JP4321989B2 - 主幹バー用保持部材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラグイン式の分電盤において主幹バーを保持するために使用する主幹バー用保持部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、主幹バー用保持部材は図10に示すように支柱部101の下端側方に張設した固定鍔板部102を取付ベース103にネジ104で止めて取り付けるか、図11に示すように支柱部101に下端面にインサートした雄ネジ105を取付ベース103に設けた雌ネジ部に螺合して取り付けるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のものは、図10に示す前者にあってはネジ104の頭部と下段の主幹バー106との絶縁距離の確保が難しく、また、ネジによる取り付けのため作業性が悪いものであり、さらに、図示のように基台部102が主幹バー106より外側に出た場合には支柱部101が臨む場所には分岐用のブレーカが取り付けできない問題がある。また、図11に示す後者にあっては雄ネジ105をインサートするため部品単価が高くなる問題があるうえ、前記と同様ネジによる取り付けのため作業性が悪いものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような問題を解決するためになされた本発明の主幹バー用保持部材は、支柱部の下端周縁に取付ベースに設けた取付孔を挿通可能とした係止片を設けるとともに該係止片の上部前記取付孔の孔縁部の厚さと同間隔をおいて前記取付孔に挿通できない押え片を設けてなる保持部材を、 前記係止片を前記取付孔に挿通後に前記押さえ片を前記取付孔の孔縁部の上部周面に当接させて前記支柱部を以て前記取付孔内で移動させて、前記係止片と前記押え片との間に前記取付孔の孔縁部を挟持させて前記取付ベースに取り付けたものであり、また、前記保持部材の位置決めを前記支柱部に嵌合した下段のブッシュに設けた突起を前記取付ベースに設けた前記取付孔の孔縁と係合させたものとしたうえ前記ブッシュの嵌合孔部と前記支柱部の横断面が非円形として前記支柱部が前記ブッシュに対して回転できない構造としたことを特徴とするものを請求項1に記載の発明とし、この発明において、前記係止片の前記取付孔内の移動を回転式としたものを請求項2に記載の発明とし、また、前記請求項1の発明において、前記係止片の前記取付孔内の移動をスライド式としたものを請求項3に記載の発明とする。そして、これらの発明において、前記支柱部高さを前記ブッシュと前記主幹バーを積み重ねた高さより低く形成して、該支柱部の上端に設けた雌ネジ部に上段主幹バーに透設したネジ挿通孔より雄ネジを締め付けたものを請求項4に記載の発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を示す。1は支柱部11の下端周縁に取付ベース2に設けた取付孔21を挿通可能とした抜け止め用の係止片12を設けるとともにその上部に取付孔21の孔縁部の厚さと同間隔をおいて前記取付孔21に挿通できない押え片13を設けた保持部材である。この保持部材1は係止片12を取付孔21に挿通して押え片13を取付孔21の孔縁部の上部周面に当接させて、その後に支柱部11をもって取付孔内を移動させて、係止片12と押え片13との間に取付孔21の孔縁部を挟持させて取り付けるものである。この場合に係止片12と押え片13との間隔は取付孔21の孔縁部の厚さと同じであるから、保持部材1は傾くことなく取付ベース2に強固に取り付けられることとなる。
【0006】
取付孔内の移動としては図1〜図4に示すものは回転式としている。すなわち、図3の(A)から(B)に示すように長方形状の係止片12をその形状に合致した取付孔21に挿通して押え片13を取付孔21の孔縁上部周面に当接させて、その後に図3の(B)から(C)に示すように保持部材1を回転させて、係止片12が取付孔21の長手方向の孔縁下部周面に当接させて抜け止め効果を発揮して前記押え片13とにより取付孔21の孔縁部を挟持することとなる。この場合に押え片13又は係止片12のどちらか一方に、すなわち図示のものにあっては係止片12に取付ベース2に設けた位置決め孔22に係合する位置決め突起7を設けて、これを係合させることにより位置決めが的確に行われこととなる。
【0007】
さらに、回転後の保持部材1の位置決めとしては、図4に示すようにに支柱部11に嵌合する下段のブッシュ3に取付ベース2に設けた取付孔21の孔縁に係合する突起31を設けて行うことができる。この場合にブッシュ3の嵌合孔部32と支柱部11の横断面が四角形のように非円形として支柱部11がブッシュ3に対して回転できない構造とすることは勿論である。
【0008】
また、取付孔内の移動としては図5に示すスライド式ものは、図5の(A)から(B)に示すように係止片12を取付孔21の拡大孔部21aに挿通して押え片13を取付孔21の孔縁上部周面に当接させて、その後に図3の(B)から(C)に示すように保持部材1をスライドさせて、係止片12を取付孔21の幅狭な係止孔部21bに移動させて係止孔部21bの孔縁下部周面に当接させて抜け止め効果を発揮して前記押え片13とにより取付孔21の孔縁部を挟持することとなる。この場合にも係止孔部21bの孔縁に保持部材1の係止片12と押え片13との間の部分が当接して位置決めが的確に行われており、押え片13又は係止片12のどちらか一方に、取付ベース2に設けた位置決め孔22に係合する位置決め突起7を設けて、これを係合させることにより位置決めが的確に行われこととしてもよい。なお、スライド後の保持部材1の位置決めとしては前記した図4に示すブッシュ3を用いて、位置決め孔22の代わりにブッシュ3の突起31がはまり込む長孔を取付ベースに設けておけば、前記した実施形態と同様に的確に保持部材1を位置決めすることができる。
【0009】
また、保持部材1の支柱部11の高さをこの支柱部11に嵌合する全てのブッシュ3と主幹バー4を積み重ねた高さより低く形成して、該支柱部11の上端に設けた雌ネジ部11aに上段の主幹バー4に透設したネジ挿通孔4aより雄ネジ5を締め付けるものとすることにより上段の主幹バー4のネジ挿通孔4aの孔縁周面部がワッシャの働きをするので強固な取り付けができることとなる。
【0010】
このように構成されたものは、保持部材1が支柱部11の下端周縁に取付ベース2に設けた取付孔21を挿通可能とした係止片12を設けるとともにその上部に取付孔21の孔縁部の厚さと同間隔をおいて前記取付孔21に挿通できない押え片13を設けたものであるから、この保持部材1は係止片11を取付孔21に挿通して押え片13を取付孔21の孔縁上部周面に当接させて、その後に取付孔内を移動させて、係止片12と押え片13との間に取付孔21の孔縁部を挟持させて取り付けできるから、取付作業が容易なものである。また、ネジを使用しないものであるから絶縁に関する問題も生じないものである。
【0011】
そして、このように取付ベース2に取り付けた保持部材1には図6から図8に示すように、下段のブッシュ3これに支持される下段の主幹バー4、中段のブッシュ3これに支持される中段の主幹バー4及び上段のブッシュ3これに支持される上段の主幹バー4が嵌合されたうえ積層されて、支柱部11の上端に設けた雌ネジ部11aに上段主幹バー4に透設したネジ挿通孔4aより雄ネジ5を締め付けて、3本の主幹バー4が取り付けられることになる。この主幹バー4には図9に示すようにプラグイン式の分岐ブレーカ6の端子部6aが接続されている。
【0012】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の主幹バー用保持部材は、保持部材が支柱部の下端周縁に取付ベースに設けた取付孔を挿通可能とした係止片を設けるとともにその上部に取付孔の孔縁部の厚さと同間隔をおいて前記取付孔に挿通できない押え片を設けたものであるから、取付ベースの取付孔への取り付けが容易なものである。
よって、本発明は従来の主幹バー用保持部材の問題点を解決したもので、業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の要部を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態に使用する保持部材を下方から示す斜視図である。
【図3】本発明の実施形態の保持部材とブッシュを示す斜視図である。
【図4】本発明の保持部材を取付ベースに回転式で取り付ける工程の説明図である。
【図5】本発明の保持部材を取付ベースにスライド式で取り付ける工程の説明図である。
【図6】本発明の実施形態を示す断面図である。
【図7】本発明の実施形態の支柱、ブッシュ及び主幹バーの関係を示す側面図である。
【図8】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図9】本発明の実施形態にプラグイン式の分岐ブレーカを装着した状態を示す側面図である。
【図10】従来例を示す側面図である。
【図11】他の従来例を示す側面図である。
【符号の説明】
1 保持部材、11 支柱部、12 係止片、13 押え片、2 取付ベース、21 取付孔、3 ブッシュ、31 突起、4 主幹バー、7 突起

Claims (4)

  1. 支柱部の下端周縁に取付ベースに設けた取付孔を挿通可能とした係止片を設けるとともに該係止片の上部前記取付孔の孔縁部の厚さと同間隔をおいて前記取付孔に挿通できない押え片を設けてなる保持部材を、
    前記係止片を前記取付孔に挿通して前記押さえ片を前記取付孔の孔縁部の上部周面に当接させたうえ前記支柱部を以て前記取付孔内で移動させて、前記係止片と前記押え片との間に前記取付孔の孔縁部を挟持させて前記取付ベースに取り付けたものであり
    また、前記保持部材の位置決めを前記支柱部に嵌合した下段のブッシュに設けた突起を前記取付ベースに設けた前記取付孔の孔縁と係合させたものとしたうえ前記ブッシュの嵌合孔部と前記支柱部の横断面が非円形として前記支柱部が前記ブッシュに対して回転できない構造としたことを特徴とする主幹バー用保持部材。
  2. 前記係止片の前記取付孔内の移動を回転式とした請求項1に記載の主幹バー用保持部材。
  3. 前記係止片の前記取付孔内の移動をスライド式とした請求項1に記載の主幹バー用保持部材。
  4. 前記支柱部高さを前記ブッシュと前記主幹バーを積み重ねた高さより低く形成して、該支柱部の上端に設けた雌ネジ部に上段主幹バーに透設したネジ挿通孔より雄ネジを締め付けた請求項1から3の何れかにに記載の主幹バー用保持部材。
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