JP2001168578A - 部品実装方法及び同装置 - Google Patents

部品実装方法及び同装置

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JP2001168578A JP34583299A JP34583299A JP2001168578A JP 2001168578 A JP2001168578 A JP 2001168578A JP 34583299 A JP34583299 A JP 34583299A JP 34583299 A JP34583299 A JP 34583299A JP 2001168578 A JP2001168578 A JP 2001168578A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1ロット分の基板の処理を終えて次のロット
の処理に移るときのフィーダー交換作業による時間的ロ
スを大幅に減少し、多品種少量生産の場合等にも能率良
く基板の処理を行うことができる。 【解決手段】 基板の搬入、搬出を行うコンベアと、部
品供給部と、実装用ヘッドと、コントローラ30とを備
え、上記部品供給部を複数のブロックに分けて各ブロッ
ク毎にフィーダの交換を可能にするとともに、上記コン
トローラ30に、対象とする基板がロットの最後の基板
であるか否かを判定する判定手段32と、実装順序変更
手段33とを設ける。この実装順序変更手段33は、判
定手段32による判定に基づき、ロットの最後の基板で
ある場合は、部品供給部の1つのブロックのみから部品
を実装する作業を1ブロックずつ順に行うようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、実装用ヘッドによ
り部品供給部から部品をピックアップして基板上に装着
する実装方法及び同装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、基板の搬入及び搬出を行うコ
ンベアと、部品供給部と、吸着ノズルを有する実装用ヘ
ッドとを備え、上記コンベアによりプリント基板を搬入
して所定の部品装着位置に設置した後、実装用ヘッドに
よりIC等の電子部品を部品供給部から吸着して上記プ
リント基板に装着する動作を複数回繰り返すことにより
所要数の部品を基板に実装するようにした実装装置は一
般に知られている。
【0003】この種の実装装置において、上記部品供給
部は例えば基板搬送用のコンベアの両側に配置され、各
部品供給部には電子部品を供出するフィーダーが装備さ
れ、例えば多数列のテープフィーダーが配置されてい
る。そして、プリント基板の種類が変った場合等にフィ
ーダーの種類や配置を変更し得るように、部品供給部に
設置されるフィーダーは交換可能となっており、通常、
各フィーダーが個々に交換可能とされるとともに、一括
交換台車を用いて複数個のフィーダーの一括交換も可能
とされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の実
装装置によると、同一種類の1ロット分の基板を処理し
ていく場合には、基板を搬入してから所要数の部品の実
装を行って、その実装完了後に基板を搬出するとともに
新たな基板を搬入するという作業を繰り返せばよいが、
1ロット分の基板の処理を終えて次のロットの処理に移
る場合には、その次のロットの基板の種類に適合するよ
うにフィーダーの交換を行う必要がある。従来ではこの
ようなフィーダー交換作業が行われるときに実装装置が
停止され、フィーダー交換作業に要する時間だけ実装作
業が中断されており、このため、特に多品種少量生産の
場合等に頻繁に実装作業が中断され、生産性の向上が妨
げられていた。
【0005】本発明はこのような事情に鑑み、1ロット
分の基板の処理を終えて次のロットの処理に移る場合
に、それに応じたフィーダー交換作業は可能にしつつ、
実装作業が殆ど中断されないようにし、作業能率を高め
ることができる部品実装方法及び同装置を提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の部品実装方法
は、基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品供給用のフ
ィーダーが配備される部品供給部と、実装用ヘッドとを
用い、基板を搬入する作業と、上記実装用ヘッドにより
部品供給部から部品を取出して上記基板上に装着する動
作を複数回行って所要数の部品を基板に実装する作業
と、部品実装後の基板を搬出して新たな基板を搬入する
作業とを行うとともに、ロットの変更時に、部品供給部
に配備されたフィーダーの交換を行うようにした部品実
装方法であって、上記部品供給部を複数のブロックに分
けて、そのうちの全部もしくは一部の複数のブロックに
ついて各ブロック毎にフィーダーの交換を可能とし、ロ
ットの最後の基板を対象として実装を行うときに、部品
供給部の1つのブロックのみから部品を取出して実装す
る作業を1ブロックずつ順に行うことにより、基板に対
する所要数の部品の実装が完了する前でもブロック内の
実装対象部品の取出しが終了したブロックについてはフ
ィーダー交換可能としたものである。
【0007】また、上記方法に使用する本発明の部品実
装装置は、基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品供給
用のフィーダーが配備される部品供給部と、実装用ヘッ
ドと、この実装用ヘッドにより部品供給部から部品を取
出して上記基板上に装着する動作を複数回行わせて所要
数の部品を基板に実装するように制御する制御手段とを
備えた部品実装装置であって、上記部品供給部を複数の
ブロックに分けて、そのうちの全部もしくは一部の複数
のブロックにそれぞれ、フィーダーを実装装置本体に対
し着脱可能に設けるとともに、上記制御手段に、対象と
する基板がロットの最後の基板であるか否かを判定する
判定手段と、この判定手段による判定に基づき、ロット
の最後の基板でない場合は基板の種類に応じて予め設定
された順序で所要数の部品の実装を行い、ロットの最後
の基板である場合は、部品供給部の1つのブロックのみ
から部品を実装する作業を1ブロックずつ順に行うよう
に実装順序を変更する実装順序変更手段とを設けたもの
である。
【0008】上記実装方法及び同装置によると、ロット
の最後の基板に対して実装が行われる場合に、フィーダ
ーから部品を取出して実装する作業が、部品供給部の第
1のブロックから順に1ブロックずつ行われることによ
り、部品の取出しが終了したブロックのフィーダーの交
換を、他のブロックから部品が取出されて実装されるて
いる作業中でも、これと併行して行うことが可能とな
る。
【0009】上記実装方法及び同装置において、ロット
の最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロッ
トの最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、フィ
ーダーの交換が終了したブロックから順に部品の取出し
を行うようにすることが好ましい。あるいは、ロットの
最後の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロット
の最初の基板を対象とした実装作業を行うとき、部品供
給部の1つのブロックのみから部品を取出して実装する
作業を1ブロックずつ、かつ、上記のロットの最後の基
板を対象とした実装作業時と同じ順序で行うようにすれ
ばよい。
【0010】このようにすれば、部品供給部の全ブロッ
クのフィーダー交換作業が完了する前に次のロットの最
初の基板の実装作業を開始することができる。
【0011】また、上記部品供給部の各ブロックにそれ
ぞれ、複数のフィーダーを保持し、かつ実装装置本体に
対して着脱可能な一括交換台車を備えることが好まし
い。このようにすれば、一部のブロックのフィーダー交
換を、他のブロックからの部品の実装作業中に容易に、
かつ速やかに行うことができる。
【0012】各ブロックに配設されるフィーダーは、例
えばテープフィーダー等であればよいが、部品供給部の
少なくとも1つのブロックにトレーフィーダーを設ける
ようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図によって説
明する。
【0014】図1及び図2は部品実装装置の全体構造の
一例を概略的に示している。これらの図において、実装
装置本体1の基台上には、プリント基板搬送用のコンベ
ア2が配置され、プリント基板Pが上記コンベア2上を
搬送され、所定の装着作業位置で停止されるようになっ
ている。
【0015】上記コンベア2の前後側方には部品供給部
3が設けられている。この部品供給部3には電子部品を
供出可能とするフィーダーが設けられ、例えば多数列の
テープフィーダー20が配設されている。この部品供給
部の具体的構造については後に詳述する。
【0016】また、上記基台の上方には、部品装着用の
ヘッドユニット5が装備され、このヘッドユニット5は
X軸方向(コンベア2の方向)及びY軸方向(水平面上
でX軸と直交する方向)に移動することができるように
なっている。
【0017】すなわち、上記基台上には、Y軸方向に延
びる一対の固定レール7と、Y軸サーボモータ9により
回転駆動されるボールねじ軸8とが配設され、上記固定
レール7上にヘッドユニット支持部材11が配置され
て、この支持部材11に設けられたナット部分(図示せ
ず)が上記ボールねじ軸8に螺合している。また、上記
支持部材11には、X軸方向に延びるガイド部材13
と、X軸サーボモータ15により回転駆動されるボール
ねじ軸14とが配設され、上記ガイド部材13にヘッド
ユニット5が移動可能に保持され、このヘッドユニット
5に設けられたナット部分(図示せず)が上記ボールね
じ軸14に螺合している。そして、Y軸サーボモータ9
の作動によりボールねじ軸8が回転して上記支持部材1
1がY軸方向に移動するとともに、X軸サーボモータの
作動によりボールねじ軸14が回転して、ヘッドユニッ
ト5が支持部材11に対してX軸方向に移動するように
なっている。
【0018】上記ヘッドユニット5には複数のヘッド1
6が配設され、各ヘッド16はそれぞれ昇降及び回転が
可能であって、図外の昇降駆動手段及び回転駆動手段に
より駆動されるようになっている。各ヘッド16の下端
には吸着ノズル17が設けられ、部品吸着時には図外の
負圧供給手段から吸着ノズル17に負圧が供給されて、
その負圧による吸引力で部品が吸着されるようになって
いる。
【0019】図3は上記部品供給部3の各ブロック毎に
フィーダーの一括交換を可能とする構造を模式的に示し
ている。この図と図1とに示すように、部品供給部3は
複数のブロックに分けられ、図示の例ではコンベア2の
前側及び後側において2つずつ、都合4つのブロック3
a〜3dに分けられており、これらのブロックにそれぞ
れ複数列のテープフィーダー20が配設されている。そ
して、各ブロック3a〜3d毎に一括交換台車を用いて
テープフィーダー20の一括交換が可能となっている。
【0020】すなわち、各ブロック3a〜3dに対して
それぞれ一括交換台車21(21A,21B,……)が
設けられ、この一括交換台車21は移動可能なように下
端にキャスター(図示せず)を有するとともに、上部に
フィーダー取付部22を備えこのフィーダー取付部22
に複数列のテープフィーダー20が取付けられている。
そして、部品供給部3の各ブロック3a〜3dに対して
一括交換台車21A〜21Bは、それぞれ、所定位置に
設置された状態で図外のクランプ装置により固定されて
おり、クランプ装置のクランプを解除すれば実装装置本
体1からの一括交換台車の分離が可能となる。従って、
各ブロック毎に一括交換台車21A〜21Dを他の一括
交換台車21E〜21Hと交換し得るようになってい
る。なお、各テープフィーダー20がフィーダー取付部
22に対して着脱可能とされることにより、テープフィ
ーダー個々の交換も可能となっている。
【0021】図4は上記実装装置の制御系を示してい
る。この図のように、実装装置は実装作業等を統括的に
制御するコントローラ30を有しており、このコントロ
ーラ30により、プリント基板搬送用のコンベア2が制
御されるとともに、ヘッドユニット5を移動させるため
のX軸モータ15及びY軸モータ9、ヘッドユニット5
に設けられた駆動部(昇降駆動手段、回転駆動手段)、
負圧供給手段等が制御されるようになっている。
【0022】上記コントローラ30は、プリント基板、
部品、実装条件などに関する各種データ及び制御のプロ
グラム等を記憶するメモリ31を備えるとともに、対象
とする基板がロットの最後の基板であるか否かを判定す
る判定手段32と、この判定手段32による判定に基づ
いて基板に対する実装順序を変更する実装順序変更手段
33とを有している。
【0023】上記実装順序変更手段33は、ロットの最
後の基板でない場合は基板の種類に応じて予め設定され
た順序で所要数の部品の実装を行い、ロットの最後の基
板である場合は、部品供給部3の1つのブロックのみか
ら部品を実装する作業を1ブロックずつ順に行うように
実装順序を変更する。さらに、ロットの最後の基板を対
象とした実装作業の完了後に次のロットの最初の基板を
対象とした実装作業を行うとき、フィーダーの交換が終
了したブロックから順に部品の取出しを行うように実装
順序を変更する構成となっている。
【0024】なお、上記コントローラ30にはディスプ
レー装置等の表示手段35を接続し、後述のようにフィ
ーダー交換可能なブロックの表示等を行うようにしてお
けばよい。
【0025】図5は上記判定手段32及び実装順序変更
手段33としての制御の具体例をフローチャートで示し
ている。
【0026】この制御がスタートすると、先ずステップ
S1でロットエンドの作業か否かが判定される。すなわ
ち、当実施形態の実装装置は前工程の装置や後工程の装
置とともに実装ラインに組み込まれ、前工程から送られ
るプリント基板を搬入し、当該基板に対して所要数の部
品を実装した後、実装済みの基板を後工程に搬出すると
ともに新たな基板を搬入するという作業を、連続的に1
ロット分の所定数の基板について繰り返し行うが、その
作業中の基板処理数のカウント等に基づき、1ロット分
のうちの最後の基板が搬入されたか否かが判定される。
【0027】ロットエンドの作業でないと判定されたと
きは、ステップS2で部品を取出す作業が部品供給部3
の全てのブロック3a〜3dに対して許可され、ヘッド
ユニット5により部品供給部3から部品を吸着して基板
に装着する動作が、最適化処理により予め定められた順
序で複数回繰り返されることにより、所要数の部品がプ
リント基板に実装される。ここで、最適化処理とは、基
板に対して所要数の部品を実装するのに要する時間をで
きるだけ短くするように演算処理等によって実装順序等
を定めるものであり、ブロックの区分とは関係なく部品
供給部全体のフィーダーの配置や実装すべき部品の種
類、個数などに応じて部品取出しの順序等が定められ
る。
【0028】ステップS1でロットエンドの作業である
ことが判定された場合は、次にステップS3で、第1ブ
ロック3aからの部品の供給(対象基板に実装すべき部
品のうちで第1ブロックにある部品の供給)が終了した
か否かが判定され、終了していなければ、ステップS4
で、第1ブロック3aの作業(当該ブロックから部品を
取り出して実装する作業)のみ許可されて、第2〜第4
ブロック3b〜3dの作業は禁止される。
【0029】ステップS3で第1ブロックからの部品の
供給が終了したことが判定された場合は、次にステップ
S5で、第2ブロック3bからの部品の供給が終了した
か否かが判定され、終了していなければ、ステップS6
で、第2ブロック3bの作業のみ許可されて、第1,第
3,第4ブロック3a,3c,3dの作業は禁止され
る。
【0030】ステップS5で第2ブロック3bからの部
品の供給が終了したことが判定された場合は、次にステ
ップS7で、第3ブロック3cからの部品の供給が終了
したか否かが判定され、終了していなければ、ステップ
S8で、第3ブロック3cの作業のみ許可されて、第
1,第2,第4ブロック3a,3b,3dの作業は禁止
される。
【0031】ステップS7で第3ブロック3cからの部
品の供給が終了したことが判定された場合は、次にステ
ップS9で、第4ブロック3dからの部品の供給が終了
したか否かが判定され、終了していなければ、ステップ
S10で、第4ブロック3dの作業のみ許可されて、第
1〜第3ブロック3a〜3cの作業は禁止される。
【0032】なお、ステップS6の処理が行われるとき
には、第1ブロック3aのフィーダーの交換が可能であ
ることをディスプレーなどの表示手段35あるいはラン
プ等で表示し、同様にステップS8の処理が行われると
きには第1,第2ブロック3a,3bのフィーダーの交
換が可能であることを表示し、ステップS10の処理が
行われるときには第1〜第3ブロック3a〜3cのフィ
ーダーの交換が可能であることを表示することが望まし
い。さらに、第4ブロック3dからの部品の供給が終了
したときは、全ブロック3a〜3dのフィーダーの交換
が可能であることを表示すればよい。
【0033】また、ステップS9で第4ブロック3dか
らの部品の供給が終了したことが判定されたとき、つま
り、各ブロック3a〜3dから実装すべき部品の供給が
全て終了したときは、ステップS11で実装のための各
種データを次のロットの生産モデルに切替えた後、ステ
ップS12で次のロットの生産を実行する。
【0034】続いてステップS13で、部品供給部3の
各ブロック3a〜3dに設けられたクランプ装置の作動
の検出等に基づいて、全ブロック3a〜3dのフィーダ
ー交換が完了したか否かが判定され、完了していなけれ
ば、ステップS14で、交換済みのブロックの作業のみ
許可される。そして、ステップS12に戻ってそれ以下
の処理が繰り返される。
【0035】ステップS13で全ブロックのフィーダー
交換が完了したことが判定されたときは、リターンして
ステップS1からの処理が繰り返される。
【0036】以上のような当実施形態の実装装置による
と、ロットエンドの基板を対象として実装が行われる場
合に、フィーダーから部品を取出して実装する作業が、
第1ブロック3aから順に1ブロックずつ行われる。従
って、第1ブロック3aからの部品供給が終了して第2
ブロック3bの作業が行われる段階(ステップS6)で
は、第1ブロック3aのフィーダー交換が可能となり、
一括交換台車21Aが別の台車21Eに取り替えられる
ことで第1ブロック3aのフィーダーの一括交換が行わ
れる。さらに、第2ブロック3bからの部品供給が終了
して第3ブロック3cの作業が行われる段階(ステップ
S8)では、第2ブロック3bのフィーダー交換も可能
となって、一括交換台車21B,21Fの取り替えによ
り第2ブロック3bのフィーダーの一括交換が行われ、
第3ブロック3cからの部品供給が終了して第4ブロッ
ク3dの作業が行われる段階(ステップS10)では、
第3ブロック3dのフィーダー交換も可能となって、一
括交換台車21C,21Gの取り替えにより第3ブロッ
ク3cのフィーダーの一括交換が行われる。
【0037】また、ロットエンドの基板の実装作業が完
了すれば、次のロットの基板が搬入されて実装が開始さ
れ、このときに、フィーダー交換済みのブロックから順
に作業が行われる。従って、例えば第3ブロック3cま
でのフィーダー交換が済んでいれば、第1〜第3ブロッ
ク3a〜3cの作業が許可されて、これらのブロックか
ら供給される部品の実装作業が行われる間に、一括交換
台車21D,21Hの取り替えにより第4ブロック3d
のフィーダーの一括交換が行われる。
【0038】このように、ロットエンドの基板に対する
作業から次のロットの最初の基板に対する作業にわたる
間では、部品の取出しが終了したブロックのフィーダー
交換を、別のブロックから部品が取出されて実装されて
いる実装作業中に行うことができる。従って、実装作業
を殆ど中断することなく、部品供給部3の各ブロックの
フィーダー交換を行うことが可能となる。
【0039】なお、本発明の具体的構成は上記実施形態
に限定されず種々変更可能である。
【0040】例えば、図5に示す制御において、ロット
エンドの実装作業(ステップS3〜S10)の完了後に
次のロットの最初の基板に対する実装作業を行うとき、
ステップS13,S14の処理に替え、上記ロットエン
ドの実装作業と同じ順序で1ブロックずつ作業を行うよ
うにしてもよい。
【0041】また、上記実施形態では部品供給部3を4
つのブロック3a〜3dに分割しているが、ブロック数
はこの例に限定されず、複数のブロックに分割されてブ
ロック別にフィーダー交換が可能となっていればよい。
【0042】また、上記実施形態では部品供給部3の各
ブロック3a〜3dをいずれも一括交換台車によるフィ
ーダーの一括交換が可能な構成としているが、一部(但
し複数)のブロック、例えば2つ乃至3つのブロックの
み一括交換可能とし、残りのブロックは一括交換台車を
用いずに固定的にフィーダーを設置するようにしてもよ
い。
【0043】また、上記実施形態では部品供給部3の各
ブロック3a〜3dにそれぞれテープフィーダーを配設
しているが、各ブロックもしくは一部のブロックにテー
プフィーダー以外のフィーダー、例えばスティックフィ
ーダー、バルクフィーダーを装備するようにしてもよ
い。あるいは、少なくとも1つのブロックにトレーフィ
ーダーを交換可能に、あるいは固定的に配置してもよ
い。
【0044】
【発明の効果】上記のように本発明は、基板搬入、部品
実装及び基板搬出の作業を行うとともに、ロット切替わ
り時に部品供給部のフィーダーの交換を行うものにおい
て、部品供給部を複数のブロックについて各ブロック毎
にフィーダーの交換を可能とし、ロットの最後の基板に
対しては部品供給部から部品を取出して実装する作業を
1ブロックずつ順に行うよう実装順序を変更しているた
め、ロットの最後の基板に対して部品の供給が終了した
ブロックのフィーダーの交換を、他のブロックから供給
される部品の実装作業中にこれと併行して行うことが可
能となり、ロット変更時のフィーダー交換のための時間
的ロスを大幅に短縮することができる。従って、多品種
少量生産を行う場合のようにロット変更に伴うフィーダ
ー交換が頻繁に行われるような場合でも、効率良く生産
を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される実装装置の一例を示す平面
略図である。
【図2】上記実装装置のヘッドユニットが支持されてい
る部分の正面略図である。
【図3】部品供給部の各ブロック毎にフィーダーの一括
交換を可能とする構造を模式的に示す図である。
【図4】実装装置の制御系を示すブロック図である。
【図5】判定手段及び実装順序変更手段としての制御の
具体例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 実装装置本体 3 部品供給部 3a〜3d 部品供給部のブロック 5 ヘッドユニット 20 テープフィーダー 21 一括交換台車 30 コントローラ 32 判定手段 33 実装順序変更手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品
    供給用のフィーダーが配備される部品供給部と、実装用
    ヘッドとを用い、基板を搬入する作業と、上記実装用ヘ
    ッドにより部品供給部から部品を取出して上記基板上に
    装着する動作を複数回行って所要数の部品を基板に実装
    する作業と、部品実装後の基板を搬出して新たな基板を
    搬入する作業とを行うとともに、ロットの変更時に、部
    品供給部に配備されたフィーダーの交換を行うようにし
    た部品実装方法であって、上記部品供給部を複数のブロ
    ックに分けて、そのうちの全部もしくは一部の複数のブ
    ロックについて各ブロック毎にフィーダーの交換を可能
    とし、ロットの最後の基板を対象として実装を行うとき
    に、部品供給部の1つのブロックのみから部品を取出し
    て実装する作業を1ブロックずつ順に行うことにより、
    基板に対する所要数の部品の実装が完了する前でもブロ
    ック内の実装対象部品の取出しが終了したブロックにつ
    いてはフィーダー交換可能としたことを特徴とする部品
    実装方法。
  2. 【請求項2】 ロットの最後の基板を対象とした実装作
    業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装
    作業を行うとき、フィーダーの交換が終了したブロック
    から順に部品の取出しを行うことを特徴とする請求項1
    記載の部品実装方法。
  3. 【請求項3】 ロットの最後の基板を対象とした実装作
    業の完了後に次のロットの最初の基板を対象とした実装
    作業を行うとき、部品供給部の1つのブロックのみから
    部品を取出して実装する作業を1ブロックずつ、かつ、
    上記のロットの最後の基板を対象とした実装作業時と同
    じ順序で行うことを特徴とする請求項1記載の部品実装
    方法。
  4. 【請求項4】 基板の搬入及び搬出を行う手段と、部品
    供給用のフィーダーが配備される部品供給部と、実装用
    ヘッドと、この実装用ヘッドにより部品供給部から部品
    を取出して上記基板上に装着する動作を複数回行わせて
    所要数の部品を基板に実装するように制御する制御手段
    とを備えた部品実装装置であって、上記部品供給部を複
    数のブロックに分けて、そのうちの全部もしくは一部の
    複数のブロックにそれぞれ、フィーダーを実装装置本体
    に対し着脱可能に設けるとともに、上記制御手段に、対
    象とする基板がロットの最後の基板であるか否かを判定
    する判定手段と、この判定手段による判定に基づき、ロ
    ットの最後の基板でない場合は基板の種類に応じて予め
    設定された順序で所要数の部品の実装を行い、ロットの
    最後の基板である場合は、部品供給部の1つのブロック
    のみから部品を実装する作業を1ブロックずつ順に行う
    ように実装順序を変更する実装順序変更手段とを設けた
    ことを特徴とする部品実装装置。
  5. 【請求項5】 上記実装順序変更手段は、ロットの最後
    の基板を対象とした実装作業の完了後に次のロットの最
    初の基板を対象とした実装作業を行うとき、フィーダー
    の交換が終了したブロックから順に部品の取出しを行う
    ように実装順序を変更することを特徴とする請求項4記
    載の部品実装装置。
  6. 【請求項6】 上記部品供給部の各ブロックにそれぞ
    れ、複数のフィーダーを保持し、かつ実装装置本体に対
    して着脱可能な一括交換台車を備えたことを特徴とする
    請求項4又は5記載の部品実装装置。
  7. 【請求項7】 部品供給部の少なくとも1つのブロック
    にトレーフィーダーを設けたことを特徴とする請求項4
    乃至6のいずれかに記載の部品実装装置。
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