JP4321871B2 - マンホール内壁切断装置 - Google Patents

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Description

本発明は、路面に設けられたコンクリートマンホールの補修時に使用されるマンホール内壁切断装置に関する。
舗装路面に設置されたマンホール蓋及びこれを支持するマンホール枠は、長年使用すると、例えば車輌の走行により歪み、変形、損傷等が生じ、材料強度が劣化する。このように老朽化したマンホール蓋及びマンホール枠は交換、補修が行われる。その際、路面下に埋設されているマンホール首部の内壁を切断装置によって切断し撤去する作業を行う。
従来、この種のマンホール内壁切断装置としては、上下方向に可動な回転軸に円形の回転刃を水平に取付け、この回転刃を回転しながらマンホール内壁に向って移動させて切り込み、さらに、公転によりマンホール内壁を一周して切断作業を行うものがある(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
実開平3−70909号公報 特開2002−240030号公報
ところで、上記の技術には、次のような解決すべき課題があった。
マンホール内壁に対する回転刃の最初の位置合わせが煩雑であるため、切断作業を行うのに熟練を要する。また、切断作業時において回転刃が見えにくい構成のため、回転刃の前進、公転等の状況が分かり難い。マンホール内壁を所定の深さまで切断するのに、回転刃に過大な負荷を与えてしまうおそれがあった。
本発明は、以上の点に着目してなされたもので、円盤状の回転刃に過大な負荷を与えることなく、簡単かつ迅速にマンホール内壁を所定の深さまで切断できるマンホール内壁切断装置を提供することを目的とする。
本発明の各実施例においては、それぞれ次のような構成により上記の課題を解決する。
〈構成1〉
水平面で回転する回転リングと、上記回転リングに配設され、同回転リングと共に水平面で回転するレールと、上記レールの上に移動可能に載置された枠体と、上記枠体を、上記レール又は上記回転リングに一時的に固定する固定機構と、上記枠体に、上記回転リング内を挿通移動可能に配設された回転軸と、上記回転軸に設けられた円盤状の回転刃と、上記枠体に配設され、かつ移動時には上記回転リングを持ち上げた状態とし、据付け時には上記回転リングを着地状態とするように傾動可能にされたキャスタと、上記回転軸を回転駆動する回転駆動機構とを備えたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
円盤状の回転刃に過大な負荷を与えることなく、簡単かつ迅速にマンホール内壁を所定の深さまで切断できる。
マンホール内壁面と回転刃との位置関係を、枠体及び回転リングの内孔を通して目視できるので、回転刃の位置合わせが容易であり、切断作業中に修正変更を逐次行うことができ、切断作業がし易い。
〈構成2〉
水平面で回転する回転リングと、上記回転リングに配設され、同回転リングと共に水平面で回転するレールと、上記レールの上に移動可能に並列に載置される2本の形鋼とこれらの形鋼の中間部間を連結した連結部材とからなり、平面略H字形を呈する枠体と、上記枠体を、上記レール又は上記回転リングに一時的に固定する固定機構と、上記枠体に、上記回転リング内を挿通移動可能に配設された回転軸と、上記回転軸に設けられた円盤状の回転刃と、上記回転軸を回転駆動する回転駆動機構と、上記枠体の両端部間にそれぞれ掛け渡されて、平面四角形を呈するように設けられた前連結体及び後連結体と、上記前連結体及び後連結体の下位にそれぞれ配置された前可動支持部材及び後可動支持部材と、上記前可動支持部材及び後可動支持部材を、上記前連結体及び後連結体に対してそれぞれ垂直方向に上下移動させる昇降駆動機構と、上記前可動支持部材及び後可動支持部材のいずれか一方に配設された、車輪を支持する支持体が水平面で自由に回転する構成の自在キャスタ及びその他方に配設された、車輪を支持する支持体が水平面で回転しない構成の車輪とを備えたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
キャスタ及び車輪を地面に対して鉛直方向に上下移動できるので、装置を地面の所定位置に正確に設置することができる。キャスタは走行方向を自在に変えられることから、装置の走行をスムーズにする。
〈構成3〉
構成1又は2に記載のマンホール内壁切断装置において、上記レールは、2本の山形鋼を、上記回転リング上に適当間隔を置いて並列配置すると共に固定し、かつ、上記2本の山形鋼に、それぞれ上記枠体を支持する複数の支持ローラを間隔を置いて配設したものであり、上記枠体は、2本のみぞ形鋼を、その溝部を下向きにして上記レールの支持ローラ上に載置されるものであることを特徴とするマンホール内壁切断装置。
骨組みの主体を入手容易な形鋼で構成するので、簡単かつ安価に製作できる。
〈構成4〉
構成1又は2に記載のマンホール内壁切断装置において、上記固定機構は、上記レールに沿うように配置されて上記回転リングに固定され、かつ上縁に係止溝を有するストッパ板と、上記枠体に回動自在に配設され、かつ回動により一部が上記ストッパ板の上記係止溝に挿脱自在に嵌入されるレバーとからなるものであることを特徴とするマンホール内壁切断装置。
回転リングを路面に着地した状態でマンホール内壁の切断をする際に、枠体を着地した回転リングに固定しながら回動することにより、安定した状態で回転刃による切断作業を行うことができる。
〈構成5〉
構成4に記載のマンホール内壁切断装置において、上記ストッパ板の上記係止溝は、上記ストッパ板の上縁に、所定間隔を置いて複数箇所に設けられたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
枠体を所定間隔毎に前進移動させることにより、回転刃をマンホール内壁に向って切り込みながら前進できる。
〈構成6〉
構成4に記載のマンホール内壁切断装置において、上記係止溝は、ストッパ板の上縁に、所定間隔を置いて複数箇所に設けられ、かつ、各溝に、上記枠体の前進方向に上昇する傾斜面と同傾斜面の端部を仕切る段部とが順次設けられて単鋸歯状を呈するようにしたものであることを特徴とするマンホール内壁切断装置。
回転刃がマンホール内壁に向って所定間隔毎に前進するように、枠体を容易かつスムーズに移動できる。
〈構成7〉
構成5又は6に記載のマンホール内壁切断装置において、上記複数の各係止溝に、枠体の所定の移動距離を示す数値を表示したことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
数値をその都度確認しながら切断作業を効率よく行うことができる。
〈構成8〉
構成4に記載のマンホール内壁切断装置において、上記ストッパ板に、上記枠体の、上記レール上での上下動を押さえるストッパピンを設けたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
切断作業中に、枠体を、レール及び回転リングにしっかりと固定することができ、枠体の上下動を押さえて作業の安定性を高める。
〈構成9〉
構成1に記載のマンホール内壁切断装置において、上記枠体の前部に配設されたキャスタには、前方回転軸に支持された直行キャスタが使用され、上記枠体の後部に配設されたキャスタには、後方回転軸に、周方向に位置をずらして支持された自在キャスタ及び補助用直行キャスタが使用され、上記前方回転軸と上記後方回転軸は、それぞれ支持軸回転機構により回転して上記枠体の前部に配設された上記直行キャスタと、上記枠体の後部に配設された上記自在キャスタ及び上記補助用直行キャスタを傾動するものとされたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
枠体の後部に、周方向に位置をずらして自在キャスタ及び補助用直行キャスタを設けたことにより、自在キャスタの傾動時の、枠体の揺動を防止できる。
〈構成10〉
構成1〜9のいずれかに記載のマンホール内壁切断装置において、上記枠体に、水を収納した水タンクを載置し、この水タンクの排水孔に、蛇口を介してホースを連結したことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
切断作業時にホースを回転刃の取付け位置まで延ばして回転刃を冷却したり、作業場の地面に水撒きすること等を適時行って作業効率を高めることができる。
〈構成11〉
構成2に記載のマンホール内壁切断装置において、上記昇降駆動機構は、上記前連結体及び後連結体の各上面にそれぞれ起立された架台と、上記架台に回転自在かつ上下方向に支承された縦ねじ軸と、上記ねじ軸に螺合された可動軸受体と、一端部が上記可動軸受体に連結され、中間部が上記前連結体及び後連結体にそれぞれ設けられた貫通孔に挿通され、他端部が上記前可動支持部材及び後可動支持部材にそれぞれ連結されたガイド部材とを備えたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
キャスタ及び車輪を取り付けた可動支持部材を垂直方向に上下移動することができる。
〈構成12〉
構成1〜11のいずれかに記載のマンホール内壁切断装置において、上記回転リングと上記枠体のいずれか一方に横ねじ軸を回転自在に配設し、その他方に上記横ねじ軸に螺合されて上記横ねじ軸の回転により往復動する可動軸受けを配設し、上記枠体に、上記横ねじ軸を回転させる伝動軸を配設したことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
横ねじ軸にはかさ歯車を介して方向の異なる複数本のねじ軸がそれぞれ連結されて所望の位置でハンドル操作を行って横ねじ軸を回動ができるようにしている。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1のマンホール内壁切断装置を示す斜視図、図2は同装置の概略を示す平面図、図3は同装置の概略を示す側面図、図4〜図9は同装置を部分的に示す説明図である。
これらの図において、実施例1のマンホール内壁切断装置(以下、装置という。)は、水平面で回転する回転リング14と、回転リング14上に並列配置された2本のレール16(図4)と、平面略H字形の枠体18と、枠体18をレール16又は回転リング14に固定する固定機構20と、枠体18の中央部に垂下されて回転自在に配置された回転軸22と、回転軸22の下端に配設された円盤状の回転刃24と、枠体18の下面に配設された複数のキャスタ26a、26b、26cと、回転軸22を適当な回転速度で回転駆動する回転駆動機構28とを備えている。
回転リング14は、図5(b)に示すように円形の2つのリング体14a、14bを備えている。2つのリング体14a、14bは、上下方向に重なり合い、かつ図4に示すように、その間に多数のローラ29又はボールを介在させて相対的に回転可能とされている。回転リング14は、内壁の水平切断をしようとするマンホール首部30(図6)の口径より大きい内径を有している。
2本のレール16は、枠体18の幅に合わせて回転リング14上に並列配置されて溶接等により固定され、回転リング14と共に水平面で回転する。これらのレール16は、例えば、図4、図7に示すように、L字形の山形鋼32と、この山形鋼32の底面に配設された複数の支持ローラ34と、山形鋼32の側面に配設された複数の押えローラ36とを備えている。支持ローラ34と押えローラ36とはほぼ直交している。支持ローラ34は枠体18を移動自在に支持するものである。押えローラ36は、枠体18の横方向の動きを押えて、枠体18を2本のレール16に沿って真っ直ぐに移動させるものである。
枠体18は、レール16に載置される2本のみぞ形鋼38とこれらのみぞ形鋼38の中間部間を連結する連結部材40とを備え、平面略H字形を呈している。2本のみぞ形鋼38は、図7に示すように、その溝部を下向きにしてレール16の支持ローラ34上に載せられ、レール16に沿って走行可能とされている。連結部材40には、2本の脚柱48を備えた門形支柱50が立設されている。
2本のみぞ形鋼38の両端部間には、前方回転軸42と後方回転軸44とが掛け渡されている。前方回転軸42及び後方回転軸44には、枠体18の下面に配置されたキャスタ26a、26b、26cがそれぞれ傾動可能に支持されている。枠体18上面には、回転刃24を支持する回転軸22、この回転軸22を回転駆動する回転駆動機構28がそれぞれ配置されている。回転軸22は連結部材40の中間部に回転自在に支持されている。回転駆動機構28は、門形支柱50の一面側に支持された受け部材に配置されている。回転駆動機構28としては、電源を要しないエンジンあるいは電動モータ等が用いられ、既存の減速機構、プーリ、ベルト27等を介して回転軸22に適度な回転力を付与する。ベルト27は、弛み過ぎないように平面3箇所に配置したプーリに張られている。
門形支柱50の他面側に、ねじ軸52と把持部材54とが配設されている。ねじ軸52は、上端にレバー状のハンドル56を有しており、門形支柱50の上部中間部に定位置で回転するように垂下されている。把持部材54は、両端の把持部が門形支柱50の脚柱48に摺動自在に嵌合され、中央部にねじ軸52を螺合させるねじ孔が設けられている。把持部材54の側面に、円盤状の回転刃24を支持する回転軸22が配設されている。ハンドル56を回してねじ軸52を回転することにより、把持部材54が門形支柱50の脚柱48に沿って上下動するようにされている。把持部材54が上下動することにより、回転軸22及び回転刃24が上下動する。
枠体18の両端部には、逆L字形支柱58とコ字形支柱60とがそれぞれ立設されている。一方の逆L字形支柱58の上部に、前方ねじ軸62が定位置で回転するように垂下されている。他方のコ字形支柱60の上部に、後方ねじ軸64が定位置で回転するように垂下されている。前方ねじ軸62と後方ねじ軸64の各上端に、リング状のハンドル56、ハンドル57が設けられ、各中間部に、リンク70、リンク72が連結されている。
リンク70は、対向配置されて端部どうしが回転可能に連結された2枚ずつの板状部材74、76からなり、板状部材74の外側端部が前方ねじ軸62に螺合され、板状部材76の外側端部が前方回転軸42に連結されている。リンク72も、リンク70と同様の構成とされて、後方ねじ軸64に螺合され、かつ後方回転軸44に連結されている。
ハンドル56又はハンドル57を、手動又は電動で回転することにより、前方ねじ軸62又は後方ねじ軸64が定位置で回転し、リンク70、リンク72を介して前方回転軸42あるいは後方回転軸44に回転力を付与し、キャスタ26a、26b、26cを傾動させる動作をする。キャスタ26a、26b、26cの動作については後述する。
枠体18に、水を収納した水タンク78が載置されている。この水タンク78の排水孔に、蛇口80を介してホース82が配設されている。例えば、切断作業時にホース82を回転刃24の取付け位置まで延ばして回転刃24を冷却したり、あるいは作業場の地面に適時砂埃防止の水撒き等を行って作業効率を高めることができる。
枠体18をレール16等に固定するための固定機構20は、図5、図7に示すように、ストッパ板84と、ストッパ板84の係止溝86に挿脱自在に嵌入されるレバー88とから構成されている。すなわち、ストッパ板84は、レール16に沿うように配置されて回転リング14に固定され、かつ上縁に係止溝86を有している。係止溝86は、ストッパ板84の上縁に、所定間隔を置いて複数箇所に設けられている。これらの複数の各係止溝86に、枠体の所定の移動距離を示す数値87(図5(b))が表示されている。数値87をその都度確認しながら切断作業を効率よく行うことができる。
レバー88は、図7に示すように、その一端部が固定部材89とピン92を介して枠体18に回動自在に取付けられ、その他端部がストッパ板84の係止溝86に係止される。
固定機構20は、移動時や回転刃24での切断時に、枠体18を、レール16、回転リング14に固定するときに使用される。この固定機構20は、2本のレール16のうち、いずれか一方にのみ設けられていればよい。
ストッパ板84に、枠体18の、レール16上での上下動を押さえるストッパピン90が設けられている。このストッパピン90としては、長めのボルトが使用されている。このボルトをストッパ板84の上縁近傍にねじ込み、さらに枠体18の上面を横断させることによって、枠体18の、レール16上での上下動を押さえる。これは、図示のように、ストッパ板84の複数箇所に設けてもよい。
キャスタ26a、26bは、枠体18の四隅に設けられ、装置の移動時には図3に示すように、回転リング14を地面31から持ち上げた状態とし、据付け時には図6に示すように、回転リング14を地面31に着地状態とするように傾動可能にされている。すなわち、枠体18の前部の2箇所に配設されたキャスタ26aには、直行キャスタが使用され、前方回転軸42に支持されている。枠体18の後部の2箇所に配設されたキャスタ26bには、自在キャスタが使用され、後方回転軸44に支持されている。2つの自在キャスタ26bの間に、補助用直行キャスタ26cが設けられ、後方回転軸44に支持されている。自在キャスタ26bと補助用直行キャスタ26cとは、図8に示すように、後方回転軸44に、後述する理由で周方向に位置をずらして取付けられている。
前方回転軸42と後方回転軸44は、それぞれハンドル56、ハンドル57を回転することにより回転して直行キャスタ26a、自在キャスタ26b及び補助用直行キャスタ26cを傾動する。なお、直行キャスタ26aは、車輪を支持する支持体が水平面で回転しない構成であり、一方向に進行するものである。また、自在キャスタ26bは、車輪を支持する支持体が水平面で自由に回転する構成であり、任意の方向に進行できるものである。補助用直行キャスタ26cは、直行キャスタ26aと同じで、車輪を支持する支持体が水平面で回転しない構成のものである。
補助用直行キャスタ26cを周方向に位置をずらして設けたのは、次の理由による。
すなわち、地面31から最も近い位置で浮上している回転リング14を地面に着地するために、キャスタ26を傾動する際に、直行キャスタ26aを傾動するときには問題は生じないが、自在キャスタ26bを傾動したときには補助用直行キャスタ26cがないと、装置全体が激しく揺動する。地面に僅かな凹凸があると、さらに激しく揺動する。これは、直行キャスタ26aはその車輪の支持体が動かない構成であるのに対して、自在キャスタ26bはその車輪の支持体が自由に回転する構成のために傾動に不安定であるからである。このような現象は、回転リング14を着地状態から地面より浮上させるために、キャスタ26を傾動する際にも生じる。
図8に示すように、回転リング14を地面31に対して浮上状態から着地状態とするために、自在キャスタ26b及び補助用直行キャスタ26cを傾動する際に、自在キャスタ26bが地面31に接しているときには補助用直行キャスタ26cは地面から離れている。次いで、自在キャスタ26bが傾動して地面31から離れる直前に補助用直行キャスタ26cが地面31に接することで、枠体18の揺動を防止する。この後、補助用直行キャスタ26cは傾動されて地面31から離れ、回転リング14が地面31に着地する。
また、補助用直行キャスタ26cは、回転リング14を着地状態から浮上状態とするために、キャスタ26を逆方向に傾動する際に、自在キャスタ26bが地面31に接する直前に、地面31に接して枠体18の揺動を防止する。次に自在キャスタ26bが地面31に接すると、補助用直行キャスタ26cは傾動されて地面から離れ、回転リング14が地面から浮上する。
次に、上述した本発明の装置によるマンホール内壁の切断方法について説明する。ここではマンホール内壁を水平方向に50mmずつ切り込み、最大150mmの深さまで切り込む場合につき説明する。このために、ストッパ板84の複数の係止溝86を50mm間隔で設けると共に、図5に示すように各係止溝86に0(ゼロ)、5、10、15の数値87を表示しておく。
先ず、図3に示す状態で装置を移動する。このときは、固定機構20のレバー88を、図5(b)に示すストッパ板84の、数値87が0(ゼロ)の係止溝86に係止しておく。
次に図6に示すように、装置を、内壁の水平切断をしようとする所定のマンホール首部30の上に置く。この位置でハンドル56、57を回しキャスタ26a、26b、26cを傾動させてマンホール首部30の上に装置を設置する。このときの、マンホール首部30と装置の回転刃24の状態を、図14(a)に示す。
図6に示した状態で固定機構20のレバー88を、ストッパ板84の、数値87が「0」(ゼロ)の係止溝86から外す。そして、回転刃24を、回転させながら、枠体18をレール16に沿って水平方向に前進移動させて図11に示すように、マンホール内壁の外面に接した状態から水平方向の50mmの深さまで切り込む。このときの、マンホール首部30と装置の回転刃24の状態を、図14(b)に示す。
この状態で、レバー88を、ストッパ板84の、数値87が「5」の係止溝86に係止し、回転刃24を自転させながら、枠体18を回転リング14を介して回転することにより回転刃24を公転させる。すなわち、回転刃24を、マンホール内壁の外面に沿って自転及び公転させながらマンホール内壁を一周して平面状円形に切断する。こうすることにより、マンホール内壁の周囲に亘って水平方向に50mmの深さまで切り込まれる。この状況を図14(c)に示す。
さらに、回転刃24を回転させながら、枠体18をレール16に沿って水平方向に前進移動させて図12に示すように、マンホール内壁の外面に接した状態から水平方向の100mmの深さまで切り込む。このときの、マンホール首部30と装置の回転刃24の状態を、図14(d)に示す。この状態で、レバー88を、ストッパ板84の、数値87が「10」の係止溝86に係止し、回転刃24を自転させながら、枠体18を回転リング14を介して回転することにより公転させる。こうすることにより、マンホール内壁の周囲に亘って水平方向に100mmの深さまで切り込まれる。この状況を図14(e)に示す。
さらに、回転刃24を、自転させながら、枠体18をレール16に沿って水平方向に前進移動させて図13に示すように、マンホール内壁の外面に接した状態から水平方向の150mmの深さまで切り込む。このときの、マンホール首部30と装置の回転刃24の状態を、図14(f)に示す。この状態で、レバー88を、ストッパ板84の、数値87が「15」の係止溝86に係止し、回転刃24を自転させながら、枠体18を回転リング14を介して回転することにより公転させる。
こうして所定の150mmの深さまでの切り込みができる。すなわち、マンホール内壁の外面に沿って回転刃24を自転及び公転させながらマンホール内壁を一周して平面状円形に切断する。
このように関連動作を数回繰り返すことによって、少しずつ切り込み無理なくマンホール内壁を所定の水平方向の深さまで切断できる。回転刃24の前進動作は、回転刃24を支持している枠体18をレール16に沿って走行させることにより行う。回転刃24の公転動作は、レール16、すなわち回転リング14に固定機構20で固定された枠体18を、回転リング14を介して回転することにより行う。
図10は、ストッパ板84の複数の係止溝86の各溝間に、枠体18の前進方向に上昇する傾斜面94を設けた例を示している。各溝間に、このような傾斜面94を設けることによって、枠体18を若干強めに押すことにより、回転刃24の各段階の前進量を計測することなく自動的に行うことができる。例えば、回転刃24を50mmずつ水平方向に前進するとき、つまり、枠体18を、図14(a)の状態から図14(b)の状態に移動するときに、レバー88が同傾斜面94を摺動して数値87が「0」(ゼロ)の係止溝86から「5」の係止溝86に自動的に移動する。枠体18を若干強めに押すことにより、回転刃24の前進移動量を計測しないで行うことができる。しかも、このようにレバー88が次の係止溝86に移動したときは係止溝86の段部により前の係止溝に後退しないようになる。したがって、回転刃24がマンホール内壁に向って所定間隔毎に前進するように、枠体18を容易かつスムーズに移動できる。
図15は、本発明装置を、坂道等の傾斜面にあるマンホール首部30の上に設置した例を示している。本発明装置は、傾斜面においても水平面に設置した場合と同様に設置することができ、しかも、回転刃24をマンホール首部30の周壁面に対して垂直に切り込みを入れることができる。
図16は実施例3のマンホール内壁切断装置を示す説明図で、(a)は同装置を前後に移動可能にした状態を示す説明図、(b)は同装置を地面に固定した状態を示す説明図である。なお、上記実施例1を示す図面と共通する部分には同一符号を付して重複説明を省略する。
ところで、上述した実施例1の装置では、枠体18の前後にそれぞれキャスタ26a、26b、26cを配設しているが、これらのキャスタを使用状態から不使用状態(同装置を地面に固定した状態)にするとき、図8に示すように前方回転軸42、後方回転軸44を中心としてそれぞれキャスタを回動するものであった。このため、回転リング14を着地させる際に、枠体18がキャスタの回転半径分だけ前方又は後方にずれるようになる。装置を所定の位置に正確に設置する必要がある場合には、キャスタの回動操作が煩雑になる。
実施例3はこのような構成を改善したものである。実施例3のマンホール内壁切断装置においては、キャスタ及び車輪を地面に対して鉛直方向に上下移動できる構成とした。他の構成は実施例1とほぼ同一であるので、重複説明はなるべく省略する。
図16は同装置を前方からみた状態を一部断面で示している。図示するように、回転リング14上の枠体18(図17)の前方端部間に前連結体102が掛け渡された状態に配設されている。前連結体102の下方には、両端に車輪106を配設した前可動支持部材103が配置されている。前連結体102と前可動支持部材103との間に、前可動支持部材103を、前連結体102対して垂直方向に上下移動させる昇降駆動機構104が設けられている。
昇降駆動機構104は、前連結体102の上面に立設された架台107と、この架台107の上部に回転自在かつ上下方向に支承された縦ねじ軸108と、この縦ねじ軸108に螺合された可動軸受体110と、一端部が可動軸受体110に連結されたガイド部材114と、縦ねじ軸108の上端に設けられたハンドル122とを備えている。ガイド部材114は、適当間隔を置いて上下方向に配置された2枚の板状部材からなり、それらの上端が可動軸受体110の下面に連結され、中間部が前連結体102に設けられた貫通孔112に挿通され、下端部が前可動支持部材103に連結されている。
次に昇降駆動機構104の動作につき説明する。
ハンドル122の取っ手を回転して縦ねじ軸108を回動したとき、可動軸受体110がガイド部材114により回動が押えられて上下方向に移動する。可動軸受体110の上下移動により、前可動支持部材103及び車輪106が一緒に鉛直方向に上下移動する。前可動支持部材103及び車輪106がガイド部材114により持ち上げられて前連結体102に向って上昇したとき、回転リング14が相対的に下降する状態となって、図16(b)に示すように、回転リング14が着地するに至る。
図示を省略したが、同装置の後方にも図16と同等の機能をもつ構成が設けられている。すなわち、回転リング14上の枠体18の後方端部間に後連結体が配設されている。この後連結体の下方には、両端にキャスタを配設した後可動支持部材が配置されている。このキャスタは図8に示すような回動をしないように取り付けられている。後連結体と後可動支持部材との間に、後可動支持部材を、後連結体に対して垂直方向に上下移動させる昇降駆動機構が設けられている。この昇降駆動機構は、上記昇降駆動機構104と同じ動作を行うものである。
枠体と前連結体及び後連結体とにより平面四角形が形成されている。前可動支持部材103及び後可動支持部材は、それぞれ前連結体102及び後連結体にほぼ平行かつ同方向に配置されている。なお、車輪106とキャスタとは、互いに、前可動支持部材103と後可動支持部材のいずれに設けられていてもよい。すなわち、前可動支持部材103の両端部にキャスタが設けられ、後可動支持部材の両端部に車輪106が設けられてもよい。キャスタは、走行方向を自在に変えられることから、装置の走行をスムーズにする役割がある。
このようにキャスタ及び車輪を、実施例1の装置の場合のように回動することなく、地面に対して鉛直方向に上下移動できるので、装置を地面の所定位置に正確に設置することができる。
図17は実施例4のマンホール内壁切断装置の要部を上からみた状態を示す説明図、図18は同要部を示す斜視図である、これらの図には上記実施例1を示す図面と共通する部分には同一符号を付してあり、重複説明を省略する。
また、上述した実施例1の装置では、枠体18が回転リング14に対してレール16を介して移動可能に載置されているが、回転リング14を着地した状態で枠体18を移動するときは人力で行うものである。しかし、現場の状況によっては、枠体18の移動は人力では重労働となり難しい場合がある。実施例4のマンホール内壁切断装置はこれを改善するものである。
図17、図18に示すように、実施例4のマンホール内壁切断装置においては、回転リング14と枠体の連結部材40との間に横ねじ軸116を設け、この横ねじ軸116をハンドル124(図16)を使って回転して回転リング14と枠体の連結部材40とを容易に相対移動できる構成とした。他の構成は実施例1とほぼ同一である。すなわち、図示するように、枠体18の連結部材40のほぼ中間部と、前連結体102に固定されたアングル126との間に、横ねじ軸116が回転自在に配設されている。横ねじ軸116の中間部に可動軸受け118が螺合されている。可動軸受け118は、回転リング14上に固定されたL型板128に横向きに固定されている。
横ねじ軸116の、前連結体102側の端部は、複数のかさ歯車130を順次介して方向の異なる伝動軸120に連結されている。伝動軸120は、枠体18の端部近傍において横ねじ軸116に対して直交する方向に起立されており、その上端にハンドル124(図16)が設けられている。
なお、横ねじ軸116は回転リング14側に回転自在に配設されてもよい。この場合にはL型板128が連結部材40側に配設され、このL型板128に可動軸受け118が配設されるように構成変更される。
次に横ねじ軸116と可動軸受け118等の動作につき説明する。
ハンドル124の取っ手を回転して伝動軸120、複数のかさ歯車130を介して横ねじ軸116を回動したとき、可動軸受け118が横ねじ軸116にそって往復動する。例えば、着地して固定状態の回転リング14に対して、可動軸受け118が往復動することにより枠体の連結部材40が相対移動する。所望の位置でハンドル操作を行って簡単に回転リング14と枠体18との相対移動を行わせることができる。
実施例1のマンホール内壁切断装置を示す斜視図。 同装置の概略を示す平面図。 同装置の概略を示す側面図。 同装置の回転リング及びレールを示す平面図。 同装置の固定機構を示す説明図で、(a)は平面図、(b)は正面図。 同装置の使用状況の説明図。 同装置の固定機構の説明図。 同装置のキャスタの使用状況の説明図。 同装置のリンク機構の説明図。 実施例2の装置の固定機構を示す説明図で、(a)は平面図、(b)は正面図。 同装置の使用状況の説明図。 同装置の使用状況の説明図。 同装置の使用状況の説明図。 同装置の使用状況の説明図。 同装置の傾斜面での使用状況の説明図。 実施例3のマンホール内壁切断装置を示す説明図で、(a)は同装置を移動可能にした状態を示す説明図、(b)は同装置を地面に固定した状態を示す説明図。 実施例4のマンホール内壁切断装置を示す説明図。 同装置の要部を示す斜視図。
符号の説明
14 回転リング
16 レール
18 枠体
20 固定機構
22 回転軸
24 回転刃
26a 直行キャスタ
26b 自在キャスタ
26c 補助用直行キャスタ
27 ベルト
28 回転駆動機構
29 ローラ
30 マンホール首部
31 地面
32 山形鋼
34 支持ローラ
36 押えローラ
38 みぞ形鋼
40 連結部材
42 前方回転軸
44 後方回転軸
46 連結部材
48 脚柱
50 門形支柱
54 把持部材
56 ハンドル
57 ハンドル
58 逆L字形支柱
60 コ字形支柱
62 前方ねじ軸
64 後方ねじ軸
70 リンク
72 リンク
74 板状部材
76 板状部材
78 水タンク
80 蛇口
82 ホース
84 ストッパ板
86 係止溝
87 数値
88 レバー
90 ストッパピン
92 ピン
94 傾斜面

Claims (11)

  1. 水平面で回転する回転リングと、
    前記回転リングに配設され、同回転リングと共に水平面で回転するレールと、
    前記レールの上に移動可能に載置された枠体と、
    前記枠体を、前記レール又は前記回転リングに一時的に固定する固定機構と、
    前記枠体に、前記回転リング内を挿通移動可能に配設された回転軸と、
    前記回転軸に設けられた円盤状の回転刃と、
    前記枠体に配設され、かつ移動時には前記回転リングを持ち上げた状態とし、据付け時には前記回転リングを着地状態とするように傾動可能にされたキャスタと、
    前記回転軸を回転駆動する回転駆動機構とを備えたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  2. 水平面で回転する回転リングと、
    前記回転リングに配設され、同回転リングと共に水平面で回転するレールと、
    前記レールの上に移動可能に並列に載置される2本の形鋼とこれらの形鋼の中間部間を連結した連結部材とからなり、平面略H字形を呈する枠体と、
    前記枠体を、前記レール又は前記回転リングに一時的に固定する固定機構と、
    前記枠体に、前記回転リング内を挿通移動可能に配設された回転軸と、
    前記回転軸に設けられた円盤状の回転刃と、
    前記回転軸を回転駆動する回転駆動機構と、
    前記枠体の両端部間にそれぞれ掛け渡されて、平面四角形を呈するように設けられた前連結体及び後連結体と、
    前記前連結体及び後連結体の下位にそれぞれ配置された前可動支持部材及び後可動支持部材と、
    前記前可動支持部材及び後可動支持部材を、前記前連結体及び後連結体に対してそれぞれ垂直方向に上下移動させる昇降駆動機構と、
    前記前可動支持部材及び後可動支持部材のいずれか一方に配設された、車輪を支持する支持体が水平面で自由に回転する構成の自在キャスタ及びその他方に配設された、車輪を支持する支持体が水平面で回転しない構成の車輪とを備えたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  3. 請求項1又は2に記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記レールは、2本の山形鋼を、前記回転リング上に適当間隔を置いて並列配置すると共に固定し、かつ、前記2本の山形鋼に、それぞれ前記枠体を支持する複数の支持ローラを間隔を置いて配設したものであり、
    前記枠体は、2本のみぞ形鋼を、その溝部を下向きにして前記レールの支持ローラ上に載置されるものであることを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  4. 請求項1又は2に記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記固定機構は、前記レールに沿うように配置されて前記回転リングに固定され、かつ上縁に係止溝を有するストッパ板と、
    前記枠体に回動自在に配設され、かつ回動により一部が前記ストッパ板の前記係止溝に挿脱自在に嵌入されるレバーとからなるものであることを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  5. 請求項4に記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記ストッパ板の前記係止溝は、前記ストッパ板の上縁に、所定間隔を置いて複数箇所に設けられたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  6. 請求項4に記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記係止溝は、ストッパ板の上縁に、所定間隔を置いて複数箇所に設けられ、かつ、各溝に、前記枠体の前進方向に上昇する傾斜面と同傾斜面の端部を仕切る段部とが順次設けられて単鋸歯状を呈するようにしたものであることを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  7. 請求項5又は6に記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記複数の各係止溝に、枠体の所定の移動距離を示す数値を表示したことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  8. 請求項4に記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記ストッパ板に、前記枠体の、前記レール上での上下動を押さえるストッパピンを設けたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記枠体に、水を収納した水タンクを載置し、この水タンクの排水孔に、蛇口を介してホースを連結したことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  10. 請求項2に記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記昇降駆動機構は、
    前記前連結体及び後連結体の各上面にそれぞれ起立された架台と、
    前記架台に回転自在かつ上下方向に支承された縦ねじ軸と、
    前記ねじ軸に螺合された可動軸受体と、
    一端部が前記可動軸受体に連結され、中間部が前記前連結体及び後連結体にそれぞれ設けられた貫通孔に挿通され、他端部が前記前可動支持部材及び後可動支持部材にそれぞれ連結されたガイド部材とを備えたことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載のマンホール内壁切断装置において、
    前記回転リングと前記枠体のいずれか一方に横ねじ軸を回転自在に配設し、その他方に前記横ねじ軸に螺合されて前記横ねじ軸の回転により往復動する可動軸受けを配設し、
    前記枠体に、前記横ねじ軸を回転させる伝動軸を配設したことを特徴とするマンホール内壁切断装置。
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