JP6302697B2 - 導電バーの支持構造 - Google Patents
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Description
また、分岐ブレーカとしては、一次側端子がプラグ状に形成された所謂プラグ式の分岐ブレーカが主に採用されており、厚み方向に所定の間隔をあけて複数枚配設された導電バーの長手方向両側縁に複数並べて設置されることが多い。さらに、その導電バーの配設に際しては、特許文献1に記載されているように、導電バーと導電バーとの間にスペーサを設置することにより、導電バーと導電バーとの間隔を所定の間隔で支持可能としていた。
また、導電バーの配設に際してスペーサを設置するとなると部品点数が増えるため、組み立て作業の煩雑化を招くし、コスト高も招く。その上、導電バーの支持構造が大型化してしまい、ひいては分電盤等までもが大型化してしまうというという問題もある。
また、カバー部の下面に支持手段が設けられているため、導電バー同士の厚み方向での距離を保つにあたり、従来用いていたスペーサ等が必要なくなる、したがって、部品点数が少なくてすみ、導電バーの設置作業の簡易化やコスト低減を図ることができるし、さらには導電バーの支持構造を小型化することができ、ひいては分電盤等の小型化を図ることができる。
さらに、支持部のうちカバー部の最も前側に位置する支持部を構成する左右の折り曲げ部間に架け渡すようにして、前後方向に貫通しており、左右方向へ複数並設された差込孔と、各差込孔の下側に設けられ、差込孔の開口縁から後方へ延びる舌状に形成されたブレーカ取り外し片とを備えた可撓性を有する合成樹脂製の取り外し機構を設けており、導電バーに分岐ブレーカを接続すると、ブレーカ取り外し片が、分岐ブレーカの上面により上方へ押し込まれて、分岐ブレーカの上面に当接したまま弾性変形するとともに、導電バーに分岐ブレーカが接続された状態において差込孔へ工具を差し込むと、ブレーカ取り外し片が分岐ブレーカを下方へ押圧することにより、分岐ブレーカが導電バーから取り外されるようにした。したがって、分岐ブレーカの取り外しが容易であるし、取り外し機構を別途設置したりする必要がなく、導電バーの支持構造の組み立て作業の簡略化も図ることができる。
図1は、分電盤1の外観を示した斜視説明図である。図2は、蓋体2及び主幹ブレーカ4を外した状態にある分電盤1を示した斜視説明図である。図3は、基台3に支持カバー12を取り付けた状態を示した斜視説明図である。図4は、基台3を示した斜視説明図である。図5は、分解状態にある導電バーユニット11を示した斜視説明図である。図6は、支持カバー12を示した説明図であり、(a)は前方から、(b)は下方から、(c)は右方から夫々示している。図7は、図6中のA−A線断面を示した説明図である。図8は、分岐ブレーカ5を導電バー10A〜10Cに接続した状態を示した断面説明図である。図9は、分岐ブレーカ5を導電バー10A〜10Cから取り外す様子を示した断面説明図である。
導電バー10Aは、左右方向へ長い帯状の金属板であって、左端部には主幹ブレーカ4の二次側端子に接続可能な主幹ブレーカ接続部25Aが設けられている。また、導電バー10Aの右部の下縁には、導電バー10Aの長手方向に沿って複数の分岐ブレーカ5、5・・の一次側端子を接続可能な分岐ブレーカ接続部26Aが設けられている。さらに、導電バー10Aの分岐ブレーカ接続部26Aの左右両隣には、支持カバー12の後述する第1係止片22Aが係止する切り欠き27Aが夫々設けられている。
まず、係合パネル13の第2係合孔15、15へ係合片23、23を係合させた状態でネジ止め等し、カバー部17が基台3から前方へ起立するような姿勢で支持カバー12を分岐ブレーカ設置部に固定する。そして、該支持カバー12に対し、第1係止片22A、22Aと第1係止ブロック部18、18との間へ、分岐ブレーカ接続部26Aが下方を向くような姿勢(言い換えるなら、分岐ブレーカ接続部26Aが設けられていない側の側縁がカバー部17側を向くような姿勢)で導電バー10Aを差し込み、切り欠き27A、27Aの位置で第1係止片22A、22Aを導電バー10Aに係止させる。すると、上述の如くして導電バー10Aの上下方向及び前後方向から挟持されるとともに、第1係止片22A、22Aを切り欠き27A、27A内に位置させたことで左右方向でも挟持されることになり、導電バー10Aが当該位置で支持される。そこで、第2係止片22B、22Bと第2係止ブロック部19、19との間へ、分岐ブレーカ接続部26Bが下方を向くような姿勢で導電バー10Bを差し込み、切り欠き27B、27Bの位置で第2係止片22B、22Bを導電バー10Bに係止させる。さらに、第3係止片22C、22Cと折り曲げ部17a、17aとの間へ、分岐ブレーカ接続部26Cが下方を向くような姿勢で導電バー10Cを差し込み、切り欠き27C、27Cの位置で第3係止片22C、22Cを導電バー10Cに係止させる。すると、導電バー10B、10Cは、夫々第2係止片22Bや第3係止片22C等により、導電バー10Aと同様に、上下左右及び前後から挟持され、当該位置で支持される。このようにして導電バー10A、10B、10Cを取り付けることで、導電バー10A、10B、10Cが平行に重ね合わされるような姿勢で前後方向に所定の間隔をおいて配置され、導電バーユニット11の組み立て及び設置は完了となる。
さらに、支持カバー12に分岐ブレーカ5の取り外し機構20を一体的に設けているため、分岐ブレーカ5の取り外しが容易であるし、取り外し機構20を別途設置したりする必要がなく、分電盤1の組み立て作業の簡略化も図ることができる。
さらに、バー被覆部9を基台3と一体成形しているため、バー被覆部9を基台3に組み付けたりする必要がなく分電盤1の組み立て作業が簡易となるし、別体として成形するよりも製造コストを低減することができる。
また、主幹ブレーカ設置部と分岐ブレーカ設置部との左右の位置関係は逆であってもよいし、主幹ブレーカ設置部及び分岐ブレーカ設置部の下側にバー被覆部及び導電バーの配設空間を設けたとしても何ら問題はない。
加えて、上記実施形態では、導電バーを3枚としている(すなわち、電路を単相三線式としている)が、本発明は、導電バーが2枚(すなわち、電路を単相二線式とする)であっても好適に採用することができる。
Claims (1)
- 主幹ブレーカに設けられた二次側端子と、分岐ブレーカに設けられたプラグ状の一次側端子とを電気的に接続するために、左右方向へ長い帯状に形成された複数の導電バーを、厚み方向である前後方向に所定の間隔を有して重ね合わせ状に支持するための導電バーの支持構造であって、
前記導電バーの長手方向の一方縁に沿って、前記分岐ブレーカを接続するための分岐ブレーカ接続部を設けるとともに、
絶縁性を有する合成樹脂からなり、板状のカバー部と、前記カバー部を前後方向に起立させ、且つ、上下方向が厚み方向となるような姿勢とした際に、前記カバー部の下面の左右両側縁において、前後方向へ前記所定の間隔毎に設けられた複数の支持部とを一体的に有する支持手段を設け、
各前記支持部は、前記導電バーの長手方向の他方縁側が前記カバー部側を向くような姿勢で前記導電バーを支持する一方、
前記支持部のうち前記カバー部の最も前側に位置する前記支持部が、前記カバー部の下面から下方へ突出する折り曲げ部と、前記折り曲げ部よりも後側で、前記折り曲げ部から前記導電バーの厚み分だけ離れた位置に突設された係止片とからなり、前記折り曲げ部と前記係止片とで前記導電バーを前後両面から挟持可能となっているとともに、
前後方向に貫通しており、左右方向へ複数並設された差込孔と、各前記差込孔の下側に設けられ、前記差込孔の開口縁から後方へ延びる舌状に形成されたブレーカ取り外し片とを備えた可撓性を有する合成樹脂製の取り外し機構が、左右の前記折り曲げ部間に架け渡すようにして前記折り曲げ部と一体的に設けられており、
前記導電バーに前記分岐ブレーカを接続すると、前記ブレーカ取り外し片は、前記分岐ブレーカの上面により上方へ押し込まれて、前記分岐ブレーカの上面に当接したまま弾性変形するとともに、前記導電バーに前記分岐ブレーカが接続された状態において前記差込孔へ工具を差し込むと、前記ブレーカ取り外し片が前記分岐ブレーカを下方へ押圧することにより、前記分岐ブレーカが前記導電バーから取り外されることを特徴とする導電バーの支持構造。
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