、ステップS6の処理が行われるときには、第1ブロック3aのフィーダーの交換が可能であることをディスプレーなどの表示手段35あるいはランプ等で表示し、同様にステップS8の処理が行われるときには第1,第2ブロック3a,3bのフィーダーの交換が可能であることを表示し、ステップS10の処理が行われるときには第1〜第3ブロック3a〜3cのフィーダーの交換が可能であることを表示することが望ましい。さらに、第4ブロック3dからの部品の供給が終了したときは、全ブロック3a〜3dのフィーダーの交換が可能であることを表示すればよい。
【0033】
また、ステップS9で第4ブロック3dからの部品の供給が終了したことが判定されたとき、つまり、各ブロック3a〜3dから実装すべき部品の供給が全て終了したときは、ステップS11で実装のための各種データを次のロットの生産モデルに切替えた後、ステップS12で次のロットの生産を実行する。
【0034】
続いてステップS13で、部品供給部3の各ブロック3a〜3dに設けられたクランプ装置の作動の検出等に基づいて、全ブロック3a〜3dのフィーダー交換が完了したか否かが判定され、完了していなければ、ステップS14で、交換済みのブロックの作業のみ許可される。そして、ステップS12に戻ってそれ以下の処理が繰り返される。
【0035】
ステップS13で全ブロックのフィーダー交換が完了したことが判定されたときは、リターンしてステップS1からの処理が繰り返される。
【0036】
以上のような当実施形態の実装装置によると、ロットエンドの基板を対象として実装が行われる場合に、フィーダーから部品を取出して実装する作業が、第1ブロック3aから順に1ブロックずつ行われる。従って、第1ブロック3aからの部品供給が終了して第2ブロック3bの作業が行われる段階(ステップS6)では、第1ブロック3aのフィーダー交換が可能となり、一括交換台車21Aが別の台車21Eに取り替えられることで第1ブロック3aのフィーダーの一括交換が行われる。さらに、第2ブロック3bからの部品供給が終了して第3ブロック3cの作業が行われる段階(ステップS8)では、第2ブロック3bのフィーダー交換も可能となって、一括交換台車21B,21Fの取り替えにより第2ブロック3bのフィーダーの一括交換が行われ、第3ブロック3cからの部品供給が終了して第4ブロック3dの作業が行われる段階(ステップS10)では、第3ブロック3dのフィーダー交換も可能となって、一括交換台車21C,21Gの取り替えにより第3ブロック3cのフィーダーの一括交換が行われる。
【0037】
また、ロットエンドの基板の実装作業が完了すれば、次のロットの基板が搬入されて実装が開始され、このときに、フィーダー交換済みのブロックから順に作業が行われる。従って、例えば第3ブロック3cまでのフィーダー交換が済んでいれば、第1〜第3ブロック3a〜3cの作業が許可されて、これらのブロックから供給される部品の実装作業が行われる間に、一括交換台車21D,21Hの取り替えにより第4ブロック3dのフィーダーの一括交換が行われる。
【0038】
このように、ロットエンドの基板に対する作業から次のロットの最初の基板に対する作業にわたる間では、部品の取出しが終了したブロックのフィーダー交換を、別のブロックから部品が取出されて実装されている実装作業中に行うことができる。従って、実装作業を殆ど中断することなく、部品供給部3の各ブロックのフィーダー交換を行うことが可能となる。
【0039】
なお、本発明の具体的構成は上記実施形態に限定されず種々変更可能である。
【0040】
例えば、図5に示す制御において、ロットエンドの実装作業(ステップS3〜S10)の完了後に次のロットの最初の基板に対する実装作業を行うとき、ステップS13,S14の処理に替え、上記ロットエンドの実装作業と同じ順序で1ブロックずつ作業を行うようにしてもよい。
【0041】
また、上記実施形態では部品供給部3を4つのブロック3a〜3dに分割しているが、ブロック数はこの例に限定されず、複数のブロックに分割されてブロック別にフィーダー交換が可能となっていればよい。
【0042】
また、上記実施形態では部品供給部3の各ブロック3a〜3dをいずれも一括交換台車によるフィーダーの一括交換が可能な構成としているが、一部(但し複数)のブロック、例えば2つ乃至3つのブロックのみ一括交換可能とし、残りのブロックは一括交換台車を用いずに固定的にフィーダーを設置するようにしてもよい。
【0043】
また、上記実施形態では部品供給部3の各ブロック3a〜3dにそれぞれテープフィーダーを配設しているが、各ブロックもしくは一部のブロックにテープフィーダー以外のフィーダー、例えばスティックフィーダー、バルクフィーダーを装備するようにしてもよい。あるいは、少なくとも1つのブロックにトレーフィーダーを交換可能に、あるいは固定的に配置してもよい。
【0044】
【発明の効果】
上記のように本発明は、基板搬入、部品実装及び基板搬出の作業を行うとともに、ロット切替わり時に部品供給部のフィーダーの交換を行うものにおいて、部品供給部を複数のブロックについて各ブロック毎にフィーダーの交換を可能とし、ロットの最後の基板に対しては部品供給部から部品を取出して実装する作業を1ブロックずつ順に行うよう実装順序を変更しているため、ロットの最後の基板に対して部品の供給が終了したブロックのフィーダーの交換を、他のブロックから供給される部品の実装作業中にこれと併行して行うことが可能となり、ロット変更時のフィーダー交換のための時間的ロスを大幅に短縮することができる。従って、多品種少量生産を行う場合のようにロット変更に伴うフィーダー交換が頻繁に行われるような場合でも、効率良く生産を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される実装装置の一例を示す平面略図である。
【図2】上記実装装置のヘッドユニットが支持されている部分の正面略図である。
【図3】部品供給部の各ブロック毎にフィーダーの一括交換を可能とする構造を模式的に示す図である。
【図4】実装装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】判定手段及び実装順序変更手段としての制御の具体例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 実装装置本体
3 部品供給部
3a〜3d 部品供給部のブロック
5 ヘッドユニット
20 テープフィーダー
21 一括交換台車
30 コントローラ
32 判定手段
33 実装順序変更手段
Claims (7)
- 基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品供給用のフィーダーが脱着可能に配備される部品供給部と、実装用ヘッドとを用い、基板を搬入する作業と、上記実装用ヘッドにより部品供給部から部品を取出して上記基板上に装着する動作を複数回行って所要数の部品を基板に実装する作業と、部品実装後の基板を搬出して新たな基板を搬入する作業とを行うようにした部品実装方法であって、上記部品供給部を複数のブロックに分けて、ロットの最後の基板ではない基板を対象として実装を行うときに、全部のブロックを部品の取出しが許可された対象として部品を取出して実装し、ロットの最後の基板を対象として実装を行うときに、部品供給部の1つのブロックのみから部品を取出して実装するとともに、この実装作業を1ブロックずつ順に行うようにしたことを特徴とする部品実装方法。
- ロットの最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、フィーダーの交換が終了したブロックから順に部品の取出しを行うことを特徴とする請求項1記載の部品実装方法。
- ロットの最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、部品供給部の1つのブロックのみから部品を取出して実装する作業を1ブロックずつ、かつ、上記のロットの最後の基板を対象とした実装作業時と同じ順序で行うことを特徴とする請求項1記載の部品実装方法。
- 基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品供給用のフィーダーが配備される部品供給部と、実装用ヘッドと、この実装用ヘッドにより部品供給部から部品を取出して上記基板上に装着する動作を複数回行わせて所要数の部品を基板に実装するように制御する制御手段とを備えた部品実装装置であって、上記部品供給部を複数のブロックに分けて、そのうちの全部もしくは一部の複数のブロックにそれぞれ、フィーダーを実装装置本体に対し着脱可能に設けるとともに、上記制御手段に、対象とする基板がロットの最後の基板であるか否かを判定する判定手段と、この判定手段による判定に基づき、ロットの最後の基板でない場合は基板の種類に応じて予め設定された実装順序で所要数の部品の実装を全部のブロックを部品の取出しが許可された対象として行い、ロットの最後の基板である場合は、部品供給部の1つのブロックのみから部品を実装する作業を1ブロックずつ順に行うように実装順序を変更する実装順序変更手段とを設けたことを特徴とする部品実装装置。
- 上記実装順序変更手段は、ロットの最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、フィーダーの交換が終了したブロックから順に部品の取出しを行うように実装順序を変更することを特徴とする請求項4記載の部品実装装置。
- 上記部品供給部の各ブロックにそれぞれ、複数のフィーダーを保持し、かつ実装装置本体に対して着脱可能な一括交換台車を備えたことを特徴とする請求項4又は5記載の部品実装装置。
- 部品供給部の少なくとも1つのブロックにトレーフィーダーを設けたことを特徴とする請求項4乃至6のいずれかに記載の部品実装装置。
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